JPH05505337A - 不活性ガスを精製してそこからルイス酸および酸化剤不純物を除去するための方法、組成物および装置 - Google Patents
不活性ガスを精製してそこからルイス酸および酸化剤不純物を除去するための方法、組成物および装置Info
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- JPH05505337A JPH05505337A JP90505716A JP50571690A JPH05505337A JP H05505337 A JPH05505337 A JP H05505337A JP 90505716 A JP90505716 A JP 90505716A JP 50571690 A JP50571690 A JP 50571690A JP H05505337 A JPH05505337 A JP H05505337A
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)表面積が1グラム当たり約30〜約1000平方メートルの範囲であ りそして少なくとも約300℃に及んで熱安定性を示す不活性無機支持体;およ び (b)支持体1リットル当たり約1モル〜約5モルの濃度で上記支持体の上に存 在しており、そして該支持体の上に有機金屑系前駆体を堆積させた後、上記支持 体上で、 (i)有機金属系前駆体が、式MR(ここで、MはIA族の金属であり、そして Rはアルキルである)を有する有機金属化合物であり、そして選択した高温が、 約150℃〜約210℃の範囲である;(ii)有機金属系前駆体が、式M(R )2(ここで、MはIIA族の金属であり、そしてRはアルキルである)を有す る有機金属化合物であり、そして選択した高温が、約150℃〜210℃の範囲 である;および (iii)有機金属系前駆体が、式M(R)3(ここで、MはIIIrA族の金 属であり、そしてRはアルキルである)を有する有機金属化合物であり、そして 選択した高温が、約150℃〜約250℃の範囲である; から成る群から選択される、上記選択した高温で上記有機金属系前駆体の熱分解 を行う、ことで製造した活性捕捉種;から成る、不活性ガス混合物を精製してそ こからルイス酸および酸化剤不純物を除去するに有効性を示す捕捉剤。 2.上記支持体が、アルミナ、シリカ、アルミノシリケート頬、ケイソウ土、炭 素、並びにそれらの混合物、合金および複合体から成る群から選択される材料で 作られている請求の範囲1記載の捕捉剤。 3.アルミナ支持体を含んでいる請求の範囲1記載の捕捉剤。 4.上記有機金属系前駆体が、リチウム、ナトリウムおよびカリウムから成る群 から選択される金属を含んでいるアルキル金属化合物である請求の範囲1記載の 捕捉剤。 5.上記有機金属系前駆体が、マグネシウム、バリウムおよびカルシウムから成 る群から選択される金属を含んでいるアルキル金属化合物である請求の範囲1記 載の捕捉剤。 6.上記有機金属系前躯体が、それの金属成分としてアルミニウムを含んでいる アルキル金属化合物である請求の範囲1記載の捕捉剤。 7.水捕捉能力が、上記捕捉剤の床1リットル当たり約15〜約30リットルの 気体状水から成る、ことを特徴とする請求の範囲1記載の捕捉剤。 8.上記有機金属系前駆体がブチルリチウムである請求の範囲1記載の捕捉剤。 9.上記有機金属系前駆体がジブチルマグネシウムである請求の範囲1記載の捕 捉剤。 10.上記有機金属系前駆体がトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ ムおよび水素化ジイソブチルアルミニウムから成る群から選択される請求の範囲 1記載の捕捉剤。 11.捕捉能力が、上記捕捉剤の床1リットル当たり約20〜約30リットルの 気体状水から成る、ことを特徴とする請求の範囲1記載の捕捉剤。 12,(a)表面積が1グラム当たり約30〜約1000平方メートルの範囲で ありそして少なくとも約300℃に及んで熱安定性を示す不活性無機支持体;お よび (b)支持体1リットル当たり約1モル〜約5モルの濃度で上記支持体の上に存 在しており、そして該支持体上に有機金属系前駆体を堆積させた後、上記支持体 上で、 (i)有機金属系前駆体が、式MR(ここで、MはIA族の金属であり、そして Rはアルキルである)を有する有機金属化合物であり、そして選択した高温が、 約150℃〜約210℃の範囲である;(ii)有機金属系前駆体が、式M(R )2(ここで、MはIIA族の金属であり、そしてRはアルキルである)を有す る有機金属化合物であり、そして選択した高温が、約150℃〜約210℃の範 囲である;および (iii)有機金属系前駆体が、式M(R)3(ここで、MはIIIA族の金属 であり、そしてRはアルキルである)を有する有機金属化合物であり、そして選 択した高温が、約150℃〜約250℃の範囲である; から成る群から選択される、上記選択した高温で上記有機金属系前駆体の熱分解 を行う、ことで製造した活性捕捉種;から成る捕捉剤に、不活性ガス混合物を接 触させることから成る、不活性ガスを精製してそこからルイス酸および酸化剤不 純物を除去する方法。 13.上記不活性ガス混合物が、(i)窒素、水素、ヘリウム、アルゴン、ネオ ン、炭化水素、アンモニア、シランおよびゲルマンから成る群から選択される主 要成分と(ii)ルイス酸、酸化剤、およびそれらの混合物から成る群から選択 される不純物と、から成る請求の範囲12記載の方法。 14.上記不活性ガス混合物が、脂肪族炭化水素、オレフィン類、およびそれら の混合物から成る群から選択される主要成分を含んでいる請求の範囲12記載の 方法。 15.(a)(i)表面積が1グラム当たり約30〜約1000平方メートルの 範囲でありそして少なくとも約300℃に及んで熱安定性を示す不活性無機支持 体;および (ii)支持体1リットル当たり約1モル〜約5モルの濃度で上記支持体の上に 存在しており、そして有機金属系前駆体から成る支持体の上に堆積させた後、上 記支持体上で、(A)有機金鋼系前駆体が、式MR(ここで、MはIA族の金属 であり、そしてRはアルキルである)を有する有機金属化合物であり、そして選 択した高温が、約150℃〜約210℃の範囲である; (B)有機金属系前駆体が、式M(R)2(ここで、MはIIA族の金属であり 、そしてRはアルキルである)を有する有機金属化合物であり、そして選択した 高温が、約150℃〜約210℃の範囲である;および (C)有機金属系前駆体が、式M(R)3(ここで、MはIIIA族の金属であ り、そしてRはアルキルである)を有する有機金重化合物であり、そして選択し た高温が、約150℃〜約250℃の範囲である; から成る群から選択される、上記選択した高温で上記有機金属系前駆体の熱分解 を生じさせる、ことによって製造した活性捕捉種;から成る捕捉剤の床が入って いる容器;(b)不純物含有不活性ガスを該容器に導入するための手段;および (c)不純物を除去した不活性ガスを該容器から排出させるための手段; から成る、不活性ガス混合物を精製してそこからルイス酸および酸化剤不純物を 除去するための装置。 16.上記支持体が、アルミナ、シリカ、アルミノシリケート類、ケイソウ土、 炭素、並びにそれらの混合物、合金および複合体から成る群から選択される材料 で作られている請求の範囲25記載の装置。 17.上記捕捉剤床が、上記床1リットル当たり約15〜約30リットルの酸素 から成る不純物除去能力を有する請求の範囲15記載の装置。 18.上記捕捉剤床が、上記床1リットル当たり約20〜約30リットルの気体 状水から成る不純物除去能力を有する請求の範囲15記載の装置。 19,上記有機金属系前駆体がブチルリチウム、ジブチルマグネシウム、トリメ チルアルミニウム、トリエチルアルミニウムおよび水素化ジイソブチルアルミニ ウムから成る群から選択される請求の範囲15記載の装置。 20.(a)表面積が1グラム当たり約30〜約1000平方メートルの範囲で ありそして少なくとも約300℃に及んで熱安定性を示す不活性無機支持体を供 給し; (b)支持体1リットル当たり約1モル〜約5モルの濃度で、上記無機支持体の 上に、 (i)式MR(ここで、MはIA族の金属であり、そしてRはアルキルである) を有する有機金属化合物:(ii)式M(R)2(ここで、MはIIA族の金属 であり、そしてRはアルキルである)を有する有機金属化合物;および(iii )式M(R)3(ここで、MはIIIA族の金属であり、そしてRはアルキルで ある)を有する有機金属化合物:から成る群から選択される有機金属系前駆体を 堆積させ;そして(c)有機金属系前駆体(b)(i)および(b)(ii)に 関しては約150℃〜約210℃・そして有機金属系前駆体(b)(iii)に 関しては約150℃〜約250℃の温度で、該支持体上で有機金属系前駆体の熱 分解を生じさせる;段階から成る、不活性ガス混合物を精製してそこからルイス 酸および酸化剤不純物を除去するに有効性を示す捕捉剤の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1990/001700 WO1991015868A1 (en) | 1987-03-24 | 1990-03-30 | Process, composition, and apparatus for purifying inert gases to remove lewis acid and oxidant impurities therefrom |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05505337A true JPH05505337A (ja) | 1993-08-12 |
JP3001627B2 JP3001627B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003526505A (ja) * | 2000-03-16 | 2003-09-09 | ポール・コーポレーション | 反応性媒体、その使用方法、及び流体を清浄化するためのアセンブリ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003526505A (ja) * | 2000-03-16 | 2003-09-09 | ポール・コーポレーション | 反応性媒体、その使用方法、及び流体を清浄化するためのアセンブリ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69024976D1 (de) | 1996-02-29 |
DE69024976T2 (de) | 1996-08-22 |
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