JPH0550503U - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

回転磁気ヘッド装置

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JPH0550503U
JPH0550503U JP9944091U JP9944091U JPH0550503U JP H0550503 U JPH0550503 U JP H0550503U JP 9944091 U JP9944091 U JP 9944091U JP 9944091 U JP9944091 U JP 9944091U JP H0550503 U JPH0550503 U JP H0550503U
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary
magnetic head
transformer
drum
fixed
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Withdrawn
Application number
JP9944091U
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English (en)
Inventor
秀夫 北沢
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドと回転側ロータリートランスとの
間を電気的に接続するにあたり、配線処理の煩雑さを解
消すると共に外観上の見苦しさをなくすようにする。 【構成】 回転ドラム24の下面側である回転側ロータ
リートランス22にフレキシブル基板33を設け、この
一端である折曲部33Aをその押圧力によって磁気ヘッ
ド28のベース基板30に圧接すると共に、その他端を
回転側ロータリートランス22のトランス線38に半田
付けする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオテープレコーダ、デジタルオーディオテープレコーダなどに 適用可能な回転磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオテープレコーダ、デジタルオーディオテープレコーダなどの回転磁気ヘ ッド装置として、従来図4に示したような構造が知られている。1は回転ドラム で下ドラムとしての固定ドラム(図示していない)の上方に対向して上ドラムと して回転自在に設けられており、この回転ドラム1の下面側には磁気ヘッド4が ねじ5によって取り付けられている。磁気ヘッド4と回転ドラム1との間にはヘ ッド高さ調整用スペーサ3が介在され、また回転ドラム1には高さ調整ねじ2の 先端が磁気ヘッド4に当接するようにねじ込まれており、これによって磁気ヘッ ド4の高さが調整可能になっている。
【0003】 磁気ヘッド4は第1及び第2のチャンネルとして用いられる2個が、回転軸を 中心として対称位置に取り付けられている。回転ドラム1の上面側には配線基板 7が取り付けられ、この配線基板7には磁気ヘッド4のコイル端から引き出され たリード線6が電極11に半田付けされ、さらにこの電極11を介してリード線 8が回転側ロータリートランス9に半田付けされている。図5は回転ドラム1の 平面図、図6は回転ドラム1の底面図を示している。また、図7は磁気ヘッド4 と回転側ロータリートランス9及び固定側ロータリートランス10を有するロー タリートランスとの接続状態の回路図を示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来の回転磁気ヘッド装置では、磁気ヘッド4と回転側ロータリート ランス9との間を電気的に接続するにあたり、回転ドラム1の上面側に設けた配 線基板7に対して磁気ヘッド4からのリード線6及び回転側ロータリートランス 9からのリード線8を半田付けして接続しているので、配線処理が煩雑になると 共に外観上見苦しくなるという問題がある。
【0005】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、磁気ヘッドと回転側ロ ータリートランスとの間の電気的な接続を回転ドラムの下面側で行うようにした 回転磁気ヘッド装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、回転ドラムと一体回転する回転側ロータ リートランスと、固定ドラムに固定された固定側ロータリートランスとを有し、 上記回転ドラムに磁気ヘッドが取り付けられてなる回転磁気ヘッド装置において 、上記回転側ロータリートランスにフレキシブル基板を設け、このフレキシブル 基板の一端を磁気ヘッドのベース基板に圧接すると共に、その他端に回転側ロー タリートランスのトランス線を半田付けしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
回転側ロータリートランスに設けたフレキシブル基板の一端を磁気ヘッドのベ ース基板に圧接すると共に、その他端を回転側ロータリートランスのトランス線 を半田付けするように接続する。これによって回転ドラムの下面側で、磁気ヘッ ドと回転側ロータリートランスとの間の電気的な接続を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の回転磁気ヘッド装置の実施例を示す断面図で、15は下ドラム としての固定ドラムで適宜の不動部に固定されており、この固定ドラム15の中 心軸線方向の孔26内には軸受27を介して回転軸16が回転自在に支持されて いる。また、固定ドラム15の下面側にはモータ17のステータ18が固定され 、モータ17のロータ19は回転軸16に圧入されることにより固定されている 。これによって、回転軸16はモータ17により回転駆動される。固定ドラム1 5の上面側にはロータリートランス20の固定側ロータリートランス21が固定 されている。
【0009】 上記回転軸16には、固定ドラム15の上方において上ドラムとしての回転ド ラム24が圧入により固定されている。この回転ドラム24の下方のボス状の部 分には、ロータリートランス20の回転側ロータリートランス22が固定されて いる。この回転側ロータリートランス22と固定側ロータリートランス21とは 、所定の僅かな間隙を介して対向している。
【0010】 回転ドラム24の下面側には磁気ヘッド28が取付けねじ29によって取り付 けられている。この磁気ヘッド28には、図3に示すようにベース基板30が取 り付けられ、ねじ挿通孔31を介してベース基板30は上記取付けねじ29によ って固定される。一方、回転側ロータリートランス22の上面側にはフレキシブ ル基板33が設けられ、このフレキシブル基板33には折曲部33Aが形成され 、この折曲部33Aの押圧力によってベース基板30に対して矢印方向に圧接可 能になっている。
【0011】 図2は磁気ヘッド28と回転側ロータリートランス22との間の電気的な接続 方法を示している。回転側ロータリートランス22の上面側には図3のフレキシ ブル基板33が設けられ、また、磁気ヘッド28にはベース基板30が設けられ た状態で、フレキシブル基板33はその折曲部33Aが押圧力によってベース基 板30に圧接されることにより電気的に接続される。すなわち、フレキシブル基 板33には予め一対の導電パターン34,35が形成されており、磁気ヘッド2 8に導通するベース基板30上の一対の電極36に上記導電パターン34,35 の一端が接するようにフレキシブル基板33を圧接する。
【0012】 一方、フレキシブル基板33上の一対の導電パターン34,35の他端は、回 転側ロータリートランス22のトランス線38に導通する一対の電極37に半田 付けされることにより電気的に接続される。
【0013】 このようなフレキシブル基板33及びベース基板30を用いた電気的な接続は 、180°隔てて回転ドラム24に設けられている他のチャンネル用の磁気ヘッ ドに対しても同様に行われるが、図2ではその図示を省略している。
【0014】 このような本実施例によれば、回転ドラム24の下面側である回転側ロータリ ートランス22にフレキシブル基板33を設けると共に、磁気ヘッド28にベー ス基板30を設け、そのフレキシブル基板33の一端を磁気ヘッド28のベース 基板30に圧接させ、一方その他端を回転側ロータリートランス22のトランス 線38に半田付けすることにより電気的な接続を行うことができる。従って、磁 気ヘッド28と回転側ロータリートランス22との電気的な接続は、回転ドラム 24の下面側で行われるので配線処理の煩雑さを解消することができる。特に本 実施例のようにフレキシブル基板33を利用することにより、その電気的な接続 は磁気ヘッド28側に対しては半田付けが不要となるので、簡単な作業で接続す ることができるようになる。また、配線は表面には現われないので外観上見苦し くなることもない。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、回転ドラムの下面側にフレキシブル基板を 設け、このフレキシブル基板の一端を磁気ヘッドのベース基板に圧接させると共 に、その他端を回転側ロータリートランスのトランス線に半田付けすることによ り磁気ヘッドと回転側ロータリートランスとの間を電気的に接続するようにした ので、配線処理の煩雑さを解消できると共に、外観上の見苦しさをなくすことが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転磁気ヘッド装置の実施例を示す断
面図である。
【図2】本実施例における磁気ヘッドと回転側ロータリ
ートランスとの接続方法を示す平面図である。
【図3】本実施例に用いられるフレキシブル基板とベー
ス基板との配置関係を示す斜視図である。
【図4】従来の回転磁気ヘッド装置に用いられる回転ド
ラムを示す断面図である。
【図5】従来の回転磁気ヘッド装置に用いられる回転ド
ラムを示す平面図である。
【図6】従来の回転磁気ヘッド装置に用いられる回転ド
ラムを示す底面図である。
【図7】磁気ヘッドとロータリートランスの接続状態を
示す回路図である。
【符号の説明】
15 固定ドラム 20 ロータリートランス 21 固定側ロータリートランス 22 回転側ロータリートランス 24 回転ドラム 28 磁気ヘッド 30 ベース基板 33 フレキシブル基板 33A 折曲部 34,35 導電パターン 38 トランス線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムと一体回転する回転側ロータ
    リートランスと、固定ドラムに固定された固定側ロータ
    リートランスとを有し、上記回転ドラムに磁気ヘッドが
    取り付けられてなる回転磁気ヘッド装置において、上記
    回転側ロータリートランスにフレキシブル基板を設け、
    このフレキシブル基板の一端を磁気ヘッドのベース基板
    に圧接すると共に、その他端に回転側ロータリートラン
    スのトランス線を半田付けし導通をはかったことを特徴
    とする回転磁気ヘッド装置。
JP9944091U 1991-11-07 1991-11-07 回転磁気ヘッド装置 Withdrawn JPH0550503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9944091U JPH0550503U (ja) 1991-11-07 1991-11-07 回転磁気ヘッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9944091U JPH0550503U (ja) 1991-11-07 1991-11-07 回転磁気ヘッド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550503U true JPH0550503U (ja) 1993-07-02

Family

ID=14247469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9944091U Withdrawn JPH0550503U (ja) 1991-11-07 1991-11-07 回転磁気ヘッド装置

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JP (1) JPH0550503U (ja)

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Effective date: 19960208