JPH0550486A - 多段式熱可塑性樹脂押出装置 - Google Patents
多段式熱可塑性樹脂押出装置Info
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- JPH0550486A JPH0550486A JP3209294A JP20929491A JPH0550486A JP H0550486 A JPH0550486 A JP H0550486A JP 3209294 A JP3209294 A JP 3209294A JP 20929491 A JP20929491 A JP 20929491A JP H0550486 A JPH0550486 A JP H0550486A
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- thermoplastic resin
- stage
- resin
- additive
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/535—Screws with thread pitch varying along the longitudinal axis
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- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/06—Rod-shaped
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- B29C48/385—Plasticisers, homogenisers or feeders comprising two or more stages using two or more serially arranged screws in separate barrels
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】前段の押出機から熱可塑性樹脂が供給される後
段の押出機に対して容易に添加剤の供給を行う。 【構成】添加剤１３を供給する第２段の押出機１１のス
クリュー１６の上流部分の外周に、樹脂の抵抗となる樹
脂圧力低減ゾーン形成ピース２０を鍔状に設ける。これ
により樹脂圧力低減ゾーン形成ピース２０の下流側のシ
リンダー１２内に、樹脂圧力の低い樹脂圧力低減ゾーン
２１を形成する。この樹脂圧力低減ゾーン２１に、予め
液状にされた添加剤１３をポンプ１５により供給する。
段の押出機に対して容易に添加剤の供給を行う。 【構成】添加剤１３を供給する第２段の押出機１１のス
クリュー１６の上流部分の外周に、樹脂の抵抗となる樹
脂圧力低減ゾーン形成ピース２０を鍔状に設ける。これ
により樹脂圧力低減ゾーン形成ピース２０の下流側のシ
リンダー１２内に、樹脂圧力の低い樹脂圧力低減ゾーン
２１を形成する。この樹脂圧力低減ゾーン２１に、予め
液状にされた添加剤１３をポンプ１５により供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の押出機が順次
連結されて熱可塑性樹脂の押出しを行う多段式熱可塑性
樹脂押出装置に関するものである。
連結されて熱可塑性樹脂の押出しを行う多段式熱可塑性
樹脂押出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の多段式熱可塑性樹脂押出
装置は、図４に示すように、第１段の押出機１のシリン
ダー２内にホッパー３から熱可塑性樹脂のペレットを供
給し、該ペレットをシリンダー２内で加熱溶融しつつス
クリュー４で混練して出口側に搬送する。この搬送の途
中で、予め加熱により液状にした高融点の添加剤５をそ
の収容容器６からポンプ７で該押出機１内に注入する場
合もある。該押出機１の出口側に搬送されてきた溶融熱
可塑性樹脂は、微細な異物を除去する目的で設けられた
超極細メッシュのスクリーンで構成されたスクリーンパ
ック８と、ブレーカープレート９とを通過する。
装置は、図４に示すように、第１段の押出機１のシリン
ダー２内にホッパー３から熱可塑性樹脂のペレットを供
給し、該ペレットをシリンダー２内で加熱溶融しつつス
クリュー４で混練して出口側に搬送する。この搬送の途
中で、予め加熱により液状にした高融点の添加剤５をそ
の収容容器６からポンプ７で該押出機１内に注入する場
合もある。該押出機１の出口側に搬送されてきた溶融熱
可塑性樹脂は、微細な異物を除去する目的で設けられた
超極細メッシュのスクリーンで構成されたスクリーンパ
ック８と、ブレーカープレート９とを通過する。
【０００３】第１段の押出機１から押出された溶融熱可
塑性樹脂は、連続的に樹脂温度制御筒１０に導き、適当
な樹脂温度に冷却した後、第２段の押出機１１のシリン
ダー１２内に供給する。第２段の押出機１１では、加熱
により予め液状にした添加剤１３をその収容容器１４か
らポンプ１５で該押出機１１のシリンダー１２内に注入
した後、スクリュー１６で該溶融熱可塑性樹脂と混練し
て押出し、クロスヘッド１７に供給する。クロスヘッド
１７では、該溶融熱可塑性樹脂を導体１８の外周に押出
し被覆し、プラスチック絶縁ケーブル１９を製造する。
塑性樹脂は、連続的に樹脂温度制御筒１０に導き、適当
な樹脂温度に冷却した後、第２段の押出機１１のシリン
ダー１２内に供給する。第２段の押出機１１では、加熱
により予め液状にした添加剤１３をその収容容器１４か
らポンプ１５で該押出機１１のシリンダー１２内に注入
した後、スクリュー１６で該溶融熱可塑性樹脂と混練し
て押出し、クロスヘッド１７に供給する。クロスヘッド
１７では、該溶融熱可塑性樹脂を導体１８の外周に押出
し被覆し、プラスチック絶縁ケーブル１９を製造する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多段式熱可塑性樹脂押出装置では、第２段の
押出機１１には第１段の押出機１で樹脂圧力が高められ
た溶融熱可塑性樹脂が供給されるので、該第２段の押出
機１のシリンダー１２内に添加剤１３を注入するとき、
樹脂圧力が高くて注入が困難になる問題点があった。
うな従来の多段式熱可塑性樹脂押出装置では、第２段の
押出機１１には第１段の押出機１で樹脂圧力が高められ
た溶融熱可塑性樹脂が供給されるので、該第２段の押出
機１のシリンダー１２内に添加剤１３を注入するとき、
樹脂圧力が高くて注入が困難になる問題点があった。
【０００５】本発明の目的は、前段の押出機から熱可塑
性樹脂が供給される後段の押出機に対して容易に添加剤
の供給を行うことができる多段式熱可塑性樹脂押出装置
を提供することにある。
性樹脂が供給される後段の押出機に対して容易に添加剤
の供給を行うことができる多段式熱可塑性樹脂押出装置
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の構成を説明すると、本発明は複数台の押出機が前
段の押出機から後段の押出機に熱可塑性樹脂を供給する
ように順次連結され、２段目以後の押出機内の熱可塑性
樹脂に添加剤が加えられて混練が行われる多段式熱可塑
性樹脂押出装置において、前記添加剤の注入が行われる
前記後段の押出機には前記添加剤の注入位置に対応して
樹脂圧力低減ゾーンが設けられていることを特徴とす
る。
発明の構成を説明すると、本発明は複数台の押出機が前
段の押出機から後段の押出機に熱可塑性樹脂を供給する
ように順次連結され、２段目以後の押出機内の熱可塑性
樹脂に添加剤が加えられて混練が行われる多段式熱可塑
性樹脂押出装置において、前記添加剤の注入が行われる
前記後段の押出機には前記添加剤の注入位置に対応して
樹脂圧力低減ゾーンが設けられていることを特徴とす
る。
【０００７】
【作用】このように添加剤の注入が行われる後段の押出
機に、その添加剤の注入位置に対応して樹脂圧力低減ゾ
ーンを設けると、前段の押出機から圧力が高められた熱
可塑性樹脂が供給されていても、添加剤の注入を容易に
行うことができる。
機に、その添加剤の注入位置に対応して樹脂圧力低減ゾ
ーンを設けると、前段の押出機から圧力が高められた熱
可塑性樹脂が供給されていても、添加剤の注入を容易に
行うことができる。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明に係る多段式熱可塑性樹脂押
出装置の一実施例を示したものである。本実施例は、プ
ラスチック絶縁ケーブルの絶縁被覆ラインに本発明を適
用した例を示したものである。なお、前述した図４と対
応する箇所には、同一符号を付けて示している。
出装置の一実施例を示したものである。本実施例は、プ
ラスチック絶縁ケーブルの絶縁被覆ラインに本発明を適
用した例を示したものである。なお、前述した図４と対
応する箇所には、同一符号を付けて示している。
【０００９】図示のように、本実施例の多段式熱可塑性
樹脂押出装置では、添加剤１３を供給する第２段の押出
機１１のスクリュー１６の上流部分の外周に、樹脂の抵
抗となる樹脂圧力低減ゾーン形成ピース２０が鍔状に設
けられている。これにより該樹脂圧力低減ゾーン形成ピ
ース２０の下流側のシリンダー１２内には、樹脂圧力の
低い樹脂圧力低減ゾーン２１が形成されている。
樹脂押出装置では、添加剤１３を供給する第２段の押出
機１１のスクリュー１６の上流部分の外周に、樹脂の抵
抗となる樹脂圧力低減ゾーン形成ピース２０が鍔状に設
けられている。これにより該樹脂圧力低減ゾーン形成ピ
ース２０の下流側のシリンダー１２内には、樹脂圧力の
低い樹脂圧力低減ゾーン２１が形成されている。
【００１０】この樹脂圧力低減ゾーン２１に、予め液状
にされた添加剤１３がポンプ１５により供給されるよう
になっている。
にされた添加剤１３がポンプ１５により供給されるよう
になっている。
【００１１】また、該スクリュー１６の外周には、該添
加剤１３の注入位置より出口側に位置させて、該スクリ
ュー１６の他の部分より高い剪断力で混練を行う高剪断
混練部２２が設けられている。高剪断混練部２２は、例
えば図２に示すようにスクリュー１６の羽根のピッチを
狭くすることにより形成することができる。
加剤１３の注入位置より出口側に位置させて、該スクリ
ュー１６の他の部分より高い剪断力で混練を行う高剪断
混練部２２が設けられている。高剪断混練部２２は、例
えば図２に示すようにスクリュー１６の羽根のピッチを
狭くすることにより形成することができる。
【００１２】次に、このような多段式熱可塑性樹脂押出
装置で、プラスチック絶縁ケーブル１９を製造する例を
説明する。
装置で、プラスチック絶縁ケーブル１９を製造する例を
説明する。
【００１３】第１段の押出機１のシリンダー２内にホッ
パー３から熱可塑性樹脂のペレットを供給し、該ペレッ
トをシリンダー２内で加熱溶融しつつスクリュー４で混
練して出口側に搬送する。この搬送の途中で、高融点の
添加剤５として老化防止剤を予め加熱して液状にしてそ
の収容容器６からポンプ７で該押出機１内に注入し、ス
クリュー４で溶融熱可塑性樹脂と混練する。該押出機１
の出口側に搬送されてきた溶融熱可塑性樹脂は、微細な
異物を除去する目的で設けられた超極細メッシュのスク
リーンで構成されたスクリーンパック（この例では、10
0 メッシュ，200 メッシュ，500 メッシュのスクリーン
パック）８と、ブレーカープレート９とを通過する。
パー３から熱可塑性樹脂のペレットを供給し、該ペレッ
トをシリンダー２内で加熱溶融しつつスクリュー４で混
練して出口側に搬送する。この搬送の途中で、高融点の
添加剤５として老化防止剤を予め加熱して液状にしてそ
の収容容器６からポンプ７で該押出機１内に注入し、ス
クリュー４で溶融熱可塑性樹脂と混練する。該押出機１
の出口側に搬送されてきた溶融熱可塑性樹脂は、微細な
異物を除去する目的で設けられた超極細メッシュのスク
リーンで構成されたスクリーンパック（この例では、10
0 メッシュ，200 メッシュ，500 メッシュのスクリーン
パック）８と、ブレーカープレート９とを通過する。
【００１４】このようにして第１段の押出機１は、添加
剤５を混練した溶融熱可塑性樹脂を、超極細メッシュの
スクリーンパック８を無理なく通過できる粘度になる樹
脂温度で押出す。この高温の溶融熱可塑性樹脂を、樹脂
温度制御筒１０で適当な樹脂温度に冷却した後、第２段
の押出機１１のシリンダー１２内に供給する。
剤５を混練した溶融熱可塑性樹脂を、超極細メッシュの
スクリーンパック８を無理なく通過できる粘度になる樹
脂温度で押出す。この高温の溶融熱可塑性樹脂を、樹脂
温度制御筒１０で適当な樹脂温度に冷却した後、第２段
の押出機１１のシリンダー１２内に供給する。
【００１５】第２段の押出機１１では、供給された溶融
熱可塑性樹脂が樹脂圧力低減ゾーン形成ピース２０によ
りある程度堰止められるので、その下流側のシリンダー
１２内に樹脂圧力の低い樹脂圧力低減ゾーン２１が形成
される。
熱可塑性樹脂が樹脂圧力低減ゾーン形成ピース２０によ
りある程度堰止められるので、その下流側のシリンダー
１２内に樹脂圧力の低い樹脂圧力低減ゾーン２１が形成
される。
【００１６】この樹脂圧力低減ゾーン２１に対して架橋
剤の如き添加剤１３を、ポンプ１５で容器１４から供給
する。樹脂圧力低減ゾーン２１は、樹脂圧力が他の部分
より低くなっているので、添加剤１３を容易にシリンダ
ー１２内に注入することができる。添加剤１３としは、
例えば架橋剤（融点40℃）を液状にして用いる。
剤の如き添加剤１３を、ポンプ１５で容器１４から供給
する。樹脂圧力低減ゾーン２１は、樹脂圧力が他の部分
より低くなっているので、添加剤１３を容易にシリンダ
ー１２内に注入することができる。添加剤１３としは、
例えば架橋剤（融点40℃）を液状にして用いる。
【００１７】添加剤１３は、シリンダー１２内に注入さ
れた直後から、溶融熱可塑性樹脂との粘度差及び該添加
剤１３の流動特性からスクリュー１６の表面に集まり、
溶融熱可塑性樹脂との混練がなされ難い状態になる。
れた直後から、溶融熱可塑性樹脂との粘度差及び該添加
剤１３の流動特性からスクリュー１６の表面に集まり、
溶融熱可塑性樹脂との混練がなされ難い状態になる。
【００１８】しかるに、本実施例では、添加剤１３の注
入位置より出口側の位置において、スクリュー１６に対
して該スクリュー１６の前段側の部分より高い剪断力で
混練を行う高剪断混練部２２が設けられているので、こ
こを通過することにより溶融熱可塑性樹脂に添加剤１３
が均一に分散・混合されることになる。
入位置より出口側の位置において、スクリュー１６に対
して該スクリュー１６の前段側の部分より高い剪断力で
混練を行う高剪断混練部２２が設けられているので、こ
こを通過することにより溶融熱可塑性樹脂に添加剤１３
が均一に分散・混合されることになる。
【００１９】このようにして添加剤１３を均一に分散・
混合した溶融熱可塑性樹脂をスクリュー１６で押出し
て、クロスヘッド１７に供給し、該クロスヘッド１７で
導体１８の外周に押出し被覆し、プラスチック絶縁ケー
ブル１９を製造する。
混合した溶融熱可塑性樹脂をスクリュー１６で押出し
て、クロスヘッド１７に供給し、該クロスヘッド１７で
導体１８の外周に押出し被覆し、プラスチック絶縁ケー
ブル１９を製造する。
【００２０】図３は、このような第２段の押出機１１の
シリンダー１２内における熱可塑性樹脂の圧力分布を示
したものである。図示のように、スクリュー１６の樹脂
圧力低減ゾーン形成ピース２０の下流側のシリンダー１
２内には、樹脂圧力の低い樹脂圧力低減ゾーン２１が形
成されている。
シリンダー１２内における熱可塑性樹脂の圧力分布を示
したものである。図示のように、スクリュー１６の樹脂
圧力低減ゾーン形成ピース２０の下流側のシリンダー１
２内には、樹脂圧力の低い樹脂圧力低減ゾーン２１が形
成されている。
【００２１】このため本実施例のようにスクリュー１６
に高剪断混練部２２が存在し、その手前でシシリンダー
１２内の樹脂圧力が一層高められても支障なく添加剤１
３を注入することができる。
に高剪断混練部２２が存在し、その手前でシシリンダー
１２内の樹脂圧力が一層高められても支障なく添加剤１
３を注入することができる。
【００２２】従来技術による多段式熱可塑性樹脂押出装
置（高剪断混練部を有しないスクリューを使用）と、本
発明による多段式熱可塑性樹脂押出装置（高剪断混練部
を有するスクリューを使用）での押出し成形品の架橋剤
の分散状態を比較すると、表１の通りである。この表
は、ダイスにより熱可塑性樹脂を直径50mmφの棒として
成形し、その横断面に含まれている架橋剤の量を調査し
た結果である。この表は、棒の中心の架橋剤の量を100
％とした場合の比較表である。
置（高剪断混練部を有しないスクリューを使用）と、本
発明による多段式熱可塑性樹脂押出装置（高剪断混練部
を有するスクリューを使用）での押出し成形品の架橋剤
の分散状態を比較すると、表１の通りである。この表
は、ダイスにより熱可塑性樹脂を直径50mmφの棒として
成形し、その横断面に含まれている架橋剤の量を調査し
た結果である。この表は、棒の中心の架橋剤の量を100
％とした場合の比較表である。
【００２３】
【表１】
【００２４】上記実施例では、押出機が２段の場合の例
を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
３段以上の押出機を持つ多段式熱可塑性樹脂押出装置に
も同様に適用することができる。
を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
３段以上の押出機を持つ多段式熱可塑性樹脂押出装置に
も同様に適用することができる。
【００２５】なお、添加剤としては、初めから液状のも
のでもよく、或いは加熱等して液状にしたものでもよ
い。
のでもよく、或いは加熱等して液状にしたものでもよ
い。
【００２６】また樹脂圧力低減ゾーン２１としては、図
３に実線で示したように樹脂圧力が低下する状態のみな
らず、破線で示すように圧力が増加しない状態でもよ
い。
３に実線で示したように樹脂圧力が低下する状態のみな
らず、破線で示すように圧力が増加しない状態でもよ
い。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る多段式
熱可塑性樹脂押出装置は、添加剤の注入が行われる後段
の押出機に、その添加剤の注入位置に対応して樹脂圧力
低減ゾーンを設けたので、前段の押出機から圧力が高め
られた熱可塑性樹脂が供給されていても、添加剤の注入
を容易に行うことができる。
熱可塑性樹脂押出装置は、添加剤の注入が行われる後段
の押出機に、その添加剤の注入位置に対応して樹脂圧力
低減ゾーンを設けたので、前段の押出機から圧力が高め
られた熱可塑性樹脂が供給されていても、添加剤の注入
を容易に行うことができる。
【図１】本発明に係る多段式熱可塑性樹脂押出装置の一
実施例の縦断面である。
実施例の縦断面である。
【図２】図１に示す装置のスクリューに設ける高剪断混
練部の各種の例を示す平面図である。
練部の各種の例を示す平面図である。
【図３】本実施例の多段式熱可塑性樹脂押出装置におけ
る第２段の押出機内の樹脂圧力分布面である。
る第２段の押出機内の樹脂圧力分布面である。
【図４】従来の多段式熱可塑性樹脂押出装置の縦断面で
ある。
ある。
１…第１段の押出機、２…シリンダー、３…ホッパー、
４…スクリュー、５…添加剤、６…収容容器、７…ポン
プ、８…スクリーンパック、９…ブレーカープレート、
１０…樹脂温度制御筒、１１…第２段の押出機、１２…
シリンダー、１３…添加剤、１４…収容容器、１５…ポ
ンプ、１６…スクリュー、１７…クロスヘッド、１８…
導体、１９…プラスチック絶縁ケーブル、２０…樹脂圧
力低減ゾーン形成ピース、２１…樹脂圧力低減ゾーン、
２２…高剪断混練部。
４…スクリュー、５…添加剤、６…収容容器、７…ポン
プ、８…スクリーンパック、９…ブレーカープレート、
１０…樹脂温度制御筒、１１…第２段の押出機、１２…
シリンダー、１３…添加剤、１４…収容容器、１５…ポ
ンプ、１６…スクリュー、１７…クロスヘッド、１８…
導体、１９…プラスチック絶縁ケーブル、２０…樹脂圧
力低減ゾーン形成ピース、２１…樹脂圧力低減ゾーン、
２２…高剪断混練部。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数台の押出機が前段の押出機から後段
の押出機に熱可塑性樹脂を供給するように順次連結さ
れ、２段目以後の押出機内の熱可塑性樹脂に添加剤が加
えられて混練が行われる多段式熱可塑性樹脂押出装置に
おいて、 前記添加剤の注入が行われる前記後段の押出機には前記
添加剤の注入位置に対応して樹脂圧力低減ゾーンが設け
られていることを特徴とする多段式熱可塑性樹脂押出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209294A JPH0550486A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 多段式熱可塑性樹脂押出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209294A JPH0550486A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 多段式熱可塑性樹脂押出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550486A true JPH0550486A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16570565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3209294A Pending JPH0550486A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 多段式熱可塑性樹脂押出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550486A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200028414A (ko) * | 2017-08-01 | 2020-03-16 | 넥쌍 | 프로필렌 폴리머 및 유전성 액체를 포함하는 조성물의 압출에 의한 전기 케이블의 제조를 위한 방법 |
| US20200139581A1 (en) * | 2017-07-10 | 2020-05-07 | Arlanxeo Deutschland Gmbh | Extruder system with pressure regulating device |
| FR3138627A1 (fr) * | 2022-08-08 | 2024-02-09 | Nexans | Extrudeuse pour l’extrusion d’une couche électriquement isolante comprenant un fourreau ayant un canal d’injection de liquide |
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1991
- 1991-08-21 JP JP3209294A patent/JPH0550486A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20200139581A1 (en) * | 2017-07-10 | 2020-05-07 | Arlanxeo Deutschland Gmbh | Extruder system with pressure regulating device |
| US11697223B2 (en) * | 2017-07-10 | 2023-07-11 | Arlanxeo Deutschland Gmbh | Extruder system with pressure regulating device |
| KR20200028414A (ko) * | 2017-08-01 | 2020-03-16 | 넥쌍 | 프로필렌 폴리머 및 유전성 액체를 포함하는 조성물의 압출에 의한 전기 케이블의 제조를 위한 방법 |
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| EP4321322A1 (fr) * | 2022-08-08 | 2024-02-14 | Nexans | Extrudeuse pour l'extrusion d'une couche électriquement isolante comprenant un fourreau ayant un canal d'injection de liquide |
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