JPH05504549A - 環状ペルオキシアセタールラクトン、ラクトールおよびエーテル化合物 - Google Patents

環状ペルオキシアセタールラクトン、ラクトールおよびエーテル化合物

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JPH05504549A JP2513477A JP51347790A JPH05504549A JP H05504549 A JPH05504549 A JP H05504549A JP 2513477 A JP2513477 A JP 2513477A JP 51347790 A JP51347790 A JP 51347790A JP H05504549 A JPH05504549 A JP H05504549A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 環状ベルオキシアセタールラクトン、ラクトールおよびエーテル化合物 技術分野 本発明は、環状ベルオキシアセタールラクトン、ラクトールまたはエーテル化合 物の新規な製造方法に関する。
発明の背景 本発明は、環状ベルオキ/アセタールラクトンまたはラクトール官能基からなる 生物学的に活性な化合物の製造への適用に特に重要である。
このような生物学的に活性な化合物の1つは、下記式。
で示される牛ングハオス(qinghaosu) Eアルテミ/ニン(Arte misi−nin)]である。
キングハオスは、マラリアに罹った患者を治療するために成功裏に使用された有 効な抗マラリア剤である。慣用の(クロロキン)治療に対して耐性であるマラリ アの菌株の再発生は世界的問題を提出しており、実際、今日では、普遍的に満足 を治療法がない。牛ングハオスは、中国のほとんどの地方に増殖している1年生 低木、牛ングハオまたは(アルテミ7ア・アニュア(A rteiisia a nnua))において約0.1(乾燥重量)の程度まで生じる。残念なことに、 キングハオグを増殖すること、または該化合物に関する別の供給源を増殖するこ とはかなり難儀である。該化合物は、研究室において全合成によって調製された が、構造的な複雑さの結果、全研究室合成が経済的に可能ではなかった。
発明の説明 本発明は、1またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下、1)ヒドロベルオキ/ア ルケンカルボン酸、11)ヒドロベルオキ/アルケンアルデヒド、111)ヒド ロベルオキ/アルケンケト、または1v)ヒドロペルオ本/アルケンアルコール 官能基をeB ’−: 化M 物、〜)上記11)および111)の化合物のジ アルキルアセタールを酸素化することを特徴とする a)ベルオキ/アセタールラクトン、 b)ベルオキシアセタールラクトール、またはC)ベルオキ/アセタールエーテ ル官能基を含む化合物の製造方法を提供する。
本発明は、直接法と呼ばれている「l−ボット」反応として、または間接法と呼 ばれている一連の工程によって行われ得る。
特に、直接法は、1またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下、式で示される化合 物を酸素化して、式 n=1,2または3、 m=o、1.2.3または4、 り=OS 1.2または3、 ○RI RはH1アルキル、アリールまたはアリールアルキル、R1は独立してアルキル 、アリールであるかまたは各R’がそれらが結合している基−○−C−0−と一 緒になって環状アセタールを形成する)、 X=CR’R才、C’=CR’R’、0、S1S○または5O2(ここで、 R1およびR3は独立して、H1所望により置換されていてよいアルキル、所望 により置換されていてよいアリールであり、該所望it置換基、アルキル、アリ ール、ハロゲン、○R,CF、、No、、C0RSNRR’、SR%Co○R% C0NRR’、So、R,So、NRR’、SR,SORおよびSO,R(、、 :コテ、RおよびR′は上記Rの定義と同じ)、SR”、SOR”、SO,R” (ここで、R”は、所望により、アルキル、アリール、)\ロゲン、○R,CF 、、NO2、COR,NRR’、SR,C0OR。
C0NRR’、So、R,SO,NRR’、SR,SORおよびSO,Rにこで RおよびR′は上記Rの定義と同じ)から選択される1またはそれ以上の置換基 で置換されていてもよいアルキルまたはアリール)である)、 n’>1の場合、Xは独立して選択され、分枝鎖または直鎖であり得、Xは置換 基Yと一緒になって環を形成することもでき、Yは、H1所望によりアルキル、 アリール、ハロゲン、○R1CF、、No、、COR,NRR’、SR%C0O R,C0NRR’、SO,R,So、NRR’、SR,SORおよびSO,R( ここで、RおよびR′は上記Rの定義と同じである)から選択される1またはそ れ以上の置換基によって置換されていてよいアルキルまたはアリールであり、Y はヒドロペルオキシ基と同一のC原子上にあることができ、いずれのC原子もY によって二置換されていてよく、Yによるr(CH、)、jにおけるH原子の置 換を含み。
R7またはR@は、上記Rの定義と同じもの、H,OH,OR’であるか、ある いはそれらが結合している炭素原子と一緒になってケト基を形成する〕 直接法は、1またはそれ以上の触媒の存在下で、ヒドロペルオキシ化合物を酸素 化して、新規な酸素化−開裂一環化反応を行い、環状ベルオキシアセタールラク トン、ラクトールまたはエーテル化合物を得る。
IUPAC命名法に従って、酸、ケトン、アルデヒドから誘導されたアセタール は、全て「アセタール」と呼ばれる。しかし、通常、ケトンから誘導されたアセ タールを「ケタール」と称する。かくして、「アセタール」なる語は、その範囲 内にケトンから誘導されたアセタール、すなわちケタールも含むと解すべきであ る。
当業者は、本発明の方法の結果、1またはそれ以上のステレオジエン(キラル) 中心が形成され、これによって立体異性体が生じることを理解するであろう。か くして、本発明はその範囲内で立体異性体の製造を含むと理解される。本発明は 、また、本発明によって製造される場合の異性体またはその混合物を包含する。
図式線図(A)は、各々、環状ヒドロベルオキシアルケンカルボン酸、アルデヒ ド、ケトン、アルコール、アルデヒドアセタールおよびケトンアセタールから出 発する直接法の工程を説明する。
直接法 いる。各々の場合、同量の他の鏡像異性体が製造される。
図式線図(A) 間接法は、ヒドロペルオキシドをエステル化して、新規な中間ヒドロペルオキシ ドを得、次いで、酸素の存在下、1またはそれ以上の触媒で処理して、新規な酸 素化−開裂反応を行い、次いで、環化して、環状ペルオキシアセタールラクトン を得ることを含む。
かくして、さらに、本発明は、 1)式 で示される化合物をエステル化して、式coOct−13 で示される化合物を得、 11)■またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下で酸素化して、式で示される化 合物を得、次いて、 111)プロトン酸またはルイス酸で処理して、所望の環状ベルオキシアセター ルラクトン化合物を得ることを特徴とする、式 二式中、m、n、p、X、Y、R@およびR7は前記定義と同じ]で示されるベ ルオキ/アセタールラクトンの製造方法を提供するものである。
下記図式線図(B)は、環状ヒドロベルオキジアルケンカルボン酸から出発する 間接法に関する工程を説明する。
間接法 図式線図(B) 好tしくは、出発ヒドロベルオキシド化合物は、以下のとおり、対応するアルケ ン化合物の酸化によって得られる゛R−H,アルキル 好ましくは、アルケンカルボン酸は二重結合上にアルキルまたは他の置換基を有 しており、アルケン基およびカルボキシル基の間に所望により置換されていてよ いアルキル鎖を有する。該アルキル鎖は、好ましくは、2.4またはそれ以上の 炭素原子を含有し、酸素のような1またはそれ以上のへテロ原子も含有し得る。
アルケンカルボン酸は、環状または非環状であり得る。該工程は、「l−ポット 」反応として行われるのが好ましい。
本発明は、キ/グハオスを製造するのに特に適している。
本発明の方法では、アルケンカルボン酸官能基からなるキンダハオス製造用出発 物質は、下記式・ で示されるキングハオ酸(qinghao acid) (アルテミシニン酸( arte−misinic acid)またはアルテアニュイ、り・アシ、ド( arteannuicacid))であるのが好ましい。
キングハオ酸は、アルテミシア・アニュア(Artemisia annua) li:おいて1〜3%(乾燥重量)の程度まで生じ、これは天然の牛ングハオス よりも多く、植物から容易に抽出される。この化合物をキングハオスに転換する ためのいくつかの試みが行われたが、いずれも調製的に有用ではない。
かくして、さらに、本発明は、 l)牛ングハオ酸を還元して、式 ジヒドロキシグハオ酸 で示されるノヒドロキシグハオilを4.11)ジヒドロキシグハオ酸を酸素化 して、対応するヒドロベルオキシドを得て、単離せずに、 1ii)lまたはそれ以上の酸化金属触媒の存在下で酸素化して、キングハオス を得ること を特徴とする牛ングハオ酸をキングハオスに転換する方法を提供するものでもあ る。
さらに、本発明は、 I)キングハオ酸を還元してンヒドロキシグハオ酸を得。
11)ジヒドロキシグハオ酸を酸素化し、次いで、メチル化して、式 %式% で示されるメチルエステルヒドロベルオキシドを得:1ii)1またはそれ以上 の酸化金属触媒の存在下で酸素化して、式で示される中間生成物を得、単離する かまたは単離せずに、iv)プロトン酸またはルイス酸触媒で処理してキングハ オスを得ること を特徴とするキングハオ酸をキングハオスに転換する方法を提供するものでもあ る。
牛ングハオスの製造について本発明の方法をさらに詳細に説明する。 しかし、 本発明はこの製造に限定されるものではないと解する。
発明を実施する最良モード 詳細には、本発明の方法は、下記図式線図(C)に記載の直接法に従って、牛ン グハオ酸からキングハオスへの転換に適用され得る。
牟ングハオ酸 ジヒドロ牛ングハオ酸 キングハオス図式線図(C) まず、キングハオ酸を公知の方法によって還元してジヒドロキシグハオ酸を得る 。次いで、酸素化によって、この酸を新規ヒドロベルオキシトに転換する。単離 せずに、酸素雰囲気下で、該混合物を1またはそれ以上の金属錯体触媒で処理し 、新規な酸素化−開裂一環化反応を行ってキングハオスを得る。
牛/グハオスの製造は、図式線図(D)に記載の間接法に従って行われ得る。
牛/グハオ酸かる牛ノグハオスへの転換のための間接法キ′グ″オ酸 ンヒドロ キシグ″オ酸 メチルエステルヒドロベルオキシド図式線図(D) まず、牛ングハオ酸を公知の方法によって還元してジヒドロ牛ングハオ酸を得る 。次いで、この酸を酸素化によって対応するカルボン酸ヒドロキシベルオキシド に転換し、次いで、メチル化して、対応する第3級ヒドロベルオキシドおよびそ の位置異性体を得る。次いで、酸素雰囲気下、生たる第3級ヒドロベルオ牛ンド を1またはそれ以上の金属錯体触媒で処理し、新規な酸素−開裂反応を行って、 対応するペルオキシヘミアセタールおよびヒドロペルオキシドを得る。次いで、 これらの化合物を酸触媒を介して環化して、キングハオスを得る。
他方、上記方法は、最初にキングハオ酸をジヒドロキシグハオ酸に還元させずに 行うことができ、この場合、デヒドロキシグハオス(アルテミシテン)として知 られている化合物が生成される。
還元工程なしで、直接法によって、図式線図(E)に記載の「1−ポット」反応 が得られる。
牟ングハオ酸からデヒドロキシグノーオス(アルテミシテン)への転換のための 直接法 +ン’j”オ酸 デヒドaキングハオス図式tlA図(E) キングハオ酸を酸素化によってヒドロベルオキシドに転換し、単離せずに、該混 合物を、上記直接法の記載に従って処理して、デヒドロキシグハオスを得る。
間接法の反応では形成されない該反応の副生物は、式テ示される新規ケト−アル デヒドである。
デヒドロキング7Nオスの製造のための間接法は図式線図(F)(こおいて説明 される。
まず、キングハオ酸を酸素化によって対応するカルボン酸ヒドロペルオキシドに 転換し、これをメチル化して、対応する新規第3級メチルエステルヒドロベルオ 牛シトおよび位置x性体ヒドロベルオキシドの混合物を得る。
次いで、酸素雰囲気下で、主たる第3級メチルエステルヒドロペルオキシドを1 またはそれ以上の金属錯体触媒で処理し、新規酸素化−開裂反応を行って、ペル オキシヘミアセタールおよびジカルボニルヒドロペルオキシドの混合物を得る。
次いで、酸触媒を介してペルオキシヘミアセタールおよびジカルボニルヒド口ベ ルオ牛ンド牛ングハオ酸からデヒドロキシグハオスへの転換のための間接法キン グハオ酸 第3級ヒドロペルオキシド 位置異性体ヒドロベルオキシド図式vA 図(F) 下記式 で示される新規なメチルベルオキシアセタールは、ベルオキ/へミアセクールお よびヒドロベルオキシドと、デヒドロキシグハオスに導く閉環反応の間に遊離し たメタノールとの反応の結果としても形成される。
デヒドロ牛ングハオスは公知の方法に従って転換されて、キングハオスまたは他 の活性な抗マラリア化合物を得ることができる。
該直接法の使用には多くの長所がある。
第1に、直接法は、[l−ボットJ反応を意味し、従って、種々の単離および/ または精製工程が省略される。
第2に、最初のメチル化工程が省略される。遊離酸は新規な酸素−開裂−環化法 において内部酸触媒として作用する。かくして、最終的に閉環を行うために外部 酸触媒の必要性は必須ではないが、その存在は、環化工程の速度を上げ、全体収 率を改善する。
直接法は、カルボニル基がないだけのデオキソキングハオスまたはデオキソアル テミンニンとして知られているキングハオス類似化合物を製造するのにも使用さ れ得る。該製造は、下記図式線図(G)において説明される。
ノヒドCキ/グハオアルコールからデオキシキ/グ/%オス(デオキソTルテミ /二))への転換のための直接法 図式線図(G) まず、キングハオ酸をジヒドロキシグハオ酸に還元し、次いで、この化合物を還 元によって、ジヒドロキシグハオ酸メチルエステルヲ介して、我々が[ジヒドロ キング/・オアルコール」と命名した公知のアルケンアルコールに転換する。次 いで、ジヒドロキシグノ−オアルコールを酸素化によってヒドロベルオキシド混 合物に転換し、酸素雰囲気下で、これを1またはそれ以上の錯体触媒で処理して 、デオキソ牛ングハオスを得る。デオキソキングハオスは、抗マラリア剤として 、キングハオスの2倍の活性である。
本発明の酸素化工程は、ローズベンガルの存在下で一重項酸素で処理することに よって行われる光増感酸素化であるのが好ましい。
好ましくは、該反応は、アセトニトリルのような溶媒中で行われる。
メチル化は、ジアゾメタンで処理することによって行われるのが好ましい。これ は、N−ニトロン−N−メチル尿素から製造され得る。ジエチルエーテルの溶液 中、ジアゾメタンを滴下するのが好ま新規な酸素化−開裂一環化反応および酸素 化−開裂反応は、典型的には、lまたはそれ以上の酸化遷移金属錯体触媒、例え ばCu(OS O,CF =)=、プロピオン酸Cu(II)、2−エチルへ牛 すン酸銅(It)、他のカルボン酸銅(II)塩およびFe(フェナントロリン )。
(PF、)3のような種々の鉄(I[[)塩で処理することによって行われる。
使用され得る他の触媒は、コバルト(II)およびコバルト(I[r)塩である 。好ましくは、この反応は、アセトニトリルのような溶媒中で、上記触媒のいず れか1つまたは銅および鉄触媒を組み合わせて処理することによって行われる。
他の適切な溶媒としては、ジクロロメタン、ヘキサン、酢酸エチルなどが挙げら れる。鉄触媒が省略されると、転換全体が多少遅(なる。開裂副生物の形成も有 意に減少され得る。この結果、最終生成物の収率が増加する。新規反応は、−3 0’〜−100の範囲の温度で行うのが好ましく、室温で終了させるのが好まし い。
酸触媒化閉環は、一般にp−)ルエンスルホン酸の存在下で行われる。
これらの反応は、全体的に、デヒドロ牛ングハオスの唯一の公知合成法からなり 、この有効な商業的に価値ある化合物を多量に得る好都合な手段を提供する。牛 ングハオスの唯一の公知の原料は、1不生低木アルテミンア・アニュア(Art eaisia annua)である。キングハオス(0,1%まで)に対してア ルテミシア・アニュア(3%まで)には多量のキングハオ酸が存在するため、上 記方法は、キング/Xオスの有効性を実質的に増加させるであろう。さらに、該 方法は、キングハオスと構造的に比較して抗マラマリア剤への手段を提供するこ との効力を有するが、増強した活性を有する。
本発明の詳細な具体例は、以下の製造実施例によって説明される。
しかし、本発明は、個々の実施例に記載された特定の限定に限定されるものでは いと解されるであろう。
実施例1 キングハオ酸から牛ングハオス(アルテミシニン)の製造方法1 直接転換 文献方法[ジニ、エックス・−エックス(Xu、X、−X、):ズー、ジェイ( Z:hu、 J 、) ;ファング、ディー・−ゼy )(Huang、 D、 −Z、):ゾウ。
ダブリドニス(Z hou、 W、 S 、 )、テトラヘドロン(T etr ihedron)、1986.42.819]に従って、メタノール中、アルテ ミシア・アニュア(A rtea+1sia annua)から得られた光学的 に純粋なキングハオ酸(アルテアニュイlり・アノノドまたはアルテミシニン酸 )をホウ水素化ナトリウムでジヒドロキシグ八才酸に還元した。以下の方法で、 これをヒドロペルオキシドに転換した。ローズベンガル(6zg)を含有するア セトニトリル(5zI2)に酸(289i9.1.22X10−3モル)を入れ た!!4tJ液を、タングステンランプ(500W)からの照射下、−30°C で酸素バルーン下で強く撹拌した。4時間後、透明溶液が得られ、酸素化が終了 した。該光酸素化は、第3級ヒドロペルオキシドに加えて、次反応を受けないア リル位置異性体も少!(約18%)生成する。単離せずに、該混合物をジクロロ メタン(20xQ)で希釈し、得られた溶液を一20″Cまで冷却した。撹拌し ながら、アセトニトリル(0,,5zL2)中にCu(○S○tc F 5)t (4419,01当量)を含有する溶液を滴下した。温度を一20°Cに1時間 維持し、その後、室温まで上昇させ、混合物をさらに2時間撹拌した。
該反応混合物を水(20ffiQ)中に注ぎ、エーテル(2x25zffi)で 抽出した。合わせた抽出物を水(IOIC)および食塩水(Logので洗浄し、 次いで、乾燥した(MgSO,)。溶媒を蒸発させて粘性油状物を得、これを、 エーテル−石油ニーチル(1l)を用いてシリカゲル上でフラッシュクロマトグ ラフィーした後、結晶性牛ングハオス(アルテミシニンX165ス9.48%) を得た。
’HNMR分析(400MHz、CDC(1−’)61.002(3H,d。
JNm、、m=6Hz、 6−CH5)、1.03−1.12(2H,m)、1 .209(3H,d、J、、、、=7.2H2,9−CH,)、1.33−1. 53(3B、m)、1.446(3H,s、3−CH,)、1.73−1.81 (2H,m)、1.86−1.93(’1’H,m)、1.98−2.09(2 HSm)、2.39−2.48(IH,m)、3.398 (l H%dddd 、J 、、、 、、= 73、J s−、an= 7.3、Js−、m=7.3 、J sa、?−= D 、 4 HZ、 H8a)、5.862(IH,s、 H−12)。
金属触媒の添加の5時間後、反応混合物に0.1当量のp−トルエンスルホン酸 を添加することによって、反応がより迅速になり、高収率でキングハオスが形成 された。
実施例2 方法2 間接転換 ジヒFO+7グ/’オM メチルエステルヒドロペルオキシド上記に従って、ジ ヒドロキシグハオ酸(103,IJI9.436X10−4モル)を光酸素化し た。真空下、該反応混合物から溶媒を除去して、’HN〜IR分析によって、比 率451のカルホン酸ヒドロベルオキ/ドおよびその位置異性体の粗混合物を得 た。該混合物をジエチルエーテル(17,5x(りに溶解し、0℃でジエチルエ ーテル(175スC)中てN−ニトロソ−N−メチル尿素(350v9)からH &されたジアゾメタンの溶液で滴下処理した。TLC分析が遊離カルボン酸ヒド ロペルオキシドからメチルニスステルへの完全な転換を示すまでジアゾメタン溶 液を添加し続けた。混合物を5%酢酸水溶液で処理して、過剰のジアゾメタンを 分解した。得られた混合物を水、炭酸水素ナトリウム水溶液、次いて食塩水で洗 浄した。
ニーチル溶液を乾燥しくMg5O,)、次いで、蒸発乾固して、粘性油状物を得 た。主たる(第3級)ヒドロベルオキシト[公知化=物、ユング、エム(J u ng、 M、 ) ;エル・ソーリイ、エイチ・エヌ(E I S ohly。
H,N、);ブルーム・イー・エム(G room、 E 、 M、 )、ジャ ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J、Org、CheIIljl  986.51、s l 9Fを、第2画分として、ジエチルエーテル−石油エー テル(3・7)を用いてシリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィーによって 単離した(72.2z9.70%)。0℃で、アセトニトリル(4z&)中のヒ ドロベルオキシド(72,2u、2.55X10−’モル)を、アセトニトリル (0,9s+0に入れたFe(フェナントロリン)3(P F @)3(Oo3 当量)で、次いでアセトニトリル(0,53IC)に入れたCu(OSO,’C F−)= (0,1当量)で処理した。30分後、該反応混合物を上記のように 後処理して、粗生成物を得、これをジクロロメタン(20m□に溶解した。p− 1−ルエンスルホン酸・−水和物(15x9.7.65X10−5モル)を添加 し、得られた混合物を室温で4時間撹拌した。次いで、エーテル−水混合物に注 いだ。エーテル層を分離し、水層をエーテルで抽出した。合わせたエーテル層を 通常の方法で処理して、粗生成物を得、これを、エーテル−石油エーテル(6: 4)を用いてシリカゲル上でフラノン二クロマトりラフイー処理して、微細針状 物として牛ングノ1オス(20,1u、ヒドロベルオキシドから28%)を得た 。
実施例3 牛ングハオ酸からデヒドロキシグハオス(アルチミンテン)の製造方法1 直接 法 牛′グパオ酸 デヒドロキシグ・・オスM素下、−30℃で、ローズベンガル( 約0.5u)を含有するアセトニトリル(1,5z12)中キングハオ酸(32 19,1,37X10−’モル)を、以下に記載のメチルエステルヒドロベルオ キシドに対応する遊離カルボン酸ヒドロペルオキシドに転換した。単離せずに混 合物をジクロロメタン(5,4xg)で希釈し、得られた溶液を一20℃まで冷 却した。撹拌しながら、アセトニトリル(0,6zQ、)中にFe(フェナント ロリン)、(PF、)、(0,O○2当量)およびCu(O3O*CF−)−( 0,1当jl)を含有する溶液を滴下した。温をさらに2時間撹拌した。反応混 合物の薄層クロマトグラフィーによって検出された、以下の方法2では形成され ない該反応の副生物はケト−アルデヒドであった。
該反応混合物を水(log(り中に注ぎ、エーテル(2x 25zQ)で抽出し た。合わせた抽出物を水(10ffiQ)および食塩水(10ff2)で洗浄し 、次いで、乾燥した(MgSO,)。溶媒を蒸発させて粘性油状物を得、これを エーテル−石油エーテル(1・1)を用いてシリカゲル上でフラ、ツユクロマト グラフィー付し、結晶性テヒドロキシグハオス(アルテミシテン)5(14,4 z9.38%)を得た。
実施例4 方法2 間接転換 a)キングハオ酸の酸素化 ローズベンガル(6129)を含有するアセトニトリル(35t&)に牛ングハ オ酸(アルテアニ二イノク・アノノドまたはアルテミ/ニン酸)(338,2z 9.1.44X10−’モル)を入れた懸濁液を、酸素バルーン下、−30℃で 、タングステンランプ(500W)の照射下で強く撹拌した。4時間後、透明溶 液が得られ、酸素化が終了した。真空下で溶媒を除去して、’HNMR分析によ ると比率451のカルボン酸ヒドロベルオキシトの粗混合物を得た。該混合物を ジエチルエーテル(17,5zQ)に溶解し、0℃でジエチルエーテル(17゜ 51Q)中でN−ニトロノーN−メチル−尿素(350u)から製造したジアゾ メタンの溶液で滴下処理した。TLC分析が遊離カルボン酸ヒドロペルオキシド からメチルエステルへの完全な転換を示すまで、ノアジメタン溶液を添加し続け た。該混合物を5%酢酸水溶液で処理して、過剰のジアゾメタンを分解した。得 られた混合物を水、炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで食塩水で洗浄した。エー テル溶液を乾燥しくMg5O,)、次いで、蒸発乾固して、粘性油状物を得た。
新規化合物である主たる(第3級)ヒドロベルオキシトを、第2画分として、ジ エチルエーテル−石油エーテル(3: 7)を用いてシリカゲル上でフラ/ンユ クロマトグラフィーによって単離した(287゜4zg、71%)。
’HNMR分析(400MHz、CDC(1−)60.981(3H,d、J+ 1m+*=6.4Hz、6−CH,)、1.18−1.27(IHSm、Ha) 、1,209(3H,s、3−CH,)、1.27−1.38(2H,m)、1 .514(IH,dddd、J、、、=12.5、J al、#、= 12.5 、Jma、ra=3 5Hz、H8β)、1.527(LH,dddd、J=1 30、J=7.3、Jma 0、J=08Hz、H5a?)、1.72−1.7 9(IH,m)、1.804(IH,dddd、J、、、=12.3、J m、 、 m−= 3 5、J a−7−= 3 5、Jsa+tJ=3.5Hz、H 8a)、1゜834(LH,dddd、J=12.6、Jma、3、Jma、3 Hz)、1971(IH,ddd、J=13.1、J=10.8、Jma 5H 2)、2.048(IH,dddd、J=13.1、J =7.5、J=5.8 Hz)、3.141(IH,br d、J、、’、’、、=12.6Hz、8H a)、3741(3H,s、0CR−)、4.978(IH,ddd、J、、、 、、=1.6、」=16、J=1.6、J=0.8HzS HI3)、5.58 1(LH2dd−J z@−= 1.L J−+hyrIaen命、*a= 1 .1 Hz、 Hメチ1ノデン)、6.362(LH,d、J、、、=1.1H z、Hメチリデン)、7.575(I H,br s、 Wht+ 2.0 H z、○○H)。
b)ベルオキシへミアセタールおよびジカルボニルヒドロベルオキ/ドを得るた めの開裂−酸素化 酸素雰囲気下、0℃で、アセトニトリル(5zR)中の第3級ヒドロペルオキシ ド(106,3mg、3.78X10−’モル)をFe(フェナン)ロワ7)* (PFg)s (0,6z(7セ)二)ゾル中0.03当量)で、次いでCu( O20,CF、)t (0,5xQアセトニトリル中0.1当量)で処理した。
該反応混合物を室温に徐々に温めながら30分間撹拌し、次いで、エーテルおよ び水の混合物に注いだ。水相をエーテルで抽出し、合わせた抽出物を、無色にな るまで水で洗浄し、次いで食塩水で洗浄した。宵#l相を乾燥しくMgSO4) 、減圧下で溶媒を除去して、粘性の油状物が得られ、’HNMR分光分析による この分析は、主に酸素化生成物からなることを示した。これを、不安定な粘性油 状物として、エーテル−石油エーテル(6: 4)を用いてンリカゲル上でフラ ッシュクロマトグラフィーによって単離した(62゜5ag、53%)。酸素化 生成物の混合物をシリカゲルに長時間暴露すると、より極性の生成物に分解され る。該酸素化生成物は、ベルオキ/ヘミアセタールおよび遊離ジカルボニルヒド ロペルオキシドの平衡混合物であった。共に新規化合物である。
IR+/、、、(CH(J!−)3580−3450(br s)、3450− 3130(br s)、3001(1)、2956 (s)、2940(S)、 2872 (m)、2 8 5 4 (m)、1 732(s)(C=O)、1  7 1 4 (vsXC=O)、1627(w)、1 4 4 3 (s)、 1285(m)、1167(s)、1100 (a)、981 (+*)、90 9 (m)cr’。
’HNMR(400MHz、’CDCL):ペルオキシへミアセタール60.9 33(3H,d、J、、、、=6.4Hz、6−CHl)、0.96−1.20 (2H,m)、1.217(3H1S、3−CH5)、1.26−1.39(3 H,m)、1.56−2.24(4H,m)、2.32−2.45(LH,rn 、H6)、2.94−3.01(IH,dd、J−、−a==9 、6、Jaa 、5−=7.1Hz、 88a)、3804(3H,s、OCH、)、5.46 8(I H,s、メチリデン)、6.260(LH,s、メチリデン)、9.6 17(I H,d、J l!、!−=2.5Hz、H12); ジカルボニルヒドロペルオキシド60.991(3H,d、J、、、。
=6.4Hz、6−CH−)、0.96−1.20(2H,m)、126−1. 39(3H,m)、1.56−2.24(4H,a+)、2.141(3H1S 、3−CH,)、2.585(IH,ddd、J、、−=17.6、J4+5= 9.3、J −、s= 6 、1 Hz、 H4)、2.713(L H,dd d、 J 、、、=17.6、J4.5=9.3、J4+s=6.1Hz、H4 )、3.197(IH,dd、 J a−、m5=13.3、Jsa、*−=3 .5Hz、H8a)、3840 (3H、s、 OCHs)、5.’5’97( I H,s、メチリデン)、6.383(IH,s、メチリデン)、9.340 (IH,dd、J=1.5、」= 1.5Hz、H12)、10399(I H ,、s、 0OH)。
δ9.6(H12、ペルオキシへミアセクール)で前照射すると、65.47( メチリデン、ペルオキシヘミアセタール)で1%の増強、638o(OCR,) で1%の増強が得られた。
I″CNMR分析(100MHz、 CDCl!s)δ20.049.20゜3 69.20.568.22,070,22.515.23,513.26.98 6.27.2.56.27,790.29,644.29.644.29.88 6.32,078.33,777.34,672.35144.40,701. 41,657.43,407.43862.46,348.52.278(OC R−、ペルオキシへミアセタール)、52.933(○CH,、ジカルボニルヒ ドロペルオキシド)、58.546.92.29(CI 2a、ジカルボニルヒ ドロペルオキシド)、92.31(CI 2a、ペルオキシヘミアセクール)、 1o5゜90(C3、ジカルボニルヒドロベルオキシドン、125.02(メチ リデンC、ベルオキ/ヘミアセタール)、129.01(メチリデン05ノカル ポニルヒドロベルオキシド)、139.55(C9、ジカルボニルヒドロペルオ キシド)、139.70(C9、ペルオキシヘミアセタール)、166.20( C10,ペルオキシへミアセタール)、170.41(CIO、ジカルボニルヒ ドロペルオキシド)、20139(CI2、ベルオキ/ヘミアセタール)、20 3.14(C12、ジカルボニルヒドロペルオキシド)、209.14(C3、 ジカルボニルヒドロペルオキシド)。
C)ペルオキシへミアセタールおよびジカルボニルヒドロペルオキシドからテ゛ ヒドロ牛ングハオス(アルテミシテン)へのタンデム環化 上記に従って、第3級ヒドロペルオキシド(110,3x9.3.92X 10 ’モル)からベルオキ/へミアセタールおよびジカルボニルヒドロペルオキシド の混合物を製造した。そのまま、生成物の混合物をジクロロメタン(5zQ>に 溶解し、p−トルエンスルホン酸・−水和物(03当量)で処理した。得られた 混合物を室温で4時間撹拌し、次いで、エーテル−水混合物に注いだ。エーテル 層を分離し、水層をエーテルで抽出した。合わせたエーテル層を上記に従って処 理して、粘性油状物を得、これを、エーテル−石油エーテル(6゜4)を用いて シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー処理して、微細な針状のデヒドロ キシグハオス(アルミニウム)[公知化合物、47.9++9、第3級ヒドロペ ルオキシドから43%またはキングハオ酸から30%、融点164〜166℃コ を得た。
’HNMR分析(400MHz、 CDCC−)61.017(3H,d、J  、l、、、= 5.9 Hz、6−CH,)、1.15−1.27(LH,m) 、142−1.63(3H,m、H8を含む)、1.43−1.48(LH,m 、H6)、1.459(3H,s、3−CH,)、1.72−1.80(2H1 書、H8を含む)、1.94−2.01(LH,m)、2.04−2.10(I H,m)、2.37−2.45(IH,m)、2.550(LH,dd、J 、 、、、、= 13.6、La+s*=’4.5H2,H8a)、5.672(L Hldd、 J 、、−−1、1、J **+hy+ 1111111111  m□=1.1Hz、メチリデン)、5.995(LH,s、H12)、6.57 0(IH,dd、J、、、=1.2、J m*、hyl+aan*−*a=0  、5 Hz−、Hメチリデン)。
また、デヒドロキシグハオスを導く閉環反応の間に形成されるメタノールとベル オキシへミアセタールおよびジカルボニルヒドロベルオキシトとの反応からメチ ルベルオキシアセタール(17,8u、14%)が形成された。
実施例5 ジヒドロキングハオアルコールからデオキソキングハオスへの転換 ジヒドロキシグハオ酸 ジヒドロキングハオアルコール アルコールヒドロペル オキシドメチルエステル 文献の方法[イエ、ビー(Ye、B):つ、ワイ・−エル(Wu、Y、−L、) 、テトラヘドロン(T etrahedron) 1989.45.7287]  に従って、エーテル中、水素化アルミニウムリチウムでジヒドロキシグハオ酸 メチルエステルを還元することによってジヒドロ牛ングハオアルコール(アルテ アニ二イ/−ル(arteannuinol))を得た。次いで、ローズベンガ ル(約0.5y9)を含有するアセトニトリル(2,5xI2)中の7ヒドロキ シグハオアルコール<43.9xg、1.97X10−’モル)を、−30℃で 2時間、酸素化で照射して、主に第3級ヒドロベルオキシドを含有するヒドロペ ルオキシド混合物を得た。該混合物をジクロロメタンで希釈し、−15℃まで冷 却し、次いで、室温まで徐々に温めながら、アセトニトリル(0,1&)中のC u(O20゜CF、)、(02当量)で1時間45分処理した。該反応混合物を 水で急冷し、次いで、上記に従って後処理して粘性油状物を得た。これをエーテ ル−石油エーテル(2: 3)を用いてシリカゲル上でフラ//ユクロマトグラ フィー付して、白色固体のデオキシキングハオス(19n、ジヒドロキングハオ アルコールから36%)を得た。分光分析データは、文献[ユング、エム(J  ung、 M、 ) ;す、エックス(Li、。
X)、ブストス、ディー・エイ(B ustos、 D、 A、 ) :エルソ ーリイ、エイチ・エヌ(E l5ohly、 H,N、) ;マクチェスニイ、 ジエイ・ディー(McChesney、 J 、 D、)、テトラヘドロン・レ ター(T et rahedronL ett、 )、1989.30.597 3コに開示されているデータと実施例6 モデル化合物からベルオキ/アセタールラクトンへの転換方法1.直接転換 対応するメチルエステルおよび該エステルの二重結合位置異性体の公知の混合物 [クラウス、ビー・ケイ(C1aus、 P、 K、) ;ヴイアーハノ/?  −、エフ Hダブリx (V 1erhapper、 F 、 W、 ) ;ウ ィラー、アール・エル(Willer、 R,L、)、ジャーナル・オブ・オー ガニック・ケミストリー(J 、 Org、 Chem、 )、1977.42 .4016]から、ジメトキ/エタン水溶液中の水酸化リチウムによる該混合物 の加水分解およびヨードラクトン化法[コレイ、イー・ジェイ(Corey、  E、 J、)1ライト、ニス・ダブリュ(〜V right、 S 、 W、  )、ジャーナル・オブ・オーガニ、り・ケミストリー(J 、 Org、 Ch em、 )、1988.53.5980Fによる得られたカルボン酸混合物の分 離を介して、新規化合物aを得た。酸素下でローズベンガル(3z9)を含有す るアセトニトリル(41Q)中の酸a(134mg、7.97X10−’モル) を、下記の牛ノグハオ酸に関する記載に従って照射して、ラセミヒドロペルオキ シドbおよび二重結合位置異性体を比率1:1で得た。該混合物をジクロロメタ ン(16ffi)で希釈し、次いで、0℃で酸素下、アセトニトリル(0,2+ +12)中のCu(OS OICF 3)! (0,1当jl)で処理した。こ れにより、化合物すから極性中間体への直接転換が生じた。化合物すの他の位置 異性体は、これらの条件下で反応しなかったらしい。反応混合物を室温まで温め 、4時間撹拌した。該混合物を水に注ぎ、下記のキングハオスの製造に関する記 載に従ってエーテルで抽畠して、粘性油状物を得た。これを、エーテル−石油エ ーテル7.3を用いてフラッシュクロマトグラフィー付して、無色ゴム状のラセ ミ化合物C(51319,3o%)を得た。
実施例7 方法21間接法 上記に従って、酸a(IIOH56,54X10−’モル)をラセミヒドロペル オキシドbおよびその位置異性体の混合物に転換した。
ヒドロペルオキシドの粗混合物をエーテル中に溶解し、0℃で過剰のジアゾメタ ンで処理した。メチル化後に得られたエステルヒドロペルオキシドの混合物を、 エーテル−石油エーテル37を用いるフラッシュクロマトグラフィーに付してラ セミエステルヒドロペルオキシドd(96ffi9.45%)を単離した。酸素 下、アセトニトリル(5xQ)中のヒドロペルオキシドd(96o、4.48X 10−’モル)を、0°Cで、アセトニトリル(1xQ)中のFe(フェン)3 (PF@ン(003当量)、次いでアセトニトリル(05zI2)に入れたCu (○5O2CFt)t (o 1当量)で処理した。30分後、反応混合物を後 処理して、以下に記載のキングハオ酸からデヒドロキシグハオス(アルチミンテ ン)への間接転換について記載されたものと類似のペルオキシへミアセタールお よびヒドロペルオキシドからなる粗生成混合物を得た。p−1−ルエンスルホン 酸(26u、1.34X 10−’モル)を含有するジクロロメタン(2’ O IQ)に該混合物を入れた溶液を室温で4時間撹拌した。前記に従って後処理し て粘性油状物を得、これを、エーテル−石油エーテル7−3を用いるフラッシュ クロマトグラフィーによって精製した後、ラセミペルオキシアセタールラクトン c(4Bxg、aから50%)を得た。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)1またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下、i)ヒドロペルオキシアルケ ンカルボン酸、ii)ヒドロペルオキシアルケンアルデヒド、iii)ヒドロペ ルオキシアルケンケト、またはiv)ヒドロペルオキシアルケンアルコール官能 基を含む化合物、または v)上記ii)およびiii)の化合物のジアルキルアセタールを酸素化するこ とを特徴とする a)ペルオキシアセタールラクトン、 b)ペルオキシアセタールラクトールまたはc)ペルオキシアセタールエーテル 官能基を含む化合物の製造方法。 (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物から式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物を製造することからなる請求項(1)記載の方法[式中、 n=1、2または3、 m=0、1、2、3または4、 p=0、1、2または3 R5=−COOH、−C(O)R、−CROH、▲数式、化学式、表等がありま す▼(ここで、 RはH、アルキル、アリールまたはアリールアルキル、R1は独立して、アルキ ル、アリール、アリールアルキルであるか、あるいは各R1はそれらが結合して いる−O−C−O−基と一緒になって環状アセタールを形成する)、X=CR2 R3、C=CR2R3、O、S、SOまたはSO2(ここで、 R2およびR3は独立して、H、所望により置換されていてもよいアルキル、所 望により置換されていてもよいアリールであり、該所望置換基はアルキル、アリ ール、ハロゲン、OR、CF3、NO2、COR、NRR′、SR、COOR、 CONRR′、SO3R、SO2NRR′、SR、SORおよびSO2R(ここ で、RおよびR′は上記Rの定義と同じ)、SR′′、SOR′′、SO2R′ ′(ここで、R′′は、所望によりアルキル、アリール、ハロゲン、OR、CF 3、NO2、COR、NRR′、SR、COOR、CONRR′、SO3R、S O2NRR′、SR、SORおよびSO2R(ここでRおよびR′は上記Rの定 義と同じ)から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよいア ルキルまたはアリール)である)、 n>1の場合、Xは独立して選択され、分枝鎖または直鎖であり得、Xは置換基 Yと一緒になって環を形成することもでき;Yは、H;所望によりアルキル、ア リール、ハロゲン、OR、CF3、NO2、COR、NRR′、SR、COOR 、CONRR′、SO3R、SO2NRR′、SR、SORおよびSO2R(こ こで、RおよびR′は上記Rの定義と同じ)から選択される1またはそれ以上の 置換基によって置換されていてもよいアルキルまたはアリールであり;Yは、ヒ ドロペルオキシ基と同一のC原子上にあることができ、いずれのC原子もYによ って二置換されていてよく、Yによる「(CH2)m」におけるH原子の置換を 含んでおり、R7またはR8は上記Rの定義と同じもの、H、OH、OR1であ るか、あるいはそれらが結合している炭素原子と一緒になってケト基を形成する ]。 (3)触媒が銅(II)、鉄(III)、コバルト(II)およびコバルト(I II)の1またはそれ以上の酸化遷移金属錯体塩から選択される請求項(1)ま たは(2)記載の方法。 (4)触媒がCu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、2−エチ ルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フェナント ロリン)3(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1またはそれ 以上の遷移金属錯体触媒である請求項(1)、(2)または(3)記載の方法。 (5)さらに、プロトン酸またはルイス酸触媒を添加することからなる前記請求 項いずれか1項記載の方法。 (6)出発ヒドロペルオキシ官能基含有化合物が、アルケンカルボン酸、アルケ ンアルデヒド、アルケンケトン、アルケンアルコール官能基またはアルデヒドお よびケトン化合物のジアルキルアセタールを含有する対応する化合物の酸素化に よって誘導される前記請求項いずれか1項記載の方法。 (7)出発化合物が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、m、n、p、X、YおよびR5は上記定義と同じである]で示される化 合物の酸素化によって誘導される請求項(6)記載の方法。 (8)i)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物をエステル化して、式▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物を得、次いで、 ii)1またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下で酸素化して、式▲数式、化学 式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼で示される化合物を得 、 iii)プロトン酸またはルイス酸触媒で処理して、所望のサイクリックペルオ キシアセタールラクトン化合物を得ることを特徴とする式▲数式、化学式、表等 があります▼ [式中、m、n、p、X、Y、R6およびR7は上記定義と同じである] で示されるペルオキシアセタールラクトン化合物の製造方法。 (9)金属触媒が、Cu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、2 −エチルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フェ ナントロリン)2(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1また はそれ以上の遷移金属錯体触媒である請求項(8)記載の方法。 (10)i)キングハオ酸を還元して、式▲数式、化学式、表等があります▼ジ ヒドロキングハオ酸で示されるジヒドロキングハオ酸を得、ii)ジヒドロキン グハオ酸を酸素化して対応するヒドロペルオキシドを得、単離せずに、 iii)1またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下で酸素化してキングハオスを 得ること を特徴とするキングハオ酸からキングハオスヘの転換方法。 (11)触媒が、Cu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、2− エチルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フェナ ントロリン)3(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1または それ以上の遷移金属錯体触媒である請求項(10)記載の方法。 (12)工程iii)の後に、さらに、プロトン酸またはルイス酸触媒を添加す ることからなる請求項(10)または(11)記載の方法。 (13)i)式で示されるキングハオ酸を還元してジヒドロキングハオ酸を得、 ii)ジヒドロキングハオ酸を酸素化し、次いで、メチル化して、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるメチルエステルヒドロペルオキシドを得、iii)1またはそれ以上 の酸化金属触媒の存在下で酸素化して、式▲数式、化学式、表等があります▼+ ▲数式、化学式、表等があります▼で示される中間生成物を得、単離をするかま たは単離せずにiv)プロトン酸またはルイス酸触媒で処理してキングハオスを 得ること を特徴とするキングハオ酸からキングハオスヘの転換方法。 (14)金属触媒が、Cu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、 2−エチルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フ ェナントロリン)3(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1ま たはそれ以上の遷移金属錯体触媒である請求項(13)記載の方法。 (15)i)酸素化して中間ヒドロペルオキシドを得、ii)1またはそれ以上 の金属触媒の存在下で酸素化して、式▲数式、化学式、表等があります▼ で示される所望の生成物を得ること を特徴とするキングハオ酸からデヒドロキングハオスヘの転換方法。 (16)金属触媒が、Cu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、 2−エチルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フ ェナントロリン)3(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1ま たはそれ以上の遷移金属錯体触媒である請求項(15)記載の方法。 (17)工程ii)の後に、さらにプロトン酸またはルイス酸触媒を添加するこ とからなる請求項(15)または(16)記載の方法。 (18)i)キングハオ酸をヒドロペルオキシドに酸素化し、次いでメチル化し て、式 ▲数式、化学式、表等があります▼第3級ヒドロペルオキシドで示される化合物 を得、 ii)1またはそれ以上の酸化金属触媒の存在下で酸素化して、式▲数式、化学 式、表等があります▼+▲数式、化学式、表等があります▼で示される中間生成 物を得、単離をするかまたはせずに、iii)プロトン酸またはルイス酸触媒で 処理してデヒドロキングハオスを得る ことを特徴とするキングハオ酸からデヒドロキングハオスヘの転換方法。 (19)金属触媒が、Cu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、 2−エチルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フ ェナントロリン)3(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1ま たはそれ以上の遷移金属錯体触媒である請求項(18)記載の方法。 (20)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物。 (21)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物。 (22)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物。 (23)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物。 (24)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物。 (25)i)ジヒドロキングハオアルコールを酸素化して中間ヒドロペルオキシ ドを得、次いで、 ii)1またはそれ以上の金属触媒の存在下で酸素化して、式▲数式、化学式、 表等があります▼デオキソキングハオスで示される所望の生成物を得ること を特徴とするデオキソキングハオスの製造方法。 (26)金属触媒が、Cu(OSO2CF3)2、プロピオン酸Cu(II)、 2−エチルヘキサン酸Cu(II)、他のカルボン酸Cu(II)塩、Fe(フ ェナントロリン)3(PF8)3および他の鉄(III)塩から選択される1ま たはそれ以上の遷移金属錯体触媒である請求項(25)記載の方法。 (27)請求項(1)〜(9)いずれか1項記載の方法によって製造されたキン グハオス。 (28)請求項(10)〜(14)いずれか1項記載の方法によって製造された キングハオス。 (29)請求項(25)または(26)記載の方法によって製造されたデオキソ キングハオス。 (30)請求項(15)〜(19)いずれか1項記載の方法によって製造された デヒドロキングハオス。 (31)実施例1〜4、6または7いずれか1つに実質的に記載されたヒドロペ ルオキシアルケンカルボン酸官能基からなる化合物からペルオキシアセタールラ クトン官能基からなる化合物の製造方法。 (32)実施例5に実質的に記載されたヒドロペルオキシアルケンアルコール官 能基からなる化合物からペルオキシアセタールエーテル官能基からなる化合物の 製造方法。 (33)実施例1または2に実質的に記載されたキングハオスの製造方法。 (32)実施例3または4に実質的に記載されたデヒドロキングハオスの製造方 法。 (35)実施例5に実質的に記載されたデオキソキングハオスの製造方法。
JP2513477A 1989-09-27 1990-09-27 環状ペルオキシアセタ―ルラクトン、ラクト―ルおよびエ―テル化合物 Expired - Lifetime JP2506505B2 (ja)

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