JPH05504469A - A83543回収方法 - Google Patents
A83543回収方法Info
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- JPH05504469A JPH05504469A JP51566990A JP51566990A JPH05504469A JP H05504469 A JPH05504469 A JP H05504469A JP 51566990 A JP51566990 A JP 51566990A JP 51566990 A JP51566990 A JP 51566990A JP H05504469 A JPH05504469 A JP H05504469A
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- C07H17/04—Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12P19/44—Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides
- C12P19/60—Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides having an oxygen of the saccharide radical directly bound to a non-saccharide heterocyclic ring or a condensed ring system containing a non-saccharide heterocyclic ring, e.g. coumermycin, novobiocin
- C12P19/62—Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides having an oxygen of the saccharide radical directly bound to a non-saccharide heterocyclic ring or a condensed ring system containing a non-saccharide heterocyclic ring, e.g. coumermycin, novobiocin the hetero ring having eight or more ring members and only oxygen as ring hetero atoms, e.g. erythromycin, spiramycin, nystatin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A33543回収方法
見所Ω塁!
本発明は、発酵生成物A33543を回収するための改良方法に関する。A33
543は成分A33543A、 A33543B、 A33543C,A335
43D。
A33543E、 A33543F、 A33543G、 A33543H1及
びA33543Jからなり、シ三(ト)コl江■匹■且力庶屁とし匹の菌株によ
り製造される有効な殺虫剤である。
本発明の改良方法は、
(1)ブロスにほぼ等体積の水溶性溶剤、例えばアセトン又はアセトニトリルを
加えること;
(2)バイオマスから液相を分離すること;(3)約10〜約11のpHにおい
て不混和性溶剤、例えば酢酸エチル又はジクロロメタンにより液相を抽出するこ
と;
(4)水相から有機相を分離し、そして有機相を濃縮し残っている水混和性溶剤
を除去すること;(5)有機相からデカンタすることによりかなり着色した不混
和性水相を除去すること;
(6)酒石酸のような酸の希釈溶液により有機相を逆抽出すること;
(7)(i)(a)例えば真空により水性酸検相より有機溶剤の混和性部分を除
去し、(b)逆浸透を用いて水相を約20倍に濃縮し、そして(c)水酸化ナト
リウムのような塩基を十分量加えA33543を沈殿させ、濾過によりA335
43を分離すること又は輸りアセトン又はメタノールを20%以下含む、水酸化
ナトリウムのような塩基を十分量加えA33543を沈殿させること;及び
(8)濾過によりA33543を分離することを含む。
この方法の利点は、より良い形状でA33543を高収率で速く回収できること
である。
又ユ皇圧豊星脱■
本発明は、r A33543 Jと命名された発酵生成物を回収するための改良
方法に関する。A33543は成分^83543A、 A33543B。
A33543C,A33543D、 A33543E、 A33543F、 A
33543G、 A33543H及びA33543Jからなり、式1に示す構造
を有する。
式中Rは以下のものである。
(為)(b)
(C)(d)
成分 RR’ R’ R’ R5R’
A (a) Me HEt Me MeB (b) Me HEt Me Me
C(c) Me HEt Me Me
l) (a) Me Me Et Me MeE (a) Me HMe Me
MeF (a) HHEt Me Me
G (d) Me HEt Me MeH(a) Me HEt HMe
J (a) Me HEt Me H
A83543A中のアミノ垢はβ−D−ホロスアミンであることが示され、A3
3543A中の天然糖はa−2,3,4−1リ−〇−メチルラムノースである。
A33543及び個々のへ83543成分は昆虫、特に鱗翅目種、例えば5ou
thern armworm、双翅目種、例えばクロハエ(blow fly)
、サシバエ(stable fly)及び蚊、並びに同翅類種、例えばアリマキ
及びヨコバイの抑制に有効である。
A33543は、Boeck、 Cbio、 Eaton、 Godfrey、
Michel。
Naka tsukasa及びYaoらの同時係属米国特許出願、1989年1
0月30日出願に071.429.441に開示された方法により回収可能な量
のA33543が産出されるまで好適な培地内で液内好気性条件下5accha
ro ol s ora 且頂遼胆チシnov、のA33543産生株を培養す
ることにより調製される。
4つのへ83543産生5accharo ol s ora 胚力巴組カルチ
ャー、NRRL18395. NRRL18537. NRRL18538又は
NRRL18539を寄託し、Midwest Area Northern
Regional Re5earch Center。
Agricultural Re5earch 5ervice、 Unite
d 5tates Departmentof Agricultural 1
815 North University 5treet、 Peoria。
111inois、 61604のストックカルチャーコレクションの一部とし
た。これより特定のNI?RL受諾番号のもとに一般に入手可能である。
n5り:l江■匣U肛道型組カルチャーの生育に用いられる培地は多くの培地の
いずれかであってよい。
大スケール発酵における好ましい炭素源はゲルコール及びマルトースであるが、
リボース、キシロース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、マンニトー
ル、可溶性スターチ、ポテトデキストリン、オレイン酸メチル、油、例えば大豆
油等も用いてよい。
好ましい窒素源は綿実粉、ペプトン化ミルク及び消化大豆ミールであるが、魚ミ
ール、コーン浸漬液、イースト抽出物、酵素加水分解カゼイン、ビーフ抽出物、
等も用いてよい。
培地に混入してよい栄養素無機塩は、亜鉛、ナトリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、アンモニウム、塩化物、カーボネート、スルフェート、ニトレート等のイ
オンを与えることのできる通例の可溶性塩である。
生物の成長に必要な必須微少元素も培地に含まれるべきである。そのような微少
元素は通常生物の成長の必要にみあう十分な量、培地中に不純物として存在する
。
通常、発泡が問題である場合、大スケール発酵培地にポリプロピレングリコール
のような消泡剤を少量(すなわち0.2胃L/L)加えてよい。しかし、A33
543産生カルチヤーの場合、従来の脱泡剤はA33543の形成を妨げる。発
泡は培地に大豆油又はプルロニックL −Lot(BASF)を含むことにより
抑制される。添加油は発泡がおこった際に加えてよい。
A33543中の成分の比は用いられる発酵条件によって異なる。
通常、A33543は約85〜90%A33543A、約10〜15%A335
43D、及び少量のA33543B、 C,D、 E、 F、 G、 H及びJ
を含む。
特定のA33543成分の割合は培地の変化により異なる。例えば、バリン又は
イソブチル酸もしくはプロピオン酸の添加は形成されるA33543Dの割合を
高める。
多量のA33543を調製するため、撹拌バイオリアクター中浸漬した好気性発
酵が好ましい。少量のA33543は振盪フラスコカルチャーにより得られる。
胞子形状の生物による大きなバイオリアクターの接種に伴なう調製のタイムラグ
のため増殖性接種物を用いることが好ましい。増殖性接種物は、少量の培地に生
物の胞子形状又は菌糸フラグメントを接種し、生物の新鮮な、活性成長カルチャ
ーを得ることにより調製される。
次いで増殖性接種物は大きなバイオリアクターに移される。
増殖性接種物培地は大発酵に用いたものと同しであってよいが、他の培地も好適
である。
A33543はA33543産生生物により、約24°C〜約33°Cで成育さ
せた際に得られる。A33543調製の至適温度は約28〜30°Cであると考
えられる。
浸漬した好気性培養法において通例であるように、培地を従来のタービンインペ
ラーで撹拌しながら底から容器へ滅菌した空気を吹き込む。通常、通気速度及び
撹拌速度は、0.34大気圧の内部容器圧で空気飽和の35%以上、好ましくは
50%以上に溶解した酸素のレベルを保つに十分であるべきである。
A33543成分の調製は、ブロスのテスト抽出物による発酵後に行なわれる0
例1に記載したようなシステムを用いるHPLCはこの目的に対し有効なアッセ
イ法である。
本発明はA33543が形成される発酵培地からA33543を回収するための
改良方法に関する。A83543産生生物の発酵の間形成されるA33543は
菌糸体(バイオマス)及びブロスの両者に生ずる。A33543は親油性である
と考えられる。さらに、従来の消泡剤はA33543形成を阻害する。A335
43をバイオリアクター内で調製する場合、発泡は問題であり、それを抑制する
ため多量の油が用いなければならない。その後の培地からの親油性A33543
の分離は同時に油の分離を含んでいた。従って、A33543の完全な回収はさ
らなる油の分離除去が必要であった。
従って、本発明以前は、A33543は(1)ブロス全体を濾過しバイオマスを
分離すること;(2)メタノールでバイオマスを抽出すること;(3)メタノー
ル抽出液を1縮すること;(4)このVa縮液を)IP20のような非官能性樹
脂に加えること;
(5)水/メタノール溶液により樹脂から不純物を洗浄すること;
(6)非官能性樹脂より生成物を溶離すること;(7)溶出液を濃縮し粗油とし
て生成物を与えること;(8)LH−20のようなイオン性セファデックスの多
くのカラムを通し生成物を精製し油を除去すること;(9)溶出溶削を濃縮し生
成物を与えること;そして(10)生成物を結晶化すること
により単離された。
不幸にもこの回収法は約3週間の時間がかかり、多くの精製を必要とするため損
失が大きくなる。LH−20のようなイオン性セフアゾ、クスはローディング容
量が低(、従って工程8を行なうためには多くのカラムが必要であり、損失が大
きくなる。
本発明は、A33543及び油をエチルアセテートのような不混和性溶剤で抽出
し、次いで酒石酸のような酸の希釈溶液を用いてA33543を水相に逆抽出す
ることにより厄介な油を除去できた発見に関する。酸性?8液を4縮し有機溶剤
の混和性部分を除去した後、約10〜11のpHまで水酸化ナトリウムのような
塩基を加えることによりA33543を塩基として沈殿させる。この方法は工程
8で必要な多くのカラムを用いず精製したA33543の回収を可能にする。
さらに、本発明の他の態様は、この方法が濾過しないブロス全体について用い、
それにより工程2〜7にみられるような生成物の損失を避けることができる発見
である。
従って、本発明の改良方法は、
(1)ブロス全体にほぼ等量の水混和性溶剤を加えること;(2)バイオマスか
ら液相を分離すること;(3)約10〜約11のpHにおいて不混和性溶剤によ
り液相を抽出すること;
(4)水相から有機相を分離し、そして有機相を濃縮し残っている水混和性溶剤
を除去すること;(5)有機相からかなり着色した不混和性水相を除去すること
;
(6)酸の希釈溶液により有機相を逆抽出すること;(7)(i)(a)水性酸
検相より有機溶剤の混和性部分を除去し、(b)逆浸透を用いて水相を濃縮し、
そして(c)塩基を十分量加えA33543を沈殿させること又は(i)アセト
ン又はメタノールを20%以下含む塩基を十分量加えA33543を沈殿させる
こと;そして(8)濾過によりA33543を分離することを含む。
工程2は好ましくは濾過助剤を用い濾過により達成される。
工程3用の好ましい溶削はエチルアセテート又はジクロロメタンである。
工程5において、水相はデカントすることにより最も艮(分離される。工程6用
の好ましい助剤は酒石酸である。工程7(1)において、分jiI(a)は真空
下において最も容易に達成される。工程7(i)(c)又は7(ii)用の好ま
しい塩基は水酸化ナトリウムである。
この方法はかなり短時間、例えば約3日で完了し、一方従来の方法は約3週間か
かるので、この方法はより実用的である。さらに、この方法は高収率のA335
43を与え、生成物の沈殿が容易であり、高純度の生成物を与える。
こうして回収されたA33543はクロマトグラフにより個々の成分A3354
3A、 A33543B、 A33543C,A33543D、 A33543
E、 A33543F。
A33543G、 A33543H1及びA33543Jに分離される。
好ましい分離法は逆相シリカゲル(C,、又はCs)クロマトグラフィーを含む
。
本発明をより詳細に説明するため以下に実施例を示す。
以下のHPLC法は、A33543の調製のための発酵をモニターするため有効
である。
ブロス全体のサンプルを遠心し、上澄をデカントしそして分離する。バイオマス
に十分なメタノールを加え、サンプルを最初の体積にもどし、混合し、混合物を
最小15分間放置する。遠心し上澄を0.45mフィルターを通し濾過する。
この他に、ブロス全体をアセトニトリル(1:4 ブロス:溶剤)又はアセトン
で抽出してもよい。
HPLCシステム
カラム担体: 8 X 100mカラム、シリカゲル4−球状CII(Nova
C+++ 、 Waters)移動相 :0.05%酢酸アンモニウムを含む
CHsCN/ MeOH/ HzO流 速:4mL/sin
検 出=25onIlのUV
保持時間: A33543A−3,6〜3.7分A33543D −4,4〜4
.5分
液体窒素中に保った懸濁液又は凍結乾燥したベレットのいスレカッカルチャー錘
匹畑二l状註註匣肚おユ組NRRL18395を用い組成A又はBを有する植物
培地に接種する(培地Bが大スケール製造には好ましい)。
埴土団し1八
一基一一二別−−にじJ
トリブチケース(Tryp t 1case)大豆ブロス゛ 3.0イースト抽
出物 0.3
MgSO4・7H,OO,2
脱イオン水 11に十分量
pH調節せず
” Ba1tis+ore Biological Laboratories
亘嵜暗廼旦
一底−−立一 −1」笈Y−
酵素加水分解したカゼイン゛ 3.0
イースト抽出物 0.3
Mg5O,・7H,OO,2
グルコース 1・0
脱イオン水 12に十分量
pH6,2、NaOHで6.5に調節
′″NZ Am1ne A、 5heffield Products、 P、
0.Box 638 Norwich。
NY 13815
植物種培地A又はBi、:2.5%アガーを加えることによりスラント又はプレ
ートが製造される。接種したスラントを30゛Cで約10〜14日闇インキユヘ
ヒトする。成長したスラントカルチャーを滅菌機具で取り、菌糸体を浸す。こう
して得た胞糸約1150及びカルチャーグロスを用い第1段階植物種培地50d
に接種する。又は第1段階培地に液体窒素アンプルから接種してもよい。
カルチャーを液体窒素中に保つ場合、等量の植物カルチャー(48〜72時間イ
ンキュベーション、30°C)及び懸濁媒体を用いてアンプルが製造される。懸
濁媒体はラクトース(100g)、グリセロール(200m)及び脱イオン水(
II!、まで)を含む。
液体窒素アンプルは500afの三角フラスコ中に100dの植物培地(又は2
50mフラスコ中に50d培地)を接種するため用いられる。カルチャーは25
0rp+*で2インチ(5,08C11)楕円をえかくシェーカー上で30°C
で48時間インキュベートされる。
インキュベートされたカルチャー(5%V / V )は以下の組成を有する製
造培地100jIll!に接種される。
植物蛋白、一部酵素的に加水分解°1.5〜3綿子粉” 1.0
CaCOs(試薬又は工業グレード)0.3大豆油 1.0
生水 12に十分量
NaOHでpH7,0に調節
” 5heftone H,5heffield Products”Prof
lo、Traders Protein、P、O,Box 8407. Mes
+phis、T!1接種した製造培地を25Orpmで2インチ楕円形をえかく
シェーカー上で28〜30″Cで6〜8日間500 mの三角フラスコ内でイン
キュベートする。
且、腹 バイオリアクター
多量の接種菌を与えるため、Aに記載したようにして製造した1011のインキ
ュベートした第1段階培地を用い、第1段階植物培地と同し組成を有する第2段
階植物培地400−に接種した。この第2段階培地を250rp−で2インチ楕
円形をえが(シェーカー上で30°Cで約48時間21!、の広口三角フラスコ
内でインキュベートする。
こうして製造したインキュベートした第2段階植物培地(2f2)を用い、Aに
記載のようにして製造した80〜115尼の滅菌製造培地に接種する。必要によ
り発泡を抑えるため追加大豆油を加える。
接種した製造培地を1652の撹拌バイオリアクター内で28゛Cの温度で5〜
8日間発酵させる。撹拌容器内の撹拌速度及び通風は、空気飽和の50%以上の
レヘルに溶解酸素レヘルを保つためコンピューター制御されている。
斑−ユ
A33543A びDの の 1 法
1、)200dの製造培地を12フラスコ内で用い、2)製造培地から大豆油を
省く、そして3)30°Cで4〜6日間インキュベートすることを除き、例2の
Aに記載したようにして発酵ブロス(10β)を製造した。ブロスは濾過した。
4 mcgのA33543A/dを含み、そして検出可能な量(7)A3343
B、 C,D。
又はD/dを含まない濾液を捨てた。
バイオマスを水洗し、メタノールで1時間抽出した。抽出! (7j2)は72
mcgのA33543A/id及び7 mcgのA33543A/紙を含んでい
た。
メタノール抽出液を51に4縮し、そして水(21)中の)IP−20樹脂(1
50d 、門1tsubishi Chemical Industries、
Ltd、、)に加えた。この混合物を1時間撹拌した。
次いでl(P −20混合物をガラスカラムに入れた。最初の流出液及びメタノ
ール:水(1:1.11)を用いる溶出液は活性ではなかった。メタノール:水
(7:3.12)を用いる第2の溶出液はA33543Aを少量含んでいた。メ
タノール(11)を用いるその後の溶出液はA33543A及びA33543D
を含んでいた。
メタノール溶出液をm′ItMシ、他からの2つの同様の両分と合わせ、そして
濃縮乾固した。残留物を75dのメタノール:THF (4: 1)に溶解し、
10体積のアセトニトリルへの添加によって沈殿させた。この混合物を濾過し、
濾液を濃縮乾固した。
残留物をメタノール(25d)に溶解し、メタノール中で製造した5、 5 X
90CIのLH−20セフアデツクスのカラムに入れ、例1に記載のHPLC法
により 125個の25WIli!i分を分析した。
所望の化合物を含む百分をあわせ濃縮した。残留物をメタノール(10d)に溶
解し、8a+C−18逆相シリカゲル(RaininDynamax)を充填し
た41.11111X25C11のカラムに入れた。
カラムをメタノール:アセトニトリル: 水(37,5: 37.5 :25)
中で状態調節した。サンプル添加後、以下の溶剤の180分直線勾配を用いてカ
ラムを展開した。
溶剤系
量(d)
溶 荊 A B
CHffO)1 37.5 45
CH,CN 37.5 45
1(,02510
勾配は100%から100%Bまで行ない、25M1画分を集めた。
A33543Aを含む両分を貯め、濃縮乾燥し、t −BuOH(5Hl)に溶
解し、凍結乾燥し純粋なA33543Aを778mg得た。
A33543Dを含む両分を6つの同様の操作からのD含有画分とあわせ、濃縮
し、同じカラムを用いるが異なる溶剤を用いてクロマトグラフした。カラムはメ
タノール:アセトニトリル:水(40: 40 : 20)中で状U調節した。
180分直線勾配操作においてカラムの展開に用いた溶剤系は以下のものであっ
た。
量(d)
溶 剤 A B
CLO)l 40 95
CH3CN 40 95
・Hzo 20 10
A83543Dを含む両分をあわせ濃縮した。残留物をt −BuOH(5d)
に溶解し、凍結乾燥しA33543Dを212■得た。
班−土
NRRL18537によるA33543の−A、Yフースコ
例2、Aと同じ方法を用いカルテ+ −5accharo ol s ora胚
頂児■NRRL18537を振盪フラスコ中で培養するが、以下の植物培地Cを
用いる。
板貫府並立
−1−一立−1
酵素加水分解カゼイン” 30.0g
イースト抽出物 3.0g
MgSO4・7H,o O,2g
グルコース 10.Og
グリセロール 20 1d
脱イオン水 1iに十分量
pi(6,6、Na0)1で7.0に調節” NZ Am1neA
B、 バイオリアクター
カルチャーの液体窒素アンプルを例2に記載のようにして製造する。1つのアン
プルを用い第1段階植物カルチャー(250−フラスコ中50mの培地C)に接
種し、これを約48〜72時間インキュベートする。インキュベートした第1段
階カルチャーを用い第2段階カルチャー(21フラスコ中4001dの培地C)
に接種し、これを約48時間インキユヘヒトする。インキュベートした第2段階
カルチャー(51)を用い以下の組成を有する製造培地(1i!M)に接種する
。
製遺旦叫↓
ペプトン化ミルク120
綿子粉゛20
CaCOx 5
オレイン酸メチル 30I11/l
生水 12に十分量
1ペプトン化ミルク栄養素、5heffield Products。
”Proflo (NaOHで7.0にpH調節)接種した製造培地を1651
撹拌バイオリアクタ一中30°Cの温度で約8〜10日間発酵させる。溶解酵素
レベル(Do)は、例2のように空気飽和の50%以上のDOレベルを保つよう
セ・7トされたコンピューター化システムによりsjlMされる。
■−】
NRRLによるA33543のi
A、ンフラスコ
例2と同様の方法を用い、カルチ+ −5accharo ol s ora且
工巨■NRRL18539を植物培地Bを用いて振盪フラスコ中で培養する。
B、 バイオリアクター
カルチャーの液体窒素アンプルを例2に記載のようにして製造する。1つのアン
プルを用い第1段階植物カルチャー(250dフラスコ中50W1の培地B)に
接種し、これを約48〜72時間インキュベートする。インキュベートした第1
段階カルチャーを用い第2段階カルチャー(22フラスコ中400dの培地B)
に接種し、これを約48時間インキュベートする。インキュベートした第2段階
カルチャー(2i!、)を用い以下の組成を有する製造培地(1151)に接種
する。
盟盈玉並l
植物蛍白、一部酵素的に加水分解°20綿子粉°゛10
CaC0,5
オレイン酸メチル 30d/j2水
水 12に十分量
” 5hef tone H
”Proflo (NH4OHで7.0にpH調節)綿子粉 3
ペプトン化ミルク 2
コーン浸7責i 1
CaCOx (工業グレード)0.5
オレイン酸メチル 3.0
生水
” Profl。
°°ペプトン化ミルク栄養素(NaOHで7.0にpH調節)接種した製造培地
を30°Cの温度において約8〜10日間又はそれ以上1651の撹拌バイオリ
アクター内で発酵させる。
D○レベルは例4に記載のようにして調節する。
斑−■
NR111L18538によるA33543の量 り例2及び5と同様の方法を
用い、しかし植物培地B及び製造培地mを用いカルチャー5accharo o
l s ora且お庶巨且セ遼胆NRRL18538を培養する。
炭−二
法によるA33543の
例6に記載のようにして発酵ブロスを製造する。以下のようにしてA33543
をブロスから分離する。
1、 ブロスに等量のアセトンを加え、セラミックフィルター又はフィルタープ
レスと共にフィルター助剤を用い濾過し、2、 濾液をpHloに調節し、
3、酢酸エチル(ブロスの体積の1/4〜1/2)を加え、4、不混和性水性部
分をデカントすることにより酢酸エチル抽出液を回収し、そして酢酸エチル抽出
液を真空により1/2体積に濃縮し、
5、 水性0.1M酒石酸(1/2体積)により濃縮酢酸エチル溶液を抽出し、
そして相を分離し、
6、真空蒸留により水相から可溶性酢酸エチルを除去し、逆浸透を用い水溶液を
濃縮し、
7、 水酸化ナトリウムにより濃縮水溶液をpHl0〜11に調節し、
8、′a過により沈殿を分離し、水洗し、そして真空上乾燥しA33543を得
る。
勇−主
法による ブロスか゛のA33543A びDの例2に記載の方法と同様の方法
により発酵ブロスを製造する。用いるA33543産生カルチヤーはNRRL1
8539カルチャーの原種であるが、NRRL18538及び18539株の原
種である。用いる株はNRRL18538及び18539株よりも約6倍低い抗
生力価を形成する。植物培地Bを用い、そして製造培地は以下のものであった。
W
植物蛍白、一部酵素加水分解 20.0綿子粉 10.0
酢酸ナトリウム 0.2
グリセロール 5.0
大豆油 10.0
生水 11に十分量
製造培地は30°Cで約8日間インキュベートした。
インキュベートした後、ブロスは141scg/ ml! A33543A及び
13mcg/d A33543Dを含んでいた(総量16.94gのA3354
3A及びA33543D)、等量のアセトン(110jりを加えた。
ブロス/アセトンをプレート及びフレームプレスに通し濾過し、菌糸固体を除い
た。
回収した濾液(200f)を5N水酸化ナトリウムによりpH7,6からpHl
0に調節した。次いで酢酸エチル(60i!、)を加え活性体を抽出した。撹拌
後、相を分離させ、下相(100ffi)を捨てた。上相(酢酸エチル50%以
上)を1602から802に濃縮しアセトンを除去した。
かなり着色した水相(20f)をデカントにより除去し、濃縮酢酸エチル相(6
0j2)を等量の水中0.IN酒石酸を用い逆抽出した。水性酒石酸相(70f
)を回収し、真空下1mし不混和性酢酸エチルを除去し、次いでMillipo
re ProLab逆浸透ユニットを用い4f(20倍)に4縮した。
14縮水性酒石酸溶液(42)を水酸化ナトリウムによりpH3からpH10に
調節し、ゆっくり沈殿を形成させた。沈殿を濾過し、水洗し、真空下40°Cで
乾燥し、815*cg/■のA33543A及び67mcg /■のA3354
3Dを有する乾燥沈殿を13.4g得た。
この収量は11.8 gのA33543A及びA33543Dの回収率を示し、
ブロス全体より69,6%の収率である。
国際調査報告
Claims (6)
- 1.A83543A及びA83543Dを含む発酵生成物A83543の回収方 法であって、 1)ブロス全体にほぼ等量の水混和性溶剤を加えること;2)バイオマスから液 相を分離すること;3)約10〜約11のpHにおいて不混和性溶剤により液相 を抽出すること; 4)有機相を分離しそしてこれを濃縮し残っている水混和性溶剤を除去すること ; 5)有機相からかなり着色した不混和性水相を除去すること; 6)酸の希釈溶液により有機相を逆抽出すること;7)(i)(a)水性酸性相 から有機溶剤の混和性部分を除去し、(b)逆浸透を用いて水相を濃縮し、そし て(c)十分量の塩基を加えA83543を沈殿させること;又は(ii)アセ トン又はメタノールを20%以下含む塩基を十分量加えA83543を沈殿させ ること、そして8)濾過によりA83543を分離することを含む方法。
- 2.工程7(i)を用いる、請求項1記載の方法。
- 3.工程7(ii)を用いる、請求項1記載の方法。
- 4.工程1の水混和性溶剤がアセトンである、請求項1記載の方法。
- 5.工程3で用いられる溶剤が酢酸エチルである、請求項1記載の方法。
- 6.工程6で用いられる酸が酒石酸である、請求項1記載の方法。
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