JPH0246294A - ストレプトミセス属微生物からのアングサイクリノンおよびその製造方法 - Google Patents

ストレプトミセス属微生物からのアングサイクリノンおよびその製造方法

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JPH0246294A
JPH0246294A JP1104802A JP10480289A JPH0246294A JP H0246294 A JPH0246294 A JP H0246294A JP 1104802 A JP1104802 A JP 1104802A JP 10480289 A JP10480289 A JP 10480289A JP H0246294 A JPH0246294 A JP H0246294A
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Susanne Grabley
ズザネ・グラープライ
Joachim Wink
ヨーアヒム・ヴインク
Carlo Giani
カルロ・ジヤーニ
Gerhard Seibert
ゲールハルト・ザイベルト
Wolfgang Raether
ヴオルフガング・ラエター
Susanne Dobreff
ズザネ・ドブレフ
Axel Zeeck
アクセル・ツエーク
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ストレプトミセス属の微生物種が、通常の培養条件下に
オクロマイジノンと呼ばれるアングサイクリノンを合成
することは知られている(Bowie、 J、 H,、
Johnson、 A、 W、 : Tetrahed
ronLett、、Ifし1449,1967)。
本発明はストレプトミセスDSM 4357種が、オク
ロマイジノンのほかに、驚くべきことに、薬理活性とく
に抗生物質活性を有する新規なアングサイクリノンを生
成することを発見し完成されたものである。
すなわち、本発明は、(1)一般式I (式中、互いに独立に R1は水酸基またはオキソ基で
あり、R2は水素であり、R3は水酸基でR1はヒドロ
キシメチルもしくは水素であるかまたはR3およびR4
は一緒にしてオキソ基であり R1はヒドロキシメチル
もしくは水素でR6は水酸基であるかまたはR8および
R6は一緒にしてオキソ基であり、R7は水酸基もしく
は水素であるかまたはR2およびR7は一緒にして二重
結合を形成することを表す)で示される化合物、ならび
に式Iに示された水酸基における(C+〜cm)−アシ
ルオキシ誘導体化合物(ただし、R′およびR1とR4
を一緒にして並びにR6とR6を一緒にしてオキソ基を
表し、そしてR2とR7を一緒にして二重結合を形成し
た化合物を除く)、 (2)(a)ストレプトミセスDSM 4357種を、
培地中に一般式1の化合物が蓄積するまで培養し、(b
)その化合物を適宜単離し、アシル化することを特徴と
する一般式Iの化合物およびその(C+〜C5)−アシ
ルオキシ誘導体の製造方法、および (3)一般式Iの化合物およびその(C+−Cs)−ア
シルオキシ誘導体の治療活性物質としての使用、 に関する。
本発明は以下に、とくにその好ましい実施態様について
詳細に説明する。本発明はまた、特許請求の範囲にも定
義される。
一般式■の化合物はストレプトミセスDSM4357種
の支援により製造できる。この株は1988年1月15
日、ブダペスト条約の条件に従ってドイツ微生物寄託機
関(Deutsche Sammlung vonMi
kroorganismen)に上述の番号で寄託され
た。
ストレプトミセスDSM 4357種は以下の特性を有
する。
胞子の色:灰色 胞子連鎖二分岐状らせん 胞子の表面:平滑 メラニン形成:陰性 色素形成: 基底菌糸体:エンド:陰性 エクソ:紫色 焦土菌糸体:エンド:陰性 エクソ:陰性 糖および糖アルコール利用性:アラビノース、キシロー
ス、ラムノース、ラフィノース、マンニトール、フルク
トース、スクロースストレプトミセスDSM 4357
種の代わりに、−般式Iの化合物を同様に産生できる限
り、その突然変異体および変異体も使用可能である。こ
のような突然変異体はそれ自体公知の方法で、物理的手
段によりt;とえば紫外線もしくはX−線のような放射
線により、またたとえばメタンスルホン酸エチルエステ
ル(EMS)、N−メチル−N’−二トローN−ニトロ
グアニジン(MNNG)もしくは2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン(MOB)のような化学的突然
変異誘発物質により発生させることができる。
好気的発酵に適当な好ましい炭素源は、同化可能な炭水
化物および糖アルコールたとえばグルコース、ラクトー
スまたはD−マンニトール、ならびに炭水化物含有天然
生成物たとえば麦芽エキスである。適当な好ましい窒素
含有栄養物は、アミノ酸、ペプチドおよびタンパク質な
らびにそれらの分解生成物たとえばペプトンもしくはト
リプトン、または肉エキス、トーモロコシ、小麦、エン
トウ、大豆もしくは綿の実のような粉砕種子、アルコー
ル製造時の蒸留残留物、ミートミールまたは酵母エキス
、さらにはアンモニウム塩および硝酸塩である。栄養溶
液にはそのほかに添加無機塩として、たとえばアルカリ
金属またはアルカリ土類金属、鉄、亜鉛およびマンガン
の塩化物、炭酸塩、硫酸塩またはリン酸塩を含有させる
ことができる。
一般式■の化合物の生成は、全栄養溶液の重量に対して
それぞれ、0.5〜6%好ましくは2〜4%濃度のグリ
セロールおよび0.1〜4%好ましくは0.5〜2%濃
度の大豆粉を含有する栄養溶液中でとくによく起こる。
発酵は好気的に、すなわち、たとえば振盪フラスコまた
は発酵槽中で振盪または撹拌しながら、適宜空気または
酵素を導入し、浸漬培養によって行われる。発酵は約1
8〜40℃、好ましくは約25〜30℃、とくに28〜
30℃の範囲の温度で行うことができる。微生物は上述
の条件で定常期に達するまで、約60−120時間好ま
しくは70〜75時間培養する。
培養は数段階に実施するのが有利である。すなわち、は
じめに1段または2段以上の種培養菌体を液体栄養培地
中で製造し、ついで実際の生産培地にたとえば1:10
の容量比で移し、本培養を行う。種培養菌体はたとえば
胞子形成菌糸体を栄養溶液に移し、約48〜72時間放
置し生育させることにより得られる。胞子形成菌糸体は
菌株を固体または液体栄養培地、たとえば酵母−麦芽寒
天上に7日間放置して生育させることにより得られる。
発酵の進行は、培養液のpHもしくは菌糸体の容量によ
り、薄層クロマトグラフィーにより、または生物学的活
性の試験により監視することができる。
一般式Iのアングサイクリノンは、培養培地から、生成
物の化学的、物理的および生物学的性質を考慮して既知
の方法により単離される。
培養培地中または単離の各段階での抗生物質濃度を検定
するには薄層クロマトグラフィーを用い、たとえばシリ
カゲル上移動相としてクロロホルム/メタノールを使用
して生成しt;抗生物質の量を適宜検定溶液と比較すれ
ばよい。
一般式Iのアングサイクリノンは菌糸体および培養ブロ
ス中の両者に存在する。したがって、この物質の単離に
は両者を後処理するのが有利である。実際の後処理の前
に培養ブロスから菌糸体をたとえば濾過または遠心分離
によって分離するのが有利である。ついで、一般式Iの
化合物は上澄液または炉液から、便宜的には2〜8のp
H範囲、好ましくは5〜7のp)l値で単離することが
できる。目的の物質は慣用の試薬たとえば極性溶媒たと
えば低級アルカノールによって抽出できる。しかしなが
ら、液体を吸着性樹脂上たとえばポリスチレンベースの
吸着性樹脂上を通過させるのが有利である。溶出はつい
で極性溶媒好ましくは低級アルカノールたとえばメタノ
ールあるいはメタノールと水の混合物を用いて行うこと
ができる。溶媒は溶出液から蒸留によって除去し、アン
グサイクリノンを含有する水性残留物を乾燥する。
一般式1のアングサイクリノンは無色の無定形の固体で
、メタノール、アセトン、DMSO、ジオキサンおよび
クロロホルムに易溶であるが、水およびアルカンではそ
うでない。所望の(C+〜C5)−アシルオキシ誘導体
は適当な無水物で、水酸基の塩基性の接触的アシル化に
より得られる。
一般式lの化合物ならびにその(C1=Cs)−アシル
オキシ誘導体好ましくは(c+ ”cz)−アシルオキ
シ誘導体は、その安定性を適正化して製薬処方中に導入
することができる。抗菌むよび抗カビ作用は寒天拡散試
験によりインビトロで明らかにされる。アングサイクリ
ノンはさらに原生動物とくにトリコモナス・ワギナリス
に対して強力な活性を示す。
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。百
分率データは、これまでの記述においても同様に、重量
に対する値である。以下に示すRf値は、Macher
ey & Nagelから入手した層厚0.25℃1m
lの5ilG/UV 254+366を用いて測定した
値である。
実施例 l a)生産菌株の胞子懸濁液の製造 栄養溶液(酵母エキス4g、麦芽エキス10g、グルコ
ース4g、水道水lQ1滅菌前pH7,3) 100m
Qヲ500mQのエルレンマイヤーフラスコに取り、D
SM 4357株を植菌し、回転振盪機上120rpm
、27°Cで72時間インキュベートする。次に、予め
寒天209/(2を加えて固化させた上記組成の栄養培
地を含む50011112のエルレンマイヤーフラスコ
に培養液体20m(lを均一に分布させ、傾斜させる。
培養液を27℃で10〜14時間インキュベートする。
この時点で1個のフラスコ内に生成した胞子を、市販の
非イオン界面活性剤(ServaからのTritonx
 100) 1滴を含む脱イオン水500yJで洗い出
し、そのまますぐ次工程に使用するかまたは一22°0
に保存する。
b)  エルシンマイヤーフラスコ中、生産菌体の培養
菌体または種培養菌体の製造 2%ミートミール、10%麦芽エキス、1%炭酸カルシ
ウムに水を加えて100%とした栄養溶液(オートクレ
ーブ殺菌前のpH7,2) 100mQを含む500m
12のエルレンマイヤーフラスコに、斜面管内で生育さ
せた培養菌体まl;は胞子懸濁液Q、2mmを植菌し、
振盪機中12Orpm、 27℃でインキュベートする
。72時間後に最大抗生物質生産に達する。同栄養溶液
からの48時間齢浸漬培養液(5%)が10および1o
on発酵槽の植菌に十分である。
実施例 2 アングサイクリノンの製造 10ffの発酵槽を以下の条件で操作する。
栄養培地:30g/(lグリセロール 29/Qカゼインペプトン 19/ (l KJPOa 19/ (l NaCQ 0.59/ Q Mg5o4・7H27H2O5/ff
i微量元素溶液 微量元素溶液:h/(l CaCL”2LO1g/(I
  FeCa0tHs 0.29/Q  Mn5Oa 0.1g/ Q ZnCQz 0.025g/Q CuSO4−5H200,02g/
(l  Na、BtOy−10H*00.0049/Q
  CaCu5 0.019/Q  Na、Moo、・’lH,0pHニ
ア、2 インキュベーション時間: 72時間 インキュベーション温度:30’0 撹拌器速度: 250rpm 通気:空気4Q/分 泡のljEは、エタノール性ポリオール溶液の反復添加
によって抑制できる。最大生産には約70時間後に達す
る( pH5,3)。収量は約20mg/ (1である
実施例 3 アングサイクリノンの単離 DSIJ 4357の発酵後、培養ブロスを濾過補材と
して2%セライトを加えて濾過する。菌糸体をアセトン
で抽出し、有機相を蒸発させ、水性残留物は菌体炉液に
加える。菌体炉液はポリスチレンペースの吸着性樹脂(
XAD2、Flukaより)を通過させる。流出液は廃
棄し、アングサイクリノンはメタノール/水(80: 
2(1)で溶出する。溶出液を蒸留する。アングサイク
リノンは蒸留残留物中に存在する。
実施例 4 化合物Iaの単離およびその特性 化合物1aはストレプトミセス菌株DSM 4357の
菌体炉液から単離された。150Qの発酵液からの凍結
乾燥物を109のシリカゲルとともに少量の移動相に懸
濁し、準備したシリカゲルカラム(IOX 25cm、
シリカゲル0.04〜0.063mm)上に加え、媒体
自体の圧下にクロロホルム/メタノールc2a、 20
: l ; 5Q9 : 1.ヘノ勾配)で2分画に分
離した。
分画1iraより大きいRf値を示す他成分との混合物
180g 分画2:Rf−0゜58〔クロロホルム/メタノール(
9: 11v : v) ) 、2−8g融点168°
C IR(KBr):y =3400.3250.2955
.2905,2978゜1635.1595.1565
.1470.1300.1282.1255゜1020
、 1000.790,750  cm−宜tlV  
(CHCQs:C)1sOH”  1  :  l ”
):  λ (l y  g )−234(2,4)、
286(2,8)nm。
’HNMR(200MHz、DSMO−di、35℃)
: δ=9.29(sll(、)1/D)、7.08(
dd、J=8.0 Hz;  IH)、6.77 (d
J=8.0  Hz;  IH)、6.74(d、J=
8.0  Hz;  IH)、6.24(d、J=9.
0  Hz;  IH)、6.10(d、J=9.0 
 Hz;  IH)、5.77(dd、J=4.0  
Hz、J□9.OHz:  IH)、5.45(s。
IH,H/D)、4.96(d、J=6.0  Hz;
  IH,)I/D)、4.68(d、J□6.OHz
;  1B)、4.63(d、J=9.0  Hz; 
 IH。
H/D)、3.16(d、J=4.0  Hz;  I
H)、2−6〜1.95 (m。
5B)、 1.03(d、J=5.5  Hz;  3
H)ppm。
13CNMR(200MHz、DMSO−d、):  
δ−198,1(C=O)、159.1(C)、149
.4(C)、140.8(C)、136.8(CM)、
128.8(C)、127.8(CI)、127.4(
CH)、123.1(C)、120.5(CH)、 1
13.5(CH)、71.1(C)、67.6(CH)
、67.2(CH)、48.5(CH)、46.1(C
Hり、37.5(CHz)、28.2(CH)、20.
3(CHs)ppmaEl−MS(70eV)=  m
/e−310(M−HzO,> 1 %)、292(M
−21!0.100%)。
高分解能: 292.1102. C11)II@Os
に相当分子式: C+5HzoOs(328,3749
g rxoQ−’)実施例 5 式Iaのジー0−アセチルおよびトリー〇−アセチル化
合物の製造および特性 I a 40mg(0,12ミリモル)をl rnQの
ピリジンとl+aQの無水酢酸中、4°0で1日撹拌し
た。トルエンl00mff部を反応混合物に2回加えて
、溶媒を真空中で留去した。シリカゲル(0、064m
m)上クロロホルムを用いてカラムクロマトグラフィー
(カラム: 2.5X 25cm)に付すと、2つの分
画が得られた。
分画lニトリ−O−アセチルI a 2.6mg(5%
)分画2ニジ−〇−アセチルI a 44.819(9
1%)ジー0−アセチル−Ia: 融点−250°C Rf−o、44 (クロロホルム/メタノール−9=l
V:V)、 0.13 (クロロホルム/メタノール−98:2゜v
 : v) (SilG/ LIV 254+ 366上、層厚0−
25mm、Macherey& Nagelより入手) IR(KBr):  ν=3440.2955. 29
25.2875. 1760゜1?40. 1625.
1565.1460.1410,1370. 1295
゜1230.1192.1050,102Oc票−1U
V(CHCffs)=  A C1f  t )−29
5(3,8)nm。
’HNMR(200MHz、CDCL):  δ−17
,5〜7.4(m;  2H)、7.12〜?−10(
m:  11)、6−30(s;  1B)、6.22
(d、J=11.2  Hz;  1B)、6.17(
d、J=9.5  Hz;  IH)、6.12(dd
、J=4.0  Hz、J:6.8  Hz;  IH
)、4.57(s;  IH。
H/D)、4−15(d、J=6.8  Hz;  1
1.H/D)、3.29(m。
IH)、2.7〜2.45(m;  2H)、2.26
(s;  3H)、2.3〜2.1(m;  3H)、
1.96(s;  3H)、1.06(d、J=6.0
 Hz;3H)ppm・ 13CNMR(200MHz、CDC45):  δ−
201,6(C=O)、169.9(C・0)、169
.8(C−0)、151.5(C)、149.9(C)
、140.3(C)、 134.2(OH)、 130
.1(2XCH)、128.6(CH)、127.2(
C)、 124.0(C)、12:)、5(CH)、7
0.9(C)、68.3(CI)、67.6(CH)、
47.3(CH,)、39.3(CI)、38.8(c
ut)、29.1(CI)、21.0(2XC■、)、
20−9(CH20−9(C Hx)pp (70ev) : m/e−352(M−
CHsCOxH,5%)、334(M−CH,Go、■
−H!0.11%) 、292(M−2CH,Co、I
(。
100%)。
分子式: Cz3HzaOy(412,45161mo
n−’)トリー〇−アセチル−Ia 融点−98℃ Rr−0,88(クロロホルム/メタノール−9=l。
V : V)、 0.23 (クロロホルム/メタノール−98:2゜v
 : v) (SilG/UV 254+ :366、薄層0.25
m、 Macherey &Naga 1より入手) ’HNMR(200MHz、 CDCQs):δ−7,
83(d、 J−8,0Hz;IH)、7.75(d、
 J=4.5 Hz; IH)、7.44(dd、 J
−8,0Hz、 J=8.OHz; IH)、7.14
(dd、 J=1.2 Hz、J=8.0Hz; lH
)、6.37(d、 J=9.5 Hz; IH)、6
.34(s、 In。
H/D)、6.22(d、  J−9−5Hz;  I
H)、2−7〜2 、4 (m ;2H)、2−32(
s、3B)、2.3〜2.0(m;  3H)、1.9
9(s。
3H)、1.95(s;  3H)、1.09 (d、
J・6.0 Hz;  3H)pIlla El−MS(70eV):  m/e−394(M−C
HsCOtH,6%)、334(M−2CH3CO□H
124%) 、292(M−20H3CO,H−CH3
CO。
100%)。
分子式: CzsHzsOa(454,4889rRo
Q−’)実施例 6 化合物IbおよびIcの単離および特性化合物1bおよ
びIcはストレプトミセス菌株DSM 4357の菌糸
体から単離された。150ffの発酵液からの菌糸体を
各回30Qのアセトンで2回抽出した。沈澱を炉去した
のち溶媒を真空中で水相が残るまで蒸発させた。凍結乾
燥物を少量の移動相に懸濁し、カラム上(10x 20
cm ;シリカゲル0.04〜0.063mm)、n−
ヘキサン/酢酸エチル(4(1,4:1;13ニアへ(
7)勾配)を用い、溶媒自体の圧下に2つの分画に分離
した。
分画1 :Rf=0.35(n−ヘキサン/酢酸エチル
4: l、v:v)、Ib250mg 分画2:Icと、Ibより小さいRf値を示す他成分の
混合物3.59 化合物Ib Rr−0,35(n−ヘキサン/酢酸エチル4:l。
v : v) IR(lBr): y =3450.2950.292
0.2860.1700゜1660、1630.158
0.1560.1450.1370.1315゜127
5、1250. l160cm−’UV(CHxOH)
: y −217,260,402nm−’HNMR(
200MHz、 CDCff、) : δ−12,5(
s; IH。
H/D)、8.23 (d、 J=8.0 Hz; 1
B)、7.79 (dd、 J−1,5Hz、 J□8
.OHz; IH)、7.65 (dd、 J=8.0
 Hz。
J□8.OHz; IH)、7.53(d、 J=8.
0 Hz; 1■)、7.28(dd、 J=1.5 
Hz J=8.0 Hz; IH)、5.47 (dd
d、 J=4.5 Hz、 J・8.0 Hz; IH
)、4.90 (d、 J−4,5Hz;IH,H/D
)、2.86(ddd、 J=2.5 Hz、 J−4
,5Hz、 J−17,5Hz; IH)、2.65 
(dd、 J□10.5 Hz、 J=17.OHz;
 IH)、2.39 (tdd、 J=2.8 Hz、
 J=7.2 Hz、 J=13.0 Hz; IH)
、2.OO〜1.75(+++; IH)、1.61(
aaa。
J□9.OHz、 J−11,8Hz、 J−13,0
Hz; IH)、1.13(d、 J=+7.0 Hz
; 3H)ppm。
”CNMR(20014Hz、  CDCl23): 
 δ−188,2(C=O)、187.0(c=o)、
161.8(C)、147.0(C)、143.4(C
)、136.7(CH)、135.5(CH)、134
.6(C)、133.8(C)、132.3(C)、1
26.5(CH)、124.0(CH)、120.1(
CH)、115.2(C)、66.6(CH)、40.
5(CHz)、39.9(CBり、27.5(CH)、
21.5(CHs)ppm。
El−MS (70eV):  m/e=308(M、
100%)  、290(M−H,0,5%)。
分子式: C+sH+504(308,34369ra
oQ−’)菌糸体粗生成物のカラムクロマトグラフィー
からの第2分画を上述の操作によって3つの分画に分離
した。
化合物I c : RfO,07(n−ヘキサン/酢酸
エチル4:1、v:v) 化合物1c 融点−212°C Rf−0,71(クロロホルム/メタノール−9=1゜
v : v) (SilG/llV 254+366上:薄層0.25
11111% Macherey& Nagelより入
手) IR(KBr):y −3280,2960,2875
,1683,1630゜1590、1500.1467
、1350.1280cm−”UV(CH30H):λ
(19g )−220(4−1) 281(3,7)n
o。
’HNMR(200MHz、 acetone−ds)
:δ−8,5(m; IH。
H/D)、7−15〜6.95(m; 3H)、6.8
5〜6.7(m、 2H)、5.89(s;  IH)
、5−22(d、  ト15.OHz;  IH)、4
.02(d、  J=15.OHz;  IH)、2.
99(s;  IH,H/D)、2.93(dd、  
J=6.0 Hz、  J=16,5 Hz;  IH
)、2.3〜2.56(m; IH)、2.27(dd
、 J=11.0 Hz、 J=16.5 Hz;IH
)、2.27(dd、 に3.OHz、 J=12.5
 Hz; IH)、1.45(dd。
J=12.0 Hz、  J=12.5 Hz;  I
H)、1.15(d、  J=7.0Hz; 3H)p
pm。
”CNMR(200MHz、 acetone−d、)
:δ−200(C=0)、154.9(C)、150.
0(C)、144.5(C)、139.5(C)、12
9.1(CH)、128.4(CH)、126.4(C
)、126.1(C)、124.6(C)、120.1
(CH)、118.2(CH)、115.5(CH)、
108.5(C)、85.3(CH)、59.5(CH
2)、42.1(CHり、34.7(CH2)、28.
2(CH)、22.1(CHs)ppm。
El−MS (70eV): m/e= 310(M−
CHzo、23%)、292(M−CH30H−Hzo
、15%)。
分子式: CzoHzoOs(340,39649+1
1012−’)特許出願人  ヘキスト・アクチェンゲ
ゼルシャフト外 名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、互いに独立に、R^1は水酸基またはオキソ基
    であり、R^2は水素であり、R^3は水酸基でR^4
    はヒドロキシメチルもしくは水素であるかまたはR^3
    およびR^4は一緒にしてオキソ基であり、R^5はヒ
    ドロキシメチルもしくは水素でR^6は水酸基であるか
    またはR^5およびR^6は一緒にしてオキソ基であり
    、R^7は水酸基もしくは水素であるかまたはR^2お
    よびR^7は一緒にして二重結合を形成することを表す
    )で示される化合物、ならびに式 I に示された水酸基
    における(C_1〜C_5)−アシルオキシ誘導体化合
    物(ただし、R^1およびR^3とR^4を一緒にして
    並びにR^5とR^6を一緒にしてオキソ基を表し、そ
    してR^2とR^7を一緒にして二重結合を形成した化
    合物を除く)。 2)(a)ストレプトミセスDSM4357種またはそ
    の突然変異体および変異体を、培養液中に一般式 I の
    化合物が蓄積するまで培養し、 (b)その化合物を適宜単離し、アシル化することを特
    徴とする請求項1に記載の一般式 I の化合物およびそ
    の(C_1〜C_5)−アシルオキシ誘導体の製造方法
    。 3)微生物は、完全栄養溶液の重量に対してそれぞれ0
    .5〜6%のグリセロールおよび0.1〜4%の大豆粉
    を含有する栄養溶液中で培養する請求項2に記載の方法
    。 4)栄養溶液は2〜4%のグリセロールおよび0.5〜
    2%の大豆粉を含有する請求項3に記載の方法。 5)培養を約18〜40℃の範囲の温度で行なう請求項
    2から4までの1以上に記載の方法。 6)請求項1に記載の式 I の化合物およびその(C_
    1〜C_5)−アシルオキシ誘導体の治療活性物質とし
    ての使用。 7)抗生物質としての請求項6に記載の化合物の使用。 8)抗生物質は細菌およびカビならびに原生動物に対し
    て使用する請求項7に記載の使用。 9)ストレプトミセスDSM4357種ならびに請求項
    1に記載の一般式 I の化合物を合成できるその変異体
    および突然変異体。
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