JPH05503866A - 気管内管組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 気管内管組立体 本発明は外部管と、外部管に入れたり出したりすることかできる内部カニユーレ をもつ型式の気管内管組立体に関する。

かかる組立体では、閉塞の危険性が生じる程度まで分泌物かカニユーレに蓄積し たときに内部カニユーレは取り除かれて、定期的に取り替えられる。気管内管組 立体は例えば、ＵＳ　３９４８２７４、ＧＢ　１０９９２７７、ＧＢ　１２５７ ５３４、ＷＯ９０１０４９９２、ＰＲ２５３９９９８Ａ、ＤＥ　７２４６７、Ｄ Ｅ　１２６８３１３、ＥＰ　１０１７７７９Ａ　５ｔＪｓ　４８１７５９８、Ｕ Ｓ　３６５９６１２、［ＩＳ　４００９７２０、ＬＩＳ　３０８８４６６、［Ｊ Ｓ　４３１５５４５、ＵＳ　２７６５７９２、ＵＳ３１６９５２９　、ＬＩＳ　 ３２６３６８４、ＵＳ　３３３４６３１．　ＵＳ　３５８７５８９、ＵＳ　３６ ８８７７４、ＵＳ　３７３１６９２、ＵＳ　３８８９６８８、ＵＳ　３９４８２ ７３、ＵＳ　３９７３５６９、ＵＳ　３９８７７９８、ＵＳ　４０３３３５３、 ＵＳ　４０４５０５８、ＵＳ　３３３４６３１、ＵＳ　４２３５２２９、ＵＳ４ ４７１７７６　、［ＪＳ　４５９３６９０に記載されている。

前記組立体を貫通する穴を出来るだけ大きくするために内部カニユーレの壁は出 来るだけ薄くしなければならず、内部カニユーレの外径は外部管の内径に出来る たけ近くしなければならない。しかし、これは、特に外部管との摩擦が大きな軸 線方向力をカニユーレに及はさせる場合には、挿入時にカニユーレをよじらせる 危険性か増す。他の問題点は、もしカニユーレか低摩擦係数の材料で作られるな らば、そのカニユーレには呼吸分泌物が容易にくっつくことかできず、そのため 分泌物か移動して気管技に入り、病気感染を起こすことにある。

本発明の目的は改良された気管内管組立体用の内部カニユーレを提供することに ある。

本発明はｌ形態として、内部カニユーレか呼吸分泌物かくっつく内面と、前記内 面より低い摩擦係数の異なった材料の外面をもつことを特徴とする上記型式の気 管内管組立体を提供する。

外面はカニユーレの外側をめぐって延在する線条の連続層とする。線条は管をめ ぐって螺旋状に延在し、金属とする。別法として、外面は低摩擦のプラスチック ス材料によって形成する。

内面は好適には滑らかとし、ＰｖＣの如き可撓性プラスチックス材料からなる。

内部カニユーレの機械側端部は外部管の機械側端部を越えて突き出し、可撓性部 分を提供し、内部カニユーレは機械側端部に継手をもつ。

本発明の内部カニユーレを含む気管内管組立体の実施例を図に基づいて説明する 。

第１図は本発明の組立体の部分断面側面図である。

第２図は内部カニユーレの一部の拡大断面図である。

第３図は他の実施例の内部カニユーレの断面図である。

第１図に示すように、本発明の組立体は外部気管切開管１と、内部カニユーレ２ からなる。

気管切開管１は患者側端部ｌＯをもつ慣例構造のものである。

前記患者側端部は使用に際しては、患者の気管内に位置し、膨張可能の袖口部１ １をもつ。この袖口部は気管に対して管を封止する。管ｌの機械側端部Ｉ２は患 者側端部に対してほぼ直角をなして延在し、これらの両端部の間に急な曲かり部 分１３をもつ。フランジ１４は機械側端部１２にあり、フランジは気管切開管か ら患者の首の表面に現れて、その表面にテープ（図示せず）によって固定される 。

第２図に示すように、内部カニユーレ２は円形断面と、滑らかな内部穴１５をも つ。管２０の外面をめぐってステンレス鋼ワイヤの螺旋コイル２１の形をなす線 条が延在する。このコイル２１は管２０の外面に固定され、もしコイルの外面が 露出しておれば、一部かその外面内に埋め込まれる。

他の低摩擦材料、例えば低摩擦プラスチックスの線条も使用することかできる。

線条は螺旋コイルの形に巻く必要はなく、組ひも巻きスリーブの一部となすこと によって内部管をめぐって延在させることができる。

内部管２０の厚さと性質は、それ自体径方向の変形とよじれを極めて起こし易い ようなものとする。またそれは比較的高い摩擦係数をもつ。このことは、特に内 部カニユーレの外径は管１の内径に出来るだけ接近すべきであるということのた めに、外部管２０内への挿入を困難にする。しかしコイル２１は２つの目的に役 立つ。第１には、それはカニユーレ２に径方向の剛性を与え、それ故、通常の使 用に際してよじれか防止される。

第２には、ワイヤコイル２１は比較的低い摩擦係数をもち、それ故、外部管１の 内面に沿って径方向に摺動できる表面をもつカニユーレの外部を提供する。この ことは、内部管２０は呼吸分泌物はくっつくが比較的高い摩擦係数をもつＰＶＣ の如き材料から作ることを可能ならしめる。種々の異なったファクターか分泌物 か内部管２０に（つつく程度を決定する。例えば極性の高い材料は、例えば顕微 鏡的表面構造が存在するように、粘着性を改善する。親水性材料もまた分泌物の 粘着に対して良好な場所を提供する。内部管２０とコイル２１の撓み得る質性は 内部カニユーレが高い径方向の剛性をもつが、高い可撓性をもつ。それは急な曲 かり部分１３に沿って外部管ｌに容易に押し通すことを可能ならしめることを意 味する。そのことはまた、内部カニユーレ２の穴を出来るだけ滑らかにして、管 に沿って流れる空気流の乱れを減らすという利点をもつ。それにより、溜まった 分泌物が管に沿って流れる空気流によって弛緩させられる危険性を減らすことか 分かった。

内部カニユーレ２の長さは外部管１より長く選択し、内部カニユーレの患者側端 部か外部管１の患者側端部と同高になったとき、カニユーレの機械側端部の一部 分２２が外部管の機械側端部から突き出るようになす。この部分２２は外部管に 対して撓むことかでき、典型的には約４０〜５０ｍｍの長さとする。この機械側 端部にカニユーレ２は継手２３をもち、この継手によって該組立体は配管３０を 経て通気器３１に連結される。

部分２２の撓み得る性質は、配管３０があらゆる方向に気管から導き出すことか できることを意味する。これは該組立体と通気用配管３０の間に分離した湾曲継 手又は可撓性の相互連結部材を用いる必要性を排除させる。それはまた、過度の 応力か気管に加わるのを防止する。

内部カニユーレ２はその外面に止め部材（図示せず）をもち、これは内部カニユ ーレか外部管の患者側端部と同高になったとき外部管１のフランジ１４の位置に 置かれるように配置される。

止め部材はフランジに対して封止するように配置され又は外部管１の機械側端部 に位置して、内部カニユーレの外面と外部管の内面の間をガスか通過するのを防 止するようになす。

カニユーレの外面に線条を備えることは必須要件ではない。

その代わり、第３図に示すように、前記外面はポリオレフィンの如き比較的低摩 擦のプラスチックス材料、例えば低密度のポリエチレン又はポリプロピレンの連 続層３Ｉを備えることができる。外層３１は内層３０と共に同時押し出しされる 。この内層はＰＶＣとすることができる。第３図の管は第２図の管よりよじれを 起こし易く、外部管の機械側端部に可撓性継手を設けるのにはあまり適さない。

該組立体は気管切開骨組立体の代わりに、気管内管組立体とすることができる。

要　約　書 （目的）　挿入時にカニユーレがよじれないようになし、カニユーレに分泌物か くっつき易くして病気感染を防止するようになした改良された気管内管組立体を 提供する。

（構成）　外部管（１）と、外部管に入れたり出したりすることかできる内部カ ニユーレ（２）をもつ型式の気管内管組立体において、内部カニユーレ（２）か 呼吸分泌物がくっつく内面（２０，３０）と、この内面より低い摩擦係数の異な った材料の外面（２１，３１）をもつことを特徴とする特国際調査報告 国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．外部管と、外部管に入れたり出したりすることができる内部カニューレをも つ型式の気管内管組立体において、内部カニューレ（２）が呼吸分泌物がくっつ く内面（２０、３０）と、前記内面より低い摩擦係数の異なった材料の外面（２ １、３１）をもつことを特徴とする気管内管組立体。
2. ２．外面（３１）が連続層であることを特徴とする請求の範囲１に記載の気管内 管組立体。
3. ３．外面（２１）がカニューレの外側をめぐって延在する少なくとも１本の線条 を備えたことを特徴とする請求の範囲１に記載の気管内管組立体。
4. ４．線条（２１）が前記管をめぐって螺旋状に延在することを特徴とする請求の 範囲３に記載の気管内管組立体。
5. ５．線条は金属とすることを特徴とする請求の範囲３又は４に記載の気管内管組 立体。
6. ６．前記外面（２１、３１）が低摩擦のプラステックス材料によって形成される ことを特徴とする請求の範囲１から４の何れか１項に記載の気管内管組立体。
7. ７．前記内面が滑らかであることを特徴とする請求の範囲１から６の何れか１項 に記載の気管内骨組立体。
8. ８．前記内面（２０、３０）が可撓性プラスチックス材料からなることを特徴と する請求の範囲１から７の何れか１項に記載の気管内管組立体。
9. ９．前記内面はＰＶＣからなることを特徴とする請求の範囲８に記載の気管内管 組立体。
10. １０．内部カニューレ（２１）の機械側端部は外部管（１）の機械側端部を越え て突き出し、かつ可撓性部分（２２）を提供し、内部カニューレ（２）はその機 械側端部に継手（２３）をもつことを特徴とする請求の範囲１から９の何れか１ 項に記載の気管内管組立体。