JPH02232066A - カテーテルとその製造方法 - Google Patents

カテーテルとその製造方法

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JPH02232066A
JPH02232066A JP2002437A JP243790A JPH02232066A JP H02232066 A JPH02232066 A JP H02232066A JP 2002437 A JP2002437 A JP 2002437A JP 243790 A JP243790 A JP 243790A JP H02232066 A JPH02232066 A JP H02232066A
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Susumu Tanabe
田辺 進
Tatsuo Suzuki
鈴木 龍夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明はカテーテルとその製造方法に関する。
従来技術 カテーテルは、例えばガイドワイヤ等に導かれて、血管
等の体腔内に挿入され、その先端の方向を制御されつつ
目的の部位に到達可能とされ、治療や検査を行うことを
可能としている.そこで、このカテーテルにあウては、
本体部にある程度の硬さすなわち比較的小なる可撓性を
備えることを必要とされるとともに、先端部にある程度
の柔軟さすなわち比較的大なる可撓性を備えることを必
要とされたり、場合によっては目的に応じた形状に曲げ
るなどして容易に塑性変形できることが必要とされる.
特に血管系のカテーテルにおいては、血管内に挿入され
押し進められるものであることがら、その先端部は血管
壁を傷つけることのないように比較的大なる可撓性を備
えなければならず、その本体部は押し進める力を先端部
に的確に伝えるべく比較的小なる可撓性を備えなければ
ならない。さらに先端部においては挿入部位が種々異な
ったり、患者による挿入部位形状が異なる場合など、確
実にカテーテル挿入を行うためには、その時の目的に応
じて先端部を曲げるなどして容易に塑性変形できるもの
でなければならない。
第1図は、従来のカテーテル1を示す一部破断図である
.カテーテル1は、可撓性の内管部2と、可撓性の外管
部3との間にワイヤ層4を介装することによって可撓性
が比較的小なる本体部5を形成している.さらに、この
カテーテル1は、上記本体部5の外管部3を一部除去し
た端部に比較的柔軟な先端部6を接続されている。
しかしながら、上記カテーテル1にあっては,本体部5
と先端部6との接続部の、血管壁に接することとなる外
面に段差を有し、血管等への挿入を円滑に行うことが困
難であり、血管壁を損傷したり、血栓を生ずるおそれが
ある。また、本体部5と先端部6との接続不良により、
両者間で離脱を生ずるおそれがある. ■ 発明の目的 本発明は、互いに物性の異なる本体部と,先端部とが、
確実にかつ両者間の外面に段差を形成することなく一体
に成形されてなるカテーテルを提供することを目的とす
る. また、本発明は、互いに物性の異なる本体部と、先端部
とが、確実に両者間の外面に段差を形成することなく一
体に成形されてなるカテーテルを安定的に製造可能とす
る製造方法を提供することを目的とする. ■ 発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、互いに物性の異
なる材質からなる本体部と、先端部とが軸方向に一体に
成形されてなるカテーテルにおいて、補強層を被着され
てなる本体側内管14と、本体側内管14に接続される
先端側内管15と、本体側内管14および先端側内管1
5と同等の内径を有し、本体側内管14の接続端に設け
た拡張内径部と先端側内管15の接続端に設けた拡張内
径部とが装着されてそれら両内管14、15を互いに接
続する接続管と、本体側内管14および先端側内管15
の全体に連続的に被覆されてなる外管とを有し、本体側
内管14の外面と先端側内管15の外面が実質的に滑ら
かに連続してなるようにしたものである. また、本発明は、先端側内管15が本体側内管14に比
して柔軟な材料からなるようにしたものである。
また,本発明は、先端側内管15が本体側内管14に比
して塑性変形しやすい材質からなるようにしたものであ
る. また、本発明は、補強層が網目状であるようにしたもの
である. また、本発明は、補強層の外径と先端側内管15の外径
が相互に略同等であるようにしたものである. また、本発明は、補強層が本体側内管l4の外周部に埋
没されてなるようにしたものである.また、本発明は、
互いに物性の異なる材質からなる本体部と、先端部とが
軸方向に一体に成形されてなるカテーテルの製造方法に
おいて、本体側内管14を成形する工程と、本体側内管
14に補強層を彼着する工程と、先端側内管l5を成形
する工程と、本体側内管14および先端側内管15と同
等の内径を有する接続管に、先端側内管15の接続端に
設けた拡張内径部と補強層を被着されてなる本体側内管
14の接続端に設けた拡張内径部とを装着してそれら両
内管14、15を互いに接続する工程と、相互に接続さ
れてなる本体側内管14と先端側内管15の全体に外管
を連続的に被覆する工程とを有し、本体側内管14の外
面と先端側内管15の外面を実質的に滑らかに連続させ
るようにしたものである. また、本発明は、本体側内管14に補強層を被着する工
程が,加熱ダイスに、補強層を巻きかけた本体側内管1
4を挿通し、補強層を本体側内管14の外周部に埋没さ
せるようにしたものである. また、本発明は、先端側内管15と補強層を被着されて
なる本体側内管14とを接続する工程か、先端側内管1
5と本端側内管l4とを交互に連続して接続するもので
あり、上記交互に連続して接続されてなる本体側内管1
4と先端側内管15の全体に外管を連続的に被覆した後
、本体側内管14の略中間部相当位置と先端側内管15
の略中間部相当位置とを切断するようにしたものである
■ 発明の具体的説明 第2図は本発明の一実施例に係るカテーテル10を示す
一部破断図である.カテーテル10は、互いに物性が異
なる材質からなる本体部11と、先端部12とが軸方向
に一体に成形されている.すなわち、このカテーテル1
0は、網目状の補強l鱒13を彼着されてなる本体側内
管14と、本体側内管l4に接続されてなる先端側内管
15と、本体側内管14および先端側内管15の全体に
連続的に被覆されてなる外’i!’16とがらなワてい
る.ここで、カテーテル10は、本体側内管14と先端
側内管15とを、それらの内径と同等の内径を有する合
成樹脂製または金属製の接続管17を介して接続してい
る.す.なわち、カテーテル10は、本体側内管14と
先端側内管15の内径をそれらの接続端において拡張し
、上記拡張した内径部に接続管17を装着することによ
り、本体側内管14の内面を先端側内管15の内面を実
質的に滑らかに連続化することを可能としている. そして、本体側内管14と先端側内管15とは互いに異
なる物性の材質からなっている.具体的には先端側内管
15が本体側内管14に比べてより可撓性の大きいもの
、つまり弾性変形しやすいものである場合、また先端側
内管15が塑性変形をする材質で、本体側内管14が弾
性変形しやすい材質からなる場合がある.例えば、カテ
ーテル10は、本体側内管14をポリアミドエラストマ
ーによって形成し、先端側内管15をバラオキシベンゾ
イックエチルヘキシル( POBO)等の可塑剤によっ
て柔軟にされたポリアミドエラストマーまたはポリオレ
フィンエラストマーによって形成し、本体部11の可撓
性をより小とし、先端部12の可撓性をより大とするこ
とが可能である.本体側内管の材料として他にボリアミ
ド系、ポリウレタン系、ポリ塩化ビニル系,ポリエチレ
ン系、ボリプロビレン系樹脂などを用いることが可能で
、それに対応し先端側内管の材料として上述の樹脂のう
ち適当な物性のものを選択して使用することが可能であ
る.さらに,前述ポリアミドエラストマーの例に見る如
く、それぞれの樹脂に適当量の可塑剤を用いることによ
り、先端側と本体側の物性を異なるようにしてもよい.
異なる物性のうち柔軟性においては,前述ポリアミドエ
ラストマーの例が代表的であるが、先端部塑性変形性に
おいては、本体部内管をポリアミドエラストマー、先端
部内管をポリエチレンにより構成するのが好ましい.ま
た、カテーテル1oの先端側内管15を構成する材質中
に、X線不透過物質(例えば、硫酸バリウム、次炭酸ビ
スマス等)を混合しておくことが好ましい.そして、よ
り多量のX線不透過物質を混合できる材料として、ポリ
アミドエラストマーが考えられる.また、カテーテル1
0の外管16は、本体側内管14または先端側内管15
と同一材料、若しくは本体側内管14と先端側内管15
の中間の可撓性を有してなる材料等によって形成されて
いる。また、本体側内管14、先端側内管15、外管1
6は、相互に相溶性の高い材料によって形成されること
が好ましい.具体的には、全て同系の材質が好ましい.
また、相溶性が低い場合は、内管14、15と外管16
の間に両者とそれぞれ相溶性のある接着層を新たに設け
てもよい.なお、カテーテル10は、例えば、本体側内
管14、先端側内管15の内径を0.5 〜2.0mm
 ,外管16の外径を1〜3mm、外管16の肉厚を0
.05〜0.25mm、全体の肉厚を0.25〜0,5
謹畷としている. また,カテーテル10は、補強層13を線径0.03〜
0.10mmのステンレス線等によって、本体部11の
回動に対する先端部12の応答性を良好とすることを可
能としている.補強層13は、網目状に形成されている
ことが好ましい.より回転に対する応答性が良好だから
である. また、カテーテル10は、補強層13を本体側内管14
の外周部に埋没するとともに、補強層13の外径と先端
側内管15の外径が相互に略同等とすることが好ましい
.これにより、カテーテル10は,外管16の肉厚が本
体部側と先端部側とで略同等となり、外管16の成形性
を良好とすることが可能である.また、カテーテル10
は、外管16の成形状態が補強層13の凹凸に影響され
ず、外管l6の肉厚を薄肉とする状態で平滑な外管表面
を得ることができ、また、外管16の外径を同等とする
状態で内管14、15の内径を拡大することが可能であ
る. なお、カテーテル10は、本体部1lの端部にカテーテ
ル八ブを接続し、先端部12に必要な屈曲形状を与えた
後、使用に供される.また、カテーテル10は、外管1
6にヘバリン等の抗凝固剤、ヒドロキシエチルメタクリ
レートスチレン共重合体等の抗血栓材科のコーティング
を施すことにより、抗凝固性を得ることが可能であり、
シリコーンオイル等の潤滑剤を塗布することによって低
摩擦性を得ることが可能である. 上記実施例によれば、可撓性が比較的小なる本体部11
に可撓性が比較的大なる先端部12とが一体に成形され
てなるカテーテル10を得ることが可能となる.そして
、互いの外面を滑らかに連続する14と15の全体に、
外管を連続的に被覆するものであるから、本体部11と
先端部12との接続部の外面に段差を生ずることなく、
血管等への挿入を円滑に行うことが可能となり、血管壁
を損傷したり血栓を生ずることなく、また本体部l1と
先端部12との間で離脱を生ずるおそれもない.また、
第1実施例の他の材料組合わせによれば、本体部11と
比較的塑性変形しやすい先端部12とが一体に成形され
てなるカテーテル10を得ることが可能となる.従って
、本体部11と先端部12との接続部の外面に段差を生
ずることなく複雑な形状をしたどんな挿入部位でも、ま
た、患者個々による変形部位でもその目的に応じた形状
をその場で先端を曲げるなどして変形可能て、これによ
りカテーテル挿入を確実に行うことが可能となり、血管
壁を損傷したり血栓を生ずることがなく、また本体部1
1と先端部12との間で離脱を生ずるおそれもない. 次に、第3図〜第7図を参照して、前記カテーテル10
の製造方法について説明する.まず、銀縁、銅線等の展
性のある芯金21の外周部に連続的に前記ポリアミドエ
ラストマー等の合成樹脂材料をコーティングし本体側内
管l4を形成する.次に、第3図に示すように、本体側
内管14の外周部にステンレス線等からなる補強屑13
を網目状に巻きかけ、続いて、加熱ダイス22に補強層
13を巻きかけた本体側内管14を挿通し、第4図に示
すように、補強層13を本体側内管14の外周部に埋没
させる.ここで、加熱ダイス22の内径は、本体側内管
14の外径と同一とされている. 次に、補強層13を被着された本体側内管14を、カテ
ーテル10の本体部11に相当する長さの2倍の長さよ
りやや長めの長さに、芯金21とともに切断し、本体側
内管14の両端数CI1を芯金21が露出するように剥
離する.次に、芯金21の両端に,張力を付加し、芯金
21の全長を引き延ばし、芯金21の外径を縮径した後
、本体側内管14から芯金21を引き抜く. 次に、別工程において押し出し成形された先端側内管1
5と、上記本体側内管14を、前述の接続管17を用い
た接続構造にて、第5図に示すように熱融着等によって
接続する.ここで、先端側内管15と本体側内管14と
は交互に連続して接続される. 次に、第6図に示すように押出成形機23により、上記
交互に連続して接続されてなる本体側内管14と栓体側
内管15の全体に合成樹脂を連続的にコーティングした
後、冷却槽24を通過させることによって、外管16を
形成する.次に、切断機25により、本体側内管14の
略中間部相当位置と、先端側内管15の略中間部相当位
置とを切断することにより、本体部11と先端部12と
がらなるカテーテル10を得る. 最後に、第7図に示すように、カテーテル10の先端加
工、側孔加工、ハブ18の接続等の所定の加工を施す. 上記カテーテル10の製造方法によれば、可撓性が比較
的小なる本体部11と、可撓性が比較的大なる先端部1
2とが、確実に両者の外面間に段差を形成することなく
一体成形されてなるカテーテル10を容易に製造するこ
とが可能となる.また、加熱ダイス22の使用により、
容易に補強槽13を本体側内管14の外周部に埋没させ
ることが可能である。また、交互に連続して接続されて
なる本体側内管14と先端側内管15め全体に外管を連
続的に被覆した後、本体側内管14の略中間部相当位置
と先端側内管15の略中間部相当位置とを切断すること
により、複数のカテーテル10に対応する外管16を連
続的に成形可能となり、カテーテル10の生産性を向上
することが可能である. なお、上記カテーテル10の他の製造方法について説明
すれば以下のとおりである. すなわち、前記第3図に示したと同様に、芯金21が挿
入された状態で補強層13が被着されてなる本体側内管
14を、カテーテル10の本体部11に相当する長さよ
りやや長めに切断し、本体側内管14を先端部12の長
さに相当する部分だけ芯金21から剥離する.次に、別
工程において押出成形された先端側内管15を、上記本
体側内管14が剥離された芯金21の外周部に挿入し、
それらの本体側内管14と先端側内管15とを前述の接
続管17を用いた接続構造にて、熱融着等によって接続
する. 次に、上記のようにして芯金21の外周部において相互
に接続されてなる本体側内管14と先端側内管15を熱
溶融状態にある合成樹詣の槽内に挿入し、槽出口部に取
付けたダイによって、両内管14、15の外周部に被覆
される合成樹脂の外径を規制しながら外管16を形成す
る.次に、芯金21の両端に張力を付加し、芯金21の
外径を縮径した後、内管14、15から芯金21を引き
抜く.次に、両内管14、15および外管16を所定寸
法に切断し、本体部11と先端部12からなるカテーテ
ル10を得る.最後に、カテーテル10の先端加工、側
孔加工、ハブ接続等の所定加工を施す. ■ 発明の具体的効果 以上のように、本発明は、互いに物性の異なる材質から
なる本体部と、先端部とが軸方向に一体に成形されてな
るカテーテルにおいて、補強層を被着されてなる本体側
内管14と、本体側内管14に接続される先端側内管1
5と、本体側内管14および先端側内管15と同等の内
径を有し、本体側内管14の接続端に設けた拡張内径部
と先端側内管15の接続端に設けた拡張内径部とが装着
されてそれら両内管14、15を互いに接続する接続管
と、本体側内管14および先端側内管15の全体に連続
的に被覆されてなる外管とを有し、本体側内管14の外
面と先端側内管15の外面が実質的に滑らかに連続して
なる.従って、可撓性が比較的小なる本体部と、可撓性
が比較的大なる先端部とが、確実に両者間に段差を形成
することなく一体に成形されてなるカテーテルを得るこ
とが可能となる. また、本発明は、上記先端側内管15が本体側内管14
に比して柔軟な材料からなるものとすることにより、本
体部の可撓性をより小とし、先端部の可撓性をより大と
することが可能である。
また、本発明は、上記先端側内管15が本体側内管14
に比して塑性変形しやすい材質からなるようにしたもの
である. また、本発明は、上記補強層が綱目状であるものとする
ことにより、本体部の回動に対する先端部の応答性を良
好とすることが可能である.また、本発明は、上記補強
層の外径と先端側内管15の外径が相互に略同等である
ものとすることにより、外管の肉厚が本体部側と先端部
側とで略同等となり、外管の成形性を良好とすることが
可能である. また、本発明は、上記補強層が本体側内管14の外周部
に埋没されてなるものとすることにより、外管の成形状
態が補強層の凹凸に影響されず、外管の肉厚を薄肉とす
る状態で平滑な外管表面を得ることができ、また、外管
の外径を同等とする状態で内管の内径を拡大することが
可能である. また、本発明は、互いに物性の異なる材質からなる本体
部と、先端部とが軸方向に一体に成形されてなるカテー
テルの製造方法において、本体側内管14を成形する工
程と、本体側内管14に補強層を被着する工程と、先端
側内管15を成形する工程と、本体側内管14および先
端側内管15と同等の内径を有する接続管に、先端側内
管15の接続端に設けた拡張内径部と補強層を彼着され
てなる本体側内管14の接続端に設けた拡張内径部とを
装着してそれら両内管14、15を互いに接続する工程
と、相互に接続されてなる本体側内管14と先端側内管
15の全体に外管を連続的に被覆する工程とを有し、本
体側内管14の外面と先端側内管15の外面を実質的に
滑らかに連続させるようにしたものである.従って、可
撓性が比較的小なる本体部と、可撓性が比較的大なる先
端部とが、確実に両者間に段差を形成することなく一体
成形されてなるカテーテルを容易に製造することが可能
となる. また、本発明は、上記本体側内管14に補強層を被着す
る工程が、加熱ダイスに、補強層を巻きかけた本体側内
管14を挿通し、補強層を本体側内管14の外周部に埋
没させることにより、容易に補強層を本体側内管の外周
部に埋没させることが可能となる. また、本発明は,上記先端側内管15と補強眉を被着さ
れてなる本体側内管14とを接続する工程が、先端側内
管15と本端側内管14とを交互に連続して接続するも
のであり、上記交互に連続して接続されてなる本体側内
管14と先端側内管15の全体に外管を連続的に被覆し
た後、本体側内管14の略中間部相当位置と先端側内管
15の略中間部相当位置とを切断するものとすることに
より、複数のカテーテルに対応する外管を連続的に成形
可能となり、カテーテルの生産性を向上することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係るカテーテルを示す一部破断図、第
2図は本発明の一実施例に係るカテーテルを示す一部破
断図,第3図は本体側内管に補強層を被着する工程を一
部破断して示す側面図、第4図は本体側内管に補強層を
被着した状態を示す断面図、第5図は先端側内管と本体
側内管とを交互に連続して接続した状態を示す側面図、
第6図は本体側内管と先端側内管の全体に外管を被覆す
る工程を示す側面図、第7図はカテーテルの完成状態を
示す側面図である. 10・・・カテーテル、 11・・・本体部、 12・・・先端部、 13・・・網目状の補強層、 14・・・本体側内管、 15・・・先端側内管、 16・・・外管、 22・・・加熱ダイス、 23・・・押出成形機、 25・・・切断機.

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに物性の異なる材質からなる本体部と、先端
    部とが軸方向に一体に成形されてなるカテーテルにおい
    て、補強層を被着されてなる本体側内管14と、本体側
    内管14に接続される先端側内管15と、本体側内管1
    4および先端側内管15と同等の内径を有し、本体側内
    管14の接続端に設けた拡張内径部と先端側内管15の
    接続端に設けた拡張内径部とが装着されてそれら両内管
    14、15を互いに接続する接続管と、本体側内管14
    および先端側内管15の全体に連続的に被覆されてなる
    外管とを有し、本体側内管14の外面と先端側内管15
    の外面が実質的に滑らかに連続してなることを特徴とす
    るカテーテル。
  2. (2)先端側内管15が本体側内管14に比して柔軟な
    材料からなる特許請求の範囲第1項に記載のカテーテル
  3. (3)先端側内管15が本体側内管14に比して塑性変
    形しやすい材質からなる特許請求の範囲第1項に記載の
    カテーテル。
  4. (4)補強層が網目状である特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載のカテーテル。
  5. (5)補強層の外径と先端側内管15の外径が相互に略
    同等である特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載のカテーテル。
  6. (6)補強層が本体側内管14の外周部に埋没されてな
    る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
    のカテーテル。
  7. (7)互いに物性の異なる材質からなる本体部と、先端
    部とが軸方向に一体に成形されてなるカテーテルの製造
    方法において、本体側内管14を成形する工程と、本体
    側内管14に補強層を被着する工程と、先端側内管15
    を成形する工程と、本体側内管14および先端側内管1
    5と同等の内径を有する接続管に、先端側内管15の接
    続端に設けた拡張内径部と補強層を被着されてなる本体
    側内管14の接続端に設けた拡張内径部とを装着してそ
    れら両内管14、15を互いに接続する工程と、相互に
    接続されてなる本体側内管14と先端側内管15の全体
    に外管を連続的に被覆する工程とを有し、本体側内管1
    4の外面と先端側内管15の外面を実質的に滑らかに連
    続させることを特徴とするカテーテルの製造方法。
  8. (8)本体側内管14に補強層を被着する工程が、加熱
    ダイスに、補強層を巻きかけた本体側内管14を挿通し
    、補強層を本体側内管14の外周部に埋没させる特許請
    求の範囲第7項に記載のカテーテルの製造方法。
  9. (9)先端側内管15と補強層を被着されてなる本体側
    内管14とを接続する工程が、先端側内管15と本端側
    内管14とを交互に連続して接続するものであり、上記
    交互に連続して接続されてなる本体側内管14と先端側
    内管15の全体に外管を連続的に被覆した後、本体側内
    管14の略中間部相当位置と先端側内管15の略中間部
    相当位置とを切断する特許請求の範囲第7項または第8
    項に記載のカテーテルの製造方法。
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