JPH05503519A - キレート化合物 - Google Patents

キレート化合物

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JPH05503519A JP3503082A JP50308291A JPH05503519A JP H05503519 A JPH05503519 A JP H05503519A JP 3503082 A JP3503082 A JP 3503082A JP 50308291 A JP50308291 A JP 50308291A JP H05503519 A JPH05503519 A JP H05503519A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キレート化合物 本発明は、ある種の新規なキレート剤、特にポリアミン及びそれらの使用、特に 医学上の使用に関する。
キレート剤の医学上の使用、例えば医薬製剤用の安定剤として、有毒型金属種用 の解毒剤として及び診断技術、例えばX線、磁気共鳴画像形成(ilRI)又は 超音波画像形成又はシンチグラフィーのため金属種(例えばイオン又は原子)を 投与するための診断剤としての使用はよく確立されている。
ポリアミンキレート剤、例えばアミノポリ(カルボン酸又はカルボン酸誘導体) (以下APCAと記す)キレート剤及びそれらの金属キレートは周知であり、例 えばUS−A−2407645(Bersworth)、 US−A−2387 735(Bersworth)、 EP−A−71564(Schering) 、EP−A−130934(Schering)、EP−A−165728(N ycowed AS)、DE−A−2918842(Rexolin Chem icalsAH)、DE−^−3401052(Schering)、EP−A −258616(Salutar)、DE−^−3633245(Scheri ng)、EP−^−263059(Schering)、EP−A−27708 8(Schering)及びDE−^−3633243(IDF)に記載されて いる。
即ち、例えばEP−^−71564は常磁性金属キレートを記載し、それらに対 してキレート剤はニトリロトリ酢酸(NTA) 、N、N、N’、N’−エチレ ンジアミン−テトラ酢酸(EDTA) 、N−ヒドロキシエチル−N、 N’  、 N’−エチレンジアミン−トリ酢酸(HEDTA)、N、N、N’、N’、 N’−ジエチレントリアミン−ペンタ酢酸(DTP^)及びN−ヒドロキシエチ ルイミノージ酢酸である。この常磁性キレートはMRI用の造影剤として適して おり、造影は常磁性種(例えばGd(■))の磁場の効果によって達成され、キ レート剤は毒性を低下させ、そしてこの常磁性種の投与を補助するように働くと 記載されている。EP−A−71564によって開示されている特定の金属キレ ートの中にGd ETPAがあり、Ml?I造影剤としてのその使用は近年おお いに注目されている。
DE−^−3401052(Schering)及びUS−A−4639365 (Univer−sity of Texas)中言及されている1、 4.7 .10−テトラアザシクロドデカンテトラ−酢酸のGd(m)キレートもこの点 で近年注目されている。
EP−^−71564に記載されているAPC^キレート剤に比して、安定性、 水溶解性及び選択性を改善するために、ScheringはEP−A−1309 34において、Nに付いているカルボキシアルキル基の代わりにアルキル、アル コキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル又はアルキルアミノカルボキシ ルアルキル基を使うことを提案している。
この場合アミド窒素自体はポリヒドロキンアルキル基を持っていてよい。更に近 年、EP−^−250358においてScheringは、相容性、安定性、溶 解性及び選択性を改善するために、橋かけアルキレン鎖を含むDTPA様構造を 有するせまい範囲の化合物を提案している。胆肝MRI造影剤の分野においては 、親水性ではなく親油性が望まれているが、EP−八−165728においてN ycomedは、ある種のアニリド基含有イミノジ酢酸の常磁性キレートの使用 を提案し、又WO−^−86106605においてLaufferは、縮合芳香 族環を持つがその外は置換されていないトリアザ及びテトラアザ大環状化合物の 常磁性キレートの使用を提案している。
NycomedはEP−A−299795において、アミン窒素の間のアルキレ ンブリッジのうち1つ又はそれ以上に置換分として少なくとも1つの親水性部分 を導入することによって、ある種のAPC^キレート剤及びそれらのキレート剤 の毒性を軽減させることができることを示唆している。
しかし、従来既知のAPCAキレート剤及びそれらの金属キレートはすべて毒性 、安定性又は選択性の問題に遭遇しており、したがって毒性が軽減されており、 安定性が改善されるか又は水溶性が改善されている金属キレートを形成するよう なポリアミンキレートに対しての一般的かつ継続的な必要性がある。
本発明者は、本発明によって構造の中に複素環式環を組入れている新規な部類の ポリアミンキレート剤を提案即ち、−面から見ると、本発明は式(I)(式中各 Xは独立して、酸素若しくは硫黄原子又は式NH1N(CR2R3)、I?’、 N(CR’R3)PY若しくはN(CI?21?3)n−N((CR2R3)p Y) 2の基を表わす:各Yは、独立して基coz、 5O2ZSPOZ、、C 0N(Otl)R2、C112SR”、C32R”又はCSZを表わす:各Zは 、独立して基OR”又はNR’l”を表わす:nは、1〜4、好ましくは2又は 3の整数である:mは、3〜8、好ましくは3〜6の整数である;pは、1〜3 、好ましくは1の整数である:各R2は独立して、水素原子又はヒドロキシル若 しく1よ自−、アルコキシ基により場合によってはモノ−又はポリ−置換されて いる01〜8アルキルを表わし、そして少な(とも1対のR2基〔各対において (CR”R”)。部分からである一方及び(CR2R’)n又は(CR”llり 、部分からである他方(特に好ましくは、(CR”R’)n及び(CR”R”) p又は同じX基に結合されている(CIl”R”)。及び(C1ltR’)n基 中のR2基)〕は、介在する原子と共に、窒素、酸素及び硫黄から選択される1 つ又はそれ以上、特に1つ又は2つの環へテロ原子を場合によっては含有する5 〜8員、好ましくは5又は6員飽和縮合環を表わし、該縮合環は場合によっては 基R1により置換されている;各R+は、独立して基R4又は窒素に付いている 基(CR2R’)PYを表わす: 各R3は、独立して水素原子又はヒドロキシ若しく1マC,−aアルコキシ基に より場合によってはモノ又(嘘ポI7置換されているC1−、アルキル若しくは C3−8アルコキシ基を表わす:そして 各R4は、独立して水素原子、ハロゲン原子又はヒドロキシル基又は場合によっ てはモノ−若しくはポリ−ヒドロキシル化されているC3〜8アルキル、自−自 アルコキシ、(C+−sアルコキシ)−01〜8アルキル若しくはポリ−(自〜 8アルコキシ)−C+−aアルキル基、スルフォネート基又は基(CR”R3) pYを表わす:ただし少なくとも2つ、好ましくは少な(とも3つのY基が存在 する)の化合物又はそのキレートコンプレックス若しくはその塩を提供する。
本発明の化合物においては、基R1−R4中のアルキル又はアルキレン部分は、 別記しないかぎり、直鎖型又は分枝型であってよく、そして好ましくは1〜8、 特に好ましくは1〜6、そして最も好ましくは1〜4の炭素原子を含有する。置 換基自体がヒドロキシル又はアルコキシ基に場合によっては置換されていてよい 場合には、この置換はモノ置換又はポリ置換であってよく、そしてポリ置換の場 合には、アルコキシ又はヒドロキシル置換基はアルコキシ置換基に担持されたも のであってよい。
特に好ましいが、本発明の化合物に1つ又はそれ以上の親水性RI−g 4基が 組入れられている場合には、これらは好ましくは1〜8、特に好ましくは1〜6 の炭素原子の炭素原子含量を有する直鎖型又は分枝型部分である。
この親水性基は、アルコキシ、ポリアルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロ キシポリアルコキシ、ポリヒドロキシアルコキシ、ポリヒドロキシル化ポリアル コキン、ヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、 ポリアルコキシアルキル、ヒドロキシル化アルコキシアルキル、ポリヒドロキシ ル化アルコキシアルキル、ヒドロキシル化ポリアルコキシアルキル又はポリヒド ロキシル化ポリアルコキシアルキル基であってよい。更に好ましくは、それらは モノヒドロキシアルキル又はポリヒドロキシアルキル基である。この親水基は、 本発明のキレート剤を用いて形成される金属キレートの親水性を増大させ、親油 性を減小させる作用をし、式■の化合物は、少なくとも1つ、好都合には1〜4 、そして好ましくは1.2又は3の前記親水基を有することが好ましい。即ち、 親水性基、例えばR1−R4及び(CR”R”)PR’として、本発明の化合物 は、例えばヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル 、1.2−ジヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキ シプロピル、2.3.4− トリヒドロキシブチル、1−(ヒドロキシメチル) −2−ヒドロキシ−エチル、メトキシメチル、エトキシメチル、2−ヒドロキシ エトキシメチル、メトキシエトキシメチル、(2−ヒFOキシ−エトキシ)エチ ル等の基を包含する。
本発明の化合物において、2つのR2基が、介在する原子と共に縮合環状基を形 成する場合には、これらの縮合型基は、好ましくはシクロペンタン、シクロヘキ サン、オキソラン、オキサン、チオラン、チアン、ピロリジン、ピペリジン、ピ ペラジン、モルフォリン又はベルヒドロピリミジンである(2つのR2基が同じ (CR2R’)n基からでない場合には、縮合型環は異項環であることが認めら れるであろう)。
マクロ環の環へテロ原子において、又は隣接した位置において分子の大環状骨格 に付けられているN員環金環及び縮合環の1及び2又は2及びN−1位において 付けられている環が特に好ましい。更に、2つ又はそれ以上の縮合環を有する本 発明による化合物においては、これらは好ましくは、少な(とも1つ、そして特 に少なくとも2つのX基によって分離されている。特に好ましくは、2つ又はそ れ以上の縮合環がある場合には、これらは大環状骨格の周りにほぼ均一に間隔を あけられている。
イオン化基Yを持たない基Xが隣接しないこと、そして特に、例えば6X環中第 −及び第三のX環のようにそれらが大環状キレート剤中反対の位置をとることも 特に好ましい。特に好ましい前記の基は、上に定義されたような親水性基である 。
特に好ましい式Iの化合物は、式Ib 〔式中a及びbは、各々0.1.2又は3であり、aとbとの合計は1〜3であ る:dは2.3又は4である:nは、前に定義されたとおりであるが、好ましく は2又は3である; Aは、水素又は場合によってはヒドロキシル化され、場合によってはアルコキシ ル化されているアルキル若しくはcnRzyである。
R3は、水素又は場合によってはヒドロキシル化されているアルキルである; R2は、水素又は場合によってはヒドロキシル化され、場合によってはアルコキ シル化されているアルキルであり、そして少な(とも一対のR2基は、介在する 原子と共に式 (式中Gは、炭素原子及び場合によっては窒素、酸素又は硫黄原子の3〜7、好 ましくは3又は4員鎖、好ましくはプロピレン又はブチレン鎖であり、Jは、炭 素原子及び場合によっては窒素、酸素又は硫黄原子の2〜5、好ましくは2又は 3員鎖、好ましくはエチレン、プロピレン又は2−オキサ−プロピレン鎖である )の縮合環を形成する〕のものを包含する。
本発明に従って使用するのに特に好ましいキレート剤は、式1d−Ii (Id)(Ie) (I f) (I g) (Ih) (式中りは(CUR’)z、(cu円、又(まCHR’ 0CIIIR4であり 、Qは(CUR’)s又は(CHR’)4であり、Uは2又は3であり、そして ■は0又は1である) のちのを包含する。
本発明による化合物中基NRhかへテロ環状環に付いている窒素である場合には 、好都合には式(式中qは011又は2であり、WはCUR’、NR’、0又は Sであり、qがOである場合には、Wは好ましくはC[lR’である)のもので ある。特に好ましい前記の基は、式式Iの化合物において、基Yは好ましくはカ ルボン酸又はアミド基、例えば式 %式% 又はC0NI?”。
(式中1t l lは、アルキル又はモノ若しくはポリヒドロキシアルキル基、 例えば場合によっては1.2.3又は4ヒドロキシル基を持っているCl−1ア ルキル基である)の基である。
Yがカルボキシル基である場合には、式Iの化合物は、好都合にはYが−COO M (ただしMlは1価のカチオン又は多価カチオンのフラクション、例えばア ンモニウム又は置換アンモニウムイオン又は金属イオン、例えばアルカリ金属又 はアルカリ土類金属イオンである)を表わす塩又はキレートを形成することがで きる。特に好ましくは、Mlは、有機塩基、例えばメグルミン又はリジンから誘 導されるカチオンである。前記の塩又はキレートにおいては1つ又はそれ以上( しかし必らずしもすべてではない)のカルボキシル基がcoon基に転換される 。
式Iの化合物中イオン形成基Yの数は、式Iの化合物によってキレート化される 金属種の原子価に等しくなるように選ばれることが特に好ましい。即ち、例えば Gd(III)がキレート化される場合には、式■の化合物(又はその塩)は、 好ましくは3つのイオン形成Y基、例えば−C00■(又は−COOI+)を有 する。このようにして、好ましい形態である中性種として金属キレートが形成さ れる。
この好ましい形態と言うのは、このような化合物の濃厚溶液中の浸透圧モル濃度 が低く、又そのイオン性の類縁体に比してその毒性が有意に低下せしめられるか らである。
Y基がすべて−coon基である化合物又はこの化合物の塩もしくはアミドは、 この化合物の金属キレートを、例えばオートクレーブ処理によって、容易に滅菌 することができるので特に好ましい。
本発明により特に好ましい化合物には、縮合環を形成するものを除く各R2が水 素原子又はモノ−若しく+iポ1ノーヒドロキシル化アルキル基を表わし、Yが 式CO2の基を表わし、モしてZがヒドロキシル基又(ま基NFIR2を表わす 式Ib〜Iiの化合物並びにそれらの金属キレート及び塩が含まれる。
本発明による特に好ましい化合物は、次の式■j〜Iaaで示される化合物及び それらの金属キレート並び1こ塩を包含する: (ID (I v) (I X) (I aa) ここに好ましくは式中、すべてのA又は1つの基を除いてAはcozy基であり 、そして(又は)少なくとも1つの基Aは非イオン化親水性基であり、又式中R 2及びR4基のうちいくつか又はすべて親水性基、好ましくはR”lこついては ヒドロキシ−又はアルコキシ−アルキル基、モしてR4についてはヒドロキシル 又はヒドロキシ−若しくはアルコキシ−アルキル基であり、特に式中各Aは水素 、ヒドロキシプロピル、CH,C00tl、CB2C0N(CH5)−CHtC [10HC1120[11又はCtl、C0NHR7である。〔ただしR7は、 cn、、CHzCHOHCtlzOH又はCl1(CLO[lL若しくは基−C [IC0NCI’12C1lR4’W(CHR4’)qCH,を表わし、更にま たWは酸素原子又は基CH,若しくはCllOHを表わし、qは0又は1であり 、そしてR4′は水素であるか、又はqが1でありモしてWが酸素である場合に は、各R41は01〜4ヒドロキシアルキル基を表わしてもよい〕。
別の一面から見ると、本発明は本発明の化合物の製法も提供し、該方法は次の工 程のうち1つ又はそれ以上を特徴とする: (a)式(n) (式中gl及びR3’は、R2及びR3について定義されたとおりであるか、又 は保護されたR1若しくはR3基であり、そしてX′は、基X又は保護された基 Xであるが、ただし少なくとも1つのX′基は式NH又はCCR”R”)pNH 2のものである)の化合物を式(m) Lv−(CR”R”)p−Y’ (ffi)(式中Y′は、基Y若しくはR4又 は保護された基Y又はR4であり、1tl及びR3/は前に定義されたとおりで あり、モしてLvは離脱基、例えば臭素若しくは塩素等のハロゲン原子又はトシ レート基であり、モしてpは前に定義されたとおりである)の化合物と反応させ 、そして必要な場合には使用された保護基を引続いて除去する;そして(b)式 Iの化合物をそのキレートコンプレックス又は塩に変換する。
式■の化合物は、文献から既知であるか又は文献記載の技術と類縁である技術を 使用したいくつかの方式で製造することができる。特に英国特許出願89007 19.9号に記載されている出発物質を使用することができる。
即ち、例えば前記の化合物は、式■ LvCO(CR2′R3′)n−+(X’(CR2′R”)n″JjX’(CR ”R”)1−ICOLv (rV)(式中R2′及びR31は上に定義されたと おりであり、Lvは上に定義されたとおりであるか、又はアルコキシ離脱基であ り、Jは0−m−3であり、そして中間鏡X′基は基X′であり、そして鎖X′ 基の末端は、酸素、硫黄又は環窒素原子、又は好ましくはNH基である)の二官 能性化合物を式V BOX’(CR” R3′)J tX’[I (V )(式中iは1〜m−2で あり、そしてH2+、R3’及びX′は前に定義されたとおりである)の結合分 子と縮合させて後、必要な場合には保護基を除去し、そして必要な場合には還元 することによって製造することができる。
式■の化合物は、式Vの出発物質を活性化することにより、例えばトシル化し、 そして生成物を式■LV(CR”R3′)n[X’(CR2′R3′)nlj+ +LV (VI)の二官能性化合物と縮合させて後、トシルその他の保護基を除 去することによっても製造することができる。
式■の化合物は、式(■) PrNBCO(CR”R”)n−4(X’(CR2′R3′)n″Jm−2X’ (CR”R”)yl−ICOLv (■)(式中R″′、Rs′及びX′は上に 定義されたとおりであるが、(CR1′R” )部分が隣接する場合には、X′ 基はカルボニル基を表わしてもよく、Lvは上に定義された脱離基であるか、又 はヒドロキシル基であり、そしてPrは水素原子又はアミン保護基である)の線 状化合物を還元、トシル化及び塩基触媒型環化によるか、又はカルボニル活性化 環化に引続き還元により環化することによっても製造することができる。
この操作に従う場合、そして式■のポリペプチドが使用される場合には、アミノ 酸プレカーサーの選択、例えばヒドロキシ−プロリンの使用によって、式■のビ シクロ化合物を製造することができる。式■の化合物は、縮合環を得るために、 式■の大環状化合物の環化によっても製造することができる。
(式中1つのX′はNH基であり、そして1つのR2Jはそれと縮合可能な基で ある、即ち離脱基を持つか、又は2つのR!tが縮合可能である、例えば一方が 離脱基を持ち、そして他方が排除基(displacing group)を持 つ場合には、その他の基X′、Rlr及びB 3 Jは前に定義されたとおりで あ式■の化合物は、式(XIX) (式中X′、R2′及びR3’は上に定義されたとおりであるが、1 ツci)  (X’ (CR” R” )n、) !X’部分は、2つの炭素に付イテいる ーCR”=N−基を持つ芳香族へテロ環式環を表わす)の環状イミンの還元によ っても製造することができる。
即ち、例えば式■の化合物は、次の反応図式を使用して製造することができる。
(A) これはTabushiらによってTetrahedron Letters 4 339(1976)及び1049 (1977)に記載された手順に似ている。
いくつかの場合には環化工程において鋳型として金属イオン、例えばNi”、K ′″又はNa”を使用することが反応の触媒となり、収量を改善することがある 。
(B) 環化手順に似ている。
(C) (IX) t=1.2 R1@=R1、MえlfH,CL 式■の化合物は、Ne1sonによって、Pure and AppliedC hemistry 52 : 461〜476 (1980)に記載されている ように、シッフ塩基縮合においてジカルボニル銹導体から製造することができる 。例えば (D) l?!+ == H、gt’、R3’又はアミノ酸残基f=0〜5 式Xのポリペブタイド上の1つのg!+がヒドロキシプロリンの使用の結果であ る場合には、得られる式(X[)の(ただしR22は、R2’、R3’又は環、 例えば場合によっては親水性置換されている5又は6員環である)。
この種の反応はGuerbetによってEP−A−287465に記載されてい る。
(G) (ただしhは3又は4である) 式■の化合物を得るためのその他の反応図式は、当業者には文献、例えばTab ushiら、Tetr、Lett、4339(1976)及び1049(197 7)、Rich+wannらJAC396: 226g(1974)、Ne1s on Pure and Applied Chemistry 52 :46 1〜476(1980)、MoiらJAC3υ0 : 6266(198g)、 EP−^−287465(G u、e r b e t )、5tetterら Tetrahedron 37 : 767(1981)、EP−^−2327 51(Squibb)、IIIancockらJAC3110:2788〜27 94(198釦、Sm1thらJAC3月1: 7437〜7443(1989 )及びその中にリストされている参照文献から明らかであろう。
工程(a)の手順を使用して式■の化合物に(CR”R3)、Y基を導入するこ とは、水性、好ましくは塩基性媒体中、例えばハロカルボン酸HaA’(CR”  R” )pCoo■又はその金属(例えばLi)塩(ただしHalは臭素又は 塩素である)を使用し、その後カルボキシル基をアミド化又はエステル化するこ とによって行なうことができる。
カルボン酸残基以外の(CR”R”)、Y又は(cg”R”)pR’部分の導入 は、例えば次のとおり行なうことができる:a)7才スフオン酸部分を導入する ためには、K。
11oedritzerらによりJ、Org、Chew、31 : 1603( 1966)に記載されているアルファーアミノフォスフオン酸の一般合成法を使 用することができる。
(式■の) (式■の) (ただしR”NCH!Yは式Iの化合物である)。
b)ヒドロキサム酸部分を導入するためには、P、 N。
TurowskiらによりInorg、 Chew、 27: 474 (19 88)に記載されている活性化酸誘導体のヒドロキサム酸への転換のための一般 法を使用することができる。
(ただしR”N(Ct12COOII)C[I、Yは、式Iの化合物である)。
C)スルフォン酸部分を導入するためには、例えばヨードメタンスルフォン酸に よる、アミノ官能基のアルキル化によって合成を行なうことができる。
d)非イオン化(CR2113)PR’基を導入するためには、場合によっては ヒドロキシルが保護されているアルキル(又はアルコキンアルキル、ヒドロキシ アルキル等)ハロゲン化物によるアミノ官能基のアルキル化:続いて必要な場合 には脱保護、例えば脱ベンジル化によって合成を行なうことができる。
式■のアミド誘導体は、EP−A−250358又はEP−A−299795の 方法と順繰の方法によってオリゴ酸から得ることができる。更に式Iのキレート 剤の骨格上親水性置換針は、EP−A−299795の方法と類縁の方法によっ て導入することができる。
式Iのキレート剤はマクロ分子又はポリマー、例えば二官能性−ポリキレート剤 を作るためいくつかのキレート剤基を有することができ、またそれ自身がマクロ 分子に結合できるポリリジン又はポリエチレンイミンのような組織特異性生体分 子又は骨格ポリマーへの結合又は連結でもって、一つのY又はR1−R4基を置 き換えることによって、二官能性キレート剤用又はポリキレート剤化合物用のい くつかの独立したキレート剤を含有する化合物である基剤として使用することが できる。式Iの化合物の前記のマクロ分子誘導体、並びにその金属キレート及び 塩は、本発明の別の一面である。
マクロ分子又は骨格ポリマーへの式■の化合物の結合は、常法、例えばカルボジ イミド法、Krejcarekらの混合無水物手法(Biochemical  and Biophysical ResearchSchering(例えば EP−^−331616参照)の骨格共役技術のいずれかにより、そして例えば Nycosed により1O−A−89106979に記載されているリンカ− (tinker)分子の使用により達成することができる。
塩及びキレートの生成は、常法どおりに行うことができる。式Iのキレート剤( 上述したとおりであるが、第二のただし書を除く)は、解毒の際か又は金属キレ ート、例えば生体外又は生体内の磁気共鳴(IIR) 、 X線又は超音波診断 (例えばMf?画像形成及びIIIR分光法)、又はシンチグラフィーにおいて 、又はそのための造影剤として、又は放射線治療において、又はそのために使用 することができるキレートの生成の際使用するのに特に適しており、これらの金 属キレートの前記の使用は本発明の別の一面である。
重金属原子又はイオンを含有する本発明の化合物の塩又はキレートコンプレック スは、診断画像形成又は治療の際特に有用である。特に好ましいのは原子番号2 0〜32.42〜44.49及び57〜83の金属、特にGd、 DV及びyb との塩又はコンプレックスである。IR診断造影剤として使用する場合には、キ レート形成金属種は常磁性の種であることが特に適当であり、この金属は好都合 には遷移金属又はランクニド好ましくは21〜29.42.44又は57〜71 の原子番号を有するものである。金属種がEu、 Gd、 Dy、Ho、Cr、  M口又はFeである金属キレートは特に好ましく、又Gd”″、菖n2+及び pyj+が特に好ましい。
式I(上のとおり定義されるが、第二のただし書きを除く)のキレート剤又は生 理学的に耐容される対イオンとのそれらの塩による上に特定されたこれらの金属 のイオンのキレートは、ここに挙げた診断画像形成手法に特に有用であり、それ らとそれらの使用とは本発明の範囲内に入ると考えられ、その結果ここでいう式 ■の化合物のキレートは前記のキレートを包含する。
MI?Iにおいて造影剤として使用する場合には、放射性はMR診断造影剤のた めに必要でもなく望ましくもない特性であるので、常磁性金属種は非放射性であ ることが好都合である。X線又は超音波造影剤として使用する場合には、キレー ト形成金属種は重金属種、例えば37より太き(好ましくは50より大きい原子 番号を持つ非放射性金属、例えばD y 3 ′″である。シンチグラフィー及 び放射線治療において使用する場合にはキレート形成金属種は勿論放射性でなけ ればならず、慣用のコンプレックス形成性の放射線金属アイソトープ、例えば@ lllTc又はl I I Inを使用することができる。放射線治療の場合に はキレート化剤は例えば1533..67Cu又は9°Yとの金属キレートの形 態であってもよい。
重金属の解毒の際使用する場合には、キレート化剤は生理学的に許容される対イ オン、例えばナトリウム、カルシウム、アンモニウム、亜鉛又はメグルミンとの 塩の形態として例えば亜鉛又はカルシウムと式Iの化合物とからのキレートのナ トリウム塩として存在せねばならない。
金属キレートが全体にわたって電荷を持つ場合、例えば従来技術のGd DTP Aの場合には、生理学的に許容される対イオン、例えばアンモニウム、置換アン モニウム、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属(例えばカルシウム)カチオ ン又は無機若しくは有機酸から誘導するアニオンとの塩の形態で使用するのが好 都合である。この点についてはメグラミン塩が特に好ましい。
更に一面から見ると、本発明は少なくとも1種の医薬若しくは動物薬担体若しく は賦形剤と共に、又はそれらとの製剤のために若しくはヒト又は動物用の医薬製 剤中に包含されるのに適合している、そのキレート化体が本発明による化合物の 残基である金属キレートよりなる診断又は治療剤を提供する。
別の一面から見ると、本発明は少なくとも1種の医薬若しくは動物薬担体若しく は賦形剤と共に又はそれらとの製剤のために若しくはヒト又は動物用の医薬製剤 中に包含されるのに適合している、生理学的に許容される対イオンとの弱いコン プレックス又は塩の形態の本発明によるキレート剤よりなる解毒剤を提供する。
本発明の診断及び治療剤は常用の医薬又は動物薬処方助剤、例えば安定剤、抗酸 化剤、浸透圧モル濃度調節剤、緩衝剤、pH調節剤等と製剤化することができ、 そして非経口若しくは経口投与、例えば注射若しくは注入又は外部へ出る管を有 する体腔、例えば胃腸管、膀胱又は子宮中に直接投与するのに適した形態である ことができる。
即ち本発明の薬剤は常用の医薬投与形態、例えば錠剤、カプセル、粉末、溶液、 懸濁液、分散液、シロップ、全開等であることができる。しかし生理学的に許容 される担体媒質、例えば注射用水中の溶液、懸濁液及び分散液が一般に好ましい 。
従って、本発明による化合物は当該技術の完全に範囲内である方式で生理学的に 許容される担体又は賦形剤を使用して投与用の製剤にすることができる。例えば 、これらの化合物は場合によっては医薬として許容される賦形剤を添加して水性 媒体に懸濁又は溶解され、得られた溶液又は懸濁液は次に滅菌される。適当な添 加剤は、例えば生理学的にバイオ相容性の緩衝剤(例えばトロメタミン塩酸塩) 、キレート剤(例えばDTPA、 DTPA−ビスアミド又はコンプレックス形 成していない式Iのキレート剤)又はカルシウムキレートコンプレックス(例え ばカルシウムDTPA、 CaNaDTPA−ビスアミド、式Iのキレート剤の カルシウム塩又はキレート)の添加(例えば0.01〜10モル%)、又は場合 によってはカルシウム又はナトリウム塩(例えばキレート剤式■の金属キレート コンプレックスと組み合わせた塩化カルシウム、アスコルビン酸カルシウム、グ ルコン酸カルシウム又は乳酸カルシウム等)の添加(例えば1〜50モル%)を 包含する。
これらの化合物が、例えば水又は生理的食塩水中、経口投与のために懸濁液の形 態で製剤化される場合には、1種又はそれ以上の経口溶液中に伝統的に存在する 不活性成分及び(又は)表面活性剤及び(又は)風味のための芳香物と少量の可 溶性キレートと混合してよい。
IRIのため、又、体のいくつかの部分のX線画像形成のためには造影剤として 金属キレートを投与するのに最も好ましい態様は、非経口、例えば静脈内投与で ある。
非経口投与可能な形態、例えば静脈内用溶液は無菌かっ生理学的に許容されない 薬剤なしであるべきであり、又投与の際刺激その他の副作用を最小にするために 低い浸透圧モル濃度を持つべきであり、従って造影媒体は好ましくは等張又はわ ずかに高張であるべきである。適当な賦形剤は非経口用溶液を投与する場合慣習 的に使用される水性賦形剤例えば塩化ナトリウム注射液、リンゲル注射液、デキ ストロース注射液、デキストロース及び塩化ナトリウム注射液、ラクテート添加 リンゲル注射液、並びにRe*ington’s Pharsaceutica l 5cience、15版。
Eaton : Mack Publishing Co−、1405〜141 2頁及び1461〜1487頁(1975)及びThe National F ormulary XrV、14版。
fashington:American Pharmaceutical ^ 5sociation(1975)等に記載されている他の溶液を包含する。こ れら溶液は非経口用溶液の場合に常用されている防腐剤、抗菌剤、緩衝剤及び抗 酸化剤、賦形剤、並びにキレートと相容性であり、そして製品の製造、貯蔵又は 使用を妨害しない他の添加剤を含有することができる。
診断又は治療剤が有毒金属種、例えば重金属イオンのキレート又は塩よりなる場 合には、例えばScheringによりDE−^−3640708において考察 されているように、わずかに過剰のキレート剤、又は更に好ましくはわずかに過 剰のキレート剤のカルシウム塩を処方内に含むことが望ましいことがある。MR −診断検査のためには、溶液、懸濁液又は分散液形態である場合の本発明の診断 剤は、リットルあたり1マイクロモル〜1.5モル、好ましくは0.1〜700 IIMの範囲の濃度の金属キレートを一般に含有する。
しかし診断剤は、投与前に希釈するように、それより高濃度の形態で供給されて よい。本発明の診断剤は、体重に9あたり金属種10−3〜3ミリモル、例えば 約1ミリモルのDy/体重hgの量で都合よく投与することができる。
X線検査の場合には、造影剤の用量は、MR検査の場合より一般に高(あるべき であり、シンチグラフ検査の場合には、用量はMR検査の場合より一般に低くあ るべきである。放射線治療及び解毒の場合には、常用の投薬量を使用してよい。
別の一面から見ると、本発明はヒト又はヒトでない動物の肉体の強化された画像 の発生法を提供し、この方法は、該肉体に本発明による診断剤を投与し、そして 該肉体の少なくとも一部分のX線、IR1超音波又はシンチグラフ画像を発生さ せることよりなる。
別の一面から見ると、本発明は、ヒト又はヒトでない動物の肉体に実施される放 射線治療法を提供し、この方法は、本発明によるキレート剤との放射性金属種の キレートを該肉体に投与することよりなる。
別の一面から見ると、本発明は、ヒト又はヒトでない動物の肉体に実施される重 金属解毒法を提供し、この方法は、生理学的に許容される対イオンとの弱いコン プレックス又は塩の形態の本発明によるキレート剤を該肉体に投与することより なる。
尚別の一面から見ると、本発明は又、ヒト又はヒトでない動物の肉体に実施され る画像発生、解毒又は放射線治療の方法中使用するための診断又は治療剤の製造 用の本発明による化合物、特に金属キレートの使用も提供する。
尚更に別の一面から見ると、本発明は、本発明の金属キレートの製法を提供し、 この方法は、溶媒中式■の化合物又はその塩(例えばナトリウム塩)若しくはキ レートを該金属の少なくともわずかに可溶性の化合物、例えば塩化物、酸化物、 酢酸塩又は炭酸塩と混合することよりなる。
尚更に別の一面から見ると、本発明は、本発明の診断又は治療剤の製法を提供し 、この方法は、本発明による金属キレート又はその生理学的に許容される塩を少 な(とも1種の医薬又は動物薬用担体又は賦形剤と混合することよりなる。
尚更に別の一面から見ると、本発明は、本発明の解毒剤の製法を提供し、この方 法は、生理学的に許容される対イオンとの塩の形態の本発明によるキレート剤を 少なくとも1種の医薬又は動物薬用担体又は賦形剤と混合することよりなる。
ここで挙げられた文書全部の開示を参照として組み入れである。
ここで次の限定しない実施例によって本発明を更に例示する。別に示されないか ぎり、ここで示されている比及び百分率はすべて重量により、温度はすべて摂氏 の度である。
実施例 1 13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(カルボキシメチル)−3,6, 9,15−テトラアザビシクロ(9,3,11ペンタデカン((12)N404 (o+orph))径路(^): a) 4.8−ジオキソ−13−オキサ〜3.6.9.15−テトラアザビシク ロ[9,3,1]ペンタデカン((12)−ジオキソ−N、(■orph)) イミノジ酢酸ジエチルエステル(10ミリモル)及び2.6−ビス−アミノメチ ルモルフォリン(10ミリモル)(英国特許出願第8900719.9号に記載 )をエタノールに溶解し、6日間還流する。ストリップ乾固して後、得られる油 をシリカカラム上クロマトグラフにかける。
b) 13−オキサ−3,6,9,15−テトラアザビシクロC9,3,1)ペ ンタデカン((12)N<(*orph))a)からの生成物をTHF中IMボ ラン(15当量)に0℃において溶解し、1時間撹拌する。この溶液を一夜還流 し、冷却し、そして過剰のメタノールを添加する。反応混合物をストリップし、 外部環境温度においてメタノールと6MH(Jとの混合物で処理する。メタノー ルを蒸発させて後、Na0tlで溶液のpHを12に調整し、反応混合物をクロ ロホルムで数回洗浄し、有機相を蒸発乾固する。別法としてアルカリ性水相をス トリップ乾固し、残留物をエタノールの蒸発のくり返しによって乾燥し、そして 乾燥エタノールを用いて残留物から標題の化合物を抽出する。
得られる油をシリカカラム上精製して標題の化合物を得る。
c)13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(カルボキシメチル’) − 3,6,9,15−テトラアザビシクロ(9,3,1)ペンタデカン([12] N40s(morり)l))b)からの生成物を水中ブロモ酢酸リチウム塩(5 当量)で処理し、一方LionでpHを9〜11に保ち、そして温度を段階的に 80℃に上げる。−夜反応させ、冷却し、そしてpHを3に調整して後、反応混 合物を強力チオン変換体で処理する。水中飽和アンモニアで処理することによっ て樹脂から生成物を分離する。混合物をストリップ乾固して標題の化合物を得る 。水/アルコール中pH3〜3.5において析出させるか、又は逆相クロマトグ ラフィーによって生成物を精製する。
径路(B): d)13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(t−ブトキシカルボニルメ チル)−3,6,9,15−テトラアザビシクロ(9,3,1)ペンタデカン 13−オキサ−3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3,13ペンタデ カン(0,59; 2.3ミリモル)を乾燥[IMFに溶解した。炭酸カリウム (1,69; 11.5ミリモル)及びブロモ酢酸t−ブチル(2,39; 1 1.5ミリモル)を添加し、反応混合物を50℃において一夜撹拌した。反応混 合物を冷却し、蒸発乾固し、残留物をクロロホルム(100m/)に溶解し、水 洗(50菖jX3)L、そして乾燥(1gS04) した。クロロポルムを除去 し、粗製の標題の化合物をフラッシュクロマトグラフィー(Sin、 ;溶離剤 クロロポルム:メタノール9:1)によって精製した。収1i : 0.5g;  32%。FARIs : 671(M +1 )。
f)13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(カルボキシメチル) −3 ,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3,1]ペンタデカン 13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(t−ブトキシカルボニルメチル ) −3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3゜1〕ペンタデカン(0 ,49;0.6ミリモル)をジクロロメタン(3ml)に溶解し、トリフルオロ 酢酸(3ml)を添加した。反応混合物を外部環境温度において一夜撹拌し、濃 縮し、そしてジエチルエーテルで処理して定量的収量で標題の化合物を得た。F AB Is : 447(M + 1 )。
実施例 2 13−ヒドロキシ−4,8−ビス(ヒドロキシメチル) −3,6゜9、Is− テトラキス(カルボキシメチル) −3,6,9,15−テトラアザビシクロ[ 9,3,13ペンタデカン([12]ジヒドロキシメチル−NnOs(hydr oxypip))径路(A): a) 2.10−ジオキソ−4,8−ビス(ベンジロキシメチル)−13−ヒド ロキシ−3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3,1)ペンタデカン( (12)ジベンジロキシメチルージオキソーN4 (hydroxypip)) 2.6−ビス(ベンジロキシメチル”) −1,4,7−トリアザヘプタン(1 0ミリモル)(10−A−89100557、実施例6dに記載)及び2.6− ビス(エチロキシ力ルポニル)−4−ヒドロキシ−ピペリジン(10ミリモル)  (10−^−90108138に記載)を実施例1a)記載のとおりに反応さ せて標題の化合物を得る。
b) 4.8−ビス(ベンジロキシメチル)−13−ヒドロキシ−3,6,9, 15−テトラアザビシクロ[9,3,1]ペンタデカン((12)ジヒドロキシ メチルーN、(hydroxypip))a)からの生成物を実施例1b)記載 のとおりにポランで還元して標題の化合物を得る。
c) 4.8−ビス(ヒドロキシメチル)−13−ヒドロキシ−3、6,9,1 5−テトラアザビシクロ[9,3,1)ペンタデカン(02)ジヒドロキシメチ ル−N4(hydroxypil)))b)からの生成物をメタノールに溶解し 、そして10%パラジウム炭で50℃において一夜処理した。濾過し、そして蒸 発させて後、シリカカラム上標題の化合物を精製する。
d)13−ヒドロキシ−4,8−ビス(ヒドロキシメチル)−3、6,9,15 −テトラキス(カルボキシメチル) −3,6,9゜15−テトラアザビシクロ [9,3−1)ペンタデカン((12)ジヒドロキシメチル−N40B (hy droxypip) )C)からの生成物を実施例1c)記載のとおりにアルキ ル化し、精製して標題の化合物を得る。
径路(B): 実施例1、径路B記載の図式と類縁の図式を使用して標題の化合物を製造する。
実施例 3 7−ヒドロキシ−15−オキサ−3,11,17,18−テトラキス(カルボキ シメチル) −3,11,17,18−テトラアザビシク0 (11,3,1, 1,”]オオフ テカン標題の化合物は、次の反応図式によって製造される:実 施例 4 13−オキサ−3,6,9−トリス(カルボキシメチル) −3,6゜9.15 −テトラアザビシクロ[9,3,l]ペンタデカンa) 4−ベンジル−3,5 −ビス(トシルアミドメチル)モ窒素雰囲気中乾燥クロロホルム(100t/) に塩化トシル(5,5,、28ミリモル)及びトリエチルアミン(2,9g;  2gミリモル)を溶解した。4−ベンジル−3,5−ビス(アミノメチル)モル フォリン(fO−A−9010813gにより製造)(6,89;28ミリモル )を乾燥クロロホルム(100t/)に溶解し、1時間の間に1滴ずつ添加した 。反応混合物を外部環境温度において一夜撹拌し、水(lOQt/X 3 )で 洗浄し、乾燥(菖gS04)シ、そして蒸発させた。5i02上クロマトグラフ イーにかけ、溶離剤として酢酸エチルを使用して標題の化合物を単離した。収量 : 10.6g(70%)。FABMS:544 (M+ l )。
b) 15−ベンジル−13−オキソ−3,6,9−)リス(トシル)−3,6 ,9,15−テトラアザビシクロ(9,3,1]ペンタデカン 4−ベンジル−3,5−ビス(トシルアミドメチル)−モルフォリン(2,39 ; 4.2ミリモル)を乾燥DMF (5(IgA’)に溶解した。水素化ナト リウム(鉱油中50%、1.19:8.4ミリモル)を添加し、そして温度を3 0分後100℃に上げた。
乾燥DMF(100ml)に溶解した0、 N、 O’−トリス(トシル)−ジ ェタノールアミン(Can、 J、Chemistry 45 : 1555( 1967)に記載された手順に従って製造)(2,49; 4.2ミリモル)を 1時間の間に1滴ずつ添加した。反応混合物を100℃において一夜撹拌し、氷 /水上冷却し、そして200t/の水を1滴ずつ添加した。沈殿を濾別し、乾燥 した。収量:89;50%。FAB Is : 768(M +1 )。
C)13−オキサ−3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3,1]ペン タデカン 15−ベンジル−13−オキサ−3,6,9−トリス(トシル)−3,6,9, 15−テトラアザビシクロ[9,3,1)ペンタデカン(29: 2.6ミ’J  モル)を濃硫酸(10真/) l:溶解し、100℃に48時間加熱した。反 応混合物を氷/水上冷却し、ジエチルエーテル(30IIl)を1滴ずつ添加し た。析出したポリヒドロサルフェート塩を窒素雰囲気中濾過し、歩容の乾燥ジエ チルエーテルで洗浄し、50%水酸化ナトリウム溶液に溶解した。得られた混合 物をクロロホルムで48時間連続抽出した。クロロホルムを除去して標題の化合 物を得た。収量: 0.23g、42%。FAB MS : 215(M +  1 )。
d)13−オキサ−3,6,9−)リス(t−ブトキシカルボニルメチル) − 3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9−3,1]ペンタデカン 13−オキサ−3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3,1〕ペンタデ カン(0,39: 1.4ミリモル)を乾燥DMFに溶解した。炭酸水素ナトリ ウム(0,69; 7ミリモル)及びブロモ酢酸t−ブチル(1,49; 7  ミリモル)を添加し、反応混合物を外部環境温度において一夜撹拌した。反応混 合物を蒸発乾固し、残留物をクロロホルム(100ml)に溶解し、水(50諺 /X3)で洗浄し、乾燥(MgSO4) シた。クロロホルムを除去し、粗製の 標題の化合物をフラッシュクロマトグラフィー(SiOl ;溶離剤クロロホル ム:メタノール 9:1)によって精製した。収量:0.479;60%。
FAB IIs : 557(M + 1 )。
e)13−オキサ−3,6,9−トリス(カルボキシメチル)−3、6,9,1 5−テトラアザビシクロ[9,3,1)ペンタデカン 13−オキサ−3,6,9−)リス(t−ブトキシカルボニルメチル) −3, 6,9,15−テトラアザビシクロ(9,3,1)ペンタデカン(0,49;  0.7ミリモル)をジクロロメタン(3■l)に溶解し、トリフルオロ酢酸(3 ml)を添加した。
反応混合物を外部環境温度において一夜撹拌し、濃縮し、ジエチルエーテルで処 理して定量的収量で標題の化合物を得た。FAB MS : 389(M +1  ’I。
実施例 5 13−オキサ−3,6,9−1−リス(カルボキシメチル) −3,6゜9.1 5−テトラアザビシクロ(9,3,13ペンタデカンのガドリニウムキレート 13−オキサ−3,6,9−トリス(カルボキシメチル)−3、6,9,15− テトラアザビシクロ[9,3,13ペンタデカン(実施例4 )(0,239:  0.6ミリモル)を水(2肩l)に溶解し、l M NaOHでpHを5に調 整した。酸化ガドリニウム(0,119;0.3ミリモル)を添加し、得られた 混合物を90℃において24時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を蒸発乾 固して黄色の固体0.39 (92%)を得た。FAB MS : 543(M +1)。
実施例 6 15−(2’−ヒドロキシプロピル)−13−オキサ−3,6,9−トリス(カ ルボキシメチル) −3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9,3,1]ペ ンタデカン 13−オキサ−3,6,9−トリス(カルボキシメチル)−3、6,9,15− テトラアザビンクロ[9,3,1〕ペンタデカン(実施例4 )(0,239;  0.6ミリモル)を水(2ml)に溶解し、IMNaOHでpHを12に調整 した。この溶液を冷却して外部環境温度とし、プロピレンオキサイド(0,05 9; 0.9ミリモル)を添加した。反応フラスコにせんをし、外部環境温度に おいて一夜撹拌放置した。反応混合物を酸性にし、カチオン交換樹脂で処理して 標題の化合物を得た。
実施例 7 13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(カルボキシメチル)−3,6, 9,15−テトラアザビシクロ(9,3,1)ペンタデカンのガドリニウムキレ ートのナトリウム塩13−オキサ−3,6,9,15−テトラキス(カルボキシ メチル)−3,6,9,15−テトラアザビシクロ(9,3,1)ペンタデカン (実施例I Oo、22g; 0.5ミリモル)を水(2tl)に溶解し、IM NaOHでpHを5に調整した。酸化ガドリニウム(0,099; 0.25ミ リモル)を添加し、得られた混合物を90℃において24時間撹拌した。反応混 合物を濾過し、濾液を蒸発乾固して黄色の固体0.3g(92%)を得た。FA BMS : 622(M + Na)。
要 約 書 本発明は式 %式%)) (式中各Xは独立して、酸素若しくは硫黄原子又は式Nfl、N(CR”R3) pR’、N(CI?2113)pY若しくはN(CR2R3)n−N((CR” R”)pY)z(7) 基ヲ表ワt : 各Y ハ、独立シテ基C0Z1So、 Z1POZ、、C0N(OH)R”、C1l、SR”、C32R”又ハcsZを 表ワす;各Zは、独立して基OR1又はNI?”l?”を表わす:nは、1〜4 の整数である:mは、3〜8の整数である;pは、1〜3の整数である;各R2 は独立して、水素原子又はヒドロキシル若しくはCl−8アルコキシ基により場 合によってはモノ−又はポリ−置換されているCl−aアルキルを表わし、そし て少なくとも1対のR2基〔各対において(CR2R”)n部分カラテアル一方 及U (CR”R’)n又1;! (CR2R”)p部分からである他方〕は、 介在する原子と共に、窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ又はそれ以上の環 へテロ原子を場合によっては含有する5〜8員飽和縮合環を表わし、該縮合環は 、場合によっては基11により置換されている:各glは独立して、基R4又は 窒素に付いている基(CR”R3)pYを表わす:各R3は、独立して水素原子 又はヒドロキシ若しくは自〜、アルコキシ基により場合によってはモノ又はポリ 置換されているCl−1アルキル若しくはC,−Sアルコキシ基を表わす:そし て各R4は、独立して水素原子、ハロゲン原子又はヒドロキシル基又は場合によ ってはモノ−若しくはポリ−ヒドロキシル化されているC1−8アルキル、01 −8アルコキシ、(C1,アルコキシ)−〇、〜8アルキル若しくはポリ−(C +−sアルコキシ) −C+−1アルキル基、スルフォネート基又は基(CR2 R”)pYを表わす:ただし少なくとも2つのY基が存在する)の新規な縮合型 マクロ環状キレート剤を提供する。これらのキレート剤は、診断及び治療剤、特 に診断画像形成技術、例えばIIRI用造影剤として使用するのに適しているキ レートコンプレックスの製造の際有用である。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) っ 平成4年7月17日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I){式中各Xは独立して、酸素若しくは 硫黄原子又は式NH、N(CR2R3)pR4、N(CR2R3)pY若しくは N(CR2R3)n−N((CR2R3)pY)2の基を表わす;各Yは、独立 して基COZ、SO2Z、POZ2、CON(OH)R2、CH2SR2、CS 2R2又はCSZを表わす;各Zは、独立して基OR2又はNR2R2を表わす ;nは、1〜4の整数である; mは、3〜8の整数である; pは、1〜3の整数である; 各R2は独立して、水素原子又はヒドロキシル若しくはC1〜8アルコキシ基に より場合によってはモノ−又はポリ−置換されているC1〜8アルキルを表わし 、そして少なくとも1対のR2基〔各対において(CR2R3)n部分からであ る一方及び(CR2R3)n又は(CR2R3)p部分からである他方〕は、介 在する原子と共に、窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ又はそれ以上の環ヘ テロ原子を場合によっては含有する5〜8員飽和縮合環を表わし、該縮合環は、 場合によっては基R1により置換されている; 各R1は、独立して基R4又は窒素に付いている基(CR2R3)pYを表わす ; 各R3は、独立して水素原子又はヒドロキシ若しくはC1〜8アルコキシ基によ り場合によってはモノ又はポリ置換されているC1〜8アルキル若しくはC1〜 8アルコキシ基を表わす:そして 各R4は、独立して水素原子、ハロゲン原子又はヒドロキシル基又は場合によっ てはモノ−若しくはポリ−ヒドロキシル化されているC1〜8アルキル、C1〜 8アルコキシ、(C1〜8アルコキシ)−C1〜8アルキル若しくはポリ−(C 1〜8アルコキシ)−C1〜8アルキル基、スルフォネート基又は基(CR2R 3)pYを表わす;ただし少なくとも2つのY基が存在する} の化合物又はそのキレートコンプレックス若しくは塩。
  2. 2.式Ik ▲数式、化学式、表等があります▼(Ik)(式中すべて又は1つを除くすべて のA基は、式CH2Yの基であり、そしてR2及びYは、請求項1に定義される とおりである)の化合物又はそのキレートコンプレックス若しくは塩である請求 項1記載の化合物。
  3. 3.各R2が水素であり、その3−、6−及び9−位のA基がカルボキシメチル 基である式Ikの化合物、又はそのキレートコンプレックス若しくは塩である請 求項2記載の化合物。
  4. 4.重金属又は常磁性金属イオンとの式Iの化合物のキレートコンプレックス又 はその塩である請求項1〜3のいずれか1つ記載の化合物。
  5. 5.該金属がEu、Gd、Dy、Ho、Cr、Mn及びFeから選択される請求 項4記載の化合物。
  6. 6.次の工程のうち1つ又はそれ以上を特徴とする請求項1記載の化合物の製法 : (a)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中R2′及びR3′は、R2及 びR3について請求項1に定義されたとおりであるか、又は保護されたR2若し くはR3基であり、そしてXは、請求項1に定義された基X又は保護された基X であるが、ただし少なくとも1つのX′基は式NH又は(CR2′R3′)pN H2のものである)の化合物を式(III) Lv−(CR2′R3′)p−Y′(III)(式中Y′は、請求項1に定義さ れた基Y若しくはR4又は保護された基Y又はR4であり、R2′及びR3′は 前に定義されたとおりであり、そしてLvは離脱基であり、そしてpは請求項1 に定義されたとおりである)の化合物と反応させ、そして所要の場合には使用さ れた保護基を後で除去する;そして (b)式Iの化合物をそのキレートコンプレックス又は塩に変換する。
  7. 7.少なくとも1種の医薬用又は動物薬用担体又は賦形剤と共に、キレート形成 体が請求項1に定義された式1の化合物の残基である金属キレートよりなる診断 又は治療剤。
  8. 8.少なくとも1種の医薬用又は動物薬用担体又は賦形剤と共に、生理学的に許 容される対イオンとの弱いコンプレックス又は塩の形態をした請求項1に定義さ れた式Iのキレート剤よりなる解毒剤。
  9. 9.ヒト又はヒトでない動物の肉体の強化画像の発生法であって、該肉体に請求 項7記載の診断剤を投与し、そして該肉体の少なくとも一部分にX線、MR、超 音波又はシンチグラフ画像を発生させることを特徴とする方法。
  10. 10.ヒト又はヒトでない動物に実施される放射線治療法であって、請求項1に 定義された式Iのキレート剤との放射性金属種のキレートを該肉体に投与するこ とを特徴とする方法。
  11. 11.ヒト又はヒトでない動物の肉体に実施される重金属解毒法であって、生理 学的に許容される対イオンとの弱いコンプレックス又は塩の形態で、請求項1に 定義された式Iのキレート剤を該肉体に投与することを特徴とする方法。
  12. 12.ヒト又はヒトでない動物の肉体に実施される画像発生、解毒又は放射線治 療の方法中に使用される診断又は治療剤の製造のための請求項1記載の化合物の 使用。
  13. 13.請求項1記載の金属キレートの製法であって、溶媒中該金属の少なくとも わずかに可溶性の化合物と、式Iの化合物又はその塩若しくはキレートを混合す ることを特徴とする方法。
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