JPH0550328B2 - - Google Patents
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- JPH0550328B2 JPH0550328B2 JP59206265A JP20626584A JPH0550328B2 JP H0550328 B2 JPH0550328 B2 JP H0550328B2 JP 59206265 A JP59206265 A JP 59206265A JP 20626584 A JP20626584 A JP 20626584A JP H0550328 B2 JPH0550328 B2 JP H0550328B2
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- Drying Of Gases (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は非加熱再生法による加圧空気の除湿方
法に関する。
法に関する。
従来技術の問題点
従来の非加熱再生法による加圧空気の除湿方法
に於ては、例えば、特公昭49−18304号公報に開
示のように、一対の吸着塔に対し数分程度の短時
間毎に交互に吸着工程(加圧空気の脱湿工程)と
減圧再生工程(乾燥剤の再生を減圧下で行う工
程)を施すと云う所謂サイクル型方式であつて、
この減圧再生に要する(使い捨ての)パージ空気
量としては入口圧縮空気量の12%〜17%近く消費
され、且つ吸着工程より減圧再生工程に移る際吸
着塔内に蓄積された多量の空気が排出され莫大な
エネルギーロスであつた。この再生用空気及び減
圧のための排出空気の使い捨てが非加熱再生法に
よる空気除湿法の大きな欠点であつた。このため
に、当業者はこの再生用空気量を少なくしてエネ
ルギーロスを少くするためいろいろな工夫をこら
してきたのであるが、未だ良い方法は達成されて
いないのが現状である。
に於ては、例えば、特公昭49−18304号公報に開
示のように、一対の吸着塔に対し数分程度の短時
間毎に交互に吸着工程(加圧空気の脱湿工程)と
減圧再生工程(乾燥剤の再生を減圧下で行う工
程)を施すと云う所謂サイクル型方式であつて、
この減圧再生に要する(使い捨ての)パージ空気
量としては入口圧縮空気量の12%〜17%近く消費
され、且つ吸着工程より減圧再生工程に移る際吸
着塔内に蓄積された多量の空気が排出され莫大な
エネルギーロスであつた。この再生用空気及び減
圧のための排出空気の使い捨てが非加熱再生法に
よる空気除湿法の大きな欠点であつた。このため
に、当業者はこの再生用空気量を少なくしてエネ
ルギーロスを少くするためいろいろな工夫をこら
してきたのであるが、未だ良い方法は達成されて
いないのが現状である。
発明の目的
本発明は、前記従来の問題点を解決すべく提案
されたもので、従来の設備に所要の装置を施すこ
とで経済的に製作することができ、而かも、取扱
い易く作動適確なものを得んとすることを目的と
する。
されたもので、従来の設備に所要の装置を施すこ
とで経済的に製作することができ、而かも、取扱
い易く作動適確なものを得んとすることを目的と
する。
発明の構成
本発明は、複数個の吸着塔1,11を設けて、
或る所定のサイクル時間毎に一方の吸着塔1では
加圧空気の除湿を行うと同時に他方の吸着塔11
では減圧下で吸着剤の乾燥再生を行いパージ用排
気弁から使用済みの空気を放出することを複数個
の吸着塔1と11との間で交互に行う非加熱再生
法(減圧再生法)による加圧空気の除湿方法の処
理工程を開始してから、乾燥処理された乾燥空気
の露点を露点センサー10で常時計測して第一所
定露点(例えば−60℃)迄露点が降下した時点で
露点センサー10よりの信号で前記複数個の吸着
塔1,11への夫々の空気入口弁6,16を同時
に開とすると同時にパージ用排気弁7,17,
9,19を閉として、複数個の吸着塔1,11で
全部同時に加圧空気の除湿を相当期間行わしめ
(この期間を省エネルギー運転期間と称する)、こ
の省エネ運転によつて乾燥空気の露点が前記第一
所定露点より所要度高い第二所定露点(例えば−
40℃)に迄上昇した時点で露点センサー10より
の信号で前記複数個の吸着塔1,11のうちの一
方の吸着塔1のみへの空気入口弁6を開のまゝと
し他方の吸着塔11への空気入口弁16を閉とす
ると同時に他方の吸着塔11からのバージ用排気
弁17,19を開として一方の吸着塔1では除湿
を、他方の吸着塔11では吸着剤の乾燥再生を行
うことを交互に繰り返すようにして、或る時間後
に再び乾燥処理された乾燥空気の露点が前記第一
所定露点に迄降下したときに再び複数個の吸着塔
での全部同時の除湿工程を行わしめるよう前記の
弁の制御を行わしめるようにしたことを特徴とす
る非加熱再生法(減圧再生法)による加圧空気の
除湿方法である。
或る所定のサイクル時間毎に一方の吸着塔1では
加圧空気の除湿を行うと同時に他方の吸着塔11
では減圧下で吸着剤の乾燥再生を行いパージ用排
気弁から使用済みの空気を放出することを複数個
の吸着塔1と11との間で交互に行う非加熱再生
法(減圧再生法)による加圧空気の除湿方法の処
理工程を開始してから、乾燥処理された乾燥空気
の露点を露点センサー10で常時計測して第一所
定露点(例えば−60℃)迄露点が降下した時点で
露点センサー10よりの信号で前記複数個の吸着
塔1,11への夫々の空気入口弁6,16を同時
に開とすると同時にパージ用排気弁7,17,
9,19を閉として、複数個の吸着塔1,11で
全部同時に加圧空気の除湿を相当期間行わしめ
(この期間を省エネルギー運転期間と称する)、こ
の省エネ運転によつて乾燥空気の露点が前記第一
所定露点より所要度高い第二所定露点(例えば−
40℃)に迄上昇した時点で露点センサー10より
の信号で前記複数個の吸着塔1,11のうちの一
方の吸着塔1のみへの空気入口弁6を開のまゝと
し他方の吸着塔11への空気入口弁16を閉とす
ると同時に他方の吸着塔11からのバージ用排気
弁17,19を開として一方の吸着塔1では除湿
を、他方の吸着塔11では吸着剤の乾燥再生を行
うことを交互に繰り返すようにして、或る時間後
に再び乾燥処理された乾燥空気の露点が前記第一
所定露点に迄降下したときに再び複数個の吸着塔
での全部同時の除湿工程を行わしめるよう前記の
弁の制御を行わしめるようにしたことを特徴とす
る非加熱再生法(減圧再生法)による加圧空気の
除湿方法である。
実施例
以下、本発明を図示する一実施例によつて説明
する。
する。
図中、1,11は活性アルミナ、合成ゼオライ
ト等の吸着剤を充填した左右一対の吸着塔であつ
て、該吸着塔1,11は、その夫々の上部に連通
するパイプ2,12と逆止弁3,13を介して乾
燥空気出口20への出口パイプ22に接続され
る。該出口パイプ22に再生空気流量調節絞り弁
24付きのバイパス25を接続し、該バイパス2
5は逆止弁4,14を介して夫々前記パイプ2,
12に接続される。5,15は夫々前記吸着塔
1,11の下部に連通して設けられたパイプであ
つて、該パイプ5,15は、空気入口電磁弁6,
16を介して湿潤加圧空気入口21に接続すると
共に排気用電磁弁7,17を介して、外気に連通
する消音器8,18に接続する。前記電磁弁の代
りに電動弁、空気弁などが使用できることは勿論
である。
ト等の吸着剤を充填した左右一対の吸着塔であつ
て、該吸着塔1,11は、その夫々の上部に連通
するパイプ2,12と逆止弁3,13を介して乾
燥空気出口20への出口パイプ22に接続され
る。該出口パイプ22に再生空気流量調節絞り弁
24付きのバイパス25を接続し、該バイパス2
5は逆止弁4,14を介して夫々前記パイプ2,
12に接続される。5,15は夫々前記吸着塔
1,11の下部に連通して設けられたパイプであ
つて、該パイプ5,15は、空気入口電磁弁6,
16を介して湿潤加圧空気入口21に接続すると
共に排気用電磁弁7,17を介して、外気に連通
する消音器8,18に接続する。前記電磁弁の代
りに電動弁、空気弁などが使用できることは勿論
である。
上述の装置は従来の非加熱再生法による加圧空
気の除湿方法を使用する装置であつて、制御盤3
0からの指令により、第一段階(第2図A参照)
では、電磁弁7と9と16と17と19が閉で左
の吸着塔1への空気入口電磁弁6だけが開となり
湿潤加圧空気は空気入口電磁弁6を経て左の吸着
塔1に入り除湿せられてから逆止弁3を経て乾燥
空気出口20より出る。所要時間後に、プレ排気
弁19を開き右の吸着塔11内と外気とを連通し
(第二段階、第2図B参照)、その後、排気用電磁
弁17を開き吸着塔1から出た乾燥空気のうち約
12%程度のものが再生空気流量調節絞り弁24に
より約0.2Kg/cm2G以下に減圧されて右の吸着塔
11内に入り、該吸着塔11内の湿つた吸着剤を
再生乾燥させ、この再生乾燥に用いた空気は排気
用電磁弁17とプレ排気電磁弁19から外気中に
放出される(第三段階、第2図C参照)。この際、
プレ排気電磁弁9,19の容量は排気用電磁弁
7,17の容量よりも著しく小さいもの(例えば
10%以下)とする。該プレ排気弁19は吸着塔1
1内の残留高圧空気が排出されるときの衝撃音を
緩和する目的のものである。
気の除湿方法を使用する装置であつて、制御盤3
0からの指令により、第一段階(第2図A参照)
では、電磁弁7と9と16と17と19が閉で左
の吸着塔1への空気入口電磁弁6だけが開となり
湿潤加圧空気は空気入口電磁弁6を経て左の吸着
塔1に入り除湿せられてから逆止弁3を経て乾燥
空気出口20より出る。所要時間後に、プレ排気
弁19を開き右の吸着塔11内と外気とを連通し
(第二段階、第2図B参照)、その後、排気用電磁
弁17を開き吸着塔1から出た乾燥空気のうち約
12%程度のものが再生空気流量調節絞り弁24に
より約0.2Kg/cm2G以下に減圧されて右の吸着塔
11内に入り、該吸着塔11内の湿つた吸着剤を
再生乾燥させ、この再生乾燥に用いた空気は排気
用電磁弁17とプレ排気電磁弁19から外気中に
放出される(第三段階、第2図C参照)。この際、
プレ排気電磁弁9,19の容量は排気用電磁弁
7,17の容量よりも著しく小さいもの(例えば
10%以下)とする。該プレ排気弁19は吸着塔1
1内の残留高圧空気が排出されるときの衝撃音を
緩和する目的のものである。
前記の第三段階では左の吸着塔1内では空気の
除湿が行われ之と同時に右の吸着塔11内では吸
着剤の再生乾燥が行われるのであつて、所要時間
後に、即ち、右の吸着塔11内の吸着剤の再生乾
燥が完了した後に(実際には約5分間程度の後
に)、制御盤30からの指令で電磁弁17と19
と6とを閉とし電磁弁16を開として右の吸着塔
11内に湿潤加圧空気が導入されて空気の除湿を
行うと同時に、左の吸着塔1内には乾燥された減
圧空気(吸着塔11から出た乾燥空気の約12%の
空気)が導入され吸着剤の再生乾燥が行われ、開
とされた排気用電磁弁7を経て再生用空気が排出
される(第四段階、第2図D参照)。この際プレ
排気電磁弁9を、排気用電磁弁7の開の前に予め
開としておくようにする。その後は第三段階と第
四段階とを交互に繰り返すことになる。所謂サイ
クル型方式である。
除湿が行われ之と同時に右の吸着塔11内では吸
着剤の再生乾燥が行われるのであつて、所要時間
後に、即ち、右の吸着塔11内の吸着剤の再生乾
燥が完了した後に(実際には約5分間程度の後
に)、制御盤30からの指令で電磁弁17と19
と6とを閉とし電磁弁16を開として右の吸着塔
11内に湿潤加圧空気が導入されて空気の除湿を
行うと同時に、左の吸着塔1内には乾燥された減
圧空気(吸着塔11から出た乾燥空気の約12%の
空気)が導入され吸着剤の再生乾燥が行われ、開
とされた排気用電磁弁7を経て再生用空気が排出
される(第四段階、第2図D参照)。この際プレ
排気電磁弁9を、排気用電磁弁7の開の前に予め
開としておくようにする。その後は第三段階と第
四段階とを交互に繰り返すことになる。所謂サイ
クル型方式である。
本発明は、前記のサイクル型方式による左と右
の吸着塔の交互運転を行い、乾燥空気出口20に
於ける乾燥空気の露点が前記の−40℃よりも所要
程度低い所定露点(例えば−60℃)に至つた時
に、前記乾燥空気の露点センサー10より信号を
フイードバツクさせて左と右の吸着塔1,11へ
の湿潤空気の導入のための左と右の空気入口電磁
弁6,16を開とすると同時に左と右の排気用電
磁弁7,17とプレ排気電磁弁9,19を閉とし
(第2図F参照)左と右の吸着塔1,11に同時
に空気の除湿を行わせる。(この期間を省エネ運
転期間と称する。)この期間は、使い捨てのパー
ジ用空気量は零である。この期間は吸着剤の乾燥
再生は停止されることになり、乾燥空気出口20
に於ける乾燥空気の露点は漸次上昇するのである
が、この露点が所定露点(例えば−40℃)に至つ
た時に前記乾燥空気の露点センサー10より信号
をフイードバツクさせて、前記の従来型の第三段
階と第四段階とを交互に繰り返す所謂サイクル型
方式を行うようにし、乾燥出口20に於ける乾燥
空気の露点が所定露点(例えば−60℃)に至つた
ときに再び左と右の吸着塔1,11に同時に空気
の除湿を行わせ、パージ用空気量を零とするよう
に電磁弁の開閉を行うのである。この省エネ運転
を開始するに当つては、実際には、その準備段階
として第2図Eに図示のように左の空気入口電磁
弁6のみを開として右の吸着塔11内が所定の高
圧となる時に第2図Fの状態に移行させるのが良
い。
の吸着塔の交互運転を行い、乾燥空気出口20に
於ける乾燥空気の露点が前記の−40℃よりも所要
程度低い所定露点(例えば−60℃)に至つた時
に、前記乾燥空気の露点センサー10より信号を
フイードバツクさせて左と右の吸着塔1,11へ
の湿潤空気の導入のための左と右の空気入口電磁
弁6,16を開とすると同時に左と右の排気用電
磁弁7,17とプレ排気電磁弁9,19を閉とし
(第2図F参照)左と右の吸着塔1,11に同時
に空気の除湿を行わせる。(この期間を省エネ運
転期間と称する。)この期間は、使い捨てのパー
ジ用空気量は零である。この期間は吸着剤の乾燥
再生は停止されることになり、乾燥空気出口20
に於ける乾燥空気の露点は漸次上昇するのである
が、この露点が所定露点(例えば−40℃)に至つ
た時に前記乾燥空気の露点センサー10より信号
をフイードバツクさせて、前記の従来型の第三段
階と第四段階とを交互に繰り返す所謂サイクル型
方式を行うようにし、乾燥出口20に於ける乾燥
空気の露点が所定露点(例えば−60℃)に至つた
ときに再び左と右の吸着塔1,11に同時に空気
の除湿を行わせ、パージ用空気量を零とするよう
に電磁弁の開閉を行うのである。この省エネ運転
を開始するに当つては、実際には、その準備段階
として第2図Eに図示のように左の空気入口電磁
弁6のみを開として右の吸着塔11内が所定の高
圧となる時に第2図Fの状態に移行させるのが良
い。
本発明に於ては、乾燥空気出口20からの空気
のうちの極めて少量の一部空気をセンサー10に
当て露点計26からセンサー10で感知した露点
に対応した電圧(第3図参照)の信号電流を発生
させ之を設定電気信号と比較し(比較回路27に
て比較し)、乾燥空気出口20に於ける乾燥空気
の露点が第一所定露点(例えば−60℃)に達した
時には、該比較回路27より所要の指令信号が出
ることになり、之を増幅し制御盤30を作動させ
て前記省エネ運転を開始し、省エネ運転期間が或
る程度の長さとなつて前記乾燥空気の露点が第二
所定露点(例えば−40℃)に至つた時には比較回
路27′より所要の指定信号が出て制御盤30を
作動させて省エネ運転を停止し、従来のサイクル
型方式の運転を行わせ、再び乾燥空気の露点が第
一所要露点(例えば−60℃)になる迄サイクル型
方式の運転とし、この所要露点となつた時に省エ
ネ運転に切換えるのである。尚、第3図は横軸に
露点(−20℃乃至−80℃)をとり縦軸に之に対応
して露点計26から出力電気信号として発生する
電圧(mV)をとつて「露点−電圧グラフ」を表
示したものである。露点が−60℃のときの対応電
圧は33mV、−40℃のときの対応電圧は65mVで
あることがこのグラフに示されている。
のうちの極めて少量の一部空気をセンサー10に
当て露点計26からセンサー10で感知した露点
に対応した電圧(第3図参照)の信号電流を発生
させ之を設定電気信号と比較し(比較回路27に
て比較し)、乾燥空気出口20に於ける乾燥空気
の露点が第一所定露点(例えば−60℃)に達した
時には、該比較回路27より所要の指令信号が出
ることになり、之を増幅し制御盤30を作動させ
て前記省エネ運転を開始し、省エネ運転期間が或
る程度の長さとなつて前記乾燥空気の露点が第二
所定露点(例えば−40℃)に至つた時には比較回
路27′より所要の指定信号が出て制御盤30を
作動させて省エネ運転を停止し、従来のサイクル
型方式の運転を行わせ、再び乾燥空気の露点が第
一所要露点(例えば−60℃)になる迄サイクル型
方式の運転とし、この所要露点となつた時に省エ
ネ運転に切換えるのである。尚、第3図は横軸に
露点(−20℃乃至−80℃)をとり縦軸に之に対応
して露点計26から出力電気信号として発生する
電圧(mV)をとつて「露点−電圧グラフ」を表
示したものである。露点が−60℃のときの対応電
圧は33mV、−40℃のときの対応電圧は65mVで
あることがこのグラフに示されている。
第2図A,B,C,E,Fは夫々前記の第一段
階、第二段階、第三段階、第四段階、省エネ運転
への準備のための準備段階、省エネ運転時におけ
る各電磁弁の開閉の模様及び空気の流れ、並に左
右の吸着塔内の圧力(実施例としての圧力)を示
したものである。
階、第二段階、第三段階、第四段階、省エネ運転
への準備のための準備段階、省エネ運転時におけ
る各電磁弁の開閉の模様及び空気の流れ、並に左
右の吸着塔内の圧力(実施例としての圧力)を示
したものである。
第4図は本発明を具体化した除湿機械の正面図
を示し、第5図は本発明方法で使用される回路図
である。
を示し、第5図は本発明方法で使用される回路図
である。
第4図に於て、29は切換スイツチであつて、
該切換スイツチ29によつて第5図図示の切換ス
イツチ29が図示のように端子31側に接触し省
エネ運転を為し得るように回路と露点計26とが
接続されることになる。切換スイツチ29が端子
32側に接触するときはモニター作動をさせる時
であつて、この時には第4図図示のモニター用調
整電圧発生用のVR1調整ボリユーム33を操作
し、ランプ34と35との表示にて、省エネ運転
に於ける前記の第一露点(例えば−60℃)、第二
露点(例えば−40℃)の検知のために設定電圧の
信号を発生させるべき消エネ運転開始VR2調整ボ
リウム36と消エネ運転終了VR3調整ボリウム3
7の調整を行うものである。
該切換スイツチ29によつて第5図図示の切換ス
イツチ29が図示のように端子31側に接触し省
エネ運転を為し得るように回路と露点計26とが
接続されることになる。切換スイツチ29が端子
32側に接触するときはモニター作動をさせる時
であつて、この時には第4図図示のモニター用調
整電圧発生用のVR1調整ボリユーム33を操作
し、ランプ34と35との表示にて、省エネ運転
に於ける前記の第一露点(例えば−60℃)、第二
露点(例えば−40℃)の検知のために設定電圧の
信号を発生させるべき消エネ運転開始VR2調整ボ
リウム36と消エネ運転終了VR3調整ボリウム3
7の調整を行うものである。
本発明は前記のような構成であつて、非加熱再
生法による加圧空気の除湿方法の処理工程に於
て、乾燥処理された乾燥空気の大気相当露点を露
点センサー10で常時計測して第一所定露点(例
えば−60℃)迄露点が降下した時点で露点センサ
ー10よりの信号で前記複数個の吸着塔1,11
への夫々の空気入口弁6,16を同時に開とする
と同時にパージ用排気弁7,17,9,19を閉
として、複数個の吸着塔1,11で全部同時に加
圧空気の除湿を相当期間行わしめると云う省エネ
運転を行うことにより著しいエネルギー節約を行
い得るようにし而かも装置の製作コストは経済的
であり且つ取扱い易い等の大きな特長を有するも
のである。
生法による加圧空気の除湿方法の処理工程に於
て、乾燥処理された乾燥空気の大気相当露点を露
点センサー10で常時計測して第一所定露点(例
えば−60℃)迄露点が降下した時点で露点センサ
ー10よりの信号で前記複数個の吸着塔1,11
への夫々の空気入口弁6,16を同時に開とする
と同時にパージ用排気弁7,17,9,19を閉
として、複数個の吸着塔1,11で全部同時に加
圧空気の除湿を相当期間行わしめると云う省エネ
運転を行うことにより著しいエネルギー節約を行
い得るようにし而かも装置の製作コストは経済的
であり且つ取扱い易い等の大きな特長を有するも
のである。
図面は本発明に係る非加熱再生法による加圧空
気の除湿方法の実施例を説明するものであつて、
第1図はその構成を示す構成図、第2図A,B,
C,D,E,Fは夫々前記第1図図示の装置の作
動順序を示す系統図、第3図は同上におけるセン
サーにて検知した大気相当露点と露点計から出力
として出される信号の電圧(mV)との関係を示
すグラフ、第4図は本発明を具体化した除湿機械
の一部切欠した正面図、第5図は本発明で使用さ
れる回路図の実施例である。 1,11は夫々左と右の吸着塔、2,12,2
2はパイプ(導管)、3,4,13,14は逆止
弁、5,15はパイプ(導管)、6,16は空気
入口電磁弁、7,17は排気用電磁弁、8,18
は消音器、9,19はプレ排気電磁弁、10は露
点センサー、20は乾燥空気出口、21は湿潤加
圧空気入口、23は接続点、24は再生空気量調
節絞り弁、25はバイパス、26は露点計、2
7,27′は比較回路、28,28′は増幅器、2
9は切換スイツチ、30は制御盤、31,32は
端子、33はVR1調整ボリウム、34,35はラ
ンプ、36はVR2調整ボリウム、37はVR3調整
ボリウム。
気の除湿方法の実施例を説明するものであつて、
第1図はその構成を示す構成図、第2図A,B,
C,D,E,Fは夫々前記第1図図示の装置の作
動順序を示す系統図、第3図は同上におけるセン
サーにて検知した大気相当露点と露点計から出力
として出される信号の電圧(mV)との関係を示
すグラフ、第4図は本発明を具体化した除湿機械
の一部切欠した正面図、第5図は本発明で使用さ
れる回路図の実施例である。 1,11は夫々左と右の吸着塔、2,12,2
2はパイプ(導管)、3,4,13,14は逆止
弁、5,15はパイプ(導管)、6,16は空気
入口電磁弁、7,17は排気用電磁弁、8,18
は消音器、9,19はプレ排気電磁弁、10は露
点センサー、20は乾燥空気出口、21は湿潤加
圧空気入口、23は接続点、24は再生空気量調
節絞り弁、25はバイパス、26は露点計、2
7,27′は比較回路、28,28′は増幅器、2
9は切換スイツチ、30は制御盤、31,32は
端子、33はVR1調整ボリウム、34,35はラ
ンプ、36はVR2調整ボリウム、37はVR3調整
ボリウム。
Claims (1)
- 1 複数個の吸着塔を設けて、或る所定のサイク
ル時間毎に一方の吸着塔では加圧空気の除湿を行
うと同時に他方の吸着塔では減圧乾燥空気で吸着
剤の乾燥再生を行いパージ用排気弁から使用済み
の空気を放出することを複数個の吸着塔間で交互
に行う非加熱再生法(減圧再生法)による加圧空
気の脱湿方法の処理工程の中間に於て、乾燥処理
された乾燥空気の露点を露点センサーで常時計測
して第一所定露点迄露点が降下した時点で露点セ
ンサーよりの信号で前記複数個の吸着塔への夫々
の空気入口弁を開とすると同時にバージ用排気弁
を閉として、複数個の吸着塔を全部同時に加圧空
気の除湿を相当期間行わしめ、相当期間後に乾燥
空気の露点が前記第一所定露点より所要度高い第
二所定露点に迄上昇した時点で露点センサーより
の信号で前記複数個の吸着塔のうちの一方の吸着
塔のみへの空気入口弁を開のままとし他方の吸着
塔への空気入口弁を閉とすると同時に他方の吸着
塔からのパージ用排気弁を開として一方の吸着塔
では除湿を、他方の吸着塔では吸着剤の乾燥再生
を行うようにして、或る時間後に再び乾燥処理さ
れた乾燥空気の露点が前記第一所定露点に迄降下
したときに再び複数個の吸着塔での全部同時の除
湿工程を行わしめるよう前記の弁の制御を行わし
めるようにしたことを特徴とする非加熱再生法に
よる加圧空気の除湿方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59206265A JPS6186925A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 非加熱再生法による加圧空気の除湿方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59206265A JPS6186925A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 非加熱再生法による加圧空気の除湿方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186925A JPS6186925A (ja) | 1986-05-02 |
JPH0550328B2 true JPH0550328B2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=16520463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59206265A Granted JPS6186925A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 非加熱再生法による加圧空気の除湿方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6186925A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1023791C2 (nl) † | 2003-07-01 | 2005-01-04 | Lely Entpr Ag | Melkinstallatie. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155725A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | Air dryer |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP59206265A patent/JPS6186925A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155725A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | Air dryer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6186925A (ja) | 1986-05-02 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |