JPH05502997A - 剪定ばさみ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 剪定ばさみ 本発明は、請求の範囲第１頂上位概念部分に記載の種類の剪定ばさみに関するも のである。この種の剪定ばさみは、ＤＥ−ＵＩ　８８　０２６４９により公知で ある。

この公知形式の場合は、引張ケーブルが軸上の案内ローラを介して案内されてい る。案内ローラの軸線は、回転軸線と直角に交差している。この結果、回転リン クを中心としてはさみを旋回させると、ケーブルが案内ローラから浮き上り、ケ ーブルを引張ると動かなくなる。

ＤＥ−Ｏ３３６４０３９０には、回転リンクを有する剪定ばさみが示されている 。この構成の場合、回転リンクの回転軸線が、はさみの、不動の脚と整列せしめ られている。また、この構成では、柄の自由端部のところに案内ローラか設けら れているだけでなく、はさみの、不動の脚の端部に、別の案内ローラを設けてお く必要がある。それにも拘らず、ケーブルの円滑な動きは必しも保証されていな い。

また、ＣＨ−ＰＳ　５８２　４６４による別の剪定ばさみの場合は、引張ケーブ ルが、回転軸線と整列していす、直角に交差している。

更に、ＤＥ−ＵＴ　８２　２４　１９５による別の公知の剪定ばさみの場合は、 柄の端部のところに設けられた案内ローラの軸か、回転リンクの軸線と整列せし められている。この案内ローラのほかに、はさみの、不動の脚のアダプタ・スリ ーブ内に、別の案内ローラが備えられている。

冒頭に述へた公知技術を前提として、本発明が課題とする点は、この種の剪定ば さみを、考えられるどの様な作業位置でもケーブルか動かなく危険なしに、申し 分のないケーブル案内か保証されるように構成することにある。この課題は、請 求の範囲第１項の特徴部分に記載の特徴を有する手段により解決された。

本発明の第１の特徴により、回転リンクの軸線は案内ローラの軸線と整列させで ある。これによって、剪定ばさみを何らかの角度位置に傾ける場合、旋回しない ローラによる案内が同時に保証される。更に、第２の特徴部分に記載の特徴を存 する手段により、案内部材の運動は、軸線か整列する中間位置を中心として行な うようにすることができる。こうすることにより、ローラを多く用いることなし に、良好なケーブル案内か保証される。

回転軸線を整列させることにより、どんな角度位置でも等しい力の消費で、引張 ケーブルを介して技の剪定ができる。剪定ばさみの角度位置は、必要とされる力 に何ら影響を与えない。剪定ばさみは、とんな切断平面にも調節可能なので、特 に緑葉剪定用のはさみに適している。

どの角度位置でも、はさみのくわえ口が、案内柄の、直線的な延長上、もしくは 屈折した延長上に位置するようにしたことにより、その時々に切断される技に容 易に近づけることができる。種々の角度位置は、係止部材を介して調節できるが 、締付けねじを用いて固定するのが好ましい。

本発明のその他の好ましい構成は、請求の範囲第２項以下に記載されている。

次に本発明の一実施例を図面につき説明する。図面は・ 第１図が本発明による剪定ばさみの平面図、第２図か第１図の縦断面図、 第３図か第１及び第２図の剪定ばさみを９０°だけ旋回させた位置で示した部分 断面、 第４図が第１図で剪定ばさみを、いくぶん開いた状態で示した図である。

第１図から第３図までの剪定ばさみは、柄に取付けるための連結部の差込みビン ｌＯを育している。この連結部はＤＥ−ＰＳ　３１　３０　７０３に従って構成 しておくことができる。連結部を介して剪定ばさみは、長短いずれかの案内柄に 結合できる。しかし、また、柄と固定結合しておいてもよい。差込みビン１０は 、上方延長部１４を育するストッパ用つば１２を介してプラスチック製射出成形 部１６内へ延びている。この射出成形部内には延長部１３か差込まれており、リ ベット１８で固定されている。射出成形部１６は、側方斜め上方向きの２個のフ ォーク状アーム２０を有し、これらのアームの闇に軸２２を介してケーブルロー ラ２４が支承されている。

この射出成形部１６は、加えて、上方へ突出する複数のフォーク状アーム２６を 有している。これらのアーム２６の間へは、剪定ばさみの、不動の脚３０のフォ ーク状アーム２８が差込まれている。フォーク状アーム２６゜２８は、貫通穴を 育しており、これら貫通穴にはリンクボルト３２が差込まれている。リンクボル ト３２は、一端が、はさみの脚３０内に固定されたナツト３４にねじ込まれ、他 端が締付はノブ３６を有し、このノブ３６により、双方のアーム２６．２８は、 どの角度位置にも摩擦接続式に互いに固定できる。回転リンクの回転軸線５４は 、柄の軸線と直角に交差し、ケーブルローラ２４のケーブルみぞの、回転軸線２ ２の上方に位置する部分と整列せしめられている。

はさみの、不動の脚３０は、リンクボルト４０を介して可動の脚３８と結合され ている。可動の脚３８は、不動の脚３０同様にプラスチック材料製とするのが好 ましい。このプラスチック材料製の脚３８は、金属製のはさみ部分とリベットに より結合させておく。この様子は、特に第２図に示されている。

可動の脚３８の自由端部は、ケーブルローラ４６を回転可能に支承する軸４４を 保持するフォーク状アーム４２を有している。引張ケーブル４８は、一端が、不 動の脚３０の巨大５０のところに固定され、図示の通りの形式でケーブルローラ ４６．２４を介して案内されている。

ケーブルは、図示されていない柄の全長にわたって下方へ延びている。図示され ていない拡開用はねによって、はさみの脚は拡開状態に維持され、ケーブルを引 張ることにより滑車装置を介して引張運動が増強されて、はさみか閉じられる。

使用しないときは、閉鎖用スライダ５２を介して、はさみを閉位置に維持するこ とかできる。

図から分かるように□、どのような角度位置でも、開かれたはさみのくわえ口は 、柄の軸線の直線的な延長部、もしくは屈折した延長部のいずれかを形成する。

この結果、くわえ口は、その時々に切断すべき技のところに柄を介して容易に近 つけることかできる。切断は、どんな角度位置でも行なう巳とができる。引張ケ ーブルは、どんな角度位置でもケーブルローラを介して申し分なく案内されるか らである。

第１図から分かるように、ローラ２４，２６間のケーブル部分、ないしは巨大５ ０とローラ４６との間のケーブル部分は、はさみの開位置では斜め上方へ延び、 閉位置では斜め下方へ延びている。このようにすることによって、ローラ内での ケーブルの案内か確実となり、ケーブルか浮上るおそれか大幅に低減される。

第４図から分かるように、はさみか少し開いた位置では、回転リンクの回転軸線 ５４は、ケーブルローラ２４゜４６間に延びる引張ケーブル部分の軸線と整線す る。こうすることにより、別の案内ローラを備える必要か無くなる。なぜなら、 第１図に破線で示した終位置（完全開位置）でも、実線で示した終位置（閉位置 ）でも、軸線５４とケーブル軸線との間の角度偏差は、比較的僅かだからである 。閉位置では、ケーブル軸線は、ケーブルローラ２４，４６間の既述の部分が回 転軸線５４に対して斜め下方へ延び、開位置では、斜め上方へ延びる。はさみを 最大の傾斜角度にした場合でも、ケーブルローラ２４は、いずれの終位置までも 引張ケーブルの側方案内を引受けることか可能である。

補正書の翻訳文提出書　（曲法第１８４条）８）平成４年１月３１８ い

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．不動の脚（３０）が回転リンク（２６，２８，３０，３２，３４，３６）を 介して柄の端部と結合され、可動の脚（３８）が拡開用ばねの力に抗して引張ケ ーブル（４８）を介して閉じられる剪定ばさみであって、引張ケーブル（４８） が案内ローラ（４６）を介して柄の端部のところを案内されており、そのさい回 転リンクの回転軸線（５４）が、柄の軸線及び不動の脚の軸線と直角に交差して いる形式のものにおいて、回転軸線（５４）が、柄の端部のところのケーブルロ ーラ（２４）のケーブルみぞと整列するようにされ、はさみの中間開位置では柄 の端部ないし可動の脚のところのケーブルローラ（２４，４６）間の引張ケーブ ル部分の軸線と整線するようにされており、かつまた、これらのケーブルローラ （２４，４６）間の引張ケーブル部分の軸線が、はさみの閉じ位置では回転軸線 （５４）に対し下方へ延び、開位置では上方へ延びるようにされ、そのさいこれ らの双方の角度の絶対値が、ほぼ等しいことを特徴とする剪定ばさみ。 ２．回転リンクが、柄の端部とはさみの脚（３０）との、互いに噛合うフォーク 状アーム（２６，２８）を有し、これらのフォーク状アーム（２６，２８）には 貫通穴が設けられており、これらの貫通穴にはリングピン（３２）が通されてい ることを特徴とする、請求項１に記載の剪定ばさみ。 ３．リンクピンが、フォーク状アームを摩擦接続式に結合するための締付けノブ （３６）を有していることを特徴とする、請求項２に記載の剪定ばさみ。 ４．回転リンクが、柄を取付けるための連結部の差込みピン（１０）により保持 されていることを特徴とする、請求項１から３までのいずれか１項に記載の剪定 ばさみ。 ５．はさみの脚（３０，３８）と柄の端部（１６）とが、プラスチック製射出成 形部材により形成されるか、ないしは被覆されていることを特徴とする、請求項 １から４までのいずれか１項に記載の剪定ばさみ。