JPH055028B2 - - Google Patents

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JPH055028B2
JPH055028B2 JP17995684A JP17995684A JPH055028B2 JP H055028 B2 JPH055028 B2 JP H055028B2 JP 17995684 A JP17995684 A JP 17995684A JP 17995684 A JP17995684 A JP 17995684A JP H055028 B2 JPH055028 B2 JP H055028B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
rail body
storage furniture
rail
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17995684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6157783A (ja
Inventor
Senzaburo Mitsui
Koji Sasaki
Hideaki Fukutome
Kyobumi Azuma
Yukio Okabe
Minoru Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Murakoshi Seiko KK
Original Assignee
Murakoshi Seiko KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murakoshi Seiko KK, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Murakoshi Seiko KK
Priority to JP17995684A priority Critical patent/JPS6157783A/ja
Publication of JPS6157783A publication Critical patent/JPS6157783A/ja
Publication of JPH055028B2 publication Critical patent/JPH055028B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は収納家具の前面開口を複数枚の引戸に
て開閉自在にした収納家具の引戸装置の構造に関
するものである。
[背景技術] 従来の収納家具にあつては例えば第14図a,
bに示すように収納家具1の前面開口を一対の引
戸2にて開閉自在にしてあつた。かかる従来例に
あつては収納家具1の前面開口の前後に2条のレ
ールaを設け、夫々の引戸2を夫々のレールaに
摺動自在に装着して一対の引戸2を引き違い状に
開閉自在にしてあるため、引戸2を閉塞したとき
一対の引戸2が一直線状にならず、一対の引戸2
で気密的に閉塞できず塵あい等が内部に侵入する
虞れがあるという欠点があり、しかも閉塞したと
き引き違い状のため外観が良くないという欠点が
あつた。
[発明の目的] 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは解放したとき複
数枚の引戸が重なり閉塞したとき複数枚の引戸が
一直線状になるようにできて閉塞時に収納家具内
に塵あい等が侵入したりする虞れがないと共に閉
塞時の外観がよいのは勿論、引戸を前後に出入り
させるとき引戸の左右方向のどこに力を加えても
レール体の左右の移動部が同調して引戸がスムー
ズに出入りする収納家具の引戸装置を提供するに
ある。
[発明の開示] 本発明収納家具の引戸装置は収納家具1の前面
側に複数枚の引戸2を配置し、夫々の引戸2を前
後方向に出入り自在にすると共に夫々の引戸2を
左右に移動自在にし、引戸2の下部を走行自在に
支持するレール体5の左右両側より後方へ連出し
た移動部13を収納家具1の下部のガイドレール
12に移動自在に装着してレール体5を出入り自
在にし、左右の移動部13間に中央を軸支した一
対の左右連動リンク22を左右に配置し、左右の
左右連動リンク22の一端同士を摺動回転自在に
連結し、夫々の左右連動リンク22の他端を夫々
の移動部13に回転自在に連結して成ることを特
徴とするものであつて、上述のように構成するこ
とにより従来例の欠点を解決したものである。つ
まり複数枚の引戸2が一直線状に並んだ閉塞状態
から任意の引戸2を前へ引き出して引戸2を左右
に移動させることにより複数枚の引戸2が重なる
ように収納家具1の前面開口を解放でき、複数枚
の引戸2が重なつた解放状態から引戸2を左右に
移動させて収納家具1の前面開口を閉じ、引戸2
を奥へ押し込むことにより複数枚の引戸2を一直
線状に並べて収納家具1の前面開口を閉塞できる
ようにしたものであつて、このようにすることに
より引戸2を閉塞したとき引戸2を一直線状に並
べることができて塵あい等が侵入しないと共に外
観が良くなるようになつたものであり、しかも左
右一対の左右連動リンク22にてレール体5の左
右の移動部13を連動させたことにより引戸2を
出入りさせるために左右方向のどこに力を加えて
もレール体5の左右の移動部13が同調して引戸
2が収納家具1の前面開口と平行にスムーズに出
入りするようにしたものである。
以下本発明を実施例により詳述する。
収納家具1は本実施例の場合前面開口を一対の
引戸2で開閉し得るものである。収納家具1は両
側の側板6と背板7と天板8と底板9とにより前
面を開口せる角箱状に構成され、内部を中央に側
板6と平行に配置した仕切板10にて仕切つて2
個の仕切り空間11を形成してある。収納家具1
の各仕切り空間11の前面開口の下部(実施例で
は底板9の下)には側板6と仕切板10との間に
亘るレール体5を配置してあり、レール体5を前
後に出入り自在にしてある。このレール体5には
2条の断面U字状のレール3,4を平行に設けて
ある。かかるレール3,4はレール3の方がレー
ル4よりやや長くて側方に突出している。また各
レール3,4の端部はレールの幅が広くなるよう
に広がつている。仕切り空間11の下部両側には
(側板6の下部及び仕切板10の下部)夫々奥行
き方向にガイドレール12を装着してあり、レー
ル体5の長手方向の両側より連出した移動部13
に装着したガイドロール14をガイドレール12
に転動自在に装着してあつて、レール体5が前後
方向に出入り自在になつている。収納家具1の前
面開口には一対の引戸2を配置してあり、各引戸
2の下端には戸車取付金具18の上端を取着して
ある。この戸車取付金具18は下部に行くに従つ
て後に行くように傾斜しており、戸車取付金具1
8の下端には垂直面で回転する戸車15と水平面
で回転するガイドころ16とを装着してあり、こ
の戸車15とガイドころ16とをレール3乃至レ
ール4内に転動自在に入れてある。各仕切り空間
11の上方で天板8の仕切板10よりには夫々ア
ーム17を出入り自在に装着してあり、アーム1
7の先端には水平面内で回転するころ19を装着
してある。引戸2の上端には幅方向にガイド溝2
0を穿設してあり、このガイド溝20にアーム1
7のころ19を転動自在にはめ込んである。夫々
のレール体5の移動部13には移動部13に直交
するように移動部13と一体に移動金具21を装
着してある。左右の移動部13間には一対の左右
連動リンク22を配置してあり、夫々の左右連動
リンク22の中央を底板9に軸23にて回転自在
に装着してある。この一対の左右連動リンク22
の一端同士を夫々の一端に設けた長孔24に挿通
した軸25にて摺動回転自在に連結してあり、軸
25に一体にスライド部26を設けてあり、底板
9の中央に前後方向に装着したスライドレール2
7にスライド部26をスライド自在に装着してあ
る。一対の左右連動リンク22の他端には係止ピ
ン28を設けてあり、移動金具21に設けた係止
溝29に係止して回転自在に連結してある。一対
の係止ピン28間には引つ張りばね30を掛け渡
してある。またガイドレール12には前進ストツ
パー31を設けてあり、レール体5と共に移動部
13が前方に所定量移動したとき移動金具21が
前進ストツパー31に当たつて止まるようになつ
ている。さらにガイドレール12には後進ストツ
パー32を設けてあり、レール体5と共に移動部
13が後方に所定量移動したとき当たり部33が
後進ストツパー32に当たつて止まるようになつ
ている。仕切板10内の空間にはアーム17と移
動部13との間に位置するように一対の上下連動
リンク34を配置してあり、夫々の上下連動リン
ク34の中心を軸40にて回転自在に仕切板10
に支持してあり、一対の上下連動リンク34の一
端同士を軸35にて連結してある。かかる連結部
は本実施例の場合一方の一端に軸35を固着し、
他方の一端の長孔36に軸35を回転自在に挿通
して摺動回転自在にしてあるが、左右連動リンク
22のように両方に長孔36を設けて軸35にて
連結して摺動回転自在にしてもよい。上下連動リ
ンク34の他端には係止溝37を設けてあり、ア
ーム17の基部に突設した突起38に上端の係止
溝37を係止して回転自在に連結してあり、移動
部13に設けた係止ピン39に下端の係止溝37
を係止して回転自在に連結してある。
次に上述の如く構成せる収納家具の引戸装置の
動作を説明する。第2図の状態が閉塞状態であつ
て、一対の引戸2が一直線状に並んでいる。この
ときレール体5は後に入つていていると共にアー
ム17も後退している。そして引つ張りばね30
にて移動部13が後方に移動する方向に力が加わ
つており、後進ストツパー32が当たり部33に
当たつている。この状態から右側の引戸2を開く
には次のように行う。先ず右側の引戸2を前方に
引き出す。すると引戸2と一緒にレール体5及び
アーム17が前方へ移動する。このとき左右の移
動部13は一対の左右連動リンク22にて連動し
ているので引戸2の左右方向のどの部分を持つて
引つ張つても左右連動リンク22にて同調して引
戸2が平行にスムーズに引き出される。つまり一
方側の移動部13に引き出す方向の力が加わると
一対の左右連動リンク22に軸23を中心に回転
する力として働き、他方の移動部13にも引き出
す力が働く。またこのときスライド部26がスラ
イドレール27に沿つて後方に移動し、一対の左
右連動リンク22が一直線状になる状態を越える
と、引つ張りばね30にて一対の左右連動リンク
22が反転して引つ張りばね30にて移動部13
が前方に移動する方向に力が加わる。すると前進
ストツパー31が移動金具21に当たるまで移動
して止まり、レール体5が前方の所定位置まで移
動する。さらに一対の上下連動リンク34にてア
ーム17と移動部13とが連動しているので引戸
2の上下方向のどの位置を持つて引つ張つても上
下連動リンク34にて同調して引戸2が平行にス
ムーズに引き出される。つまり前述の左右連動リ
ンク22と同様に一方に引き出す力が加わると、
上下連動リンク34にて他方にも引き出す力が加
わる。そして引戸2を前方に引き出すと第4図a
の状態から第4図bに示す状態に上下連動リンク
34が反転してレール体5と同調してアーム17
が前方に突出する。右側の引戸2がレール体5と
一緒に突出すると第10図に示すように左側のレ
ール体5のレール3と右側のレール体5のレール
4とが一致する。この状態で右側の引戸2を左側
に移動させると第3図に示すように右側の引戸2
が左側のレール体5のレール3上に乗り移り、引
戸2が開かれ、左側の引戸2の外面側に右側の引
戸2が重なる。また右側の引戸2を閉じる場合は
逆に右側の引戸2を右側に移動させる。引戸2を
右側に移動させると引戸2が右側のレール体5の
レール4に乗り移る。そして前述と逆に引戸2を
後方へ押す。すると引戸2と共にレール体5及び
アーム17が後方に引つ込む。このときも左右連
動リンク22にて左右が同調すると共に上下連動
リンク34にて上下が同調する。またスライド部
26がスライドレール27に沿つて前方に移動
し、左右連動リンク22が一直線状になる状態を
越えたとき引つ張りばね30の引つ張りにて反転
して後方にレール体5と共に移動部13が移動し
て後進ストツパー32が当たり部33に当たつて
止まる。また左側の引戸2を開く場合は前述と同
様に引戸2をレール体5やアーム17と共に前方
へ引き出し、引戸2を右側のレール体5のレール
3に乗り移させる。
また第13図a,b,c,dは叙述の他の実施
例を示す。本実施例の場合収納家具1内を2枚の
仕切板10にて仕切つて3個の仕切り空間11を
形成してあり、夫々の仕切り空間11に対応する
ように3枚の引戸2を収納家具1の前面開口に配
置してある。この場合各仕切り空間11及び引戸
2が上記実施例と同様の構造になつており、第1
3図a,b,c,dの各図に示す矢印のように開
閉できるようになつている。さらに収納家具1の
前面開口に3枚以上の引戸2を有するものも同様
に形成できる。
[発明の効果] 本発明は叙述のように収納家具の前面側に複数
枚の引戸を配置し、夫々の引戸を前後方向に出入
り自在にすると共に夫々の引戸を左右に移動自在
にしてあるので、複数枚の引戸が一直線状に並ん
だ閉塞状態から任意の引戸を前に引き出して引戸
を左右に移動させることにより複数枚の引戸が重
なるように収納家具の前面開口を解放でき、複数
枚の引戸が重なつた解放状態から引戸を左右に移
動させて収納家具の前面開口を閉じ、引戸を後に
押し込むことにより複数枚の引戸を一直線状に並
べて収納家具の前面開口を閉塞できるものであつ
て、閉塞したとき引戸を一直線状に並べることが
できて塵あい等が侵入しないようにできると共に
外観がよくなるものであり、しかも引戸の下部を
走行自在に支持するレール体の左右両側より後方
へ連出した移動部を収納家具の下部のガイドレー
ルに移動自在に装着してレール体を出入り自在に
し、左右の移動部間に中央を軸支した一対の左右
連動リンクを左右に配置し、左右の左右連動リン
クの一端同士を摺動回転自在に連結し、夫々の左
右連動リンクの他端を夫々の移動部に回転自在に
連結してあるので、レール体の左右の移動部のい
づれか一方に力が加わつても一対の左右連動リン
クの回転にて他方に同じ方向の力が加わり、左右
の移動部が確実に同調するものであつて、引戸の
左右方向のどこに力を加えても引戸が収納家具の
前面開口と平行にスムーズに出入りするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体を示す一部省
略斜視図、第2図aは同上の引戸を閉じた状態の
平面図、第2図bは第2図aの側断面図、第2図
cは第2図aのレール体部の平面図、第3図aは
同上の引戸を開いた状態の平面図、第3図bは第
3図aの側断面図、第3図cは第3図aのレール
体部の平面図、第4図aは同上の引戸を引き出し
ていない状態の側断面図、第4図bは第4図aの
引戸を引き出した状態の側断面図、第5図aは同
上のレール体部を示す正面図、第5図bは第5図
aの底面図、第6図は同上の左右連動リンク部の
構造を示す底面図、第7図は第6図の正面図、第
8図a,b,cは同上のレール体と移動部を示す
正面図、底面図及び側面図、第9図はレールを戸
車が走行する状態を示す側面図、第10図は同上
のレールを戸車が走行する状態を示す平面図、第
11図aは同上の底板の底面図、第11図bは同
上の底板の正面図、第12図は同上の戸車取付金
具の正面図、第13図a,b,c,dは同上の他
の実施例の概略平面図、第14図a,bは従来例
の平断面図及び側断面図であつて、1は収納家
具、2は引戸、5はレール体、12はガイドレー
ル、13は移動部、22は左右連動リンクであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 収納家具の前面側に複数枚の引戸を配置し、
    夫々の引戸を前後方向に出入り自在にすると共に
    夫々の引戸を左右に移動自在にし、引戸の下部を
    走行自在に支持するレール体の左右両側より後方
    へ連出した移動部を収納家具の下部のガイドレー
    ルに移動自在に装着してレール体を出入り自在に
    し、左右の移動部間に中央を軸支した一対の左右
    連動リンクを左右に配置し、左右の左右連動リン
    クの一端同士を摺動回転自在に連結し、夫々の左
    右連動リンクの他端を夫々の移動部に回転自在に
    連結して成ることを特徴とする収納家具の引戸装
    置。
JP17995684A 1984-08-29 1984-08-29 収納家具の引戸装置 Granted JPS6157783A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17995684A JPS6157783A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 収納家具の引戸装置

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JP17995684A JPS6157783A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 収納家具の引戸装置

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JPS6157783A JPS6157783A (ja) 1986-03-24
JPH055028B2 true JPH055028B2 (ja) 1993-01-21

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ID=16074899

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0532617Y2 (ja) * 1986-08-29 1993-08-20

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JPS6157783A (ja) 1986-03-24

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