JPH05501651A - P.クリソゲナムから得られるオキシドリダクターゼ酵素系、それをコードする遺伝子のセットと、抗生物質を増産するためのオキシドリダクターゼ酵素系あるいはそれをコードする遺伝子の使用 - Google Patents

P.クリソゲナムから得られるオキシドリダクターゼ酵素系、それをコードする遺伝子のセットと、抗生物質を増産するためのオキシドリダクターゼ酵素系あるいはそれをコードする遺伝子の使用

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JPH05501651A JP3511428A JP51142891A JPH05501651A JP H05501651 A JPH05501651 A JP H05501651A JP 3511428 A JP3511428 A JP 3511428A JP 51142891 A JP51142891 A JP 51142891A JP H05501651 A JPH05501651 A JP H05501651A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
それをコードする遺伝子のセントと、抗生物質を増産するためのオキシドリダク ターゼ酵素系あるいはそれをコードする遺伝子の使用 本発明はβ−ラクタム化合物の生産に関係する酵素系と、抗生物質を増産するた めの酵素系の使用に関する。 ペニシリンとセファロスポリンか抗菌剤として最も広く使用される。ベニシリ( 1989)3:689−695)。 セファロスポリンとペニシリンへ導く生合成の経路における主な段階は過去30 年の間に解明されてきた。その経路は2つの酵素的段階を共有している。最初の 段階では、トリペプチドがα−アミノアジピン酸、システィン及びバリンから生 成される。この段階をになう酵素はδ−(L−α−アミノアジピル)−L−シス テイニル−〇−バリン(ACV)合成酵素である。二番目の段階ではそのACV がイソペニシリンN合成酵素(以下、IPNSと表わされる)あるいはサイクラ ーゼで環化される。その反応生成物はイソペニシリンNで、典型的なβ−ラクタ ム環状構造を含み、抗菌活性を育する化合物である。ペニシリンの生合成は独特 の3番目の、そして最後の段階を件い、その段階ではイソペニシリンNのα−ア ミノアジピン酸側鎖が疎水性の側鎖に変換される。工業生産で通常使われる疎水 性側鎖はフェニル酢酸(PAA)とフェノキシ酢酸(POA)で、それぞれペニ シリンGとペニシリンVを産する。その側鎖の変換はアシルトランスフェラーゼ (AT)と呼ばれる単一酵素による触媒反応であると提証されてきた。セファロ スポリンは、イソペニシリンNのペニシリンNへの異性f法理の拡張、そして水 酸化を含む幾つかの段階でイソペニシリンNから形成される。 ペニシリンとセファロスポリンへの生合成経路はほとんど完全に説明されてきて おり、ペニシリンとセファロスポリンへの生合成に関係する大部分の酵素が精製 され、特徴づけられてきた(Ingolia et al、、Med、 Res 、 Rev、、(+989)9・245−256)。 これらの酵素をコードする遺伝子がクローニングされてきており、これらの酵素 をコードしているDNAを含む発現ベクターを産生株に導入するとβ−ラクタム 化合物の収率があがるであろうと一般に理解されている。最近では、遺伝子のエ クストラコピー(extra copies)の発現の成功応用例が述べられて いる(Skatrud et at、、Biotechnology、 (19 89) 7 : 477−485)。 β−ラクタム化合物を生産するために、還元条件を持続することが重要であると 認められている。たとえば非還元条件下では、ACVはACVジスルフィド(b is−ACV)に、あるいは、おそらく他のチオールを含む化合物か混ざったジ スルフィドに三量化する。これらのジスルフィドはTPNSによる基質としては 使わジチオスレイトール(DTT)のような還元化合物がインヴイトロでの還元 条件を持続するのに使われる。この方法で、分離された酵素を使って、非天然型 のペニシリン及びセファ0スポリン誘導体と同じように、トリペプチド前駆体か らセファロスポリンを生産する過程が発展している(US特許4,510,24 6及び4.536.476)。さらに酵素ACVSを使ってトリペプチドを生産 する過程がEP−A−280051,で述べられている。現在、β−ラクタム化 合物の生産に関与する酵素とジスルフィド化合物、たとえばACVが、P クリ ソゲナムや他のβ−ラクタム生産微生物内で還元状態でどのように持続されるの かは知られていない。 驚ろくべきことには、他のジスルフィド化合物の中でbis−ACVを還元する ことができる還元特性をもつ未報告の酵素系が分離された。その酵素系は、還元 された形では、2つのポリペプチド成分、すなわち高及び低分子量のポリペプチ ドと、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADPH)のような電子伝達 体を含む。そのポリペプチド成分はチオレドキシン還元酵素とチオレドキシンに それぞれ類似している。チオレドキシン系がβ−ラクタムの生産に関係するかも しれないということは前に述べられていない。 そこで、本発明は、オキシドリダクターゼ系を提供するものであり、すなわちP 、クリソゲナムから得ることができ、他の成分の中でACVジスルフィドを還元 することができるチオレドキシン還元酵素系を提供するものである。 このオキシドリダクターゼ系はソディウムドデシルスルフエイトポリアクリルア ミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)で決められた約36tG)aの分子量を もつ高分子量(HMW)のポリペプチド、5DS−PAGEで決められた約12  KDaの分子量をもつ低分子量のポリペプチド及び還元された電子伝達体から 成る。高及び低分子量のポリペプチドは、ゲルクロマトグラフィー、イオン交換 クロマトグラフィーそしてアフィニティクロマトグラフィーの組み合わせで分離 された。 HMW成分はエシェリヒア 三ユから得られたチオレドキシン還元酵素に類似し ている。LMW成分は既知のチオレドキシンに類似しており、蛋白ジスルフィド 変換を含む類似の活性を有する。またP、クリソゲナムから得られる新しいオキ シドリダクターゼ系のポリペプチド成分をコードする遺伝子も提供される。 さらに、P、クリソゲナムのオキシドリダクターゼ系が、例えば還元状態でβ− ラクタム生合成に関係する、酵素と例えばACVのようなジスルフィド化合物の 維持に関係することが発見された。また他のチオレドキシン系がこの目的に適チ オレドキシン系のポリペプチド成分の両方をコードしている遺伝子を、代謝産物 、たとえばβ−ラクタム化合物の生産を増進する方法として使うことができ、そ の方法はチオレドキシン系の1番目及び2番目の成分あるいはそれらの機能性部 分をコードしているDNA配列であって、細胞内で機能する転写及び翻訳制御シ グナルの制御コントロール下にある各DNA配列を含む微生物宿主の形質転換体 からなる微生物培地を育て、それにより該酵素系の上記成分で発現され、該β− ラクタム化合物が生産され、そして前述のβ−ラクタム化合物を分離することに よってできる。本発明はさらに、新規オキシドリダクターゼ系のポリペプチド化 合物をコードする少なくとも一つの遺伝子を含むDNA構造と、該DNAの構造 を含む宿主を提供する。 最後にジスルフィド化合物と、インヴイトロでのβ−ラクタム化合物の生産に関 係する化合物を還元する方法が提供さね〜核力法では還元皇の電子伝達体の存在 下で還元ずべき化合物をHMWポリペプチドとLMWポリペプチドから成るオキ シドリダクターゼを含み、ジスルフィド化合物を還元することができる組成物に 還元型の電子伝達体の存在下で接触させるが、あるいは、例えばDTTのような 還元剤の存在下でLMWポリペプチドに接触させる好ましくは、ACVはこの図 1・pPCH−1に含まれるP、クリソゲナム由来DNAの部分的制限地図の図 式的説明。遺伝子の5′−末端の位置とHMW遺伝子の転写の方向を示すノ酸配 列をコードするオーブンリーディングフレームを示す。(下線部)。イントロン の位置もまた示す(下に記す部分)。 る。アミノ酸配列の一部を示す。 配列リストNα4はHMWポリペプチドのN−末端アミノ酸配列に基づいた29 −マーのオリゴヌクレオチドプローブを示す。 配列リスト魔5はチオレドキシンに典型的な酸化還元(redox)配列を示す 。 本発明に従い、β−ラクタム抗生物質を得るための、あるいは生産を高めるため に使うことができるオキシドリダクターゼ系が提供される。本酵素系は天然に存 在する酵素系であり、分離された形では2つの成分、高分子量ポリペプチドと低 分子量ポリペプチド、及びNADPHのような還元状態の電子伝達体を含む。 5DS−PAGEによる測定では、P、クリソゲナム由来のオキシドリダクター ゼ系の高分子量(HMW)成分は、約36KDaのみかけの分子量を有しており 、そして低分子量(LMW)成分は、約12ta)aのみかけの分子量をもつ。 本酵素系は、NADPHのような電子供与体の存在下でジスルフィド結合を含む 化合物中にフリーのチオールを形成することができる。 ド成分から成る。活性は5.5′−ジチオビス−(2−ニトロ安息香酸)(DT NB)の還元を、412I&25°Cでの吸光度の増加を追うことで具体的に示 された。その代わりの方法として、他の基質を用いて340nmでのNADPH の吸光度の減少を追うことで還元速度を測定した。この場合、活性はNADPH のマイクロモル7分9mgタンパクとして表わされる。 本酵素系はP、クリソゲナムから得られ、あるいは本発明の遺伝子を導入発現し た後のP、クリソゲナムのHMWあるいはLMW成分をコードする遺伝子を含む 他の酵母、かび、あるいは細菌から得られる。リダクターゼ活性に関与するポ培 地で増殖した。至適酵素、活性は使用した微生物株及び培地と、菌糸体の集薗時 間に依存する。 本酵素系のポリペプチド成分は、分子ふるい、イオン交換クロマトグラフィー、 アフィニティクロマトグラフィーを含むさまざまな技術を組み合わせて、無細胞 抽出物から分離された。その酵素系は、まず細胞を破砕し、続いておよそpH8 ,0の低イオン強度(1〜50dl)緩衝液(例えばトリスバッファー)でホモ ジネートすることによって、P クリソゲナムより抽出された、細胞の溶菌は数 種の方法で行うことかでき、例えばブラウン細胞膜破砕機を使ったりフレンチプ レスを使ったり、あるいは凍結乾燥した菌糸体を乳鉢ですりつぶしてから緩衝液 (好ましくは1〜50mMトリスのような低イオン強度のもの)°で抽出するこ とにより行うことができる。固型物から液体を分離した後、例えば硫酸ストレプ トマイシン、ボリミンB、あるいは硫酸プロタミンのような化合物によって、核 酸を除去した。 例えばpH8,0で硫酸アンモニウムを使うことによって、液相中の蛋白質か沈 殿した。50%−80%飽和の間で形成する沈殿を集め、その後、溶解して酵素 系を含む活性画分を集めた。分子ふるい技術(例えば、低圧樹脂、AcA34あ るいはセファデックスG75、これらは約3から80にダルトンの輻の間で画分 する)によりこれらの活性画分を分画した後、その活性が消去した。これらのカ ラムから初期に溶出する画分を遅れて溶出する画分と混合した後に、HMW及び LMW成分を含む両分をDTNBアッセイを使って同定した。 本酵素系のHMWとLMWの成分は別々に精製された。HMW成分を含む画分は さらに、低イオン強度緩衝液(例えば50−トリス−塩酸p)18.0.1dE DTA)で平衡化した低、中あるいは高圧でのジエチルアミノエチル(DEAE )あるいはモノQのような陰イオン交換樹脂、例えばTSK−DEAE−850 を用いて分画された。HMW成分は、例えば0から0.5 M NaCj?の幅 での塩勾配で溶出した。DTNBアッセイで活性を示す両分は0.2と0.4  M NaC1の間の勾配で溶出した。この段階の後HMW成分は、より低塩濃度 で溶出する酵素、グルタチオンリダクターゼから分離される。集められた画分は 更にブルーセファ0−スCL−6Bのような、NAD”あるいはNADP”に親 和性をもつアフィニティクロマトグラフィー樹脂によって精製した。その樹脂を 、例えば20dil)リス、1dlEDTAのようなpH7,3以下の低イオン 強度緩衝液で洗浄した。HMW成分は同緩衝液に5mMNADPHを加えること によってその樹脂から溶出される。 LMW成分を含む分子ふるいカラムの画分は、例えばTSK−DEAE−650 Sのように、低イオン強度緩衝液、好ましくはlO蘭トリス−塩酸pHs、o、 Idl EDTAあるいはそれ以下で平衡化した低、中あるいは高圧でのDEA EあるいはモノQのような陰イオン交換樹脂を使って、さらに精製された。LM W成分は例えば0−0.3M NaCfの幅での塩勾配で溶出した。LMW成分 の活性を安定化するために、この成分を含む画分に例えばDTTやβ−メルカプ トエタノールのような還元剤を入れた。活性をテストする前に、例えばDEAE 樹脂に結合したLMW成分を充分に洗浄することによって、ゲル濾過によって、 あるいは1〜40mM酢酸ナトリウムのような低イオン強度緩衝液に対して溶出 した画分を透析することによって、その還元剤を常に除去する。LMW成分は、 pH5,5以下(例えば1+n1JEDTAを含む20雇(酢酸ナトリウムpH 4,9)の低イオン強度緩衝液で平衡化したカルボキシメチル(CM−)セファ ロースのような陽イオン交換樹脂を使ってさらに精製された。LMW成分は0− 600mM酢酸ナトリウムのような勾配で溶出した。LMWポリペプチドを含む 画分は250と450m1の間の酢酸で溶出した。 HMWとLMW成分の純度は、5DS−PAGEで調べた。これらのバンドのア ミノ酸シークエンシングを行い、5DS−PAGEに続くアミノ酸シークエンシ ングにより判定すると、これらのポリペプチドが、実質上細胞残渣や他の微生物 蛋白を含まないことが示された。 ブルーセファロースCL−6Bアフィニティクロマトグラフィーの後、基質とし てDTNBと、DEAEで精製されたLMW成分の一定量を用いて決めると、H MW成分は1.0−2.0 μmoles NADPH/min、 mg pr ot、の範囲の比活性をもつ。CM−セファロースクロマトグラフィーの後、L MW成分は、基質としてDTNBを用いて決めると、0.3−0.4 μmol es NADPH/win、 mg prot、の比活性をもつ。しかしながら 、比活性の測定は、HMWとLMWの成分の純度、精製後の測定時期、そして反 応混合物に加えられるHMWとLMWの成分の相対量にかなり依存する。高度に 精製されたポリペプチド成分は、部分的に精製されたポリペプチド成分より不安 定である。 その酵素系は、ビス−ACV、DTNB、ビス−(Cys−gly)そしてビス −(補酵素A)のような低分子量のジスルフィドを還元することかできた。ミカ エリスメンテン定数(K、)は、DEAEクロマトグラフィーの後得られるHM WとLMWの成分を用いて、これらの基質で測定された(各々18と2.5μg )。 K、値は、ビス−ACvで125μN]、DTNBt’1.4 μM、ビス−( 補酵素A)で83μM、そしてビス−(Cys−gly)で800 μMのオー ダーにあった。 本酵素系で、インシュリンにあるような蛋白ジスルフィドを還元することもてき た。インシュリンのに、値は、3つのジスルフィドを含む未変性の分子の分子量 に基づくと、2.3晶(である。 P クリソゲナム由来のHMWとLMWの成分のアミノ酸配列を当業界において 知られている方法によって決めた。HMW遺伝子生産物は次のアミノ酸配列から 成る。 Met−Val−His−Ser−Lys−val−Val−[1e−11e− Gly−3er−Gly−Pro−Gly−Ala−His−Thr−Ala− Ala−[1e−Tyr−Leu−3er−Arg−Ala−Glu−Leu− Gln−Pro−Val−Leu−Tyr−Glu−Gly−Met−Leu− 。 残基2−29は、精製された蛋白質のアミノ酸配列分析によって、決められた。 クローン化されたHMW遺伝子の塩基配列データによりこの配列中の仮定的構造 が確定され、残基lと残基30−36でその配列を延長した。 LMW遺伝子生産物は次のアミノ酸配列からなる。 (Gly)−Val−Thr−Pro−11e−Lys−Ser−Val−Al a−Glu−Tyr−Lys−G 1u−Lys−Va 1−Thr−Asp− A 1a−(Thr)−(G 1y)−Pro−Va 1−(Va 1)−(V al)−ASI)−Phe−H1s−A 1a−Thr−(Trp)−(Glu )−Gly−Pro−αaa)−(Lys)−(Ala)−(Ile)−(Al a)−(Pro)−(Glu)−。 いくつかのアミノ酸は明らかに合理的には決定することはできなかった。これら の仮定的構造は、かっこの中で示される。 本発明はまた、P、クリソゲナムのHMWとLMWポリペプチドあるいはそれら の一部と相同性があり、比活性を示す、異なったアミノ酸配列をもつポリペプチ ドも含む。本明細書において相同性はHMWあるいはLMW蛋白質のアミノ酸配 列と比べて、少くとも80%の類似成績があるものと定義され、それはギヤノブ ウェイト3. OOOとレングスウェイト0.100のパラメーターセツティン グを用いてライスコンシン シーケンス アナライシス ソフトウェア パッケ ージ(バージョン6.0、release 1989、GCG、ライスコンシン 大学、U、 S。 A)のベストフィツトプログラムによって決められる。85%より低いか60% より高い類似成績をもつアミノ酸配列を本明細書で類似物と呼ぶ。相同性のある 蛋白質は天然から分離されるかもしれず、あるいは遺伝子をコードするHMWと LMWの変異によって生産されるかもしれない。 アミノ酸配列を既知のアミノ酸配列と比較すると、HMWポリペプチドのN−末 端アミノ酸配列は E、 coli (EC1,6,4,5)のチオレドキシン リダクターゼのN−末端アミノ酸配列に類似している(33個のアミノ酸の重な りにおいて84%の類似性をもつ)ことか明らかになった。LMW配列はチオレ ドキシンに典型的な、高度に保存されたレドックス配列Cys−Gly−Pro −Cysを含んでもよいし、数種の生物から得られるチオレドキシンに類似して いてもよい(E、 coliのチオレドキシンへの38個のアミノ酸の重なりに おいて60%の類似性をもつ)。 HMW及びLMW成分とNADPH(7)結合作用によってDTNBかビス−A Cvのどちらかが還元される測定で、LMW成分をスビラリナ プラテンシスか ら得られるチオレドキシンでおきかえることができるという発見は、LMW成分 のチオレドキシンとの相同性をさらに示唆する。 びチオレドキシンと呼ぶことができよう。 ポリペプチドあるいはそれらの一部分は、抗原、受容体、ラベル等の他の化合物 に結合されていてもよい。 またP、クリソゲナムのオキシドリダクターゼ系のポリペプチド成分をコードす る遺伝子も、本発明で提供される。2つのポリペプチドのN−末端アミノ酸配列 が決められた。このことは、ここで以下に定義されるリバース遺伝子工学的手法 を使って、これらのポリペプチドをコードする遺伝子を分離し、ひき続きこれら の遺伝子の塩基配列を決める(Miller and [ngolia、 5u pra )ことを可能にする。リバース遺伝子工学的手法によれば、精製された 酵素のN−末端あるいは内部のペプチド断片に基いてオリゴヌクレオチドプロー ブがデザインされる(参照e、 g、、 Maniatis et al、、M o1ecular Cloning (2ncl eel、) 1989)。 これらのオリゴヌクレオチドプローブは、目的の遺伝子をめて、ゲノムあるいは CDNAライブラリーを検索するために、直接使用してもよい。ラムダファージ ベクターEMBL−3にP、クリソゲナムのDNA断片を含むそのようなライブ ラリーの例はE PO354624で述べられている。 あるいは、より大きなプローブ断片を産生ずるために目的の微生物由来のゲノミ ックDNA、cDNA又はmRNAを使ったポリメラーゼチェーン反応(PcR )で用いる合成オリゴヌクレオチドプローブのセットを、デザインしてもよい。 別の手法では、精製された酵素に対する抗体、あるいはそれらの一部を、目的の 遺伝子をめて発現ライブラリーを検索するのに使用してもよい。HMW及びLM Wポリペプチドをコードする遺伝子、あるいは遺伝子の一部が、一度クローン化 されるとこれらの遺伝子は異種交雑によって他の生物から対応する遺伝子をば遺 伝子の中で最も保存された配列の領域を含む合成オリゴヌクレオチドプローブを 作ることができる。これらのオリゴヌクレオチド配列は、ゲノムあるいはCDN Aライブラリーの検索に使うことができる。他方、PcR技術を使って選ばれた 微生物のゲノムDNA5cDNAあるいはmRNAから、目的の遺伝子又はその 一部を分離するために使うことができるオリゴヌクレオチドを作成してもよい。 まだもう一つの手法では、HMW及びLMWポリペプチドをコードする遺伝子の クローン化された配列を、真正のHMW及びLMWポリペプチドをコードしてい る遺伝子の遺伝子破壊によるオキシドリダクターゼ変異株をこれらの遺伝子のク ローン化された変異誘導体による形質転換で創るために用いてもよい。その結果 として生ずるチオレドキシンあるいはチオレドキシンリダクターゼ変異株は、オ キシドリダクターゼ活性を保存できる同種あるいは別種の生物からDNA断片を 選択し、分離するための宿主として、引き続き使うことができる。 プローブは、プローブとその相補的な標的との間での二重鎖形成を検出できるさ まざまな標識に結合することによって改変されていてもよい。標識には、放射性 間位体、リガンド、e、 g、ビオチン、酵素、蛍光物質及びこれに類似するも のが含まれる。プローブを標識化し、プローブとそれらの標的交雑配列との間で 形成される二重鎖を検出するための種々の方法が文献で述べられている。例えば Berger and Kimmel、 !ii集者、Guide to Mo 1ecular、 Cloning、 Technique刀@(1987) Academic Press Inc、 San Diego、 CAを参照 のこと。プローブ配列はまたさまざまな他の核酸配列に結合していてもよい。こ れらの他の核酸配列の中には、プラスミド、コスミド、ファージ、及びそれに類 するもの、のようなベクターが存在する。プローブ配列をベクター配列に結合さ せることによって、プローブは都合よく創られ、延長され、保存され、改変する ことができる。 都合良い制限部位が本酵素系をコードするDNA配列の中にデザインされていて もよい。可能な場合には、制限部分は発現生産物のアミノ酸配列を不変のままに する。ある場合には、新しい制限部位の取込みが、変化したアミノ酸配列を生み 出すかもしれない。しかしながら、HMW及びLMWポリペプチドの3次元構造 が残されていること、特に酵素活性を担う酵素系の構造のその(それらの)部分 が残されているということが極めて望ましいことである。 本発明はまた、例えば、その配列は同じアミノ酸をコードするか、30%まで異 なる塩基を、より通常的には10%以下の異なる塩基を有する保存性(cons evative)突然変異を件い、あるいは約10%より少なく、より通常的に は約5%よりも少なく、好ましくは1%以下のアミノ酸がとり代えられ、あるい は削除されており、そう人されるアミノ酸は5%より少ない非保存性(non− consevatjve)変異を件う異なる塩基配列を含む遺伝子も含む(10 0分率は天然に存在するアミノ酸の数に基く)。前述の遺伝子も、ハイブリダイ ゼーションによって分離されるかもしれない。 その酵素系をコードするDNA配列が一度分離されると、DNA配列は都合よい 宿主、すなわち原核生物か真核生物のどちらか一方での発現のために、その後使 用されてもよい。配列の発現のために、必要な場合には、開始メチオニンコドン が提供される。 その酵素系をコードするDNA配列か未変性の酵素系をコードする遺伝子の真正 の転写及び翻訳制御領域を有効に認める宿主において発現されるような場合には 、真正な5′及び3′−制御領域をもつ完全な遺伝子をさらに手を加えることな く宿主に導入してもよい。 本酵素系をコードするDNA配列が、真正な発現シグナルを認めない宿主細胞内 で発現されるような場合には、あるいは本酵素系をコードする未変性の遺伝子が 使われない場合には、さらに処理が必要となる。オーブンリーディングフレーム (ORF)の上流の非コード5′−領域を、エクソヌクレアーゼ消化、例えばB a131消化等により除去してもよい。あるいは、都合良い制限部位がORFの 5′−末端の近くにある場合には、DNAを制限処理し、宿主細胞内のORFの 発現を提供するDNA配列に、ORFをつなぐためにアダプターが使われるか、 その場合アダプターはORFの失われた塩基を提供する。同じように真正の3′ −転写制御領域を宿主内で機能する3′−転写制御領域によっておきかえること かできる。加えて、他の宿主、特に原核生物の宿主内での発現には遺伝子内のイ ントロンの除去と、遺伝子のcDNAコピーの使用を必要とするかもしれない。 本酵素系の成分ポリペプチドをコードする遺伝子のために、オリジナルの発現か ら得られる発現シグナルによって置きかえることができる。これらのプロモータ ーは、好ましくはβ−ラクタム合成の間に発現される。発現シグナルは、本明細 書において転写の有効な開始と終結及び翻訳の有効な開始と終結に必要で十分な シグナルとして定義される。 その遺伝子は、形質転換、ウィルスと遺伝子を接触させることによるトランスフ ェクション、細胞等への遺伝子のマイクロインジェクションのような既知の技術 に従って、宿主細胞へ導入されてもよい。それらの遺伝子は、1つの構造物の中 に一緒に、あるいは別の構造物の中にそれぞれ別々に組み入れることができる。 それらの遺伝子をP、クリソゲナムあるいは他のβ−ラクタム生産生物の株、好 ましくは生産株に、適切な選択マーカーと共に(相互)形質転換によって、導入 することができる。 形質転換の選択が、異なった選択マーカー、即ち宿主に相同又は異種のマーカー 、ベクター配列が存在又は欠損しているマーカー、非選択的DNAに物理的に結 合又は結合していないかマーカーを使うことによって、達成されるということは 、当業者に自明なことである。特に微生物宿主は、カビのグループ、好ましくれ る。 物から得られるチオレドキシンとチオレドキシン還元酵素も使用することができ る。これはHMW及びLMW成分とNADPHの結合作用によってDTNBかビ ンシスから得られるチオレドキシンによってLMW成分を置換することができる という知見により例証される。チオレドキシンはアミノ酸配列: −Cys−G ly−Pro−Cys−を有し、露出された活性中心内に2つのレドックス活性 ハーフシスティン残基をもつ蛋白質として定義され、ジスルフィド結合を含む他 の化合物のほかに、蛋白質中のジスルフィド結合を還元することかできる(A、  Holmgren、 Ann、 Rev。 Biochem、(1985)54 :237−271)、そのポリペプチド成 分は、十分に精製されなくてもよく、たいてい適用する場合は、部分的に精製さ れたポリペプチド成分が使われる。 その酵素系はDTTをおきかえることができる。DTTは、例えば分離された酵 素がβ−ラクタム化合物を生産するために使われる過程で、還元状態を提供する ために使われる。たいていのβ−ラクタム生合成酵素の活性は、DTTの存在に よって促進される。IPNSの基質であるトリペプチドACVは、還元状態でな ければならない。 しかしながら、鉄の存在下では、DTTは多くの酵素を失活させるだろう(Ki met al、、J、 Biol、 Chem、 (1985) 260 :1 5394−15397)。 鉄は、環の閉鎖、環の拡張及び水酸化を触媒するようなβ−ラクタム合成に関係 する酵素の必須補因子である。 チオレドキシン基が、β−ラクタム生合成のための還元条件を提供するためにD TTをおきかえることができるということが例証されている。P、クリソゲナム から得られるオキシドリダクターゼ系及び既に知られているチオレドキシン系の 存在下で、イソペニソリンNが非還元条件で、ACVジスルフィドから生産され た。 すへてのこれらの酵素系のLMW成分をDTTの促進効果に依存するβ−ラクタ ム生合成酵素の活性を促進するために使うことができる。これはACVSとして 例示されている。 その酵素にチオレドキシンとDTTを加えると、DTTのみを加えるより活性が 高くなる結果となる。チオレドキシンリダクターゼは、適切な電子供与体の存在 下でチオレドキシンを還元することかできる蛋白質として定義づけられる。 このように、ジスルフィド化合物と、インヴイトロでのβ−ラクタム誘導体の生 産に関係する化合物を還元する方法は、電子供与体の存在下でオキシドリダクタ ーゼ系あるいはその成分を含む組成物を還元される化合物と接触させることによ り提供され、その場合前述の酵素系はP、クリソゲナムから得ることができ、約 36KDaの分子量をもつ高分子量(HMW)ポリペプチドと、約12KDaの 分子量をもつ低分子量(LMW)ポリペプチドを成分として有し、ジスルフィド 化合物を還元することができるか、あるいは、例えばDTTのような還元剤の存 在下に低分子量のポリペプチドを有するものであり、又はその場合、前述の酵素 系あるいは成分は、チオレドキシン系、あるいは任意の生物から得られるチオレ ドキシン及びチオレドキシンリダクターゼである。 使用において、P、クリソゲナムのオキシドリダクターゼ系のポリペプチド成分 をコードする遺伝子は、いくつかの適用例がある。天然から酵素系を分離するよ りもむしろ、HMW及び/又はLMW成分を組換え技術によって改変された微生 物から供給してもよい。これはオキシドリダクターゼ系のHMW及び/又はLM Wポリペプチド成分をコードする1以上の遺伝子を含むDNA構造物を供給しこ の場合、任意に一つあるいは両方の発現シグナルが、上述のように、同じあるい は別の生物から得られる発現シグナルによって置きかえられていてもよい:及び これらのDNA構造物により宿主生物を形質転換することによって成し遂げるこ とができる。それらの酵素系あるいはその構成成分は、基本的に上記の方法に従 って形質転換された宿主から分離してもよい。 クローン化されたHMW及びLMW遺伝子、あるいはチオレドキシン及びチオレ ドキシンリダクターゼをコードするクローン化された遺伝子を使うことによって 、改変された酵素をデザインないし合成してもよい。本発明のDNAはまた、特 異的な突然変異、欠失、及びそう人が導入されているDNAを生産するために部 位特異変異という既知の技術によって改変されてもよい。これらの改変は至適p Hあるいは温度における変(IZ、安定性における変(E、基質特異性における 変化のような酵素の改変された特質に帰着する。後者によれば1例えば、オキシ ドリダクターゼ系の他の成分、β−ラクタム生合成酵素、あるいは、たとえばA CVのようなβ−ラクタム化合物の生産に関係するジスルフィド化合物、あるい はそれらの混合物により高い親和性をもつ酵素に帰着することができよう。これ らの改変された酵素をコードする遺伝子で形質転換された宿主株は、形質転換さ れない株に比べてより高い水準でβ−ラクタム抗生物質を生産することができる かもしのポリペプチド成分をコードする遺伝子を微生物宿主内のβ−ラクタム化 合物の生産を促進するために使用してもよい。この発明で述べたように供給され るDNA構造物が、前述の化合物を生産する微生物を形質転換するために使われ る。形質転換に好ましい微生物はP、クリソゲナム、A、クリソゲナムあるいは 工各す前記発明を明確カリ、理解のために例証と実施例でやや詳細に述べてきた か、本発明の教示によれば、当業者には添付の請求の範囲の目的及び範囲を逸脱 することなく本発明に改変や修飾がなしうることが明らかである。 以下の非制限的な実施例によりさらに本発明が具体的に示される。 引用されるすべての文書を参照として本開示に含める。 ペニシリウム・クリソゲナムの抽出液の高及び低分子量画分を組み合わせるP  クリソゲナムNRRL1951株の胞子を含有する米(rice)をLeinら (Vanek及びHo5talek (m) Buttersworth、ホス トン、+05−139頁におけるLeig’ (1986) 、微生物代謝産物 の過剰生産・菌株改良及びプロセス制御法〕に記述されたようにして調製した。 炭素源として1%のデンプンを含存するトリプシン処理大豆ブロス(TSB)に 105個/mlの無性胞子を接種した。 30°Cで24−48時間増殖後、この培養液5+++fをTSB−デンプン培 地500m1に植菌した。24時間後、濾過によって菌糸を回収し、得られる濾 過ケーキを0.9%NaCiて2回洗浄した。ぎっしり詰まった菌糸を使用まで 一20°Cて冷凍した。 DTNB還元酵素活性アッセイ DTNB還元酵素活性を以下のようにして測定した4反応混合物は(最終濃度と して)50dlトリス−HCl!pH8,0,1nil EDTA、 0.02  mM DTNB及び0、2 rrAI NADPHを含有していた。酵素調製 物を加えて最終容量1mlにした。 反応は412nm、25°Cての吸光度の増加を測定することによって最初の3 分間または必要に応しより長く追跡した。酵素調製物またはNADPHを除いた コントロール実験も行なった。 菌体画分の調製 菌糸10g(湿重量)を0.05MhリスーHC4緩衝液pH8,0、l 1T 1111 EDTA(TE緩衝液)に懸濁して全容量50m1とし、Braun  ディスメンブレーター(dismembrator) (Braun lII elsungen、 FRG)及びBa1lotiniガラスピーズ(Sigm aタイプV、直径450−500 μm )を用い、冷却しながら(with  refrigeration)15秒の間隔て30秒間破砕した。均質化懸濁液 をグラスウールを通して明澄化した。この工程及びその後の工程は4°Cで行っ た。菌体フリー抽出液にTE緩衝液中10%(W/V)の硫酸ストレプトマイシ ンを徐々に加えて最終濃度1%にした。 冷却下で45分攪拌後、10.000 xgで10分の遠心分離によって核酸沈 殿物を除去した。上澄液を硫酸アンモニウム添加による沈殿によって分画したが 、この添加中溶液のpHを80に維持した。50−80%飽和の1回に沈殿する 画分を少容量のTE緩衝液に溶解した。溶解した画分を、TE緩衝液で平衡化し たA c A54ゲル濾過カラム(2,5x35cm)に適用した。カラムをT E緩衝液を0.5mf/minの流速で流すことにより溶出し、3mlずつの画 分を回収した。 DTNB還元酵素活性は50−80%飽和で沈殿する硫酸アンモニウムベレット 中に存在したか、AcA34ゲル濾過カラム以外の画分には存在しなかった。 DTNB還元酵素活性はHI’vlW物質(>15kDa)を含有する特定画分 にLMW物質(<15kDa)を含有する特定画分を加えることにより復活した 。DTNB還元酵素活性はNADPHの存在に依存することが見い出された。こ れらの実験からP、クリソゲナムの菌体フリー抽出液によるDTNBの還元は少 なくとも2つのポリペプチド成分(HMW及びLN[W成分)及び電子供与体に よって達せられると結論される。 実施例2 DTNBの還元に関与する酸化還元酵素系のHMW及びLMW成分の精製DTN B還元酵素活性アッセイ HMW成分の精製のためのアッセイ条件は実施例1に記述したと同様である。 反応混合物を以下のようにして調製した。HMW成分の精製のために、LMW物 質(く15kDa)を含有するAcA34ゲル濾過画分50−100μfを加え た(were 1ncluded)。LMW成分の精製のためにHMW物質(> +5kDa)を含有するゲル濾過画分2s−soμlを混合物に加えた(wer e 1ncluded)。 HMW成分の精製 HMW物質を含有し、DTNBアッセイに活性なゲル濾過画分をプールし、予め TE緩衝液で平衡化したTSK−DEAE −650(Nlerck)カラム( 床容量10mA)に適用した。カラムを0−0.5MNaCfの直線濃度勾配で 溶出した。0.25−0.32M NaCj!で溶出する画分かDTNB還元酵 素アッセイで活性であった。 これらの画分をついでブルーセファロース(Blue 5ephalose)  CL −6Bカラム上に加えた。HMWを含有する画谷はI dl EDTAを 含有する2 On(I トリス−HC1緩衝液pH7,25中の5 m1NAD PHで溶出した。この操作によって、5DS−PAGE (Laemmli、N atuce(1970) 227 : 680−685)によってめた場合に3 6kDaの見掛けの分子質量(apparent molecular mas s)を育する1つのポリペプチドバンドを含有する画分が得られた。 LMW物質を含存し、DTNB還元酵素アッセイに活性なゲル濾過画分をプール し、2 nil DTTを用いてインキュベートし、10mfの床容量を有し、 予め10 mfTE緩衝液で平衡化したTSK−DEAE−650S (λIe rck’)カラムに適用した。カラムを0−0.3〜INaCj7の直線a度勾 配でt容量した。0.1−0.15MNaCjl’で溶出する画分かDTNB還 元酵素アッセイで活性であった。これらの画分を2 dl DTTを用いて30 分インキュベートした。1 mM EDTAを含有する20鴎1酢酸ナトリウム 緩衝液pH4,9に対して透析後、合した画分を、床容量10mfで同し緩衝液 で平衡化した(J、I−セファロース上に負荷した。カラムを同し緩衝液中酢酸 ナトリウム4O−600dlの直線濃度勾配で溶出した。酢酸塩緩衝液300− 400蘭て溶出する画分かDTNB還元酵素アッセイて活性であった。この操作 により、5DS−PAGEでめた場合に12kDaの見掛けの分子質量を有する ポリペプチドバントを含有する画分を得た。 精製したLMW成分を17.5%5DS−PAAゲルに付し、精製したHMW成 分を12%5DS=PAAゲルに付した。ゲル操作後、ポリペプチドを電気泳動 的にポリニブ化ビニリデン膜に移動させた。水中50%メタノール、10%酢酸 中の0.1%クマシーブリリャントプルーR250で染色し、ついで脱染色した 。 HMW及びLMW成分に相当するポリペプチドバントのN−末端アミノ酸配列を ガス相シークエンサー(sequentor) (Applied Biosy stcms 社モデル470 a)を用いて決定した。 HMWポリペプチドについて以下のアミノ酸配列か決定された。 (Va l)−(Hi 5)−Ser−Lys−Va 1−Va l−[1e− 11e−G 1y−3erGly−Pro−Gly−Ala−His−Thr− Ala−Ala−11e−TyrLeu−Ser−(Arg)−Ala−Glu −Leu−Gln−Pro−仮の帰属を括弧内に与えた。 LMWポリペプチドについて以下のアミノ酸配列か決定された。 (Gly)−Val−Thr−Pro−11e−Lys−3er−Val−Al a−Glu−Tyr−Lys −G 1u−Lys −Va 1−Thr−As  p−A la−(Thr)−(G 1y)−Pro−Va l−(Va l  )−(Va 1)−As p−Phe−fl is −A 1a−Thr−(T rp)−(G 1u)−G 1y−Pro−(Xaa)−(Lys)−(A 1 a)−([! e)−(A 1a)−(Pro)−(Glu)− 仮の帰属を括弧内に与えた。 これらのアミノ酸配列と既知のアミノ酸配列及びヌクレオチド配列との比較を、 National Biomedical Re5earch Foundat ion (国立生物医学研究財団’) (1990年3月まで)、5w1ssP rotein Library (スイス蛋白質図書館> (1990年4月ま で)及びεuropean Mo1ecular Biology Labor atory (ヨーロッパ分子生物学研究所> (1990年3月まで)の蛋白 質データベースに関するライブラリーサーチによって、それぞれLipman及 びPearson (Science (1985) 227!435−144 1)及びPearson 及びLipman (Proc、 Natl、 Ac ad、 Sci。 (USA)(1985)85 :2444−2448)に記載されたFastP  及びTFastAプログラムを用いて行うことができる。2つの配列の間の類 似性についてのより詳しい比較はSm1th及びWaterman(Aduan ce in Applied Mathematics。 1981.2:482−489)によって記述された問題解決法を用いるBe5 tfitプログラムを用いて行うことかできる。用いられるFastP、 TF astA及びBe5tFitプログラムはGCG 5equence Anal ysis Software Package (GCG配列分析ソフトウェア −パッケージ)(脚色(version) 6. O、公開1989. GCG 、ライスコンシン大学、米国)の一部である。研究及び比較によりHMWはE  コリのチオレドキシン還元酵素(EC1,6,4,5)のN末端アミノ酸配列に 類似する(配列において84%の類似性を示し、27アミノ酸が重なる)ことか 判明した。 LMW配列2−16については上述のライブラリー中には意味のある類似性は見 い出されない。従って、上述の配列及び特性を有する酸化還元酵素系は新規な系 である。 延長されたLMW配列16−38はいくつかの点で仮定的である。それにも拘ら ず、残基31−34がレドックス反応に代表的に関与する推定的な共通配列Cy s−Gly−Pro−Cysを形成することが認められた。この見解は、LMW 配列2−38に関して行ったライブラリーサーチ及び比較を通してこの配列と異 なる種のチオレドキシンとの類似性(例えばE、コリのチオレドキシンと38ア ミノ酸の重なりで60%の類似性)を明らかにすることによって確認された。 反応混合物は501T1111トリス−HCjl’pH8,0、I 艷I ED TA、0.5mgビス−ACV (Bachem Feinchemikali en AG、 Bubendorf、 スイス) 、0.l mM NADPH 及び精製HMW及びLMW成分を含有していた。アッセイ容量はl mlでイン キュベーションは30°Cで行った。反応は340nmて追跡した。 HMWもしくはLMW成分のいずれか、またはビス−ACVを除いたコントロー ル実験も行った。コントロール実験のいずれにも活性か見い出されなかったのに 対し、上述の成分のすべてを含有する反応混合物中には、NADPHの消費によ る、340nmでの吸光度の減少か観察された。 用いたHMW及びLlvlW成分共DEAEクロマトグラフィー後まで精製した 点を除き、実施例2に記述したDTNB還元酵素アッセイを行った。反応混合物 中に存在する蛋白質の量はHMW成分0.264mgとLMW成分20μgもし くはスピルリナ・プラテンシスから得られたチオレドキシン(SiglTla、 セントルイス、米国)10μgであった。この実験において吸光度の増加は41 21mで測定した。 15分のインキュベーンコン後、吸光度の増加はHMWとLMWの組合せについ ては0.225、HMWとチオレドキシンの組合せについては0.080であっ た。 HMWまたはLMW成分のいずれかを除いたコントロール実験、またはHMWま たはチオレドキシンのいずれかを除いたコントロール実験は吸光度の増加を示さ なかった。 P クリソゲナムのHMW化合物とスピルリナ・プラテンシスのチオレドキシン の協同作用によるビス−ACVの還元は以下のようにして測定した。反応混合物 は80閘トリス−HfJ’ pH8,0,1,5it EDTA、0.03 m g/mlビス−ACV及びO,l 閘NADPHを含有していた。加えた蛋白質 の量を表1に示す。 HM W及びLMW成分はDEAEクロマトグラフィー後まで精製した。アッセ イ容量は0.5m!!であり、インキュベーションは室温で行った。反応は34 0nmで追跡し、活性は1分間に酸化されたNADPHのμmolesとして表 した。 〔表1〕 HRIIV(μg) LλIIV(μg) チオレドキシン(μg) μmol  NADPH/m1n250 10 0 2.25 250 5 − 0 1.1’3 60 0 4 1.93 250 0 2 0、64 250 0 1 0.32 125 0 0 0、32 0 10 0 0、+6 0 0 4 0.16 結果はスピルリナ・プラテンシスのチオレドキシンか基質ビスACVに対し親和 性を有することを示している。活性は、明らかに、用いたチオレドキシンの濃度 に依存する。さらに、結果はP クリソゲナムのHMW成分かスピルリナ・プラ テンシスから得られたチオレドキシンに対し親和性を有することを示している。 イソペニシリンNの酵素合成はACVのチオール形感の存在に依存する。この実 験ではIPNSによるイソペニシリンNの合成を基質としてビスACVを用いて 行った。イソペニシリンNの生産のためのアッセイ条件は以下の通りであった。 反応混合物ハ50 ml hlJス−HCl!pH7,5,1,42dl ヒス AcV、3.84mAlアスコルベート、0.81TINI Fe”、0.7  nil EDTA、l 4.2 s nil NAi:+PH116,8μgの IPNS及び必要とされるHMW及びLMW成分を含有していた。 酵素調製物を加えて最終容量70μlにした。TPNS調製物はフラボバクテリ ウム(Flavobacterium) Sp、12.154からのIPNS遺 伝子を発現するE、コリ株から製造した調製物である。IPNS遺伝子はPIN  OMPA発現ベクター (F、 M、 Au5ubelら(纏)、Curre nt Protocols in &Iolecular Biology ( 分子生物学における現在のプロトコル)(1’987−19.s8)、John  Willeyand Son、ニューヨーク)中にクローン化されている。E  コリ MCI 022は得られたベクターpDs510て形質転換されている 。 pDs510を含有するE、 DすMCI 022をLB培地+5−Ott g /mlカナマイシン中で一夜増殖させた。菌体をLB+50μg/mlカナマイ シン十〇、I晶1イソプロピルチオガラクトシド(IPTG)中に100倍希釈 し、2Lフラスコ中で増殖した。6時間後に菌体を回収したか、OD、。。は約 2であった。菌体は遠心分離によって回収し、50dl トリス−HC,f’  pH7,5で洗浄した。菌体を1mMDTTを含有する同じトリス緩衝液中で音 波処理した。粗抽出液を1%硫酸ストレプトマイシンで処理して核酸を沈殿させ た。40−80%飽和で沈殿する硫酸アンモニウム画分を集めた。試料をACA 44カラム(55cmX2.6cm)に0、33 mJ/minで12分付した 。画分中の抗生物質活性を試験微生物としてミクロコツカス・ルテウスQlic rococcus 1uteus)を用いる標準的バイオアッセイによりアッセ イした。異なるセファロスポリンCB度の標準曲線を形成したが、かくしてその 数はセファロスポリンCの活性に相対させた活性を表す。活性画分をプールし、 DEAEセファロースカラム1.6cmXIocm上に負荷した。〇−400m l NaC4のi50mj!勾配で蛋白質を溶出した。流量は0.33 mj! /minであった。画分は7.5分毎に集めた。画分をアッセイし、高活性を示 す画分をプールした。このTPNS調製物をさらなる実験のために用いた。 )TMW及びLMW成分を実施例2に記述したDEAEクロマトグラフィーを含 む精製手順により部分的に精製した。 P−クリソゲナムからの酸化還元酵素系の存在下でのビスACVからイソペニシ リンNの生成を測定した。抗生物質活性を上述のようにして測定した。HMWも しくはLMW成分のいずれかまたはNADPHを除いたコントロール実験を行っ た。代表的実験の結果は以下の通りであった。 非還元条件下でのビスACVからイソペニシリンNの生成HMW LMW NA DPH阻害ゾーン 抗生物質μg/反応 關 μg/m1 6.68− ND ND 39.68− ND ND 145.2 11 − ND ND B + ND ND −11+ ND ND 6.6 − + ND ND 39.8 − 十 ND ND 105.6 − + ND ND 145.2 − 十 ND ND 105.6 8 + ND ND 145.2 11 + ND ND コントロール実験のいずれにおいても抗生物質の生産は検出されなかった。HM W及びLMW両成分成分ADPHが存在した場合には抗生物質活性か検出された 。イソペニシリンNの合成は)IMW成分の高濃度によって阻害されるようであ るか、これは調製物中の不純物による可能性がある。 この実施例はP、クリソゲナムの酸化還元酵素系かIPNSによるビスACVか らイソペニシリンNの生産に必要な還元環境を提供することを実証している。 実施例7 硫酸アンモニウム沈殿を溶解し、ゲル濾過カラム(Ultrogel AcA  34)上に注いだ(appl 1ed)。ACVS活性アッセイはVan Li cmptら(J、 Biol、 Chem、 (1988)264 : 368 0−3684)によって記述されたようにして行った。ACVSの高活性を示す 画分を集めた(75−85μg蛋白/mi)、5DS−PAGE及びクマシープ リリガンドブルーR250による染色後の判断によると調製物はACVSについ て80%の純度を示す。この酵素をさらなる実験での使用直前にPDIOカラム に通塔してDTEを除去した。 LMW成分の精製 P、クリソゲナムWisconsin 54−1255株(ATCC28089 )からLMW成分を得た。実施例2に記述したようにしてLMW成分を精製した 。DEAEクロマトグラフィー後に得られた、DTNBアッセイに活性の画分を さらなる実験に用いた。 DTT及びLMW成分の存在下でのACVS活性の測定ACVS及び新鮮なりT Tを含有する反応混合物のACVS活性をACVS、活性についてのコントロー ルとしてはATPを反応混合物から除いた。反応混合物中のより低い蛋白質濃度 を補填するためにウシ血清アルブミン(BSA)を加えた。 反応混合物はACVS調製物150μlを含有していた。DTTを加えて最終濃 度1.7mMにした。ATPを任意的に加えて最終濃度5mMにした。0.5’ mg/ml BSA溶液25μAもしくは同じ溶液12.5 μ47を1.5  mg/ml L MW成分調製物12.5μlと共に加えた。反応混合物を室温 で10分静置した。L−α−アミノアジピン酸(最終濃度1.3n*l)、L− システィン(1,3mM)、MgCj’z(25mM)、トリス−HC4(35 0mM) pH7,5、EDTA (0,1mkl )、グリセロール(9%W /W)及び0.25μCL−(U−”C)バリン(3μM)を含有する混合物5 0μlを添加して反応を開始させた。反応を30°Cで30分進行させた。停止 混合物(80μM ACVSO,3mM DTT、 0.5 m1il L−バ リン及びIO%トリクロロrn酸(TCA)>250μlを添加して反応を停止 させた。 Pora pak Q (Waters As5ociates社、ミルフォー ド、MA)に通塔してW識バリンを分離した後、下記に与えられたdpml直は インキュベーション中に生産されたACVに対応する。 結果を表2に示す。 〔表2〕 ATP DTT LMW dpm 塩を含有しないUltrogel A c A 54を通すゲル濾過から得られ たLMW成分を用いて同様に行った実験はACVS活性に対する一層強い効果( 23倍の刺flりを示した。このようにLMW成分はACVS活性を刺激する。 実施例8 HMWポリペプチドをコード化する遺伝子の単離HMWポリペプチドのN末端ア ミノ酸配列に基いて、以下のヌクレオチド配列を有する29マーオリゴヌクレオ チドプローブを合成した。 ここでAはデオキシアデニル、Gはデオキシグアニル、Cはデオキシシチジル、 Tはデオキシチミジル及びIはデオキシイノジチルである。 デオキシイノジチル含有プローブをデザインするための原理は2部分よりなる。 すなわち、プローブにおける配列の数を広げてすべての可能なコドンの使用をカ バーすること、及び混合物における異なる配列の数を制限し合理的な数にするこ とである。デオキシイノジチルそれ自体はDNAハイブリッドを形成する作用に おいて本質的に中性であると考えられている。 以下のHMW遺伝子単離プロセスで用いた技術及び手順は当分野で周知であり、 Maniatis ら(前出)によって十分に記載されている。 HMWオリゴヌクレオチドプローブをγ−(”P〕−ATP及びT4ポリヌクレ オチドキナーゼを用いて潔識した。標識したプローブを用いて、λ(ラムダ)フ ァージベクターEMBL−3中で作成した、P、クリソゲナムのゲノムライブラ リーをスクリーニングした。ニトロセルロースフィルター上の約10’のプラー クについてプラークハイブリダイゼーションを行った。ハイブリダイゼーション は15%ホルムアミドを含有する標準ハイブリダイゼーション溶液中42°Cで 行った。フィルターを50−60°Cで1−2XSSC(IXSSCは0.15 M塩化ナトリウム/15關クエン酸ナトリウムである)を用いて洗浄した。これ らの実験で8つの陽性に応答するプラークが見い出された。これらのうち5つを 同じHMWプローブを用いる第2回目のスクリーニングのために選んだ。5つの ファージ単離物はいずれも明瞭な陽性応答を与えた。十分に分離された強い応答 を示すプラークをさらなる性格づけのためにピックアップした。各単離物に対し 、組換えファージの小規模DNA調製物を作成した。 精製したDNAを制限酵素で消化し、アガロースゲル電気泳動に続いて、当分野 で周知の手順(!+taniatis ら、1989、既出)に従ってサザンプ ロットを調製した。HMWプローブによるサザンプロットのハイブリダイゼーシ ョンは、5つのλファージのすべてについて、該プローブの唯一の(uniqu e)制限断片に対する陽性のハイブリダイゼーションを明らかにした。それぞれ λファージl、4及び5に由来する4、7キロベース(kb) 、8. Okb 及び6.2kbの大きさのSat I制限断片を単離し、E、コリベクターpU C19(Pouwelsら、 Cloning Vectors。 a 1aboratory manual、 (クローニングベクター、実験室 マニュアル)、ε1sevier。 アムステルダム、1987)中にサブクローン化した。 得られたpPCH−L pPCH−4及びpPCH−5とそれぞれ名づけられた プラスミドを制限酵素分析及びサザンブロットハイプリダイゼーションによって さらに分析した。3つのプラスミドはすべてHMWプローブに応答する1、2k bら単離し、M13配列ベクターM l 3 mp l 8/ + 9 (Po uwelsら、既出)中にサブクローン化した。引き続き、Sangerの手法 (Maniatis ら、1989、既出)に従ってHind DI−BamH I制限断片のヌクレオチド配列を決定した。このヌクレオチド配列はHMW遺伝 子のN末端アミノ酸配列をコード化した読取り枠を明らかにした(図2)。HM W遺伝子の5′末端の位置及び遺伝子の転写の方向を示す(図1)。 本明細書に述べたすべての刊行物及び特許出願は本発明か関与する分野における 熟練者の熟練のレベルを示す。すへての刊行物及び特許出願は個々の刊行物また は特許出願か具体的にかつ個々的に参考に加入するよう示されているのと同程度 に参考にここに加入する。 本発明は今や十分に記述されているので、当業者にとって、多くの変化の修飾を 特許請求の範囲の精神または範囲から逸脱することなくなすことかできることは 明らかであろう。 配列リスト (2+ SEQ ID Nαlのための情報(i)配列特性 (A) 長さ 250塩基対 (B) タイプ (亥酸 (C) 鎮状!Q (strandedhess) 1本鎖(D)トポロジー  線状 (u)分子タイプ DNA (ゲノム)(iii)仮定性(hypotheti cal) なしくiv)アンチセンス なし くvi)起源 ベニツリウム・クリソゲナム(ix)特徴 (A)名前/キー P、クリソゲナム酸化還元酵素系のHMW遺伝子の読取り枠 (B)位置 59=−80及び164・−250(Xl)配列記述 SEQ I D Nα1+2+SEQ ID Nα2のための情報(i)配列特性 (A) 長さ 36アミノ酸 CB) タイプ アミノ酸 (D)トポロジー 線状 (ii)分子タイプ 蛋白質 (vl)起源 P クリソゲナム (IX)特徴 (A)名前/キー P クリソゲナム酸化還元酵素系のHMW成分(B)位置  1・・36 (xi)配列記述 SEQ I Nα2Met Vat His Ser Ly s Val Val [le [le Gly Ser Gly Pro Gl y Ala Hisl 5 ’ 10 15 Thr Ala Ala Ile Tyr Leu Ser Arg Ala  Glu Leu Gln Pro Val Leu Tyr(2)SEQ ID  Nα3のための情報(i)配列特性 (A) 長さ 40アミノ酸 (B) タイプ アミノ酸 (D)トポロジー 線状 (助分子タイプ 蛋白質 (vl)起源 P、クリソゲナム (ix)特徴 (A)名前/キー P、クリソゲナム酸化還元酵素系のLMW成分(B)位置  l・・40 (C)他の情報/標識 二者択一の aasCalternativeaas  /注 aal恐ら<Gly、aa19恐ら< Thr。 aa20恐ら<GIY、aa23恐ら<VaLaa24恐ら(Val、aa3o 恐ら<Trp、aa31恐ら<Glu、aa34不明、aa35恐ら<Cys、 aa36恐ら<Ala、aa37恐ら<Tie、aa38恐ら<Ala、aa3 9恐ら<Pro、aa40恐ら<Glu(Xl)配列記述 SEQ ID Nα 3Asp Ala ha Xu Pro Val Xaa Xaa Asp P he His Ala Thr Xaa Xaa Gly+21SEQ ID  魚4のための情報(i)配列特性 (A) 長さ 29塩基対 (B) タイプ 核酸 (C) 鎖状態 1本鎖 (D)トポロジー 線状 (ii)分子タイプ DNA (合成)(IX)特徴 (C)他の情報/標識 二者択一の aas/注 塩基対3=AまたはCまたは T、塩基対9=AまたはCまたはT、塩基対15=CまタハG、塩基対21=C またはT(Xl)配列記述 SEQ ID Nα4GGHCC[GGHG CI CASACIGCIGc[ATYGc 29f21 SEQ ID Nα5のた めの情報(i)配列特性 (A) 長さ 4アミノ酸 (B) タイプ アミノ酸 (D)トポロジー 線状 (ii)分子タイプ 蛋白質 (ix)特徴 (A)名前/キー チオレトキンン類について典型的なレドックス配列CB)位 i1・・4 (xi)配列記述 SEQ ID Nα5Figure 1 GCCTCGGTCTTCTCCAAGTCATTTCCGAGCGTCGCG  CGTCAATTCCAATACCGCCAGAATclyMetLau Figure 2 浄書′内容に変更なし) 要 約 書
【要約】
【構成] P、クリソゲナムから得られ、β−ラクタムの生産に関与する新規な 酸化還元酵素、その酵素活性をコード化するひと組の遺伝子、及び上記の酸化還 元酵素系及び他の酸化還元酵素系またはそれをコード化する遺伝子を用いて該β −ラクタムの生産を高める方法が開示される。 平成 年 月 日

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.単離された形態で第一及び第二の成分である2種のポリペプチド、約36K Daの分子量を有する高分子量(HMW)ポリペプチドと約12KDaの分子量 をもつ低分子量(LMW)ポリペプチドを含み、還元された電子伝達体の存在下 でジスルフィド化合物を還元することができるP.クリソゲナムから得ることが できるオキシドリダクターゼ系。
  2. 2.例えばビス−ACVである酸化型のACVを還元することができる請求の範 囲第1項に記載のオキシドリダクターゼ系。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載のオキシドリダクターゼ系であって、該第一成分を 示すN末端アミノ酸配列が以下の配列:【配列があります】 に等しいか又は相同性があり、該第二成分を示すN末端アミノ酸配列が以下の配 列: 【配列があります】 に等しいか又は相同性があるオキシドリダクターゼ系。
  4. 4.請求の範囲1ないし3項に記載の酵素系を製造する方法であって、それぞれ の配列が細胞内で機能性の発現シグナルの調節コントロール下にある該第一及び 第一成分をコードするDNA配列を含む細胞を含有する微生物培地を培養し、そ れにより該酵素の上記成分が発現される工程;及び該酵素系を単離する工程とを 含む方法。
  5. 5.実質的に細胞残渣と他の微生物タンパク質を含まない請求の範囲1ないし3 項のいずれか1項に記載のオキシドリダクターゼ系。
  6. 6.請求の範囲1ないし3項、または第5項のいずれか1項に記載のオキシドリ ダクターゼ系を単離する方法であって、以下の工程:該系を含む微生物の無細胞 抽出物を得る工程;クロマトグラフィー工程により該無細胞抽出物を画分に分離 し、上記第一成分または第二成分のいずれかの各クロマトグラフィー工程の後に 活性画分を単離する工程であって、該クロマトグラフィー工程が(a)分子ふる いクロマトグラフィー;(b)陰イオン交換クロマトグラフィー;(c)陽イオ ン交換クロマトグラフィー;(d)アフィニティクロマトグラフィーの少なくと も1種を含み、該工程はいかなる配列で行ってもよいが前工程からの同定された 活性画分に対して行われる工程;及び 該(a)−(d)の工程に続き、任意に(a)−(d)の工程からの活性画分を SDS−PAGEで分離する工程 を含む方法。
  7. 7.P.クリソゲナムから得ることができ還元された電子供与体の存在下にジス ルフィド化合物を還元することができるオキシドリダクターゼ系のポリペプチド 成分の少なくとも機能的部分をコードするDNA配列。
  8. 8.コードされたHMWポリペプチド成分が下記のアミノ酸配列:【配列があり ます】 を含む請求の範囲第7項に記載のDNA配列。
  9. 9.コードされたLMWポリペプチド成分が下記のアミノ酸配列:【配列があり ます】 を含む請求の範囲第7項に記載のDNA配列。
  10. 10.ベニシリウムクリソゲナム(Penicillium chrysoqe num)から単離された請求の範囲7ないし9項のいずれか1項に記載のDNA 配列。
  11. 11.請求の範囲第10項に示されたDNA配列の発現シグナル。
  12. 12.同種もしくは異種生物から得られた発現シグナルのコントロール下にある 請求の範囲7ないし10項のいずれか1項に記載のDNA配列。
  13. 13.請求の範囲第12項に記載のDNA配列の少なくとも1種を含むDNA構 造物。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載のDNA構造物を含む形質転換された宿主細胞 。
  15. 15.該細胞が原核生物、好ましくは大腸菌(E.Coli)もしくはストレプ トマイセート(Streptomycete)である請求の範囲第14項に記載 の形質転換された宿主細胞。
  16. 16.該細胞が真核生物、好ましくはペニシリウムクリソゲナム、アスペルギル スニドランス、またはアクレモニウムクリソゲナムである請求の範囲第14項に 記載の形質転換された宿主細胞。
  17. 17.β−ラクタム化合物の取得又は生産の促進における請求の範囲14ないし 16項のいずれか1項に記載の形質転換された宿主細胞の使用。
  18. 18.微生物宿主内でβ−ラクタム化合物を取得又は生産促進する方法であって 、以下の工程: 請求の範囲14ないし16項のいずれか1項に記載された形質転換された宿主細 胞、またはチオレドキシン系の第一および第二成分またはその機能性部分をコー ドするDNA配列であって各DNA配列が細胞内で機能性の転写及び翻訳制御シ グナルの制御コントロール下にある配列を含む形質転換された宿主細胞を成育さ せる工程; β−ラクタム化合物を該微生物宿主よりも高い水準で産生する該形質転換体のク ローンを同定する工程;及び 該β−ラクタム化合物を単離する工程 を含む方法。
  19. 19.該微生物宿主が真菌、好ましくはペニシリウムクリソゲナム、アスペルギ ルスニドランス、アクレモニウムクリソゲナム、又はストレプトミセスである請 求の範囲第18項に記載の方法。
  20. 20.ジスルフィド化合物及びインビトロでのβ−ラクタム化合物の製造に関与 する化合物を還元する方法であって、還元された電子伝達体の存在下で、還元す べき物質をHMWポリペプチド及びLMWポリペプチドからなりジスルフィド化 合物を還元することができるオキシドリダクターゼ系、あるいは例えばDTTの ような還元剤の存在下にあるLMWポリペプチドと接触させる工程を含む方法。
  21. 21.ACVがインビトロで還元される請求の範囲第20項に記載の方法。
  22. 22.P.クリソゲナムから得ることができるオキシドリダクターゼ系のインビ トロでの還元系としての使用。
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