JPH05501038A - 使い捨て可能の圧縮性重合発泡体スリーブを有する耳片 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 い全て口　の　人　゛ スリーブ　る 本出願は、係属中の米国特許出願シリーズ番号第９３８，５４０号の一部継続出 願である。

主豆■皇量 主更■立互 本発明は補聴器の耳片、すなわちその一部が外部耳導管の中に挿入されるか又は これを覆う耳片に関する。この耳片は、それ自体を補聴器とするが又は補聴器の 構成部品、例えば導管補聴器もしくは耳内補聴器とすることができ、又は耳背後 補聴器の可撓音響管もしくは他の音伝達装置の端部のような取付は具とすること ができる。耳片は個人の耳導管に嵌まるように成形されることが多く、また時に は快適さを増すため圧縮可能な弾性スリーブを有することがある。このスリーブ は本発明の耳片がそうであるように、１つ又は２，３の耳片がほとんどの人に適 合できるように用いられることが多い。

皿這皿新二尺豊 快適さをもって連続して着用できる耳片を有する補聴器を提供する問題は長い間 研究の主題であった。例えば、米国特許第１　、７５３．８１７　（Ａｂｅｒ） を参照されたい。ここでは、個人の耳導管の押し型が用いられ耳片を成形する（ “オーディホーンキャップパと称される）。このような方法は、時間がかかり高 価でありしかも一人に補聴器を取付けるために２度の受診を必要とするとしても 、依然として広く用いられている。

さらに、得られた耳片が堅く、着用が楽でなく、また耳導管からはずれて落ちる 傾向がある。

英国特許出願第２，０９１，０６３号（Ｂｌａｃｋ−ｓｔｏｎｅ）は、緩衝材料 の、好ましくは高い摩擦係数を有する材料の層を用い、成形された耳片（“プラ スチック成形部品”と称される）の外面と耳導管の内面との間の小さな隙間を密 封しまたびゅ−と鳴る音もしくは反響作用をなくすようにすることを開示してい る。緩衝材料の薄い層だけが使用され、その結果は眞に快適な着用がもたらされ るものではない。

米国特許第４，３７５，０１６号（Ｈａｒａｄａ）の第１４図から第１８図は、 耳片の末端の上に嵌まり慣行の成形構造を用いる必要なくして優れた適合性をも たらすということのできるスリーブ形式の緩衝材料の層を示している。このスリ ーブは“米国特許再発行第２９，４８７号に示される特性を有する圧縮可能発泡 体から形成”されている。この発泡体は“耳道の直径より小さい直径に圧縮でき るものである。発泡体がそのもとの形状にゆっくりと戻ろうとするにしたがって 、これが第１７及び１８図に示すように快適な状態で耳道を密封する”（第４欄 、第４１〜５６行）。しかし、この〇ａｒａｄａ特許は耳片が耳導管から偶然に 抜き取られ又は簡単に引出された場合にどのようにしてスリーブが耳導管の中に 留まるのを防止するかという点については示唆していない。このような材料に関 することよりはむしろ、このＨａｒａｄａ特許は耳導管から大気への過剰な音の 圧力を逃がすことに力を注ぐものである。

Ｈａｒａｄａ特許において引用された再発行特許（Ｇａｒｄｎｅｒ　Ｊｒ、）は 補聴器に関するものではな（、“１秒から６０秒で６０パーセントから４０パー セントの圧縮の回復速度と０．２から１゜３ポンド／平方インチの４０パーセン ト圧縮での平衡圧力とを発泡体に与えるのに十分な高置縮度の有機可塑剤を含有 する弾性の可塑化された重合体の発泡体から構成された・・・耳栓″を記載して いる（請求の範囲１）。この材料の複数の円筒形の栓は同軸上に穴あけされ、軽 量のへッドフォンセットの管状先端部分を被覆するものとして使用される。しか し、Ｈａｒａｄａ特許のように、Ｃａｒｄｎｅｔ特許は、管状の先端部分が偶然 に抜き取られ又は単に引き出されたときにどのようにして栓が耳導管の中に留ま るのを防止するかについては示唆するところがない。

上記のような研究がなされたにもかかわらず、特に、快適で使用中保持され必要 なときに容易に取外しできる耳片を提供するという見地からは、いずれのものも 眞に効果的なものではなかった。さらに、どれも補聴器の技術において引続き存 在する問題、すなわち耳あかにより音響管が詰まるという問題を解決するもので はなかった。補聴器の職業的な修繕の約半分は耳あかを取除くことかあるいは耳 あかをきれいにしようと試みた使用者によってひき起こされた損傷を修理するこ とである。この問題は英国特許出願第２．１５５．２７６Ａ号（Ｂｒａｎｄｅｒ 他）、西独特許公開第２．８１８，２７３号（Ｓｏｍｍｅｒ）及びヨーロッパ特 許出願第８５１０３７２２．６号（公開番号０．１５９．５７１）　（Ｍｏｓｅ ｒ他）において扱われている。

主玉旦塁要 本発明は補聴器の使用者が使い捨てできる取付は具の使用に関し、このため本発 明はイヤホーン、音響又は再生へッドフォン、その他のような任意の音伝達装置 を含んでいる。

本発明は、１つの態様において、使用者がその耳片を、もしあったとしても補聴 器の損傷の危険を最低限にして清潔に保つことのできるような、補聴器に対する 使用者の使い捨て可能な取付は具を提供する。さらに、この使い捨て可能なスリ ーブを利用する補聴器は、使用者がより重合良く聴くことができる、すなわち良 好な音質で聴くことができるようにする。この新規な使用者−使い捨て可能取付 は具は、耳内補聴器、耳背後補聴器、導管補聴器又はその他の音伝達装置と共に 用いることのできるスリーブを備えている。この新規なスリーブは、 （１）使用が容易 （２）取替えが容易 （３）その順応性がありかつ所定位置に確実に留まることにより着用が快適 （４）製造が容易 （５）聴覚機能訓練士により殆んどの使用者に又は使用者自身により便利に取付 は可能 さらに、本発明の一部のスリーブの中から選択することにより、聴覚機能訓練士 は各使用者に最高に実現可能な補聴上の適合性をもたらす。

もう１つの態様において、本発明は使用者−使い捨てスリーブと共に用いるだめ の耳片構成部品を提供する。この耳片は連結部分を具備し、この連結部分は、（ ｉ）末端部及び基端部と、末端部及び基端部間の外側表面、（ｉｉ　）末端部と 基端部との間の連結部分を通って延びる音響管、及び（ｉｊ）上記スリーブの通 気管を連結部分に使い捨て可能に取付けるための外側表面上の手段を有し、さら に耳片は連結部分の基端部に固定されたフランジ部分を具備している。

他の態様において、本発明は音を使用者の耳導管に伝達するための組立体を提供 する。この組立体は上記の使用者−使い捨てスリーブと上記の耳片構成部品とか らなっている。

また他の態様において、本発明は使用者の耳導管の縁への挿入が制限され使用者 の耳に音を伝達するのを容易にする使用者−使い捨てスリーブを提供する。この スリーブは、末端部と基端部とを有する柔軟重合体の発泡体と、中央の縦方向貫 通路と、この中央縦通路を被覆する音響伝達性で耐穿孔性のスクリムとを具備し ている。この発泡体は、ゆっくりした実質的に完全な回復性を有し、そして使用 者の耳導管の縁に挿入できまた発泡体がちとに戻された時に耳導管の中に押し込 まれるように、圧縮可能である。

さらに他の態様において、本発明は音を使用者の耳導管に伝達するための組立体 を提供する。この組立体は上記の使用者−使い捨てスリーブとその前に記載した 連結部分とからなっている。

これらの遅れた回復特性もまた上記引用のＨａｒａｄａ特許の第１４図ないし１ ８図の補聴器の発泡体スリーブによって与えられるものである。Ｈａｒａｄａ特 許とは異なり、本発明のスリーブは使用者−使い捨てであり、本発明の補聴器は スリーブを耳片に使い捨て可能に取付ける手段を含んでいる。取付けられた時、 スリーブの前記中央縦通路は音響管を使用者の耳に連結する。この取付は手段は 引出し値の少なくともｌと１／２倍の保持値をもたらすが、これら値に関する用 語の各々は後で定義される。引出し値に対する保持値の実質的に低い割合では、 耳片が偶然に抜き取られ又は引出された場合に重合発泡体スリーブが着用者の耳 導管の中に残されるという危険が生じる。

新規なスリーブの外側表面は好ましくは実質的に円筒形で、その末端部に向って 内方にわずかにテーパーがつけられ使用者の耳導管へ挿入し易くしている。スリ ーブは成形によるかブロックから一部を切取るかして形成することができる。ス リーブが成形された場合は、外側表面はスリーブの内部よりも高密度の小孔構造 の皮膜を有する。この皮膜は耳あかが発泡体を突き通すのを最小限とし、発泡体 に耐水性をもたらし、概して発泡体の清潔性を高める。スリーブが成形されたか ブロックから切断されたかにかかわらず、スリーブの末端を通って延出する耳片 又はその構成部品の連結部分からの保護は、スリーブにその末端部において又は 中央縦方向通路内部で接着剤により固定された音響伝達スクリムによって、もた らされる。

この新規なスリーブを耳導管から取外すには、使用者はまず、スリーブの発泡体 を圧縮するよう耳片を横方向に揺り動かし、それにより取外し中に導管の壁に対 する摩擦を減少させる。

その音響管に加えて、外部耳導管と接触し又は被覆する補聴器の耳片は通常１つ 又は複数の通気口が形成され、この場合はスリーブはその１つ又は複数の通気口 を耳導管の内方の到達部に連結する通気口が形成される。外部耳導管と接触しな い又は被覆しない補聴器と共に用いられる時は、これら通気口は大気に開放され る。通気口は好ましくは、新規なスリーブの重合発泡体の外側表面に形成された 縦溝によってもたらされるが、この縦溝は通常発泡体外側表面の周りに対称に位 置する２個、３個又は４個の溝からなっている。スリーブの外側表面が実質的に 円筒形である時は各縦溝は好ましくは２から３ｍの幅の半円筒形であり実質的に 円筒形の表面の下側に１．０から１．５−延びている。

使用者によるスリーブの取替えを簡単にするため、スリーブを使い捨て可能に取 付ける手段は好ましくは、遅い回復性の発泡体が嵌まりかつ発泡体が堅く固定さ れる通気管を含んでいる。スリーブが通気管を含んでいる時は、スリーブの中央 縦通路がこの通気管によってもたらされる。通気管は好ましくは、使用者の外部 耳導管に一致しかつ使用者の耳にかき傷をつけたり刺激したりする障害を最低限 とすることのできる可撓性の成形可能プラスチックからなっている。この通気管 は発泡体とほぼ同じ長さとし発泡体が接着される基端部にフランジを有するよう にすることができる。これに代え、通気管は発泡体に比べて細長くし、発泡体が その基端部と末端部との間で可撓通気管に接着固定されるようにすることができ る。任意に、細長い導管はらせん状内側表面、らせん状外側表面又はその両方を 有し、耳導管への挿入と耳導管からの取出しを助けるようにする。可撓性の細長 い通気管を有するスリーブが堅い長くない連結部分又は可撓性の細長い連結部分 を有する耳片と共に用いられる時は、この組合せの長さは耳導管の中のスリーブ が耳の鼓膜に向ってより長い距離を挿入できるようにする。これは鼓膜における 音の受け取りを向上させる。

可撓性のプラスチック通気管が成形される好ましい材料は、可塑化されたポリ塩 化ビニールのような添加もしくは未添加半結晶状重合体又は天然ゴム、塩素化イ ソプレン、シリコンゴム及びスチレン−ジエンのブロック共重合体のような、架 橋天然もしくは合成エラストマーを含んでいる。この通気管の材料は好ましくは ショア押込み硬度値で４０Ａと４０Ｄの間である。発泡体は接着セメントの層に より通気管に固定されるが好ましくは通気管上で成形され、それによりそれ自体 が接着剤として作用するようにしている。

通気管と耳片との使い捨て可能な取付は手段は、好ましくは自己整列の、例えば 交差螺合を防止するようにテーパーのつけられた噛み合いねじが形成される。こ れは使用者にとって使用されたスリーブを取外し新しいスリーブをしっかりと取 付けるのを容易にする。通気管が可撓プラスチックからなる時は、螺合される通 路の部分は好ましくはさらに堅くされる。通気管のねじ部が発泡体の基端部を越 えて延びている時は、ねじ部は発泡体の圧縮を妨げない。これは、通気管のフラ ンジがスリーブの基端部にあるか又はスリーブの基端部と末端部との間にあって 細長い通気管に発泡体よりも耳片に近（ねじ部を設けるようにするかにかかわら ず、言えることである。

容易な取付は及び取外しはまた、差込み又はボール−ソケット取付は具を得るよ う通気管と耳片を形成することによってもたらされる。

発泡体スリーブにとって好ましい遅れ回復性の発泡体は３Ｍから入手できる“Ｃ ｏｍｐｌｙ”　（商標名）耳成形品の発泡体である。これらの耳成形品は弾性が あり圧縮からゆっくりと回復し、耳成形品が耳導管を充たすようもとに戻る前に 、圧縮された耳成形品の外部耳導管への挿入のための最適の時間が得られるよう にする。これらの耳成形品は可塑剤を全く含有しないポリウレタン発泡体から形 成される。Ｃａｒｄｎｅｒ特許の遅れ回復性発泡体もまた有用であるが、可塑剤 の移動し揮発する性質から生じる潜在的な問題があるため好ましいものではない 。

好ましくはこの新規なスリーブの圧縮性の柔らかい重合発泡体は少なくとも４秒 で４５秒以下の、理想的には１５から３５秒の遅れ回復値（後に定義される）を 有している。スリーブが通気管を含んでいない場合は、このスリーブは好ましく は、その中央通路の壁を被覆する不浸透性の皮膜を形成するように成形される。

中央通路の壁に不浸透性の皮膜又は通気管が設けられるか設けられないかにがか わらず、これらの壁は好ましくはスリーブの末端で外側に開き、それにより耳あ かで封鎖されるのを最小にする。

皿皿曳盾豊星塁訓 図面において、全図が概略図であり、 第１図は本発明の好適な補聴器の一部の縦断面図で、使用者使い捨てスリーブが 耳片上の所定位置にあり、その一部が正面図で示されている図である。

その一部が正面図で示されている図である。

第４図は本発明の第３の補聴器の耳片とスリーブの縦断面図で、その一部が正面 図で示されている。

第５図は本発明の第４の補聴器の耳片とスリーブの縦断面図で、その一部が正面 図で示されている。

第６図は本発明の第５の補聴器の耳片とスリーブの縦断面図で、その一部が正面 図で示されている。

第７図は本発明の第６の補聴器の耳片とスリーブの縦断面図で、その一部が正面 図で示されている。

第８図は使い捨て取付は手段を示す本発明の耳片構成部品の一部の縦断面図で、 その一部が正面図で示されている。

第９図は使用者使い捨てスリーブが耳片構成部品に螺着されるよう所定位置にあ る細長い通路を有している、本発明の細長い耳片構成部品の一部の縦断面図で、 その一部が正面図で示されている。

第１０図は使用者使い捨てスリーブが細長い通気管を有し、この通気管が耳片構 成部品に螺着されるよう配されたらせん状外側表面を有している、本発明の耳片 構成部品の一部の縦断面図で、一部が正面図で示されている。

第１１図は本発明の他の耳片構成部品に使い捨て可能に取付けられた本発明の第 ２のスリーブの縦断面図で、一部が正面図で示されている。

第１２図は本発明の第２のスリーブの第２の実施態様の縦断面図である。

発皿■１施１目 第１図及び第２図を参照すると、導管補聴器の成形プラスチックのケーシング１ ０は耳片１１を有し、耳片１１の外側表面は雄ねじ１２が形成されている。スリ ーブ１３は遅れ回復性の発泡体１４と、ねじ１３のための中央通路をもたらす縦 の通路が形成された内部の可撓性の細長いプラスチック通気管１６とからなって いる。接着セメントの実質的に円筒形の層１８がこの発泡体を通気管に固定する 。通気管１６を通る縦の通路には耳片の雄ねじ１２と係合する雌ねじ２０が形成 されている。スリーブ１３が耳片１１に螺着されると、その通気管１６のフラン ジ２１が補聴器のケーシング１０に当接するようになる。その末端部において、 発泡体１４が外側に広がった開口２２を有し、それにより発泡体上に蓄積する使 用者の耳からのろう状物質が、スリーブ１３の中央通路を通って延び耳片１１を 通る内部通路２４に連結する音響管の部分を完全に塞ぐことがないようにする。

発泡体が圧縮され組立体が患者の耳導管に挿入され次に回復して着座するように なった時、この圧縮力はその広がった開口２２を実質的に閉じることはないが、 その理由は発泡体が通気管１６の末端をわずかに越えて延びるにすぎないからで ある。

発泡体１４の外側表面２５は、発泡体が使用者の耳導管によって圧縮された時環 状通路２７を介してケーシング１０の一連の円筒形通気口２８（その２つが図示 されている）に連通ずるようになりまたその中心が雄ねじ１２の軸線と同軸の円 上に実質的に位置している、２つの直径方向に対向する溝２６を除き、実質的に 円筒形である。発泡体１４の実質的に円筒形の表面２５はその末端に向って内側 にテーパーがつけられ使用者の耳導管の中に挿入するのを容易にしている。

第３図に耳背後補聴器の耳片３１が示されており、その末端部は自己整列のテー パ一つき雄ねじ３２が形成されている。

耳片３１にスリーブ３３が取外し自在に固定され、このスリーブ３３は、遅れ回 復性の発泡体３４と、可撓性の細長いプラスチック通気管３６と、発泡体を通気 管に固定する実質的に円筒形の層の接着セメント３８とからなっている。通気管 ３６の基端部においてその縦通路には耳片３１の雄ねじ３２と係合する雌ねじ３ ７が形成されている。

第４図には耳背後補聴器の耳片４１が示されており、その末端部はポール４２の 形式の突出部を有している。耳片４１にスリーブ４３が取外し自在に固定され、 このスリーブ４３は、遅れ回復性の発泡体４４と、可撓性の細長いプラスチ・ン ク通気管４６と、発泡体を通気管に固定する接着セメントの実質的に円筒形の層 ４８とからなっている。通気管４６を貫通する縦通路にはスリーブ４３が容易に 取付けられ又は取外されるようにボール４２が嵌まるソケット４７が形成されて いる。通気管４６の縦通路の末端４９は取付けを容易にするため円錐形となって いる。

第５図の耳背後補聴器は耳片５１を有し、その末端部の外側表面は大径対小径の 比が約２である誰ねじ５２が形成されている。耳片５１には、円筒形中央通路５ ５が形成された遅れ回復性の発泡体５４からなるスリーブ５３が取外し自在に取 付けられる。発泡体の弾性のため、このスリーブは、その基部表面５６（通路５ ５の軸線に直角に延びる）が耳片５１の末端面５７に当接するまで耳片５１の雄 ねじ５２に自己螺合される。大径対小径の比率を高くすることにより、特に雄ね じが粗製で鋭利であった時、耳片が使用者の耳から引き抜かれたときにスリーブ が使用者の耳の中に残る危険がなくなる。

第６図の耳背後補聴器は、その音響管のための出口を得るよう中央通路６５を有 するテーパ一つき突出部６２が形成されている耳片６１を有している。耳片６１ にスリーブ６３が使い捨て可能に取付けられ、このスリーブ６３は遅れ回復性の 発泡体６４と、可撓性の細長いプラスチックの通気管６６と、発泡体を通気管に 固定する実質的に円筒形層の接着セメント６８とからなっている。通気管を貫通 する縦の通路６７の基部内側表面は突出部６２と係合するようテーパーがつけら れている。スリーブ６３の基部表面上の環状層の感圧接着剤６９が突出部６２の 周りで耳片上の滑らかな末端表面と接触し、それによりスリーブを耳片に解放自 在に固定する。

好適な感圧接着剤層６９は３Ｍからの“５ｃｏｔｃｈ″Ａ−６０アクリル系Ｎα ４４４２重−塗布感圧接着剤フィルムテープである。

第７図の耳背後補聴器は雌ねじ７２が形成された耳片７１を有している。耳片７ １にはスリーブ７３が使い捨て可能に取付けられ、スリーブ７３は遅れ回復性の 発泡体７４と、可撓性の細長いプラスチックの通気管７６と、発泡体を通気管に 固定する接着セメントの層７８と、堅いプラスチックのアダプター７９とからな っている。通気管７６とアダプター７９はプラスチック溶剤により７５で相互に 接着されている。

アダプターの基端部には耳片７１の雌ねじ７２と係合する雄ねじ７７が形成され ている。

第８図は補聴器（図示しない）に取付けるのに用いられる構成部品としての耳片 を示している。この構成部品は、第１図に示す本発明の実施態様に見られるのと 同一もしくは同様の長さが長くない、好ましくは円筒形の連結部分８２の周りに プレートフランジ８１を有する耳片プレート８０である。

連結部分８２上に雄ねじ８３があり、この雄ねじ８３は所望のように雄ねじ１２ のために第１図に見られるのと同じテ−バ一つきの幾何学形状を有している。音 響管８４が連結部分８２を貫通し、音響管８４は第１図に見られる耳片ｊ１の内 部通路２４に似た寸法を有している。構成部品プレート８０の製造に用いられる 材料は、ねじ部が通気管にとって好ましいようにわずかに堅くなっている限り、 第１図に見られる通気管１６の製造に用いられる材料と同−又は同様の材料とす ることができる。好ましくは、この構成部品プレートは、ゼネラルエレクトリッ ク会社から入手できる“Ｌｅｘａｎ　１４１”又はミネソタ、ウイノマのＲＴＰ 会社から入手できる“Ａｃｒｙｌｉｃ　ＤＲ”アクリル重合体樹脂のような材料 を用いて、第１図に見られる耳片１１を形成するのに用いられるのと同−又は同 様の堅いプラスチックで作られる。

構成部品プレート８０は、接着剤接着、溶剤接着、音波溶接、又は２つの重合体 材料を固定するのに用いられる他の公知の固定方法により、耳片に取付けられる 。フランジ８１は、導管補聴器、耳内補聴器、耳背後補聴器又はヘッドフォンの ような、補聴器のいかんにかかわらず、耳片の音響用開放通路よりも大きくなっ ている。耳片への組付は後、フランジ８１の余った部分は耳片から切取られ、通 気口（図示のため８５で示される）がフランジ８１に穿孔され耳片の通気口又は 溝と連通ずるようになっている。スリーブが接触する肩部表面８６がスリーブと フランジ８１との間の空気の連通を可能にする。

補聴器の組立ては融通性をもって行われ、種々の幾何学形状、寸法の構成部品プ レート８０が用いられ、またすでに使用され改造が必要とされている場合に又は 新しい製造のための構成部品として、使い捨て可能な取（−ｊけ手段が補聴器へ の組付けに利用される。難聴の人々のための補聴器の場合に、フランジ８１より 小さな開口を有する通常成形導管又は耳内補聴器殻体が形成され、そして第１図 に見られるスリーブ１３を使い捨て可能に取付ける種々の手段と共に試験された 。

適正なプレート８０は新しい成形補聴器殻体を形成する費用と労力なしで選択す ることができる。

耳の外形に通常成形されない音響伝達のための他の補聴器の場合は、構成部品プ レート８０の互換性はさらに、正しい幾何学形状、寸法と最も利用しやすい快適 さ及び音響伝達のための使い捨て可能な取付は手段との選択を助ける。耳片に対 するプレート８０ば、耳片の残り部分を損傷することなく接着剤もしくは溶剤接 着又は音波溶接を切り離すことにより修理又は取替えのために取外されるが、こ れは修理が耳導管のための通常構成耳片に対して行わなければならない時に重要 である。

第９図は第１図に見られるのと異なった幾何学形状のスリーブと共に第８図に見 られるのと異なる寸法及び幾何学形状の構成部品プレートを用いるところを示し ている。構成部品プレート９０は第８図に見られるフランジ８１と同−又は同様 のフランジ９１を有し、耳片に固定し余分のフランジ材料を切り取りまた通気口 ９５を設ける。しかし連結部分９２は部分８２に比べて所望の長さに細長くされ 、その上に雄ねじ９３が形成されまたこれを音響管９４が貫通する。また、好ま しくは円筒状の連結部分はらせん状の凹みのつけられた外側表面９９を有し、細 長い連結部分９２を曲げるのを容易にしている。任意に、連結部分９２はフラン ジ９１の肩部表面９６に接着剤もしくは溶剤で接着され又は音波溶接された別体 の円筒体とすることができる。

構成部品プレート９０を製造するのに用いられる材料は構成要素８０の製造に用 いられるのと同じ材料とすることができる。所望のように、連結部分９２は、可 撓性で連結部分９２を若干曲げることのできる材料がら作られ、外部耳導管の外 郭の周りに使い捨て可能に取付けられたスリーブ１３を有し、しかも外部耳導管 に配置されたときその曲げられた位置を保持する。好ましくは、連結部分９２は モンサンド会社から入手できる射出成形可能な“５ａｎｔｏｐｒｅｎｅ　Ｒｅ５ ｉｎ　ｋ２０１−−ＮＣ″ポリオレフィン−ゴムベースの重合体材料（ショアＡ 尺度で押込み硬度８０を有している）がら作られ、プレート８０を作るために用 いられる射出成形可能な材料から作られたフランジ９１に成形される。

構成部品プレート９０と共に有用なスリーブ１００は、発泡体１０４として、第 １図に見られるスリーブ１３の発泡体１４と寸法及び幾何学形状が同じの、同一 構成の発泡体を有することができる。この他に、第１．３，５，６．７図に見ら れる発泡体３４，４４，５４．６４及び７４の幾何学形状はそれぞれ、通気管と 通気管に使い捨て可能に取付ける手段と連結部分９２との幾何学形状に応じて用 いられる。第９図に見られるように、発泡体１４は同じ寸法ではあるがスリーブ １００上で長さを短かくすることによって生じる異なった幾何学形状を有してい る。溝１０３と外に広がる開口１０２とがまた、どのような幾何学形状の発泡体 １０４が選択されたとしても必要である。

スリーブ１００は望ましくは耳片プレート構成部品９０に使い捨て可能に取付け るため、発泡体１０４に対し細長くされた異なる通気管１０５を有する。この通 気管１０５は、通気管１０５とスリーブ１００の基端部と末端部との間に整列フ ランジ１０６を有しそれにより接着剤１０１が発泡体１０４を通気管１０５のフ ランジ１０６にその基端部において保持するようになっている。通気管１０５は 雌ねじ１０８を有する中央縦通路１０７を有し、プレート構成部品９０の雄ねじ ９３と係合するようにしている。望ましくは、ねじ９３及び１０８は第１図のね じ１２及び２０について記載されたのと同じ理由で同じように自己−整列でテー パーがつけられている。

通気管１０５は、可撓性であるが頑丈な、プレート構成部品９０との取付けを保 持することのできる材料で作られる。

望ましくは、通気管１０５は第１図に見られるような通気管１６と同じ材料で作 られ、外部耳導管への挿入に融通性をもたらしまた外部耳導管の中にあるときそ の位置を保持できるようにする。

耳導管への挿入の所望の深さにより、スリーブ１００は構成部品プレート８０又 は構成部品プレート９０と共に用いられる。細長い通気管を備えた好ましくは円 筒形の細長い連結部分９２を有する構成部品プレート９０の使用は、発泡体１０ ４を鼓膜に向って外部耳導管の中に深く位置させることができるようにする。

第１０図はプレート８０を備えたスリーブ１００の使用を図示し、整列フランジ １０６とスリーブの基端部との間で通気管１０５の表面上に、連結部分８２の外 側のらせん状の凹みをつけた表面１０９を設けた任意の構造を有し、プレート８ ０のスリーブ１００の耳導管の中への深い挿入と配置とをさらに助けるようにし ている。望ましくは第１０図に見られるように、らせん状の凹みの方向はねじ９ ３と１０８の方向とは反対であり、スリーブ１００がプレート８０からはずれる ことなく耳導管の中への回転による挿入を助けまたスリーブの耳導管からの取外 しを助けるようにする。らせん状の凹みのつけられた表面１０９はまた耳導管の 中のスリーブの位置を融通性をもって保持できるようにする。これに代え、らせ ん状の凹みをつけた表面１０９は通路１０７に置くことができる。らせん状の凹 みをつけた表面を望ましくは斜め方向に、通気管１０５の外側表面と内側表面に 設けることができる。

第１１図は耳導管の縁への挿入が制限されるよう安価に製造されるスリーブの他 の実施態様を示している。耳片１１０は離れたヘンドフォンもしくは他の離れた 補聴器又は他の音伝導装置への音響管又は他の内腔形成通路と一体にすることが できる。これに代え、耳片１１０は第８及び９図に見られる構成部品８０及び９ ０のような構成部品とすることができる。耳片１１０はスリーブ１１５が使い捨 て可能に取付けられるフランジ１１１を有している。このため、フランジ１１１ もまた耳片に接着されたとしても、余分な材料の切り取りはなされない。フラン ジ１１１はこれに対するスリーブ１１５の使い捨て可能な取付けを可能とするに 十分な幅であるが、スリーブ上の１つ又は複数の溝（図示しない）を用いて生じ る通気を阻止するほどには大きくない。

耳片１１０はまた、望ましくは末端に向ってテーパーがつけられさもなければ音 響通路１１３が延びる第６図に見られる突出部６２と同様の、滑らかな表面の突 出部１１２を有している。突出部１１２は構成部品８０及び９０を作るのに用い られた材料と同−又は同様な材料で作られるが、望ましくは、突出部は通気管１ ６及び１０５を作るのに用いられたのと同−又は同様な材料から作られ、突出部 １１２がスリーブ１１５の内部にあるか又は耳片１１０の残りの部分に対し外側 にある場合に融通性をもたらすようにする。

スリーブ１１５は第５図に見られる発泡体５４に用いられたのと同じ材料の発泡 体１１４を有している。発泡体１１４は中央の縦通路１１７を有し、音の連通と 滑らかな表面の突出部分１１２の発泡体１１４の中への挿入とができるようにす る。発泡体１１４は突出部１１２を受け入れるための通気管がないことにより突 出部１１２の滑らかな表面と直接接触する。

第５図の耳片５１に見られるねじ５２のような係合するねしがないので、スリー ブ１１５はまた発泡体１１４の基端部に当接して耳片１１０のフランジ１１１に 使い捨て可能に取付けるため接着剤の層１１８を有している。フランジ１１１に 当接させる前に、あるいは保管中は使用する前に、接着剤層１１８がシリコン解 放層（図示しない）と接触することにより保護される。

望ましくは、スリーブ１１５の末端部は音伝達スクリム１１６を有しスリーブ１ １５の耳片への挿入中に発泡体１１４の末端部を通って突出部１１２が突き抜け るおそれが最も少なくなるようにする。このスクリム１１６は中央の縦通路１１ ７を覆って固定され接着剤１１９により固着される。スクリムは音を伝達するが 突出部１１２が突き通るのを阻止するのに十分な強さを有している任意の薄い材 料とすることができる。好ましくは、約０．１８ｍｍの厚さを有するウレタンの 不織材料が用いられる。このウレタン材料は、マサチュセンッ、シェルムスホー ドのペロン会社から商標名°“Ｂｏｎｄｉｎａ”のスパンボンドウレタン（製品 ＃Ｍ１１３２９）として、又はロスアンゼルスのＣｈｏｒｉ　Ａｍｅｒｉｃａに よって販売されている日本のカネボウ会社から商標名“Ｋａｎｅｂｏ”のウレタ ンスパンボンド（平方メートル当り２５．５０及び７５グラムの基本重量をそれ ぞれが有する製品ＥＳ−２５４，ＥＨ−５０１又はＥＨ−７５）として、商業的 に入手できる。

接着剤１１９はウレタン不織スクリム１１６を発泡体１１４に積極的に固定する 任意の接着剤とすることができる。意にかなった接着剤は皮膚科的に受け容れ可 能で政府当局によって使用が許可されている接着剤を含んでいる。このような接 着剤は、アシュランドケミカル（製品１０８５−Ｚ−４５゜１１１３−Ａ５−４ ０．１８１０−Ｚ−５２，１８８０−Ｚ−４６，１９２０−Ｚ−５２，１９３０ −ＴＨ−４５）、モンサント会社（製品ＧＭＳ−７３７，ＧＭＳ−７８８，ＧＭ Ｅ−２３３３，ＧＭＥ−２３９７，ＧＭＥ−２４８４，ＧＭＥ−３０１１）、及 びナショナルスターチアンドケミカル（製品８０−１０５４．８０−１０７０゜ ８０−１１９４．８０−２４３４．３６−６１７２．７２−９５７３．７２−９ ５７４）から商業的に入手できる。

スリーブ１１５の基端部上の接着剤層１１８はスリーブ１１５の耳片１１０への 使い捨て可能な取付けにおいて積極的でしかも高度に粘着性であることを必要と する。この接着剤は商業的に入手可能で接着剤１１９として記載された接着剤の うちの任意のものとすることができる。望ましくは、接着剤は、本出願と同じ譲 受人に譲渡された米国特許出願シリーズ番号１０６，４１４号に記載されている アクリレートベースの接着剤であり、この接着剤は本明細書に再度十分に記載さ れ参照例として含まれている。

スリーブ１１５を作る方法は、発泡体材料のブロックの表面に接着剤１１９の被 膜を塗布すること、解放層上の接着剤のテープを発泡体材料のブロックの反対側 表面にロールラミネートすること、縦通路１１７を規定型で穴あけすること、ス クリム１１６を接着剤１１９にラミネートすること、発泡体材料を圧縮すること 、及び発泡体材料のブロックから発泡体１１４を型で打ち抜くことを含んでいる 。接着剤１１９が溶液で与えられた場合は、この接着剤は空気乾燥され次に発泡 体１１４の溶融点より低い温度で接着剤１１８を乾燥するのに十分な時間熱乾燥 される。突出部１１２が貯蔵による遅延がな（スリーブ１１５の中に挿入される 場合は、保護解放層の必要はなくなる。さもなければ、典型的にはシリコン含有 解放表面で作られる解放層は、スリーブ１１５の耳片１１０への使い捨て可能な 取付けが必要とされるまで接着剤１１８に対し接触したままである。

発泡体１１４を発泡体材料のブロックから精密に切断してスリーブの作り損ねを なくすようにすることが重要である。

切断中の発泡体材料の圧縮は第１１図に見られる円筒形状のスリーブ１１５を生 産するためには発泡体材料の表面に直角でなければならない。

スリーブ１１５を形成する他の方法は、発泡体１１４を円錐形の栓に成形し次に この栓の両端を平行に薄く切り円錐台形にすることである。この方法のその他の 工程は上記したように、接着剤とスクリムを施すことと縦通路の規定型による穴 あけとを伴う。

第１２図はスリーブ１２５のための他の構造を図示している。この実施態様では 、スクリム１２６が成形された発泡体の基端部に接着剤で固定され、突出部１１ ２が挿入されるように縦通路１２７の中に同じ長さで延びるような材料を有して いる。この実施態様は発泡体１２４の縦通路１２７の外側に広がった末端部１２ ２を用い、第１図の広がった開口２２と同じ作用をもたらすことができるように する。

この第１２図の実施態様のための製造方法は、接着剤１１９が基端部に塗布され スクリム１２６が接着剤１１８の塗布前に通路１２７の中に挿入できるような大 きさである点を除き、スリーブ１１５について述べたのと同じである。

Ｘ−且一値 厚さ１．６ｃｍのアルミニウムブロックに各々が０．３４４インチ（０，７４ｍ ｍ）の直径の多数の孔があけられる。１つの孔に接着セメントを塗布した後、試 験されるスリーブが挿入できるように圧縮され次に接着セメントに抗して広がる ようにされる。室温環境（２３°Ｃ１４８％相対湿度）に少なくとも１日置かれ 接着セメントが硬化できるようにした後、引張り試験器（“Ｉｎ５ｔｒｏｎ”モ デル１１２２）の顎がスリーブの突出する通気管上に締めつけ固定されるか、又 は通気管のない場合はスリーブが取付けられる耳片の部分上に締めつけ固定され る。この組立体が次に３７°Ｃに暖められ、この温度に３分間保持され、それか ら直ちに室温環境で、通気管又は耳片を約２５．４ＣＩ／分の速度で発泡体から 引出すのに必要な軸方向の力を測定することにより試験される。

■聞旦並 この試験は次の点を除き、同じ方法で行われる。すなわち、アルミニウムブロッ クの孔が頂上−谷が３２マイクロインチ（０，８マイクロメータ）の粗さにリー マで広げられ（但し研摩されない）、接着剤はこれらの孔に施されない。少なく とも３分間置かれた後、引張り試験器はスリーブを孔から引出すのに必要な軸方 向の力を測定する。

１才」旧１漣 ８．０ｓ立方体が発泡体から切断され、次に２３°Ｃ１相対湿度４８％で２４時 間保持され、これらの条件のもとで試験された。アルミニウム板上に置かれてい る間に、直径１９１１１１１１のアルミニウムピストンを用い１．６ｍｍに圧縮 され直ちに解放される。これが６．４胴の高さに回復するのに必要とされる時間 が発泡体の遅れ回復値である。

尖−拠一土 多数のスリーブが、３Ｍから入手可能な“Ｃｏｍｐｌｙ”　（商標名）に現在用 いられている“Ａｔｔｅｎｕｔｅｃｈ″６３００耳栓に用いるのと同一の可塑化 されていないポリウレタン発泡体を用い、第７図に示されるように作られた。こ の発泡体は２７秒の遅れ回復値を有していた。ＡＮＳＩ仕様書３３．１９−１９ ７４により試験された時、これは２９ｄＢの音減少値をもたらした。可撓プラス チック通気管７６が可塑化された重合体（塩化ビニール）で成形され、発泡体が ３Ｍからのプラスチック接着剤ＮＱ４４７５を用いてこの通気管に接着された。

その堅いプラスチックのアダプター７９はポリカーボネートであった。重要な寸 法は、 発泡体７４ 最大外径　１２゜７ａｎ 長　さ　１５．９ｍｍ 通気管７６ 長　さ　１２．７ａｗｓ 外径　３．１− 内径　１．９印 型押抜き器を用い、スリーブの各々の発泡体は３．２画の直径の中央通路が形成 され、また時には同時に、各々が３／１６インチ（４，８ｍｍ）の直径で発泡体 の最大円周上に中心を有する２、３又は４個の対称に配された溝が形成された。

溝のない１つのスリーブを含む４個のスリーブのセットは聴覚機能訓練士が潜在 的使用者の８０〜９０％に対応することができまたどのようなレベルの通気作用 がめられても適応できる。

多数の人々がこのスリーブをその補聴器と共に着用し、そしてその大部分の人が 高められた快適さと向上した音質とを報告している。

実−五一主 多数のスリーブが実例１で用いられたのと同じ発泡体を用いて実質的に第５図に 示されるように作られた。型押抜器を用い、この発泡体に２．４閣の直径の中央 通路が形成され、溝が同時に実例１のようにスリーブのあるものに形成された。

各スリーブは下記のように堅いプラスチック（Ｇ、　Ｅからの“Ｕｌｔｅｍ”） で形成された耳片５１の雄ねじ上に自己−螺合された。

ねじ部の大径　４．６ｏ＋＋ ねじ部の小径　２．　８ｍｍ ねじのピッチ　０．５５ねじ山／ｍ クラウンの幅　０．２５Ｍ ねじの断面 先端（末端）面　】０５″′ 後端（基端）面　９５゜ □−１１−声 多数のスリーブが、試験のために通気管６６が発泡体６４の基端部を越えて延び ている点を除き、第６図に示されるように作られた。この発泡体を通気管は実例 １で用いられたのと同じ材料から作られた。

戚−脹 引出し値　保持値 利旺方月　１ｐ力Ｙ 実例２のスリーブ 溝なし　２４０　２０３３ 溝２個　１９０　１８４３ 溝３個　１４５　１５８５ 溝４個　１１０　１４４２ 実例３のスリーブ 溝なし　２７９　６２３ 溝２個　１７６　ＮＴ 溝３個　１３１　ＮＴ 溝４個　１０５　１８９ ＮＴ−試験せず 夫−勇一↓ 構成部品プレート８０の見本が、ＲＴＰ会社からの“”Ａｃｒｙｌｉｃ　ＤＲ’ “アクリル樹脂をプレート８０の形状に形成された空洞を有する水冷却式型の中 で約２７°ＣのもとにＡｒｂｕｒｇ射出成形機械で射出成形することにより作ら れた。アクリル樹脂のペレットが約４時間約６６°Ｃで乾燥され表面の水分を追 い出した。ベレットはついで約２３３°Ｃで溶融され、０．３１ｃｍの直径に圧 縮する２、５１の直径のシリンダを用い約６００ボンド／平方インチのライン圧 力をもって水冷却式型の中に油圧力で射出された。約１５秒後に成形されたプレ ート８０が型の空洞から取出された。

この構成部品プレートは次の寸法を有していた。

ねじ部の大径　３．１圓 ねし部の小径　２．１閣 ねじのピンチ　０．３９ねじ山／ｍｍ クラウンの幅　０．３０ｍｍ 先端（末端）面のねし断面　１２０゜ 後端（基端）面のねし断面　１２０゜ 構成部品プレー１−８０は第１図に見られるように補聴器の殻体に対し適当な角 度をもって配置され、ついでポリメチルメタクリレートで作られた補聴器の殻体 の開口に、変性メチルメタクリレート単量体の溶液、Ｅｓｓｃｈｅｍから入手で きＥｌｅｃｔｏｎｅ　ｏｆ　Ｗｉｎｔｅｒ　Ｐａｒｋにより販売されている製品 Ａ−８００１を塗布し、開放空気中で室温に約１０分間手の圧力で接触したまま とし溶剤を追出すことによって、接着された。５分以上の後、余分のフランジ８ １が切取られ研摩され、通気口８５が補聴器の殻体の通気部に向って穴あけされ た。

１−桝−ｉ 細長いプレート９０が実例４で用いられたのを変形した空洞の中に射出成形され たフランジから、しかしそうでなければ実例４の方法を用いて、フランジから作 られた。このフランジは、長さが２４１１ＩＩＩｌに長くされた連結部分を形成 するため型の空洞の中に置かれる。この連結部分は、３０トンＮｅｗｂｅｒｒｙ 射出成形機械を用い、０．３ねじ山／ｒＭｎのらせんの０．４ｍｍの凹みを有す るらせん状の凹みのつけられた表面１０９を形成するための、空洞を有する約２ ７°Ｃで水冷却される型の中で、射出成形される。連結部分は、約１７３°Ｃで 溶融され５００ポンド／平方インチのライン圧力で型の空洞の中に射出される’ ５ａｎｔｏｐｒｅｎｅ”樹脂で形成される。約１５秒の後、アクリルのフランジ と５ａｎｔｏｐｒｅｎｅの連結部分とからなるプレートが取出される。

ここでは長さが１１．１１ｍ＋＋＋、外径が１２．７ｍｍ、中央通路の直径が３ ．６閣に成形されるよう、発泡体１０４を成形することにより、スリーブ１３が 作られたと同様に作られる。

通気管１０５は、３０トンＮｅｗｂｅｒｒｙ射出成形機械を用い、実例５で用い られた寸法のらせん状の凹みのつけられた表面１０９を有しない又は有し約２４ ．０ｍｍの長さの通気管１０５の形状に合致する空洞を有し約２７°Ｃで水冷却 される型の中に、約１７３°Ｃで溶融され５００ボンド／平方インチのライン圧 力で前記空洞の中に射出される“５ａｎｔｏｐｒｅｎｅ”樹脂を用いて、射出成 形される。通気管１０５が取出された後、ペンシルバニア、エリ−のロード会社 から入手可能な“Ｃｈｅｍｌｏｋ“４５９ウレタン接着剤が塗布される。この接 着剤は約１５分間で乾燥することができる。第２の塗膜が施されそして約１時間 で乾燥することができる。

発泡体１０４に組立てる前に、接着剤の塗布された通気管１０５がキシレンの中 に浸漬され余分のキシレンが振り落とされ接着剤表面を滑らかにする。発泡体１ ０４がついで中央通路１０７を通って通気管１０５に押圧される。接着剤が大気 圧のもとに約１１５°Ｃで約１５分間に硬化される。

冷却後、スリーブ１００はプレー１−８０のねじ８３に螺合され第１０図に示す 組立体を作り、又はプレート９０のねじ９３に螺合されて第９図に示される組立 体を作る。

実−五−１ 第１１図に見られるスリーブ１５がアシュランドケミカル会社から入手可能な約 ０．０５ｍの“１９３０−ＴＨ−４５″接着剤を、第１ないし第３及び第６の実 例で用いられたのと同し発泡体材料で約１６ｍｍの厚さに作られた発泡体材料の ブロックに塗布することにより作られる。発泡体材料のブロックの反対側表面は 、米国特許出願シリーズ番号１０６．４１４号の実施例２により、テープ形式の シリコン含有解放層上に約０．２５ｏｍ厚さの接着剤の層がロールラミネートさ れる。接着剤で被覆された発泡体ブロックはついで３．１７５ｍ＋ａの直径の押 抜き器を用い約１１０ボンド／平方インチで規定型の打ち抜きがなされ、中央の 縦通路を形成する。このブロックが静止位置にある間に、約０．１７ｍｍの厚さ のＢｏｎｄｉｎａ”スパンボンドウレタンの層が接着剤にラミネートされる。ス クリム、接着剤、発泡体、接着剤及び解放層の発泡体ブロック重ね構造は、室温 のもとに約２ボンド／平方インチの圧力で圧縮され、発泡体が圧縮から回復でき る前に外径が約１２．７−の円筒状打抜き器により約１１０ボンド／平方インチ の圧力で型抜きされる。打抜かれた円筒形スリーブが形成されそして解放層が取 除かれると、このスリーブは突出部１１２のフランジ１１１に使い捨て可能に取 付けられる。

多くの実施態様と実例が記載されてきたが、本発明はこれに限定されるものでは ない。本発明の範囲を理解するためには次の請求の範囲が参照されるべきである 。

補正書の翻訳文提出書 「′−Ｐ小什電Ｓ［小片１味＾田慟ｉ１小外戸十口輔　しＩ−ウ丸ｔ、十六柄　 〔（特許法第１８４条の８） 平成４年４月キ日

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．通気管（１０５）と通気管に堅く固定された柔軟な重合体の発泡体（１０４ ）とを有し使用者の耳導管への音の伝達を容易にする使用者の使い捨て可能なス リーブ（１００）と共に用いるための、耳片構成部品（８０）において、連結部 分（８２）であって、（ｉ）末端部及び基端部と末端部及び基端部間の外側表面 と、（ｉｉ）前記連結部分を通って前記末端部と基端部との間に延びる音響管と 、（ｉｉｉ）スリーブの通気管を前記連結部分に使い捨て可能に取付ける前記外 側表面上の手段とを有する連結部分（８２）と、前記基端部に固定されたフラン ジ部分（８１）とを具備している耳片構成部品。
2. ２．前記使い捨て可能に取付ける手段が、使用者の使い捨て可能のスリーブと係 合するねじ部（８３）を具備している請求の範囲第１項記載の耳片構成部品。
3. ３．前記使い捨て可能に取付ける手段が前記連結部分の外側表面上の突出部を具 備し、使用者の使い捨て可能のスリーブと係合するようにしている請求の範囲第 １項記載の耳片構成部品。
4. ４．前記連結部分が可撓で長さが延長され、前記連結部分の外側表面がらせん状 で凹みがつけられている請求の範囲第１項記載の耳片構成部品。
5. ５．使用者の耳導管に音を伝達するための組立体であって、（ａ）通気管（１０ ５）と前記通気管に堅く固定された柔軟な重合体の発泡体（１０４）とを具備す る使用者使い捨て可能のスリーブ（１００）であって、 前記スリーブは末端部と基端部と前記末端部と基端部との間の中央縦通路とが形 成されているスリーブ（１００）と、（ｂ）請求の範囲第１項記載の耳片構成部 品（８０）、とを具備している組立体。
6. ６．前記通気管（１０５）が成形可能な可撓性プラスチックからなり、前記スリ ーブの基端部と末端部との間で延出する整列フランジを有し、 前記発泡体が前記通気管に前記スリーブの前記整列フランジ（１０６）と末端部 との間で堅く固定されている請求の範囲第５項記載の組立体。
7. ７．使用者の耳への音の伝達を容易にするための使用者の耳導管に自由に挿入で きる使用者の使い捨て可能のスリーブ（１００）であって、 （ａ）基端部及び末端部と中央の縦の貫通通路とを有する柔軟な遅れ回復性の重 合発泡体（１０４）と、（ｂ）基端部及び末端部と、外側表面と、前記基端部と 末端部との間で前記外側表面から延出する整列フランジ（１０６）とを有する、 成形可能な可撓性のプラスチック通気管（１０５）、 とを具備し、前記発泡体が前記通気管の前記整列フランジと前記末端部との間で 前記通気管に堅く固定されている、使用者使い捨て可能スリーブ。
8. ８．使用者の耳への音の伝達を容易にするための使用者の耳導管の縁への挿入が 制限される使用者の使い捨て可能なスリーブ（１１５）であって、 （ａ）基端部及び末端部と中央の縦の貫通通路とを有する柔軟な重合発泡体（１ １４）であって、前記発泡体が、遅い実質的に完全な回復性を有し使用者の耳導 管の縁に挿入できるよう圧縮可能であり前記発泡体が回復される時耳導管中に押 し込まれるようになる発泡体と、（ｂ）前記中央の縦通路を被覆する、音を伝達 し耐穿孔性のスクリム（１１６）、 とを具備する使用者使い捨て可能スリーブ。
9. ９．さらに（ｃ）前記スリーブの前記基端部上の接着剤の第１の層（１１８）と 、（ｄ）前記スリーブの末端部と前記スクリムとの間の接着剤の第２の層（１１ ９）とを具備している請求の範囲第８項記載の使用者使い捨て可能スリーブ。
10. １０．使用者の耳導管に音を伝達するための組立体であって、 （ａ）請求の範囲第８項記載の使用者使い捨て可能のスリーブ（１１５）と、 （ｂ）連結部分（１１２）であって、末端部及び基端部と前記末端部及び基端部 間の外側表面と、前記連結部分を通って前記末端部と基端部との間に延在し前記 中央縦通路と連通する音響管と、前記スリーブの前記基端部を前記連結部分の前 記末端部に使い捨て可能に取付けるための前記外側表面上の当接フランジ（１１ １）とを有している連結部分（１１２）、とを具備する組立体。
11. １１．さらに、前記スリーブを前記連結部分に使い捨て可能に取付けるための、 前記当接フランジ（１１１）と前記スリーブ（１１５）の前記基端部との間の接 着剤の層（１１８）を具備している請求の範囲第１０項記載の組立体。
12. １２．前記スリーブ（１２５）の前記基端部と前記接着剤層（１１８）との間に 前記スクリム（１２６）が位置し、前記スリーブがさらに前記スリーブの基端部 と前記スクリムとの間の接着剤の第２の層（１１９）を具備し、前記スクリムが 前記スリーブの前記基端部から前記中央縦通路の中に延出している請求の範囲第 ８項又は第１０項記載の使用者使い捨て可能スリーブ。
13. １３．前記発泡体（１２４）が外側表面を有しまた使用者の耳導管を通気するた めの前記外側表面上の少なくとも１つの溝を有している請求の範囲第８項又は第 １０項記載の使用者使い捨て可能スリーブ。
14. １４．前記発泡体が４秒以上で４５秒以下の遅れ回復値を有している請求の範囲 第８項又は第１０項記載の使用者使い捨て可能スリーブ。