JPH05500927A - ビレットの予備孔抜き装置および方法 - Google Patents

ビレットの予備孔抜き装置および方法

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JPH05500927A JP3501420A JP50142091A JPH05500927A JP H05500927 A JPH05500927 A JP H05500927A JP 3501420 A JP3501420 A JP 3501420A JP 50142091 A JP50142091 A JP 50142091A JP H05500927 A JPH05500927 A JP H05500927A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビレットの予備孔抜き装置および方法 技術分野 本発明は、その後に押出し成形される予熱されたビレットに予備孔抜きするため の装置および方法に関する。
背景技術 公知の予備孔抜き装置は以下のように動作する。まず最初に、金属よりなるビレ ットは予備孔抜きが可能な温度まで加熱される。この加熱されたビレットは容器 の中に置かれ、これを通るようにマンドレル棒が挿入される。この挿入により、 ビレットは容器の中で変形してマンドレル棒を取り込む。予備孔抜きビレットは このように成形され、その後の工程で移動されて押出し成形される。
目下の予備孔抜き技術は、ビレットの長さ方向に沿って孔抜きするものである。
この場合、公知の技術では、スラップがビレットの中に残り、また、マンドレル 棒による孔がビレットの全長にわたって形成されない。上記スラップはその後の 動作で取り除かれる。
このような現在の予備孔抜き技術には、以下のような問題がある。すなわち、ビ レットの内部からスラップを切断排出することは、ビレットに構造上の損傷を生 じさせたり、あるいは内部応力を生じさせることがあり、これにより、その後に ビレットが最終的な押出し成形を受けるときにビレットの品質に悪影響を及ぼす ことがある。
公知の予備孔抜き装置にはこの装置に伴うい(っかの不都合な点がある。中でも 第1は、その動作の間、マンドレル棒によってその長手方向に沿って既に孔抜き されたビレットの取外しおよび予備孔抜きされる次のビレットの装填それぞれの ために行われるマンドレル棒の各行程間に必ず遅れがあることである。従って、 公知の予備孔抜き装置におけるビレットの処理量は、上記ビレットの取外しおよ び装填のための2つの行程に要する時間によって制限を受ける。
当該技術における他の問題点は、予備孔抜きビレットに形成される開口の同心性 を良くする場合の設備にある。すなわち、予備孔抜きに先立ってビレットが容器 に設置される際、ビレットと容器との間に隙間があると、この隙間は、マンドレ ル棒によって予備孔抜きビレットに形成される開口の同心性に悪影響を及ぼす。
公知の予備孔抜き装置における他の問題点は、ビレットのサイズを切換える場合 、その装置を再構成し、部品交換のための長時間にわたる操業停止が必要となる ことがあることである。
予備孔抜き技術においてさらに他の問題となるのは、マンドレル棒の先端をビレ ットに押込む際のマンドレル棒の撓みを減少させることである。このようなマン ドレル棒の撓みは、結果として得られる予備孔抜きビレットの形状ばかりか機械 的特性にも偏りを生じさせる。予備孔抜きをする際に生じるマンドレル棒の撓み は、予備孔抜きされるビレットの機械的特性の変化によって生じ得るものである 。例えば、予備孔抜きに先立って加熱を行う際、この加熱が不均一であると、ビ レットの中に硬い部分と柔らかい部分とを生じることがある。マンドレル棒の先 端はより抵抗の小さな経路に摺らい易く、マンドレル棒はその剛性および備え付 けの支持体材ないしはガイド部材のみによってその撓みが抑制されるので、予備 孔抜きの際に撓み易くなる。
また、予備孔抜き工程でビレットからスラップを除去することは当該従来技術の 問題となることである。
当該予備孔抜き技術でさらに他の問題となるのは、スラップの厚みを選択的に制 御することである。結果として得られるビレットの望ましい品質等、様々な考慮 をすると、スラップはビレットの径、長さおよび組成に応じた厚さであることが 好ましい。
発明の開示 本発明の目的は、その後に押出し成形される予備加熱されたビレットに予備孔抜 きをするための予備孔抜き装置および方法であって、ビレットの同心性が改善さ れ、また、予備孔抜き装置自身のビレット製造速度を高速化することが可能な予 備孔抜き装置および方法を提供することにある。
そのために本発明では、はぼ円筒状のビレットを受けるための第1および第2の 開口端を有し、前記ビレットを支持するほぼ円筒状の容器と、前記容器の前記第 1開口端に隣接して装着され、前記容器の軸線の方向に沿った移動が可能であり 、ビレットを貫くためのマンドレル棒と、前記容器の前記第2開口端に隣接して 配設され、前記マンドレル棒によるビレットの貫通の間ビレットと係合するため のボルスタ一手段であって、前記容器の前記軸に沿って移動可能なポルスタービ ンであって、前記マンドレル棒によるビレットの貫通の間ビレットと接する端部 を有して当該端部の部分でビレットが変形するようにしたポルスタービンを有し たボルスタ一手段と、予備孔抜きに先立って前記マンドレル棒がビレットの方向 に進むとき、当該マンドレル棒によって運ばれる可動支持体であって、前記はぼ 円筒状の容器に入り込んで前記容器の一部と係合することによって、当該マンド レル棒に付加的な構造上の剛性を付与し、ビレットの貫通の間の当該マンドレル 棒の撓みに抵抗するよう構成された可動支持体と、を具えたことを特徴とする。
本発明の他の特徴によれば、ビレットは、これが容器に装填されるときダイによ ってその寸法が適切なものとされ、これにより、ビレットと容器の内部とを密に 適合させることができ、その結果、予備孔抜きされたビレットの同心性を良好な ものとすることができる。これは、ビレットが挿入されるビレットの後端部にサ イジングダイを備えることによって実行される。
容器の上記後端は、予備孔抜き動作の前はマンドレル棒から離れた端部である。
本発明の他の側面によれば、前述したようにその後の工程における押出し成形の ために予備加熱されたビレットから形成される予備孔抜きビレットは、比較的“ 清浄”な後端面を有しており、このビレットの後端は予備孔抜きの直前にはマン ドレル棒から離れている端部である。以上のことは、予備加熱されたビレットを サイジングダイを通して容器の後方から装填し、上記ビレットのマンドレル棒と は反対側にポルスタービンを進めて、ビレットと係合することによってスラップ を形成し、およびビレット内部で所定のスラッグ厚さに至るとポルスタービンを 引き込むことによってこれに続くマンドレル棒の移動を可能とし、その結果、マ ンドレル棒の移動の続行によってビレットの後部からスラップを排出することに よって行わhる。以上のことにより、ビレットの後部に比較的“清浄”な表面が 形成され、これによってビレットの変形を最小限とすることができる。
また、本発明によれば、前述のように、その後に押出し成形される予備加熱され たビレットに予備孔抜きするための装置では循環的な処理が行われる。この装置 では、ビレット容器が、装填位置から予備孔抜き位置へおよび予備孔抜き位置か ら排出位置へ循環的に移動させられ、その結果、装填および排出動作は、マンド レル棒の軸線とは離れた位置で行われる。このような構成により、ビレットの装 填および排出がマンドレルによるビレットの予備孔抜き動作と干渉せずに行われ る。
本発明のさらに他の特徴では、前述したように予備加熱されたビレットの予備孔 抜きを行うための予備孔抜き装置は、その予備孔抜きの間にビレットからスラッ プを除去する。すなわち、このスラップは、マンドレル棒とポルスタービンとが 、これらの端部間にスラップを配した状態で同じ方向に共に移動することによっ て除去される。
本発明の他の特徴による予備孔抜き装置は、その内部で縦方向に形成される複数 の溝を備えたポルスタービンを有している。上記ポルスタービンは、予備孔抜き されるビレットを保持する容器の後部から所定距離入った位置に配され、これに より、マンドレル棒のポルスタービンへ向う進行によって、ポルスタービンの端 部の外形部あたりでビレットの変形を生じ、ポルスタービンの上記溝に入り込む 。また、ポルスタービンが引抜かれる際に通る抜取板が設けられ、この抜取板は 上記ポルスタービンの溝に入り込む突出部を有しており、これにより、ポルスタ ービンが抜取板を通って引抜かれるときそのポルスタービンからスラップを分離 することができる。
図に示す実施例を参照して、以下に本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による予備孔抜き装置の斜視図である。
第2図は、第1図の予備孔抜き装置を第1図において左側から右側へ向う反対方 向を向いて視た上面図であって、タレットアセンブリおよび支持壁を示し、い( つかの要素は図の簡潔化のために省かれた図である。
第3図は、第2図に示される予備孔抜き装置を前方から視た立面図である。
第4図は、第2図の4−4線に沿った予備孔抜き装置の側断面図である。
第5図は、第4図の5−5線に沿った予備孔抜き装置の縦断面図である。
第6図は、タレット支持壁およびタレット駆動部の側面図であって、図の簡略化 のため予備孔抜き装置の一部が省かれた図である。
第7図は、第6図に示したタレットおよびその支持機構を共に示すタレット割出 し機構を前方から視た立面図である。
第8図は、第7図の8−8線に沿った断面図である。
第9図ないし第13図は、本発明による予備孔抜き装置の動作の1サイクルを模 式的に示す断面図であって、予備孔抜き動作の完全な1サイクルにおけるマンド レル棒、容器、ビレットおよびポルスタービンを示す図である。
第14図は、本発明による可動マンドレル支持体を前方から視た立面図である。
第15図は、第14図に示す可動マンドレル支持体を側方から視た立面図である 。
第16図は、本発明によるビレット装填サイジングダイを前方から視た立面図で ある。
第17図は、第16図の17−17線に沿ったビレット装填サイジングダイの縦 断面図である。
第18図は、本発明によるポルスタービンガイドダイを前方から視た立面図であ る。
第19図は、第18図の19−19線に沿ったポルスタービンガイドダイの縦断 面図である。
第20図は、予備孔抜きの間マンドレル棒を支持するためのマンドレル固定支持 体を前方から視た立面図である。
第21図は、第20図の21−21線に沿ったマンドレル固定支持体の縦断面図 である。
第22図は本発明による抜取板を前方から視た立面図である。
第23図は、第22図の23−23線に沿った部分断面で示される抜取板の立面 図である。
第24図は、本発明によるポルスタービンを側方から視た立面図である。
第25図は、第24図のポルスタービンを一方の端部から視た立面図である。
第26図は、上記ポルスタービンをラムに接続するためのカップリングを側方か ら視た立面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図に示されるように、予備孔抜き装置は、マンドレル部30.タレット部6 0およびボルスタ一部90を有する。ベース12は、第1および第2の端部壁1 4および17を支持するとともに第1および第2のタレット支持壁15および1 6をそれぞれ支持する。第1および第2の端部壁14および17は支持ロッド1 8,19および20によって互いに隔てられ、これら支持ロッドはそれぞれ、ね じの切られた延長部82.78および80を有している。これら延長部は第2端 部壁17から突出し、それぞれ、ねじの切られたナツト(不図示)によって固定 される。第1および第2端部壁14および17はそれぞれベース21および22 を有し、これらが上記ベース12に接合される。
マンドレル部30はマンドレル端支持体32を有し、この支持体32は滑動可能 なマンドレルベース33によって支持される。一方、滑動可能なマンドレルベー ス33は、その上を移動可能に、かつそれに従って動くように、マンドレルスラ イド39によって支持される。マンドレル端支持体32はマンドレルガイド34 を有し、このガイドがマンドレル棒36の近い方の端部を支持する。また、他方 の端部としてマンドレル棒36は孔抜き先端40を有し、その先端部はマンドレ ル固定支持体38によって滑動可能に支持される。マンドレル固定支持体38は マンドレルスライド39に固定される。マンドレル棒36はマンドレル固定支持 体38の開口すなわち孔を通って延在する。孔抜き先端40に近接して可動マン ドレル支持体42が設けられる。
タレット部60は、第1および第2のタレット端板62および64、第1および 第2タレツト端板62および64がその回りを回転するタレット軸70、第1お よび第2タレット端板62.64の間に支持される複数の容器66(第1図には 1のみが示される)、および第1タレツト端板62に接続し、その各々の開口が 容器66の各々に隣接した複数のビレット装填サイジングダイを有している。第 1および第2端板62および64は、第1および第2端部壁15および16と共 に、部分的に想像線によって示され、これにより、マンドレル部30の近接した 部分を示すことができる。タレット部60はタレット軸70およびこれを取り囲 むベアリング22によって支持される。
ボルスタ一部90は、装填トレー98、ボルスタ−トレー92、排出トレー65 およびマンドレル棒36の軸と同軸を有するよう配置されるポルスタービン94 を有する。ポルスタービン94は先端100を有し、その3側面をボルスタ−ト レー92によって囲まれている。すなわちボルスタ−トレー92は上記3側面を 囲む壁を構成する側壁72および76と底部壁74を有している。
装填トレー98はビレット110(第1図には不図示)を支持し、これによりビ レット110は装填トレー98に隣接した容器66に供給される。このとき、ビ レット110は第2タレツト支持壁16の開口を通って図中矢印93で示される 方向に供給される。装填トレー98は、水平および鉛直方向にその位置を調節で きることが好ましく、これにより、様々な径のビレットに適応することができる 。このような調節機構として、装填トレー98の高さを調節する機構は、図には 示されないが、機械的なまたは液圧(hydraulic)ジヤツキを有するも のが好ましい。装填トレー98の水平方向の位置は、例えば同様に、機械的にあ るいは液圧によって(hydraulically)調節することができる。
ボルスタ−トレー92は抜取板95およびポルスタービンガイドダイ96を支持 する。ボルスタ−トレー92の鉛直および水平方向の位置は調節できることが好 ましい、これにより、異なるポルスタービンの径に適応するために抜取板95お よびポルスタービンガイドダイ96のそれぞれのサイズを異ならせた場合、これ に適応可能となる。ボルスタ−トレー92の位置を鉛直方向に調節するための調 節機構は、図示はされないが、機械的あるいは液圧ジヤツキを有するものが好ま しい。
排出トレー95は、第2タレツト支持壁16の開口68に隣接して配設される。
これにより、予備孔抜きされたビレット110を受けることができる。排出トレ ー65の水平および鉛直方向の位置は、調節できることが好ましく、これにより 、様々な径のビレット110に適応することができる。排出トレー65の高さを 調節するための調節機構は、図示はされないが、機械的あるいは液圧ジヤツキを 有するものが好ましい。排出トレー65の水平および鉛直方向の位置は、例えば 機械的にあるいは液圧によって調節することができる。
この装置の動作では、タレット部60が回転し、これにより、装填トレー98に 隣接する装填位置にあった容器66は、マンドレル棒36とポルスタービン94 との間の予備孔抜き位置へと回転移動する。また、その装填されるビレット11 0が予備孔抜きされた容器66は同時の回転によってこの予備孔抜き位置から排 出トレー65に隣接する排出位置へ回転移動する。そして、容器66内のビレッ ト110は、第2タレツト支持壁の開口68を通って、矢印69で示される方向 に排出される。
第2図は、予備孔抜き装置を模式的に示す上面図である。支持ロッド18,19 および20は、第1および第2端部壁14および17を安定化させこれら相互の 間隔を保つとともに、第1および第2のタレット支持壁15および16の開口を 通過する。第1図に示されるいくつかの構造は、図の簡略化のために第2図およ び第3図から省かれている。
タレット軸70は、第1および第2のタレット支持壁15および16の間を横断 し、かつこれら支持壁によって支持される。タレット軸70は第1および第2の 端部板62および64を支持する。第1および第2のタレット端部板62および 64は、中央タレット軸線86の回りに回転可能であり、これにより、第1のサ イズの複数の容器66と第2のサイズの複数の容器61のそれぞれを交互配列し た状態で移動させることができる。ここで、容器61と66のそれぞれは、各々 の中実軸線がタレット軸線86と平行になるよう整列している。容器61各々の 軸線は軸線86から半径方向に所定の距離で配列され、また、容器66各々の軸 線も軸線86から半径方向に異なる所定の距離で配列されている。容器6】およ び66は、第3図および第4図に示されるように、軸線86の回りの周方向で交 互に配列され、容器61はより小さなサイズのビレットにきらんと隙間なく適応 できるように容器66より小さい。
第2図および第3図に示される3本のスペーサロッド84.84’および84″ は、第1および第2のタレット支持壁15および16を互いに接続させる。この うち、スペーサロッド84は、第2図では一部省略して示され、第3図では断面 で示される。第3図に示されるように、スペーサロッド84′は装置の縦断面方 向に延在し、その端部より拡大した外スリーブを有する。スペーサロッド84に おける外スリーブの上記拡大部は、その両端部で、第1および第2のタレット支 持壁15および16それぞれの内面に接する。スペーサロッド84′はその拡大 部から伸びる2つのねじの切られた端部を有し、それぞれの端部は、ねじの切ら れたナツ、トによって、第1および第2のタレット支持壁15および16の外面 にそれぞれ固定される。スペーサロッド84および84″も同様の形状を有して 同様に固定される。この構成により、第1および第2のタレット支持壁15およ び16は、これらに相対的な動きに対して安定化することができる。
第2図に、ビレット射出シリンダドライバ23が模式的に示される。このドライ バ23は、同様に模式的に示されるビレット射出シリンダ24をその軸方向に駆 動する。ビレット射出シリンダ24は、第2図の矢印25によって指示され、以 下でビレット排出軸線25として参照される軸線に沿って移動可能に設けられる 。ビレット射出シリンダ24は、第1タレツト15の開口およびビレット排出軸 線25に沿って配置された容器66の1つに入り込むことができるように構成さ れる。これにより、ビレット射出シリンダ24は、ビレット110をその容器6 6から第2タレツト支持壁16を介して射出することができる。射出されたビレ ット110は、装置10のボルスタ一部90から、第2図の矢印28で示される ビレット“取出し”方向に取出される。一方、予備孔抜きされるビレット印27 で示されるビレット“装着”方向に搬送される。
マンドレル棒36(第2図および第3図ではその図示が省略)、は、その動作の 間、第2図および第3図の矢印88で示される方向に沿って前進および後退を行 う。第2図において、支持ロッド19は、その一部が省略されている。これは、 図の簡潔化のためおよび以下で孔抜きシリンダ軸線88として参照される矢印8 8を描(ためである。ポルスタービン94(第2図および第3図で不図示)は、 その動作の間、第3図の矢印87で示される方向に沿って前進および後退を行う 。この矢印87は、以下でボルスタ−ロッド軸線として認められるものである。
第3図に模式的に示されるポルスタービンドライバ111は、ポルスタービン9 4に接続されるラム109を駆動するために設けられる。これにより、ラム10 9をボルスタ−ロッド軸線に沿って駆動することができる。ポルスタービン94 あるいはラム109(互いの相対的な長さに応じていずれか)は、第2の端部壁 17の開口(参照符号は付していない)を通る。上記構成に代わって、ポルスタ ービンドライバ111とラム109が第2端部壁17のもう一方の側に配設され てもよい。
ビレット110の装填は、第3図に模式的に示されるように、装填シリンダ12 3を駆動する装填シリンダドライバ122によって行われる。装填シリンダ12 3は第3図の矢印89によって示される方向に沿って後退および前進が可能に設 けられる。矢印89は、以下で装填シリンダ軸線として認められるものである。
装填シリンダ123は、第3図において第2端部壁17の右方に位置し、壁17 の開口(参照符号は付されない)を通る。しかしながら、装填シリンダドライバ 122と装填シリンダ123を第2端部壁17の反対側に配置する構成も本発明 に含まれるものであり、この場合、装填シリンダ123が第2端部壁17を通る ために形成される開口は必要ない。
第1および第2タレツト支持壁15および16とともに第1および第2端部壁1 4および17をベース12に固定するには、第2図および第3図に示されるよう に、複数のボルト75が用いられる。これらボルト75は、それぞれのねじ山の 切られた端部にねじ止めされるナツト77によって正しい位置に固定することが できる。
第4図は、第1タレツト端板62をスペーサロッド84およびそのスリーブ84 ′の断面とともに示す立面図である。複数のインデックスロッド85は、第4図 および第5図に示されるように、第1および第2のタレット端部板62および6 2の間で、軸線86回りの円周上に配設される。第4図では、第1タレツト端板 62の背後に第2タレツト支持壁16が示されている。
第4図に示されるように、タレット軸70はスリーブ71の内部に納められる。
スリーブ71は、一方、スリーブ79内に納められる。第5図に示されるように 、スリーブ79は、一対のスペーサ部材81゜81′を介してタレット軸スリー ブ71に対して同軸上に間隔をあけている。これにより、スリーブ79とタレッ ト軸スリーブ71との間に環状通路56が形成され、この通路56に供給ライン 54および54′を介して油あるいは他の潤滑剤を注入することができる。供給 ライン54は、第4図および第5図に示されるように2つの入口端52をも有し ている。タレット軸スリーブ71は、第5図に示されるように、少な(とも1つ のキー91によって、タレット軸70にキー止めされる。
(以下余白) 第1タレツト端板62は複数の端部材99を有する。これら端部材の各々は、第 4図に模式的に示される複数のボルト63によって第1タレツト端板62に固定 される。容器61および66それぞれの他端は、第5図に示されるように、第2 タレツト端板64によって支持される。また、インデックスロッド85の各々は タレット軸線86のまわりに互いに等角度で間隔をおき、かつ軸線86から所定 の半径方向の距離で配置される。第2タレツト支持壁16はベース部16′を有 し、これに設けられた複数の孔にはボルト75(第2図および第3図に示される )が入る。
第5図は、容器66の1つを断面で、容器61の1つを外観でそれぞれ示す第4 図の5−5線に沿った断面図である。スペーサロッド84は、そのスリーブ84 ′とともに断面で示される。スペーサロッド84の両端部に切られたねじ山が模 式的に示され、また、ナツト83はタレット軸70の両端部に配設される。
これらのナツトは外観で示される。インデックスロッド85の1つが外観で示さ れ、模式的に示されるその両端はそれぞれ第1および第2タレツト端板62およ び64によって支持される。第2タレツト端板64の周縁部には駆動チェーン1 14(第6図に示される)を受けるための少な(とも1つの駆動トレイントラッ ク54が設けられ、このトラックを用いて、タレット部60における可動部のタ レット軸線86のまわりの回転を生じさせる。
各々の容器66は、以下のようにして第1および第2タレツト端板62および6 4に固定される。それぞれの容器66は一方の端部97が拡大しており、これに より容器66は第2タレツト端板64を通り抜けることができない。各々の容器 66の他端は第1タレツト端板62の開口を通って延在し、軸方向に動作しない ように端部材99によって第1タレツト端板62に固定される。この端部材99 は、第1タレツト端板62を通り抜ける容器66端部の外径より大きな外径を有 している。端部材99の容器66への固定は、第5図に示されるように、複数の ねじ101によって行うことができる。容器61についても同様に、端部材99 ′によって軸方向に動作しないように固定され、また、その他端は拡大端部97 ′により第2タレツト端板62を通り抜けできないようにされている。
第7図および第8図に、インデックスロッド85の用い方およびタレット部60 における回転部の割出しの仕方が模式的に示される。すなわち、タレットインデ ックス機構115は腕部118を軸支するベアリング116を有し、腕部118 には割出し位置においてインデックスロッド85の1つを受けるためのロッド受 は部119が設けられている。また、タレットインデックス機構115は、例え ば、空気圧あるいは液圧アクチュエータとすることのできるアクチュエータ12 6を宵し、アクチュエータ126の一端は第1タレツト支持壁15の一部に接続 し、他端は腕部118の一部117に接続される。アクチュエータ126は、自 動的にあるいは手動で操作され、これにより、ロッド受は部119と、インデッ クスロッド85の近接する1つとの係合および係合解除を選択的に行うことがで きる。
第6図は、第2タレツト支持壁16およびその背後の第2タレツト端板64を側 方から視た模式的立面図である。第2タレツト端板64は、その周縁部に係合す るチェーン114によって駆動される。タレット駆動モータ112はチェーン1 14を駆動し、これにより、タレット部60における回転が行われる。
第9図〜第13図は、ビレット110の予備孔抜きの各工程を模式的に示す。第 9図において、マンドレル棒36は、マンドレル固定支持体38の近くの初期位 置で、マンドレル可動支持体42を支持する。同時に、ポルスタービン94は、 ビレット110に対して引込んだ位置にあり、また、ポルスタービンガイドダイ 96および抜取板9Sから引抜かれた状態にある。
第9図〜第13図に示されるように、マンドレル端支持体32はマンドレルスラ イダ39に対して滑動可能である。
第9図に示す初期位置に至るまでに、装填シリンダ23は、まずビレット装填サ イジングダイ97を介して(すなわち、第9図の右側から)ビレット110を容 器66に装填する。これにより、ビレット1 ]、 Oの右端は容器66の右端 から所定量Wだけ離れる。ここで、ポルスタービンガイドダイ96は容器66の 右端に隣接して配置され、また、ポルスタービンガイドダイ96および抜取板9 5は、第9図〜第13図に模式的に示されるようにボルスタ−トレー92により 所定位置で支持されている。
ビレット110が容器66に装填される間、ビレット110は装填シリンダ12 3から力を受けるので、ビレット110の右端はわずかに変形する。そして、こ の変形する端部は、ビレット110が装填される方向側であることによって、ビ レット110の孔抜き先端40が最初に侵入する端部とは反対側になる。この構 成は、以下でさらに説明されるように利点となる。
ビレット110は、好ましくは、容器への挿入に先立って予備加熱される。これ により、第9図〜第13図に示す工程でビレットは十分に熱せられたままとなり 、予備孔抜きを容易にすることができる。第10図はマンドレル棒36が容器6 6に侵入しビレット110への貫通の直前を示している。この工程で、マンドレ ル棒36はその孔抜き先端40および可動マンドレル支持体42とともに進む。
すなわち、この間、可動マンドレル支持体42は、これとマンドレル棒36との 間の摩擦力によって容器66の方向へ付勢されている。これと同時に、あるいは 、マンドレル棒36の初期動作に続いて、ポルスタービンドライバ111はラム 109を駆動してポルスタービン94をビレット110の方へ、その先端100 がビレット110の右端に接触するかあるいは極めて近接するまで押し込む。ポ ルスタービン94には複数の溝すなわちキー溝104(第24図および第25図 に示され、第9図〜第13図では破線で模式的に示される)が設けられている。
抜取板95には複数の歯105(第22図に示される)が設けており、これら歯 は、ポルスタービン94が抜取板95を通るとき、溝104にそれぞれ係合する 。
第11図に示す位置に到るまで、マンドレル棒36はビレット110を貫き、そ の内部でポルスタービン94の先端100に近接する位置まで進む。この動作の 間、ビレット110は容器66の中で左右に変形しながらマンドレル棒36を受 け入れる。また、この間、ビレット110の左端は可動マンドレル支持体42と 接し、一方、ビレット110の右端はポルスタービン94の先端100の辺りだ けで変形し、ポルスタービンガイドダイ96に対応した部分では変形しない。第 11図に示される孔抜き先端40とポルスタービン94の先端100との相対的 位置によってスラップの厚みが決まる。このように定められる位置から、すなわ ち、第11図に示されるマンドレル棒36とポルスタービン94との相対位置か ら、それぞれは第12図に示される相対位置へ進む。この間、ポルスタービン9 4はマンドレル棒36が進むのとほぼ同じ速度で引込む。これにより、マンドレ ル棒36とポルスタービン94は、第12図に示されるようにスラップ106を これらの間に挟んで運び、ビレット110からこれを除去する。容器66の中で 可動マンドレル支持体42が孔抜き先端40の近くにあることによって、マンド レル棒36を支持およびガイドし、これにより、マンドレル棒36がビレット1 10を貫く間のその撓みを最大限に抑制することができる。この撓みの抑制に原 理的に寄与するのは、可動マンドレル支持体42の外周と容器66の内表面との 間のクリアランスである。従って、容器66の内表面と可動マンドレル支持体4 2の外周との間が互いに緊密に係合することにより、マンドレル棒36の撓みは 太き(減少する。この結果、予備孔抜きによってビレット110に同心性の高い 孔を加工することができる。また、予備孔抜きの間に可動マンドレル支持体42 が容器66内にあることによって、マンドレル棒36を付加的に支持し、これに より、ビレット110の予備孔抜きに伴って生じる様々な問題を最小限にするこ とができる。
ビレット110の機械的特性の変化は、一般的に、温度や他の工程における変数 の変化によって生じる。例えば、ビレット110の左端面の状態は、これによっ て孔抜き先端40に非対称な力を生じさせ得るものであるため、マンドレル棒3 6の撓みに影響を及ぼすものである。しかしながら容器66内に可動マンドレル 支持体42が存在することにより、マンドレル棒36の有意の撓みが生じるのを 防止することができ、これにより、ビレット110に偏心した孔が形成されるの を防ぐことが可能となる。また、予備孔抜きされるビレット110の機械的特性 の不均一さは、予備孔抜きの際に偏向した力をマンドレル棒36に作用させるこ とがある。特に、ビレット110の不均一な加熱はビレット110内に相対的に 硬い部分と柔らかい部分を生じさせ、また、孔抜き先端40は、より抵抗の小さ な経路を進む傾向にあり、これを抑制するのは唯一それ自身の構造的な剛性や備 えられ得る支持構造やガイド部材によってである。従って、可動マンドレル支持 体42をビレット110に近接させることは他の予備孔抜き方法に対して有意な 改善となる。
固定支持体38は固定され、これによりマンドレルスライド39との相対的な動 きを防止することができる。固定支持体38は、マンドレル棒36が容器66の 外にあるときにこれを支持する。また、固定支持体38はマンドレル棒36の支 持されない部分の長さを効果的に減少させ、これにより、マンドレル棒36にか かる構成が比較的剛性の高いものとなる。その結果、マンドレル棒36の撓みを 少なくすることができ、また、マンドレル棒36の整合を改善することができ、 さらに、予備孔抜きされたビレット110の同心性を改善することができる。ま た、マンドレル棒36を引抜く際、固定支持体38が存在することによって、第 13図に示されるように可動マンドレル支持体42を留めることができる。すな わち、マンドレル棒36を引抜(とき、マンドレル棒36と可動マンドレル支持 体との間に相対的な移動が生じる。このような可動マンドレル支持体42の固定 支持体38に対する再位置決めは、第9図〜第13図に示される処理を繰り返す 予備孔抜き動作の次のサイクルのために必要なことである。それは、可動支持体 42が容器66の中に進行出来るよう孔抜き先端40の近くに位置しなければな らないからである。可動支持体42のマンドレル棒36にどする相対的な動きに よって、マンドレル棒36はこれに掃拭され、これにより、マンドレル棒36上 にある形成されたあらゆるものがこれから排除される。マンドレル棒が通る固定 支持体38の通路も、またマンドレル棒36を掃拭する。このような掃拭動作は 、マンドレル棒36と予備孔抜きされるビレット110との間の全体的な整合を 維持するのに役立つ。
マンドレル棒36は、その孔抜き先端40がビレット110の右端を越えて突出 するまで進み続ける。すなわち、第12図に示されるように、孔抜き先端40は 、それがポルスタービンガイドダイ96の右端に(るまで進むことができる。し かしながら、予備孔抜きそれ自身を完成させるためには、これまで遠(進む必要 はない。孔抜き先端40が第12図に示される位置の場合、ビレット110は完 全に孔抜きされ、またスラップ106は孔抜き先端40とポルスタービン94の 先端との間に保持される。この位置から、マンドレル棒36は、ポルスタービン ガイドダイ96を通って引き抜かれ、第13図に示される位置まで戻される。
同時に、ポルスタービン94は抜取板95を通って引き抜かれ、それに保持され るスラップ106が抜取板106と接触するまで戻される。ポルスタービン94 は抜取板95を通って引き抜かれるので、スラップ106はポルスタービン94 から分離すなわち除去され、第13図においてスラップ106に隣接して示され る矢印(符号は付されない)で示される下方に落下する。マンドレル棒36、支 持体32およびポルスタービン94が第13図に示される位置にあると、新たな 予備孔抜きサイクルが開始可能となる。マンドレル棒36が引き抜かれると、容 器66はタレット軸86のまわりに回転させられる。これにより、予備孔抜きさ れたビレットが排除トレー65に隣接した排出位置に移動させられると同時に次 に引抜きされる別のビレット110を収容する別の容器66がマンドレル棒36 に隣接した孔抜きのための位置に移動させられる。予備孔抜きされたビレット1 10は上記排出位置で容器66から取除かれる。この排出位置は孔抜き軸線(す なわち、孔抜きシリンダ軸線88)からずれた位置にある。この結果、予備孔抜 きされたビレットの取外しは、他の孔抜き動作が導入されるのと同時に行うこと ができる。
ビレット110は、そのサイズが容器66の内径とされるサイジングダイ97を 通って装填されるので、装填されるビレット110の外径は容器66の内径に近 い値となる。このようにビレット110のサイズが容器66の内径に近い値とな ることによって、ビレット110に形成される孔の同心性を改善することができ る。これは、可動マンドレル支持体42が容器66内にあるとき、支持体42を 容器66との間に存在するガタを減少させることができるからである。異なるサ イズの容器を用いる場合、例えば第4図および第5図に示される容器61のよう により小さな容器を用いる場合には、異なるサイズのサイジングダイ97を用い る。これにより、容器61の内径に一致する外径のビレットを形成することがで きる。
ポルスタービン94は任意に位置することができ、これにより、その先端100 は容器66内で様々に位置することが可能となる。このように、ポルスタービン 94が様々な位置をとり得ることによって、ビレット110の孔抜き去れた孔の 内壁から最終的にスラップ106を分離することによって生じる切断面の位置を 制御することができる。押出し成形される材料によっては、ビレット110の内 壁からのスラップ106の切断がビレット110を変形させる場合があり、この ような変形はビレッl−110のそのような部分から形成された押出し成形品の 品質に悪影響を及ぼすことがある。従って、ポルスタービンの先端100の位置 をビレット110内で調節することにより、ビレット110から形成される最終 的な押出し成形品の品質を正確に制御することができる。これは、前述したよう に切断面の位置を制御することによって可能となる。
ポルスタービンガイドダイ96は、ポルスタービン94あるいはマンドレル棒3 6の孔抜き先端40が入り込んだときに、これらの外周のまわりに比較的小さな 半径方向の隙間を有する。孔抜き先端40とポルスタービンガイドダイ96との 間のこのような比較的小さな半径方向の隙間によって、上記切断面は、スラップ 106がビレット110から出る部分において比較的きれいな面となる。このこ とは、ビレット110の“背”面すなわち、ビレット110の右端面を比較的清 浄な面とすることの一助となり、結果としてビレット110の変形の度合を減少 させることになる。
小さなスラップ106の厚さは以下に示す2つの方法によって制御可能である。
第1の方法では、孔抜き先端40の位置はビレット110内を進行中知ることが できる。そして、この先端40がポルスタービンの先端110に対して定められ る所定の位置に到達すると、ボルスタ−制御シリンダ(不図示)内の圧力が解放 され、これにより、ポルスタービン94がマンドレル棒36の前進によってビレ ット110の外へ押出される。この種の制御は、例えば、マンドレル棒36ある いはマンドレル端支持体32の実際の動きを検出することに基づいたものである 。また、この制御は、中でも電気的制御システム、空気圧制御システムあるいは 液圧制御システムに基づいたものとすることができる。
第2の制御方法では、調節可能な開放弁(不図示)をポルスタービンシリンダ( 不図示)に設ける。このボルスタ−シリンダはポルスタービン96を駆動するた めの液圧シリンダである。調節可能な開放弁は、予め定められるポルスタービン 94を引き込み始める位置でポルスタービンシリンダの圧力を開放するよう設定 することができ、この位置は、マンドレル棒36のビレット110内への進行に よってポルスタービン94に作用する力に応じて定められるものである。この第 2の制御方法は以下のような事実に基づいたものである。すなわち、通常の孔抜 き動作では、ポルスタービン先端100に作用するその軸方向の力は、予備孔抜 き動作の間に必要なエネルギーのい(らかが摩擦によって消費されることを考慮 しても、孔抜き先端40がビレット110内を進行するのに従って変化するとい う事実である。例えば、予備孔抜きの間に必要とされるエネルギーのいくらかは 、ビレット110の外表面と容器66の内表面との間の摩擦によって費やされる 。
ビレット110の右端は突合せ端としても参照され、この端部は、通常廃棄され る部分である。タレット部60、ボルスタ一部90およびマンドレル部30を適 切に配列することにより、ビレット110の上記突合せ端にスラップ106の除 去によって生じる切断面が含まれるようにする。ビレット110の突合せ端は、 予備孔抜き動作の間、ビレット110がサイジングダイ97を通るときの作用お よびビレット110の右端におけるポルスタービン先端100の周囲の変形によ って生じる害を最も受ける部分である。このような構成は、孔抜きされたビレッ ト110から得られる押出し成形品の品質を改善する上で利点となるものである 。何故なら、予備孔抜き動作によって影響を受けるのは、原理的にビレット11 0の突合せ端であり、この部分は、押出し成形品を得るために用いられるビレッ ト110の残りの部分ではなく、通常廃棄される部分である。
本発明は、その利点としてビレット110の孔抜きのだめに熱間予備孔抜きを行 う。すなわち、ビレット110は予備孔抜きに適切な温度まで加熱される。これ により、所定量サイズの孔抜きを行うのに必要とする力をより小さくすることが できる。その結果、より長いビレットの加工やより小さな孔抜き孔を有した構成 が可能となる。マンドレル棒36の長さに対する直径の比は、予備孔抜き工程に おける限定要素である。
予備孔抜きの後、ビレット110は押出し成形温度まで再加熱される。この再加 熱工程は、ビレット110の突合せ端、特にスラップ106が除去された切断域 の近傍での内部応力や構造上の損傷を減少させ、これにより、その後の押出し成 型工程でビレット110を構成する金属の流れに伴って生じ得る問題を最小限の ものとすることができる。
タレット部60は、その構造に起因して、その動作の間取下のような利益をもた らす。孔抜き位置にあるビレット110に対する予備孔抜きと、装填トレー98 を介した別のビレット110の装填および排出トレー65を介した予備孔抜きさ れたビレットの排出とを同時に行うことができる。孔抜き工程が完了すると、タ レット部60が回転させられる。これにより、装填されたビレット110は、孔 抜き位置へ、空の容器66は装填位置へ、および孔抜きされたビレット110は 排出位置へそれぞれ移動する。そして装填。
孔抜きおよび排出工程がそれぞれ繰り返される。この結果、予備孔抜き装置10 による孔抜きビレット110のスルーブツトが増大する。このような利点は、以 下に示す特徴から導かれるものである。タレット部において、装填されるビレッ ト110の位置は孔抜きシリンダ軸線88から離れており、同様に孔抜きされた ビレット110の取外しは孔抜きシリンダ軸線88から離れた位置で行われる。
この結果、予備孔抜きビレット110の製造速度を比較的高いものとすることが できる。上述のタレット部60における割出し機構を用いるため、容器61ある いは66のいずれについても、選択的にかつ正確に孔抜き位置に位置づけること ができる。この結果、ビレット110に予備孔抜きの結果形成された孔の同心性 を改善することができる。また、異なるサイズの容器61および66を備えてい るので、タレット部6oを交換せずに2つの異なるサイズのビレットを加工する ことができる。但し、前述したように、装填トレー98および排出トレー65の 高さを調節しなければならない。さらに、ビレット110からスラップ106を 除去することを可能にするボルスタ−機構は比較的簡潔なものである。
これにより、予備孔抜き装置10全体の信頼性ある動作が可能となり、また、整 合(すなわち、孔抜き位置におけるポルスタービン94とビレット110の位置 との整合)を維持することが可能となる。
第14図および第15図に示されるように、可動マンドレル支持体42は、一体 の円筒状本体からなり、この本体はその半径方向に沿った薄いスロット44を有 する。
スロット44は3/32インチの幅を有し、これにより、可動マンドレル支持体 42がマンドレル棒36に作用するクランプ力を調節することができる。2つの 座ぐり穴46および48は、第14図および第15図において、破線で示される ねじ穴47を有し、スリット44の面を横断する方向に向いている。ボルト(不 図示)のような頭付きの締結具を、座ぐり穴46および48それぞれのねじ穴4 7にねじ込むことができ、これによりスリット44を調節可能に締めつけること が可能となる。可動マンドレル支持体42の内表面45は、マンドレル棒36を 密に受けるようなサイズであり、この結果、座ぐり穴内のボルトによって作用す るクランプ力により、マンドレル棒36と可動マンドレル支持体42との間の摩 擦力は十分なものとなる。これにより、マンドレル棒36が予備孔抜き位置に配 される容器61あるいは66に入る際、可動マンドレル支持体42を容器61あ るいは66へ進めることができる。この工程を行うにあたっては摩擦力を必要と する。それは、可動マンドレル支持体42が容器66の内部とほぼ同一のサイズ として半径方向のガタを最小限にしようとするからであり、それ故、上記摩擦力 は、可動マンドレル支持体42とこれが挿入される容器61あるいは66の内表 面との間に生じる摩擦力に打ち勝つ必要があるからである。
第16図および第17図に示されるように、ビレット装填サイジングダイ97は 、環状をなし、そのビレット挿入側にコーン状の傾斜面102を有する。
第18図および第19図に示されるように、ポルスタービンガイドダイ96は、 その挿入側にコーン状の傾斜面103を有し、これにより、ポルスタービン先端 100が入り易(なる。
第20図および第21図に示されるように、固定支持体38は環状をなし、マン ドレル棒36を受けるほぼ円筒状の孔を有している。固定支持体38にはコーン 状の傾斜面を必要としない。それは、通常の動作においては、マンドレル棒36 が固定支持体から取り除かれることがないからである。第22図および第23図 に示され、また、前述したように、抜取板95は円筒状の孔を有し、この孔には 、この内方に向って半径方向に突出する複数の歯105が設けられている。
第24図および第25図はポルスタービン94を示している。ポルスタービン9 4は複数の溝すなわちキー溝104を有し、これらキー溝は、ポルスタービン9 4が抜取板95を通る間、抜取板9Sの歯105と係合する。ポルスタービン9 4はポルスタービン先端100の反対側の端部にポルスタービンコネクタ108 を有している。ポルスタービンコネクタ108は、ポルスタービン94を動作さ せるためのラム109に組合わされる。このポルスタービン108により、異な るサイズのポルスタービン94を用いることができ、また、ポルスタービン94 のメインテナンスに際して、ポルスタービン94の速やかな交換が可能となる。
第26図に示されたのと同様の組合わせ構造は、マンドレル棒36をマンドレル ラム(不図示)に組合わせる場合にも好適に用いることができ、これにより、メ インテナンスやマンドレル溝36および/または可動支持体32の交換に際して マンドレル棒36の交換が容易となる。
本発明に関する上述の説明は、様々な改良、変形および適用が可能であり、また 、これら改良等は添付した請求の範囲と同等の意味および範囲に含まれるもので あることが理解されよう。
FIG、 2 FIG、 3 国際調査報告 PCT/υ590105347

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ほぼ円筒状のビレットを受けるための第1および第2の開口端を有し、前記 ビレットを支持するほぼ円筒状の容器と、 前記容器の前記第1開口端に隣接して装着され、前記容器の軸線の方向に沿った 移動が可能であり、ビレットを貫くためのマンドレル棒と、 前記容器の前記第2開口端に隣接して配設され、前記マンドレル棒によるビレッ トの貫通の間ビレットと係合するためのボルスター手段であって、前記容器の前 記軸に沿って移動可能なボルスターピンであって、前記マンドレル棒によるビレ ットの貫通の間ビレットと接する端部を有して当該端部の部分でビレットが変形 するようにしたボルスターピンを有したボルスター手段と、 予備孔抜きに先立って前記マンドレル棒がビレットの方向に進むとき、当該マン ドレル棒によって運ばれる可動支持体であって、前記ほぼ円筒状の容器に入り込 んで前記容器の一部と係合することによって、当該マンドレル棒に付加的な構造 上の剛性を付与し、ビレットの貫通の間の当該マンドレル棒の撓みに抵抗するよ う構成された可動支持体と、 を具えたことを特徴としたビレットの予備孔抜き装置。
  2. 2.前記可動支持体は、ほぼ環状体をなし、当該中央部に前記マンドレル棒を当 該内部で密に受ける開口を有し、前記マンドレル棒に沿って移動可能であること を特徴とする請求の範囲第1項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  3. 3.前記可動支持体は、前記容器の円筒状の内部に密に受けられ、かつ前記マン ドレル棒が進行する間当該マンドレル棒によって移動可能であることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  4. 4.前記装置は、前記容器にビレットを装填する間前記容器の前記軸線に当該中 心をおき、前記容器の前記2つの開口端の1つに隣接して配置されるサイジング タイをさらに具えることにより、ビレットの外表面は、前記容器の内部に比較的 密に適合することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のビレットの予備孔抜き 装置。
  5. 5.前記装置は、前記ボルスターピンが通る軸状の孔を有し、前記ボルスターピ ンが移動する間当該移動を案内し、および前記容器の前記2つの開口端のうち前 記第2の開口端に近接したボルスターピンガイドダイをさらに有したことを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  6. 6.前記装置は、前記容器の前記第1の開口端に隣接して配され前記マンドレル 棒のための固定支持体をさらに具え、前記可動支持体は、前記固定支持体と前記 マンドレル棒の孔抜き先端との間の前記マンドレル棒上に装着され、前記孔抜き 先端は、該先端後方の当該マンドレル棒より大きな直径を有することを特徴とす る請求の範囲第1項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  7. 7.前記ボルスターピンは前記孔抜き先端と同一の直径を有することを特徴とす る請求の範囲第6項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  8. 8.前記可動支持体を前記容器内へ運び、かつ前記ボルスターピンを前記容器内 に進行させて当該ビレットの隣接する端部に接触させながら、前記マンドレル棒 を前記容器内に配される当該ビレットに向けて進行させる工程と、 前記ボルスターピンを固定位置で保持したまま、前記マンドレル棒を進行させて 、当該ビレットを前記ボルスターピンに相対する所定位置まで貫通させる工程で あって、前記所定位置における当該マンドレル棒と当該ボルスターピンとの間に スラッグが形成される工程と、 前記マンドレル棒を前進させるのと同時に前記ボルスターピンを引込むことによ り当該マンドレル棒と当該ボルスターピンとの間の当該ビレットから前記スラッ グを除去し、当該ボルスターピンに前記ボルスターピンガイドの前記孔を通過さ せる工程と、前記マンドレル棒を当該ビレットから引き込み、かつ当該マンドレ ル棒の動作によって前記容器から前記可動支持体を離脱させる工程と、 前記ボルスターピンから前記スラッグを除去する工程と、 を有したことを特徴とする請求の範囲第5項の装置を用いたビレットの予備孔抜 き方法。
  9. 9.複数の容器を支持してタレット軸線のまわりに回転させるための回転可能な タレット手段であって、前記複数の容器のそれぞれは、2つの開口端および中心 軸線を有してビレットを受けるよう構成され、前記中心軸線は前記タレット軸線 に平行で前記タレット軸線から所定の距離にあり、前記複数の容器のそれぞれは 、当該回転可能なタレット手段によって連続的に回転させられて装填位置、予備 孔抜き位置および排出位置に至るようにした回転可能なタレット手段と、前記予 備孔抜き位置に配され、当該隣接して配される前記複数の容器の1つの前記2つ の開口端の一方の内部へ前記中心軸線に沿って移動してビレットを貫通するよう 設けられたマンドレル棒と、 前記予備孔抜き位置に配され、前記マンドレル棒によるビレットの貫通の間当該 ビレットに係合するためのボルスター手段であって、前記中心軸線に沿って移動 可能なボルスターピンを有し、該ボルスターピンは、前記マンドレル棒によるビ レットの貫通の間当該隣接する前記複数の容器の1つの中の当該ビレットと接触 する端部を有することにより、当該ビレットが前記ボルスターピンの前記端部の 部分で変形し、前記ボルスターピンは当該容器に関して前記マンドレル棒とは反 対側に位置し、前記マンドレル棒の進行とほぼ同時に当該容器から移動可能であ ることにより、当該マンドレル棒の端部と当該ボルスターピンの前記端部との間 にスラッグが形成され、当該スラッグは、当該マンドレル棒の前記端部が完全に ビレットを抜けるときの当該ボルスターピンの当該容器からの引込みによって当 該ビレットから除去されるようにしたポルスター手段と、 を具えたことを特徴とするビレットの予備孔抜き装置。
  10. 10.前記ボルスター手段はボルスターピンガイドダイをさらに有し、該ボルス ターピンガイドダイは当該隣接する容器の前記一方の開口端に配され、当該ボル スターピンが当該隣接する容器に出入りするときの当該ボルスタービンの移動を 案内および安定化させ、さらに前記容器を閉じることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  11. 11.前記装置は、前記ボルスターピンが通る抜取ダイをさらに具え、該抜取ダ イは、前記ボルスターピンが当該抜取ダイを通って引込む間に前記スラッグを前 記ボルスターピンから分離することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のビ レットの予備孔抜き装置。
  12. 12.前記ボルスターピンは、当該ボルスターピンが前記容器から引込む間に、 当該内部に前記スラッグを保持するための複数の溝を有し、かつ前記抜取ダイは 前記ボルスターピンの前記複数の溝にそれぞれ係合する複数の突起を有すること を特徴とする請求の範囲第11項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  13. 13.前記回転可能なタレット手段は、ビレットを支持するための他の複数の容 器を有し、該複数の容器の各々は、前記タレット軸線から所定距離離れた中心軸 線を有し、当該他の複数の容器は、前記複数の容器と異なるサイズであることを 特徴とする請求の範囲第9項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  14. 14.前記装置は、前記装填位置に配され、前記複数の容器の1つの前記開口端 の一方に隣接するサイジングダイおよび該サイジングダイを通ってビレットを前 記容器の前記開口端の一方に装填するための装填手段をさらに具えたことを特徴 とする請求の範囲第9項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  15. 15.前記装置は、前記排出位置にビレットを前記容器から排出するためのビレ ット射出手段をさらに具えたことを特徴とする請求の範囲第9項に記載のビレッ トの予備孔抜き装置。
  16. 16.前記ボルスターピン,前記ビレット射出手段および前記装填手段は、ビレ ットの第1端部に作用し、および前記マンドレル棒は、最初に、ビレットの前記 第1の端部とは反対側の第2端部に入り込み、これにより、ビレットの前記第2 端部は、ビレットの装填および排出の際に比較的変形しないことを特徴とする請 求の範囲第15項に記載のビレットの予備孔抜き装置。
  17. 17.前記装置は、前記マンドレル棒に沿って移動可能なように該マンドレル棒 上に当該孔抜き先端に隣接して設けられる可動マンドレル支持体をさらに有し、 該可動マンドレル支持体は前記マンドレル棒と摩擦を伴って係合することにより 、当該可動支持体はマンドレル棒が予備孔抜きに先立ってビレットの方へ進行す る間、前記容器の方へ運ばれ、前記可動支持体が、前記容器の内表面に対応する 外周部を有していることにより、前記可動支持体は、前記容器に入り込んだとき 、前記内表面と係合して前記マンドレル棒に付加的な構造上の剛性を付与し、こ れにより、前記マンドレル棒がビレットを貫く間に当該マンドレル棒が撓むのに 抵抗するようにしたことを特徴とする請求の範囲第9項に記載のビレットの予備 孔抜き装置。
  18. 18.前記可動支持体を前記容器へ運び、かつ前記ボルスターピンをビレットに 向けて進行させながら、前記マンドレル棒を当該ビレットに向けて進行させる工 程と、 前記マンドレル棒を進行させて前記ボルスターピンに相対的な所定位置まで貫通 させる工程であって、該所定位置で当該マンドレル棒と当該ボルスターピンとの 間にスラッグが形成される工程と、 前記マンドレル棒の進行を続けると同時に前記ボルスターピンを引込み、これに より、前記マンドレル棒と前記ボルスターピンとの間のビレットから前記スラッ グを除去する工程と、 を有することを特徴とする請求の範囲第17項に記載の装置を用いたビレットの 予備孔抜き方法。
  19. 19.前記方法は、前記スラッグを運ぶ前記ボルスターピンを抜取板を通って引 込み、当該ボルスターピンから当該スラッグを除去する工程をさらに有すること を特徴とする請求の範囲第18項に記載のビレットの予備孔抜き方法。
  20. 20.前記スラッグをビレットから除去した後、前記マンドレル棒をビレットか ら引抜き、前記可動支持体を前記容器から当該マンドレル棒の動作によって離脱 させる工程をさらに有することを特徴とする請求の範囲第18項に記載のビレッ トの予備孔抜き方法。
  21. 21.前記マンドレル棒が進行するどの工程でも、該工程と同時に前記装填位置 で隣接する前記複数の容器の1つに前記サイジングダイを通して他のビレットを 装填し、これにより、当該ビレットを前記隣接する容器の内部に適合する大きさ にする工程をさらに有することを特徴とする請求の範囲第18項に記載のビレッ トの予備孔抜き方法。
  22. 22.前記マンドレル棒を引抜く工程の後、当該容器を当該予備孔抜き位置から 前記排出位置へと回転させ、当該孔抜きされたビレットを当該容器から排出させ る工程をさらに有することを特徴とする請求の範囲第20項に記載のビレットの 予備孔抜き方法。
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