JPH0550053A - 原材料となる建設残土の製品化方法およびその装置 および製品 - Google Patents

原材料となる建設残土の製品化方法およびその装置 および製品

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JPH0550053A
JPH0550053A JP3295220A JP29522091A JPH0550053A JP H0550053 A JPH0550053 A JP H0550053A JP 3295220 A JP3295220 A JP 3295220A JP 29522091 A JP29522091 A JP 29522091A JP H0550053 A JPH0550053 A JP H0550053A
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JP
Japan
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soil
product
construction
raw material
commercializing
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Pending
Application number
JP3295220A
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English (en)
Inventor
Hisao Inutsuka
尚生 犬束
Kenichi Shirai
顕一 白井
Ryuichi Fujii
隆一 藤井
Katsuji Maehara
克二 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIBAA FURONTO SEIBI CENTER
Original Assignee
RIBAA FURONTO SEIBI CENTER
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来から建設工事によって生じる残土の処理
は建設工事の中でも重要なことであり、特に残土の性質
がよくない時には、その棄て場所に関係者は苦慮してき
たのであるが、本発明は性質の良くない残土の中でも特
に安定処理を必要とする残土を安定処理し製品化するこ
とを目的とするものである。 【構成】 原材料となる建設残土の性質、成分等を分析
して、その建設残土の性質、成分次第で安定処理を行
い、次に成形し、養生し、固化して製品化するようにし
てなる原材料となる建設残土の製品化方法および装置お
よび製品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原材料となる建設残土の
製品化方法およびその装置および製品に関し特に安定処
理を必要とする原材料となる建設残土の製品化方法およ
びその装置およびその製品に関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事においては掘削などの手段によ
り掘り起こした残土の処理について、残土の性質が良質
であって直ちにそのまま建材として使用しえるものを除
き、その残土の処理について関係者は悩まされてきた。
中でも残土を問題なく棄てうるような状態であればいい
として、残土の性質に問題があってそのまま棄てること
も使用することも許されないものがあって、そのような
残土の処理は非常に難しくその点を解決することに問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するために安定処理を必要とする建設残土からなる
原材料を適切な安定処理をすることにより所望の製品を
得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】原材料となる建設残土の
性質、成分などを分析し、その建設残土が安定処理の必
要性があるかどうかという点を十分検討してその残土の
性質、成分などにより適切な安定処理を行ない、その安
定処理した建設残土を粉状或いは粒状にするか或いは所
望の形状に成形し、養生し、固化して、製品化するよう
にしてなる原材料となる建設残土の製品化方法である。
【0005】
【作用】安定処理が必要な建設残土をその建設残土の性
質、成分などにより適切な安定処理を行なって安定処理
を終えた建設残土を粉状或いは粒状にするか或いは所望
の形状に成形し、養生し、固化して、所望の建設資材と
して必要な製品にしうるのである。
【0006】
【実施例1】掘削土に消石灰を混ぜて混合機により混合
し、その改良土を成形し、製品にしてなる原材料となる
建設残土の製品化方法である。
【0007】
【実施例2】安定処理をした掘削土に水および添加材を
混ぜて流動化してなる原材料となる建設残土の製品化方
法である。
【0008】
【実施例3】区枠形成構造部分を安定処理をした掘削土
の改良土により形成し、前記区枠形成構造部分によって
形成された区枠の部分にスラリー状態の掘削土の改良土
を流入させるようにしてなる原材料となる建設残土の製
品化方法である。
【0009】
【実施例4】原材料となる建設残土を安定処理して改良
土にし、その改良土に固化材などを加えて固化し、養生
して、製品化し、その製品を建設現場で積み上げ或いは
敷き或いは敷きながら積み上げることにより所望の盛土
構造体を築造しうるようにしてなる原材料となる建設残
土の製品化方法である。
【0010】
【実施例5】原材料となる建設残土を安定処理して改良
土にし、その改良土を混合機にかけて均等に混合させ、
その均等に混合された材料を型枠に流入させて成形し、
所望時間を養生し、建設工事の施工現場において型枠を
外し、その型枠を再使用しうるようにしてなる原材料と
なる建設残土の製品化方法である。
【0011】
【実施例6】混合機と型枠などによる成形加工機とを連
続的に作動させうるようにしてなる原材料となる建設残
土を安定処理したものから盛土用製品等を製造する装置
である。
【0012】
【実施例7】反復使用を可能にしてなる型枠によって成
形加工しうるようにしてなることを特徴にした原材料と
なる建設残土を安定処理したものから盛土用製品等を製
造する装置である。
【0013】
【実施例8】建設残土を安定処理して改良土にしたもの
を原材料にした、平板、塊状物、帯状物などの固形物か
らなる盛土用製品などの建設材料用製品である。
【0014】
【実施例9】改良土とセメントと水とを混合して均質構
造にしてなる盛土用製品などの建設材料用製品である。
【0015】
【実施例10】立方体或いは直方体などの六面体の外形
の固形物からなる盛土用製品などの建設材料用製品であ
る。
【0016】
【効果】建設工事においては掘削などの手段により掘り
起こした残土を適切な方法で処理しなければならないが
特に安定処理が必要な残土の処理は難しいことであるが
本発明は建設残土の性質、成分などを分析して、その建
設残土の性質、成分などにより適切な安定処理を行な
い、次の段階の成形加工を適切に行ない、そして養生
し、適度の硬さおよび強度になるようにして所望の形状
の製品を能率よく製造しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した原材料となる建設残土の製品化
方法の作業段階を示した概念図である。
【図2】図1に示された本発明の製品化方法の安定処理
による製品化技術の概念図である。
【符号の説明】
1 可動式上屋 2 ブルドーザ 3 原料の集積場 4 成形品プラント 5 機械 6 ホッパー 7 混和機 8 ブロック構造物用成形品 9 製品 10 原材料となる建設残土 11 材料分別 12 安定処理 13 粉体混合 14 型枠成形 15 養生 16 固化製品 17 スラリー混合 18 スラリー混合 19 型枠成形 20 流動化処理 21 型枠成形 22 養生 23 養生 24 土状製品 25 固化製品 26 土状製品 27 固化製品 28 スラリー製品

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原材料となる建設残土の性質、成分等を
    分析して、その建設残土の性質、成分等により適切な安
    定処理を行ない、次に粉体混合或いはスラリー混合など
    の混合をし或いは流動化処理をし、次に型枠成形をし、
    次に養生をし、固化製品或いは土状製品或いはスラリー
    製品にするようにしてなる原材料となる建設残土の製品
    化方法。
  2. 【請求項2】 掘削土に消石灰を混ぜて混合機により混
    合し、その改良土を成形し、製品にしてなる請求項1記
    載の原材料となる建設残土の製品化方法。
  3. 【請求項3】 安定処理をした掘削土に水および添加材
    を混ぜて流動化してなる請求項1記載の原材料となる建
    設残土の製品化方法。
  4. 【請求項4】 区枠形成構造部分を安定処理をした掘削
    土の改良土により形成し、前記区枠形成構造部分によっ
    て形成された区枠の部分にスラリー状態の掘削土の改良
    土を流入させるようにしてなる請求項1記載の原材料と
    なる建設残土の製品化方法。
  5. 【請求項5】 原材料となる建設残土を安定処理して改
    良土にし、その改良土に固化材などを加えて固化し、養
    生して、製品化し、その製品を建設現場で積み上げ或い
    は敷き或いは敷きながら積み上げることにより所望の盛
    土構造体を築造しうるようにしてなる請求項1記載の原
    材料となる建設残土の製品化方法。
  6. 【請求項6】 原材料となる建設残土を安定処理して改
    良土にし、その改良土を混合機にかけて均等に混合さ
    せ、その均等に混合された材料を型枠に流入させて成形
    し、所望時間を養生し、建設工事の施工現場において型
    枠を外し、その型枠を再使用しうるようにしてなる請求
    項1記載の原材料となる建設残土の製品化方法。
  7. 【請求項7】 混合機と型枠などによる成形加工機とを
    連続的に作動させうるようにしてなる原材料となる建設
    残土を安定処理したものから盛土用製品等を製造する装
    置。
  8. 【請求項8】 反復使用を可能にしてなる型枠によって
    成形加工しうるようにしてなることを特徴にした請求項
    7記載の原材料となる建設残土を安定処理したものから
    盛土用製品等を製造する装置。
  9. 【請求項9】 建設残土を安定処理して改良土にしたも
    のを原材料にした、平板、塊状物、帯状物などの固形物
    からなる盛土用製品などの建設材料用製品。
  10. 【請求項10】 改良土とセメントと水とを混合して均
    質構造にしてなる請求項9記載の盛土用製品などの建設
    材料用製品。
  11. 【請求項11】 立方体或いは直方体などの六面体の外
    形の固形物からなる請求項9記載の盛土用製品などの建
    設材料用製品。
JP3295220A 1991-08-23 1991-08-23 原材料となる建設残土の製品化方法およびその装置 および製品 Pending JPH0550053A (ja)

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