JPH05500463A - 業務用皿洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 訃加咋Ａ」 本発明は、洗液に関して高い濃度であり装置装荷物及び回収トラフを通り洗浄域 内でポンプ循環される洗浄溶液のための循環路を備えた業務用皿洗い機に関する 。

本発明に関して、「装置装荷物」あるいは「皿」の表現は、皿洗い機にて洗われ るすべての物品、より詳しくは板状のもの、コツプ、食卓用金物等のような物品 を含む意味である。通常の洗液は１リツトルの水に約２ないし６グラムの洗剤を 含んでいると思われ、又、「高濃度」洗浄溶液は１リツトルの水に約３０ないし ８０グラムの洗剤を含んでいると思われる。業務用の皿洗い機（以下、ＩＤＷＭ Ｓと記す場合もある）において、装置への装荷物は例えばベルトに乗って種々の 連続した領域、より詳しくは前すすぎ域、洗浄域及び後すすぎ域を通過し運ばれ る３゜ 洗浄域を有する皿洗い機にて汚れた皿を洗うための公知の工程にあっては、前す すぎされた皿は、分離して循環され、濃度の高い洗浄溶液にて洗浄域で取り扱わ れる。上記皿から流れ落ちた洗浄溶液は、回収タンクに流れ込み、そこから上記 洗浄溶液の循環を行う循環ポンプによって外部の回収タンクあるいは貯液容器へ 移される。

貯液容器において、上記洗浄溶液は循環路で一時的に貯留される。

又、上記循環路における洗浄溶液の濃度及び量は、制御の下に上記貯液容器にて 元に戻される。このことは、検出器と、清水及び洗剤濃度のための供給配管とを 必要とする。

本発明により提起された問題は、例えば装置外部に回収タンクを設ける必要がな く、皿のスプレー洗浄中に循環路からの液の損失を補償するための制御された調 整系を必要としない、例えば通常洗浄系と循環系とを並列に有する、ポンプ／ス プレー系を備えた循環路において洗浄域内で洗浄溶液が高濃度状態で輸送される ような業務用皿洗い機を提供することである。

装置装荷物及び回収トラフを通る高濃度の洗浄溶液に関する循環路を備えた、上 述した皿洗い機に関して、本発明により提供される解決案は、回収トラフの方へ 透水可能で、洗液を収容する調節タンクに導かれる水門のように動作する開口を 有する回収トラフ内のレベルを制御するためのシステムと、調節ポンプを制御し 循環路に一体的に配置される、洗浄溶液濃度を制御するためのシステムとにより 特徴づけられる。上記「水門」は、基本的に干潮及び満潮の作用により干満の影 響を受けて開閉する海水路における自動排水間のようなものであり、水位が高い とき、即ち上げ潮のときには水門を閉め、水位の低いとき、せき止められた水は 水門を開く。

水門のように動作する関係を、本発明では、標準に調節された洗液を調節する調 節タンクと高濃度の洗浄溶液を調節する回収トラフとの間に適用することにより 、洗液は、回収トラフ内で所定のレベルを越えない間、上記調節タンクから上記 回収トラフへ流れる。もし７、比較すれば、回収トラフ内の液が上記所定レベル を越えたならば、水門のような開口は洗浄溶液の圧力によって閉められる。した がって、本発明による、一方向に唯一透水可能であるという関係により、通常、 調節された洗液は回収トラフへ向かい流れるが、高濃度の洗浄溶液の上記調節タ ンクへの逆流は停止される。調節タンクへのある一定のもれ量は、装置装荷物か らの量を越えて噴射される洗浄溶液の流入と同じ方法にて許容可能である。なぜ ならば、調節タンクにおける洗剤需要を、同時に生じるこの方法でほぼ補うこと ができるからである。

アルカリ洗剤において、標準に調節された洗液において要求される濃度は、１リ ツトルの水に３グラムのアルカリのオーダーである。

洗液の濃度より約１０倍濃くしたとき、例えば１リツトルの水に３０ないし５０ グラムのアルカリを含むとき、アルカリ溶液は高濃度である。実際には、濃度の 度合は広い制限内で可変である。したがって、１リットルの水に６ないし８グラ ムのアルカリ濃度でさえ、なお標準とみなされる。

高濃度洗浄溶液に関する限り、洗浄溶液のレベルは、装置への装荷物がアルカリ に敏感な場合には重大なこととなる。良い洗浄効果を得るため、上記濃度は高く あるべきであり、装荷物への損傷を避けるためには上記濃度は低くあるべきであ る。一般的に、試行錯誤により決定される最適条件値が選択され、その値は導電 率を制御することによりある許容誤差範囲内に維持される。本発明の他の態様に よれば、導電率制御器とともに設けられる調節ポンプは洗浄溶液の循環路に組み 合わされる。したがって、高濃度洗浄溶液の循環路は、循環路自身の循環ポンプ のろならず、調節タンクの濃度制御がら分離して導電率制御を行う循環路自身の 調節ユニットをも有するのが好ましい。

本発明によれば、本質的に、回収トラフに向かい唯一透水可能な接続は、調節タ ンクと回収トラフとの間に設けられる。それゆえに、回収トラフと調節タンクと を互いに隣接して配設すること、及び共通の仕切りに開１コを設けることは不可 避である。しかしながら、このことはかなり余分なスペースと装置の再設計が必 要となる。本発明のさらに他の態様によれば、上記スペースの問題は、回収ｌ・ ラフを調節タンク内に取り付けるように設計することで解決できる。この内蔵タ ンクは、これ自身の循環ポンプ、これ自身のスプレーレジスタ及び導電率制御と ともにこれ自身の調節ユニットを有するのが好ましい。

上記内蔵タンクを支持する調節タンクの上記スプレーレジスタ（Ｓｐｒａｙ　ｒ ｅｇｉｓｔｅｒ）は、高濃度洗浄溶液の適切な接触時間を確保するために部分的 に停止することができる。この部分的停止動作により引き起こされるＩＤＷＭの 機械的な洗浄動作の低下は、本発明による皿洗い工程の炭水化物溶解効果と比べ ると無視できることを経験が示している。

又、洗浄溶液の必要レベルにほぼ一致する高さにて、調節タンクと回収トラフと の間の仕切りとして水門のように動作する、逆流不可のフラップ（ｆｌａｐ）と ともに開口を設けるためには一方向のみに透水可能な接続が単に必要である限り において、」−述した内蔵することによる解決方法によっても簡易化が達成され る。し７たがって、上記レベルの制御のために電子回路あるいは電気回路は不要 である。

その代わりに、例えば何等かの強制制御を有することなく、上記レベルの制御は 自然に行なわれる。

もし回収トラフが調節タンク内に内蔵タンクとし、て収容されるならば、本発明 の他の態様によれば、スプレーされるべき装置装荷物の下方範囲をほぼ覆う回収 スクリーンは、スプレーされる高濃度の洗浄溶液が調節タンクに入るのをできる 限り少なくし、そこで直ちに希釈されることを確実にするために内蔵タンクに組 み合わされるのが好ましい。しかしながら、濃縮洗浄溶液の調節タンクへの少量 の流出がその中の濃度を維持する方向に寄与するので、上記回収スクリーンを設 ＋ｊる範囲は洗浄溶液の成分のすべてが調節タンクに入ることができない範囲ま で行う必要はない。

本発明の一実施例を、業務用皿洗い機の洗浄域を通り、搬送方向に垂直方向の縦 断面にて描かれる図面を参照し以下に説明する。

一点鎖線にで示される業務用皿洗い機の外部ハウジング１の内側において、例え ば板状のものである装置装荷物３は、ローラ５上の循環する搬送ベルト４上に乗 って、図の紙面に垂直方向で洗浄域２を通過する方向に移動し７、同時に、上方 からスプレーノズル６にて及び下方からスプレーノズル７にて洗浄溶液が噴射さ れる。上方のスプレーノズル６は、点線にて示すように例えば約６０度のスプレ ー角９にて、配管８を介して洗浄溶液を装置装荷物３に噴射する。

下方のスプレーノズル７は、例えば約１１０度のスプレー角１２にて、配管１０ を介して洗浄溶液１１を装置装荷物３に噴射する。配管８及び１０は、洗浄溶液 １１を調節する内蔵タンク１５内に載置され電気的リード線１６を有する液浸ポ ンプ１４によってホース１２を介して配設される。配管８及び１０に組み合わさ れるものとしては、電気的接続部１８を有し電気的接続２ｏにて調節ポンプを制 御する導電率通過測定素子１７がある。調節ポンプ１９は、不図示の洗剤容器に つながる、詳しくは強化プラスチックＰｖｃホースである配管２１と、例えばＰ ＶＣにてなり内蔵タンク１５の内側に終端する調節ホース２２とを有する。

所定レベル２３は、内蔵タンク１５内に維持される。上記レベル２３は、内蔵タ ンク１５の内壁２６における開口２５を閉じ又は開いたままとする、水門あるい は逆流不可のフラップ２４の装着レベルとほぼ同じレベルにある。本実施例にお いて、内蔵タンク１５は、皿洗い機の従来からの調節タンク２７に収納される。

調節タンク２７内の液レベル２８は、内蔵タンク１５内の上記レベル２３が最小 レベル以下に落ちたとき、逆流不可フラップ２４を開のみとする方法にて調整さ れる。この目的のため、逆流不可のフラップ２４がほぼ水平な軸２９について回 転するように装着され、及び上記フラップ２４の自由端３０が内蔵タンク１５の 内壁２６の内面に一定の長さにわたり重なり支えることが可能であれば十分であ る。

調節タンク２７内のレベル２８は、通常、原則としてカスケードに配列された前 節タンクへあふれせきを介して設けられる。調節タンク２７内の洗剤濃度は、さ らに通学道りに、不図示の導電率型調節制御器を介して維持可能である。この目 的のために、回収スクリーン３１として作用する多少大きなつば３１が内蔵タン ク１５の縁に設けられる。

本発明による安定した洗浄溶液循環の主な利点は、一般的に冷たい洗浄溶液が清 水ためから供給されるのではなく、循環され、それにより、既に加熱された装置 装荷物の温度に適合する例えば５０ないし６０度の温度にて洗浄溶液が動作可能 である点である。温度制御された動作モードは、洗浄動作を改善し、その他に既 に加熱された装置装荷物の突発的な冷却を避けることができる。業務用皿洗い機 は、例えば前すすぎ域に組み合わされ、清水あるいは低濃度の洗剤の洗浄水を貯 留可能なタンク、洗浄域において１リツトルの水に約３グラムの洗剤を含む調節 タンク、そしてすすぎ域においてほぼ清浄水を貯留するすすぎタンクのように、 一般的に数種類のタンクを有する。最後に、約８０℃に加熱されすすぎ補助剤を 含む清水は流水圧にて装置装荷物上に噴射される。多くの場合、数種の洗浄域は 、前すすぎ域と後すすぎ域との間に設けられる。以下の条件が本発明に従うシス テムに関する正しい設置位置の選択に適用される。

（ａ）　基本的に、装置装荷物は本発明に従い備えられる洗浄域に入る前に前す すぎされるべきである。

（ｂ）　本発明に従い適用される洗剤量が確実にすすがれるために、洗浄溶液循 環路を有する夕〉りは最終すすぎタンクの前に配設さねるべきである。

これらの条件のもとで、最適な設置位置は業務用皿洗い機の最後から２番目のタ ンクであるのが好ましい。濃縮された洗浄溶液を収容するタンクは調節タンク内 に取り付けられるべきである。これらの条件の下、本発明により動作する皿洗い 機及びポンプ／スプレ−循環路は以下のように提供される。皿洗い機に洗い物を 充てんした後、調節タンク２７は、通常、標準の導電率型調節制御器を介して調 節される。同時に、ポンプ／スプレー循環路の導電率通過測定素子１７は、内蔵 タンク１５が例えば１リツトルの水に３０ないし８０グラムのアルカリという所 定の高レベルまで調節することを確実にする。皿洗い工程のさらに進んだ工程に おいて、液体からみて洗剤量が多いものが内蔵タンク１５を通過しスプレーノズ ル６及び７から噴射される場合に、調節タンク２７が配置される。

もし希釈効果が最終すすぎ域から流れ込む最終すすぎ水を越えて優勢であれば、 例えば１リツトルの水に３グラムという要求濃度にするため、組み込まれた導電 率制御器が時々感応する。もしスプレーノズル６及び７から噴射された溶液から 見た洗剤量が優位を占めているならば、平均濃度は調節タンク２７にて徐々に確 立されるが、例えば１リツトルに３グラムという要求濃度の代わりに１リツトル に例えば１０グラムという高い平均濃度であっても、許容できないアルカリ量が 残るという危険はない。即ち、洗剤が皿３に過度に残ることはない。なぜならば 、調節タンク２７を有する洗浄域２が、調節されない清水を有する最終すすぎタ ンクに続いて配置されているからである。このように比較的洗剤が多量に付着し ていても確実にすすぎ落とされる。

符号の説明 １−　外部ハウジング ２−　洗浄域 ３＝　装置装荷物（皿） ４＝　搬送ベル）・ ８−　配管 ９＝　スプレー角 １〇−配管 １１＝　洗浄溶液 １４＝　液浸ポンプ １５＝　内蔵タンク １６＝　電気的接続 １７＝　通過測定素子 １８−　電気的接続 １９＝　調節ポンプ ２〇−電気的接続 ２１−　リード線 ２２−　調節ホース ２３−　レベル（符号１５内） ２４−　逆流不可のフラップ ２５−　開口 ２６−壁 ２７＝　調節タンク ２８−　レベル（符号２７内） ２９−軸 ３〇−自由端 ３１＝　回収スクリーン 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．洗液に関係して高濃度であり、装置装荷物（３）及び回収トラフ（１５）を 通過し洗浄域（２）においてポンプ循環される洗浄溶液（１１）に関する循環路 を有する業務用皿洗い機において、上記回収トラフに向けて透水可能で、上記洗 液を収納する調節タンク（２７）に導く水門のように動作する開口（２５）を有 する上記回収トラフ（１５）内のレベルを制御するシステムと、調節ポンプ（１ ９）を制御し上記循環環内に一体的に配置され、洗浄溶液（１１）の濃度を制御 するシステム（１７，１９）と、を備えたことを特徴とする業務用皿洗い機。 ２．上記水門のように動作する逆流不可のフラップ（２４）を有する上記開口（ ２５）は、調節タンク（２７）と回収トラフ（１５）との間の仕切り（２６）に おいて洗浄溶液（１１）のほぼ要求レベル位置に設けられることを特徴とする、 請求項１記載の業務用皿洗い機。 ３．導電率制御器（１７）を有する上記調節ポンプ（１９）は、洗浄溶液（１１ ）の上記循環路に組み込まれることを特徴とする、請求項１又は２記載の業務用 皿洗い機。 ４．上記回収トラフは上記調節タンク（２７）に内蔵されるタンク（１５）の形 態であることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれかに記載の業務用皿洗い 機。 ５．スプレー洗浄される装置装荷物（３）の下方領域をほぼ覆う回収スクリーン （３１）は、内蔵タンク（１５）に組み合わされることを特徴とする、請求項４ 記載の業務用皿洗い機。