JPH0549809U - アスファルトプラント - Google Patents

アスファルトプラント

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JPH0549809U
JPH0549809U JP11005291U JP11005291U JPH0549809U JP H0549809 U JPH0549809 U JP H0549809U JP 11005291 U JP11005291 U JP 11005291U JP 11005291 U JP11005291 U JP 11005291U JP H0549809 U JPH0549809 U JP H0549809U
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JP
Japan
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ground
asphalt
aggregate
batch tower
batch
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JP11005291U
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Inventor
秀人 蓬莱
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日工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスファルトプラントから発生する騒音を減
少させ、またプラントの設置面積の省スペース化を図る
ことによって市街地の近くにも設置できるようにする。 【構成】 地上または地上近くに配設した骨材加熱乾燥
用ドライヤ1にて加熱乾燥した骨材を地下に設置したバ
ッチタワー8へと供給する。バッチタワー8は振動篩、
貯蔵ビン、計量器、及びミキサ等を積み上げて構成して
おり、バッチタワー8にて製造されたアスファルト合材
はスキップエレベータ14によって地上に持ち上げられ
て運搬車に積込まれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路舗装材であるアスファルト合材を製造するアスファルトプラン トに関する。
【0002】
【従来の技術】
アスファルトプラントは、骨材を加熱乾燥するドライヤと、加熱骨材を受け入 れてアスファルト合材を製造する振動篩、貯蔵ビン、計量槽、ミキサ等を搭載し たバッチタワーと、ドライヤから発生するダストを捕捉する集塵装置及びその他 付帯設備とから構成されている。このプラントは騒音源となる機器を多数有する ために広い敷地上に設置し、距離減衰による騒音対策をはかり、また低騒音の機 器を採用すると共に設置される地域に応じて各種防音対策を施している。また、 プラントの景観を考慮してバッチタワーを外装材により被覆してビル感覚にし、 周囲の環境にマッチするような配慮も成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、近い将来には公害や環境に対する規制が更に厳しくなると考え られ、アスファルトプラントを市街地の近くに設置することがますます困難な状 況になると考えられる。
【0004】 本考案は上記の点に鑑み、市街地の近くにも設置することができるように工夫 したアスファルトプラントを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、骨材を加熱乾燥するドライヤを地上ま たは地上近くに設置し、該ドライヤにて加熱した加熱骨材を受け入れてアスファ ルト合材を製造する振動篩、貯蔵ビン、計量器、及びミキサ等から成るバッチタ ワーを地下収納部に収納し、前記バッチタワーのミキサ排出部下位と地上の車両 積込み位置との間にはアスファルト合材を搬送する垂直搬送装置を設置したもの である。
【0006】
【作用】
本考案によれば、騒音対策の施工しにくい高所音源を有するバッチタワーを地 下に収納することによって、プラント周辺に騒音をばらまくのを極力避けること ができると共に、バッチタワー上方の敷地スペースの有効利用を図れる。また、 バッチタワーが地下にあるために各種材料を重力式で供給でき、従来のように各 種材料をバッチタワーに持ち上げる装置も不要となって装置自体のコストを低減 することができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 1は骨材を加熱乾燥するドライヤであって、地上に、または騒音防止のために 半分地下に、または装置全体を地下に設置する。このドライヤ1は回転自在に傾 斜支持したドラム2の一端部にホットホッパ3と加熱用バーナ4を、他端部にコ ールドホッパ5を有し、コールドホッパ5側から供給する骨材をバーナ4で加熱 してホットホッパ3側の排出シュート6から排出する。
【0009】 7は前記ドライヤ1の下方の地面を掘り下げて形成した地下収納部であって、 該地下収納部7にはプラント本体であるバッチタワー8を収納している。
【0010】 バッチタワー8は機能別にブロック構成した装置を積み上げた階層構造となっ ており、最上階にはドライヤ1の排出シュート6から排出される加熱骨材を受け 入れて粒径毎に篩い分ける振動篩9を配設し、該振動篩9の下位には篩い分けた 加熱骨材を粒径毎に貯蔵する骨材貯蔵ビン10を配設し、更に骨材貯蔵ビン10 の下位には骨材を計量する骨材計量槽11を配設している。
【0011】 12はバッチタワー8の近傍に地中に一部埋設した石粉貯蔵ビン12であり、 該石粉貯蔵ビン12より払い出す石粉を貯蔵、計量する石粉ビン、石粉計量槽( 図示せず)、及び地上のアスファルトタンク(図示せず)より供給する溶融アス ファルト計量用のアスファルト計量槽(図示せず)をバッチタワー8の骨材計量 槽11付近に組み込んでいる。これらの計量槽の下位には各材料を混合するミキ サ13を配設してある。
【0012】 14は地下に収納したバッチタワー8で製造したアスファルト合材を地上に 搬出する垂直搬送装置であるスキップエレベータであって、バッチタワー8の最 下部に搭載したミキサ13の排出部下位から地上の合材搬出位置まで走行レール 15を掛け渡し、搬出用ホッパ16を前記走行レール15に沿って昇降自在に構 成し、地上の車両積込み位置に積込み待ちをしている運搬車17にアスファルト 合材を積み込みできるようにしている。
【0013】 19はドライヤ1の排気煙道18に連結した集塵装置であり、地上に設置され ている。また集塵装置19の下流には排風機、煙突(いずれも図示せず)が設置 されている。これら地上に設置した装置は省スペース化を図るために一か所にま とめて外装材で囲うようにすると良い。
【0014】 しかして、アスファルト合材を製造する場合には、製造するアスファルト合材 の配合に応じた骨材をドライヤ1に供給して加熱し、この加熱骨材を排出シュー ト6から落下させて地下のバッチタワー8の最上階の振動篩9へと投入する。振 動篩9に投入された加熱骨材は篩い分けられて下位の骨材貯蔵ビン10に粒径毎 に貯蔵される。そしてアスファルト合材の出荷要請があると貯蔵ビン10よりそ の配合に応じた粒径の骨材を骨材計量槽11に払い出して計量し、図示しない石 粉計量槽及びアスファルト計量槽により計量した石粉及びアスファルトと共にミ キサ13内に投入して混合調整する。製造したアスファルト合材はミキサ13の 排出部下位に待機する搬出ホッパ16に投入し、スキップエレベータ14によっ て地上まで持ち上げて運搬車17の待機する合材搬出位置まで搬送し、運搬車1 7の荷台に順次積込んでいくのである。
【0015】 なお、主としてバッチタワー8を地下に設置するようにしたが、全ての設備を 地下に設置すれば騒音公害面や省スペース面において最も好ましいことは言うま でもない。またアスファルト舗装廃材用ドライヤを併設する場合には上記と同様 の考えでドライヤを地上または地上近くに設置すると共に、該ドライヤで加熱し た廃材を貯蔵する廃材貯蔵ビン及び計量槽を地下の前記バッチタワー8の側近に 配設し、計量した加熱廃材をバッチタワー8のミキサ16に供給できる構造とす ると良い。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、アスファルトプラントのバッチタワー8を地下 収納部7に収納するので、バッチタワー9からの騒音による周囲への影響を極力 少なくすることができる。また、バッチタワー9の地上面を有効に利用すればプ ラント設置面積が小さくできて土地の有効利用が図れる。更に、バッチタワー9 が地下にあるために各種材料を重力式で供給できて従来のように各種材料をバッ チタワーに持ち上げる装置も不要となって装置自体のコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概要図である。
【図2】図1の一部省略側面図である。
【符号の説明】
1…ドライヤ 7…地下収納部 8…バッチタワー 13…ミキサ 14…スキップエレベータ(垂直搬送装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材を加熱乾燥するドライヤを地上また
    は地上近くに設置し、該ドライヤにて加熱した加熱骨材
    を受け入れてアスファルト合材を製造する振動篩、貯蔵
    ビン、計量器、及びミキサ等から成るバッチタワーを地
    下収納部に収納し、前記バッチタワーのミキサ排出部下
    位と地上の車両積込み位置との間にはアスファルト合材
    を搬送する垂直搬送装置を設置したことを特徴とするア
    スファルトプラント。
JP1991110052U 1991-12-13 1991-12-13 アスファルトプラント Expired - Fee Related JP2540373Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125007U (ja) * 1989-03-23 1990-10-15
JPH03166499A (ja) * 1989-11-22 1991-07-18 Fujita Corp 地下空港システム

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125007U (ja) * 1989-03-23 1990-10-15
JPH03166499A (ja) * 1989-11-22 1991-07-18 Fujita Corp 地下空港システム

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