JPH0549791A - 遠心脱水機 - Google Patents

遠心脱水機

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Publication number
JPH0549791A
JPH0549791A JP21736591A JP21736591A JPH0549791A JP H0549791 A JPH0549791 A JP H0549791A JP 21736591 A JP21736591 A JP 21736591A JP 21736591 A JP21736591 A JP 21736591A JP H0549791 A JPH0549791 A JP H0549791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
dewatering
rotational speed
dehydration
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21736591A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Araki
康志 荒木
Harumi Takeuchi
晴美 竹内
Katsumi Oe
克己 大江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP21736591A priority Critical patent/JPH0549791A/ja
Publication of JPH0549791A publication Critical patent/JPH0549791A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯物が脱水槽内で片寄っていても、一定の
脱水率を得ることができることを目的とする。 【構成】 本発明の洗濯機は、脱水動作開始時、3相モ
ータの駆動−停止を4回繰り返し、停止中の脱水槽の惰
性回転数の4回の平均値Hを求めし、その値Hが設定値
より小さいかどうか比較して、3相モータの回転数を上
昇させるので、脱水率が一定に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯物の脱水を行う遠
心脱水機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遠心脱水機は、特開平1
−236092号公報に示されている。このものは、コ
ンデンサモータにより脱水槽を回転させて、脱水運転直
後のコンデンサ電圧を記憶し、その後逐次コンデンサ電
圧を検知して記憶した値と比較し、コンデンサ電圧が記
憶した値より所定値高くなれば、所定時間コンデンサモ
ータの通電を停止し、脱水槽の回転を一定に保つもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において、
通常、洗濯物が脱水槽内の真ん中あたりにあるので、脱
水槽を設定回転数で回転できるが、洗濯物が脱水槽の中
で片寄っていると、脱水槽を回転させたとき、通常の場
合より脱水槽の回転中心から洗濯物が離れ、さらに脱水
槽が大きく振れるので、回転モーメントが大きくなり、
その分モータには回転トルクを多く必要とし、その結果
モータの回転数が減少する。回転数が減少すれば、脱水
槽の回転数も減少し、目的の脱水率が達成できなくな
り、その後の乾燥に時間がかかってしまう。
【0004】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明の手段は、回転自在に支持された脱水槽を高速で回
転させるモータと、該モータの回転数を検出する回転検
出手段と、該回転検出手段の検出値と設定値を比較する
比較手段と、脱水時間をカウントするタイマーと、前記
モータの運転開始初期、間欠運転し、その後連続運転に
切り変えると共に前記タイマーがカウントアップしたと
き運転を終了する制御手段とからなるものにおいて、前
記制御手段は、前記比較手段より前記検出値が前記設定
値より小さいという結果を得れば、前記モータの回転数
を増加させるよう前記モータに指示する構成である。
【0006】
【作用】即ち、モータの通電遮断中、脱水槽の回転数を
回転検出手段で検出し、その検出値を設定値と比較手段
で比較したとき、通常は脱水槽の真ん中付近に洗濯物が
あるので、その検出値(回転数)は設定値より大きいと
いう結果が得られる。この結果が得られれば、タイマー
が脱水時間をカウントアップすれば運転を終了する。
【0007】しかし、脱水槽内に洗濯物を片寄って入れ
られていれば、脱水槽の回転中心から洗濯物が離れるこ
とになり、さらに脱水槽が大きく振れるので、モータに
かかる回転モーメントは大きくなって回転トルクを多く
必要とし、その分回転数が減少する。従って、脱水槽の
回転数は減少するので、設定値より小さいと比較手段で
判断され、制御手段はモータに回転数を増加するように
指示し、脱水槽の回転数を増加させて通常の場合と同様
な脱水率を得る。
【0008】
【実施例】図1において、1は脱水に関する指示を入力
するキー入力部、2は該キー入力部1で入力した指示を
信号に変換するマイコン制御部、3は該マイコン制御部
2の制御内容、制御結果等を文字や図形を用いて表示
し、使用者に進行状況等を案内するLED表示部、4は
脱水槽の上蓋の開閉状態を検知する安全スイッチであ
る。
【0009】5は脱水槽を回転する3相モータ、6は該
3相モータ5に電力を供給して回転駆動するとともに、
回転数を供給する周波数を制御して調節するインバータ
制御回路、7は脱水時間T及び駆動周波数Sを記憶して
いるメモリーである。尚、マイコン制御部2には、脱水
時間Tをカウントするタイマー8、比較手段9を備えて
いる。
【0010】10は排水バルブ(図示しない)の開放、
脱水ブレーキ(図示しない)の解除を行うソレノイド、
11はマイコン制御部2に直流電源を供給する直流電源
回路、12は脱水槽に給水するために開放される給水
弁、13は脱水動作終了及び異常時報知するためのブザ
ー、14は脱水槽にマグネットを固着し、脱水槽近傍に
設置されたリードスイッチが何回オンオフしたかをカウ
ントして回転数を検知する回転検知手段である。
【0011】図2に基づいて脱水動作を説明する。脱水
動作開始時、まずマイコン制御部2は、ソレノイド10
をオンすることにより排水バルブの開放及び脱水ブレー
キの解除を行う(S−1)。その後、メモリー7よりイ
ンバータ駆動回路6に駆動周波数Sをマイコン制御部2
から送出して3相モータ5を駆動させる(S−2)。
【0012】8秒経過後、3相モータ5への通電を遮断
する(S−3)と、その間脱水槽は惰性により回転を続
ける。この回転数を回転検知手段14により検出(S−
4)し、マイコン制御部2に与える。
【0013】この通電遮断状態を3秒間継続した後、再
び3相モータ5を駆動し、上述の動作を繰り返す。
【0014】この動作を4回繰り返したら(S−5)、
メモリー7より脱水時間Tを読み出して(S−6)、タ
イマー8にセットするとともにインバータ駆動回路6に
駆動周波数Sを送信して3相モータ5の駆動を開始する
(S−7)。その後、4回検知した回転数を平均して平
均値Hを求め、比較手段9で設定値(840rpm)と
比較する(S−8)。
【0015】尚、脱水開始時、上述の間欠脱水を行わな
いで最初から連続脱水を行った場合、洗濯物には水が多
く含まれているので、脱水槽が大きく振れてしまい、脱
水槽と3相モータ5を連結する軸等に大きな負担がかか
る。そこで、間欠脱水を行いある程度洗濯物から水を脱
水してから連続脱水に移行させることにより脱水槽の振
れを小さくして、連結軸等に負担をかけないようにして
いる。
【0016】該比較手段9による比較の結果、設定値よ
り大きければタイマー8に脱水時間Tをセットする(S
−10)。また、設定値より小さければタイマー8に脱
水時間Tをセットするとともに、マイコン制御部2から
駆動周波数Sに30Hz加算した値をインバータ駆動回
路6に送出し、3相モータ5の回転数を上昇させる(S
−9)。
【0017】その後、タイマー8がカウントアップすれ
ば、3相モータ5の駆動を停止し(S−11)、ブザー
13により終了報知を行って(S−12)、脱水運転を
終了する。
【0018】従って、洗濯物が片寄って回転数が減少し
た分、回転数を上昇して補うので、脱水率は一定に保て
るものである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、脱水槽内の洗濯物の片
寄りが生じても、回転数を上昇するので、脱水率を一定
に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の制御ブロック図である。
【図2】図1の洗濯機の脱水動作を示すフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
2 マイコン制御部(制御手段) 5 3相モータ 8 タイマー 9 比較手段 14 回転検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持された脱水槽を高速で回
    転させるモータと、 該モータの回転数を検出する回転検出手段と、該回転検
    出手段の検出値と設定値を比較する比較手段と、脱水時
    間をカウントするタイマーと、前記モータの運転開始初
    期、間欠運転し、その後連続運転に切り変えると共に前
    記タイマーがカウントアップしたとき運転を終了する制
    御手段とからなるものにおいて、前記制御手段は、前記
    比較手段より前記検出値が前記設定値より小さいという
    結果を得れば、前記モータの回転数を増加させるよう前
    記モータに指示することを特徴とした遠心脱水機。
JP21736591A 1991-08-28 1991-08-28 遠心脱水機 Pending JPH0549791A (ja)

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JP21736591A JPH0549791A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 遠心脱水機

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JPH0549791A true JPH0549791A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16703038

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JP21736591A Pending JPH0549791A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 遠心脱水機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112760900A (zh) * 2020-12-14 2021-05-07 珠海格力电器股份有限公司 洗涤脱水组件和洗衣机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112760900A (zh) * 2020-12-14 2021-05-07 珠海格力电器股份有限公司 洗涤脱水组件和洗衣机

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