JPH054953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054953Y2 JPH054953Y2 JP1986159008U JP15900886U JPH054953Y2 JP H054953 Y2 JPH054953 Y2 JP H054953Y2 JP 1986159008 U JP1986159008 U JP 1986159008U JP 15900886 U JP15900886 U JP 15900886U JP H054953 Y2 JPH054953 Y2 JP H054953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser processing
- frame
- processing machine
- table device
- laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はレーザー加工機に関する。
レーザー加工機では、旋盤プレス機械等の他の
工作機械に比べて、NC装置以外にレーザー発振
機、冷却ユニツト、および電源装置等の付帯機器
がどうしても多く必要であり、従来はこれらの付
帯機器がレーザー加工機本体とは全く別体であつ
たために、工場から出荷した後搬入、据付けに際
して、床上設置位置の位置決めおよび機器間の配
管、配線に非常に多くの時間と労力を要してい
た。
工作機械に比べて、NC装置以外にレーザー発振
機、冷却ユニツト、および電源装置等の付帯機器
がどうしても多く必要であり、従来はこれらの付
帯機器がレーザー加工機本体とは全く別体であつ
たために、工場から出荷した後搬入、据付けに際
して、床上設置位置の位置決めおよび機器間の配
管、配線に非常に多くの時間と労力を要してい
た。
この考案はレーザー加工機において、上記のよ
うな問題を解決し、搬入、据付け等に際し多くの
労力を要せず、かつ迅速、正確に搬入、据付けが
行なえるレーザー加工機を提供しようとするもの
である。
うな問題を解決し、搬入、据付け等に際し多くの
労力を要せず、かつ迅速、正確に搬入、据付けが
行なえるレーザー加工機を提供しようとするもの
である。
この考案に係るレーザー加工機は、板材の移動
テーブル装置とレーザーの加工ヘツドとを同一の
フレーム上に載設し、前記移動テーブル装置上で
板材を縦横に移動させるともに、該テーブル装置
の上方に設けた前記レーザー加工ヘツドで板材に
種々の切断加工を施すレーザー加工機であつて、
上記移動テーブル装置の後方で且つ上記フレーム
を挟んだ両側位置に、少なくとも上記レーザー加
工ヘツド用のレーザー発振機と制御装置、および
当該加工機全体の制御ユニツトを振り分け配置す
るとともに、上記フレームに一体的に載設固定し
て全体の重量バランスをとり、上記フレーム上面
には吊り下げ具の取付部を形成したものである。
テーブル装置とレーザーの加工ヘツドとを同一の
フレーム上に載設し、前記移動テーブル装置上で
板材を縦横に移動させるともに、該テーブル装置
の上方に設けた前記レーザー加工ヘツドで板材に
種々の切断加工を施すレーザー加工機であつて、
上記移動テーブル装置の後方で且つ上記フレーム
を挟んだ両側位置に、少なくとも上記レーザー加
工ヘツド用のレーザー発振機と制御装置、および
当該加工機全体の制御ユニツトを振り分け配置す
るとともに、上記フレームに一体的に載設固定し
て全体の重量バランスをとり、上記フレーム上面
には吊り下げ具の取付部を形成したものである。
以下、図面に基づいて実施例を説明する。
第１，２図は夫々この実施例のレーザー加工機
の平面、側面図であつて、４つの脚部材１によつ
て床Ｆ上に水平に設置しうる側面視がＣ字状の全
体フレーム２上に板材の移動テーブル装置３、レ
ーザー加工ヘツド４、パンチ加工ヘツド５および
上記レーザー加工ヘツド４用のレーザー発振機
６、レーザー制御装置７、主に上記移動テーブル
装置３の制御用のNC装置８、装置全体の制御装
置９、さらにブロアユニツト１１、冷却ユニツト
１２油圧ユニツト１３等が一括して載設してあ
る。しかも載設にあたつては、前記移動テーブル
装置３の後方で前記全体フレーム２の両側に、前
記レーザー発振機６や装置全体の制御装置９等を
振り分け配置してある。すなわち、全体フレーム
２を挟んでその左側（第１図の紙面上で上側）に
前記レーザー発振機６とレーザー制御装置７及び
ブロアユニツト１１を、全体フレーム２の右側
（第１図の紙面で下側）に前記制御用のNC装置
８と装置全体の制御装置９及び冷却ユニツト１２
を配置し、油圧ユニツト１３は全体フレーム２の
長手方向延長位置に配置して、左右の重量バラン
スをとつている。
の平面、側面図であつて、４つの脚部材１によつ
て床Ｆ上に水平に設置しうる側面視がＣ字状の全
体フレーム２上に板材の移動テーブル装置３、レ
ーザー加工ヘツド４、パンチ加工ヘツド５および
上記レーザー加工ヘツド４用のレーザー発振機
６、レーザー制御装置７、主に上記移動テーブル
装置３の制御用のNC装置８、装置全体の制御装
置９、さらにブロアユニツト１１、冷却ユニツト
１２油圧ユニツト１３等が一括して載設してあ
る。しかも載設にあたつては、前記移動テーブル
装置３の後方で前記全体フレーム２の両側に、前
記レーザー発振機６や装置全体の制御装置９等を
振り分け配置してある。すなわち、全体フレーム
２を挟んでその左側（第１図の紙面上で上側）に
前記レーザー発振機６とレーザー制御装置７及び
ブロアユニツト１１を、全体フレーム２の右側
（第１図の紙面で下側）に前記制御用のNC装置
８と装置全体の制御装置９及び冷却ユニツト１２
を配置し、油圧ユニツト１３は全体フレーム２の
長手方向延長位置に配置して、左右の重量バラン
スをとつている。
第２図中の符号２ａはＣ字状の前記全体フレー
ム２の後部から一体的に突設した載設台であり、
レーザー制御装置７等を支持する。全体フレーム
２の両側に配置する他の構成機器も同様の支持構
成となつており、夫々の機器に合わせて高さ設定
して、Ｃ字状の全体フレーム２側面から一体的に
張り出して設けた載設台上に固定している。符号
１０は前方のカバーである。
ム２の後部から一体的に突設した載設台であり、
レーザー制御装置７等を支持する。全体フレーム
２の両側に配置する他の構成機器も同様の支持構
成となつており、夫々の機器に合わせて高さ設定
して、Ｃ字状の全体フレーム２側面から一体的に
張り出して設けた載設台上に固定している。符号
１０は前方のカバーである。
板材の移動テーブル装置３は図中Ｙ方向に沿つ
て移動自在な左右のテーブル１４，１５と、該左
テーブル１４，１５の間の固定テーブル１６およ
び、上記左右テーブル１４，１５と一体になつて
Ｙ方向へ移動するキヤリツジ１７、さらに該キヤ
リツジ１７上に設けられ図中Ｘ方向に沿つて移動
するワークホルダ１８とからなつており、板材ワ
ークＷは該ワークホルダ１８に一辺を把持されて
テーブル１４，１５，１６上を一水平面内で縦横
に移動されるようになつている。
て移動自在な左右のテーブル１４，１５と、該左
テーブル１４，１５の間の固定テーブル１６およ
び、上記左右テーブル１４，１５と一体になつて
Ｙ方向へ移動するキヤリツジ１７、さらに該キヤ
リツジ１７上に設けられ図中Ｘ方向に沿つて移動
するワークホルダ１８とからなつており、板材ワ
ークＷは該ワークホルダ１８に一辺を把持されて
テーブル１４，１５，１６上を一水平面内で縦横
に移動されるようになつている。
１９は固定テーブル１６上での板材ワークＷの
移動を円滑にする遊転ボール、２１は同じく左右
テーブル１４，１５上でのワーク移動を円滑にす
る遊転ローラである。
移動を円滑にする遊転ボール、２１は同じく左右
テーブル１４，１５上でのワーク移動を円滑にす
る遊転ローラである。
なお、上記フレーム２上に一括して載設した各
機器間の配線、配管は工場出荷時にすでに完了し
ている。
機器間の配線、配管は工場出荷時にすでに完了し
ている。
この例のレーザー加工機は以上のようになつて
いるので、搬入、据付時にはフレーム２上面にア
イボルト２２を螺入し、該アイボルト２２にロー
プ２３等を引掛けて全体を吊下げ移送でき、１回
の搬送設置によつて据付けが完了し、配管、配線
作業も最小限の内容で済む。
いるので、搬入、据付時にはフレーム２上面にア
イボルト２２を螺入し、該アイボルト２２にロー
プ２３等を引掛けて全体を吊下げ移送でき、１回
の搬送設置によつて据付けが完了し、配管、配線
作業も最小限の内容で済む。
また、各脚部材１に設けたジヤツキボルト（図
示せず）を調節することによつて全体を水平にし
て据付けることも容易である。
示せず）を調節することによつて全体を水平にし
て据付けることも容易である。
以上のように、この考案に係るレーザー加工機
では工場出荷後の搬入、据付けに際し、労力が少
なくてよく、しかも迅速、正確に据付けできる。
特に本考案ではレーザー発振機と制御装置および
当該加工機全体の制御ユニツトをフレームの両側
に振り分けて取り付けたのでレーザー加工機全体
の重量バランスが良く、付帯機器を本体上に一体
化したものでありながらこの種レーザー加工機の
搬入や据付けを行う際の吊り下げを安定姿勢で安
全に行える。
では工場出荷後の搬入、据付けに際し、労力が少
なくてよく、しかも迅速、正確に据付けできる。
特に本考案ではレーザー発振機と制御装置および
当該加工機全体の制御ユニツトをフレームの両側
に振り分けて取り付けたのでレーザー加工機全体
の重量バランスが良く、付帯機器を本体上に一体
化したものでありながらこの種レーザー加工機の
搬入や据付けを行う際の吊り下げを安定姿勢で安
全に行える。
第１図はこの考案に従つたレーザー加工機の平
面図、第２図は同側面図である。 ２……フレーム、３……板材の移動テーブル装
置、４……レーザー加工ヘツド、６……レーザー
発振機、７……レーザー制御装置、８……NC装
置、９……制御装置、Ｗ……板材。
面図、第２図は同側面図である。 ２……フレーム、３……板材の移動テーブル装
置、４……レーザー加工ヘツド、６……レーザー
発振機、７……レーザー制御装置、８……NC装
置、９……制御装置、Ｗ……板材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 板材の移動テーブル装置とレーザーの加工ヘツ
ドとを同一のフレーム上に載設し、前記移動テー
ブル装置上で板材を縦横に移動させるともに、該
テーブル装置の上方に設けた前記レーザー加工ヘ
ツドで板材に種々の切断加工を施すレーザー加工
機であつて、 上記移動テーブル装置の後方で且つ上記フレー
ムを挟んだ両側位置に、少なくとも上記レーザー
加工ヘツド用のレーザー発振機と制御装置、およ
び当該加工機全体の制御ユニツトを振り分け配置
するとともに、上記フレームに一体的に載設固定
して全体の重量バランスをとり、上記フレーム上
面には吊り下げ具の取付部を形成したことを特徴
とするレーザー加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986159008U JPH054953Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986159008U JPH054953Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6366587U JPS6366587U (ja) | 1988-05-02 |
| JPH054953Y2 true JPH054953Y2 (ja) | 1993-02-08 |
Family
ID=31083034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986159008U Expired - Lifetime JPH054953Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054953Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149262B2 (ja) * | 1973-12-27 | 1976-12-25 | ||
| JPS57206590A (en) * | 1981-03-17 | 1982-12-17 | Trumpf Gmbh & Co | Blowout method and blowout device using laser beam |
| JPS6110112U (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-21 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149262U (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-13 |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP1986159008U patent/JPH054953Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149262B2 (ja) * | 1973-12-27 | 1976-12-25 | ||
| JPS57206590A (en) * | 1981-03-17 | 1982-12-17 | Trumpf Gmbh & Co | Blowout method and blowout device using laser beam |
| JPS6110112U (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-21 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6366587U (ja) | 1988-05-02 |
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