JPH0549444U - エンジンと熱交換器の取り付け装置 - Google Patents

エンジンと熱交換器の取り付け装置

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Publication number
JPH0549444U
JPH0549444U JP10216691U JP10216691U JPH0549444U JP H0549444 U JPH0549444 U JP H0549444U JP 10216691 U JP10216691 U JP 10216691U JP 10216691 U JP10216691 U JP 10216691U JP H0549444 U JPH0549444 U JP H0549444U
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JP
Japan
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engine
heat exchanger
support base
positional relationship
fan
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Withdrawn
Application number
JP10216691U
Other languages
English (en)
Inventor
義章 的場
宏 岡野
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】建設機械のエンジンと熱交換器の相対位置を一
定にしてエンジン及び機体振動を防止し、かつフアンと
シユラウドの干渉を防止する。 【構成】エンジン2と熱交換器3の取り付け装置は、エ
ンジンとエンジンの冷却水を外気で冷却するための熱交
換器とをそれらの間の位置関係に一定に保って支持する
支持台10を有し、支持台をエンジンと熱交換器が装着
される機械本体20に対して支持台と機械本体との間の
位置関係の変化によって変形する弾性体6を介して接続
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械にエンジンと熱交換器とを装着する為の、エンジンと熱交 換器の取り付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3と図4に示されるように、建設機械等に使われるエンジン2を冷却するフ ァン1は、エンジン2の前部でエンジン2の出力軸に装着されエンジン2により 駆動される。このファン1は、吸気口8から吸引された冷却空気をファン1の前 に設置された熱交換器3に送り込み更にエンジン2の周囲を通って排気口9から 送り出す役割をする。ファン1の性能を高めるためファン1の周囲はシュラウド 4で覆われている。シュラウド4は、熱交換器3に取り付けられファンブレード 5と干渉しない様チップクリアランス(図3と図4中にaで示す)が設けてある 。普通このチップクリアランスは小さい程ファン性能が向上する。エンジン2は エンジン支持弾性体7を介して車体20に支持されており、このエンジン支持弾 性体7のたわみにより、エンジン2の振動を車体20に伝えないよう、あるいは 車体20の振動をエンジン2に伝えないようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の構造においては、車体20に大きな衝撃が加えられた時に、エンジン2 がエンジン支持弾性体7により支持され、一方熱交換器3は車体20に直接取り 付けられているため、図2に示されるように、エンジン2のみが車体20に対し て大きく変位し、熱交換器3は車体20に対して同じ位置を保つ。従って、エン ジン2と熱交換器3との間の位置関係が変化し、ファン1とシュラウド4の相対 位置が変化し、ファンブレード5とシュラウド4の先端が干渉してしまう。本考 案は、エンジンの振動を機械本体に伝える事と機械本体の振動をエンジンに伝え る事とを防止しつつ、機械本体に大きな衝撃が加えられても、或いは機械本体が 変形しても、エンジンと熱交換器との干渉を防止する構造を提供する事を目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によるエンジンと熱交換器の取り付け装置は、エンジンとエンジンの冷 却水を外気で冷却するための熱交換器とをそれらの間の位置関係を一定に保って 支持する支持台を有し、前記支持台を、エンジンと熱交換器が装着される機械本 体に対して、前記支持台と前記機械本体との間の位置関係の変化によって変形す る弾性体を介して接続する。
【0005】
【作用】
本考案によるエンジンと熱交換器の取り付け装置によれば、エンジンと熱交換 器とをそれらの間の位置関係を一定に保って支持する支持台を、エンジンと熱交 換器が装着される機械本体に対して、支持台と機械本体との間の位置関係の変化 によって変形する弾性体を介して接続するので、車体に大きな衝撃が加えられて も、或いは車体が変形しても、常にエンジンと熱交換器との間の位置関係が一定 に保たれつつ、支持台と機械本体との間の位置関係の変化が弾性体により吸収さ れ、エンジンの振動を車体に伝える事と車体の振動をエンジンに伝える事とが防 止される。
【0006】
【実施例】
本考案は、第1図に示す様に、熱交換器3と熱交換器3から延びるシュラウド 4とエンジン2を共通の通常は鋼鉄で作られる剛性の高い支持台10に固定支持 し、エンジンの出力軸にはファン1が助けられている。支持台10と車体20と の間には弾性体6を設け車体が衝撃を受けた時あるいは車体が変形しても、弾性 体6はその衝撃あるいは変形を吸収し、支持台に伝えない。したがって、熱交換 器3とエンジン2の位置関係は常に一定であり、ファンブレード5とシュラウド との間隔も一定に保たれる。また弾性体6は車体20の振動がエンジン2及び熱 交換器3に伝えられることを防止し、またエンジン2の振動を車体20に伝える ことを防止する。弾性体6にはコイルスプリングを用いても良いが、特に、振動 吸収性の良い粘性の高い弾性ゴムを使用するのが好適である。
【0007】
【考案の効果】
車体が衝撃を受けた時あるいは車体が変形した時でも、ファンブレード5とシ ュラウド4との干渉を防止出来るのでファン1のチップクリアランスを極小にす る事が出来それによりファン1の性能を向上出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の側面図。
【図2】従来技術によるファンブレードとシュラウドと
の干渉を説明するためのエンジン冷却系の部分側面図。
【図3】従来のファン搭載エンジン冷却系の部分側面
図。
【図4】従来のファン搭載状況を示す正面図。
【符号の説明】
1 ファン 2 エンジン 3 熱交換器 4 シュラウド 5 ファンブレード 6 弾性体 7 エンジン支持弾性体 8 吸気口 9 排気口 10 支持架台 20 車体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと熱交換器の取り付け装置であ
    り、エンジンとエンジンの冷却水を外気で冷却するため
    の熱交換器とをそれらの間の位置関係を一定に保って支
    持する支持台を有し、前記支持台を、エンジンと熱交換
    器が装着される機械本体に対して、前記支持台と前記機
    械本体との間の位置関係の変化によって変形する弾性体
    を介して接続する、エンジンと熱交換器の取り付け装
    置。
JP10216691U 1991-12-11 1991-12-11 エンジンと熱交換器の取り付け装置 Withdrawn JPH0549444U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106640331A (zh) * 2016-11-09 2017-05-10 徐工消防安全装备有限公司 一种用于高空作业平台动力及冷却系统布置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106640331A (zh) * 2016-11-09 2017-05-10 徐工消防安全装备有限公司 一种用于高空作业平台动力及冷却系统布置

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Legal Events

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Effective date: 19960404