JPH054938Y2 - - Google Patents

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JPH054938Y2
JPH054938Y2 JP1502689U JP1502689U JPH054938Y2 JP H054938 Y2 JPH054938 Y2 JP H054938Y2 JP 1502689 U JP1502689 U JP 1502689U JP 1502689 U JP1502689 U JP 1502689U JP H054938 Y2 JPH054938 Y2 JP H054938Y2
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welding
line
tack
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steel column
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばボツクス柱に梁などを継ぎ合
わせる仕口部材を溶接するための長尺鋼構造物の
組立設備に関する。
[従来の技術] 以下の説明はボツクス柱の例にて行う。
第2図に示すようにボツクス柱Aには多数の仕
口部材B,Cが溶接される。
この仕口部材の溶接は、ボツクス柱に正確に罫
書かれた位置に、その位置に取付られる仕口部材
を選んで仮溶接し、罫書かれた位置に所定の仕口
部材が正確に取り付けられているかどうかを確認
した後に本溶接される。
そして、仕口部材B,Cは、ボツクス柱Aの四
面に取り付けられることが多い。また、上記仮付
溶接、および、本溶接は、ボツクス柱を水平に置
いた状態で取り付けられるので、水平に置かれた
ボツクス柱の裏面や側面に取り付けられる仕口部
材が存する。
一方、溶接姿勢は、下向き姿勢で行うので、ボ
ツクス柱の上記裏面や側面に仕口部材を取り付け
る際にボツクス柱を反転して行う。
従来の上記ボツクス柱への仕口部材の取付は、
搬入されてきたボツクス柱をハードル(門形の受
台)の上に水平に載せ、ボツクス柱の上面の罫書
かれた位置に所定の仕口部材を仮溶接し、次にボ
ツクス柱を反転して側面に、裏面にそして他の側
の側面にと仕口部材を溶接し、ボツクス柱の四面
への仕口部材の仮溶接が完了する。
次に、罫書かれた位置に所定の仕口部材が仮溶
接されているかどうかを確認後本溶接する。この
本溶接も仮溶接と同様にボツクス柱を反転して行
う。この反転は、ボツクス柱にワイヤロープを掛
けてクレーンにて吊り下げながら行つていた。
また、仕口部材の選択は、仕口部材の保管場所
から運んできたものを、ボツクス柱に罫書かれた
部分に適合するものであるかどうかを確認し行う
ものであるが、現在水平に置かれているボツクス
柱の側面、または、裏面に取り付けるものを先に
運んできたり、表面に取り付けるものと裏面に取
り付けるものを運んできたりしていた。(先行技
術として特開昭60−216981号公報がある) [考案が解決しようとする課題] 上記従来の鉄骨柱の組立てにおいて、ハードル
上に水平に置いた鉄骨柱をクレーンで反転しなが
ら1ケ所で仮付け、および、本溶接していたので
次のような問題があつた。即ち、鉄骨柱の反転回
数は、仮付け、および、本溶接を合わせて6回で
ある。
そして、仮付け、および、本溶接を1ケ所で行
うので、その作業が完了するまで次の鉄骨柱の搬
入をすることができず、この仕口部材の組立部の
前工程である鉄骨柱の生産ラインを折角自動化し
ても、この仕口部材組立部との間でタイムタクト
がとれず生産性が低いという問題があつた。
また、鉄骨柱の反転と仕口部材の搬入は、手作
業で行うので、この両者間には、時間的な規則性
はなく、例えば反転に時間を要した場合は、搬入
してきた仕口部材をその近くに降ろして次の仕口
部材を搬入するという事態が生ずる。従つて作業
員は、近くに置かれた仕口部材を持ち上げて鉄骨
柱の所定の位置に載せなければならず、その作業
に多くの時間を要するという問題がある。また、
上記反転、および、仕口部材の鉄骨柱への載置は
て手作業で行うので不慮の事故を起こすという問
題がある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために本考案の構成は、
鉄骨柱などの長尺鋼構造物を支持し、該鋼構造物
を反転させる機能を備えた台車を走行させる閉循
環走行ラインと、該閉循環走行ラインの所定の位
置に設けた仮付溶接部、第1溶接部、および、第
2溶接部を有する溶接組付けラインと、鋼構造物
に取付けられる部材を供給する台車を走行させる
台車閉循環走行ライン、および、台車にて搬入さ
れてきた部材を前記溶接ラインの仮付溶接部に供
給する受渡し部を備えた部材供給ラインとからな
ることを特徴とするものである。
[作用] このように構成することにより、搬入してきた
鉄骨柱は、閉循環走行ライン上で仮付溶接部に待
機している台車上に載せられる。そして予め選択
された仕口部材は順番に仕口部材供給ラインにて
供給される。そして受渡部から仕口部材を鉄骨柱
上に供給する。そして仮付溶接する。
この仕口部材の供給と仮溶接は、仕口部材が順
番に供給されるので、鉄骨柱の前方から順に供
給、位置決め、仮溶接、台車移動、供給、仮溶接
という具合に、仕口部材の供給と台車の移動によ
り行う。そして一面の取付が終われば、反転し次
の取付面に対し同様に取付ける。
仮付け完了後、次の第1溶接部で、例えばボツ
クス柱の表面との本溶接を行う。そしてこの間に
別の台車を仮付溶接部に循環させて、鉄骨柱を搬
入し、仮付溶接する。
これにより、鉄骨柱の搬入から仕口部材組立完
了までの工程が円滑に行われる。
[実施例] 以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。第1図において、5は鉄骨柱を支持し、か
つ、反転可能な機能を有する台車であり、閉循環
走行ライン5上を矢印ロのように循環走行する。
1は仮付溶接部、2は第1溶接部、3は第2溶接
部であり、一つの溶接組付けラインを形成する。
そしてこの溶接組付けラインは、閉循環走行ライ
ン5の所定の位置に配設される。4は仕口部材供
給ラインであり、搬入部8,9、仕口台車閉循環
走行ライン6、受渡部7、および、仕口台車16
を備えている。12は仮付溶接部1に設けられた
作業台であり、台車15(鉄骨柱)を移動させな
がら仮付溶接するのでほぼ鉄骨柱Aの長さに相当
する。長さを広く設けられている第1、および、
第2の溶接部2,3には、鉄骨柱Aの両側に二つ
づつの作業台13が設けられ、支持柱10には溶
接機11が準備されている。
本実施例では、できる限りスペースを小さくす
るため溶接組付けライン仕口部材供給ラインとは
並行に設けられている。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。
先ず図示省略の鉄骨柱自動生産ラインで作られ
た鉄骨柱Aは、矢印イから、仮付溶接部1に待機
している台車15に水平に支持される。本実施例
では、三つの台車で支持している。
一方、仕口部材B,C……は鉄骨柱Aへの仮付
け順に矢印ハから搬入部8,9より搬入される。
本実施例の場合は、効率よく搬入するために二つ
の搬入部8,9が準備されている。そして仕口台
車閉循環走行ライン6を矢印ニの方向に循環して
いる仕口用台車16に受け渡され、次に受渡装置
7aにてその仕口部材を挟み受渡部7を通して順
番に仕口部材を供給する。
作業台12上にて作業員は、順番に支給されて
くる仕口部材を鉄骨柱の表面に罫書かれた位置に
合わせてセツトし挟んでいる仕口部材を解除して
仮溶接する。この間に次の仕口部材を供給し、他
の作業員が同様に位置合わせし仮溶接する。この
ようにして鉄骨柱Aの一面の仮付けが終了する
と、次に鉄骨柱を反転し、次の面に仕口部材をセ
ツトし、仮溶接する。
このようにして四面全部に仕口部材の仮溶接が
完了する。
次に第1溶接部2に台車を移動する。この第1
溶接部2でボツクス柱の表面と側面の二面を本溶
接し、第2溶接部に移動する。そして第2溶接部
で裏面と他の側面の仕口部材を本溶接する。
この間に前の空の台車15を矢印ロで示すよう
に循環走行させて仮付溶接部1に走行させ、次の
鉄骨柱Aを支持するとともに、仕口部材を同様に
仕口部材供給ラインを通して供給し仮付溶接す
る。
この一連の流れにおいて、仮溶接は本溶接に比
べてその溶接作業は早いので、仮付溶接部1でボ
ツクス柱の四面を溶接するのと第1溶接部2で二
面本溶接するのとほぼ程度の作業時間で完了す
る。そして、第1溶接部と第2溶接部は共にボツ
クス柱お二面であるので作業時間のつり合いはほ
ぼ満足される。
このように、仮付溶接部1を一つ設けるのに対
して本溶接部を二つ設けることにより、一連の溶
接組付けラインが円滑に流れることになる。
また、仮付溶接部1、第1、および、第2の溶
接部2,3での溶接作業は台車15の反転機能に
より、すべて下向き姿勢で行われる。
このようにして、鉄骨柱の組付けが完了した
後、検査部17に矢印ホのように搬送されて検査
される。
検査終了後、合格したものは矢印ヘのように搬
送され、出荷部18より出荷される。
[考案の効果] 以上詳述した通り本考案によれば、閉循環走行
ラインに溶接組付けラインを設け、反転機能を有
する台車を循環走行させ、仕口部材供給ラインか
ら供給されてくる仕口部材を仮付溶接部で仮付け
し、次に第1溶接部と第2溶接部で本溶接するよ
うにしたので、鉄骨柱への仕口部材の仮溶接から
本溶接完了まで円滑な流れで作業が行うことがで
きる。
これにより、前工程である鉄骨柱の自動生産ラ
インとのタイムタクトも円滑になり生産性を大幅
に向上することができる。
また、仕口部材を手で持ち上げて鉄骨柱上に載
置するようようなこともなく、かつ、鉄骨柱は、
台車に安定した状態で支持され、そして反転され
るので、危険性はない。
従つて、不慮の事故発生の可能性が少なくなり
作業環境をよくするという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はボツクス柱を例に斜視図で示した説明図であ
る。 1……仮付溶接部、2……第1溶接部、3……
第2溶接部、4……仕口部材供給ライン、5……
閉循環走行ライン、6……仕口台車閉循環走行ラ
イン、7……受渡部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄骨柱などの長尺鋼構造物を支持し、該鋼構造
    物を反転させる機能を備えた台車を走行させる閉
    循環走行ラインと、該閉循環走行ラインの所定の
    位置に設けた仮付溶接部、第1溶接部、および、
    第2溶接部を有する溶接組付けラインと、鋼構造
    物に取付けられる部材を供給する台車を走行させ
    る台車閉循環走行ライン、および、台車にて搬入
    されてきた部材を前記溶接ラインの仮付溶接部に
    供給する受渡し部を備えた部材供給ラインとから
    なることを特徴とする長尺鋼構造物の組立設備。
JP1502689U 1989-02-09 1989-02-09 Expired - Lifetime JPH054938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1502689U JPH054938Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09

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JP1502689U JPH054938Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02108571U JPH02108571U (ja) 1990-08-29
JPH054938Y2 true JPH054938Y2 (ja) 1993-02-08

Family

ID=31226723

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1502689U Expired - Lifetime JPH054938Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09

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JP (1) JPH054938Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9284512B2 (en) 2009-10-12 2016-03-15 Elevance Renewable Sicences, Inc. Methods of refining and producing dibasic esters and acids from natural oil feedstocks

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9284512B2 (en) 2009-10-12 2016-03-15 Elevance Renewable Sicences, Inc. Methods of refining and producing dibasic esters and acids from natural oil feedstocks

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02108571U (ja) 1990-08-29

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