JPH0549317U - 吸塵装置を有するダブルベルト型カッターアーム及びハンドカッター - Google Patents

吸塵装置を有するダブルベルト型カッターアーム及びハンドカッター

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JPH0549317U
JPH0549317U JP10823591U JP10823591U JPH0549317U JP H0549317 U JPH0549317 U JP H0549317U JP 10823591 U JP10823591 U JP 10823591U JP 10823591 U JP10823591 U JP 10823591U JP H0549317 U JPH0549317 U JP H0549317U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は主にエンジンを使用した原動機に装
着して、コンクリートカッター又は丸のことして使用す
る吸塵装置付きカッターアーム及びハンドカッターに関
するものであり、完成度の高い小型エンジンにそのまま
装着して使用できる便利なカッターアームとコンパクト
な吸塵装置付きハンドカッターを提供することを目的と
する。 【構成】 原動機本体への取付板を突設させたケーシン
グの一端内部に大小一対のプーリーを、多端内部にカッ
ター刃駆動軸のプーリーをそれぞれ配置し、大小一対の
プーリーの回転軸の先端に吸塵装置のファンを設けた。
切断工具の原動機の出力軸に吸塵装置のファンを設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主にエンジンを使用した原動機に装着して、コンクリートカッター又 は丸のことして使用する吸塵装置付きカッターアームと吸塵装置を有するハンド カッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来いきなりギアで減速させるダイレクトドライブ方式のエンジンカッターが ある。又、ギアボックスをシャフトドライブ方式に連結したカッターアームがあ る。
【0003】 粉塵による害を防止する為、小型掃除機を近くに配置し、その吸塵ホースの先 端でハンドカッターから噴出する粉塵を吸塵させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記エンジンカッターは大型で重量もあり、クラッチやギアボックス等の部品 点数も多く、これら部品全てに加工精度が要求される。又、エンジン等の装置が カッター刃の周囲にまとめて配置されるので、カッター刃の切り込み深さの確保 に関して問題があるばかりか、エンジン系の原動機につきものの構造・装置とこ れらに係るメンテナンスを必要とするし、小型でハンディなエンジンカッターを 得ようとすればするほど、クラッチから発生する熱の処理や、ギアボックス内の 冷却方法等、解決しなければならない問題が山積している。又、切断作業中には 粉塵やおがくずが作業者の手元に向けて勢い良く噴出し、火傷を負ったり、防塵 マスクや防塵グラス着用の作業となっていた。又、ハンドカッター等の切断工具 と小型掃除機とは両者の動きがどうしても一致しにくいので、掃除機の吸塵ホー スが切断工具の動きに追従できず絡んで邪魔になったり、誤って吸塵ホースを切 ることがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は上記の欠点を除去するため、ケーシングの一端内部に、大小一 対のプーリーを、その外部には原動機本体への取付板をそれぞれ設け、前記プー リーの回転軸、又は、後述の原動機本体出力軸を前記ケーシング外に突出させ、 この回転軸に先に固着するファンを構成の一部とする吸塵装置をケーシングに並 設し、前記ケーシングの多端には、カッター刃駆動軸とそのプーリーを配置し、 前述のカッター刃駆動軸のプーリーはケーシング略中央の小プーリーと、又、ケ ーシング略中央の大プーリーは原動機本体出力軸のプーリーとそれぞれ関わり合 うようにベルトを設け、カッター刃の安全カバーに開口させた穴と前記吸塵装置 の吸込口とをパイプで連結すると共に前記吸塵装置の排塵口に排気管を設置した ことを特徴とする吸塵装置を有するダブルベルト型カッターアームと、 切断工具の原動機の出力軸の先端に吸塵装置のファンを設置し、このファンを 利用した吸塵装置を前記切断工具に一体的に設けたことを特徴とする吸塵装置を 有するハンドカッターとを提供しようとするものである。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面にもとづいて説明すると、カッター刃(1)を包む安 全カバー(2)には、回転するカッター刃(1)のダイヤモンドチップ(3)が 入る側と出る側とがあるが、その出る側付近に開口穴(4)を設け、この開口穴 (4)をパイプ(5)で吸塵装置(6)の吸込口(7)に連通させる。吸塵装置 (6)の排塵口(8)に接続する排気管(9)は集塵袋に連通させる。エンジン (10)本体出力軸のプーリー(11):ケーシング(12)略中央の大プーリ ー(13)=40:100とし、ケーシング略中央の小プーリー(14):カッ ター刃駆動軸のプーリー(15)=40:50とする。ケーシング(12)の手 元側に設ける取付板(16)にはボルト穴(17)を設ける。
【0007】 図3のように、カッター刃(1)が切断する切断線に対し、直角方向となる向 きにモーター(20)の出力軸(21)を配置したハンドカッター(22)に於 いて、その出力軸(21)の先端をケーシング(12)から突出させて、ここに ファン(19)を取り付け、このファンをその構成の一部とする吸塵装置(6) をケーシング(12)に並設する。この出力軸(21)の中途にベベルギア(2 3)を設けて、カッター刃(1)を回転させるシャフトドライブ(24)を設け る。
【0008】 カッター刃(1)が図中に示す矢印の方向に回転すると、切断作業に伴って噴 出する粉塵やおがくずは、概ね安全カバー(2)の部分(a)に向けて高速で噴 出する。安全カバー(2)の部分(a)から開口穴(4)までは距離があるので 、安全カバー(2)内に取り込まれた粉塵やおがくずは、開口穴(4)に達する 頃には幾分速度が低下する。ケーシング(1)の略中央に大小一対のプーリー( 13)(14)の回転軸(18)はケーシング(12)外に突出して、これにフ ァン(19)を固定しているので、ファン(19)はエンジン(10)本体出力 軸の回転に対して0.4の回転比で回転する。このファン(19)が回転すると ハイプ(5)内には吸引力が発生し、上述の開口穴(4)から粉塵やおがくずを 吸引し、排塵口(8)から排気管(9)を通して集塵袋に向けて吸い流す。 は、しっかり位置決めされて一分のズレも発生しない。
【0009】 エンジン(10)本体出力軸のプーリー(11):ケーシング(12)略中央 の大プーリー(13)=40:100であり、ここで第1段の減速(回転比0. 4)が行なわれる。ケーシング略中央の小プーリー(14):カッター刃駆動軸 のプーリー(15)=40:50であり、ここでは第2段の減速(減速比0.8 )が行なわれる。従って、エンジン(10)の回転が無負荷で12,000r. p.mであるとすると、カッター刃駆動軸のプーリー(15)の回転は3,84 0r.p.mまで減速することとなって、この回転数でカッター刃(1)を回転 させることとなる。負荷が掛かれば3,000r.p.m程度の回転となり、こ れは12インチのカッター刃で周速2,875m、14インチのカッター刃で周 速3,350mで廻ることとなり、ダイヤ刃物を使用する上で安全かつ理想的な ポジションとなる。
【0010】 カッター刃駆動軸のプーリー(15)の半径は2.5cm程度に設定できる。 従って、このプーリーを包むケーシングの半径は3.0cm程度で良く、カッタ ー刃(1)の切り込み深さの確保が十分にできる。
【0011】
【考案の効果】
これにより、構造が極めて簡単なカッターアームを提供できるし、軽量化も実 現できる。極端な精度を要求されない。部品点数や型具が少なく、メインフレー ムはほとんど一体型で良く製造コストが安くなる。カッター刃の切り込み深さを 十分に確保できるしトルクも高い。吸塵装置により作業員を災害から守ることが できるし、エンジンに悪影響を及ぼすこともなくなり、故障が減少する。吸塵装 置を切断工具にコンパクトに設置できるので、吸塵装置やそのホース等が作業の 邪魔になることがない。メンテナンスが少なく完成度の高いモーター又は小型エ ンジンの出力軸をそのまま利用して、又は本考案の吸塵装置付きカッターアーム をボルト止めするだけで、上記効果を発揮できる吸塵装置付きハンドカッターを 提供でき、又は吸塵装置付きエンジンカッターを即座に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による吸塵装置付きカッターアームの平
面図。
【図2】本考案による吸塵装置付きカッターアームの側
面図。
【図3】本考案によるハンドカッターの平面図。
【符号の説明】
1 カッター刃 2 安全カバー 3 ダイヤモンドチップ 4 開口穴 5 パイプ 6 吸塵装置 7 吸込口 8 排塵口 9 排気管 10 エンジン 11 出力軸のプーリー 12 ケーシング 13 大プーリー 14 小プーリー 15 カッター駆動軸のプーリー 16 取付板 17 ボルト穴 18 回転軸 19 ファン 20 モーター 21 出力軸 22 ハンドカッター 23 ベベルギア 24 シャフトドライブ a 部分

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの一端内部に、大小一対のプ
    ーリーを、その外部には原動機本体への取付板をそれぞ
    れ設け、前記プーリーの回転軸をそのケーシング外に突
    出させ、この回転軸に先に固着するファンを構成の一部
    とする吸塵装置をケーシングに並設し、前記ケーシング
    の多端には、カッター刃駆動軸とそのプーリーを配置
    し、前述のカッター刃駆動軸のプーリーはケーシング略
    中央の小プーリーと、又、ケーシング略中央の大プーリ
    ーは原動機本体出力軸のプーリーとそれぞれ関わり合う
    ようにベルトを設け、カッター刃の安全カバーに開口さ
    せた穴と前記吸塵装置の吸込口とをパイプで連結すると
    共に前記吸塵装置の排塵口に排気管を設置したことを特
    徴とする吸塵装置を有するダブルベルト型カッターアー
    ム。
  2. 【請求項2】 吸塵装置のファンを原動機本体の出力軸
    の先端に設置したことを特徴とする請求項1記載の吸塵
    装置付きダブルベルト型カッターアーム。
  3. 【請求項3】 切断工具の原動機の出力軸の先端に吸塵
    装置のファンを設置し、このファンを利用した吸塵装置
    を前記切断工具に一体的に設けたことを特徴とする吸塵
    装置を有するハンドカッター。
JP1991108235U 1991-12-02 1991-12-02 吸塵装置を有するダブルベルト型カッターアーム Expired - Lifetime JP2530503Y2 (ja)

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JPH0549317U true JPH0549317U (ja) 1993-06-29
JP2530503Y2 JP2530503Y2 (ja) 1997-03-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10225925A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Kioritz Corp 動力切断機及び該切断機用遠心クラッチ
JPH10225927A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Kioritz Corp 動力切断機

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JPS5656366A (en) * 1979-10-15 1981-05-18 Shibaura Eng Works Co Ltd Dust suction type cutter
JPS6429054A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Nec Corp Electronic blackboard with external input/output function
JPH02139055U (ja) * 1989-04-24 1990-11-20

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JP2530503Y2 (ja) 1997-03-26

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