JPH0549288U - 搬送用ロボット装置 - Google Patents

搬送用ロボット装置

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JPH0549288U
JPH0549288U JP10811691U JP10811691U JPH0549288U JP H0549288 U JPH0549288 U JP H0549288U JP 10811691 U JP10811691 U JP 10811691U JP 10811691 U JP10811691 U JP 10811691U JP H0549288 U JPH0549288 U JP H0549288U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種サイズのガラス基板に対応でき、かつ搬
送方向に対して前後及び左右方向に位置決めが可能な搬
送用ロボット装置を提供することである。 【構成】 洗浄すべきガラス基板2の搬送方向へ移動自
在な支持部材1に上下動自在に昇降部材4を設け、この
昇降部材4に搬送方向と直交する方向へ移動自在にスラ
イド5を設け、かつこのスライド5に、搬送方向と直交
する方向に接離移動自在な一対のクランプアーム6を設
けて、これらクランプアーム6により搬送方向にガラス
基板2の位置決めを行なうと共に、上記スライド5に、
搬送方向に開閉する一対の旋回アーム7を設けて、これ
ら旋回アーム7により搬送方向と直交する方向にガラス
基板2の位置決めを行なうようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液晶表示器に使用するガラス基板を搬送するための搬送用ロボット 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、液晶表示器にはガラス基板が使用されており、このガラス基板に塵埃な どの不純物が付着していると、液晶表示器に組立てた際、液晶表示器の品質や性 能が低下するなど不良品の原因となる。
【0004】 このため従来では第8図に示すような洗浄ラインを使用してガラス基板の洗浄 を行なっている。すなわち、矢印a方向よりラインへ搬入されたガラス基板は、 まずローダbによりシャワー工程cへ搬入されて処理液がかけられ、次にブラシ 洗浄工程dでブラシにより洗浄された後、液切工程eでガラス基板に付着した処 理液の液切りが行なわれる。
【0005】 その後、ジェット洗浄工程fでジェット流により洗浄され、さらにシャワー工 程g、US工程hを経て乾燥工程iで乾燥された後、アンローダjにより乾燥工 程iより搬出されるようになっている。
【0006】 また洗浄すべきガラス基板はライン上に設けられた搬送装置のスピンカップ内 へ位置決めした状態で載置して各工程へ搬送しており、従来ではコンベアにより 洗浄ラインの上流側に搬入されたガラス基板を整列させた後、ローダb部に設け たロボットを使用してスピンカップ内へ収容していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 しかし近年では、液晶表示器の用途の拡大に伴い種々のサイズの液晶表示器が 使用されるようになったため、これに使用するガラス基板のサイズも多種となっ ており、このため従来のロボットではガラス基板のサイズが変る毎にこれを把持 する爪体をサイズに応じて変換したり、機構の一部を変更しなければならず、作 業が面倒であった。
【0008】 また、ロボットによる整列方向も搬送方向に対して前後または左右の一方向の みのため、コンベアにより搬入されたガラス基板を予め整列させる必要があり、 このためコンベア部分にガラス基板を位置決めするための手段を必要として構造 が複雑になると共に、ロボットハンドの上下動をエアシリンダにより行なってい るため、上限及び下限付近で加速度が最大となり、その結果スタート時や停止時 に振動が発生する不具合があった。
【0009】 本考案は上記不具合を改善するためになされたもので、各種サイズのガラス基 板に対応でき、かつ搬送方向に対して前後及び左右方向に位置決めが可能な搬送 用ロボット装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、洗浄すべきガラス基板の搬送方向へ移 動自在な支持部材に上下動自在に昇降部材を設け、この昇降部材に搬送方向と直 交する方向へ移動自在にスライドを設け、かつこのスライドに、搬送方向と直交 する方向に接離移動自在な一対のクランプアームを設けて、これらクランプアー ムにより搬送方向にガラス基板の位置決めを行なうと共に、上記スライドに、搬 送方向に開閉する一対の旋回アームを設けて、これら旋回アームにより搬送方向 と直交する方向にガラス基板の位置決めを行なうようにしたものである。
【0011】
【作用】
かかる構成によって洗浄ラインの上流側に搬入されたガラス基板は、クランプ アームと旋回アームの4方よりクランプされることにより、搬送方向及びこれと 直交する方向の位置決めが行なえるため、その状態で洗浄ラインの搬送装置へ積 込むことにより、搬送方向及びこれと直交する方向へ整列させることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図7に示す図面を参照して詳述する。
【0013】 図1は搬送用ロボット装置の平面図、図2は同側面図、図3は同背面図、図4 はアーム開閉機構の拡大図を示すものである。
【0014】 図1において1はガラス基板2の搬送方向に布設されたガイドレール3に沿っ て移動自在な支持部材、4は該支持部材1に対して上下動自在な昇降部材、5は 搬送方向と直交する方向へ移動自在なスライド、6は搬送方向と直交する方向へ ガラス基板2を位置決めするクランプアーム、7は搬送方向に位置決めする旋回 アームを示す。
【0015】 上記支持部材1は下部が走行用モータ10に捲載されたタイミングベルト11 に固着されていて、走行用モータ10の駆動によりロッドガイドレール3に沿っ て搬送方向へ移動されると共に、支持部材1の上部に昇降部材4側に設けられた ガイドレール4aが支承されている。
【0016】 また、支持部材1の背部に突設された受け台1a上にエアモータよりなるロー タリアクチュエータ12が取付けられていて、このロータリアクチュエータ12 の回転軸12aにクランク13を介してコンロッド14の下端が枢支されている 。
【0017】 上記コンロッド14の上端は昇降部材4に枢支されていて、ロータリアクチュ エータ12により上記昇降部材4が上下動されると共に、昇降部材4の上部には 水平方向に支持台4bが設けられていて、この支持台4b上に布設されたガイド レール4cにスライド5が支承されている。
【0018】 上記スライド5は上段スライド5aと下段スライド5bの2段構成となってい て、下段スライド5b側にクランプアーム6の長い方のアーム6aの基端部が固 着され、上段のスライド5aにクランプアーム6の短い方のアーム6bの基端部 が固着されている。
【0019】 上記上段スライド5aと下段スライド5bの各側面にはナット部材5c,5d が突設されていて、これらナット部材5c,5dにスライド5の移動方向に沿っ て布設された送りねじ16が螺合されている。
【0020】 上記送りねじ16はナット部材5cの螺合部とナット部材5dの螺合部が逆ね じとなっていて、送りねじ16の一端側に接続されたクランプモータ17により 送りねじ16を回転させることにより、上下段スライド5a,5bが逆方向へ移 動されるようになっており、これによって上下段スライド5a,5bに取付けら れた長いアーム6aと、短いアーム6bもそれぞれ逆方向へ移動されて各アーム 6a,6bの先端に設けれた爪体6c,6dの間でガラス基板2がクランプでき るようになっている。
【0021】 一方、上段スライド5aは3分割されていて、中央のスライド5a´は他の上 段スライド5aと独立して移動自在となっており、この中央スライド5a´は上 段スライド5a上に設けられたクランプシリンダ20により移動できるようにな っていると共に、中央スライド5a´の両端に一対のリンク21の一端側が枢着 されている。
【0022】 そして、上記各リンク21の他端側は一対の旋回アーム7の基端側に枢着され ている。上記旋回アーム7は基端側がアーム6b側に設けられた支持部6eにピ ン22を介して枢着されていて、これらピン22を中心に水平方向へ回動自在と なっていると共に、各旋回アーム7の先端側は搬送方向と直交する方向に突設さ れ、先端部にガラス基板2をクランプする爪体7aが突設されている。なお、図 4中23はアーム6a側より突設されたドッグ6fにより動作される複数のセン サで、このセンサ23により検出された信号によりガラス基板2のサイズの切換 えを行なうようになっている。
【0023】 次に作用を説明すると、図示しないベルトコンベアにより洗浄ラインの上流側 に搬入されたガラス基板2は、ロボットによりクランプされて洗浄ラインに設け られた搬送装置のスピンカップ内へ整列されて収容されるが、ガラス基板2をク ランプするに当って、まずクランプアーム6及び旋回アーム7がクランプすべき ガラス基板2上へ移動され、次にロタリアクチュエータ12により昇降部材4が 下降される。
【0024】 その後、クランプモータ17により送りねじ16が回転されてクランプアーム 6の各アーム6a,6bが図5に示すように逆方向へ移動され、各アーム6a, 6bに設けられた爪体6c,6dがガラス基板2を搬送方向と直交する方向より クランプして、搬送方向の位置決めを行なう。同時にクランプシリンダ20によ り中央スライド5a´が前進されるため、リンク21を介して各旋回アーム7が ピン22を中心に図6に示す矢印方向へ回動され、ガラス基板2を搬送方向より クランプして、搬送方向と直角な方向の位置決めを行なう。
【0025】 そして各アーム6,7の爪体6c,6d,7aがガラス基板2をクランプした 状態でロータリアクチュエータ12により昇降部材4が所定高さまでに上昇され た後、走行用モータ10により全体が搬送方向へ移動され、搬送装置に設けられ たスピンカップ内へ整列した状態でガラス基板2が収容される。
【0026】 以下、上記動作を繰返すことにより、コンベアにより搬入されたガラス基板2 を搬送方向及び搬送方向と直交する方向へ整列させて搬送装置へと積込むもので 、ガラス基板2のサイズが種々変っても、クランプアーム6がガラス基板2をク ンラプした際、センサ23によりサイズが検出されて、サイズの切換えを自動的 に行うため、種々のサイズのガラス基板2に対応できるようになる。
【0027】 またガラス基板2を4方向から位置決めする際、2方向はセンサ23からの信 号により各サイズ毎の位置決めを行うが、他の2方向については、クランプシリ ンダ20により押えるようにしたことから、移動中のガラス基板2の振動が防止 できると共に、万一ガラス基板2が障害物に当っても、旋回アーム7が開放して 衝撃を逃すため、ガラス基板2が破損するのを防止することができる。
【0028】 なお、上記実施例では洗浄するガラス基板2のサイズが6種類だったため、複 数のセンサ23によりサイズ検出を行なうようにしたが、サイズがさらに多種と なる場合は、リニアスケールのような検出器を用いるようにしてもよい。
【0029】 また上記実施例では、クランプアーム6を送りねじ21により駆動させたが、 第7図に示すようにラック24及びピニオン25を用いて駆動するようにしても よい。
【0030】
【考案の効果】
本考案は以上詳述したように、洗浄ラインの上流側に搬入されたガラス基板を 搬送方向及び搬送方向と直交する方向よりクランプして両方向の位置決めを行な った後、洗浄ラインの搬送装置へ搬入するようにしたことから、従来のようにコ ンベア側に位置決め手段を設けて、事前に整列させる必要がない。
【0031】 これによって装置が簡単になると共に、ガラス基板のサイズが多種であっても 、爪体を交換したり、一部機構を変更して対応する必要がないため、サイズ変更 に伴う対応が従来のものに比べて容易となる。
【0032】 またアーム部分の上下動をクランク機構により行なうようにすれば、上下動に 伴う加速度がサインカーブとなるため、スタート時及び停止時の加速度をほぼ0 とすることが可能で、これによってアーム部分を振動させることなく上限点及び 下限点に停止できるため、クランプしたガラス基板を落下させるなどの不具合も 解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。同側面
図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】アーム開閉機構の拡大図である。
【図5】クランプアームの動作説明図である。
【図6】旋回アームの動作説明図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す説明図である。
【図8】従来の洗浄ラインの説明図である。
【符号の説明】
1 支持部材 2 ガラス基板 4 昇降部材 5 スライド 6 クランプアーム 7 旋回アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄すべきガラス基板の搬送方向へ移動
    自在な支持部材に上下動自在に昇降部材を設け、この昇
    降部材に搬送方向と直交する方向へ移動自在にスライド
    を設け、かつこのスライドに、搬送方向と直交する方向
    に接離移動自在な一対のクランプアームを設けて、これ
    らクランプアームにより搬送方向にガラス基板の位置決
    めを行なうと共に、上記スライドに、搬送方向に開閉す
    る一対の旋回アームを設けて、これら旋回アームにより
    搬送方向と直交する方向にガラス基板の位置決めを行な
    うようにしてなる搬送用ロボット装置。
JP10811691U 1991-12-04 1991-12-04 搬送用ロボット装置 Expired - Lifetime JP2545969Y2 (ja)

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