JPH0549243U - ミスチャック検出装置 - Google Patents

ミスチャック検出装置

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JPH0549243U
JPH0549243U JP6641091U JP6641091U JPH0549243U JP H0549243 U JPH0549243 U JP H0549243U JP 6641091 U JP6641091 U JP 6641091U JP 6641091 U JP6641091 U JP 6641091U JP H0549243 U JPH0549243 U JP H0549243U
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JP
Japan
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rubber roller
chuck
rubber
grinding
grinder
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Pending
Application number
JP6641091U
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English (en)
Inventor
一也 白川
丈彦 門脇
彰 中村
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削盤におけるゴムローラのミスチャックを
防止すること。 【構成】 ゴムローラ2をチャックするチャック装置3
にミスチャック検出用の光センサ16を設ける。ゴムロ
ーラ2が傾斜してチャックされた場合には、ゴムローラ
2のゴム部の端部で光センサ16の光ビーム19を遮
る。そのため、ミスチャックを検出することができ、研
削用砥石7の駆動を停止することで、ゴムローラ2のは
じき飛ばされが回避され、安全性が確保できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴムローラの表面を研削する研削盤に使用するミスチャック検出装 置に関し、特に、ゴムローラのシャフト部の誤把持を検出するためのミスチャッ ク検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機等の内部機構に、表面にゴム層を備えた各種のゴムローラが使用されて いる。このゴムローラの表面の円滑度、あるいは、ゴム層の真円度等を高精度に 仕上げるために、研削用砥石をゴムローラの表面に当てがって研削する研削盤が 使用されている。このゴムローラの研削工程は、その供給から排出まで全自動に より行なわれるが、その装置の概要を図1及び図2を参照して説明する。 これらの図において、1は研削盤であり、この研削盤1の内部機構は省略する が、そのテーブル6の上面にゴムローラ2を支持するチャック装置3が設けられ ている。 チャック装置3は、固定側チャック部4と可動側チャック部5とを備え、該可 動側チャック部5は、図1の上下方向に移動できるように構成されている。
【0003】 研削盤1の上面に設けたテーブル6は、ゴムローラ2をチャック装置3により 把持した後、図1に示した矢印A方向に往復移動できる構成となっている。 7は研削用砥石であり、図示しないスライド機構によりゴムローラ2に対して 直角方向に移動し、チャック装置3により把持されたゴムローラ2の表面を研削 するものである。 8は位置決めシリンダであり、この位置決めシリンダ8に、後述のロッドレス シリンダによりゴムローラ2が載せられたときに、チャック装置3により自動的 にゴムローラ2がチャックされる機構となっている。
【0004】 9は、研削盤1にゴムローラ2を搬送するためのオートローダであり、次の構 成を備えている。 即ち、オートローダ9は、図2に示すように、フレーム10内に供給コンベア 11を備え、この供給コンベア11上からフレーム10内を上下に移動する供給 台12上にゴムローラ2が供給される構成となっている。 上記の供給台12の直上には、把持アーム13を備えたロッドレスシリンダ1 4が設けられている。このロッドレスシリンダ14は、把持アーム13により供 給台12上のゴムローラ2を把持し、矢印Bで示すように水平方向の移動により 研削盤1へゴムローラ2を搬送するとともに、研削作業終了後、仕上げが完了し たゴムローラ2をオートローダ9の排出台15まで搬送する役割を果たすもので ある。
【0005】 次に、上記のように構成の研削盤1及びオートローダ9を用いたゴムローラ2 の研削工程の概略を説明する。 まず、オートローダ9の供給コンベア11により供給台12にゴムローラ2が 供給されると、供給台12は、当該ゴムローラ2を載せて上方に上昇し、所定の 位置で停止する。次いで、ロッドレスシリンダ14の把持アーム13によりゴム ローラ2が把持され、ロッドレスシリンダ14の水平方向(矢印B方向)への移 動によりゴムローラ2が研削盤1側に搬送される。 次いで、ゴムローラ2が研削盤1側の位置決めシリンダ8上に載せられると、 チャック装置3によりゴムローラ2のシャフト部がチャックされる。
【0006】 次いで、研削盤1の研削用砥石7が前進し、ゴムローラ2の表面を研削する。 このとき、ゴムローラ2を支持したテーブル6自体が研削用砥石7と直角方向 (矢印A方向)に移動し、ゴムローラ2の軸方向全体に亘って研削が行なわれる 。 こうして研削を終了したゴムローラは、再びロッドレスシリンダ14によりオ ートローダ9の排出台15まで搬送し、該排出台15上に仕上げ済みのゴムロー ラ2を解放する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の研削盤によるゴムローラ2の研削では、次のよ うな解決すべき課題があった。 即ち、図5は、ゴムローラ2の外観図であるが、中央のゴム部2aの両端に比 較的長いシャフト部2bを有している。このようなゴムローラ2を上述した研削 盤1のチャック装置3で支持する場合に、その先端部4a,5aがシャフト部2 bの端面に設けたセンタ孔2cから外れてしまうと、ゴムローラ2自体がチャッ ク装置3から落下してしまうので、該チャック装置3と連動する研削盤1は動作 しない。 しかしながら、図6に示すように、シャフト部2bの長さが比較的短く、かつ 、その径が太い場合には、チャック装置3のいずれか一方、例えば、チャック装 置3の先端部4aが正確にシャフト部2bのセンタ孔2cに挿入されていない場 合でもチャックされたものと判断されて研削盤1が動作してしまう。 かかる場合に、研削用砥石7が到来すると、ゴムローラ2がチャック装置3の 片側のみでしか支持されていないために、勢い良くはじき飛ばされ、きわめて危 険な状態となる。 本考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、特にシャフト 部の長さが比較的短いゴムローラでもチャックミスにより研削盤が誤動作を生じ させず、安全性を高めたミスチャック検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のミスチャック検出装置は、一対のチャック装置にて支持するチャック 装置と、該チャック装置により支持されたゴムローラのゴム部の外周に近接する 同心円上の特定点を通過する光軸を有する光センサとを備えたことを特徴とする ものである。
【0009】
【作用】
本考案のミスチャック検出装置は、ゴムローラを把持するチャック装置にミス チャック検出用の光センサを設けたため、ゴムローラが傾斜して把持された場合 には、ゴムローラのゴム部の端部で光センサのビームを遮る。そのため、ミスチ ャックを検出することができ、研削用砥石の駆動を停止することで、ゴムローラ のはじき飛ばされが回避され、安全性が確保できる。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図を参照して詳細に説明する。 図1に示した研削盤1のチャック装置3に光センサ16を取り付ける。 即ち、光センサ16の光源17を固定側チャック部4に、センサ取付架台17 aを介して設け、他方の可動側チャック部5には、光源17からの光ビーム19 を受ける受光素子18をセンサ架台18aを介して設ける。 なお、光センサ16の光源17と受光素子18との設置位置は、上記とは逆に 固定側チャック部4に光源17、可動側チャック部5に受光素子18を設けるよ うにしても良い。また、光センサ16は、図3に示すように、光センサ16から の光ビーム19が、チャック装置3の先端部4a,5a間に正常状態でチャック されたゴムローラ2のゴム部2aの外周に近接した同心円上の特定点を通過する ような位置に取り付けてある。
【0011】 なお、光センサ16を複数組設ける場合には、光ビーム19が上記の同心円上 の特定点を通過するように配慮すれば、他の位置、例えば、ゴムローラ2に近接 した両側の位置、あるいは、下側の位置に併せて設ければ良い。 また、上記の光センサ16の受光素子18は、図1及び図2に示した研削用砥 石7の駆動回路(図示せず)に電気的に接続され、受光素子18への光ビーム1 9の入力の有無により、当該駆動回路の駆動・停止がなされる構成となっている 。 次に、上記のように構成のミスチャック検出装置の作用を図4を参照して説明 する。 図4において、ゴムローラ2が図1及び図2のロッドレスシリンダ14により 搬送され、位置決めシリンダ8上に載せられる。しかしながら、チャック装置3 の一方の先端部4aがゴムローラ2のセンタ孔を捉えず、いわゆるミスチャック した場合、ゴムローラ2は図示のように、斜めに傾斜して把持される。このよう な場合には、ゴムローラ2のゴム部2aの一端が光センサ16の光ビーム19を 遮るため、受光素子18には光ビーム16の入力がなく、従って、研削用砥石7 の駆動回路は動作しない。これにより、ゴムローラ2のはじき飛ばされが防止さ れ、安全性が確保できる。 なお、光センサ16を複数組設ける場合には、ゴムローラ2の種々の態様での ミスチャックに対応することができ、より安全性が高められる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、研削盤のチャック装置にゴムローラのミスチャ ック検出用の光センサを設けたので、ミスチャックのまま研削用砥石が駆動され ることがなく、ゴムローラのはじき飛ばされが回避され、安全性が確保できると ともに、誤ってゴムローラを研削することがなくなるので、不良品率を低下させ ることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のミスチャック検出装置を設ける研削盤
及びこの研削盤にゴムローラを搬送するためのオートロ
ーダの平面図である。
【図2】上記研削盤及びオートローダの正面図である。
【図3】本考案のミスチャック検出装置を説明するため
の要部拡大図である。
【図4】上記ミスチャック検出装置の作用を説明するた
めの要部拡大図である。
【図5】従来の研削盤で研削する場合の一のゴムローラ
とチャック装置の関係を示す説明図である。
【図6】従来の研削盤で研削する場合の他のゴムローラ
とチャック装置の関係を示す説明図である。
【図7】上記他のゴムローラをミスチャックした場合の
説明図である。
【符号の説明】
1 研削盤 2 ゴムローラ 3 チャック装置 4 固定側チャック部 5 可動側チャック部 6 テーブル 7 研削用砥石 8 位置決めシリンダ 9 オートローダ 16 光センサ 17 光源 18 受光素子 19 光ビーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムローラを一対のチャック装置にて支
    持するチャック装置と、該チャック装置により支持され
    たゴムローラのゴム部の外周に近接する同心円上の特定
    点を通過する光軸を有する光センサとを備えたことを特
    徴とするミスチャック検出装置。
JP6641091U 1991-07-26 1991-07-26 ミスチャック検出装置 Pending JPH0549243U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6641091U JPH0549243U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ミスチャック検出装置

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JP6641091U JPH0549243U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ミスチャック検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0549243U true JPH0549243U (ja) 1993-06-29

Family

ID=13315001

Family Applications (1)

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JP6641091U Pending JPH0549243U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ミスチャック検出装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316979A (en) * 1976-07-31 1978-02-16 Toshiba Corp Center holding detecting device
JPS6052235A (ja) * 1983-08-30 1985-03-25 Okuma Mach Works Ltd 加工物受渡し確認方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316979A (en) * 1976-07-31 1978-02-16 Toshiba Corp Center holding detecting device
JPS6052235A (ja) * 1983-08-30 1985-03-25 Okuma Mach Works Ltd 加工物受渡し確認方法

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