JPH054894Y2 - - Google Patents

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JPH054894Y2
JPH054894Y2 JP6832588U JP6832588U JPH054894Y2 JP H054894 Y2 JPH054894 Y2 JP H054894Y2 JP 6832588 U JP6832588 U JP 6832588U JP 6832588 U JP6832588 U JP 6832588U JP H054894 Y2 JPH054894 Y2 JP H054894Y2
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bend
punch
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bending
arm
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワークに形成された開口部の周縁部に
曲げ加工を施すベンド金型装置に関する。
(従来の技術) 例えば車両のルーフパネルとして、比較的大き
な略四辺形の開口部を形成して、この開口部に窓
を取付けて太陽光や風を取入れられるようにした
所謂サンルーフパネルが知られている。
このようなサンルーフパネルの開口部周縁部に
曲げ加工を施すベンド金型装置としては、例えば
特開昭59−16630号公報に記載されているように、
ワークの開口部周縁に沿つてベンドダイとベンド
パンチとを設けたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、自動車のルーフパネルとしては
上述したサンルーフパネル以上にも開口部を有し
ない一般のルーフパネルがあるので、上述したベ
ンド金型装置のようにワークの開口部周縁に沿つ
てベンドダイとベンドパンチとを設けたのでは、
サンルーフパネルの加工はできても一般のルーフ
パネルの加工ができなくなり、金型装置としてサ
ンルーフパネル用と一般のルーフパネル用のもの
とを準備しなければならなくなり、金型の交換等
に時間を要する。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、ベンドダイに
対してベンドパンチを進退可能に設け、上型には
ベンドパンチに係合可能な回動アームを回動自在
に垂設して、この回動アームをベンドパンチに対
して係合する係合位置と係合しない退避位置とに
回動させる駆動機構を設けた。
(作用) 回動アームを係合位置にした状態で上下を下降
することによつてベンドパンチが駆動されるの
で、ワークの開口部周縁部にベンド加工を施すこ
とができ、また回動アームを退避位置にしたとき
にはベンドパンチは駆動されないので、開口部を
有しないワークに対して加工を施すことができ
る。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案にかかるベンド金型装置の平面
図、第2図及び第3図は同装置の異なる状態を示
す要部拡大正断面図、第4図は同装置の要部側面
図である。
ベンド金型装置1は一対の下型2及び上型3を
有し、下型2上にはルーフパネル等のワークWの
四辺形状開口部の二辺に対応する略L字状をなす
固定ベンドダイ4を固定するとともに、ワークW
の四辺形状開口部の残りの二辺に対応する可動ベ
ンドダイ5,6をそれぞれ矢示方向に移動可能に
設けて、これらの可動ベンドダイ5,6には下型
2との間にスプリング7及び図示しないスプリン
グを介装してオーバベンドのフランジ部から退避
する方向に付勢し、また可動ベンドダイ5,6に
はその背部にはカム面8,9をそれぞれ設け、更
にこれらの固定ベンドダイ4の各辺の外側及び可
動ベンドダイ5,6の各外側にはベンドパンチ1
0,11及び図示しないベンドパンチを揺動自在
に配設している。
そして、ベンドダイ4,5,6の内側には、そ
れぞれ支持部材13に支軸14にてアーム15を
揺動自在に軸支して、このアーム15の先端部外
側にはベンドダイ4,5,6に対応するベンドパ
ンチ16を一体的に形成するとともに、先端部内
側にはカムプレート7を固着し、またベンドダイ
4,5,6との間にスプリング18を介設してア
ーム15を退避方向に付勢し、下型2上にはアー
ム15の退避位置を規制するストツパ19を設け
ている。更に、下型2のアーム15の間にはバツ
クアツプブロツク20を固着している。
上型3の下面には下型2の4個のベンドパンチ
16に対応して4個の支持部材21を垂設し、こ
の支持部材21には回動アーム22の軸23を回
動自在に枢支している。この回動アーム22の先
端部に装着した軸24にはベンドパンチ16を一
体形成したアーム15のカムプレート17に係合
可能なカムローラ25を回転可能に装着し、また
先端部にはバツクアツプブロツク20に倣うカム
プレート26を固着している。
そして、上型3には支持部材21の中央部にシ
リンダ28を装着して、このシリンダ28のロツ
ド29を垂下し、このシリンダ28のロツド29
の下端部にはラツク台30を固着して、このラツ
ク台30の周囲四箇所にラツク31を固着し、更
に回動アーム22の軸23にはこのラツク31に
噛み合うピニオン32を固着している。これらに
よつて回動アーム22をヘツドパンチ17を形成
したアーム15に係合する係合位置と係合しない
退避位置とに回動させる駆動機構を構成してい
る。
また、上型3の下面縁部にはベンドパンチ1
0,11等を駆動するドライブカム35を垂設
し、更にベンドダイ4,5,6上のワークWを押
えるパツド36,36をスプリング37にて付勢
して上下動可能に保持している。
以下に上記のように構成したベンド金型装置1
の作用について説明する。
先ず、開口部を有しないワークW1を加工する
場合には、上型3のシリンダ28を非作動状態に
してロツド28を下降させることによつて、ラツ
ク台30も下動してラツク31が下降するので、
このラツク31に噛み合うピニオン32が回動し
て回動アーム22は第2図図示の退避位置に回動
する。
そこで、第2図に示すように、ベンドダイ4,
5,6上に開口部を有しない一般のルーフパネル
等のワークW1を載置してパツド36で押えた状
態で上型3を下降することによつて、ドウライブ
カム35等によつて外側の各ベンドパンチ10,
11等がベンドダイ4,5,6に向つて揺動し
て、ワークW1の外周部縁部にベンド加工が施さ
れる。このとき、回動アーム22は退避位置にあ
るので、上型3が下降しても内側のベンドパンチ
17はベンドダイ4,5,6の向つて揺動しな
い。
これに対して、開口部を形成したワークW2を
加工する場合には、上型3のシリンダ28を駆動
してロツド29を上昇させることによつて、ラツ
ク台30も上動してラツク31が上動するので、
このラツク31に噛み合うピニオン32が回動し
て回動アーム23は第3図図示の係合位置に回動
する。
そこで、第3図に示すように、ベンドダイ4,
5,6上に開口部W2aを形成したサンルーフパ
ネル等のワークW2を載置してパツド36で押え
た状態で上型3を下降することによつて、ドライ
ブカム35等によつて外側の各ベンドパンチ1
0,11等がベンドダイ4,5,6に向つて揺動
して、ワークW2の外週部縁部にベンド加工が施
される。
このとき、回動アーム22がフーム15のカム
プレート17とバツクアツプブロツク20との間
に入り込み、回動アーム22はカムプレート26
がバツクアツプブロツク20面に摺接し、カムロ
ーラ25がアーム16のカムプレート17に当接
しながら降下するので、内側のベンドパンチ16
がスプリング18の付勢力に抗してベンドダイ
4,5,6に向つて揺動し、ワークW2の開口部
W2aの縁部にベンド加工が施される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ワークの
開口部縁部に対してベンド加工を施するベンドパ
ンチを移動可能に設けて、このベンドパンチに係
合して移動させる回動アームを上型に備え、更に
この回動アームをベンドパンチの係合する係合位
置と係合しない退避位置とに回動可能としたの
で、開口部を有するワーク及び開口部を有しない
ワークのいずれに対してもベンド加工を施するこ
とができるようになり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるベンド金型装置の平面
図、第2図及び第3図は同装置の異なる状態を示
す要部拡大正断面図、第4図は同装置の要部側面
図である。 尚、図面中、1はベンド金型装置、2は下型、
3は上型、4,5,6はベンドダイ、15はアー
ム、16はベンドパンチ、20はバツクアツプブ
ロツク、22は回動アーム、25はカムローラ、
28はシリンダ、30はラツク台、31はラツ
ク、32はピニオン、W1は開口部を有しないワ
ーク、W2は開口部を有するワークである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下型にはワークの開口周縁部に沿つてベンドダ
    イ及びベンドパンチを設け、このベンドパンチは
    ベンドダイに対して進退可能となし、また上型に
    は下端部が前記ベンドパンチに係合可能な回動ア
    ームを回動自在に取付け、この回動アームの下端
    更にこの回動アームをベンドパンチに対して係合
    する係合位置と係合しない退避位置とに回動させ
    る回動アーム駆動機構を設けたことを特徴とする
    ベンド金型装置。
JP6832588U 1988-05-24 1988-05-24 Expired - Lifetime JPH054894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6832588U JPH054894Y2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24

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JP6832588U JPH054894Y2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24

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Publication Number Publication Date
JPH01172422U JPH01172422U (ja) 1989-12-06
JPH054894Y2 true JPH054894Y2 (ja) 1993-02-08

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JPH01172422U (ja) 1989-12-06

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