JPH0548759U - ディスプレイ用ステージ - Google Patents
ディスプレイ用ステージInfo
- Publication number
- JPH0548759U JPH0548759U JP10897891U JP10897891U JPH0548759U JP H0548759 U JPH0548759 U JP H0548759U JP 10897891 U JP10897891 U JP 10897891U JP 10897891 U JP10897891 U JP 10897891U JP H0548759 U JPH0548759 U JP H0548759U
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- Japan
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- peripheral wall
- top plate
- assembled
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単に分解・組立てを行なうことができ、し
かも強度的に優れたディスプレイ用ステージを提供す
る。 【構成】 4枚の平板状のプラスチック製枠体4を分解
組立自在として平面視矩形乃至正方形状に組立てて周壁
1を形成する。周壁1に金属帯板製補強部材2a,2b
を係脱自在に係止させ、周壁1の組立状態を保持させ
る。平板状の複数枚の分離片46…からなる天板3を、周
壁1の上端面44の切欠部45に係止させると共に補強部材
2a,2b上に載置させる。
かも強度的に優れたディスプレイ用ステージを提供す
る。 【構成】 4枚の平板状のプラスチック製枠体4を分解
組立自在として平面視矩形乃至正方形状に組立てて周壁
1を形成する。周壁1に金属帯板製補強部材2a,2b
を係脱自在に係止させ、周壁1の組立状態を保持させ
る。平板状の複数枚の分離片46…からなる天板3を、周
壁1の上端面44の切欠部45に係止させると共に補強部材
2a,2b上に載置させる。
Description
【0001】
本考案はディスプレイ用ステージに関する。
【0002】
従来、衣服、靴等を展示するディスプレイ用ステージとしては、木製のものが 知られていた。
【0003】 即ち、従来のステージは、分解不可能な一体化されたステージであった。
【0004】
従って、上述の従来のものでは、運搬しにくく強度的にも劣り、しかも、簡単 に傷付く虞れもあった。
【0005】 そこで、本考案では、簡単に運搬することができ、しかも、強度的にも優れて いるディスプレイ用ステージを提供することを目的とする。
【0006】
上述の目的を達成するために、本考案に係るステージは、4枚の平板状のプラ スチック製枠体を分解組立自在として平面視矩形乃至正方形状に組立ててなる周 壁と、該周壁の上端面の切欠部に係脱自在に係止すると共に複数枚の平板状の分 離片に分離自在なプラスチック製天板と、該天板の下方において上記周壁に係脱 自在に係止して該周壁の組立状態を保持すると共に該天板を受ける金属帯板製補 強部材と、を備えたものである。
【0007】
周壁を組立て、金属帯板製補強部材を該周壁に係止させれば、該周壁はこの補 強部材により平面視矩形乃至正方形状が保持される。
【0008】 そして、この平面視矩形乃至正方形状に保持された周壁の切欠部に天板を係止 させれば、ステージが組立てられる。
【0009】 また、天板を周壁から取外すと共に、補強部材を周壁から取外せば、天板は複 数枚の分離片に分離させることができると共に、周壁も分解することができ、こ のステージは、複数個の独立した部材となる。
【0010】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0011】 図1は本考案に係るディスプレイ用ステージの分解斜視図を示し、このステー ジは、平面視矩形乃至正方形状の周壁1(図例では平面視正方形状とされている 。)と、該周壁1に係脱自在に係止する金属帯板製補強部材2a,2bと、該周 壁1に係脱自在に係止する天板3と、を備えている。
【0012】 しかして、周壁1は4枚の平板状プラスチック製枠体4が平面視矩形乃至正方 形状に組立てられてなるものである。
【0013】 即ち、枠体4は、図3に示すように、中空体からなり、上壁5の内壁20側に切 欠凹所6が設けられている。
【0014】 そして、枠体4の内部にはリブ7,7が設けられ、この枠体4の内部に、一部 に切欠部を有する上方中空部8と、断面矩形状の中間中空部9と、断面正方形状 の下方中空部10とが形成される。
【0015】 また、枠体4…はプラスチック製連結部材11…を介して連結される。
【0016】 即ち、連結部材11は、周壁1のコーナ部を形成するものであって、枠体4の上 方中空部8に挿入される一対の上方挿入部12,12と、枠体4の下方中空部10に挿 入される一対の下方挿入部13,13と、を備えている。
【0017】 そして、挿入部12,12及び挿入部13,13は、本体部14から平面的に見て夫々90 °ずれた方向に突設されている。
【0018】 また、本体部14は、凹部15を有する上壁16と、相互に90°をなす側壁17,17と 、下壁18と、上壁16の内コーナ部と下壁18の下コーナ部とを連結する連結壁48と 、を備え、側壁17内面と連結壁48の内面とから夫々突出壁19,19が突設されてい る。
【0019】 そして、上方挿入部12の外形寸法が、枠体4の上方中空部8と同一乃至僅かに 小さく設定され、下方挿入部13の外形寸法が、枠体4の下方中空部10と同一乃至 僅かに小さく設定され、対面する突出壁19,19の外面間寸法が、中間中空部9の 幅方向寸法と同一乃至僅かに小さく設定され、突出壁19の長さ寸法が、中間中空 部9の高さ寸法より小さく設定される。
【0020】 従って、図3に示すように、4枚の枠体4…と4個の連結部材11…とを配設し 、各連結部材11…の上方挿入部12を対応する枠体4の上方中空部8に挿入すると 共に、下方挿入部13を対応する下方中空部10に挿入し、かつ、突出壁19を対応す る中間中空部9に挿入すれば、正方形状の周壁1が形成される。なお、この場合 、各挿入部12,13の外面をテーパ面として挿入しやすくするも好ましい。
【0021】 そして、組立て状態においては、枠体4の上壁5の上面5aは連結部材11の上 壁16の上面16aと同一面状とされ、枠体4の外壁21の外面21aは連結部材11の側 壁17の外面17aと同一面状とされ、枠体4の上壁5の凹所6の下面22は連結部材 11の凹部15の下面23と同一面状とされる。
【0022】 また、連結部材11の下壁18の内コーナ部には、図8に示すように、下面視正方 形状の凸部24が形成され、この凸部24からアジャスタ25が突設されている。そし て、組立てられた状態では、枠体4の下壁30の下面30aは連結部材11の下壁18の 下面18aと同一面状とされる。
【0023】 従って、図1に示すように、組立てられた周壁1は、その上方コーナ部26…に 、係合用凹部27…が形成され、その下方コーナ部28…には、上記凸部24からなる 係合用凸部29…(図8参照)が形成され、上端面44には切欠部45が形成される。
【0024】 つまり、周壁1,1が上下に積み重ねられた際には、図8に示すように、下方 の周壁1の係合用凹部27に上方の周壁1の係合用凸部29が係脱自在に係合し、積 み重ねられた周壁1,1が相互にずれることがない。
【0025】 ところで、アジャスタ25は、凸部24に螺進退自在に螺合されるねじ杆31と、該 ねじ杆31の基端に付設される円盤形状の脚部32と、からなり、ねじ杆31を螺進退 させることにより、脚部32の高さが調整される。
【0026】 しかして、一方の補強部材2aは、図4に示すように、下面33の中央及び両端 部に、切欠部34,35, 35が形成され、他方の補強部材2bは、上面36の中央に切 欠部37が形成されると共に下面38の両端部に切欠部39,39が形成されている。
【0027】 従って、中央の切欠部34,37を対応させて、一方の補強部材2aの切欠部34に 他方の補強部材2bの切欠残部41を嵌合させると共に、他方の補強部材2bの切 欠部37を一方の補強部材2aの切欠残部40を嵌合させれば、図6に示すように、 補強部材2a,2bは平面視十字状に係合される。
【0028】 また、図3に示すように、各枠体4の上壁5の凹所6の中央には切欠き42が形 成され、この切欠き42に図6に示すように、補強部材2a,2bの端部が挿入さ れ、切欠部35,39が枠体4の内壁20に係止する。
【0029】 この場合、図7に示すように、補強部材2a,2bの上面43,36は、切欠部45 の下面45aと同一面状とされる。
【0030】 従って、図1に示すように、補強部材2a,2bが係止した周壁1はその組立 て状態が確実に保持される。
【0031】 次に、天板3は、図1に示すように、複数枚の平板状のプラスチック製の中空 状の分離片46…からなり、図7に示すように、補強部材2a,2bにて受けられ た状態にて周壁1の切欠部45に係脱自在に係止する。なお、各分離片46…が装着 された際には、相隣位する分離片46,46は相互に密着状とされる。また、各分離 片46の長さ寸法は、対面する枠体4,4の凹所6の側面49,49(図3参照)間寸 法と同一乃至僅かに小さく設定し、各分離片46…ががたつかないように設定する 。従って、補強部材2a,2bは天板3の下方において周壁1に係止している。 なお、分離片46の内部にはリブ47,47が形成されている。
【0032】 しかして、上述の如く構成されたステージSは、図2に示すように、一個のみ 使用するも、図9に示すように、複数個を積み重ね使用するも自由である。勿論 、使用するステージ数は自由に変更することができ、図例以外の形状に積み重ね て使用することができる。
【0033】 即ち、周壁1は、図8で示したように、下方の周壁1の係合用凹部27に上方の 周壁1の係合用凸部29が係脱自在に係合した状態で積み重ねることができるので 、積み重ねた際には位置ずれがせず、確実に積み重ねることができる。なお、下 段のステージSは、天板3の装着を省略することができる。
【0034】 また、対面する一対の枠体4,4の長さ寸法と他の対面する一対の枠体4,4 の長さ寸法とを相違させれば、平面視矩形状の周壁1を有するステージSを形成 することができ、図10に示すように、大きさの相違するステージSを積み重ねて 使用することができる。
【0035】 しかして、上述の如く形成されるステージSは、天板3を図1に示すように、 周壁1から取外し、補強部材2a,2bを周壁1から取外すと共に、図3に示す ように、各連結部材11…と枠体4…とを分離させれば、分解することができ、分 解すれば、コンパクトなものとなり、しかも、枠体4、連結部材11、及び天板3 はプラスチック製の軽量体であるので、その運搬、収納等が行ないやすい。
【0036】 また、分解された状態から、周壁1を組立て、次に、補強部材2a,2bをこ の周壁1に係止させると共に、天板3の各分離片46…を周壁1の切欠部45に係止 させれば、簡単に組立てることができ、現場にて簡単かつ確実に組立てることが でき、商品の陳列、展示作業を迅速に行なうことができる。
【0037】 なお、上述の実施例によれば、枠体4、分離片46、及び連結部材11は、夫々、 複数個必要とするが、これらの各部材は夫々各部材ごとに同一物であるので、低 コストにて大量生産することができる利点がある。
【0038】 また、アジャスタ25を備えているので、夫々、ステージSの高さを調整するこ とができ、さらには、載置面に凹凸部等があってもがたつかせることなく載置す ることができる。
【0039】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で 設計変更自由であり、例えば、枠体4の長さ寸法、高さ寸法、肉厚寸法等は自由 に変更することができ、それに対応して、天板3の分離片46の長さ寸法、幅寸法 、肉厚寸法等も自由に変更することができ、また、分離片46の数としても6枚に 限る必要はない。さらに、補強部材の数も、2枚に限らず3枚以上とするも自由 である。分解した際に、全体の部品点数を減少させるために、一個の枠体4に対 して一個の連結部材11を一体化させておくようにするも自由である。
【0040】
【考案の効果】 本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0041】 簡単に分解することができ、分解すれば、コンパクトなものとなり、運搬 、収納等を簡単に行なうことができる。
【0042】 枠体4、分離片46等はプラスチック製であり、全体として軽量であり、運 搬等が楽に行なえる利点がある。
【0043】 簡単に組立てることができるので、現場における商品の陳列、展示作業を 迅速に行なうことができる。
【0044】 金属帯板製補強部材2a,2bにて補強されているので、組立てられた状 態のステージは、強度的に優れ、しかも、枠体4及び天板3はプラスチック製で あるので、木製のステージと相違して、損傷を受けにくい。つまり、本願考案に 係るステージは、長期にわたって美しい状態で使用することができる。
【0045】 積み重ねることができるので、ディスプレイ用のステージとして自由度が 大となり、展示品等に対応したステージを簡単に形成することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す簡略分解斜視図であ
る。
る。
【図2】組立て状態の簡略斜視図である。
【図3】周壁の分解斜視図である。
【図4】金属帯板製補強部材の斜視図である。
【図5】金属帯板製補強部材の組立て状態の斜視図であ
る。
る。
【図6】組立て方法を示す要部断面図である。
【図7】組立て方法を示す要部断面図である。
【図8】連結部材の拡大正面図である。
【図9】使用状態を示す簡略斜視図である。
【図10】他の使用状態を示す簡略斜視図である。
1 周壁 2a 金属帯板製補強部材 2b 金属帯板製補強部材 3 天板 4 プラスチック製枠体 26 上方コーナ部 27 係合用凹部 28 下方コーナ部 29 係合用凸部 44 上端面 45 切欠部 46 分離片
Claims (2)
- 【請求項1】 4枚の平板状のプラスチック製枠体4…
を分解組立自在として平面視矩形乃至正方形状に組立て
てなる周壁1と、該周壁1の上端面44の切欠部45に係脱
自在に係止すると共に複数枚の平板状の分離片46…に分
離自在なプラスチック製天板3と、該天板3の下方にお
いて上記周壁1に係脱自在に係止して該周壁1の組立状
態を保持すると共に該天板3を受ける金属帯板製補強部
材2a,2bと、を備えたことを特徴とするディスプレ
イ用ステージ。 - 【請求項2】 周壁1の上方コーナ部26…に係合用凹部
27…を設けると共に該周壁1の下方コーナ部28…に係合
用凸部29…を設けて、下方の周壁1の係合用凹部27に上
方の周壁1の係合用凸部29が係脱自在に係合した状態の
積み重ねを可能とした請求項1記載のディスプレイ用ス
テージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10897891U JPH0548759U (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ディスプレイ用ステージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10897891U JPH0548759U (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ディスプレイ用ステージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548759U true JPH0548759U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14498479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10897891U Pending JPH0548759U (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ディスプレイ用ステージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548759U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341264B2 (ja) * | 1979-01-17 | 1988-08-16 | Nippon Electric Co | |
JPH0313251U (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-12 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP10897891U patent/JPH0548759U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341264B2 (ja) * | 1979-01-17 | 1988-08-16 | Nippon Electric Co | |
JPH0313251U (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-12 |
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