JPH0548651B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0548651B2
JPH0548651B2 JP59090443A JP9044384A JPH0548651B2 JP H0548651 B2 JPH0548651 B2 JP H0548651B2 JP 59090443 A JP59090443 A JP 59090443A JP 9044384 A JP9044384 A JP 9044384A JP H0548651 B2 JPH0548651 B2 JP H0548651B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
noise filter
pass
control voltage
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP59090443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60233965A (ja
Inventor
Koji Akyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaesu Musen Co Ltd
Original Assignee
Yaesu Musen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaesu Musen Co Ltd filed Critical Yaesu Musen Co Ltd
Priority to JP9044384A priority Critical patent/JPS60233965A/ja
Publication of JPS60233965A publication Critical patent/JPS60233965A/ja
Publication of JPH0548651B2 publication Critical patent/JPH0548651B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、CPU内部で発生するノイズが
PLL発振器に混入することを防ぐためのノイズ
混入防止回路に関する。
〔従来の技術〕
最近の通信機の局部発振器にはPLL発振器を
用いることが多くまたPLL発振器の周波数設定
のための制御データはCPUにより与えられる構
成が極めて多いものである。このCPUは多機能
性であつて、PLL発振器の制御データ以外にも
幾多のプログラムを遂行するために間断なく動作
を継続しており、これに伴うパルス波の漏洩成分
が該CPUとPLL発振器とを結ぶバスラインを通
してPLL回路に混入し、これが発振出力中のノ
イズとなつていわゆるC/N(キヤリア対ノイズ
比)を低下させる現象がある。
この現象を防止する手段としてCPUとPLL回
路を結ぶバスラインにノイズ成分をカツトするの
に十分なローパス形のノイズフイルタを挿入す
る。これは、ノイズの振幅成分が入力信号に等し
いか又は、大きい場合、或いは、ノイズの立上り
時間(周波数成分)が入力信号の立上り時間に近
い場合には入力信号からノイズ成分を分離して除
去することが難かしく、ノイズフイルタの時定数
を大きくして立ち上り時間を遅らせることによつ
てノイズ成分を除去することができるものであ
り、そして、その調整によつて大小のノイズに対
する除去が可能となるものである。
又、このノイズフイルタは通常第1図に示すよ
うに、(A)入力側に直列の抵抗Rまたは(B)インダク
タンスLと出力側に並列のコンデンサCとより成
るL形ラダー構成のローパスフイルタであつてそ
のカツトオフ周波数が低いほど、あるいはR×C
あるいはL×Cで表わされる値が大きいほど、ノ
イズの除去効果が大である。ただし、その反面で
バスラインのデータ伝達速度が低下するという副
作用を伴うので設計上の制約があり、使用目的に
応じて定数を加減する必要があつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記の従来の技術の問題点を解決す
べく時定数を使用目的に応じて手動で加減する必
要がなく制限データの伝達素度を低下することの
ないノイズ混入防止回路を提供することを課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、中央制御装置よりフエーズロツクド
ループ発振器に制御データを転送するバスライン
に、ローパス形のノイズフイルタを設け、そのノ
イズフイルタの構成には、抵抗、コンデンサによ
るもの、トランジスタを用いるもの、電界効果ト
ランジスタを使用するものであつて、データ転送
時には、中央制御装置より指令制御電圧を取り込
んで時定数を短小化し、制御データの伝達速度を
低下させないことを特徴としている。
〔実施例〕
第2図は、本発明の実施例であり、以下に述べ
る他の実施例の基本回路に成るものである。
CPU1よりPLL発振器2に制御データを転送
するバスライン11,12,13,14にローパ
ス形のノイズフイルタ3A,3B,3C,3Dを
設け、CPU1の指令制御電圧15により、制御
データの転送時には該フイルタ3A,3B,3
C,3Dの時定数を短小化させることを特徴とす
るノイズ混入防止回路であつて、CPUの出力ポ
ートP1、P2、P3、P4よりバスライン11,12,
13,14とノイズフイルタ3A,3B,3C,
3Dを通つてPLL発振器2に制御データを転送
する時は周波数設定時のみであつて、その他の運
用時にはデータは送出されないから、ノイズフイ
ルタの時定数がどのような大きさでも支障は無い
ものである。
前記の時定数を変化するノイズフイルタとして
は特許請求の範囲第2項に開示されており、第3
図に例示するように、ローパス形ノイズフイルタ
3A,3B,3C,3DはRCまたはLCのL形ラ
ダー構造であり、そのC素子C1、C2、C3、C4
トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4のコレクタC・エ
ミツタE間内部抵抗を通して回路を構成すると共
に、該トランジスタのベースBにCPUの指令制
御電圧15を加える特許請求の範囲第1項記載の
ノイズ混入防止回路であつて、ノイズフイルタ3
Aについて説明すれば、L形ラダー構成のローパ
スフイルタの入力側直列抵抗R1と出力側の並列
コンデンサC1のうちコンデンサ素子に直列にト
ランジスタQ1のコレクタC・エミツタE間内部
抵抗を通して回路を構成し、そのベースBには
P1、P2、P3、P4ポートに制御データが送出され
る期間にのみCPUの出力ポートP5に出力する指
令制御電圧15を加えて、Q1のC−E間導通を
カツトオフする。これによつてC1の容量分はほ
とんど0に近くなるため、時定数R1×C1も極め
て小さくなる。従つてノイズ防止効果を上げるた
めにデータが送出されるときにノイズフイルタ3
Aの時定数を十分に大きく取つても、データ転送
時の時定数が小さいために伝達速度が低下しな
い。
特許請求の範囲第3項および第4図に例示した
のは、前記ローパス形ノイズフイルタ3A′,3
B′,3C′,3DはRCのL形ラダー構成のR素子
電界効果トランジスタ(以下にはFETと略記す
る)のドレインD・ソースS間内部抵抗を用い、
そのゲートGにCPUの指令制御電圧15を加え
るものである。そしてこの第4図におけるノイズ
フイルタ3A′について説明すれば、L形ラダー
構成のローパスフイルタの入力側直列抵抗R1
FETF1のD−S間内部抵抗を用い、そのGに、
P1、P2、P3、P4ポートに制御データが送出され
る期間にのみCPUの出力ポートP5に出力する指
令制御電圧15を加える。そして、F1のD−S
間内部抵抗を減少し、ノイズフイルタ3A′の時
定数を小さくするので制御データの伝達速度を低
下させない効果がある。
これを構成するFETのD−S間内部抵抗とゲ
ート電位との関係を示す例として、ジヤンクシヨ
ン形FETの特性例を第5図に示す。これにより
数ボルトのゲート電位変化により、D−S間抵抗
は3桁以上の変化が得られることが明らかであ
る。
〔発明の効果〕
本願発明はCPUよりPLL発振器に制御データ
を転送するバスラインに、以上の様に構成したロ
ーパス形のノイズフイルタを設けることにより、
ノイズの除却を行い更に、中央制御装置からの指
令制御電圧を前記ローパス形のノイズフイルタに
入力することによつて時定数を小さくし、制御デ
ータの伝達速度を低下させない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はノイズフイルタを構成するローパスフ
イルタ回路、第2図は本発明の基本構成図、第3
図は本発明に適用するノイズフイルタ回路例、第
4図は本発明に適用する他のノイズフイルタ回路
例、第5図はFETのゲート電位に対するD−S
間抵抗値の図表である。 ……CPU、2……PLL発振回路、3A,3
B,3C,3D,3A′,3B′,3C′,3D……
ノイズフイルタ、Q1,Q2,Q3,Q4……トランジ
スタ、F1,F2,F3,F4……FET。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央制御装置からフエーズロツクドループ発
    振器に制御データを転送するバスラインに直流電
    圧のローとハイで時定数が大と小に可変するロー
    パス形のノイズフイルタを設け、該ノイズフイル
    タに前記中央制御装置のデータ転送時だけ出力す
    る指令制御電圧を制御信号として加えるよう構成
    し、データ転送時の指令制御電圧のハイレベルで
    は時定数を小さくして、ローパス機能を制限し、
    その他の状態では指令制御電圧のローレベルによ
    つて、所定のローパス機能にもどしてノイズフイ
    ルタを実行することを特徴とするノイズ混入防止
    回路。 2 前記ローパス形ノイズフイルタはRCまたは
    LCのL形ラダー構成であり、そのコンデンサC
    の接地側はスイツチングトランジスタでオン動作
    の時接地するよう構成し、該スイツチングトラン
    ジスタの制御信号に前記指令制御電圧を加えて、
    データ転送時のハイレベルでは該スイツチングト
    ランジスタがオフ動作となつて、ローパス機能を
    停止させ指令制御電圧がローレベルでは、スイツ
    チングトランジスタをオンにして所定のローパス
    形ノイズフイルタ機能として働くことを特徴とし
    た特許請求の範囲第1項記載のノイズ混入防止回
    路。 3 前記ローパス形ノイズフイルタはRCのL形
    ラダー構成の抵抗素子に電界効果トランジスタの
    ドレイン・ソース間内部抵抗を用い、そのゲート
    に中央制御装置の指令制御電圧を加えるよう構成
    し、データ転送のハイレベルでは内部抵抗を小さ
    くし、ローレベルでは内部抵抗を大きくして所定
    のローパス形ノイズフイルタ機能となることを特
    徴とした特許請求の範囲第1項記載のノイズ混入
    防止回路。
JP9044384A 1984-05-07 1984-05-07 ノイズ混入防止回路 Granted JPS60233965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9044384A JPS60233965A (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ノイズ混入防止回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9044384A JPS60233965A (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ノイズ混入防止回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60233965A JPS60233965A (ja) 1985-11-20
JPH0548651B2 true JPH0548651B2 (ja) 1993-07-22

Family

ID=13998759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9044384A Granted JPS60233965A (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ノイズ混入防止回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60233965A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3620614A1 (de) * 1986-06-20 1987-12-23 Gutehoffnungshuette Man Verfahren zum filtern eines verrauschten signals
CA1277051C (en) * 1986-11-17 1990-11-27 Harold Wayne Friesen Methods of and system for providing substantially error-free transmitted data
AU2484800A (en) * 1999-07-15 2001-02-05 Thomson Licensing S.A. Method and appratus for isolating iic bus noise from a tuner in a television receiver
US8525931B2 (en) 2002-01-11 2013-09-03 Thomson Licensing Method and apparatus for isolating IIC bus noise from a tuner in a television receiver

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238896U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238896U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60233965A (ja) 1985-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6462623B1 (en) Method and apparatus for PLL with improved jitter performance
JP3776798B2 (ja) 制御発振器
US3386053A (en) Signal converter circuits having constant input and output impedances
US7492196B2 (en) Low injection charge pump
US5532654A (en) FSK modulator using saw resonator with switchable capacitors
JPH0548651B2 (ja)
US5185584A (en) Phase locked loop (PLL) circuit having enhanced frequency selection range
US3980969A (en) Phase-locking loop with variable bandwidth filter
US5994951A (en) Automatic-tuning circuit for integrated continuous-time MOSFET-C filters
JP3734646B2 (ja) 集積回路
JPH0413305A (ja) 遅延回路
JPH0648765B2 (ja) 電子発振器
US3621471A (en) Resonant network with reactively coupled fet providing linear voltage/frequency response
KR200331877Y1 (ko) 위상동기루프회로
US4599581A (en) Temperature stabilizing microwave oscillator circuit
JPH07273547A (ja) 電圧制御型のインバータ発振回路
WO2005046046A1 (ja) 水晶発振器
US20190020330A1 (en) Variable capacitance circuit, oscillator circuit, and method of controlling variable capacitance circuit
JP3635519B2 (ja) 発振回路
US3501705A (en) Phase-lock loop fm detector circuit employing a phase comparator and keyed oscillator
JP3081718B2 (ja) Pll回路
JPH06188699A (ja) 遅延回路
US20200076368A1 (en) Crystal oscillator control circuit and associated oscillation device
JP2827473B2 (ja) 可変遅延回路
JPS61161006A (ja) 変調回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees