JPH0548261A - プリント配線板の反り矯正装置及び該装置を備えた半田リフローシステム - Google Patents

プリント配線板の反り矯正装置及び該装置を備えた半田リフローシステム

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JPH0548261A
JPH0548261A JP19959591A JP19959591A JPH0548261A JP H0548261 A JPH0548261 A JP H0548261A JP 19959591 A JP19959591 A JP 19959591A JP 19959591 A JP19959591 A JP 19959591A JP H0548261 A JPH0548261 A JP H0548261A
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
solder reflow
pair
conveyor belts
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JP19959591A
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English (en)
Inventor
Tadashi Goto
正 後藤
Toshikatsu Hino
利勝 日野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はプリント配線板の反り矯正装置及び該
装置を備えた半田リフローシステムに関し、自動化ライ
ンの構築を容易にすることを目的とする。 【構成】一対の搬送ベルト22A,22Bと、このベル
トにより搬送されつつあるプリント配線板2を所定位置
で停止させる手段と、停止したプリント配線板の概略中
央部に下方から当接して上方向への力を加える矯正プレ
ート38,40と、プリント配線板の幅方向両端部の上
方への移動を制限する受けプレート46,48と、冷却
ファン50とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板の反り矯
正装置及び該装置を備えた半田リフローシステムに関す
る。
【0002】電子機器製造の分野においては、配線パタ
ーンが形成されたプリント配線板に電子部品を装着し、
電子部品と配線パターンとを半田付することにより電子
回路を実現するのが一般的である。近年においては、部
品の装着作業又は半田付作業を自動化するため、及び実
装密度を高めるために、半田リフローシステムを用いて
表面実装を行うことが多い。
【0003】半田リフローシステムは、クリーム半田等
の半田層が予め形成された配線パターンにチップ部品
(表面実装型部品)を装着し、半田層をリフロー炉内で
加熱して溶融させることによって、チップ部品と配線パ
ターンとの電気的及び機械的な接続をなすようにしたも
のである。
【0004】この種の半田リフローシステムにおいて
は、加熱によりプリント配線板に反りが生じることがあ
るので、このようなプリント配線板の反りを簡単に矯正
することができる装置が要望されている。
【0005】
【従来の技術】従来、半田リフローシステムにおいてプ
リント配線板に反りが生じないようにするためには、例
えば、図7(A)に示すように、プリント配線板2をア
ルミニウム等からなる平坦面を有するプレート4上に載
置して、この状態でプリント配線板2について半田リフ
ローを行うようにしたものが知られている。
【0006】また、図7(B)に示すように、プリント
配線板2の対向二辺にクリップ6,6を嵌めて、この状
態でプリント配線板2について半田リフローを行うよう
にしたものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
る場合、プレート上へのプリント配線板の載置やプリン
ト配線板へのクリップの嵌め込みに人手を要し、このよ
うな手段は自動化に適していないという問題があった。
【0008】本発明はこのような技術的課題に鑑みて創
作されたもので、自動化に適したプリント配線板の反り
矯正装置を提供することを目的としている。また、この
プリント配線板の反り矯正装置を備えた半田リフローシ
ステムの提供もこの発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
の反り矯正装置は、概略水平面上に供給されるプリント
配線板の下面の両側縁部に接触して該プリント配線板を
搬送する一対の搬送ベルトと、該搬送ベルトにより搬送
されつつあるプリント配線板を所定位置で停止させる手
段と、この停止したプリント配線板の下面に上記一対の
搬送ベルトの間で当接して該プリント配線板に上方向へ
の力を加える矯正プレートと、該プリント配線板の上面
の両側端部に当接して該両側端部の上方への移動を制限
する受けプレートと、上記矯正プレート及び上記受けプ
レートにより支持されたプリント配線板を冷却する冷却
ファンとを備えて構成される。
【0010】本発明の半田リフローシステムは、半田リ
フローラインと、該半田リフローラインの直後に設けら
れた本発明のプリント配線板の反り矯正装置とを備え、
上記半田リフローラインで加熱されたプリント配線板が
高温のまま上記反り矯正装置に供給されるようにしたも
のである。
【0011】
【作用】半田リフロー工程等において高温にされたプリ
ント配線板を本発明の反り矯正装置に供給すると、この
プリント配線板は搬送ベルトにより所定位置にまで搬送
され、ここで矯正プレートにより概略中央部を上方向に
押し上げられる。プリント配線板の上面の両側端部は受
けプレートにより上方への移動を制限されているので、
下方向に湾曲したプリント配線板の形状を矯正するよう
な力が作用する。そして、この状態で冷却ファンにより
プリント配線板は冷却されるので、プリント配線板の反
りが矯正される。
【0012】このように、本発明の構成によると、プリ
ント配線板に器具等を取り付けることを必要とせずにプ
リント配線板の反りを矯正することができ、ラインの自
動化が容易になる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1、図2
及び図3は本発明の望ましい実施例を示すプリント配線
板の反り矯正装置のそれぞれ正面図、平面図及び側面図
である。
【0014】8A,8Bは駆動用のモータ等が固定され
る固定フレームであり、これら固定フレーム8A,8B
はシャフト10,12により相互に固定されている。1
4は表面に凸ネジが形成されたネジ付シャフトであり、
このネジ付シャフト14は、固定フレーム8A,8B間
に横架されて、固定フレーム8Aに固定されたモータ1
6により回転駆動される。
【0015】18はシャフト10,12に対して摺動可
能に設けられた可動フレームであり、この可動フレーム
18には、内側に凹ネジが形成された凹ネジ部材20が
設けられている。凹ネジ部材20はネジ付シャフト14
に螺合している。従って、モータ16を回転させること
によって、固定フレーム8Aと可動フレーム18の間の
距離を調整可能である。
【0016】38,40は矯正プレートとして作用する
くし歯状プレートであり、これら一対のくし歯状プレー
ト38,40は、図1中の上下方向に移動可能にそれぞ
れ固定フレーム8A及び可動フレーム18に設けられて
いる。従って、モータ16を回転して可動フレーム18
の位置を調整したときに、くし歯状プレート38,40
間の間隔は、搬送ベルト22A,22B間の間隔に応じ
て調整可能である。
【0017】プレートの形状をくし歯状にしているの
は、くし歯状プレート38,40を互いに接近させて噛
み合わせることによって、小さなサイズのプリント配線
板に適用可能にするためである。くし歯状プレート3
8,40のくし歯の先端38A,40Aの肉厚は他の部
分よりも厚く形成されており、これにより、くし歯状プ
レート38,40を噛み合わせたときに、小さなサイズ
のプリント配線板に対する押圧作用を良好にしている。
【0018】42,44はそれぞれくし歯状プレート3
8,40を図1の上下方向に駆動するためのエアシリン
ダであり、くし歯状プレート38,40はエアシリンダ
42,44から受ける力によって、それ自身は図1の上
方向に持ち上げられて、搬送ベルト22A,22B上で
搬送されてきたプリント配線板2の幅方向概略中央部を
上方向に押圧する。
【0019】46,48はそれぞれ固定フレーム8A及
び可動フレーム18に固定された受けプレートであり、
これら受けプレート46,48は、くし歯状プレート3
8,40により持ち上げられたプリント配線板2の幅方
向両端部に当接して、該両端部の上方への移動を制限す
る。
【0020】50は固定フレーム8Aに対して固定され
た冷却ファンであり、この冷却ファン50は、上方に移
動したくし歯状プレート38,40及び受けプレート4
6,48により支持されたプリント配線板を冷却する。
図において、冷却ファンは上部にしか配置していない
が、下面にも配置し、両面より冷却を行っても良い。
【0021】図4により本実施例におけるプリント配線
板の矯正の動作を説明する。リフロー工程等を経て高温
に加熱されたプリント配線板2が搬送ベルト22A,2
2Bにより搬送され所定位置で停止させられると、この
プリント配線板2は図4(A)に示すように主としてそ
れ自身に作用する重力の影響によって下方に湾曲してい
る。尚、搬送されつつあるプリント配線板を所定位置
(くし歯状プレートの上方の位置)で停止させるには、
搬送ベルト22A,22Bの駆動用のモータとしてステ
ップモータを用い、電気的な制御によってプリント配線
板が供給されてからの回転総量等を設定しておくように
すればよい。
【0022】この状態で、くし歯状プレート38,40
を上方に移動させると、図4(B)に示すように、プリ
ント配線板2の幅方向両端部は受けプレート46,48
に当接し、この状態で冷却ファン50により強制的にプ
リント配線板2を上方又は両面から冷却することによっ
て、プリント配線板2の反りが矯正される。
【0023】その後、図示はしないが、くし歯状プレー
ト38,40は再び下方に移動して、搬送ベルト22
A,22Bによってプリント配線板2は所定方向に搬送
される。
【0024】本実施例によると、器具等を用いずにプリ
ント配線板の反りの矯正をオンラインで実施することが
できるので、半田リフロー工程のラインの自動化が容易
である。次に、自動化に適した半田リフローシステムの
実施例について説明する。
【0025】図5は半田リフローシステムの実施例を示
す全体図である。52は内部を各ゾーンに分けられてい
る半田リフローラインであり、この実施例では、前述し
たプリント配線板の反り矯正装置54は、半田リフロー
ライン52の直後に配置されている。56は反り矯正装
置54から排出されたプリント配線板を次工程に搬送す
るためのトラバーサである。
【0026】半田リフローライン52において、52A
は前パージゾーン、52Bはプリヒートゾーン、52C
はリフローゾーン、52Dは後パージゾーンであり、各
ゾーンはこの順に設けられている。各ゾーンに対応し
て、プリント配線板の搬送用のコンベア54A,54
B,54C,54Dが設けられている。56,58はそ
れぞれ入口コンベア、出口コンベアである。
【0027】前パージゾーン52Aの入口側及び出口側
にはそれぞれ雰囲気遮蔽用のシャッタ60,62が設け
られており、これと同じように後パージゾーン52Dの
入口側及び出口側にもそれぞれシャッタ64,68が設
けられている。そして、プリヒートゾーン52B及びリ
フローゾーン52Cの内部は、溶融半田の酸化防止のた
めに、窒素ガス等の不活性ガスで充填されている。
【0028】チップ部品を半田クリームと共に搭載され
たプリント配線板は、各コンベアにより図5中の左から
右方向に搬送されていき、主としてリフローゾーン内で
半田が溶融して半田リフローがなされる。
【0029】図6は、加熱及び冷却プロセスの説明図で
あり、縦軸はプリント配線板の平均表面温度、横軸は時
間を表している。時間軸において、t1 はプリント配線
板が前パージゾーンの入口を通過する時刻、t2 はプリ
ント配線板がリフローゾーンの入口を通過する時刻、t
3 はプリント配線板がリフローゾーンの出口を通過する
時刻、t4 はプリント配線板が反り矯正装置の所定位置
に停止した時刻、t5 は反り矯正装置におけるプリント
配線板の排出動作の開始時刻である。
【0030】この実施例では、時刻t4 から時刻t5
での期間冷却ファン50を動作させるようにしている。
プリヒートゾーン及びリフローゾーン内において、プリ
ント配線板はそのガラスエポキシ等の基板材の転移温度
よりも高い温度に加熱されるので、それ自身に作用する
重力の影響等によってプリント配線板に反りが生じるこ
とは前述した通りである。
【0031】この実施例では、プリント配線板の反りを
矯正する動作に伴って、冷却ファンによりプリント配線
板の温度を基板材の転移温度よりも低い温度にまで低下
させるようにしているので、時刻t5 以降にプリント配
線板を次工程に送り出したときに、プリント配線板の反
りは矯正されている。
【0032】このように、本実施例によると、人手を介
さずに半田リフローを行い、且つそれに伴って生じたプ
リント配線板の反りを矯正することができる。本実施例
によると、矯正プレートとして一対のくし歯状プレート
を用い、これらの間隔を搬送ベルトの間隔に応じて調整
可能に構成しているので、種々のサイズのプリント配線
板の反りの矯正が可能になる。
【0033】尚、搬送ベルト22A,22Bとしては、
耐熱性材料からなる図示されたような無端状のベルトの
他に、無端状につなぎ合わせたチェーン等を用いても良
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
自動化に適したプリント配線板の反り矯正装置及び該装
置を備えた半田リフローシステムの提供が可能になると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すプリント配線板の反り矯
正装置の正面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】同装置の動作説明図である。
【図5】本発明の実施例を示す半田リフローシステムの
全体構成図である。
【図6】図5に示されたシステムにおけるプリント配線
板の加熱及び冷却プロセスの説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 プリント配線板 22A,22B 搬送ベルト 38,40 矯正プレート(くし歯状プレート) 46,48 受けプレート 50 冷却ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略水平面上に供給されるプリント配線
    板(2) の下面の両側縁部に接触して該プリント配線板を
    搬送する一対の搬送ベルト(22A,22B) と、 該搬送ベルトにより搬送されつつあるプリント配線板を
    所定位置で停止させる手段と、 この停止したプリント配線板の下面に上記一対の搬送ベ
    ルト(22A,22B) の間で当接して該プリント配線板に上方
    向への力を加える矯正プレート(38,40) と、 該プリント配線板の上面の両側端部に当接して該両側端
    部の上方への移動を制限する受けプレート(46,48) と、 上記矯正プレート(38,40) 及び上記受けプレート(46,4
    8) により支持されたプリント配線板を冷却する冷却フ
    ァン(50)とを備えたことを特徴とするプリント配線板の
    反り矯正装置。
  2. 【請求項2】 上記矯正プレートは一対のくし歯状プレ
    ート(38,40) であり、該一対のくし歯状プレートの間隔
    は上記一対の搬送ベルトの間隔に応じて調整可能にされ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線
    板の反り矯正装置。
  3. 【請求項3】 半田リフローライン(52)と、 該半田リフローラインの直後に設けられた請求項1又は
    2に記載のプリント配線板の反り矯正装置とを備え、 上記半田リフローラインで加熱されたプリント配線板が
    高温のまま上記反り矯正装置に供給されるようにしたこ
    とを特徴とする半田リフローシステム。
JP19959591A 1991-08-08 1991-08-08 プリント配線板の反り矯正装置及び該装置を備えた半田リフローシステム Withdrawn JPH0548261A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112