JPH0548252A - 電子部品の実装方法およびそれに用いるプリント配線板 - Google Patents
電子部品の実装方法およびそれに用いるプリント配線板Info
- Publication number
- JPH0548252A JPH0548252A JP20275691A JP20275691A JPH0548252A JP H0548252 A JPH0548252 A JP H0548252A JP 20275691 A JP20275691 A JP 20275691A JP 20275691 A JP20275691 A JP 20275691A JP H0548252 A JPH0548252 A JP H0548252A
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- Japan
- Prior art keywords
- pad
- wiring board
- lead
- printed wiring
- electronic component
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0201—Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子部品のリードをプリント配線板のパッド
に半田付けする際の半田濡れ不足を防止する。 【構成】 プリント配線板1のパッド3の一部に吸熱部
6を設け、半田付けヒータ7をリード5に当接して半田
を溶融させる際、吸熱部6がその熱を吸収してこれをパ
ッド3に伝えるようにした。
に半田付けする際の半田濡れ不足を防止する。 【構成】 プリント配線板1のパッド3の一部に吸熱部
6を設け、半田付けヒータ7をリード5に当接して半田
を溶融させる際、吸熱部6がその熱を吸収してこれをパ
ッド3に伝えるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIパッケージなど
の電子部品をプリント配線板に実装する技術に関する。
の電子部品をプリント配線板に実装する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、クワッドフラットパッケージ(Q
uad Flat Package;QFP)などに代表される表面実装
形のLSIパッケージ10を実装したプリント配線板1
1である。
uad Flat Package;QFP)などに代表される表面実装
形のLSIパッケージ10を実装したプリント配線板1
1である。
【0003】プリント配線板11の表面には、配線12
と一体に形成されたパッド13が設けられており、LS
Iパッケージ10のリード14は、このパッド13の上
面に半田付けされる。
と一体に形成されたパッド13が設けられており、LS
Iパッケージ10のリード14は、このパッド13の上
面に半田付けされる。
【0004】上記のような表面実装形LSIパッケージ
のリードをパッドに半田付けする方法の一つに、半田付
けヒータを利用する方法がある。
のリードをパッドに半田付けする方法の一つに、半田付
けヒータを利用する方法がある。
【0005】この方法は、あらかじめパッドの表面に半
田メッキを施しておき、LSIパッケージのリードをパ
ッド上に位置決めした後、図6に示すような半田付けヒ
ータ15をリード14の上面に当接し、その熱で半田を
溶融させてリード14をパッド13に半田付けする方法
である。
田メッキを施しておき、LSIパッケージのリードをパ
ッド上に位置決めした後、図6に示すような半田付けヒ
ータ15をリード14の上面に当接し、その熱で半田を
溶融させてリード14をパッド13に半田付けする方法
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た実装方法は、LSIパッケージの多ピン化に伴ってリ
ードピッチやリード幅が微細になってくると、実装時の
熱マージンの低下によって半田の濡れ不足が生じ、その
結果、リードとパッドの接着強度が低下し、最悪の場合
にはリードとパッドが離れてしまうオープン不良が発生
するという問題がある。
た実装方法は、LSIパッケージの多ピン化に伴ってリ
ードピッチやリード幅が微細になってくると、実装時の
熱マージンの低下によって半田の濡れ不足が生じ、その
結果、リードとパッドの接着強度が低下し、最悪の場合
にはリードとパッドが離れてしまうオープン不良が発生
するという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、半田付けヒータ
を用いてリードをパッドに半田付けする際の半田の濡れ
不足を防止し、リードとパッドの接続信頼性を向上させ
ることのできる技術を提供することにある。
を用いてリードをパッドに半田付けする際の半田の濡れ
不足を防止し、リードとパッドの接続信頼性を向上させ
ることのできる技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、下記の
とおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、下記の
とおりである。
【0010】本発明は、半田メッキを施したプリント配
線板のパッド上に電子部品のリードを位置決めし、この
リードの上面に半田付けヒータを当接して半田を溶融さ
せる電子部品の実装方法において、上記プリント配線板
のパッドの一部に半田付けヒータの熱を吸収するための
吸熱部を設けておくものである。
線板のパッド上に電子部品のリードを位置決めし、この
リードの上面に半田付けヒータを当接して半田を溶融さ
せる電子部品の実装方法において、上記プリント配線板
のパッドの一部に半田付けヒータの熱を吸収するための
吸熱部を設けておくものである。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、リードの上面に半田付
けヒータを当接した際、パッドの一部に設けた吸熱部が
半田付けヒータの熱を吸収してこれをパッドに伝えるた
め、パッドが速やかに加熱される。
けヒータを当接した際、パッドの一部に設けた吸熱部が
半田付けヒータの熱を吸収してこれをパッドに伝えるた
め、パッドが速やかに加熱される。
【0012】これにより、パットの表面にメッキされた
半田の濡れ不足が防止されるので、リードとパッドの接
続信頼性が向上する。
半田の濡れ不足が防止されるので、リードとパッドの接
続信頼性が向上する。
【0013】
【実施例1】図2は、本発明の一実施例であるプリント
配線板1の要部を示している。このプリント配線板1の
表面には、配線2と一体に形成されたパッド3が設けら
れており、このパッド3の上面には、LSIパッケージ
4のリード5が半田付けされている。
配線板1の要部を示している。このプリント配線板1の
表面には、配線2と一体に形成されたパッド3が設けら
れており、このパッド3の上面には、LSIパッケージ
4のリード5が半田付けされている。
【0014】プリント配線板1は、例えばガラス布含浸
エポキシ樹脂(ガラエポ)、紙フェノールなどで構成さ
れ配線2およびパッド3は、Cuなどの導電体で構成さ
れている。
エポキシ樹脂(ガラエポ)、紙フェノールなどで構成さ
れ配線2およびパッド3は、Cuなどの導電体で構成さ
れている。
【0015】本実施例のプリント配線板1の特徴は、パ
ッド3の一部に吸熱部5を設けたことにある。この吸熱
部5は、例えば配線2およびパッド3と同じCuなどの
導電体で構成されており、配線2およびパッド3と同一
工程で形成される。
ッド3の一部に吸熱部5を設けたことにある。この吸熱
部5は、例えば配線2およびパッド3と同じCuなどの
導電体で構成されており、配線2およびパッド3と同一
工程で形成される。
【0016】なお、吸熱部5の形状は、図2に示すよう
な長方形に限定されるものではなく、例えば図3に示す
ような円形など、配線2やパッド3の密度に応じて任意
の形状に設計変更してよい。
な長方形に限定されるものではなく、例えば図3に示す
ような円形など、配線2やパッド3の密度に応じて任意
の形状に設計変更してよい。
【0017】上記プリント配線板1にLSIパッケージ
4を実装するには、あらかじめパッド3の表面に半田メ
ッキを施しておき、その後、LSIパッケージ4のリー
ド5をこのパッド3の上面に位置決めする。
4を実装するには、あらかじめパッド3の表面に半田メ
ッキを施しておき、その後、LSIパッケージ4のリー
ド5をこのパッド3の上面に位置決めする。
【0018】次に、図1に示すように、半田溶融温度以
上に加熱した半田付けヒータ7をプリント配線板1の上
方から下降させてその下端部をリード5の上面に当接
し、その熱で半田を溶融させる。
上に加熱した半田付けヒータ7をプリント配線板1の上
方から下降させてその下端部をリード5の上面に当接
し、その熱で半田を溶融させる。
【0019】このとき、本実施例のプリント配線板1に
おいては、パッド3の一部に設けた吸熱部6が半田付け
ヒータ7の熱を吸収してこれをパッド3に伝える。これ
により、パッド3が速やかに加熱されるので、半田が充
分に濡れることができ、リード5をパッド3の上面に確
実に半田付けすることが可能となる。
おいては、パッド3の一部に設けた吸熱部6が半田付け
ヒータ7の熱を吸収してこれをパッド3に伝える。これ
により、パッド3が速やかに加熱されるので、半田が充
分に濡れることができ、リード5をパッド3の上面に確
実に半田付けすることが可能となる。
【0020】
【実施例2】図4に示すように、本実施例では、吸熱部
6をパッド3よりも肉厚に形成している。吸熱部6の厚
さは、パッド3の厚さとリード5の板厚とを合わせたも
のと同等もしくはそれよりも僅かに薄いものとする。
6をパッド3よりも肉厚に形成している。吸熱部6の厚
さは、パッド3の厚さとリード5の板厚とを合わせたも
のと同等もしくはそれよりも僅かに薄いものとする。
【0021】このような本実施例によれば、半田付けヒ
ータ7をリード5の上面に当接した際、吸熱部6と半田
付けヒータ7との距離が極めて短いか、もしくは吸熱部
6が半田付けヒータ7に接触するので、パッド3がより
速やかに加熱される結果、半田の濡れ不足をより確実に
防止することができるという効果が得られる。
ータ7をリード5の上面に当接した際、吸熱部6と半田
付けヒータ7との距離が極めて短いか、もしくは吸熱部
6が半田付けヒータ7に接触するので、パッド3がより
速やかに加熱される結果、半田の濡れ不足をより確実に
防止することができるという効果が得られる。
【0022】また、本実施例によれば、吸熱部6とパッ
ド3との間に段差ができるので、LSIパッケージ4の
リード5をパッド3上に位置決めしてから半田付けを行
うまで間のリード5の位置ずれを防止することができる
という効果も得られる。
ド3との間に段差ができるので、LSIパッケージ4の
リード5をパッド3上に位置決めしてから半田付けを行
うまで間のリード5の位置ずれを防止することができる
という効果も得られる。
【0023】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能であることは勿論である。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0024】以上の説明では、LSIパッケージの実装
に適用した場合について説明したが、これに限定され
ず、単一の半導体素子など、他の電子部品の実装にも適
用することができる。
に適用した場合について説明したが、これに限定され
ず、単一の半導体素子など、他の電子部品の実装にも適
用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品の実装時の半
田濡れ不足を確実に防止することができるので、電子部
品のリードとプリント配線板のパッドとの接続信頼性が
向上する。
田濡れ不足を確実に防止することができるので、電子部
品のリードとプリント配線板のパッドとの接続信頼性が
向上する。
【図1】本発明の一実施例である電子部品の実装方法を
示すプリント配線板の要部断面図である。
示すプリント配線板の要部断面図である。
【図2】このプリント配線板の要部斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例であるプリント配線板の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例であるプリント配線板の要
部断面図である。
部断面図である。
【図5】従来のプリント配線板の要部斜視図である。
【図6】従来の電子部品の実装方法を示すプリント配線
板の要部断面図である。
板の要部断面図である。
1 プリント配線板 2 配線 3 パッド 4 LSIパッケージ 5 リード 6 吸熱部 7 半田付けヒータ 10 LSIパッケージ 11 プリント配線板 12 配線 13 パッド 14 リード 15 半田付けヒータ
Claims (3)
- 【請求項1】 あらかじめ半田メッキを施したプリント
配線板のパッド上に電子部品のリードを位置決めした
後、前記リードの上面に半田付けヒータを当接して半田
を溶融する電子部品の実装方法であって、前記プリント
配線板のパッドの一部に前記半田付けヒータの熱を吸収
するための吸熱部を設けたことを特徴とする電子部品の
実装方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子部品の実装方法に用
いるプリント配線板であって、パッドの一部に半田付け
ヒータの熱を吸収するための吸熱部を設けたことを特徴
とするプリント配線板。 - 【請求項3】 吸熱部をパッドよりも厚くしたことを特
徴とする請求項2記載のプリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20275691A JPH0548252A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 電子部品の実装方法およびそれに用いるプリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20275691A JPH0548252A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 電子部品の実装方法およびそれに用いるプリント配線板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548252A true JPH0548252A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16462653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20275691A Pending JPH0548252A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 電子部品の実装方法およびそれに用いるプリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548252A (ja) |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP20275691A patent/JPH0548252A/ja active Pending
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