JPH0548249U - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0548249U JPH0548249U JP10046391U JP10046391U JPH0548249U JP H0548249 U JPH0548249 U JP H0548249U JP 10046391 U JP10046391 U JP 10046391U JP 10046391 U JP10046391 U JP 10046391U JP H0548249 U JPH0548249 U JP H0548249U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- receptacle
- groove
- slit
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 レセプタクルとプラグとからなるコネクタに
おける接続分離を小さな挿抜力で行なうことを可能と
し,併せてロック機構部品の信頼性を向上させること。 【構成】 プラグは外殻とプラグ側コンタクトとを備
え,レセプタクル10は,円筒状のロック機構部品13
と,プラグとレセプタクルの相対的回動でプラグ側コン
タクトと互いに接離するレセプタクル側コンタクトとを
備える。ロック機構部品は,外殻との嵌合端から軸方向
にのびた軸溝131と,その終端から周方向に延びた周
溝132と,周溝の一部から嵌合端部側へ延びた凹部1
34と,周溝からみて嵌合端とは反対側で周溝に沿って
延び周溝との間に両端固定板バネ137を形成する切溝
136とを有する。プラグのロック用突起を軸溝131
及び周溝132を通して凹部134に嵌合わせること
で,レセプタクル及びプラグとの接続状態でのロックを
得る。
おける接続分離を小さな挿抜力で行なうことを可能と
し,併せてロック機構部品の信頼性を向上させること。 【構成】 プラグは外殻とプラグ側コンタクトとを備
え,レセプタクル10は,円筒状のロック機構部品13
と,プラグとレセプタクルの相対的回動でプラグ側コン
タクトと互いに接離するレセプタクル側コンタクトとを
備える。ロック機構部品は,外殻との嵌合端から軸方向
にのびた軸溝131と,その終端から周方向に延びた周
溝132と,周溝の一部から嵌合端部側へ延びた凹部1
34と,周溝からみて嵌合端とは反対側で周溝に沿って
延び周溝との間に両端固定板バネ137を形成する切溝
136とを有する。プラグのロック用突起を軸溝131
及び周溝132を通して凹部134に嵌合わせること
で,レセプタクル及びプラグとの接続状態でのロックを
得る。
Description
【0001】
本考案は,コネクタに関するものであり,さらに詳しくはレセプタクルとプラ グとからなりこれらを接続状態にロックする機構を具えたコネクタのロック機構 の改良に関するものである。
【0002】
従来からあるこの種コネクタの一例を図6(a)及び(b)に示す。図6(a )は従来のレセプタクル10を示し,図6(b)は図6(a)のレセプタクルに 結合されるプラグ20を示している。図6(a)において,レセプタクル10は ,円筒状の外殻内に,開口側に突出した複数個のピンコンタクト10aが各独立 に並設されている。また,その外壁10b上には,開口側から切り込まれた溝 10eが設けられ,その溝の終端部から開口部に延在するロック用のバネ10 cが,この溝の終端部にねじ10dで固定されている。図6(a)で示すプラグ 20には,前述のピンコンタクト10aを受けるソケットコンタクト20aが 形成されおり,外壁上には,前記ロックバネ10cの凹部と係合するロック用突 起20bが形成されている。このレセプタクル及びプラグの接続分離に際しては レセプタクルとプラグとを相互に挿抜してやればよい。
【0003】
しかしながら,前述した従来のロック機構付コネクタにおいては,上記のよう にその接続分離に際してはレセプタクルとプラグとを相互に挿抜する方式によっ ているので,芯数すなわちコンタクトの個数が大きくなるとかなりの挿抜力を必 要とする。しかもコネクタに軸方向の外力が作用すると,レセプタクルとプラグ とが外れることが多く,ロック機構部品の信頼性に欠けるという欠点があった。
【0004】 そこで,本考案の技術的課題は,レセプタクルとプラグとからなるコネクタに おける接続分離を小さな挿抜力で行なうことを可能とし,併せてロック機構の信 頼性を向上させたコネクタを提供することにある。
【0005】
本考案のコネクタは,互いに接続されるレセプタクルとプラグとから構成され 且つ接続状態にロック可能なコネクタにおいて,前記プラグは,外壁上にロック 用突起を具えた円筒状の外殻と,プラグ側コンタクトとを備え,前記レセプタク ルは,前記プラグとの接続時に前記外殻の外側に嵌合される円筒状のロック機構 部品と,前記プラグと前記レセプタクルの相対的回動によって前記プラグ側コン タクトと互いに接離するレセプタクル側コンタクトとを備え,前記ロック機構部 品は,前記外殻との嵌合端から軸方向にのびた第1のスリットと,前記第1のス リットの終端から周方向に延びた第2のスリットと,前記第2のスリットの一部 から前記嵌合端部側へ延びた凹部と,前記第2のスリットからみて前記嵌合端と は反対側で前記第2のスリットに沿って延び前記第2のスリットとの間に両端固 定板バネを形成する第3のスリットとを有し,前記ロック用突起を前記第1及び 第2のスリットを通して前記凹部に嵌合わせることによって,前記レセプタクル 及び前記プラグとの接続状態でのロックを得るようにしたことを特徴とする。
【0006】
本考案において,レセプタクルとプラグとを接続した後,相対的回動させるこ とにより,両者のコンタクトが相互に接触するとともに,レセプタクルのロック 機構部品のスリットの凹部内にプラグのロック用突起が嵌合して,ロックが完成 する。ロック機構部品のスリットの凹部内にプラグのロック用突起が捕捉されて いるので,コネクタに外力が作用してもロックが外れることがない。
【0007】
以下,本考案の実施例について,図面を参照して説明する。図1(A),(B )及び図2(A),(B)は,本考案の実施例に係るコネクタを示す図で,図1 (A),(B)はレセプタクル10を示している。図1(A)及び図1(B)に 示すように,レセプタクル10は金属からなる円筒状の外殻14を有しており, その内側には円筒状のロック機構部品13が挿入され,さらにその内側にはイン シュレータ11が挿入されている。このインシュレータ11は先端側の角柱部 112と後端側の円柱部111とからなり,図示の例では角柱部112は,外側 が円筒面を有する六角柱状で,後端側において,円柱部111と一体となってい る。この角柱部112の周面には図示の例では3個のピンコンタクト12が等間 隔でモールドインなどにより埋設されている。各ピンコンタクト12はその接触 面121を連結することによって,円を描くように,外部に露出している。各ピ ンコンタクト12の端部は円柱部111を貫通して後端側に延在突出して,後述 する図3に示すように基板への取付端子122を構成している。
【0008】 図1(A)及び図1(B)で示したレセプタクル10のロック機構部品13を 図1(C)に示す。図1(C)をも参照すると,このロック機構部品13は金属 製の円筒状であって,外殻14内においてインシュレータ11の円柱部111に 嵌合固定されて,インシュレータ11全体を囲んでいる。その先端側に開口して ,第1のスリット(以下,軸溝と呼ぶ)131が刻設されており,その後端に, ほぼ中央部で,軸溝131に直交して周に沿う方向に第2のスリット(以下,周 溝と呼ぶ)132が刻設され,両溝131及び132が一体となって逆T字状の ロック溝133を形成している。周溝132の一部には,先端部側に窪んだ凹部 134が形成されており,この凹部134と軸溝131とによって,周溝に突 出した凸部135が介在している。更に,ロック機構部品13には周溝132の 後端で,かつこの周溝132と平行に第3のスリット(以下,切溝と呼ぶ)13 6が刻設され,この切溝136の周溝132によって,これらの溝136及び 132間には両端固定板バネ137が形成されている。
【0009】 図1(D)は,図1(C)のロック機構部品の変形例を示している。図1(C )と共通部分は同じ符号で示している。図1(D)に示すように,先端側の開口 部近くにおいて軸溝131を横断して,この溝131の狭まることを阻止するよ うに跨橋部138を形成してもよい。
【0010】 図2(A),(B)は図1(A),(B),(C)及び(D)で示すレセプタ クル10に結合されるプラグ20を示す図である。図2(A)及び図2(B)に 示すように,このプラグ20は外壁上にロック用突起231を具えた金属製円筒 状の外殻23を有しており,その内側には円筒状のインシュレータ21が挿入さ れている。このインシュレータ21は先端側の肉薄部と後端側の肉厚部とからな り,肉薄部の内壁上には図示の例では3個のソケットコンタクト22が等間隔で 配置されており,各ソケットコンタクト22の基部は肉厚部内にモールドインに より固定されている。ソケットコンタクト22の先端部は接触バネ部221を構 成し,中間部は山形に内側に屈曲して接点部222を構成している。
【0011】 図3,図4(A),(B),図5(A),(B)は図1及び図2で示すコネク タの接続の説明に供する図で,図3はコネクタの接続する直前の状態を示す斜視 図で,図4(A),(B)は,図3のコネクタのロック前の状態を示し,図4( A)は図4(B)のB−B線に沿う横断面図である。また,図5(A)および図 5(B)は図3のコネクタのロック後の状態を示し,図5(A)は図5(B)の C−C線に沿う横断面図である。図3,図4(A),(B)及び図5(A),( B)をも参照すると,図3で示す分離状態にあるレセプタクル10をプラグ20 に接続するに際しては,プラグ側のロック用突起231をレセプタクル側のロッ ク溝133の軸溝131に合わせて,プラグ20をレセプタクル10のロック機 構部品13内に嵌合挿入する。するとの図4(B)に示すように,ロック用突起 231はまず軸溝131に案内されて,内部に進入して行くが,周溝132に当 るとそれ以上の軸方向への進入が阻止される。なおこの段階ではレセプタクル側 の角柱部112のピンコンタクト12を具えてない面がプラグ側ソケットコンタ クト22に対向しており,両コンタクト間の接触はない。
【0012】 ついで,図4(A)に示すようにレセプタクル10とプラグ20とを相対的回 動させると,図4(B)に示すように,プラグ側ロック用突起231はレセプタ クル側のロック機構部品13の周溝132に進入し,この際板バネ137を軸方 向に弾性的に変位させる。ついでロック用突起231が周溝132の凹部134 に落ち込んで嵌合すると,ロックが完結する。なお,この際に板バネ137が弾 性復帰してロック用突起231を凹部134内に保持して,ロック状態となる。 これと同時にレセプタクル側の角柱部112のピンコンタクト12がプラグ側の ソケットコンタクト22と接触する。この状態を図5(A)および図5(B)に 示す。尚,ロックを解除する場合には,プラグ20を前述と逆方向に回動した後 ,引き抜けば良い。
【0013】
以上の説明から明らかなように,本考案のコネクタによれば,回転によってロ ックとコンタクトの接触が行なわれるので,挿抜力を全んど必要としない。しか もプラグ側のロック用突起がレセプタクル側のロック機構部品内に確実に捕捉さ れるので,コネクタに軸方向の外力が作用しても外れることがなく,ロック機構 の信頼性が向上する。
【図1】(A)本考案のコネクタのレセプタクルの構成
の一例を示す横断面である。(B)は(A)のレセプタ
クルの断面側面図である。(C)は(A)のレセプタク
ルに用いるロック機構部品を示す斜視図である。(D)
は(C)のロック機構部品の変形例を示す斜視図であ
る。
の一例を示す横断面である。(B)は(A)のレセプタ
クルの断面側面図である。(C)は(A)のレセプタク
ルに用いるロック機構部品を示す斜視図である。(D)
は(C)のロック機構部品の変形例を示す斜視図であ
る。
【図2】(A)は本考案のコネクタのプラグの構成の一
例を示す横断面である。(B)は(A)のプラグの断面
側面図である。
例を示す横断面である。(B)は(A)のプラグの断面
側面図である。
【図3】図1及び図2に示すコネクタの分離状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】(A),(B)は図3のコネクタのロック前の
状態を示し,(A)は(B)のB−B線に沿う横断面図
である。
状態を示し,(A)は(B)のB−B線に沿う横断面図
である。
【図5】(A),(B)は図3のコネクタのロック後の
状態を示し,(A)は(B)のC−C線に沿う横断面図
である。
状態を示し,(A)は(B)のC−C線に沿う横断面図
である。
【図6】(a),(b)は従来のロック機構部品付コネ
クタの一例を示す斜視図である。
クタの一例を示す斜視図である。
10 レセプタクル 11,21 インシュレータ 12 ピンコンタクト 13 ロック機構部品 14,23 外殻 20 プラグ 22 ソケットコンタクト 112 角柱部 133 ロック溝 231 ロック用突起
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに接続されるレセプタクルとプラグ
とから構成され且つ接続状態にロック可能なコネクタに
おいて, 前記プラグは,外壁上にロック用突起を具えた円筒状の
外殻と,プラグ側コンタクトとを備え, 前記レセプタクルは,前記プラグとの接続時に前記外殻
の外側に嵌合される円筒状のロック機構部品と,前記プ
ラグと前記レセプタクルの相対的回動によって前記プラ
グ側コンタクトと互いに接離するレセプタクル側コンタ
クトとを備え, 前記ロック機構部品は,前記外殻との嵌合端から軸方向
にのびた第1のスリットと,前記第1のスリットの終端
から周方向に延びた第2のスリットと,前記第2のスリ
ットの一部から前記嵌合端部側へ延びた凹部と,前記第
2のスリットからみて前記嵌合端とは反対側で前記第2
のスリットに沿って延び,前記第2のスリットとの間に
両端固定板バネを形成する第3のスリットとを有し, 前記ロック用突起を前記第1及び第2のスリットを通し
て前記凹部に嵌合わせることによって,前記レセプタク
ル及び前記プラグとの接続状態でのロックを得るように
したことを特徴とするロック機構部品付コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10046391U JPH0548249U (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10046391U JPH0548249U (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548249U true JPH0548249U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14274606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10046391U Withdrawn JPH0548249U (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548249U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001102127A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-04-13 | Litton Precision Products Internatl Inc | 大電流用はめ込み型電力コネクタアセンブリ |
WO2015002107A1 (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-08 | 矢崎総業株式会社 | 回転式コネクタ |
JP2015122175A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 矢崎総業株式会社 | 端子の接続構造 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP10046391U patent/JPH0548249U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001102127A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-04-13 | Litton Precision Products Internatl Inc | 大電流用はめ込み型電力コネクタアセンブリ |
WO2015002107A1 (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-08 | 矢崎総業株式会社 | 回転式コネクタ |
JP2015011962A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | 矢崎総業株式会社 | 回転式コネクタ |
US9531112B2 (en) | 2013-07-02 | 2016-12-27 | Yazaki Corporation | Rotary connector |
JP2015122175A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 矢崎総業株式会社 | 端子の接続構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |