JPH0548215Y2 - - Google Patents

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JPH0548215Y2
JPH0548215Y2 JP1988135614U JP13561488U JPH0548215Y2 JP H0548215 Y2 JPH0548215 Y2 JP H0548215Y2 JP 1988135614 U JP1988135614 U JP 1988135614U JP 13561488 U JP13561488 U JP 13561488U JP H0548215 Y2 JPH0548215 Y2 JP H0548215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は証明書、証券等の表面の一部に貼りつ
けて使用し、剥離を試みると中間の層が破壊され
てしまうため、証明書、証券の貼りつけ部分の記
載事項の変更や、剥離して他の証明書、証券等に
貼り替えることが不可能なホログラムラベルに関
する。
〔従来の技術〕
ホログラフイーはある表面における光波の振幅
と位相の両方を記録する技術であり、この技術に
よつて作られたホログラムは、一点から見た映像
しか捕らえられていない通常の写真にくらべ、異
なる角度から見た立体像を再生することが可能で
ある。更にホログラムは製造技術が高度であり、
製造装置も複雑かつ高価であるために、ホログラ
ム自体の偽造、変造は一般的には困難で、この偽
造の困難性を利用し、証明書、証券等の偽造防止
手段としての使用が試みられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、ホログラムを単に被着体に貼りつけて
も、剥離して他の被着体に貼り替えたり、剥離し
た部分の被着体表面の記載事項を変えて再びホロ
グラムを貼りつけることは不可能ではなく、ホロ
グラム自体の偽造・変造の困難性が活用できない
という問題がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、ホログラムと接着剤層との間に脆質層を設け
てホログラムラベルを形成し証明書、証券の貼り
つけ部分の記載事項の変更や、剥離して他の証明
書、証券等に貼り替えることが不可能であり、か
つホログラムの画像を一層引き立てることが可能
なホログラムラベルを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案のラベルは、体積ホログラム
形成層、脆質層、および接着剤層を順次積層した
ことを特徴とするものである。
以下、図面に基いて本考案を説明する。
第1図は本考案のホログラムラベル1の基本構
造を示す断面図で、図中、1はホログラムラベ
ル、2は体積ホログラム形成層、3は脆質層、4
は接着剤層である。
図において、ホログラムラベル1は、上面側か
ら順次、体積ホログラム形成層2、脆質層3、お
よび接着剤層4が積層されている。このホログラ
ムラベル1は接着剤層4が被着体の表面に接触す
るように重ね、必要に応じて加熱を行いつつ加圧
して被着体に貼りつけるものである。
体積ホログラム形成層2は通常、第2図に示す
ように支持体フイルム7と体積ホログラム形成樹
脂層8から成つている。
支持体フイルム7は、シートの基材として用い
ることができるあらゆる材料が用いられ、好まし
くは透明または半透明フイルム状の材料を用いる
ことができる。具体的には、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリスチレン、ポリイミド、ポリメタ
クリル酸メチル、ポリビニルブチラール、ポリカ
ーボネートなど重合体フイルム、セラミツクスフ
イルム、及びこれらの積層体がある。この基材フ
イルムの寸法および形状は任意であり、例えば、
その膜厚は1〜20μm、望ましくは10〜50μmで
ある。
体積ホログラム形成樹脂層8は、支持体フイル
ム7の面に設けられる。この層の形成は、体積ホ
ログラム記録材料を支持体フイルム面に塗布など
して行われる。この体積ホログラム記録材料は、
銀塩乳剤、ダイクロメートゼラチン乳剤、光重合
性樹脂、光架橋性樹脂などを含む。体積ホログラ
ム材料の塗布面に、物体からの光の波面に相当す
る干渉縞が透過率変調、屈折率変調の形で層内に
記録された体積ホログラム原版を密着させて露光
現像することによりホログラム形成樹脂層を形成
する。このホログラム形成樹脂層の層厚は、0.1
〜50μm、望ましくは5〜20μmである。
本考案においてはホログラム形成層2と接着剤
層4の間に脆質層3を設ける。脆質層3の役割
は、上層と下層の間にあつて、上層と下層には充
分な接着強度で接着し、しかも、剥離の際には、
ほぼ脆質層の層間で剥離することである。
このような目的で形成する脆質層3を構成する
合成樹脂としては種々のものが使用できる。
例えば、ポリスチレン、ポリαメチルスチレン
などのスチレン樹脂及びスチレン共重合体、ポリ
メタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、
ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル又は、メタ
クリル樹脂の単独又は共重合樹脂、エチルセルロ
ース、ニトロセルロース、エチルヒドロキシエチ
ルセルロース、セルロースアセテートプロピオネ
ート、セルロースアセテートブチレート、酢酸セ
ルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアル
コール、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリエーテル樹脂等
のうち一種ないしは二種以上のものの混合又は共
重合体、フエノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂などの熱硬化性樹脂等。
上記の合成樹脂には、更に充填剤として、炭カ
ル、タルク、チヤイナクレー、カオリン、マイク
ロシリカ、TiO2、ガラスフレーク、アスベスト、
ろう石粉、けい石粉末(石粉)、硫酸バリウム、
シエルベン、シアモツト等、無機質微粉末を合成
樹脂100重量部に対して80〜200重量部添加する
と、得られた合成樹脂および微粉末からなる被膜
は微粉末を添加しない合成樹脂からなる被膜より
も一層もろくなるので、層間の剥離がより一層確
実になり好ましい。
脆質層3の厚みは4〜40μm程度が好ましい。
接着剤層4はホログラムラベルを被着体に貼り
つけるためのものであり、種々のタイプの接着剤
がこの層を形成する目的で使用でき、例えば、フ
エノール系樹脂、フラン系樹脂、尿素系樹脂、メ
ラミン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂若しくはその他の熱硬
化性樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアル
コール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ニ
トロセルロース、ポリアミド若しくはその他の熱
可塑性樹脂、ブタジエン−アクリロニトリルゴ
ム、ネオブレンゴム若しくはその他のゴム、又
は、ニカワ、天然樹脂、カゼイン、ケイ酸ナトリ
ウム、デキストリン、でんぷん、アラビアゴム等
のうち1種又は2種以上を主成分とする接着剤を
使用することができる。
又、これら接着剤は溶液型、エマルジヨン型、
粉末型又はフイルム型等のいずれのものでもよ
く、又、常温固化型、溶剤揮発固化型、融解固化
型等のいずれのものでもよい。
更に、本考案においては接着剤層を構成する材
料として粘着剤と言われるもの、例えばアクリル
樹脂、アクリル酸エステル樹脂、又はこれらの共
重合体、スチレンブタジエン共重合体、天然ゴ
ム、カゼイン、ゼラチン、ロジンエステル、テル
ベン樹脂、フエノール系樹脂、スチレン系樹脂、
クロマンインデン樹脂、キシレン、脂肪族系炭化
水素、ポリビニールアルコール、ポリエチレンオ
キシド、ポリメチレンオキシド、ポリエチレンス
ルホン酸等を用い得るし、加熱により接着性が付
与される感熱接着剤(言い換えればヒートシール
剤)を用いることもできる。感熱接着剤を構成す
る材料としては、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニ
ル、又はこれらの共重合体、アクリル樹脂又はエ
チレン−アンリル酸共重合体、ポリビニルブチラ
ール、ポリアミド、ポリエステル、可塑化クロロ
プレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコー
ル、ポリカーボネート、ポリビニルエーテル、ポ
リウレタン、セルロース系樹脂、ワツクス類、パ
ラフイン類、ロジン類、アスフアルト類等の熱可
塑性樹脂、エポキシ樹脂、フエノール樹脂等の未
硬化の熱硬化樹脂が挙げられる。接着剤層4の厚
みとしては4〜20μmが望ましい。
本考案は上記の基本構成からなつているが、必
要に応じ、第3図以下のような改変を行うことも
できる。
第3図は体積ホログラム形成層2と脆質層3と
の間にアンカー層5を形成した本考案の他の実施
例を示す図である。
アンカー層5は脆質層3の上面を体積ホログラ
ム形成層に強固に接着させ、脆質層3がラベル1
を被着体からはがすときに必ず体積ホログラム形
成層2に付着するようにする。アンカー層5の具
体的な構成材料としては塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコール、及びこれらの共重合
体、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエス
テル系樹脂など、従来アンカー層として既知のも
のが広く使用できる。
アンカー層5と同様な意味で接着剤層をアンカ
ー層5に置き換えて使用することもでき、この接
着剤層の厚みは4〜20μm程度である。
上記アンカー層もしくは接着剤層を設けておく
と、ラベル1を被着体から注意深くはがしたとし
ても、脆質層3が必ず体積ホログラム形成層2側
に接着し、脆質層3の層間で破壊されるので、は
がした面は不均一な表面が露出して再使用の妨げ
となる。
第4図、第5図はホログラム形成層2と脆質層
3の間、もしくは脆質層3と接着剤層4の間に着
色層6を設けた本考案の他の実施例を示す図であ
る。
本実施例における着色層の役割は、ホログラム
画像の背景として画像のコントラストを上げ、ノ
イズ感を低減させることである。通常は黒色不透
明であるが、三次元ホログラム画像と同調して二
次元画像を記録することもできる。このような目
的で形成する着色層を構成する材料としては、グ
ラビア印刷インキ、スクリーン印刷インキ等の通
常の印刷インキ、エナメル塗料、ラツカー塗料等
の通常のペイント塗料などを使用することができ
る。その際ホログラム形成層2を侵さない溶媒系
のものを適当に選択する必要があることはいうま
でもない。
また、着色層6を設ける代わりに脆質層3、或
いは接着剤層に光吸収性染料もしくは顔料を含ま
せるようにしてもよい。
さらに、第6図に示すように、アンカー層5の
間に着色層6を設けるようにしてもよい。
第7図は体積ホログラム形成層2を構成する支
持体フイルム7と体積ホログラム層形成樹脂8と
の間にパターン状着色層9を設けた本考案の他の
実施例を示す図である。
このパターン状着色層9は、体積ホログラム形
成樹脂層8中に記録された3次元の絵柄などに同
調して2次元の文字や絵柄などの情報を記録する
ものである。印刷インキとしては、グラビア印刷
用インキ、スクリーン印刷インキなどの通常のイ
ンキを用いることができる。印刷インキ層の層厚
は、0.1〜50μm、望ましくは5〜20μmである。
なお、印刷インキ層がその役割を果たすことが不
必要のときはこの層は必須ではない。
第8図は体積ホログラム形成層2を構成する支
持体7とホログラム形成樹脂層8の間に剥離層1
0を設けた本考案の他の実施例を示す図である。
本実施例においては、ラベルを被着体にラミネ
ートした後、支持体7をはがし、支持体7によつ
てホログラムの効果が若干低下することが防止で
きる。
ここで剥離層10は剥離の際に層7側、層8側
のいずれに付着してもよく、又、層10の層間で
剥離してもよい。層8側に付着する場合は剥離層
10をホログラム形成樹脂層の保護層とすること
もできる。なお、支持体7が元来、剥離性を有し
ているならば剥離層10を省略することもでき
る。
支持体7をはがして使用する場合、支持体7と
下層との剥離強度は脆質層3の層間強度よりも弱
くしておくことが望ましく、このようにすると支
持体7をはがす際にホログラムが一緒にはがれる
ことが防止できる。
なお、支持体7をはがす場合には上記のいずれ
の場合においても、ホログラム形成樹脂層8上に
接して保護層を設けておくのが有効である。
保護層としては、ポリメチルメタクリレート樹
脂と他の熱可塑性、例えば塩化ビニル/酢酸ビニ
ル共重合体もしくはニトロセルロース樹脂との混
合物、またはポリメチルメタクリレート樹脂とポ
リエチレンワツクスとの混合物が挙げられ、又、
酢酸セルロース樹脂と熱硬化性樹脂、例えばエポ
キシ樹脂、フエノール樹脂、熱硬化型アクリル樹
脂もしくはメラミン樹脂との混合物が望ましい例
として挙げられる。
本考案において各層の厚みは特に限定されない
が、被着体表面に貼りつけたときに過度に厚いラ
ベルは好ましくなく、この意味でラベルのトータ
ルの厚みは25〜100μmであり、又、ラベルを貼
つた後、支持体をはがすような場合には、被着体
上に残るべき各層のトータル厚みは2〜10μm、
好ましくは2〜6μmである。
〔作用〕
本考案のホログラムラベルは以上説明したよう
な構成を有しているので、使用に際しては所要の
大きさ、形状に切断し、証書や身分証明書のよう
な偽造・変造されたくない被着体に、加圧によ
り、必要に応じ、加熱をしながら、貼りつける。
貼りつけた後、場合によつては支持体をはがすこ
ともある。
このように被着体に貼りつけられたホログラム
ラベルは、はがそうとすると脆質層の層間ではが
れてしまうのでラベル全体をそつくりそのままは
がすことは出来ない。従つて、ラベルが貼つてあ
つた箇所の印刷・筆記内容、印影写真等を直すた
めには、残つている脆質層、接着剤層を除去する
必要があり、ホログラム形成層のような被膜を伴
わずにこれらの層をはがすことは困難である。
又、はがしたものはラベルの表面側の一部であ
り、接着剤層を伴わないから、他の被着体に貼り
つけることができない。また、着色層を形成する
ことにより、ホログラム画像のコントラストを向
上させたり、ノイズ感を低減させることができ、
また3次元ホログラム像とマツチした画像記録す
ることも可能で、体積ホログラムの画像を一層引
き立てることが可能となる。また、着色層の存在
により、ホログラムラベルを被着体に貼つたと
き、被着体に汚れなどがあつてもこれを隠蔽して
見えなくすることができる。
〔実施例〕
この考案を、以下の例によつて具体的に説明す
る。
実施例 基材フイルムとして、厚み25μmのポリエチレ
ンテレフタレートフイルムにトリメチロールプロ
パノールアクリレート100部に対し増感剤(チバ
ガイキー社製、イルガーキユアー184)を4%添
加したものを2μm厚に塗布して保護した。この
面に80W/cm水銀灯下10cmの位置で、2m/分の
速さで通し、紫外線を照射してオーバープリント
層を硬化させた。この硬化面に、ビニル系スクリ
ーン印刷インキを用いて膜厚5μmで文字絵柄を
スクリーン印刷した。135℃で10分間乾燥した後、
ゼラチン(新田ゼラチン社製)を20μm厚に塗布
し、乾燥後に5%重クロム酸アンモニウム水溶液
中に10分間浸漬、乾燥して体積ホログラム材料層
をした。その後に、この面に体積ホログラム原版
を密着させ、Arレーザー光を用いて光学的複製
を行つた。現像後に、その面に以下の組成から成
る脆質層を20μm厚に塗布した。
・ 脆質層用組成物 塩ビ共重合体……20重量部 アクリル樹脂……10重量部 マイクロシリカ……30重量部 酢酸エチル……20重量部 トルエン……50重量部 この上に以下の組成から成る粘着剤層を5μm
厚さに塗布しホログラムラベルを得た。
・ 粘着用組成物 アクリル粘着剤……100重量部 ポリイソシアネート系架橋剤……1重量部 トルエン……50重量部 酢酸エチル……50重量部 得られたホログラムラベルは手貼りにて証書の
記載欄上に貼りつけた。
この貼りつけられたホログラムラベルは注意深
くはがそうとしても脆質層の部分で剥離してしま
うため、そつくりそのままの形ではがすことは不
可能であつた。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、被着体に貼りつ
けられたホログラムラベルをはがそうとすると脆
質層の層間ではがれてしまうのでラベル全体をそ
つくりそのままはがすことができず、ラベルが貼
つてあつた箇所の印刷・筆記内容、印影写真等を
直すためには、残つている脆質層、接着剤層を除
去する必要があり、ホログラム形成層のような被
膜を伴わずにこれらの層をはがすことは困難であ
り、又、はがしたものはラベルの表面側の一部で
あり、接着剤層を伴わないから、他の被着体に貼
りつけることができず、その結果、証明書、証券
の貼りつけ部分の記載事項の変更や、剥離して他
の証明書、証券等に貼り替えることを不可能とす
ることができる。また、着色層を形成することに
より、ホログラム画像のコントラストを向上させ
たり、ノイズ感を低減させることができ、また3
次元ホログラム像とマッチした画像記録すること
も可能で、体積ホログラムの画像を一層引き立て
ることが可能となる。また、着色層の存在によ
り、ホログラムラベルを被着体に貼つたとき、被
着体に汚れなどがあつてもこれを隠蔽して見えな
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のホログラムラベルの基本構造
を示す図、第2図は体積ホログラム形成層の構造
を示す図、第3図は体積ホログラム形成層と脆質
層との間にアンカー層を形成した本考案の他の実
施例を示す図、第4図はホログラム形成層と脆質
層の間に着色層を設けた本考案の他の実施例を示
す図、第5図は脆質層と接着剤層の間に着色層を
設けた本考案の他の実施例を示す図、第6図はア
ンカー層の間に着色層を設けた本考案の他の実施
例を示す図、第7図は支持体フイルムと体積ホロ
グラム層形成樹脂との間にパターン状着色層を設
けた本考案の他の実施例を示す図、第8図は支持
体フイルムと体積ホログラム層形成樹脂との間に
剥離層を設けた本考案の他の実施例を示す図であ
る。 1……ホログラムラベル、2……体積ホログラ
ム形成層、3……脆質層、4……接着剤層、5…
…アンカー層、6……着色層、7……支持体フイ
ルム、8……体積ホログラム形成樹脂層、9……
パターン状着色層、10……剥離層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 体積ホログラム形成層、脆質層、及び接着剤
    層が順次積層されたホログラムラベルにおい
    て、体積ホログラム形成層と脆質層、あるいは
    脆質層と接着剤層間に着色層が形成されている
    ことを特徴とするホログラムラベル。 (2) 請求項1記載のラベルにおいて、体積ホログ
    ラム形成層と脆質層間にアンカー層が形成さ
    れ、着色層がアンカー層中に形成されているこ
    とを特徴とするホログラムラベル。 (3) 体積ホログラム形成層、脆質層、及び接着剤
    層が順次積層されたホログラムラベルにおい
    て、脆質層あるいは接着剤層が光吸収染料もし
    くは顔料を含んでいることを特徴とするホログ
    ラムラベル。 (4) 体積ホログラム形成層、脆質層、及び接着剤
    層が順次積層されたホログラムラベルにおい
    て、体積ホログラム形成層は体積ホログラム形
    成樹脂層と体積ホログラム形成樹脂層支持体と
    の積層体からなり、体積ホログラム形成樹脂層
    と体積ホログラム形成樹脂層支持体間にパター
    ン状着色層が形成されていることを特徴とする
    ホログラムラベル。
JP1988135614U 1988-10-17 1988-10-17 Expired - Lifetime JPH0548215Y2 (ja)

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