JPH0548214U - 電池パック及び充電式電気機器 - Google Patents

電池パック及び充電式電気機器

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JPH0548214U
JPH0548214U JP9899591U JP9899591U JPH0548214U JP H0548214 U JPH0548214 U JP H0548214U JP 9899591 U JP9899591 U JP 9899591U JP 9899591 U JP9899591 U JP 9899591U JP H0548214 U JPH0548214 U JP H0548214U
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JP
Japan
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battery pack
charging
shutter
case
mounting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9899591U
Other languages
English (en)
Inventor
裕之 安藤
一敬 鈴木
弘行 田中
真佐雄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電端子が短絡されることを防止する電池パ
ック、及びこの電池パックを使用する充電式電気機器を
提供する。 【構成】 シャッター12は、電池パックAのケース1 の
突出部1cの両側面に突設したスライド枠13 ,13にガイド
されて、スライド可能となっている。シャッター12は、
一対の被覆板12a ,12aを有しており、コイルばね14にて
上方に付勢されているため、被覆板12a ,12aは充電端子
3 ,4を常時覆っている。機器本体Bの放電用装着部20
は、内側面に一対のリブからなる作用部25を突出させて
いる。電池パックAを放電用装着部20に装着すると、被
覆板12aが作用部25によりコイルばね14に抗してケース1
内に押し込まれるため、充電端子3 ,4を覆っていた被
覆板12a が充電端子3 ,4から離脱する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電池パック、及びこの電池パックを使用する機器本体と充電器とを 組み合わせてなる充電式電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電池パックは、図9に示すように内部に蓄電池を収納したケース1 の外 表面に、蓄電池に接続された正負の充電端子3 ,4を取り付けたものであり、機器 本体に設けた放電用装着部に装着されて、負荷に電力を供給する(放電する)と ともに、充電器の充電用装着部に装着されて充電されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来の電池パックは、充電端子3 ,4がケース1 の外表面に露出している ため、誤って釘やネジ、針金等の導電物が両充電端子3 ,4に接触して短絡したり 、電池パックが多数の釘等の導電物が入れられた容器に投げ込まれて、両充電端 子3 ,4が導電物を通して短絡されることがあった。両充電端子3 ,4が短絡される と、蓄電池に大電流が流れて蓄電池が劣化したり、更には電池パックが発煙乃至 発火して火災を引き起こすおそれがある。
【0004】 本考案は、このような事由に鑑みなしたもので、その目的とするところは、充 電端子が短絡して蓄電池が劣化したり、発煙, 発火するということがない電池パ ック、及びこの電池パックを使用する充電式電気機器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の電池パックは、ケースにスライド可 能で、常時は充電端子を覆う方向に付勢されたシャッターを設けている。
【0006】 また、請求項2の充電式電気機器は、機器本体及び充電器の装着部に、請求項 1の電池パックの装着によって、シャッターを充電端子から離脱する方向にスラ イドさせる作用部を設けている。
【0007】
【作用】
請求項1の電池パックは、充電端子がシャッターで常時覆われているため、充 電端子が導電物を通して短絡されるということがない。
【0008】 また、請求項2の充電式電気機器は、請求項1の電池パックを機器本体乃至充 電器の装着部に装着すると、装着部に設けた作用部がシャッターを充電端子から 離脱する方向にスライドさせるため、充電端子が露出して機器本体乃至充電器と 電気接続される。電池パックを機器本体乃至充電器の装着部から取り外すと、シ ャッターがスライドして充電端子を覆う。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0010】 電池パックAの外郭を形成するケース1 は、図3に示すように上面が開口した 箱形の下ケース1aと、下ケース1aの開口部を閉塞する上ケース1bとからなる。上 ケース1bは、上面に突出部1cが設けられている。複数本(本実施例では6本)の 蓄電池2,2'がケース1 の内部に収納されている。各蓄電池2,2'は、お互いの陽極 と陰極が図示しない接続板で接続されており、これによって各蓄電池2,2'が一体 に連結されている。上ケース1bの突出部1c内に収納される蓄電池2'は、他の蓄電 池2 の上部に配置されており、正負の充電端子3 ,4及び図示しない温度検知素子 に接続されたセンサー端子5 が上部側面に取り付けられている。これらの充電端 子3 ,4及びセンサー端子5 は、夫々突出部1cの上部側面に形成された開口部6 ,7 ,8 に露出して、ケース1 の外表面に取り付けられている。9 ,9は電池パックA を後述する機器本体の放電用装着部に保持するためのフックであり、下ケース1a の両側面に形成された切欠部10内に配置されている。各フック9 は、下端が下ケ ース1aの内側面に取り付けられた板ばね11の上端に固定されている。
【0011】 12はシャッターであり、対向する一対の被覆板12a ,12aと、両被覆板12a ,12a の下端に一体形成された略D字形の枠体12b とからなる。被覆板12a は、上端に 押圧部12c を突設させている。スライド枠13 ,13が、上ケース1bの突出部1cの両 側面に突設されており、シャッター12がこのスライド枠13 ,13にガイドされて、 スライド可能となっている。スライド枠13 ,13は、夫々充電端子3 ,4を露出させ ている開口部6 ,7の下部に設けられている。コイルばね14が、突出部1cに収納さ れた蓄電池2'の外周に遊嵌されている。シャッター12は、コイルばね14にて上方 に付勢されている。12d はシャッター12の枠体12b の両側に突設されたストッパ ーであり、シャッター12がスライド枠13から抜け出ることを阻止している。
【0012】 以上のように構成された電池パックAは、シャッター12がコイルばね14によっ て付勢されているため、シャッター12の被覆板12a ,12aは充電端子3 ,4を常時覆 っており、被覆板12a 上端の押圧部12c が、コイルばね14の押上力に抗して押圧 された時に突出部1c内へ没入し、被覆板12a が充電端子3 ,4から離脱する。
【0013】 上記の電池パックAは、図4に示すような機器本体Bに装着される。本実施例 の機器本体Bは電動ドライバーであり、電池パックAを着脱可能に装着する放電 用装着部20を、中空で下端が開口しているハンドル部21の内部に有している。放 電用装着部20は、電池パックAの突出部1cを内部に収容するものであり、電池パ ックAの各フック9 が係合可能な一対の鉤部20a ,20aを、下端内側面に対向して 突設させている。ハンドル部21は、内部に電源スイッチ22が配置されている。電 源スイッチ22は、正負の接触端子23 ,24を下方の放電用装着部20に向けて突設さ せている。接触端子23 ,24は、電池パックAの正負の充電端子3 ,4と接触するよ うに、放電用装着部20内に配置されている。放電用装着部20は、両内側面に一対 のリブからなる作用部25 ,25を対向して突出させている。
【0014】 電池パックAを、以上のように構成された機器本体Bの放電用装着部20に装着 するには、図5に示すように電池パックAの突出部1cを、ハンドル部21の下端に 開口した放電用装着部20に挿入する。この時、シャッター12の被覆板12a 上端の 押圧部12c が、放電用装着部20内に突出している作用部25に当接する。更に、突 出部1cを放電用装着部20の奥へ挿入するのに伴って、被覆板12a は作用部25によ りコイルばね14に抗してケース1 内へ押し込まれるため、充電端子3 ,4を覆って いた被覆板12a が充電端子3 ,4から離脱する。そうすると充電端子3 ,4がケース 1 の外表面に露出するとともに、放電用装着部20内の奥方に位置する接触端子23 ,24と接触する。これによって電池パックA内部の蓄電池2,2'が電源スイッチ22 を通して機器本体Bの負荷に電気的接続され、電源スイッチ22が閉操作されると 、蓄電池2 は放電を開始して負荷に電力を供給する。
【0015】 更に、上記の電池パックAは、図6に示すような充電器Cに装着される。充電 器Cは、上面に充電用装着部30を凹設した箱形のハウジング31と、ハウジング31 の内部に配置された充電回路部32とからなる。充電用装着部30は、電池パックA の突出部1cを内部に収容するものである。充電回路部32に接続された正負の接触 端子33 ,34が、充電回路部32を装填した回路基板35上に取り付けられている。接 触端子33 ,34は、充電用装着部30の底面に形成された挿通孔30a を通して充電用 装着部30内に配置されている。充電用装着部30は、両内側面に一対のリブからな る作用部36 ,36を対向して突出させている。
【0016】 電池パックAを、以上のように構成された充電器Cの充電用装着部30に装着す るには、電池パックAの突出部1cを、充電用装着部30に挿入する。この時、シャ ッター12の被覆板12a 上端の押圧部12c が、充電用装着部30内に突出している作 用部36に当接する。更に、突出部1cを充電用装着部30の奥へ挿入するのに伴って 、被覆板12a は作用部36によりコイルばね14に抗してケース1 内に押し込まれる ため、充電端子3 ,4を覆っていた被覆板12a が充電端子3 ,4から離脱する。そう すると充電端子3 ,4がケース1 の外表面に露出するとともに、充電用装着部30内 の奥方に位置する接触端子33 ,34と接触する。これによって電池パックA内部の 蓄電池2 が充電回路部32に電気的接続され、蓄電池2 に充電電流が供給されて充 電される。
【0017】 本考案の他の実施例を図7及び図8に基づいて説明する。本実施例は、機器本 体Bおよび充電器Cの接触端子が、作用部を兼用するように構成したことを要旨 とするものである。以下、機器本体Bについてのみ説明するが、充電器Cについ ても同様の構成を採用できる。なお、先の実施例と同一の部材には、同一の符号 を付して説明を省略する。
【0018】 機器本体Bの放電用装着部20内の接触端子23 ,24は、先端に孔26が形成されて いる。孔26は、放電用装着部20の内側面に対向する突起27に嵌合しているため、 接触端子23 ,24の撓み変形が制限されている。こうすることによって、作用部28 が、接触端子23 ,24で構成される。
【0019】 電池パックAを、以上のように構成された機器本体Bの放電用装着部20に装着 すると、シャッター12の被覆板12a 上端の押圧部12c が、接触端子23 ,24からな る作用部28に当接する。更に、突出部1cを放電用装着部20の奥へ挿入するのに伴 って、被覆板12a は作用部28によりコイルばね14に抗してケース1 内へ押し込ま れるため、充電端子3 ,4を覆っていた被覆板12a が充電端子3 ,4から離脱する。 そうすると充電端子3 ,4がケース1 の外表面に露出するとともに、接触端子23 , 24と接触する。
【0020】
【考案の効果】
請求項1の電池パックは、上述した構成によって、充電端子がシャッターで常 時覆われているため、充電端子が導電物を通して短絡されるということがないと いう効果を奏する。
【0021】 請求項2の充電式電気機器は、請求項1の電池パックを機器本体乃至充電器の 装着部に装着すると、装着部に設けた作用部がシャッターを充電端子から離脱す る方向にスライドさせるため、使用者が何ら特別に配慮することなく、通常の電 池パックと同様に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電池パックの実施例の断面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】同じく分解斜視図である。
【図4】本考案の充電式電気機器の実施例に係る機器本
体の側面図である。
【図5】同じく要部の断面図である。
【図6】本考案の充電式電気機器の実施例に係る充電器
の断面図である。
【図7】本考案の充電式電気機器の他の実施例に係る機
器本体の断面図である。
【図8】同じく要部の分解斜視図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
A 電池パック B 機器本体 C 充電器 1 ケース 2 蓄電池 3,4 充電端子 12 シャッター 20 放電用装着部 25,28,36 作用部 30 充電用装着部
フロントページの続き (72)考案者 山本 真佐雄 滋賀県野洲郡野洲町大篠原2026番地 滋賀 小林精工株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池をケースの内部に収納するととも
    に、蓄電池に接続した充電端子をケースの外表面に取り
    付けてなる電池パックであって、ケースにスライド可能
    で、常時は充電端子を覆う方向に付勢されたシャッター
    を設けてなる電池パック。
  2. 【請求項2】 請求項1の電池パックと、電池パックが
    着脱可能な放電用装着部を有する機器本体と、電池パッ
    クが着脱可能な充電用装着部を有する充電器とを組み合
    わせてなる充電式電気機器であって、機器本体および充
    電器の装着部に、電池パックの装着によってシャッター
    を充電端子から離脱する方向にスライドさせる作用部を
    設けてなる充電式電気機器。
JP9899591U 1991-11-29 1991-11-29 電池パック及び充電式電気機器 Pending JPH0548214U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5725304A (en) * 1995-12-13 1998-03-10 Makita Corporation Battery concrete vibrator

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JP4091057B2 (ja) * 2005-03-28 2008-05-28 株式会社三共 スロットマシン
JP4133349B2 (ja) * 2003-01-07 2008-08-13 株式会社豊田自動織機 車両の走行制御装置

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