JPH0548109Y2 - - Google Patents

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JPH0548109Y2
JPH0548109Y2 JP13923185U JP13923185U JPH0548109Y2 JP H0548109 Y2 JPH0548109 Y2 JP H0548109Y2 JP 13923185 U JP13923185 U JP 13923185U JP 13923185 U JP13923185 U JP 13923185U JP H0548109 Y2 JPH0548109 Y2 JP H0548109Y2
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shaft
internal gear
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動モータによつて回転駆動される
ドライバービツトをねじ込み方向に往復移動自在
のドライバー台に連設した自動ねじ締め機の締付
トルク検出装置に関し、詳しくは、ドライバービ
ツトに加わる締付け反力を起歪管に伝達させるよ
うにした締付トルク検出装置に関する。
〔従来の技術〕
上記の締付トルク検出装置として、本出願人
は、特開昭55−31982号公報に示されるものを提
案している。
かかる締付トルク検出装置は、ドライバー台5
にモータ台10を連設すると共に、モータ軸11
に連設の回転軸21を内包する状態で起歪管17
の一端側を前記ドライバー台5に固着し、かつ、
該起歪管17の他端側に内歯ギヤ体20を固着連
設する一方、前記回転軸21に太陽ギヤG1を設
けると共に、該太陽ギヤG1と前記内歯ギヤ体2
0の内歯ギヤG3に噛合する遊星ギヤ26…群の
サポート28を、前記内歯ギヤ体20に相対回転
自在に保持させ、かつ、該サポート28にドライ
バービツト14の連設用出力軸13を連結したも
のである。
上記の構成によれば、ドライバービツト14に
対する駆動モータMの振れや上下動の応力を各ギ
ヤ間の噛合部で吸収することができ、従つて、ド
ライバービツト14にかかる締付け反力のみを起
歪管17に伝達させることができ、精度の高いト
ルク検出を期することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる構成においては、モータ軸11
の回転が遊星ギヤ26…群を介して出力軸13に
減速伝達されるもので、ねじ締付け速度が低くな
り、能率面で高速化が望まれる現状にそぐわない
欠点があつた。
本考案は、上記の実情に鑑みて成されたもので
あつて、ドライバービツトにかかる締付け反力の
みを起歪管に伝達させ得る特異な機能を何ら損な
うことなく、ねじ締付けの高速化を達成せんこと
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、冒頭に記
載した自動ねじ締め機の締付トルク検出装置にお
いて、前記ドライバー台にモータ台を取付け、モ
ータ軸またはこれに連設の回転軸を内包する状態
で、歪ゲージ付き起歪管の一端側を前記ドライバ
ー台に連設すると共に、該起歪管の他端側に内歯
ギヤ体を固着し、ドライバービツトに連設の出力
軸を、前記モータ軸またはこれに連設の回転軸に
対して軸端突合せの状態で前記内歯ギヤ体に相対
回転自在に取付けると共に、前記モータ軸または
回転軸に連設の出力側太陽ギヤと前記内歯ギヤ体
の内歯ギヤ、及び、前記出力軸に連設の入力側太
陽ギヤと前記内歯ギヤ体の内歯ギヤに、それぞれ
各別に噛合する二組の遊星ギヤ群を、前記モータ
軸またはこれに連設の回転軸及び出力軸の突合せ
軸端間で回転自在に保持されるサポートに軸支し
た点に特徴がある。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図は締付トルク検出装置Aの詳細を示
し、第2図は該締付トルク検出装置Aを備えた自
動ねじ締め機を示すものであつて、かかる自動ね
じ締め機は、立設された支柱1に支持プレート2
を装着すると共に、該支持プレート2の上下にガ
イドプレート3a,3bを取付け、この上下のガ
イドプレート3a,3bにわたつて、2本のガイ
ドシヤフト4を上下方向に往復移動自在に設ける
と共に、該2本のガイドシヤフト4にわたつてド
ライバー台5を固着する一方、軸芯を上下方向に
向けた状態で前記支持プレート2にエアシリンダ
6を固着し、このシリンダ6のピストンロツド6
aを前記ドライバー台5に連設の部材7に連結し
て、前記シリンダ6の伸縮に伴つて前記ドライバ
ー台5を上下方向(ねじ込み方向)に往復移動さ
せるようにしてある。
そして、ドライバーケース8とブラケツト9と
を介して前記ドライバー台5の上部側にモータ台
10を取付けると共に、モータ軸11を鉛直下方
に向けた状態で駆動モータMをモータ台10に搭
載し、このモータMのモータ軸11にカツプリン
グ12を介して締付トルク検出装置Aを連設する
と共に、該締付トルク検出装置Aの下端にドライ
バービツト14を取付け、かつ、ドライバービツ
ト14の下部にねじaを供給するためのキヤツチ
ヤ15を、前記ガイドシヤフト4の下端に連設し
たホルダー16に固着してある。
次に、前記締付トルク検出装置Aの具体構造を
第1図に基づいて説明すると、このものは、歪ゲ
ージGを備えた起歪管17の上部フランジ18
を、前記ドライバー台5に連設のドライバーケー
ス8に固着すると共に、該起歪管17の下部フラ
ンジ19に内歯ギヤ体20をボルトb,bで固着
し、かつ、前記カツプリング12を介してモータ
軸11に連設される回転軸21の下端側に出力側
の太陽ギヤG1を形成して、該太陽ギヤG1を前
記内歯ギヤ体20の中央近くに位置させる状態
で、当該回転軸21をベアリング22,23を介
して起歪管17の上下部フランジ18,19に軸
支させてある。
そして、ボルトcによつて前記内歯ギヤ体20
の下端側に取付けられる受座24を介して、前記
ベアリング22,23と同芯状に下部ベアリング
25を取付けると共に、前記ドライバービツト連
設用の出力軸13の上端側に入力側の太陽ギヤG
2を形成し、かつ、前記回転軸21に対して小間
隙を有せしめた軸端突合せの状態で該出力軸13
を前記下部ベアリング25に止着して、当該出力
軸13を前記内歯ギヤ体20に対して相対回転自
在としてある。
一方、第3図に示すように、3個一組の同一歯
数の遊星ギヤ26…群の二組を、支軸27まわり
で回転自在にサポート28に軸支させると共に、
ギヤ抜止めリング29,29をピンdの打設によ
つて前記サポート28に止着して、遊星ギヤ体B
を構成し、かかる遊星ギヤ体Bを、前記受座24
の止着に先立つて前記内歯ギヤ体20に内蔵して
ある。
この遊星ギヤ体Bの内蔵に際して、出力側であ
る上部側の遊星ギヤ26…群を前記内歯ギヤ体2
0の内歯ギヤG3と回転軸21の太陽ギヤG1
に、かつ、入力側である下部側の遊星ギヤ26…
群を前記内歯ギヤ体20の内歯ギヤG3と出力軸
13の太陽ギヤG2に、それぞれ各別に噛合させ
る状態で、該遊星ギヤ体Bのサポート28をボー
ルe,eを介して前記回転軸21と出力軸13の
突合せ軸端間で回転自在に保持させてある。
尚、図中の30は歪ゲージGからの出力取出用
のターミナル、f…はベアリング止め輪である。
上記の構成によれば、モータMの回転動力が回
転軸21を介して出力側の遊星ギヤ26…群に伝
達され、該遊星ギヤ26…が出力側の太陽ギヤG
1まわりを公転する。これに伴つてサポート28
が減速回転すると共に、入力側の遊星ギヤ26…
群が出力軸13の太陽ギヤG2まわりを公転し、
かつ、これに連動して出力軸13が増速回転して
ドライバービツト14が駆動回転されることにな
る。
そして、この回転するドライバービツト14に
よつて前記ねじaが締付けられるのであり、か
つ、締付けに伴つてドライバービツト14に加わ
る締付け反力が増大すると、逆方向の締付トルク
が内歯ギヤ体20にかかると共に、このトルクに
よる捩じれ応力が起歪管17に加わつて該起歪管
17が歪み、この歪量を歪ゲージGでキヤツチし
て、所定量以上の歪みに基づく出力が歪ゲージG
から図外の制御機構に発せられると、前記駆動モ
ータMの駆動が断たれるようになつている。
即ち、前記ねじaを、モータMの回転速度で且
つ一定の締付トルクで締付けることができるよう
にしてある。
尚、前記モータ軸11を長くして、該モータ軸
11そのものに太陽ギヤG1を形成し、これを出
力側の遊星ギヤ26…群に噛合させる構成にする
も良い。
また実施例では、入力側及び出力側の遊星ギヤ
26…群の歯数を同一にして、ドライバービツト
14をモータMの回転速度で駆動回転させるよう
にしたが、遊星ギヤ26…群の歯数を若干異なら
せて、モータMの回転速度よりもやや減速(ある
いは増速)状態でドライバービツト14を駆動回
転させるも良い。
更に、出力軸13にドライバービツト14を直
結する構成としたが、中間軸を介してドライバー
ビツト14を駆動回転するも良く、かつこの場
合、連結部間にユニバーサルジヨイントを介装し
て実施するも良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による自動ねじ締め
機の締付トルク検出装置によれば、遊星ギヤ群に
よる伝動構成をダブルにしたことによつて、既に
提案したところの、締付トルクのみを起歪管に伝
達させる精度の高いトルク検出手段の利点をその
まま生かしながら、ドライバービツトを高速回転
させることができるようになり、簡単な改良であ
りながら、合理的に能率アツプを達成できるに至
つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は締付トルク検出装置の詳細図、第2図
は自動ねじ締め機の全体図、第3図は遊星ギヤ体
の分解斜視図、第4図は従来例の締付トルク検出
装置の詳細図である。 5……ドライバー台、10……モータ台、11
……モータ軸、13……出力軸、17……起歪
管、20……内歯ギヤ体、21……回転軸、26
……遊星ギヤ、28……サポート、G……歪ゲー
ジ、G,G……太陽ギヤ、G……内歯ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動モータによつて回転駆動されるドライバー
    ビツトをねじ込み方向に往復移動自在のドライバ
    ー台に連設した自動ねじ締め機の締付トルク検出
    装置であつて、前記ドライバー台にモータ台を取
    付け、モータ軸またはこれに連設の回転軸を内包
    する状態で、歪ゲージ付き起歪管の一端側を前記
    ドライバー台に連設すると共に、該起歪管の他端
    側に内歯ギヤ体を固着し、前記ドライバービツト
    に連設の出力軸を、前記モータ軸またはこれに連
    設の回転軸に対して軸端突合せの状態で前記内歯
    ギヤ体に相対回転自在に取付けると共に、前記モ
    ータ軸または回転軸に連設の出力側太陽ギヤと前
    記内歯ギヤ体の内歯ギヤ、及び、前記出力軸に連
    設の入力側太陽ギヤと前記内歯ギヤ体の内歯ギヤ
    に、それぞれ各別に噛合する二組の遊星ギヤ群
    を、前記モータ軸またはこれに連設の回転軸及び
    出力軸の突合せ軸端間で回転自在に保持されるサ
    ポートに軸支させて成ることを特徴とする自動ね
    じ締め機の締付トルク検出装置。
JP13923185U 1985-09-11 1985-09-11 Expired - Lifetime JPH0548109Y2 (ja)

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JP13923185U JPH0548109Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JP13923185U JPH0548109Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JPS6247936U JPS6247936U (ja) 1987-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0780103B2 (ja) * 1990-09-22 1995-08-30 日東精工株式会社 自動ねじ締め機
JP5201842B2 (ja) * 2007-01-29 2013-06-05 勝行 戸津 電動ドライバーのねじ締めトルク検出装置
JP5989446B2 (ja) * 2012-07-31 2016-09-07 日東精工株式会社 トルクセンサ
JP5989447B2 (ja) * 2012-07-31 2016-09-07 日東精工株式会社 トルクセンサ
JP6125342B2 (ja) * 2013-06-17 2017-05-10 株式会社ユタニ 締付装置

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