JPH0548049Y2 - - Google Patents

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JPH0548049Y2
JPH0548049Y2 JP13967185U JP13967185U JPH0548049Y2 JP H0548049 Y2 JPH0548049 Y2 JP H0548049Y2 JP 13967185 U JP13967185 U JP 13967185U JP 13967185 U JP13967185 U JP 13967185U JP H0548049 Y2 JPH0548049 Y2 JP H0548049Y2
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は2つの貯蔵室を形成した平型低温シヨー
ケースに関する。
(ロ) 従来の技術 特開昭57−471号公報、特開昭57−136080号公
報には、上面を開口し本体を構成する断熱壁にて
囲まれる空間に第1、第2両区画板を配置し、前
記空間中央長手方向に沿いその上部に前向きの第
1吸込口と、後向きの第2吸込口とを有する1本
の帰還路及び前記断熱壁の前背両壁に沿う後向き
の第1吹出口、前向きの第2吹出口を有する2本
の供給路を備えた冷気通路と、前記帰還路の前方
及び後方に位置する第1及び第2両貯蔵室とを形
成してなる平型低温シヨーケースが開示されてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来技術では、平型低温シヨーケースの中
央に冷気通路の帰還路、両側に冷気通路の供給路
を形成しているため、循環冷気は夫々冷却器で熱
交換された後、断熱壁の前壁又は背壁に沿つて流
れ第1、第2両吹出口から開口を横断して帰還路
で合流する経路を辿ることになり、このために冷
却器で熱交換された温度の低い供給冷気は外面が
外気に晒される断熱壁の内面に沿つて流れる距離
が長く、且つ断熱壁との間の温度差が大きいため
に、この断熱壁を介しての熱損失が発生し、所定
の温度に両貯蔵室を維持するためには、冷凍能力
を大きくしなければならない問題点が発生した。
又、第1、第2両吹出口に第1、第2両整流部材
を挿入配置する際には、その挿入度合が難しく、
所定位置に第1、第2両整流部材を配置できない
場合には、上面開口における冷気の層流特性が悪
くなり、冷凍負荷の増加を招く原因となる問題が
生じた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案は上記問題点を解決するために、第1、第
2両吹出口19,20の上面を形成する主壁18
Aと、この主壁の中央から下方に延びて供給路6
A内に位置する垂壁18Cと、この垂壁の下端か
ら前後両方向に延びる両突壁18D,18Eとを
形成した補強部材18を設けると共に、この補強
部材の真上にこの補強部材に取付けられ、前記上
面開口を前後2分する物品載置板22を設け、冷
気入口側の面を傾斜面24A,25Aとしてその
上部から下部にかけての奥行幅を狭く、前記傾斜
面と上面との間の角部を鋭角部24B,25Bと
した第1、第2両整流部材24,25を夫々対応
する第1、第2両吹出口19,20に配置して
夫々の鋭角部24B,25Bを前記垂壁に当接、
夫々の傾斜面24A,25Aを両突壁18D,1
8Eに近接させてなる平型低温シヨーケース1を
提供する。
(ホ) 作用 供給路6Aを形成する第1、第2両区画板4,
5の両対向壁4A,5Aの温度は供給冷気の温度
と略同じ(詳しくは僅かに高く)に維持されるた
めに、供給冷気と、両対向壁4A,5Aとの間の
温度差が小さくなる。又、供給冷気は供給路6A
内の上部において、補強部材18の両突壁18
D,18Eに当たつて前後両方向に分流され、且
つこの分流された冷気のうち上方に向う冷気は隙
間28A,28Bから減速区域29A,29Bに
流れ、下方の冷気よりもその速度が遅くなる。
又、補強部材18の垂壁18Cには第1、第2両
整流部材24,25の鋭角部24B,25Bが当
たるので、第1、第2両整流部材24,25の挿
入配置時には、垂壁18Cがストツパーの作用を
なす。又、補強部材18は第1、第2両吹出口1
9,20の外側面を形成する他、物品載置板22
を支持する作用もなす。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて本案の実施例を説明する
と、1は上面を開放する平型低温シヨーケース
で、上面に開口を形成した断熱壁2にて本体を構
成すると共に、この本体の左右両側面に断熱側壁
3,3を配置している。4,5は前記断熱壁2に
て囲まれる空間に配置され、該空間を前後2分す
る金属製の第1、第2両区画板で、この両区画板
の配置に伴ない、1本の供給路6A及び2本の帰
還路6B,6Cを有し、2個の冷却器7,8及び
送風フアン9,10を収納配置する冷気通路6
と、第1及び第2両貯蔵室11,12と、前記両
帰還路6B,6Cの上端に後向き及び前向きに
夫々開口する第1、第2両吸込口13,14とが
形成される。前記供給路6Aは第1、第2両区画
板4,5の相互に隣接して相対向する両対向壁4
A,5Aによつて断熱壁2内中央長手方向に形成
され、又帰還路6B,6Cは断熱壁2の前壁及び
背壁に沿つて夫々形成されている。前記両対向壁
4A,5Aは断熱壁3の左右両側面中央に立設さ
れた金属製の支柱15に取付けられている。この
支柱15は横断面コ字状をなし、供給路6Aの間
隔を所定幅に維持する間隔子の作用をもなす。1
6,17は前記両対向壁4A,5Aの上縁に沿つ
て設けられ、夫々対応する第1、第2両貯蔵室1
1,12方向に張り出す第1、第2両張出部で、
後述する整流部材を載置する。18は前記第1、
第2両張出部16,17の上方に間隔を存して配
置され、その両端を前記支柱15に止着してなる
補強部材で、この補強部材の配置に伴ない、前記
第1、第2両吸込口13,14に夫々相対向し後
向き及び前向きに夫々開口する第1、第2両吹出
口19,20が形成される。この補強部材は押出
成形可能なアルミニウムからなり、第1、第2両
張出部16,17上に跨がる主壁18Aと、この
主壁の前後両端から上方に延びる立壁18B,1
8Bと、前記主壁18Aの中央から下方に延びる
垂壁18Cと、この垂壁の下端から前後両方向に
延びる前後両突壁18D,18Eとを形成してお
り、前記主壁18Aの下面に発泡ポリエチレン等
からなる断熱板21,21を貼着している。22
は前後両面にプライスカードレール23,23を
備えた金属製の物品載置板で、前記補強部材18
との間に断熱空間Dを形成するようにこの補強部
材に止着され前記上面開口を前後2分する。2
4,25は多数の整流路Sを夫々有するハニカム
材からなり、夫々対応する第1、第2両吹出口1
9,20に配置された第1、第2両整流部材で、
相互に相対向する冷気入口側の面を傾斜面24
A,25Aとなし、この傾斜面によつて夫々の奥
行幅が上部から下部にかけて狭くなるよう形成し
ている。この第1、第2両整流部材24,25は
傾斜面24A,25Aから上面にかけての角部を
夫々鋭角部24B,25Bとしており、この鋭角
部24B,25Bが補強部材18の垂壁18Cに
当たり、且つ傾斜面24A,25Aが夫々両突壁
18D,18Eに近接するよう第1、第2両吹出
口19,20に挿入配置される。26,27は樹
脂製の第1、第2両格子部材で、前記第1、第2
両吹出口19,20に夫々配置されて対応する第
1、第2両整流部材24,25の空気出口側の面
に接する。この第1、第2両格子部材26,27
は第1、第2両整流部材24,25の空気出口側
の面が収納商品等の衝撃によつて変形破損される
のを阻止する役目をなす。28A,28Bは傾斜
面24A,25Aと、両突壁18D,18Eとの
間に形成される隙間、29A,29Bは垂壁18
C、両突壁18D,18E及び両傾斜面24A,
25Aで囲まれる減速区域である。
かゝる構成によれば、両冷却器7,8で夫々熱
交換された冷気は第1、第2両貯蔵室11,12
間に形成された供給路6Aの下部で合流した後、
その上部で分流され第1、第2両吹出口19,2
0に配置された第1、第2両整流部材24,25
及び第1、第2両格子部材26,27を通り層流
として夫々上面開口に吹き出されてエアーカーテ
ンA1,A2となり、各上面開口を横断した後、
第1、第2両吸込口13,14から第1、第2両
帰還路6B,6Cを経て両冷却器7,8に夫々帰
還する第2図矢印に示す循環を繰り返すことにな
る。この循環において、供給路6Aを形成する第
1、第2両区画板4,5の両対向壁4A,5Aの
温度は供給冷気の温度と略同じ(詳しくは僅かに
高く)に維持されるために、供給冷気と、両対向
壁4A,5Aとの間の温度差が小さくなり、供給
路6Aにおける熱損失の発生を殆んどなくすこと
ができる。又、前記供給冷気は供給路6A内の上
部において、補強部材18の両突壁18D,18
Eに当たつて前後両方向に分流され、且つこの分
流された冷気のうち上方に向う冷気は隙間28
A,28Bから減速区域29A,29Bに流れ、
下方の冷気よりもその速度が遅くなるために、エ
アーカーテンA1,A2の風速分布は第1図矢印
に示す如く内側流よりも外側流が遅くなり、この
結果、エアーカーテンA1,A2による外気巻込
量を少なくして上面開口における冷凍負荷を小さ
くすることができる。
又、補強部材18の垂壁18Cには第1、第2
両整流部材24,25の鋭角部24B,25Bが
当たるので、第1、第2両整流部材24,25の
挿入配置時には、垂壁18Cがストツパーの作用
をなし、第1、第2両整流部材24,25を第
1、第2両吹出口19,20の所定位置に挿入配
置することができ、この結果、上面開口における
冷気の整流特性を正常状態に維持でき、更に第
1、第2両吹出口19,20の外側面を形成する
補強部材18にて物品載置板22を支持できるの
で、非冷商品をも陳列することができる。
(ト) 考案の効果 上述した本案によれば下記に列挙する効果が生
じる。
第1、第2両貯蔵室の間に供給路を形成して
いるので、供給冷気と、供給路を形成する第
1、第2両区画板の両対向壁との間の温度差が
僅かとなり、供給冷気の熱損失を防止できる。
補強部材の突壁と第1、第2両整流部材の傾
斜面とを近接させているので、エアーカーテン
となる供給冷気を分流した後、上面開口におい
て外側流が内側流よりも遅くなるエアーカーテ
ンを形成でき、この結果、上面開口における外
気巻込量が少なくなり、冷凍負荷を小さくする
ことができる。
第1、第2両整流部材の鋭角部を補強部材の
垂壁に当てるので、第1、第2両整流部材の挿
入配置時には、所定の位置に第1、第2両整流
部材を簡単に配置することができる。
第1、第2両吹出口の外側面を形成する補強
部材にて物品載置板を支持できるので、陳列面
積が増える。
補強部材に上壁、垂壁、突壁を一体に形成し
ているので、供給路上部における構成部品点数
を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本案平型低温シヨーケースの実施
例を示し、第1図は第2図Aの拡大図、第2図は
第3図B−B断面図、第3図は全体斜視図、第4
図、第5図、第6図は夫々第1図のC−C,D−
D,E−E断面図である。 2……断熱壁、4,5……第1、第2両区画
板、6……冷気通路、6A……供給路、6B,6
C……帰還路、11,12……第1、第2両貯蔵
室、13,14……第1、第2両吸込口、18…
…補強部材、18A……主壁、18C……垂壁、
18D,18E……突壁、19,20……第1、
第2両吹出口、22……物品載置板、24,25
……第1、第2両整流部材、24A,25A……
傾斜面、24B,25B……鋭角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を開口し本体を構成する断熱壁にて囲まれ
    る空間に第1、第2両区画板を配置し、前記空間
    中央長手方向に沿いその上部に前向きの第1吹出
    口と、後向きの第2吹出口とを有する1本の供給
    路及び前記断熱壁の前背両壁に沿う2本の帰還路
    を備えた冷気通路と、前記供給路の前方及び後方
    に位置する第1及び第2両貯蔵室とを形成してな
    る平型低温シヨーケースにおいて、前記第1、第
    2両吹出口の上面を形成する主壁と、この主壁の
    中央から下方に延びて供給路内に位置する垂壁
    と、この垂壁の下端から前後両方向に延びる両突
    壁とを形成した補強部材を設けると共に、この補
    強部材の真上にこの補強部材に取付けられ、前記
    上面開口を前後2分する物品載置板を設け、冷気
    入口側の面を傾斜面としてその上部から下部にか
    けての奥行幅を狭く、前記傾斜面と上面との間の
    角部を鋭角部とした第1、第2両整流部材を夫々
    対応する第1、第2両吹出口に配置して夫々の鋭
    角部を前記垂壁に当接、夫々の傾斜面を両突壁に
    近接させてなる平型低温シヨーケース。
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