JPH0548028Y2 - - Google Patents

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JPH0548028Y2
JPH0548028Y2 JP1988059850U JP5985088U JPH0548028Y2 JP H0548028 Y2 JPH0548028 Y2 JP H0548028Y2 JP 1988059850 U JP1988059850 U JP 1988059850U JP 5985088 U JP5985088 U JP 5985088U JP H0548028 Y2 JPH0548028 Y2 JP H0548028Y2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は内燃機関式温水機に関し、特に屋外等
で洗浄、融雪、解氷等の作業を行うために使用さ
れる可搬式の温水機に関する。
従来の技術 従来のこのような作業機は、外燃式のバーナー
にヤカン等の水容器を乗せて水を加熱して温水を
作り、この温水を容器から放水して作業を行うよ
うになつているが、熱効率が低く、火炎や火傷等
の心配もあり、作業を作業者の手作業によつて行
わなければならず、まずこれら作業の動力化を行
うためには電線の遠方の電源まで延ばして接続し
なければならない等の不都合があつた。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、温水機を内燃機関式として
ポンプを設け、上記したような不都合を取除くと
共に、構造が簡単であり且つ使用に便利な内燃機
関式温水機が提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案による内燃機関式温水機は、水を貯溜す
る容器に内燃機関を取付け、内燃機関の水ジヤケ
ツトを容器に連通して容器内の水を受入れるよう
に配置し、内燃機関からの排気ガスを通すマフラ
ーを容器内に挿入し、内燃機関によつて駆動され
るポンプの吸込側を容器に連通すると共にポンプ
の吐出側を切換弁装置の入口へ連結し、切換弁装
置の一つの出口を戻り管を通して容器又は水ジヤ
ケツトへ連通させ、且つ切換弁装置の別の出口を
温水送出部とした構成を特徴とする。
作 用 従つて、容器内の水はポンプによつて再循環さ
れて強制対流しながら内燃機関の水ジヤケツト及
びマフラーからの熱によつて加熱されて効率よく
且つ迅速に温水となり、切換弁装置を切換えて容
器内の温水を加圧して外部へ送出することがで
き、またマフラーを取囲む容器内の水はマフラー
から発する騒音を効果的に吸収する作用をする。
実施例 次に、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
る。
この実施例は第1図に示すように水を貯溜する
容器1を有し、該容器1はその上部に作業者が把
持して運搬するための把持部2と、水を前記容器
1内へ注入するための注入口3とを形成しており
該注入口3は取外し可能なキヤツプ4によつて閉
じられている。
前記容器1の一側部5に、小形二サイクル内燃
機関6を取囲む熱伝導性の良いアルミニユウム合
金製等の機関ケース7が複数個のボルト8によつ
て水封状に取付けられている。該機関ケース7
は、その内部に水ジヤケツト10を画成してお
り、該水ジヤケツト10は前記容器1の側部5に
形成された開口11を通して前記容器1の内部へ
開いており、該容器1の内部へ注入された水が前
記水ジヤケツト10内にも充満して前記内燃機関
6のシリンダ12を取囲むように配置され、前記
水ジヤケツト10内の水と前記シリンダ12との
間で効率良く熱交換を行つて、前記シリンダ12
を適度に冷却すると同時に前記容器1内の水を加
熱するようになつている。
前記内燃機関6は、前記シリンダ12内にピス
トン13を往復可能に設けており、且つ前記シリ
ンダ12の下部にクランクケース14を形成して
いる。該クランクケース14はそのクランク室1
5内にクランク軸16を回転可能に軸支してお
り、該クランク軸16は連接棒17を介して前記
ピストン13に連結されている。前記シリンダ1
2の吸気口18は、前記機関ケース7から外部へ
突出して気化器19へ連結されており、且つ該気
化器19にエアクリーナ20が取付けられてい
る。前記気化器19は前記エアクリーナ20によ
つて浄化された外部空気を吸引しかつこの空気に
燃料タンク9からの燃料を混合し、この混合気は
前記シリンダ12の前記吸気口18から前記クラ
ンク室15内へ供給されて一次圧縮され、この一
次圧縮された混合気は前記シリンダ12内へ吸入
され、且つ該シリンダ12の頭部に設けられた点
火栓21で発生する火花によつて着火燃焼され、
その燃焼圧によつて前記ピストン13を駆動して
前記クランク軸16を回転させるようになつてい
る。なお、前記クランク軸16の一方の端部に第
2図に示すように適当な形式の発電機22及び始
動器23を設けており、前記発電機22は、前記
クランク軸16の回転と同期して高電圧を前記点
火栓21へ引火して着火用火花を発生させるとと
もに、ランプや充電器等の電源として利用され
る。また、前記始動器23は、前記内燃機関6の
始動時に通常知られているように作動される。
前記シリンダ12は、前記容器1に近接した側
部に排気口24を形成してお、該排気口24に排
気管25が連結されている。該排気管25は、前
記容器1の前記一側部5の前記開口11から前記
容器1の内部へ延び、且つ熱伝導性の良いアルミ
ニユウム合金製等のマフラー26によつて取囲ま
れている。該マフラー26は、その内方端27に
おいて前記内燃機関6に固定され、且つその外方
端28において前記容器1の反対側部29を貫通
して支持されて、第1図に示すように容器1に挿
入され、その内部空間を横断するように配置され
ている。前記マフラー26は全体的に円筒状の形
状をした気密構造を有し、それによりマフラー2
6内に排気ガスが容器内へ漏れるのを防止すると
共に、前記容器1内の水がマフラー26内へ漏れ
るのを防止する。
前記シリンダ12内の高温高圧の排気ガスは、
シリンダ12の前記排気口24から前記排気管2
5を通して前記マフラー26内へ排出され、そこ
で排気ガスはマフラー26を介して前記容器1内
の水と効率良く熱交換を行つて冷却されると同時
に、前記容器1内の水を加熱し、前記水ジヤケツ
ト10での水の加熱と共に、前記容器1内の水を
効率良く温水にする。このようにして冷却された
前記マフラー26内の排気ガスは、前記マフラー
26の前記外方端28の排気口30から外部へ安
全に排出され、また、前記マフラー26及び前記
内燃機関6を取囲む前記容器1内の水は、騒音を
効果的に吸収して外部への騒音の発散を低くする
作用をする。
前記クランク軸16の他方の端部に遠心式等の
ポンプ31を作動上連結されている。該ポンプ3
1は、その吸込側32を前記容器1の前記一側部
5の下方部分に連結して前記容器1の内部と連通
し、且つ作動中に前記容器1内の温水を前記吸込
側32を通して前記ポンプ31内のポンプ室へ吸
込む。該ポンプ31の吐出側33は、切換弁装置
としての二方切換コツク34の入口35へ連結さ
れて、前記ポンプ31からの加圧温水を、前記二
方切換コツク34内へ吐出する。該二方切換コツ
ク34は、二つの出口36及び37を有し、且つ
切換レバー38の操作によつて前記二つの出口3
6及び37の一方を閉じかつその他方を前記入口
35へ連通するようになつている。前記一方の出
口36は、戻り管39によつて前記容器1内又は
前記水ジヤケツト10内へ連通され、且つ前記他
方の出口37は温水送出部40に接続された配管
を経て散水器等の適当な温水送出先(図示せず)
へ連通されている。
前記容器1内の水が所望の温度まで加熱されて
いない時、前記二方切換コツク34の前記入口3
5をその前記一方の出口36へ連通する位置に前
記切換レバー38を位置させ、前記容器1内の水
を前記ポンプ31によつて、前記戻り管39を通
して循環させて前記容器1内に強制対流を生じさ
せることができ、このため前記容器1内の水は、
前記内燃機関6及び前記マフラー26からの熱に
よつて、効率よく且つ迅速に加熱されて温水とな
る。また、前記容器1内の適温になつた温水を用
いて洗浄、融雪、解氷等の作業をする時、前記切
換レバー38を操作して前記二方切換コツク34
の前記入口35をその前記他方の出口37へ連通
させ、前記容器1から前記ポンプ31を通して加
圧された温水を、前記温水送出部40から外部へ
送出して、この温水を用いる作業を行うことがで
きる。
なお、前記切換弁装置34は、二方コツクに限
らず、電磁式、サーモスタツト式等、適宜のもの
を用いる事ができる。また、前記容器は最小限の
大きさとして、別設の大形タンクや浴槽等に接続
して利用することもできる。前記内燃機関の取付
位置も図示例に限定することなく、例えば、容器
1の上部に載置する様にすれば、万一の水漏れ事
故に対しても安心である。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、
内燃機関の廃熱を有効に利用して温水を効率よく
且つ簡単に作ることができ、内燃機関の動力によ
つて駆動されるポンプによつて水を循環させて短
時間で昇温させるとともに温水を圧送するので、
電源の無い野外等での洗浄、融雪、解氷作業等を
容易に行うことができ、更に構造が簡単で安価に
製造でき、騒音が低く安全な運転を行う内燃機関
式温水機を提供し得る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る内燃機関式温水機の一実
施例を示す要部縦断面図であり、第2図は第1図
の要部横断面図である。 1……容器、6……内燃機関、10……水ジヤ
ケツト、26……マフラー、31……ポンプ、3
2……ポンプの吸込側、33……ポンプの吐出
側、34……切換弁装置、35……切換弁装置の
入口、36,37……切換弁装置の出口、39…
…戻り管、40……温水送出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水を貯溜する容器1に内燃機関6を取付け、前
    記内燃機関の水ジヤケツト10を前記容器に連通
    して前記容器内の水を受入れるように配置し、前
    記内燃機関からの排気ガスを通すマフラー26を
    前記容器内に挿入し、前記内燃機関によつて駆動
    されるポンプ31の吸込側32を前記容器に連通
    すると共に前記ポンプの吐出側33を切換弁装置
    34の入口35へ連結し、前記切換弁装置の一つ
    の出口36を戻り管39を通して前記容器又は前
    記水ジヤケツトへ連通させ、且つ前記切換弁装置
    の別の出口37を温水送出部40としたことを特
    徴とする内燃機関式温水機。
JP1988059850U 1988-05-06 1988-05-06 Expired - Lifetime JPH0548028Y2 (ja)

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JP1988059850U JPH0548028Y2 (ja) 1988-05-06 1988-05-06

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JPH01163765U JPH01163765U (ja) 1989-11-15
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