JPH0547941Y2 - - Google Patents

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JPH0547941Y2
JPH0547941Y2 JP8801789U JP8801789U JPH0547941Y2 JP H0547941 Y2 JPH0547941 Y2 JP H0547941Y2 JP 8801789 U JP8801789 U JP 8801789U JP 8801789 U JP8801789 U JP 8801789U JP H0547941 Y2 JPH0547941 Y2 JP H0547941Y2
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drum
incinerator
drums
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arm
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、使用済みドラム缶を焼却する焼却炉
の内部へドラム缶を移送する装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
塗料などを入れたドラム缶は、塗料などが消費
されて空になると、焼却炉に入れて、缶内に付着
している残留塗料などを焼き落し、次いで缶にシ
ヨツトを照射して焼きかすを落し、次いで缶をブ
ラシなどでみがいた後、洗浄して、再度使用でき
るようにする再生処理が施されている。
この再処理工程における焼却炉には、例えば実
公昭59−13475号公報に記載されているような焼
却装置が使用されている。
従来焼却炉には、複数のドラム缶をコンベア上
に一列に並べ、しかも缶内の付着物を缶外に焼き
落すために、各缶の天板をはずし、開口した缶端
を下向きにしてコンベア上に載置した状態で炉の
内部へ送り込むようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようなドラム缶の送り込み方では、ドラム
缶内に塗料など引火性の物質が付着している場
合、その付着物をしぼり出すなど予め缶外に排除
しておかないと、炉に入る直前の缶から垂れる塗
料などに引火し、その火が手前に並ぶ缶にも順次
引火する危険がある。そのため従来は、ドラム缶
を回収してから炉に入れる迄に、缶内の付着物を
排除する手間がかかり、それだけ、使用済みのド
ラム缶の焼却能率が低下するという欠点があつ
た。
本考案は、そのような欠点を解消しうるドラム
缶の移送装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、使用
済みドラム缶を焼却する焼却炉の入口に向けてド
ラム缶を移送するコンベアと、上記焼却炉の入口
の直前において、上記コンベアにより移送されて
くるドラム缶を受け止めるドラム缶受け体を回転
自在に取付けたアームと、このアームに連結し、
かつ上記アームを上記焼却炉の内部へ搬入するよ
うに駆動する可動フレームと、上記アームの上記
焼却炉内への搬入時に、上記ドラム缶受け体をド
ラム缶の天地が逆転するように回転駆動し、かつ
逆転されたドラム缶が上記焼却炉内のコンベア上
に載置されるように駆動する駆動装置とで構成す
るものである。
〔実施例〕
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、1は焼却炉で、一方の端壁にドラム缶を搬
入するための入口2を有し、他方の端壁にドラム
缶を搬出するための出口3を有し、入口2には、
扉4を装着し、炉内部の底辺には、入口2から出
口3にかけてロストルを兼ねたローラーコンベア
5を設け、炉の入口2付近には、バーナー焚口6
と炉内へ空気を送り込む空気孔7とを設け、炉1
の上部には、出口3側において炉内部と連通する
煙道8と、煙道8に連通した二次燃焼室9と、二
次燃焼室9に連通したボイラー10と、ボイラー
10に連通したスクラバー11と、スクラバー1
1に連通した煙突12とを設けてなる。13はド
ラム缶14を炉1の入口2に向けて移送するよう
に駆動モーター39に連結したチエーンコンベ
ア、15は炉1の屋上部において入口2と出口3
を結ぶ方向に往復移動し、かつ炉1の入口2側の
端部からチエーンコンベア13の上方へ突出する
ように架設した可動フレームで、エアーシリンダ
などの駆動装置(図中省略)に連結してある。1
6,16は可動フレーム15の先端からドラム缶
14の外径より若干広い間隔をおいて垂直に降下
するように可動フレーム15に連結した支持筒、
17,17はチエーンコンベア13の上方でドラ
ム缶14の缶胴の両側面の中間部に接近する位置
においてドラム缶14の移送方向に平行するよう
に配置したアーム、18,18はアーム17,1
7のうち炉1の入口2側と反対側の端部19,1
9から直立するように固定し、かつ支持筒16,
16に昇降自在に挿入したアーム支持杆、20は
アーム支持杆18,18を昇降するように駆動す
る駆動装置で、これにはエアシリンダなどを使用
する。21はアーム17,17のうち炉1の入口
2に接近した端部22,22間に軸着したドラム
缶受け体で、チエーンコンベア13によつて移送
されてくるドラム缶14の缶胴の外周のうち入口
2側のほぼ半周を取り囲む弧状に成形した連結板
23の両端部分をアーム17,17の端部22,
22の内側に嵌入して軸24,24により回転自
在に軸着し、連結板23の中間部分には、上下方
向に突出する突出板25を設け、突出板25の下
端には、ドラム缶14の底部を受け止める底板2
6を設け、突出板25の上端には、ドラム缶14
の開口端側へ屈曲したフツク27を設けてなる。
28,28は連結板24の両端付近に軸着29,
29した缶胴挾持片、30,30はアーム17,
17に沿つて配置し、かつ中間部分を軸着31,
31した作動杆で、それらの先端には、缶胴挾持
片28,28を連結し、後端には、缶胴挾持片2
8,28がドラム缶14の缶胴を挾持するように
作動杆30,30を駆動するエアーシリンダーな
どの駆動装置32,32を連結してある。33は
一方の連結板24に軸架したラチエツトホイール
34はラチエツトホイール33から間隔をおいて
アーム17に固定したモーターで、その回転シヤ
フトには、ラチエツトホイール35を固定し、こ
のホイール35とホイール33の間には、チエー
ン36を巻き掛けてある。37,37はアーム1
7,17の中間位置においてドラム缶14を1本
のみ通過させ、後続のドラム缶14を一次的に停
止させるように作動するストツパ、38,38は
ストツパー37を駆動するエアーシリンダーなど
の駆動装置である。
以上の構成よりなるドラム缶移送装置では、チ
エーンコンベア13を炉1の入口2に向つて走行
するように駆動した状態において、そのコンベア
13上に天板14′をはずして開口させたドラム
缶14をその開口端が上向きになるようにして
次々に載置する。この場合、天板14′を先ずコ
ンベア13上に載置し、その天板14′の上にド
ラム缶14を載置する。コンベア13上に載置さ
れた各ドラム缶14は入口2に向つて順次移送さ
れ、最初のドラム缶14がストツパ37を通過す
ると、ストツパ37,37が駆動装置38,38
によつて後続のドラム缶14を止める位置へ移動
するように駆動されので、最初のドラム缶14の
みが移送され、そのドラム缶14がドラム缶受け
体21の底板26の真上に到達すると、コンベア
13が停止し、その直後に駆動装置32,32が
作動杆30,30を介して缶胴挾持片28,28
をそれらがドラム缶14の缶胴を挾持するように
駆動する。次いで、駆動装置20がアーム支持杆
18,18を若干上昇させるように駆動するの
で、アーム17,17及びドラム缶受け体21も
上昇し、ドラム缶14がコンベア13から持ち上
げられる。それと同時に扉4が入口2を開くよう
に駆動される。次いで可動フレーム15がアーム
17,17を炉1の内部へ搬入するように駆動さ
れ、ドラム缶14が炉1の内部に入り込んだとこ
ろで停止する。次いで、モーター34がラチエツ
トホイール33,35及びチエーン36を介し、
かつ連結板24,24が回転軸となつて、ドラム
缶受け体21をドラム缶14の天地が逆転する方
向に回転するように駆動する。ドラム缶14の天
地が逆転したところで、駆動装置20がアーム支
持杆18,18を降下させるように駆動するの
で、ドラム缶14がロストルを兼ねたローラーコ
ンベア5上に載置されると同時に、駆動装置3
2,32が作動杆30,30を介して缶胴挾持片
28,28をそれらがドラム缶14の缶胴の挾持
を解除するように駆動するので、ドラム缶14が
コンベア5によつて出口3側へ移送される。その
直後に駆動装置20がアーム支持杆18,18を
若干上昇させるように駆動するので、アーム1
7,17及びドラム缶受け体21も上昇する。次
いで可動フレーム15がアーム17,17を炉1
の外部へ搬出するように駆動され、アーム17,
17が元位置に戻つたところで、可動フレーム1
5が停止する。次いでモーター34がラチエツト
ホイール33,35及びチエーン36を介し、か
つ連結板24,24が回転軸となつて、ドラム缶
受け体21を底板26とフツク27が元位置へ戻
るように回転駆動する。それと同時に扉4が入口
2を閉じるように駆動される。次いで駆動装置2
0がアーム支持杆18,18を元位置に降下する
ように駆動する。その直後にコンベア13が炉1
の入口2に向つて走行を開始し、2番目のドラム
缶14がストツパー37を通過すると、ストツパ
ー37,37が前述のように後続のドラム缶14
を止めるように駆動される。その後は、最初のド
ラム缶14について説明した動作と同じ動作によ
つて2番目のドラム缶14が炉1の内部に移送さ
れる。以上の動作が3番以降の個々のドラム缶1
4にも繰り返される。
上記のようにして炉1の内部に移送された個々
のドラム缶14は焼却されながらローラーコンベ
ア5によつて炉1の出口3から次の焼きかす落し
工程へと順次送り出される。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、使用済
みのドラム缶を回収した後、缶内の付着物を排除
する手間をかけることなく、直ちに炉内に移送す
ることができるようになり、それだけ使用済みド
ラム缶の焼却能率を向上させることができる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は使用済みのドラム缶の焼却炉の側面図、第2図
は本考案装置を上記焼却炉に付設した状態の側面
図、第3図は同状態の一部を省略した平面図、第
4図はドラム缶が焼却炉内に搬入される直前の状
態を示す図、第5図はドラム缶が焼却炉内に搬入
された直後の状態を示す図、第6図は第5図の状
態においてドラム缶の天地が逆転した状態を示す
図、第7図は第6図の状態においてドラム缶がロ
ストル兼用のコンベア上に載置されて状態を示す
図である。 1……焼却炉、2……入口、3……出口、5…
…コンベア、13……チエーンコンベア、14…
…ドラム缶、15……可動フレーム、17,17
……アーム、21……ドラム缶受け体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 使用済みドラム缶を焼却する焼却炉の入口に向
    けてドラム缶を移送するコンベアと、上記焼却炉
    の入口の直前において、上記コンベアにより移送
    されてくるドラム缶を受け止めるドラム缶受け体
    を回転自在に取付けたアームと、このアームに連
    結し、かつ上記アームを上記焼却炉の内部へ搬入
    するように駆動する可動フレームと、上記アーム
    の上記焼却炉内への搬入時に、上記ドラム缶受け
    体をドラム缶の天地が逆転するように回転駆動
    し、かつ逆転されたドラム缶が上記焼却炉内のコ
    ンベア上に載置されるように駆動する駆動装置と
    からなる焼却炉へのドラム缶移送装置。
JP8801789U 1989-07-28 1989-07-28 Expired - Lifetime JPH0547941Y2 (ja)

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JP8801789U JPH0547941Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28

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JP8801789U JPH0547941Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28

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Publication Number Publication Date
JPH0330033U JPH0330033U (ja) 1991-03-25
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