JPH0547744B2 - - Google Patents

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JPH0547744B2
JPH0547744B2 JP58123442A JP12344283A JPH0547744B2 JP H0547744 B2 JPH0547744 B2 JP H0547744B2 JP 58123442 A JP58123442 A JP 58123442A JP 12344283 A JP12344283 A JP 12344283A JP H0547744 B2 JPH0547744 B2 JP H0547744B2
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JP
Japan
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orifice
clutch
oil passage
gear
control valve
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Kazuhiko Sugano
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 技術分野 本発明は、自動変速機の油圧制御装置に関する
ものである。 (ロ) 従来技術 自動変速機では、一般にセレクト時のシヨツク
を軽減するために前進第1速時に作動するクラツ
チを緩やかに締結するようにしてある。すなわ
ち、前進第1速時に締結されるクラツチへ油圧を
供給する油路にオリフイスを設け、このクラツチ
の油圧の立上がりを緩やかにしている(特開昭55
−24223号など)。このクラツチが前進時に常に締
結されているのであれば、この油路のオリフイス
はセレクト時のシヨツクに対して最適となるよう
に設定すればよい。しかし、第1速以外の変速段
においてこのクラツチが解放される場合には、上
記のようにセレクトシヨツクのみを考慮してオリ
フイスを設定すると別の問題を発生する。すなわ
ち、例えば特開昭56−94053号などのように前進
4速の自動変速機の場合に、第1、2及び3速に
おいて締結され第4速において解放されるクラツ
チがある場合、このクラツチへ作動圧を供給する
油路のオリフイスをセレクトシヨツク対策のため
比較的絞り効果の大きなもの(すなわち、流路面
積の小さいもの)に設定すると、4−3変速、4
−2変速等の場合にこのクラツチの締結が遅れ、
エンジンの空吹き、変速シヨツク等が発生し、適
正な変速タイミングの設定が非常に困難となる。
このため、従来はセレクトシヨツクと、4−3変
速、4−2変速等の自動変速のタイミングとを共
に満足する性能に設定することはできなかつた。
なお、特開昭53−72964号公報には、第1速用バ
ンドブレーキ装置への油路に設けられたオリフイ
スを制御するためのN−D制御弁が設けられた油
圧回路が示されている。すなわち、オリフイスと
N−D制御弁とが第1速用バンドブレーキ装置へ
の油路に並列に設けられており、N−D制御弁は
第1速用バンドブレーキ装置に油圧が作用してい
ない状態では遮断状態にあり、第1速用バンドブ
レーキ装置に油圧が供給された状態になると連通
状態となつてオリフイスをバイパスさせるように
構成されている。したがつて、第1速用バンドブ
レーキ装置の油圧が上昇して締結されるまでの間
はオリフイスが作用し、それ以後はDレンジにあ
る限りはN−D制御弁はオリフイスをバイパスさ
せる状態となる。すなわち、このN−D制御弁は
第1速用バンドブレーキ装置の油圧によつて切り
換わり、この油圧が作用している限りは切り換わ
り状態に保持される動作記憶型の弁であり、Dレ
ンジに保持される限りは連通状態に保持され、N
−Dセレクト操作時にのみ遮断効果を発生する弁
である。このようなN−D制御弁を用いて上述の
ような自動変速機のN−Dセレクトシヨツクと、
4−3変速とを適切なタイミングに設定すること
は不可能である。これは、N−D制御弁がN−D
セレクト操作と4−3変速とを識別する機能を有
しておらず、油圧が立上る際にバイパス通路を遮
断するという機能しか有していないためである。
このため、4−3変速の際にもN−Dセレクト操
作の場合と同様にバイパス通路を遮断してしま
い、同一のオリフイスによる絞り効果しか得るこ
とができない。したがつて、このようなN−D制
御弁を上述のような自動変速機のセレクトシヨツ
ク対策、及び4−3変速対策に適用することはで
きない。また、上述のN−D制御弁では、走行中
にN−Dセレクト操作するような運転を行うと、
クラツチの締結までに時間がかかり過ぎ、クラツ
チの耐久性及び運転フイーリングの面で好ましく
ない。 (ハ) 発明の目的 本発明は、セレクトシヨツク及び自動変速時の
タイミングを共に最適となるように設定すること
ができる自動変速機の油圧制御装置を得ることを
目的としている。 (ニ) 発明の構成 本発明は、車速に応じて切換えられるオリフイ
スコントロールバルブによつて、セレクト時と自
動変速時とのオリフイスを切換えることにより、
上記目的を達成する。すなわち、本発明による自
動変速機の油圧制御装置は、第N速(第4速)よ
り下のすべての前進変速段で締結され、かつ、第
N速以上の前進変速段で解放される前進用のクラ
ツチ(クラツチC3)を有する自動変速機の油圧
制御装置において、上記クラツチC3に作動圧を
供給する油路にオリフイスコントロールバルブ2
7が設けられており、オリフイスコンロールバル
ブ27は第1オリフイス680のみを通して前記
油路を連通させる第1位置と、第1オリフイス6
80よりも流路面積の大きい第2オリフイス68
2を通して前記油路を連通させる第2位置との間
を切り換わり可能であり、オリフイスコントロー
ルバルブ27は車速に対応したガバナ圧が所定値
以下の場合には第1位置にあり、ガバナ圧が所定
値よりも大きい場合には第2位置にあり、第1オ
リフイス680の流路面積は中立レンジから前進
走行用レンジにセレクト操作された場合に緩やか
に上記クラツチC3が締結される大きさに設定さ
れており、また第2オリフイス682の流路面積
は第N速以上の変速段から第N速より下の変速段
への変速時に上記クラツチC3とは別に摩擦締結
要素B2又はC3の解放動作に対応して所定のタ
イミングで上記クラツチC3が締結される大きさ
に設定されていることを特徴としている。なお、
かつこ内の符号は後述の実施例の対応する部材な
どの参照符号を示す。 (ホ) 実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1〜3図
に基づいて説明する。 第1図に、オーバドライブ付き前進4速後退1
速の自動変速機の動力伝達機構を骨組図として示
す。この動力伝達機構は、トルクコンバータT/
Cを介してエンジン出力軸Eからの回転力が伝え
られる入力軸I、フアイナルドライブ装置へ駆動
力を伝える出力軸O、第1遊星歯車組G1、第2
優勢歯車組G2、第1クラツチC1、第2クラツ
チC2、第3クラツチC3、第1ブレーキB1、
第2ブレーキB2、及びワンウエイクラツチ
OWCを有している。第1遊星歯車組G1は、サ
ンギアS1と、インターナルギアR1と、両ギア
S1及びR1と同時にかみ合うピニオンギアP1
を支持するキヤリアPC1とから構成されており、
また遊星歯車組G2は、サンギアS2と、インタ
ーナルギアR2と、両ギアS2及びR2と同時に
かみ合うピニオンギアP2を支持するキヤリア
PC2とから構成されている。キヤリアPC1はク
ラツチC2を介して入力軸Iと連結可能であり、
またサンギアS1は、クラツチC1を介して入力
軸Iと連結可能である。キヤリアPC1はクラツ
チC3を介してインターナルギアR2とも連結可
能である。サンギアS2は入力軸Iと常に連結さ
れており、またインターナルギアR1及びキヤリ
アPC2は出力軸Oと常に連結されている。ブレ
ーキB1はキヤリアPC1を固定することが可能
であり、またブレーキB2はサンギアS1を固定
することが可能である。ワンウエイクラツチ
OWCは、キヤリアPC1の正転(エンジン出力軸
Eの同方向の回転)は許すが逆転(正転と逆方向
の回転)は許さない構造(すなわち、逆転時のみ
ブレーキとして作用する構造)としてある。 上記動力伝達機構は、クラツチC1、C2及び
C3、ブレーキB1(ワンウエイクラツチOWC)
及ぶびB2を種々の組み合わせで作動させること
によつて遊星歯車組G1及びG2の各要素S1,
S2,R1,R2,PC1,及びPC2)の回転状
態を換えることができ、これによつて入力軸の回
転速度に対する出力軸Oの回転速度を種々変える
ことができる。クラツチC1、C2及びC3、及
びブレーキB1及びB2を下表のような組み合わ
せで作動させることにより、前進4速後退1速を
得ることができる。
【表】 なお、上表中のO印は作動しているクラツチ及
びブレーキを示し、α1及びα2はそれぞれインタ
ーナルギアR1及びR2の歯数に対するサンギア
S1及びS2の歯数の比であり、またギア比は出
力軸Oの回転数に対する入力軸Iの回転数の比で
ある。また、B1の下に(OWC)と表示してあ
るのは、ブレーキB1に作動させない場合でもワ
ンウエイクラツチOWCによつて第1速が得られ
ることを示している。ただし、この場合の第1速
では、出力軸O側から駆動することができない
(すなわち、エンジンブレーキが効かない)。 第2a及びb図は、上記動力伝達機構を制御す
るための油圧制御装置の油圧回路図である。 この油圧制御装置は、レギユレータバルブ2、
マニユアルバルブ4、スロツトルバルブ6、スロ
ツトルフエールセーフバルブ8、スロツトルモジ
ユレータバルブ10、プレツシヤモデイフアイア
バルブ12、カツトバツクバルブ14、ライン圧
ブースタバルブ16、ガバナバルブ18、1−2
シフトバルブ20、2−3シフトバルブ22、3
−4シフトバルブ24、2−4タミングバルブ2
6、オリフイスコントロールバルブ27、2−3
タイミングバルブ28、3−4タイミングバルブ
30、3−2タイミングバルブ32、1速固定レ
ンジ減圧バルブ34、トルクコーンバータ減圧バ
ルブ36、1−2アキユムレータ38、4−3ア
キユーレータ40、及びオーバドライブインヒビ
タソレノイド42を有しており、これらの各バル
ブは互いに第2a及びb図に示すように接続され、
またオイルポンプO/P、トルクコンバータT/
C、クラツチC1,C2及びC3、及びブレーキ
B1及びB2とも図示のように接続されている。
なお、ブレーキB2は、ブレーキを締結させる油
圧室であるサーボアプライ室S/Aと、ブレーキ
を解除させる油圧室であるサーボレリーズ室S/
Rを有している(サーボレリーズ室S/Rの受圧
面積はサーボアプライ室S/Aの受圧面積よりも
大きいので、サーボレリーズ室S/Rに油圧が供
給されるとサーボアプライ室S/Aに油圧が供給
されていてもブレーキB2は解除される)。オー
バドライブインヒビタソレノイド42はオーバド
ライブインヒビタスイツチSWと電気的に接続さ
れている。このような構成によつて、車速及びエ
ンジンのスロツトル開度に応じて、クラツチC
1,C2及びC3、及びブレーキB1及びB2が
前述の表のように作動する。 なお、以下の説明において主として本発明に直
接関連する部分について説明し、それ以外の部分
については詳細な説明を省略するが、説明を省略
した部分は本出願人の出願に係る特願昭57−
036606号(特公昭63−33583号公報)に開示され
ているものと同様であり、参考に各参照符号の示
す部材の名称を記載しておく。符号102,10
4,106,108,110,112,114,
116,120,122,124,126,12
8,130,132,134及び136はバルブ
穴、符号102a〜j,104a〜f,106a
〜f,108a〜e,110a〜e,112a〜
e,114a〜g,116a〜f、120a〜
k,122a〜j,214a〜k,126a〜
e,130a〜e,132a〜e,134a〜e
及び136a〜eはポート、符号138及び14
0はシリンダ穴、符号202,203,204,
206,210,212,214,215,21
6,220,221,222,224,226,
228,230,232,234及び236はス
プール、符号202a〜d,203a〜b,20
4a〜b,206a〜c、208a,210a〜
c、212a〜b,214a〜c,215a〜
b,216a〜c,220a〜c,221a〜
d,222a〜e,224a〜d,226a〜
c,228a〜c,230a〜c、232a〜
c、234a〜b及び236a〜bはランド、符
号207はプランジヤ、符号208はスリーブ、
符号209はプラグ、符号223及び225はプ
ラグ、符号238及び240はピストン、符号2
52はスリーブ、符号252a〜cはポート、符
号254はスプリングシート、符号302,30
6,307,308,310,312,316,
320,322,324,328,330,33
2,334,336,338及び340はスプリ
ング、符号402,404,406,408,4
09,410,411,412,414,41
6,418,420,422,424,426,
428,430,432,434,436,43
8,440,442,444,446,448及
び450は油路、符号502、504,506及
び508はシヤフトバルブ、符号602,60
4,606,608,610,612,614,
616,618,620,622,624,62
6,628,630,650,652,654,
656及び658はオリフイス、符号750,7
52,754,756及び758はチエツクバル
ブ、をそれぞれ示す。 なお、以下の説明は理解を容易にするためにオ
リフイスコントロールバルブ27及び3−4シフ
トバルブ24だけを取り出して示した第3図に基
づいて説明する。 第3図に示すように、オリフイスコントロール
バルブ27のポート127cはマニユアルバルブ
4が前進走行位置にあるときに油圧が供給される
油路412と接続されている。また、オリフイス
コントロールバルブ27のポート127bは油路
480を介して3−4シフトバルブ24のポート
124hと連通している。油路412と油路48
0とは第1オリフイス680を介して連通してい
る。また、油路412のポート127cへの入口
部には第2オリフイス682が設けられている、
第2オリフイス682の流路面積は、第1オリフ
イス680の流路面積よりも大きくしてある。オ
リフイスコントロールバルブ27のポート127
dには油路430から車速に対応したガバナ圧が
供給されている、オリフイスコントロールバルブ
27のスプール227はスプリング327によつ
て図中下向きの力を受けており、ポート127d
に作用するガバナ圧の大小に応じて図中左半部位
置と図中右半部位置との間を切換わる。スプール
227が図中左半部位置にあるときには油路41
2と油路480とが第2オリフイス682を介し
ても連通し、またスプール227が図中右半部位
置にあるときには油路412と油路480との第
オリフイス682を介しての連通はしや断され
る。3−4シフトバルブ24のポート124g
は、油路442を介してクラツチC3と接続され
ている。3−4シフトバルブ24のスプール22
4が図中右半部に示すダウン位置にあるときには
ポート124hとポート124gとが連通し、ま
たスプール224が図中左半部に示すアツプ位置
にあるときにはポート124gはポート124f
と連通する。ポート124fは、図示してないド
レーンポートと接続されている。 次に、作用について説明する。 まず、セレクト時の作用について説明する。車
両が停止した状態から発進のためにマニユアルバ
ルブ4をN位置からD位置に切換えると、油路4
12にライン圧が供給される、車両が停止中であ
るので油路430のガバナ圧は0であり、オリフ
イスコントロールバルブ27のスプール227は
スプリング327によつて押されて図中右半部位
置にある。このため、ポート127bとポート1
27cとはしや断されており、油路412の油路
は第1オリフイス680のみを介して油路480
に供給される。油路480の油圧は、図中右半部
に示すダウン位置にある3−4シフトバルブ24
のポート124h、ポート124g及び油路44
2を介してクラツチC3に供給される。これによ
つて、クラツチC3が締結され自動変速機は第1
速の状態となるが、クラツチC3の油圧は流路面
積の小さい第1オリフイス680のみを通して供
給されるため緩やかに立上がり、クラツチC3は
比較的時間をかけて締結される。このため、自動
変速機が中立状態から第1速状態になることに伴
なつて発生するセレクトシヨツクは小さい。 次に、4−3変速の場合の作用について説明す
る。第4速時には3−4シフトバルブ24は図中
左半部に示すアツプ位置にある。このため、クラ
ツチC3の油圧は油路442、ポート124g及
びポート124fを介してドレーンされている。
すなわち、クラツチC3は解放状態にある。この
状態から3−4シフトバルブ24のスプール22
4が図中右半部に示すダウン位置に切換わると、
ポート124gとポート124hとが連通する。
このとき、オリフイスコントロールバルブ27は
ポート127dに作用する油路430のガバナ圧
が高くなつているため、図中左半部に示す位置に
ある。従つて、ポート127bとポート127c
とが連通している。このため、油路412のライ
ン圧は第2オリフイス682を通りポート127
c及びポート127bを介して油路480に供給
される。すなわち、この状態では油路412のラ
イン圧は第1オリフイス680及び第2オリフイ
ス682を通して油路480へ供給される。油路
480の油圧は3−4シフトバルブ24のポート
124h、ポート124g及び油路442を介し
てクラツチC3に供給される。従つて、クラツチ
C3が締結されるが、この場合第1オリフイス6
80に加えて比較的流路面積の大きい第2オリフ
イス682を通して油路412のライン圧がクラ
ツチC3に供給されるため、クラツチC3の油圧
は速やかに立上がり、クラツチC3は短時間のう
ちに締結される。この場合のクラツチC3の締結
速度は、第2オリフイス682の流路面積を適切
に決定することにより、所望通りに設定すること
ができる。従つて、4−3変速を所望の変速タイ
ミングで行なわせることができる。 結局、上記制御によつて、セレクト時には第1
オリフイス680の作用によつてクラツチC3を
緩やかに締結させ、また4−3変速時には第2オ
リフイス682の作用によつて所望の締結速度で
クラツチC3を締結することができる。従つて、
セレクト時のクラツチC3の締結速度及び4−3
変速時のクラツチC3の締結速度をそれぞれ独立
に最適となるように設定することができる。な
お、上記においては4−3変速について説明した
が、4−2変速についても基本的に同様である。 なお、上記実施例においては第1、2及び3速
において締結され第4速において解放されるクラ
ツチC3について本発明を適用したが、例えば第
1及び2速で締結され第3及び4速において解放
されるクラツチ等であつても差し支えない。すな
わち、本発明は、第N速より下のすべての変速段
で締結され、かつ、第N速以上の前進変速段で解
放される前進用クラツチであれば、適用すること
ができる。 (ヘ) 発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、ガ
バナ圧によつて切り換わるオリフイスコントロー
ルバルブによつて、第1オリフイスと第2オリフ
イスとを切り換えるようにしたので、セレクト操
作時にクラツチに供給される油圧の立ち上がり
と、走行中の変速(第N速からこれよりも下の変
速段への変速)の際のクラツチへの油圧供給速度
とを所望どおり制御することができるようにな
り、セレクトシヨツク軽減及び自動変速時の変速
タイミングの調整という2つの機能を1つのバル
ブによつて達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速時の動力伝達機構の骨組図、
第2a及びb図は本発明を適用する自動変速機の
油圧制御装置全体を示す図、第3図は本発明によ
る油圧制御装置を示す図である。 24……3−4シフトバルブ、27……オリフ
イスコントロールバルブ、412,430,44
2,480……油路、680,682……オリフ
イス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第N速より下のすべての前進変速段で締結さ
    れ、かつ、第N速以上の前進変速段で解放される
    前進用のクラツチを有する自動変速機の油圧制御
    装置において、 上記クラツチに作動圧を供給する油路にオリフ
    イスコントロールバルブが設けられており、オリ
    フイスコントロールバルブは第1オリフイスのみ
    を通して前記油路を連通させる第1位置と、第1
    オリフイスよりも流路面積の大きい第2オリフイ
    スを通して前記油路を連通させる第2位置との間
    を切り換わり可能であり、オリフイスコントロー
    ルバルブは車速に対応したガバナ圧が所定値以下
    の場合には第1位置にあり、ガバナ圧が所定値よ
    りも大きい場合には第2位置にあり、第1オリフ
    イスの流路面積は中立レンジから前進走行用レン
    ジにセレクト操作された場合に緩やかに上記クラ
    ツチ締結される大きさに設定されており、また第
    2オリフイスの流路面積は第N速以上の変速段か
    ら第N速より下の変速段への変速時に上記クラツ
    チとは別の摩擦締結要素の解放動作に対応して所
    定のタイミングで上記クラツチが締結される大き
    さに設定されていることを特徴とする自動変速機
    の油圧制御装置。
JP58123442A 1983-07-08 1983-07-08 自動変速機の油圧制御装置 Granted JPS6018644A (ja)

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JPS6018644A (ja) 1985-01-30

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