JPH0547654A - 半導体基板の表面処理方法、半導体装置の製造方法及びそれを行う表面処理装置 - Google Patents

半導体基板の表面処理方法、半導体装置の製造方法及びそれを行う表面処理装置

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JPH0547654A
JPH0547654A JP20046791A JP20046791A JPH0547654A JP H0547654 A JPH0547654 A JP H0547654A JP 20046791 A JP20046791 A JP 20046791A JP 20046791 A JP20046791 A JP 20046791A JP H0547654 A JPH0547654 A JP H0547654A
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surface treatment
organic solvent
copper
atmosphere
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JP20046791A
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Hiroshi Miyazaki
宮▲崎▼博史
Yoshio Honma
喜夫 本間
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】銅、銅合金膜を有する半導体基板を、これらの
膜の劣化を伴わないで処理する半導体基板の表面処理方
法、その方法を用いる半導体装置の製造方法及びこれら
の方法を行うのに適した表面処理装置を提供すること。 【構成】銅、銅合金が表面に露出している半導体基板を
プロトン供与性有機溶媒もしくはプロトン受容性有機溶
媒を含有する処理液と室温よりも高い温度で接触させる
際に、雰囲気又は処理液中の酸化性物質や水分等を10
00ppm以下にして処理する。表面処理装置は、表面
処理漕31と洗浄漕32の間を上記雰囲気に保たれた予
備室30とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅又は銅合金薄膜を有
する半導体基板の表面処理方法、半導体装置の製造方法
及びそれを行う表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上のホトレジストを除去する
手段として、酸素プラズマやオゾンを利用するドライ処
理、硫酸と過酸化水素の混合液等で酸分解する方法や界
面活性剤を含む剥離液に浸漬して剥離する方法等のウェ
ット処理が行われている。ドライ処理には蒸気圧の低い
酸化物や酸素と反応しにくい物質が残渣となって残ると
いう問題がある。そこで実際にはドライ処理した後にウ
ェット処理も行うことが多い。一方、ウェット処理の中
でも酸で分解する方法は下地材料の耐酸性が乏しい場合
は使えないという制約がある。このため、アルミニウム
配線形成以後の製造工程では、界面活性剤を含む剥離液
に浸漬する方法が一般に採用されている。
【0003】従来のレジスト剥離液は、アルキルベンゼ
ンスルホン酸等のプロトン供与性の有機溶媒又は有機ア
ミン等のプロトン受容性の有機溶媒を主成分として含有
している。これら剥離液は、レジストや側壁付着物の溶
解除去力を高めるため100℃前後に加熱して用いられ
る。なお、これらに関連する技術は、例えば、特開昭6
1−2152、特開昭62−35357に記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、半導
体装置の配線層としてアルミニウム合金膜が用いられて
いる場合に適応できる。しかし、半導体装置の高速化や
微細化に応える配線材料として、低抵抗で耐マイグレー
ション性の優れた銅又は銅−ニッケル、銅−アルミニウ
ム等の銅合金が有望と考えられ、研究開発が進められて
いる。なお、銅膜、銅合金膜の他、これらの膜に窒化チ
タンやクロム等の導電膜を重ねた積層膜も同様である。
以下、主として銅膜について説明する。
【0005】アルミニウム配線で用いられてきたレジス
ト剥離方法を銅配線にそのまま適用すると種々の問題が
発生する。(1)銅膜加工工程で用いたホトレジストを
除去する際や、(2)銅膜を被覆する絶縁膜に接続孔を
開口する工程で使われたホトレジストを除去する際に、
銅膜が剥離液に接触する。銅は、室温では市販の剥離液
に殆ど溶解しないが、ホトレジストの剥離特性を上げる
ために剥離液を加熱すると、銅が溶解するという問題が
生じる。
【0006】図1に半導体装置の配線部分の断面模式図
を示してこれを説明する。図1(a)に示すように、半
導体基板10上に設けられた銅膜11は、その上のホト
レジスト12を剥離液で除去する際に溶解し、その形状
が変化してしまう(図1(b))。また、図1(c)に
示すように、銅膜11上に絶縁膜として二酸化シリコン
膜13設け、ホトレジスト12をマスクとして接続孔を
設けたとき、剥離に際し銅膜11にアンダーカットが入
る(図1(d))。いずれも抵抗増加や断線等の不良が
発生する。
【0007】一方、ホトレジストと銅膜の間に選択エッ
チング可能な保護膜を形成しておけば、銅膜を露出させ
ることなしにホトレジストを除去することもできる。し
かし、これらの方法には工程数が増加するという問題
や、保護膜を除かない場合の配線層の高アスペクト化の
問題等がある。さらに、図1(e)に示すように、銅膜
11の上下に窒化チタン膜14を設けた積層膜を用いて
も、接続孔が下層の配線層に対して完全に重なっていな
いと配線側面で銅膜11が露出し、剥離液によって銅膜
11にアンダーカットが入る(図1(f))。
【0008】本発明の第1の目的は、銅又は銅合金薄膜
を有する半導体基板を、薄膜の溶解又は変質を殆ど起こ
すことなく処理できる半導体基板の表面処理方法を提供
することにある。本発明の第2の目的は、銅又は銅合金
薄膜を有する半導体基板を用いて半導体装置を製造する
際に、薄膜の溶解又は変質を殆ど起こすことなく製造で
きる半導体装置の製造方法を提供することにある。本発
明の第3の目的は、これらの処理や製造を行うに適した
表面処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、
(1)銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板をプロ
トン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶媒を
含有する処理液に室温よりも高い温度で接触させ、該接
触後の半導体基板を、酸化性物質及び水分が1000p
pm以下の雰囲気に、所望の時間保つことを特徴とする
半導体基板の表面処理方法、(2)銅又は銅合金の膜が
設けられた半導体基板をプロトン供与性の有機溶媒又は
プロトン受容性の有機溶媒を含有する処理液に室温より
も高い温度で接触させ、該接触後の半導体基板を、酸化
性物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保ち、
該半導体基板を洗浄液に接触させることを特徴とする半
導体基板の表面処理方法、(3)銅又は銅合金の膜が設
けられた半導体基板の少なくとも該膜上にレジスト膜を
設ける工程、該レジスト膜をプラズマ処理する工程、該
半導体基板をプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受
容性の有機溶媒を含有する処理液に室温よりも高い温度
で接触させる工程及び該接触後の半導体基板を、酸化性
物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に、所望の
時間保つ工程を有することを特徴とする半導体基板の表
面処理方法、(4)銅又は銅合金の膜が設けられた半導
体基板の少なくとも該膜上にレジスト膜を設ける工程、
該レジスト膜をプラズマ処理する工程、該半導体基板を
プロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶
媒を含有する処理液に室温よりも高い温度で接触させる
工程、該接触後の半導体基板を、酸化性物質及び水分が
1000ppm以下の雰囲気に保つ工程及び該半導体基
板を洗浄液に接触させる工程を含むことを特徴とする半
導体基板の表面処理方法、(5)上記1から4のいずれ
か一に記載の半導体基板の表面処理方法において、上記
雰囲気は、さらに3%以下の還元性ガスを含む雰囲気で
あることを特徴とする半導体基板の表面処理方法、
(6)上記1から5のいずれか一に記載の半導体基板の
表面処理方法において、上記処理液は、酸化性物質及び
水分が1000ppm以下の処理液であることを特徴と
する半導体基板の表面処理方法、(7)上記1から5の
いずれか一に記載の半導体基板の表面処理方法におい
て、上記処理液は、さらに還元剤を含むことを特徴とす
る半導体基板の表面処理方法、(8)上記1から7のい
ずれか一に記載の半導体基板の表面処理方法において、
上記雰囲気は、不活性ガス又は二酸化炭素ガス雰囲気で
あることを特徴とする半導体基板の表面処理方法、
(9)銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板をプロ
トン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶媒を
含有する処理液に室温よりも高い温度で接触させる半導
体基板の表面処理方法において、該処理液は、酸化性物
質及び水分が1000ppm以下であることを特徴とす
る半導体基板の表面処理方法、(10)上記9記載の半
導体基板の表面処理方法において、上記半導体基板は、
上記処理液に接触させた後、さらに所望の時間、酸化性
物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保つこと
を特徴とする半導体基板の表面処理方法、(11)上記
9記載の半導体基板の表面処理方法において、上記半導
体基板は、上記処理液に接触させた後、さらに酸化性物
質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保ち、つい
で洗浄液に接触させることを特徴とする半導体基板の表
面処理方法、(12)上記9から11のいずれか一に記
載の半導体基板の表面処理方法において、上記処理液は
さらに還元剤を含むことを特徴とする半導体基板の表面
処理方法、(13)上記9から11のいずれか一に記載
の半導体基板の表面処理方法において、上記雰囲気は、
さらに3%以下の還元性ガスを含む雰囲気であることを
特徴とする半導体基板の表面処理方法、(14)銅又は
銅合金の膜が設けられた半導体基板の少なくとも該膜上
にレジスト膜を設ける第1の工程、該レジスト膜をプラ
ズマ処理する第2の工程及び該半導体基板をプロトン供
与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶媒を含有す
る処理液に室温よりも高い温度で接触させる第3の工程
を有する半導体基板の表面処理方法において、該処理液
は、酸化性物質及び水分が1000ppm以下であるこ
とを特徴とする半導体基板の表面処理方法、(15)上
記14記載の半導体基板の表面処理方法において、上記
第3の工程の後に上記半導体基板を所望に時間、酸化性
物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保つ第4
の工程を有することを特徴とする半導体基板の表面処理
方法、(16)上記14記載の半導体基板の表面処理方
法において、上記第3の工程の後に上記半導体基板を酸
化性物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保つ
第4の工程及び洗浄液に接触させる第5の工程を有する
ことを特徴とする半導体基板の表面処理方法、(17)
上記14から16のいずれか一に記載の半導体基板の表
面処理方法において、上記処理液はさらに還元剤を含む
ことを特徴とする半導体基板の表面処理方法、(18)
上記14から16のいずれか一に記載の半導体基板の表
面処理方法において、上記雰囲気は、さらに3%以下の
還元性ガスを含む雰囲気であることを特徴とする半導体
基板の表面処理方法によって達成される。
【0010】上記第2の目的は、(19)半導体基板
に、半導体素子の少なくとも一部を形成する工程及び上
記1から18のいずれか一に記載の半導体基板の表面処
理方法を行う工程を少なくとも有することを特徴とする
半導体装置の製造方法によって達成される。
【0011】上記第3の目的は、(20)銅又は銅合金
の膜が設けられた半導体基板が浸漬されるために、プロ
トン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶媒を
含有する処理液を保持する表面処理漕及び該表面処理漕
から取り出された半導体基板を所望の時間保持するた
め、酸化性物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気
に保たれた予備室を有することを特徴とする表面処理装
置、(21)銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板
が浸漬されるために、プロトン供与性の有機溶媒又はプ
ロトン受容性の有機溶媒を含有する処理液を保持する表
面処理漕及び該表面処理漕から取り出された半導体基板
が洗浄されるための少なくとも1個の洗浄漕を有し、該
表面処理漕と該洗浄漕との間の半導体基板の移動経路が
酸化性物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保
つための予備室により構成されたことを特徴とする表面
処理装置、(22)銅又は銅合金の膜が設けられた半導
体基板が保持されるための真空容器、所望の温度に加熱
されたプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の
有機溶媒を含有する処理液を導入するための導入口、洗
浄液を導入するための導入口、これらの液を排出するた
めの排出口及び酸化性物質及び水分が1000ppm以
下のガスを導入するための導入口を有することを特徴と
する表面処理装置によって達成される。
【0012】
【作用】銅は、酸化性雰囲気でプロトン供与性の有機溶
媒もしくはプロトン受容性の有機溶媒に接触すると溶解
する。その理由については、次のように考えることがで
きる。室温付近では、プロトン供与性の有機溶媒もしく
はプロトン受容性の有機溶媒と非極性有機溶媒の混合溶
液に金属銅は殆ど溶解しない。しかしながら、酸化銅は
室温でも上記混合溶液に迅速に溶解する。加熱すると銅
が溶解する理由は、まず金属銅が溶液中に溶けている微
量の酸素や水分によって酸化され、次に酸化銅がプロト
ン供与性の有機溶媒もしくはプロトン受容性の有機溶媒
と錯体等を形成して溶解するからであると考えられる。
銅イオンの電子軌道は歪んだ八面体構造をとっているこ
とから一般に錯体形成速度が他の金属よりも極めて速い
ことがヤーン−テラー効果として知られている。従っ
て、銅の酸化を防ぐことにより銅の溶解を防ぐことがで
きる。
【0013】
【実施例】
実施例1 プロトン供与性の有機溶媒としてアルキルベンゼンスル
ホン酸を含有する剥離液(東京応化工業(株)商品名:
剥離液502A)に対する銅薄膜の耐薬品性を調べた。
試料として熱酸化したシリコン基板上に蒸着した厚さ5
00nmの銅薄膜を用いた。
【0014】本実施例で用いた装置を図2に示す。装置
はスライド式多孔板21で上段の予備室30と下段の表
面処理漕31とに仕切られている。予備室30には扉2
2が設けられ、キャリアケース20を出し入れする時以
外は閉じられ、外気と遮断することができる。キャリア
ケース20は搬送機構23により移動する。表面処理漕
31内の液温はヒーター28で温度制御できる。予備室
30に設けられたガス導入口24から供給された窒素ガ
スは、スライド式多孔板21を通って表面処理漕31に
入り、ガス排出口27から排出される。ガス導入口24
から供給されるガスは、アルゴン等の不活性ガスや二酸
化炭素ガスを用いてよい。
【0015】銅薄膜の溶解は電子顕微鏡による表面観察
と銅薄膜のシート抵抗の変化で評価した。図3に剥離液
502Aに浸漬した時間に対する銅薄膜のシート抵抗の
変化を示す。室温では、扉22とスライド式多孔板21
を開けて表面処理漕31を大気開放した場合でも銅薄膜
のシート抵抗は変化しなかった。ところが、剥離液が1
00℃に加温されている場合は銅が溶解し、シート抵抗
の増加や薄膜表面の荒れが見られた。一方、装置内部を
窒素ガスで1時間パージした場合は、1時間浸漬しても
シート抵抗や銅薄膜表面の凹凸に殆ど変化が見られなか
った。なお、この時の装置内部の実際の酸素濃度は80
0ppmであった。また装置内部の水分は500ppm
以下、剥離液502A中の水分も500ppm以下であ
った。また、試料として100nmの窒化チタン膜上に
形成した厚さ500nmの銅膜についても同様の結果を
得た。
【0016】実施例2 プロトン受容性の有機溶媒としてモノエタノールアミン
を含有する剥離液(東京応化工業(株)商品名:剥離液
106)について、実施例1と同じ試験を行った。結果
を図4に示す。実施例1と同様に装置内部を窒素ガスで
パージした場合は銅膜の溶解は起こらなかった。この時
の装置内部の実際の酸素濃度は800ppmであった。
ところが、0.5%の酸素を含む窒素でパージすると銅
膜が少し曇った。また、半導体基板10を剥離液から取
り出した後、窒素ガスでパージされた予備室30で基板
温度が50℃以下に下がるまで待たないと銅膜に曇りが
生じる。剥離液106に対しては酸化性雰囲気での銅の
溶解速度が非常に速いことが分かった。以上の結果から
酸素濃度は1000ppm以下にすることが望ましいと
考えられる。なお、剥離液106による表面処理につい
ては、基板温度が室温まで下がっていれば、基板に付着
している剥離液をアルコール類で洗浄してから水洗する
ことなく、基板を直ちに水洗しても腐食は起こらないこ
とが分かった。
【0017】実施例3 図5に表面処理装置の他の例の構造図を示す。本表面処
理装置は、レジスト剥離液を満たした表面処理漕31と
イソプロピルアルコールを満たした第一洗浄漕32と純
水を満たした第二洗浄漕33からなり、その上部に基板
を搬送するための予備室30がある。予備室30の上部
に設けられたガス導入口24から入った窒素ガスは、下
降流となって表面処理漕31の方へ流れ、案内板25で
折り返して上昇流となりガス排出口27より排気され
る。ガス排出口27には還流器26を設けて蒸発した剥
離液の回収を行った。スライド式多孔板21はガスの整
流作用の役割を果たす。表面処理漕31で処理された半
導体基板は、実施例1と同様に窒素ガスパージされた予
備室30内を搬送機構23を用いて第一洗浄漕32へ送
られ、洗浄後、第二洗浄漕33へと送られ洗浄される。
【0018】本装置を用いて銅の高温ドライエッチング
後のレジスト剥離を行った。レジスト剥離液として10
0℃に加熱した東京応化工業(株)製の剥離液106を
用いた。剥離液106は塩基性であり、塩素系のガスで
エッチングした後の銅膜の防食作用も備えている。上記
装置により処理した場合、銅膜の溶解は起こらなかっ
た。
【0019】また、剥離液としてピリジン等の環式アミ
ンを用いたときも同様の効果が認められた。さらにこれ
らの剥離液に還元剤としてヒドラジンを混合しておくと
銅膜の表面荒れ防止効果が高まった。還元剤の量は、1
%から10%(重量)の範囲で添加することが好まし
い。なお、窒素ガスとして水素ガス1%(容量)を含む
窒素ガスを用いたとき、剥離液として0.5%の水分を
含むものを用いても銅膜の溶解は起こらなかった。銅膜
の表面が僅か酸化されても、水素ガスによって還元され
たものと推定される。水素ガスの量は0.1%以上で効
果が認められ、また、爆発防止のため3%以下で用いら
れる。
【0020】実施例4 図6に表面処理装置の他の例の構造図を示す。本表面処
理装置では銅配線を被覆する絶縁膜に直径0.5μmの
接続孔を開口した後の接続孔内の洗浄に用いた。表面処
理漕31は気密容器になっている。まず、ガス排気口2
7を通して表面処理漕31内を真空排気した。次に処理
液導入口34から液温150℃のモノエタノールアミン
を導入した。モノエタノールアミンの一部が蒸発して基
板10表面の接続孔内に入るため、この方法は単に溶液
に浸漬するよりも微細孔洗浄性に優れている。半導体基
板10が完全に浸るまでモノエタノールアミンを流し込
んだ後3分間保持した。次にガス導入口24から窒素ガ
スを送りながら、処理液排出口35からモノエタノール
アミンを排出した。次に洗浄液シャワー36からイソプ
ロピルアルコールを入れ、モノエタノールアミンを洗い
流すとともに半導体基板10を室温まで冷した。最後に
冷えた半導体基板10を表面処理漕31から取り出し
た。
【0021】実施例5 本発明による半導体装置の製造方法の例を示す。図7は
本実施例で製造した半導体装置の断面図である。半導体
基板10上にゲート41、拡散層42、フィールド酸化
膜43からなる絶縁ゲート型電界効果トランジスタを形
成し、二酸化シリコンからなる第1の絶縁膜44で被覆
した。第1の絶縁膜44に接続孔を開口し、選択性化学
気相成長法でタングステン電極45を形成した。その上
に配線層となる厚さ50nmの窒化チタン膜14aと厚
さ500nmの銅膜11と厚さ50nmの窒化チタン膜
14bを重ねた積層膜をスパッタリング法で形成した。
次に銅膜11を300℃の高温ドライエッチング法で加
工するための耐熱性加工マスクとして厚さ300nmの
窒化シリコン膜46を窒化チタン膜14bの上に形成し
た。次にホトレジスト12をマスクとして、フレオンを
反応ガスとするドライエッチングにより窒化シリコン膜
46及び窒化チタン膜14bを加工した。このドライエ
ッチングにより銅膜11の表面が露出した(図7a)。
【0022】次に図5に示した処理装置を用い、実施例
3と同様にしてホトレジスト12を除去した。パターニ
ングされた銅膜11の側面は劣化されなかった。次に窒
化シリコン膜46をマスクにして、基板温度300℃で
四塩化ケイ素(50%)と窒素(50%)の混合ガスを
反応ガスとするドライエッチングにより銅膜11と窒化
チタン膜14aを加工した。次にマイクロ波プラズマ化
学気相成長法により厚さ500nmの二酸化シリコンか
らなる第2の絶縁膜47を形成した。ホトレジスト12
のパターンを形成し、これをマスクとして第2の絶縁膜
47、窒化シリコン膜46及び窒化チタン膜14bを貫
通する接続孔を設けた(図7b)。次に上記処理装置を
用い、同様の方法でホトレジスト12を除去した。以下
通常の方法で配線等を形成して半導体装置を形成した。
この半導体装置の銅膜に欠陥は生じていなかった。
【0023】以上の実施例では主に東京応化工業(株)
製品の剥離液について述べたが、シプレイ社のJ−10
0、140、1112A(商品名)等の剥離液について
も上記実施例と同様に処理して同様な効果が認められ
た。また、アルキルベンゼンスルホン酸類、フェノール
類、カルボン酸類等のプロトン供与性の溶媒を含有する
処理液、もしくはアミン類等のプロトン受容性の溶媒を
ふくむ処理液も同様に酸化性雰囲気から隔離して処理
し、同様の効果が認められた。また、上記各実施例に用
いた銅膜に代えて、銅−アルミニウム合金膜を用いたと
きも同様の効果が認められた。
【0024】
【発明の効果】銅又は銅合金膜上のレジストを除去する
場合に、半導体基板をプロトン供与性の有機溶媒又はプ
ロトン受容性の有機溶媒を含有する処理液に室温よりも
高い温度で接触させ、接触後、酸化性物質及び水分が1
000ppm以下の雰囲気に、所望の時間保つか若しく
は酸化性物質及び水分が1000ppm以下の処理液に
室温よりも高い温度で接触させるか又は両者の条件を満
たすことにより、銅又は銅合金膜の劣化を防ぐことでき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の方法の問題を説明するための半導体装置
の配線部分の断面模式図である。
【図2】本発明の一実施例の表面処理装置の構造図であ
る。
【図3】剥離液502A浸漬後の銅膜のシート抵抗変化
を示す図である。
【図4】剥離液106浸漬後の銅膜のシート抵抗変化を
示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の表面処理装置の構造図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の実施例の表面処理装置の構
造図である。
【図7】本発明による半導体装置の製造方法を説明する
ための半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 11 銅膜 12 ホトレジスト 13 二酸化シリコン膜 14、14a、14b 窒化チタン膜 20 キャリアケース 21 スライド式多孔板 22 扉 23 搬送機構 24 ガス導入口 25 案内板 26 還流器 27 ガス排出口 28 ヒーター 30 予備室 31 表面処理漕 32 第一洗浄漕 33 第二洗浄漕 34 処理液導入口 35 処理液排出口 36 洗浄液シャワー 41 ゲート 42 拡散層 43 フィールド酸化膜 44 第1の絶縁膜 45 タングステン電極 46 窒化シリコン膜 47 第2の絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/304 M 8831−4M 21/306 S 7342−4M 21/308 G 7342−4M

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板
    をプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機
    溶媒を含有する処理液に室温よりも高い温度で接触さ
    せ、該接触後の半導体基板を、酸化性物質及び水分が1
    000ppm以下の雰囲気に、所望の時間保つことを特
    徴とする半導体基板の表面処理方法。
  2. 【請求項2】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板
    をプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機
    溶媒を含有する処理液に室温よりも高い温度で接触さ
    せ、該接触後の半導体基板を、酸化性物質及び水分が1
    000ppm以下の雰囲気に保ち、該半導体基板を洗浄
    液に接触させることを特徴とする半導体基板の表面処理
    方法。
  3. 【請求項3】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板
    の少なくとも該膜上にレジスト膜を設ける工程、該レジ
    スト膜をプラズマ処理する工程、該半導体基板をプロト
    ン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶媒を含
    有する処理液に室温よりも高い温度で接触させる工程及
    び該接触後の半導体基板を、酸化性物質及び水分が10
    00ppm以下の雰囲気に、所望の時間保つ工程を有す
    ることを特徴とする半導体基板の表面処理方法。
  4. 【請求項4】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板
    の少なくとも該膜上にレジスト膜を設ける工程、該レジ
    スト膜をプラズマ処理する工程、該半導体基板をプロト
    ン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機溶媒を含
    有する処理液に室温よりも高い温度で接触させる工程、
    該接触後の半導体基板を、酸化性物質及び水分が100
    0ppm以下の雰囲気に保つ工程及び該半導体基板を洗
    浄液に接触させる工程を含むことを特徴とする半導体基
    板の表面処理方法。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか一に記載の半導
    体基板の表面処理方法において、上記雰囲気は、さらに
    3%以下の還元性ガスを含む雰囲気であることを特徴と
    する半導体基板の表面処理方法。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一に記載の半導
    体基板の表面処理方法において、上記処理液は、酸化性
    物質及び水分が1000ppm以下の処理液であること
    を特徴とする半導体基板の表面処理方法。
  7. 【請求項7】請求項1から5のいずれか一に記載の半導
    体基板の表面処理方法において、上記処理液は、さらに
    還元剤を含むことを特徴とする半導体基板の表面処理方
    法。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか一に記載の半導
    体基板の表面処理方法において、上記雰囲気は、不活性
    ガス又は二酸化炭素ガス雰囲気であることを特徴とする
    半導体基板の表面処理方法。
  9. 【請求項9】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基板
    をプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機
    溶媒を含有する処理液に室温よりも高い温度で接触させ
    る半導体基板の表面処理方法において、該処理液は、酸
    化性物質及び水分が1000ppm以下であることを特
    徴とする半導体基板の表面処理方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の半導体基板の表面処理方
    法において、上記半導体基板は、上記処理液に接触させ
    た後、さらに所望の時間、酸化性物質及び水分が100
    0ppm以下の雰囲気に保つことを特徴とする半導体基
    板の表面処理方法。
  11. 【請求項11】請求項9記載の半導体基板の表面処理方
    法において、上記半導体基板は、上記処理液に接触させ
    た後、さらに酸化性物質及び水分が1000ppm以下
    の雰囲気に保ち、ついで洗浄液に接触させることを特徴
    とする半導体基板の表面処理方法。
  12. 【請求項12】請求項9から11のいずれか一に記載の
    半導体基板の表面処理方法において、上記処理液はさら
    に還元剤を含むことを特徴とする半導体基板の表面処理
    方法。
  13. 【請求項13】請求項9から11のいずれか一に記載の
    半導体基板の表面処理方法において、上記雰囲気は、さ
    らに3%以下の還元性ガスを含む雰囲気であることを特
    徴とする半導体基板の表面処理方法。
  14. 【請求項14】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基
    板の少なくとも該膜上にレジスト膜を設ける第1の工
    程、該レジスト膜をプラズマ処理する第2の工程及び該
    半導体基板をプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受
    容性の有機溶媒を含有する処理液に室温よりも高い温度
    で接触させる第3の工程を有する半導体基板の表面処理
    方法において、該処理液は、酸化性物質及び水分が10
    00ppm以下であることを特徴とする半導体基板の表
    面処理方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の半導体基板の表面処理
    方法において、上記第3の工程の後に上記半導体基板を
    所望に時間、酸化性物質及び水分が1000ppm以下
    の雰囲気に保つ第4の工程を有することを特徴とする半
    導体基板の表面処理方法。
  16. 【請求項16】請求項14記載の半導体基板の表面処理
    方法において、上記第3の工程の後に上記半導体基板を
    酸化性物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に保
    つ第4の工程及び洗浄液に接触させる第5の工程を有す
    ることを特徴とする半導体基板の表面処理方法。
  17. 【請求項17】請求項14から16のいずれか一に記載
    の半導体基板の表面処理方法において、上記処理液はさ
    らに還元剤を含むことを特徴とする半導体基板の表面処
    理方法。
  18. 【請求項18】請求項14から16のいずれか一に記載
    の半導体基板の表面処理方法において、上記雰囲気は、
    さらに3%以下の還元性ガスを含む雰囲気であることを
    特徴とする半導体基板の表面処理方法。
  19. 【請求項19】半導体基板に、半導体素子の少なくとも
    一部を形成する工程及び請求項1から18のいずれか一
    に記載の半導体基板の表面処理方法を行う工程を少なく
    とも有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基
    板が浸漬されるために、プロトン供与性の有機溶媒又は
    プロトン受容性の有機溶媒を含有する処理液を保持する
    表面処理漕及び該表面処理漕から取り出された半導体基
    板を所望の時間保持するため、酸化性物質及び水分が1
    000ppm以下の雰囲気に保たれた予備室を有するこ
    とを特徴とする表面処理装置。
  21. 【請求項21】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基
    板が浸漬されるために、プロトン供与性の有機溶媒又は
    プロトン受容性の有機溶媒を含有する処理液を保持する
    表面処理漕及び該表面処理漕から取り出された半導体基
    板が洗浄されるための少なくとも1個の洗浄漕を有し、
    該表面処理漕と該洗浄漕との間の半導体基板の移動経路
    が酸化性物質及び水分が1000ppm以下の雰囲気に
    保つための予備室により構成されたことを特徴とする表
    面処理装置。
  22. 【請求項22】銅又は銅合金の膜が設けられた半導体基
    板が保持されるための真空容器、所望の温度に加熱され
    たプロトン供与性の有機溶媒又はプロトン受容性の有機
    溶媒を含有する処理液を導入するための導入口、洗浄液
    を導入するための導入口、これらの液を排出するための
    排出口及び酸化性物質及び水分が1000ppm以下の
    ガスを導入するための導入口を有することを特徴とする
    表面処理装置。
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