JPH0547245U - 駐車場の車両誘導案内部構造 - Google Patents

駐車場の車両誘導案内部構造

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JPH0547245U
JPH0547245U JP1143792U JP1143792U JPH0547245U JP H0547245 U JPH0547245 U JP H0547245U JP 1143792 U JP1143792 U JP 1143792U JP 1143792 U JP1143792 U JP 1143792U JP H0547245 U JPH0547245 U JP H0547245U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐車スペースの真中に車両を楽に駐車できる
ように誘導案内すること。 【構成】 一台分の車両Bを駐車可能な駐車スペースの
床面2上において、同床面2の奥側に、左右一対の車両
誘導案内部A,Aを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駐車スペース内の真中に車両を誘導案内するための駐車場の車両誘 導案内部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケット等の駐車場は、店舗の前に多数の車両を駐車できる ように、左右幅方向に一定の間隔を開けて、仕切り線を引いて、一台分毎の車両 を駐車可能な駐車スペースを設け、来客の車両を各駐車スペース内に駐車できる ようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、駐車された車両は、それぞれ各駐車スペース内に納まってはいるも のの、左右側いずれかに片寄って駐車されていることが多く、駐車スペース内の 真中に駐車されていることが少ないために、ドライバー等が車両への乗降の際に ドアを充分に開放することができず、そのために乗降できないことや、開放した ドアを隣接して駐車されている車両に衝突させて、同車両を損傷等させることが あった。
【0004】 また、かかる不具合を解消するために、各駐車スペースの左右側幅を広く確保 すると、駐車場の駐車効率が悪くなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、一台分の車両を駐車可能な駐車スペースの床面上におい て、同床面の奥側に、左右一対の車両誘導案内部を設けたことを特徴とする駐車 場の車両誘導案内部構造を提供せんとするものである。
【0006】 また、本考案は、次の構成にも特徴を有する。
【0007】 ア)車両誘導案内部は、床面上に、車両進入口側より奥側に向けて漸次広幅の 略直角三角状にカラー塗装を施して形成したこと。
【0008】 イ)車両誘導案内部は、床面上に路面表示材を貼付すると共に、同路面表示材 を、車両進入口側より奥側に向けて漸次広幅の略直角三角形状に形成したこと。
【0009】 ウ)車両誘導案内部の表面に、夜間誘導案内用の光乱反射部を設けたこと。
【0010】 エ)床面上に、左右一対の車両誘導案内部の車両進入口側に位置する各頂点よ り、同床面の略中央部に向けてそれぞれ車両初期誘導案内線を形成したこと。
【0011】 オ)車両初期誘導案内線が破線であること。
【0012】 カ)床面上に、略直角三角形状に形成した左右一対の車両誘導案内部の各斜辺 部より、それぞれ仮想延長線を車両進入口側に向けて伸延させて形成し、両仮想 延長線の交差部に車両初期誘導案内部を設けたこと。
【0013】 キ)車両初期誘導案内部を、仮想延長線を二辺とする三角形に形成したこと。
【0014】 ク)車両初期誘導案内部を、仮想延長線を二辺とする菱形に形成したこと。
【0015】 ケ)一台分の車両を駐車可能な駐車スペースの床面上において、同床面の奥側 に左右一対の車両誘導案内部を立設したこと。
【0016】 コ)室内駐車場の壁面に左右一対の車両誘導案内部を設けたこと。
【0017】
【作用】
駐車スペース内に車両を駐車させる際には、ドライバーは、左右一対の誘導案 内部を目印に、車両進入口より車両の進入側先端が両目印間内に位置するように 車両を前進又は後進させて進入させ、同車両が駐車スペース内に納まったところ で停止させる。
【0018】 この際、車両誘導案内部は、床面上に、車両進入口側より奥側に向けて漸次広 幅の略直角三角形状にカラー塗装を施して形成しているために、ドライバーは、 左右側の車両誘導案内部の車両進入口側に位置する左右側の頂点を視認しながら 、両頂点を目印に車両を進入させることにより、楽に車両を駐車スペースの真中 に停止させることができる。
【0019】 そのために、一台分の駐車スペースの左右側幅を狭くする、例えば、従来の25 0cm から230cm にすることができ、その分、駐車場全体の駐車台数を増大させる ことができて、駐車場の利用効率を良くすることができる。
【0020】 ここで、車両を駐車スペースの真中に停止させるとは、車両の前後方向の中心 線と駐車スペースの前後方向の中心線とが平面視において略一致するように停止 させることをいう。
【0021】 しかも、車両誘導案内部をカラー塗装を施して形成しているために、ドライバ ーが車両誘導案内部を視認し易くなると共に、カラー塗装が駐車場の床面に模様 を形成して駐車場全体の美感を高めることができる。
【0022】 また、車両誘導案内部を、路面表示材により形成して、同路面表示部材を駐車 スペースの床面に貼付して形成することにより、かかる車両誘導案内部の施工を 簡単に行なうことができる。
【0023】 さらに、車両誘導案内部の表面に、夜間誘導案内用の光乱反射部を設けること により、夜間での駐車時に、ヘッドライト又はテールライトの光が左右側の光乱 反射部により乱反射されて、車両進入口の間口をドライバーが楽に視認すること ができて、駐車スペース内への車両の進入を楽にすることができる。
【0024】 また、床面上に、略直角三角形状に形成した左右一対の車両誘導案内部の各頂 点より、床面の略中央部に向けてそれぞれ車両初期誘導案内線を形成した場合に は、ドライバーは駐車スペース内に車両を進入させる際に、両車両初期誘導案内 線の交点を目印にして車両を車両進入口より進入させ、その後、左右側の車両誘 導案内部を目印に車両を進入させることにより、スムーズに車両を駐車スペース の真中に停止させることができる。
【0025】 そして、車両初期誘導案内線は、太さ(幅)をもたせたり、破線にしてカラー 塗装等することにより、駐車場の美感を高めることもできる。
【0026】 また、床面上に、略直角三角形状に形成した左右一対の車両誘導案内部の各斜 辺部よりそれぞれ仮想延長線を車両進入口に向けて伸延させて形成し、両仮想延 長線の交差部に、両仮想延長線を二辺とする三角形、又は菱形の車両初期誘導案 内部を形成した場合にも、ドライバーは駐車スペースへ進入する際に、同車両初 期誘導案内部を目印にして車両を車両進入口より進入させ、その後、左右側の車 両誘導案内部を目印にして車両を進入させることにより、スムーズに車両を駐車 スペースの真中に停止させることができる。
【0027】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0028】 図1は、本考案に係る車両誘導案内部Aを具備する駐車場Pの平面説明図であ る。
【0029】 かかる駐車場Pは、アスファルト舗装面上に仕切り用白線1を左右幅方向に一 定の間隔を開けて多数本引き、隣接する二本の仕切り用白線1,1間に一台分の 車両Bを駐車可能な駐車スペースの床面2を多数形成している。Kは花壇である 。
【0030】 そして、床面2には、図1及び図2に示すように、左右一対の停車ブロック3 ,3を載置しており、同停車ブロック3,3は、床面2の奥側において、床面2 の車両進入方向の中心線Cを間にはさんで左右対称位置に設置して、同位置にて 車両Bの前車輪又は後車輪を停止させるようにしている。
【0031】 上記のような構成において、本考案の要旨は、車両誘導案内部Aの構造にあり 、以下、かかる車両誘導案内部Aの構造(第1実施例)について、図2及び図3 を参照しながら説明する。
【0032】 すなわち、車両誘導案内部Aは、床面2上において、前記した左右一対の停車 ブロック3,3よりも奥側に位置するデッドゾーン2aの左側に配置しており、各 停車ブロック3,3の外側端直後方位置より奥側に向けて外側横方向に漸次広幅 の略直角三角形状にカラー塗装を施して形成している。
【0033】 しかも、左右側の車両誘導案内部A,Aは、図2に示すように、床面2の真中 に後進させて進入停止させた車両Bのサイドミラーb,bにより視認可能な範囲 a,a内に位置させている。
【0034】 さらに、各車両誘導案内部A,Aの表面にはそれぞれ夜間誘導案内用の光乱反 射部7,7を形成しており、同光乱反射部7は、それぞれ接着剤としてのプライ マー材を塗布した床面2に塗床材としてのタールエポキシ樹脂を塗布し、同樹脂 が乾燥する前に、例えば透明なガラスビーズを散布して形成している。ガラスビ ーズは、例えば、0.01〜5mm の粒径のものを使用することができ、好ましくは0. 2mm の粒径のものを使用する。
【0035】 かかる光乱反射部7では、昼間はガラスビーズが透明であるため、カラー塗装 が鮮明に見え、また、夜間は車両Bのヘッドライトやテールライトの光をガラス ビーズが乱反射させるために、ドライバーは目印となる略直角三形状の車両誘導 案内部Aの三つの頂部を容易に視認することができる。
【0036】 本考案の実施例は、上記のように構成しているものであり、本実施例によれば 、以下のような作用効果が生起される。
【0037】 駐車スペース内に車両Bを駐車させる際には、ドライバーは、左右一対の誘導 案内部A,Aを目印に、車両進入口5より車両Bの進入側先端が両目印間内に位 置するように車両Bを前進又は後進させて進入させ、同車両Bが駐車スペース内 に納まったところで停止させる。
【0038】 この際、車両誘導案内部Aは、床面2上に、車両進入口5側より奥側に向けて 漸次広幅の略直角三角形状にカラー塗装を施して形成しているために、ドライバ ーは、左右側の車両誘導案内部Aの車両進入口5側に位置する左右側の頂点p, pを視認しながら、両頂点p,pを目印に車両を進入させることにより、楽に車 両Bを駐車スペースの真中に停止させることができる。
【0039】 そのために、一台分の駐車スペースの左右側幅を狭くする、例えば、従来の25 0cm から230cm にすることができ、その分、駐車場全体の駐車台数を増大させる ことができて、駐車場の利用効率を良くすることができる。
【0040】 ここで、車両Bを駐車スペースの真中に停止させるとは、車両Bの前後方向の 中心線と駐車スペースの前後方向の中心線とが平面視において略一致するように 停止させることをいう。
【0041】 しかも、車両誘導案内部Aをカラー塗装を施して形成しているために、ドライ バーが車両誘導案内部Aを視認し易くなると共に、カラー塗装が駐車場の床面に 模様を形成して駐車場全体の美感を高めることができる。
【0042】 さらに、車両誘導案内部Aの表面に、夜間誘導案内用の光乱反射部7を設ける ことにより、夜間での駐車時に、ヘッドライト又はテールライトの光が左右側の 光乱反射部7により乱反射されて、車両進入口5の間口をドライバーが楽に視認 することができて、駐車スペース内への車両Bの進入を楽にすることができる。
【0043】 また、車両誘導案内部Aは、貼付式の路面表示材により形成することができ、 かかる路面表示材により車両誘導案内部Aを形成した場合には、同車両誘導案内 部Aを床面2に貼付するだけで、簡単に施工することができる。
【0044】 かかる路面表示材としては、例えば、住友スリーエム株式会社製のステイマー クを使用することができる。
【0045】 なお、夜間誘導案内用として、車両誘導案内部Aの表面に螢光塗料を塗布する こともできる。
【0046】 また、図1〜図3中、Fは、床面2上に立設した車両誘導案内部であり、車両 誘導案内部Aの奥側辺と同一幅の矩形板体の表面に、同車両誘導案内部Aと同一 のカラー塗装置を施したり、又、路面表示材を貼付し、さらには光乱反射部7を 設けたり、又螢光塗料を塗布している。
【0047】 このようにして、ドライバーが車両Bを駐車スペース内へ進入させる際の視認 性を良好にして、駐車を確実に行なうことができるようにしている。
【0048】 図4は、第2実施例としての車両誘導案内部Aを示しており、同車両誘導案内 部Aは、略直角三角形状に形成して、車両進入口5側に位置する頂点pを、停車 ブロック3の外側方でかつ車両進入口5側である前方に位置させている。W1は前 車輪、W2は後車輪である。
【0049】 このようにして、左右一対の車両誘導案内部A,Aの頂点p,pを目印として 車両Bを進入させることにより、確実に駐車スペースの真中に停車させることが できるようにしている。
【0050】 この際、頂点p,pは、停車ブロック3,3よりも車両進入口5側に位置して いるために、ドライバーが各頂点p,pを視認し易く、楽に駐車スペースの真中 に停車させることができ、しかも、車両Bの前車輪W1,W1 が車両誘導案内部A, Aを踏むことがないために、同車両誘導案内部A,Aを汚損等することがなく、 同車両誘導案内部A,Aによる車両誘導案内機能を良好に確保することができる と共に、駐車場Pの美感も良好に保つことができる。
【0051】 図5は、第3実施例としての車両誘導案内部Aを示しており、同車両誘導案内 部Aは、略V字状に形成して、頂点pが床面2の略中央部に位置するようにして いる。
【0052】 しかも、頂点pを目印にして車両Bを進入させることにより、確実に駐車スペ ースの真中に停車させることができるようにすると共に、車両Bの前車輪W1,W1 が車両誘導案内部Aを踏むことがないようにしている。
【0053】 従って、かかる車両誘導案内部Aによっても、車両誘導案内機能を良好に確保 することができると共に、駐車場Pの美感も良好に保つことができる。
【0054】 図6は、第4実施例を示しており、床面2上に、略直角三角形状に形成した左 右一対の車両誘導案内部A,Aの車両進入口5側に位置する各頂点p,pより、 同床面2の略中央部に向けてそれぞれ車両初期誘導案内線L,Lを形成している 。
【0055】 しかも、両車両初期誘導案内線L,Lは、一定幅を有する帯状にカラー塗装す ることにより形成して、駐車場の美感を高めている。10は装飾部であり、車両誘 導案内線2と同色又は異なる色のカラー塗装を施している。
【0056】 このようにして、ドライバーは、駐車スペースに車両Bを進入させる際に、ま ず、車両初期誘導案内線L,Lの交点Mを目印にして車両Bをd方向に車両進入 口5より進入させ、その後、左右側の車両誘導案内部A,Aを目印にして車両B を進入させることにより、スムーズに車両Bを駐車スペースの真中に停止させる ことができるようにしている。
【0057】 また、第4実施例では、対向する駐車スペースの床面2,2上に、一体的に車 両誘導案内部A,Aと車両初期誘導案内線L,Lと装飾部10とを施して、駐車場 の全体的美感を高めることができるようにしている。
【0058】 図7は、第5実施例を示しており、車両初期誘導案内線L,Lの内方に、それ ぞれ平行する補助案内線11,11 をカラー塗装することにより形成している。
【0059】 このようにして、第4実施例の場合とは異なる美感を提供することができるよ うにしている。
【0060】 図8は、第6実施例を示しており、車両初期誘導案内線L,Lを破線にしてい る。
【0061】 このようにして、カラー塗料を削減して工費の低減を図るとともに、前記第4 実施例や第5実施例と異なる美感を提供することができるようにしている。
【0062】 図9は、第7実施例を示しており、車両初期誘導案内線L,Lを円い点を一定 の間隔を明けて連続的に施すことにより形成している。
【0063】 このようにして、外観上、目にやさしい車両初期誘導案内線Lを形成すること ができる。
【0064】 また、丸い点に変えて、星形や三角形状等の点を採用することもできる。
【0065】 図10は、第8実施例を示しており、床面2上に、略直角三角形状に形成した 左右一対の車両誘導案内部A,Aの各斜辺部より車両進入口5側に向けてそれぞ れ仮想延長線D,Dを伸延させて形成し、両仮想延長線D,Dの交差部に、両仮 想延長線D,Dを二辺とする二等辺三角形の車両初期誘導案内部Eをカラー塗装 することにより形成している。
【0066】 このようにして、ドライバーは、駐車スペースに車両Bを進入させる際に、ま ず、車両初期誘導案内部Eを目印にして車両Bをd方向に車両進入口5より進入 させ、その後、左右側の車両誘導案内部A,Aを目印にして車両Bを進入させる ことにより、スムーズに車両Bを駐車スペースの真中に停止させることができる ようにしている。
【0067】 図11は、第9実施例を示しており、左右側の車両誘導案内部A,Aを略三角 形に形成し、かつ、前後方向に隣接する車両誘導案内部A,A同士を一体化させ て菱形に形成すると共に、車両初期誘導案内部Eを菱形に形成している。
【0068】 この場合、車両誘導案内部Aと車両初期誘導案内部Eは、美感を考慮して同一 色にすることも、又は異なる色とすることもできる。
【0069】 図12は、第10実施例を示しており、左右幅方向に隣接する三個所の駐車ス ペースと、その向い側に対向する駐車スペースの車両誘導案内部A,Aを一体的 に形成して、仕切り用白線1の延長線上に菱形の装飾部12を施している。
【0070】 かかる装飾部12は、車両誘導案内部Aと同一色にすることも、又は異なる色に することもできる。
【0071】 図13は、第11実施例を示しており、仕切り用白線1を光反射機能を有する 白色等の丸い点で形成している。
【0072】 図14は、第12実施例を示しており、略直角三角形状に形成した車両誘導案 内部Aの頂点pを仕切り用白線1の中心線上に位置させると共に、斜辺部を駐車 スペースの内側方に位置させて形成している。
【0073】 このようにした場合にも、車両誘導案内部Aによる車両Bの案内機能を良好に 確保することができる。
【0074】 図15は、第13実施例を示しており、床面2上に立設した車両誘導案内部F を、異なる色の反射材を使用して形成している。13は黄色表示部、14は白色表示 部、15は赤色表示部である。
【0075】 図16は、第14実施例を示しており、車両誘導案内部Fを中央部の白色表示 部16と、同白色表示部16の左右側に配置した黄色表示部17,17 とから形成してい る。
【0076】 図17は、第15実施例を示しており、車両誘導案内部Fを一定の高さ(例え ば、70cm)を有する矩形板状の本体21の表面に、中央部に配置した白色表示 部18と、同白色表示部18の左右側に配置した黄色表示部19,19 と、これら表示部 18,19,19の境界部と左右外側縁部とに配置した黒色境界線部20,20,20,20 とを施 して形成している。
【0077】 図18は、第16実施例を示しており、室内駐車場の壁面Wに仕切り用白線1 に連続する白線22を塗装して車両誘導案内部Fとしている。
【0078】 図19は、第17実施例を示しており、第16実施例の白線22の上部左右側に 黄色の円形表示部23,23 を配置して車両誘導案内部Fを形成している。
【0079】 図20は、第18実施例を示しており、第16実施例の白線22の上部左右側に 黄色の矩形表示部24,24 を配置し、同矩形表示部24,24 の左右側縁部には黒色の 境界線部25,25,25を配置して車両誘導案内部Fを形成している。
【0080】 図21は、第19実施例を示しており、室内駐車場の壁面Wの一定の高さH2( 例えば、50cm)の位置に白色の円形表示部26を配置し、これらの左右側方に 黄色の円形表示部27,27 を配置して車両誘導案内部Fを形成している。
【0081】 図22は、第20実施例を示しており、室内駐車場の壁面Wに三個の白色の円 形表示部28,29,30をそれぞれ上下方向に一定の間隔を開けて配置して車両誘導案 内部Fを形成している。
【0082】 図23は、第21実施例を示しており、室内駐車場の壁面Wに一定の高さを保 って、色表示による駐車位置記憶用表示部31と、その直下方に配置した白色の矩 形表示部32と、その左右側に配置した黄色の矩形表示部33,33 と、これら矩形表 示部32,33,33の境界部と左右外側縁部に配置した黒色の境界線部34,34,34,34 と から車両誘導案内部Fを形成している。
【0083】 図24は、第22実施例を示しており、室内駐車場の壁面Wに一定の高さH3( 例えば、50cm)を保って、中央部に配置した白色の逆三角形表示部35と、そ の左右側に配置した黄色の直角三角形表示部36,36 と、V字状の黒色の境界線部 37とから車両誘導案内部Fを形成している。
【0084】 上記した第13実施例〜第22実施例に係る車両誘導案内部Fは、図25に示 すように、室内駐車場の壁面Wに一定の高さH(例えば、50cm〜100cm )を保って設けることにより、後進させて駐車スペースに進入させる際に、サイ ドミラーbにより仕切り用白線1を視認可能な位置から、同仕切り用白線1を視 認不可能な位置まで後進させると、今度はサイドミラーb,bにより車両誘導案 内部Fを視認することができて、停車ブロック3,3に後車輪を当接させて停車 させるまで、確実に車両Bを誘導することができる。a1,a2,a3は、それぞれ車両 Bの後進位置に応じてサイドミラーb,bにより視認可能な範囲を示している。
【0085】 なお、本実施例における各表示部等の色彩は、これに限定されるものではなく 、環境等に応じて多種多様の色彩を任意に選択して使用することができる。
【0086】 そして、カラー塗料以外に、発光塗料や市販の光反射シート等を使用して、昼 夜わかたず視認性と美感を良好に確保することができる。
【0087】 また、車両誘導案内部Aは、前後左右方向に隣接している場合には、これらを 一体的に形成することができて、この点からも駐車場全体の美感を高めることが できる。
【0088】
【考案の効果】
本考案によれば、以下のような効果が得られる。
【0089】 左右側の車両誘導案内部を視認しながら、両案内部を目印に車両を進行させ るだけで、楽に車両を駐車スペースの真中に停止させることができる。
【0090】 そのために、一台分の駐車スペースの左右側幅を可及的に小さくして、駐車場 の利用効率を高めることができる。
【0091】 左右側の車両誘導案内部をカラー塗装することにより、ドライバーによる車 両誘導案内部の視認をより楽にすることができると共に、駐車場の床面の美感を 高めることができる。
【0092】 左右側の車両誘導案内部の各表面に光乱反射部を設けることによって、ドラ イバーによる停止位置の目印を夜間でも明確にすることができ、夜間でも確実に 駐車スペースの真中に駐車させることができる。
【0093】 駐車した後に、左右側のサイドミラーにより、視認できる左右側の車両誘導 案内部の面積等により、車両が駐車スペースの真中に位置しているかどうかの確 認も楽に行なえる。
【0094】 左右側の車両誘導案内部を、駐車スペースの床面のデッドスペース内に配設 することができるために、両案内部上を車両が通過することがなく、従って、両 案内部が汚損されず、両案内部の車両誘導案内機能を長期間良好に確保すること ができる。
【0095】 床面の奥側に左右一対の車両誘導案内部を立設しているために、同車両誘導 案内部を、ドライバーが車両を駐車スペース内に停車させる直前まで視認するこ とができて、車両の進入から停車まで確実に車両を誘導することができる。
【0096】 室内駐車場においては、壁面に左右一対の車両誘導案内部を設けることがで きるために、上記と同様に車両の進入から停車まで確実に車両を誘導すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1実施例としての車両誘導案内
部を具備する駐車場の平面説明図。
【図2】車両誘導案内状態の説明図。
【図3】視認用立板の斜視図。
【図4】第2実施例としての車両誘導案内部の説明図。
【図5】第3実施例としての車両誘導案内部の説明図。
【図6】第4実施例としての車両誘導案内部の説明図。
【図7】第5実施例としての車両誘導案内部の説明図。
【図8】第6実施例としての車両誘導案内部の説明図。
【図9】第7実施例としての車両誘導案内部の説明図。
【図10】第8実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図11】第9実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図12】第10実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図13】第11実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図14】第12実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図15】第13実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図16】第14実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図17】第15実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図18】第16実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図19】第17実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図20】第18実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図21】第19実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図22】第20実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図23】第21実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図24】第22実施例としての車両誘導案内部の説明
図。
【図25】車両誘導案内状態の説明図。
【符号の説明】
P 駐車場 A 車両誘導案内部 B 車両 C 中心線 F 車両誘導案内部 1 仕切り用白線 2 床面 3 停車ブロック 5 車両進入口

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台分の車両(B) を駐車可能な駐車スペ
    ースの床面(2) 上において、同床面(2) の奥側に、左右
    一対の車両誘導案内部(A),(A) を設けたことを特徴とす
    る駐車場の車両誘導案内部構造。
  2. 【請求項2】 車両誘導案内部(A) は、床面(2) 上に、
    車両進入口側より奥側に向けて漸次広幅の略直角三角形
    状にカラー塗装を施して形成したことを特徴とする請求
    項2記載の駐車場の車両誘導案内部構造。
  3. 【請求項3】 車両誘導案内部(A) は、床面(2) 上に路
    面表示材を貼付すると共に、同路面表示材を、車両進入
    口側より奥側に向けて漸次広幅の略直角三角形状に形成
    したことを特徴とする請求項1記載の駐車場の車両誘導
    案内部構造。
  4. 【請求項4】 車両誘導案内部(A) の表面に、夜間誘導
    案内用の光乱反射部(8) を設けたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の駐車場の車両誘導案内部構
    造。
  5. 【請求項5】 床面(2) 上に、左右一対の車両誘導案内
    部(A),(A) の車両進入口側に位置する各頂点(p),(p) よ
    り、同床面(2) の略中央部に向けてそれぞれ車両初期誘
    導案内線(L),(L) を形成したことを特徴とする請求項2
    〜4のいずれかに記載の駐車場の車両誘導案内部構造。
  6. 【請求項6】 車両初期誘導案内線(L),(L) が破線であ
    ることを特徴とする請求項5記載の駐車場の車両誘導案
    内部構造。
  7. 【請求項7】 床面(2) 上に、略直角三角形状に形成し
    た左右一対の車両誘導案内部(A),(A) の各斜辺部より、
    それぞれ仮想延長線(D),(D) を車両進入口側に向けて伸
    延させて形成し、両仮想延長線(D),(D) の交差部に車両
    初期誘導案内部(E) を設けたことを特徴とする請求項2
    〜4のいずれかに記載の駐車場の車両誘導案内部構造。
  8. 【請求項8】 車両初期誘導案内部(E) を、仮想延長線
    (D),(D) を二辺とする三角形に形成したことを特徴とす
    る請求項7記載の駐車場の車両誘導案内部構造。
  9. 【請求項9】 車両初期誘導案内部(E) を、仮想延長線
    (D),(D) を二辺とする菱形に形成したことを特徴とする
    請求項7記載の駐車場の車両誘導案内部構造。
  10. 【請求項10】 一台分の車両(B) を駐車可能な駐車ス
    ペースの床面(2) 上において、同床面(2) の奥側に左右
    一対の車両誘導案内部(F),(F) を立設したことを特徴と
    する駐車場の車両誘導案内部構造。
  11. 【請求項11】 室内駐車場の壁面(W) に左右一対の車
    両誘導案内部(F),(F) を設けたことを特徴とする駐車場
    の車両誘導案内部構造。
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