JP3009157U - 表示用ブロックの構造 - Google Patents

表示用ブロックの構造

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JP3009157U
JP3009157U JP1994011492U JP1149294U JP3009157U JP 3009157 U JP3009157 U JP 3009157U JP 1994011492 U JP1994011492 U JP 1994011492U JP 1149294 U JP1149294 U JP 1149294U JP 3009157 U JP3009157 U JP 3009157U
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Inventor
久 俊 喜 武
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株式会社大栄建設
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック上の表示を堅牢にすることにより、
メンテナンスコストを安価にした表示用ブロックを実現
する。 【構成】 コンクリート製のブロック1の少なくとも1
つの面に表示用の板体2を取り付けると共に、前記板体
2はブロック本体1Aに少なくとも2箇所で固定される
ように構成したことを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は表示用ブロックの構造に係わり、特に、道路上の表示に好適な表示用 ブロックの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より歩道上に表示されている、例えば、駐停車禁止用の黄色の表示は、舗 道上のコンクリートブロックに黄色の表示テープを粘着させたり、あるいはコン クリートブロックの表面を黄色に塗るなどによって、道路上に所定の表示を施し ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のものにおいては、ブロックに貼着したテープがブロッ クからはがれたり、あるいは、塗装がはがれる等の問題があり、メンテナンスに 多くの時間と工数がかかり、このため、コスト高になるという欠点があった。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、ブロック上の表示を堅牢にすることにより、メンテ ナンスコストを安価にした表示用ブロックの構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の表示用ブロックの構造は、コンクリート 製のブロックの少なくとも1つの面に表示用の板体を取り付けると共に、前記板 体は前記ブロックに少なくとも2箇所で固定されるように構成したものである。 そして、前記板体の端部にはリブを形成したものである。
【0005】 また、板体の表面には滑り止め用の凸部を形成したものである。 更に、プラスチック板には、光を反射せしめるための反射部材を含ませるよう に構成したものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、コンクリートブロックの表面には、表示用の板が取り付けら れている。 そして、前記板の裏面には、この板をコンクリートのブロックに固定させるた めの固定部が2箇所形成され、この固定部がコンクリート中にうめ込まれるから 、表示用の板はブロックから剥離することがなくなる。 また、プラスチック板には、光を反射する反射部材が入っているから、車のラ イト等がブロック上のプラスチック板を照光すると反射部材に当たり、プラスチ ック板はキラキラ光る。 このため、表示内容の認識も容易になる。
【0007】
【実施例】
本考案の表示用ブロックの構造を図1乃び図3に基づき説明する。 図中、1はコンクリート製の地先境界ブロック(以下、単にブロックという) であり、ブロック1の上面1aと側面1bにはプラスチックからなる道路上の表 示を行うための表示板2が取り付けられている。 そして、表示板2の一方の側部2bはこの実施例では上面2aと約100度の 鈍角に曲げられると共に、側部2bの端部は内側に曲げられ、断面略コの字をな すように形成されている。また、他方の側部2cは上面2aと約60度の鋭角に 折り曲げて形成され、更に、上面2aの裏側の略中央部にはL字状に形成された 脚2dが設けられている。そして、この表示板2の長手方向の端部には、この端 部を覆ぐように設けられ、且つ、上面2a,側部2b,2c,脚2dを接続する ように設けられたリブ2eが形成されており、これにより、表示板2の強度を得 ると共に、特に、高温多湿の倉庫に長時間積み置きされても曲がり等の変形を起 こさないように構成している。 更に、表示板2の上面2aには図2に示したように滑り止めのための凸部2f が形成され歩行者の安全を確保している。
【0008】 このように構成した表示ブロックにおいて、表示板2はブロック本体(以下、 本体という)1Aに側部2b,側部2c及び中央部に形成した脚2dで固定され るから、表示板2が本体1Aから剥離するようなことがなくなり、このためメイ ンテナンスコストは僅少になる。 なお、表示板2の材料としては、硬質プラスチックが好ましいが、どのような プラスチックで構成してもよい。 また、着色されたセラミックで構成してもよい。 更に、脚2dの形状としては、L字状の脚の他、図3(a)のようなT字状の 脚3、同図(b)のような山形の形状の脚4でもよい。
【0009】 また、表示板2内には光を反射する丸い玉である透明のビーズ状の反射ビーズ 5が入れられているから、夜間、車のライトが表示板2内の反射ビーズ5に当る と、反射ビーズ5のため光が乱反射し、表示板2がキラキラ光り、表示内容をは っきり視認することができるようになっている。 なお、反射ビーズ5の代わりに、ガラス玉等を用いてもよいことは勿論である 。
【0010】 次に、上記した表示用ブロックの製造手順について述べる。 まず、表示板2を成型する。次に、型枠内(図示していない)に脚2dを上向 きにして表示板2をセットしてから、前述した型枠内にコンクリートを流し込み 表示用ブロックを形成する。 このようにすることにより、表示板2は本体1Aに確実に固定される。
【0011】 上記実施例では舗道用のブロックで説明したが、駐車場の車止め用のブロック 等種々のブロックに用いてもよい。 また、プラスチック板の形状、色を変えれば、様々の形状、様々の色の表示ブ ロックを形成することができるなど本考案の利用範囲は広い。 更に、焼却場の灰を固め、着色することにより、例えば、黄色のブロックを形 成し、このブロックを表示用のブロックとして用いてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したので、ブロック上の表示用の板はブロック本体 から分離することがないから、寿命が著しく長くなる。 また、プラスチック板には、リブを設けたので、高温、多湿の倉庫に長時間積 み置かれても変形することなく堅牢である。 更に、表示板の表面には、滑り止め用の凸部を形成したから歩行者が表示板の 上を歩いても安全である。 加えて、プラスチック板の中には、光を反射する反射部材が含まれているから 、特に、夜間、このブロックを車のライトで照光した時、光が反射して、表示を より明確に視認することができる効果をも有する。 しかも、構造が簡単であるから、実施も容易である等優れた特徴を有している 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の表示板の斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 地光境界ブロック 1A ブロック本体(本体) 2 表示板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製のブロックの少なくとも
    1つの面に表示用の板体を取り付けると共に、前記板体
    は前記ブロックに少なくとも2箇所で固定されるように
    構成したことを特徴とする表示用ブロックの構造。
  2. 【請求項2】 板体の端部にリブを形成したことを特徴
    とする請求項1記載の表示用ブロックの構造。
  3. 【請求項3】 板体の表面には滑り止め用の凸部を形成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の表示用ブ
    ロックの構造。
  4. 【請求項4】 前記板体はプラスチックで構成したこと
    を特徴とする請求項1,2または3記載の表示用ブロッ
    クの構造。
  5. 【請求項5】 板体には光を反射せしめるための反射部
    材を含ませたことを特徴とする請求項1,2,3または
    4記載の表示用ブロックの構造。
JP1994011492U 1994-08-24 1994-08-24 表示用ブロックの構造 Expired - Lifetime JP3009157U (ja)

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