JPH0547179U - 手摺部材の連結構造 - Google Patents

手摺部材の連結構造

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JPH0547179U
JPH0547179U JP098230U JP9823091U JPH0547179U JP H0547179 U JPH0547179 U JP H0547179U JP 098230 U JP098230 U JP 098230U JP 9823091 U JP9823091 U JP 9823091U JP H0547179 U JPH0547179 U JP H0547179U
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    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手摺部材を簡易、迅速に連結させ、連結状態
を強固で良好なものとし、手摺部材同志の表面の一致性
を確保する。 【構成】 所定間隔を置いて配置された一対の手摺部材
A,Bと、この一対の手摺部材A,Bの間に取付けられ
る連結部材Cとからなり、前記両手摺部材A,Bの連結
部材C側の各端面13,13には手摺係合部材1,1が
設けられ、前記連結部材Cの両端面25,25には前記
手摺係合部材1,1と係合する連結係合部材2,2が設
けられていると共に、手摺係合部材1,1は縦断面略角
U字状雄型又は水平断面ハット溝型鋼状雌型のいずれか
一方を用い、連結係合部材2,2は縦断面略角U字状雄
型又は水平断面ハット溝型鋼状雌型のいずれか他方を用
いた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二以上の手摺部材を簡易、迅速且つ強固に連結する構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来から階段の手摺あるいは吹き抜けの二階部分に設けられる手摺等の施工に おいては手摺自体を途中で連結しなければならない場合があった。特に手摺が長 い場合あるいは手摺の途中に屈曲部分がある手摺等の場合にこのような必要があ った。
【0003】 このような連結に際して、連結される二つの手摺部材については各々が別加工 によって作られ、これを相互に現場で直接連結する施工方法が取られていたため 、現場での施工に熟練を必要とし、施工に多大な時間を必要としていた。 又、従来の手摺の連結においては、二つの手摺部材を各々、手摺子あるいは親 柱あるいは中間柱等に固定し、それらの親柱あるいは中間柱、手摺子等に固定さ れた手摺相互を更に直接固定するように形成されていたものの、各々の手摺が強 固に連結されず、長年の使用等によって二つの手摺部材の間に間隙が生じるよう な恐れもあった。
【0004】 更に、手摺を特に木製等で形成した場合にあっては、一年間を通じての湿度の 増大あるいは減少等の変化によって手摺自体が伸びたり縮んだりすることになる が、このような手摺の伸縮によって、二つの手摺部材の間に間隙が生じてしまう こともあった。 又、このような連結に際しては、連結される二つの手摺部材について各々を別 加工によって作った後にこれらを現場で連結する施工方法であったため、これら の連結部分を厳密に面合せにして連結しようとすると、その表面の一致性を担保 することが極めて困難なこととなっていた。
【0005】 従って、これらの施工に熟練と多大な時間を必要とし、施工時に連結部分の表 面の一致性を確保できず、施工後に連結した手摺部材間で間隙が生じたりするこ とは、いずれも手摺を設置し使用する上で種々の問題点となっており、早急な解 決が望まれていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案のうち請求項1に記載の考案は、別加工による手摺部材の連結に 際し、手摺部材を簡易、迅速に連結させることができるような手摺の連結状態を 提供することを目的とする。 更に、本考案のうち請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案の目的を 達成すると共に、その連結状態を更に強固なものとし、且つ長期間の使用に置い ても強固な連結状態を維持できるような手摺の連結状態を提供することを目的と する。
【0007】 又、更に本考案のうち請求項3に記載の考案は、手摺部材の連結に際し、連結 に要する係合部材を外部に露出させず見映えをよくすると共に係合部材に触れて 生ずるケガなどを防止し、且つ、手摺部材同志の表面の一致性の確保をも目的と するものである。 又、更に本考案のうち請求項4に記載の考案は、手摺部材と連結部材の連結部 分をわからないようにし、手摺部材と連結部材との木目等の一致に苦慮すること がないようにすると共にその連結部分と同様の模様を手摺部材全長に渡って設け ることにより手摺部材の使用に対して使い勝手がよいような手摺部材の連結構造 を提供すること目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は所定間隔を置いて配置された一対の手摺 部材と、この一対の手摺部材の間に取付けられる連結部材とからなり、前記両手 摺部材の連結部材側の各端面には手摺係合部材が設けられ、前記連結部材の両端 面には前記手摺係合部材と係合する連結係合部材が設けられていると共に、手摺 係合部材は縦断面略角U字状雄型又は水平断面ハット溝型鋼状雌型のいずれか一 方を用い、連結係合部材は縦断面略角U字状雄型又は水平断面ハット溝型鋼状雌 型のいずれか他方を用いた。
【0009】 ここで、本考案は前記連結係合部材、あるいは前記手摺係合部材の相手方接触 面の一方には、下方から上方に向かって連結部材側に近接するテ−パを設けても よい。 又、本考案は前記の手摺部材の端面と前記連結部材の端面の少なくとも一方に 前記手摺係合部材及び連結係合部材を収納する凹部を下方から設けてもよい。
【0010】 又、本考案は前記手摺部材と前記連結部材とが連結している部分の周囲に溝状 部を形成しこれを連結溝状部とすると共に、前記手摺部材の長手方向の軸心に直 交する周囲に所定の間隔を置いて前記連結溝状部と同様の手摺溝状部を複数本設 けてもよい。
【0011】
【作用】
この考案においては、手摺部材と連結部材が前記のように形成されているので 、連結しようとする一対の手摺部材を所定の間隔を置いて配置し、この手摺部材 の間に連結部材を配置し、手摺係合部材あるいは連結係合部材のうち水平断面ハ ット溝型鋼状雌型の係合部材を設けた方を縦断面略角U字状雄型の係合部材を設 けた方に差し込むと、この両手摺部材は連結部材を介して相互に連結される。
【0012】 尚、この考案において、手摺係合部材あるいは連結係合部材の相手方接触面の 一方に下方から上方に向かって連結部材側に近接するテ−パを形成すると、手摺 部材の端面に有する手摺係合部材と、連結部材の両端面に有する連結係合部材と を係合させた場合、相手方接触面に形成されたテ−パにより、手摺部材と係合部 材が相互に強く引き付けられる。
【0013】 尚、この考案において、手摺部材の端面と連結部材の端面の少なくとも一方に 下方から角溝状の凹部を形成すると、手摺部材の端面に有する手摺係合部材と、 連結部材の両端に有する連結係合部材とを係合させた場合、この角溝状の凹部に 係合状態の手摺係合部材及び連結係合部材の全てが収納されるので、手摺部材と 連結部材の端面が密着する。
【0014】 尚、この考案において、手摺部材と連結部材とが連結している部分の周囲に溝 状部を連結溝状部として形成し、手摺部材の長手方向の軸心に直交する周囲に所 定の間隔を置いて前記連結溝状部と同様の手摺溝状部を複数本設けると、連結部 分をわからなくすると共に、連結し設置した手摺を手で握り使用した場合、手の 引っ掛かりとなり手摺滑り止めとなる。
【0015】
【実施例】
本考案の実施例について、以下の各図を用いて説明する。 図1は本考案の1実施例を示す、一対の手摺部材AとBを連結部材Cで連結す る状態を示す説明図である。図2は本考案の手摺部材Aの端面13を示す正面図 である。図3は本考案の連結部材Cの端面25を示す正面図である。図4は手摺 部材AとBを連結部材Cで連結する前の状態を示す要部断面図である。図5は手 摺部材AとBを連結部材Cで連結した後の状態を示す要部断面図である。
【0016】 これらの図において、手摺部材A,Bは所定間隔を置いて直角状に配置され、 この一対の手摺部材A,Bの間には直角状に湾曲した連結部材Cが配置されてい る。 手摺部材A,Bは長尺の部材からなり、且つ、手摺部材A,Bの断面形状は下 部が切断された略イチョウの葉状をなしている。手摺部材A,Bの各端面13, 13の正面方向から見た左右方向中心の高さ方向のやや上部に相当する端面には 縦断面略角U字状の雄型の手摺係合部材1,1が取付けられている。
【0017】 この手摺係合部材1の形状は、この手摺係合部材1を手摺部材A,Bに取付け るための垂直な取付け板14と、この取付け板14の下端から水平方向に延設し た水平板15と、この水平板15の端部から上方に立設させた立設板11とから なっている。ここで取付け板14の横幅は立設板11及び水平板15の横幅より も長い。そして、この手摺係合部材1は取付け板14の左右からねじ込んだ取付 けネジ12により手摺部材A及びBの端面13,13に取付けられている。
【0018】 連結部材Cは直角状に湾曲した部材からなり、且つ、連結部材Cの断面形状は 手摺部材A,Bと同一形状、すなわち、下部が切断された略イチョウの葉状をな していると共に、その端面25には連結係合部材2,2が取付けられている。 またここで、連結部材Cの各端面25,25には手摺係合部材1及び連結係合 部材2とを係合状態で収納するために下方が開放され、且つ、下方から上方に貫 通しない角溝状の凹部23が設けられている。ここで、前記角溝状の凹部23の 横幅は手摺係合部材1の横幅とほぼ一致した幅に形成している。
【0019】 ここで、連結係合部材2の取付けを更に詳しく説明すると、連結係合部材2は 、凹部23,23内の正面方向から見た左右方向中心の高さ方向のやや上部に相 当する面に前記の手摺部材A,B側の雄型の手摺係合部材1に対応するように設 けられ、且つこの手摺部材A,B側の雄型の手摺係合部材1に係合するように取 付けられている。またここで、連結係合部材2の横幅は、手摺係合部材1の横幅 とほぼ一致するように形成されている。
【0020】 この連結係合部材2の形状は、垂直の底板22とこの底板22の両端から平行 に立設させた二つの立設板26と立設板26の上端から互いの立設板26から離 れる方向に延設させたつば部27とからなる全体形状ハット溝型鋼状となってい る。そして、ここで用いられている底板22は下方から上方に向かって連結部材 Cの内部側に近接するテ−パを有している。
【0021】 この連結係合部材2は溝部を垂直方向に位置するようにつば部27の左右から ねじ込んだ取付けネジ24により連結部材Cの両端面25,25の凹部23,2 3内上部に取付けられている。 又、端面25の凹部23の深さは、手摺部材A,Bの手摺係合部材1と連結部 材Cの連結係合部材2とが係合状態でそのまま全部収納できる深さとなっている 。尚、連結部材Cの両端の隅角部には下部を除いてほぼ全周に渡って角状に形成 した切欠き部3が設けられている。
【0022】 次に、図4、図5を用いて、手摺部材A,Bを連結部材Cで連結する場合につ いて説明する。 先ず、連結しようとする手摺部材A及びBを所定間隔を置いて直角状態で配置 し、手摺部材A及びBの間に直角状に湾曲した連結部材Cを配置する。この後、 手摺部材A及びBの端面13,13に突出するように形成された雄型の手摺係合 部材1,1に、連結部材Cの両端面25,25に形成された雌型の連結係合部材 2,2を上方から差し込むように嵌込む。すると、雄型の手摺係合部材1,1の 立設板11の先端が雌型の連結係合部材2,2の底板22の内側に位置し、その 状態で更に連結部材Cを押し込むことにより立設板11の内面が底板22の内面 に擦れながら差し込まれる。このとき底板22が上が内側に向いたテ−パ状に形 成されているので、差し込むことにより手摺部材A又はBと連結部材Cの距離が 徐々に狭められ、その結果、連結部材Cを最後まで差し込むことにより、連結部 材Cの端面13,13と手摺部材A又はBの端面25,25とが完全に密着する ことになる。
【0023】 ところで、連結部材の端面25,25には、下方が開放された角溝状の係合部 材の収納凹部23,23を有し、この凹部23,23内に雌型の連結係合部材2 ,2を有する。このため、手摺部材AとBを連結部材Cを介して連結した場合、 手摺部材A及びBの雄型の手摺係合部材1,1と連結部材Cの両端の雌型の連結 係合部材2,2の各々が係合状態でそのまま収納凹部23,23に全部収納され ることになる。従って、連結部材Cの両端面13,13と手摺部材AとBの対向 する端面25,25が各々完全に密着するような構造となっている。
【0024】 このような手摺部材の連結構造としたことから、所定間隔を置いて直角状態で 配置された一対の手摺部材AとBは、この手摺部材AとBの間に直角状に湾曲し て取付けられた連結部材Cを介して、簡易、迅速且つ強固に連結される。 更に、連結部材Cの両端面25,25の隅角部に角状の切欠き部3を形成した ことから、手摺部材AとBが連結部材Cを介して連結された場合、連結部材Cの 両端面25,25の隅角部に形成された角状の切欠き部3と手摺部材AとBの端 面13,13の周縁部とから連結溝状部が形成される。
【0025】 このため、手摺部材AとBが連結部材Cを介して連結された場合に生じること のあるわずかな精度誤差があっても、この連結溝状部がこれを触覚上、視覚上目 立たないように吸収してしまうことで、手摺部材AとBの連結における表面の一 致性をより完全なものとすることができる。 図6の実施例は、本考案の他の実施例を示す、一対の手摺部材AとBを連結部 材Cで連結する状態を示す説明図である。この実施例に示す考案は、所定間隔を 置いて直角状態で、配置された一対の手摺部材A,Bと、この一対の手摺部材A ,Bの間に直角状に湾曲した連結部材Cとを配置する点は、図1乃至図5に説明 する実施例と同じである。ただ、この実施例は、手摺部材AとBを連結部材Cで 連結することで連結部材Cの端面13の隅角部の角状の切欠き部3と手摺部材A ,Bの端面13の周縁とから構成される連結溝状部に対応するように、手摺部材 A及びBの長手方向の軸心に直交する周囲に所定の間隔を置いて、複数本の手摺 溝状部31,31,31,31,31を形成したものである。
【0026】 このように、手摺部材AとBを連結部材Cを介して連結する構造において、手 摺部材AとBの長手方向の軸心に直交する周囲に複数本の手摺溝状部31,31 ,31を形成したことから、連結された場合に生じることのあるわずかな精度誤 差があっても、連結溝状部とこれに続く複数本の手摺溝状部31,31,31に より触覚上、視覚上目立たないように吸収してしまい、手摺部材A,Bの連結に おける表面の一致性を更に完全なものとすることができる。又、これらの連結溝 状部と複数本の手摺溝状部31,31,31は、手摺が使用された場合に丁度ス ベリ止めの効果を発揮し、握力の弱い特に病人、老人、子供等であっても使用効 率を高めることができ、危険の少ない、使い勝手のよい奇麗な仕上りの手摺部材 を提供できる。
【0027】 図7の実施例は、本考案の手摺部材A,Bと連結部材Cにおける雄型係合部と 雌型係合部を各々逆に取り付けた場合の一実施例である。ここで、この実施例に ついて説明すると、手摺部材A,Bの各端面13,13の正面方向から見た左右 方向中心の高さ方向のやや上部に相当する端面には雌型の手摺係合部材2,2を 設けている。この手摺係合部材2の形状は、垂直の底板22とこの底板22の両 端から平行に立設させた二つの立設板26と立設板26の上端から互いの立設板 26から離れる方向に延設させたつば部27とからなる全体形状ハット溝型鋼状 となっている。そして、ここで用いられている底板22は上方から下方に向かっ て手摺部材A,Bのそれぞれ内部側に近接するテ−パを有している。
【0028】 又、連結部材Cの両端面25,25には、下方が開放され、且つ、下方から上 方に貫通しない角溝状の凹部23,23が設けている。ここで、角溝状の凹部2 3,23内の正面方向から見た左右方向中心の高さ方向のやや上部には前記雌型 の手摺係合部材2,2に対応するように設けられ、且つ手摺係合部材2に係合す る雄型の連結係合部材1,1を設けている。この連結係合部材1の形状は、垂直 な取付け板14と、この取付け板14の上端から水平方向に延設した水平板15 と、この水平板15の端部から下方に垂下させた垂下板11とからなっている。
【0029】 次に、この実施例における手摺部材A,Bを連結部材Cで連結する場合につい て説明する。 この実施例の場合、手摺部材A,Bの各端面13,13に突出するように設け られた雌型の手摺係合部材2,2に、連結部材Cの両端面25,25に設けられ た雄型の連結係合部材1,1を上方から差し込むように嵌込む。すると、雌型の 手摺係合部材2,2の底板22は下が内側に向いたテ−パを有しているので雄型 の連結係合部材1,1の垂下板11を雌型の手摺係合部材2,2に差し込むこと で、手摺部材AとBが連結部材Cを介して強固に連結される。
【0030】 尚、上記説明及び図面にあっては、屈曲する手摺部材A,Bの相互の連結につ いて説明したが、本考案は直線状態にある一対の手摺部材の相互間の連結にも同 様に使用できることは当然である。 又、手摺部材A,Bの長手方向の軸心に直交する周囲に所定の間隔を置いて形 成される複数本の手摺溝状部31,31,31は周囲の全部に渡って設ける場合 に限らず、間欠的に形成する場合もある。
【0031】 又、手摺の施工の際に、連結部材Cの両端面、一対の手摺部材A,Bの端面に 接着剤を塗布した後に連結させることで、手摺部材A,Bの連結はより恒久的な ものとなる。
【0032】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、一対の手摺部材の間に連結部材を差し込むだけで、 これらの手摺部材が連結されるので、手摺部材を簡易、迅速に連結させることが できる。 又、請求項2の考案によれば、雄型又は雌型の連結係合部材又は手摺係合部材 の相手方接触面の少なくとも一方にテーパを設けたので、連結部材を差し込むと 、手摺部材と連結部材が相互に引き付けあい、手摺部材相互を強固に連結させる ことができる。
【0033】 又、請求項3の考案のよれば、手摺部材の端面と連結部材の端面の少なくとも 一方に、係合部材を収納する凹部を形成したので、手摺部材を連結部材で連結す ると、この凹部に手摺係合部材と連結係合部材が係合状態ですべて収納され、手 摺部材側の端面と連結部材側の端面とが完全に密着し、連結する手摺部材同志の 表面の一致性が確保される。又、連結に要する手摺係合部材と連結係合部材を外 部に露出させることなく見映えをよくすると共に、この手摺係合部材、連結係合 部材に触れて生ずるケガなどの防止もできる。
【0034】 又、請求項4の考案によれば、手摺部材と連結部材とが連結している部分の周 囲に溝状部を形成し、手摺部材の周囲に所定間隔を置いて前記溝状部と同様の溝 状部を複数本形成したので、手摺部材と連結部材との木目等に一致に苦慮するこ とがない。又、手摺が使用される場合に、溝状部に手が引っ掛かり丁度スベリ止 めの効果を発揮し、特に握力の弱い病人、老人、子供等の手摺の使用の際の危険 を少なくし、使用効率を高め、使い勝手のよい手摺部材の連結構造を提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一対の手摺部材を連結部材で連結する状態を示
す説明図である。
【図2】手摺部材の端面を示す正面図である。
【図3】連結部材の端面を示す正面図である。
【図4】手摺部材を連結部材で連結する前の状態を示す
要部断面図である。
【図5】手摺部材を連結部材で連結した後の状態を示す
要部断面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す、一対の手摺部材を
連結部材で連結する状態を示す説明図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A・B 手摺部材 C 連結部材 1 手摺係合部材 13 手摺部材側の
端面 2 連結係合部材 22 底板 23 凹部 25 連結部材側
の端面 3 隅角切欠き部 31 手摺溝状部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を置いて配置された一対の手摺
    部材と、この一対の手摺部材の間に取付けられる連結部
    材とから成り、前記両手摺部材の連結部材側の各端面に
    は手摺係合部材が設けられ、前記連結部材の両端面には
    前記手摺係合部材と係合する連結係合部材が設けられて
    いると共に、手摺係合部材は縦断面略角U字状雄型又は
    水平断面ハット溝型鋼状雌型のいずれか一方を用い、連
    結係合部材は縦断面略角U字状雄型又は水平断面ハット
    溝型鋼状雌型のいずれか他方を用いたことを特徴とする
    手摺部材の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記連結係合部材、あるいは前記手摺係
    合部材の相手方接触面の一方には、下方から上方に向か
    って連結部材側に近接するテ−パを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の手摺部材の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記の手摺部材の端面と前記連結部材の
    端面との少なくとも一方に前記手摺係合部材及び連結係
    合部材を収納する凹部を下方から形成したことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の手摺部材の連結構
    造。
  4. 【請求項4】 前記手摺部材と前記連結部材とが連結し
    ている部分の周囲に溝状部を形成しこれを連結溝状部と
    すると共に、前記手摺部材の長手方向の軸心に直交する
    周囲に所定の間隔を置いて前記連結溝状部と同様の手摺
    溝状部を複数本設けたことを特徴とする請求項1,請求
    項2又は請求項3に記載の手摺部材の連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010059617A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Sekisui House Ltd 手摺壁等のコーナー部における笠木取付構造と笠木取付方法

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