JPH0547047Y2 - - Google Patents

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JPH0547047Y2
JPH0547047Y2 JP1987084354U JP8435487U JPH0547047Y2 JP H0547047 Y2 JPH0547047 Y2 JP H0547047Y2 JP 1987084354 U JP1987084354 U JP 1987084354U JP 8435487 U JP8435487 U JP 8435487U JP H0547047 Y2 JPH0547047 Y2 JP H0547047Y2
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JP
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rotating shaft
attached
rotary blade
end surface
blade
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この考案は、容器本体と蓋体とを折重ね自在に
一体形成してなる食品や青果物などの合成樹脂製
包装用容器に開蓋用のミシン目を形成する装置に
関する。 〔従来の技術、及びその問題点〕 従来、この種の開蓋用ミシン目の形成装置とし
ては、実開昭52−64675号公報に記載されたもの
が知られており、これを第6図に基づいて説明す
る。 即ち、同図中101は回転自在に配設された円
盤状の当て盤、102は該当て盤101の外周面
に当接すべく配設された回転刃で、該回転刃10
2の外周には定ピツチで鋸歯103が形成されて
いる。104は当て盤101の上端外周面とほぼ
同一レベルに水平配設された送り台、105は容
器本体と蓋体とがヒンジ部を介して一体形成され
てなる鶏卵などの合成樹脂製包装用容器である。 上記の従来装置は、回転刃102を所定方向に
回転せしめつつ、回転刃102の直下にヒンジ部
を位置せしめて順次合成樹脂製包装用容器105
を送り込む。そして、ヒンジ部を当て盤101で
当てがいつつ鋸歯103でもつてミシンン目を切
込み形成するものである。 しかしながら、従来の装置は、回転刃102の
作動位置が常に固定的であるため、比較的固く、
しかも弾性を有する合成樹脂製包装用容器にミシ
ン目を切込み形成するさいに生じる衝撃を緩和せ
しめることができず、ひいては、破損などのトイ
ラブルを生じて確実なるミシン目の形成がしずら
い欠点があつた。 かかる従来の問題点を解決するものとして、刃
物用取付け具に縦孔を形成し、該縦孔に回転刃の
刃物ホルダーを上下にスライド自在に挿通せしめ
ると共に、該刃物ホルダーの上端部に突設せしめ
たアームと取付け具下端との間に引張スプリング
を張設せしめたものが提案されている(特開昭60
−134825号広報参照)。 かかる従来例は、引張スプリングの引張力によ
り刃物ホルダーを介して回転刃を対応する当て盤
に圧接せしめ、ミシン目の切込み形成時における
衝撃を緩和せしめることが出来る反面、引張スプ
リングはアームを介して取付け具に張設されてい
るから、引張スプリングの引張力は間接的に刃物
ホルダーに作用するものとなり、ひいては、スム
ーズな回転刃の衝撃作動がしずらいのみならず、
各引張スプリングの付勢力を各回転刃に応じて適
宜微調整することは不可能であつた。 また、回転刃取付け用の回転軸を下方に付勢せ
しめるべくその両端にコイルバネを装着したもの
(実開昭60−146718号広報参照)が開示されてい
るが、各回転刃毎に受ける微妙な衝撃には対応す
ることが出来ず、また、上記従来例と同様に、
個々の回転刃に対する付勢力を微調整しえない欠
点があつた。 この考案は、従来の問題点を一挙に解決し、ミ
シン目を切込み形成するさいにおける衝撃を極め
てスムーズに緩和せしめることが出来るのみなら
ず、必要に応じて各回転刃に対する付勢力を個々
に自由に微調整することが出来る便利な装置を提
供しようとするものである。
【問題点を解決するための手段】
即ち、この考案は、所要のフレーム1内に水平
配設された回転軸2と、該回転軸2の直上に昇降
自在に水平配設された昇降バー5とよりなり、上
記回転軸2には所定間隔毎に円盤状の当て盤3が
取付けられ、他方、昇降バー5には該各当て盤3
に対応して刃物取付け用の取付け具8が取付けら
れ、該各取付け具8には下方突出状に螺合された
垂直な中空ボルト10に頭付きスライドピン9が
挿通され、該スライドピン9の下端には間欠歯1
5つき円板状回転刃14を保持する刃物ホルダー
11が取付けられ、該刃物ホルダー11は取付け
具8に形成された縦溝12に沿つて上下にスライ
ド自在とされると共に、該刃物ホルダー11の上
端面と中空ボルト10の下端面との間にはバネ部
材13が介装された構成よりなる。 〔作用〕 当て盤3を所定方向に等速回転せしめて順次合
成樹脂製包装用容器19を送り込み、そのヒンジ
部22を当て盤3で当てがいつつ回転刃14でも
つてミシン目23を切込み形成する。そして、切
込み時における回転刃14の衝撃は、刃物ホルダ
ー11を介してバネ部材13により直接的に緩和
せしめることが出来るのみならず、各バネ部材1
3の付勢力は各回転刃14に応じて適宜中空ボル
ト10の螺合量を調整することにより適正に微調
整することが出来る。 〔実施例〕 以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。 1は直方体状のフレーム、2は該フレーム1内
の下部に水平配設された回転軸、3は該回転軸2
に所定間隔をおいて取付けられた円盤状の当て盤
で、該当て盤3の外周縁はテーパ形状とされてい
る。4は上記回転軸2の両端に取付けられた送り
ローラ、5は回転軸2に対応してその上方に水平
配設された断面方形状の昇降バー、6は該昇降バ
ー5を昇降作動せしめる油圧シリンダ、7は昇降
バー5をガイドせしめるべく枠体1の両側内面に
対向して立設されたガイドレール、8は前記の当
て盤3に対応すべく昇降バー5の長手方向に沿つ
て横向きに固着された取付け具、9が該各取付け
具8に中空ボルト10を介して上下に摺動自在に
設けられた一対のスライドピン、11は該各スラ
イドピン9の下端部に取付けられた刃物ホルダー
で、該各刃物ホルダー11は前記取付け具8に形
成された縦溝12に沿つて上下摺動自在とされて
いる。13は上記刃物ホルダー11の上面と中空
ボルト10の下面との間に介装された圧縮バネ、
14は同刃物ホルダー11の下端部に軸着された
外周に間欠歯15を有する回転刃で、該各回転刃
14は前記当て盤3に対応するものとされてい
る。16は上記各回転刃14の後方は配設された
転写式印刷装置で、該印刷装置16は2個の異径
ローラ17,18を圧接することにより構成され
ている。その他、19は容器本体20と蓋体21
とがヒンジ部22を介して一体に連結されてなる
鶏卵包装用容器、23はミシン目、Aは合成樹脂
シートに鶏卵包装用容器19が所要個並列状に連
続してブロー成型されてなる成型シートを示す。 次に、上記実施例の作動について説明する。 まず、回転軸2を回転せしめ、当て盤3及び送
りローラ4を所定方向に回転せしめる。ついで、
油圧シリンダ6を作動せしめて昇降バー5を下降
せしめ、下死点でその下降を停止する。すると、
各回転刃14は圧縮バネ13に付勢され、所定の
押圧力でもつて対応する当て盤3の外周面に摩擦
接触し、当て盤3の回転に連動して回転作動を開
始する。しかるのち、各鶏卵包装用容器19を構
成するヒンジ部22の下面を各々当て盤3の外周
上端面に沿わせるようにして成型シートAを順次
送り込み、印刷装置16でもつてヒンジ部22の
下面に所要の文字を印字すると共に、ヒンジ部2
2を当て盤3で当てがいつつ回転刃14の間欠歯
15をもつて2条のミシン目23を切込み形成す
る。このさい、切込み時における回転刃14の衝
撃は、圧縮バネ13でもつて適正に緩和せしめら
れる。なお、各回転刃14に対する圧縮バネ13
の付勢力を微調整すさいには、中空ボルト10の
取付け具8に対する螺合量を調整することにより
行うとよい。 以下同様に、順次成型シートAを送りこみ、鶏
卵包装用容器19のヒンジ部22に印字しつつ2
条ノミシン目23を形成するとよい。 なお、上記実施例において、各取付け具8には
一対の回転刃14が設けられ、2条のミシン目2
3を形成するものとさているが、ミシン目23の
条数に応じてその個数を増減せしめてもよい。ま
た、上記実施例は鶏卵包装用容器19を示した
が、その他食品、青果物、建築用金物、その他日
用雑貨品を包装するさいに使用する合成樹脂製包
装用容器にも適用することができるものであるこ
と勿論である。 〔考案の効果〕 この考案は、上述のように構成されているか
ら、当て盤3を所定方向に回転せしめて順次成型
シートAを送りこみ、成型シートAを構成する合
成樹脂製包装用容器19のヒンジ部22を当て盤
3の外周面で当てがいつつ切込み時における回転
刃14の衝撃をバネ部材13でもつて直接的に緩
和せしめることが出来るのみならず、各バネ部材
13の付勢力は、各回転刃14に応じて適宜中空
ボルト10の螺合量を調整することにより適正に
微調整することが出来るものであつて、常にミシ
ン目23を円滑に、しかも確実に形成することが
出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の1実施例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図は要部拡大横断面
図、第4図は要部拡大正面図、第5図はミシン目
23を形成した鶏卵包装用容器19を示す斜視
図、第6図は従来例を示す拡大側面図である。 1……フレーム、2……回転軸、3……当て
盤、5……昇降バー、8……取付け具、9……ス
ライドピン、10……中空ボルト、11……刃物
ホルダー、12……縦溝、13……圧縮バネ、1
4……回転刃、15……間欠歯、19……鶏卵包
装用容器、23……ミシン目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要のフレーム1内に水平配設された回転軸2
    と、該回転軸2の直上に昇降自在に水平配設され
    た昇降バー5とよりなり、上記回転軸2には所定
    間隔毎に円盤状の当て盤3が取付けられ、他方、
    昇降バー5には該各当て盤3に対応して刃物取付
    け用の取付け具8が取付けられ、該各取付け具8
    には下方突出状に螺合された垂直な中空ボルト1
    0に頭付きスライドピン9が挿通され、該スライ
    ドピン9の下端には間欠歯15付き円板状回転刃
    14を保持する刃物ホルダー11が取付けられ、
    該刃物ホルダー11は取付け具8に形成された縦
    溝12に沿つて上下にスライド自在とされると共
    に、該刃物ホルダー11の上端面と中空ボルト1
    0の下端面との間にはバネ部材13が介装されて
    なる、合成樹脂製包装用容器における開蓋用ミシ
    ン目の形成装置。
JP1987084354U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0547047Y2 (ja)

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JP1987084354U JPH0547047Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63194112U JPS63194112U (ja) 1988-12-14
JPH0547047Y2 true JPH0547047Y2 (ja) 1993-12-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134825A (ja) * 1983-12-13 1985-07-18 株式会社サミツト 食品用容器における開放切離用切込み溝の形成方法とこの方法に使用する装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146718U (ja) * 1984-03-09 1985-09-28 トキワ工業株式会社 自動包装機における包材の穿孔又は切断装置

Patent Citations (1)

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JPS60134825A (ja) * 1983-12-13 1985-07-18 株式会社サミツト 食品用容器における開放切離用切込み溝の形成方法とこの方法に使用する装置

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JPS63194112U (ja) 1988-12-14

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