JPH0547005Y2 - - Google Patents

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JPH0547005Y2
JPH0547005Y2 JP14055686U JP14055686U JPH0547005Y2 JP H0547005 Y2 JPH0547005 Y2 JP H0547005Y2 JP 14055686 U JP14055686 U JP 14055686U JP 14055686 U JP14055686 U JP 14055686U JP H0547005 Y2 JPH0547005 Y2 JP H0547005Y2
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light
light guide
guide plate
grille
grill
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車輌の前後グリル部を「光る帯」に
するための技術に係る自動車用輝光グリルに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より自動車において、例えばヘツドランプ
間のグリル部を輝かせ、「光る帯」を形成するも
のとしては、第7図に示すようにヘツドランプ5
0間に位置する透光性のグリル51の背面にボデ
イ52を取り付け、該ボデイ52に設けたバルブ
53によつて直接的に背面からグリル51を照射
していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、この種の光るグリルでは該グリル
51がバルブ53前方を被覆する平面的な構造に
成つているため、ヘツドランプ50間に該グリル
51とボデイ52を配置すると、自動車のエンジ
ンルームに流通するエアダクトがなくなり、空気
をバンパー下から取り入れなければならなくなる
問題を有していると共に、該グリル51が裏面か
らの直接照明よつて照射されるため、グリル51
全体が輝光してパターンが鮮明にならず、意匠性
に乏しいものであつた。
本考案は、上記の問題に鑑みて創案されたもの
で、車輌の前後に設ける光るグリルにおいて、空
気の流通を妨げることがなく、かつグリルのパタ
ーンを鮮明に輝光現出する自動車用輝光グリルを
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る自動
車用輝光グリルは、車輌の前部或は後部グリルを
アクリル樹脂等の透光性素材からなる導光板によ
つて成形し、該導光板の一部端面をヘツドランプ
又は尾灯等の車輌用灯具内に担持したバルブを被
覆するレンズの側方投光部に対向して設置すると
共に、上記車輌用灯具の反射板の一部側方が上記
側方投光部に対向した側方反射板を構成し、上記
バルブの前方投光の一部を上記導光板方向へ照射
するように構成し、該照射光によるエツジ効果に
よつてグリル全体を輝光することを要旨とするも
のである。
したがつて、導光板の前方向へのエツジ効果を
発揮するため、該導光板は背面に散光構造を形成
すると共に、車輌用灯具側の肉厚を大きく又車輌
用灯具から遠ざかるほど徐々に肉厚を薄くした形
状に成る。
また、上記グリルは、導光板の暗部を、前記車
輌用灯具と光フアイバー等の他の導光素材を介し
て連結し、光量を増大する構造に成る。
更に、上記グリルは、導光板の前面を特殊な形
状にしたり、又は一部を遮光性塗料によつて被覆
することによつて、光の照射方向を規制したり、
光影を規制する構造に成る。
〔作用〕
上記グリルの構成によれば、導光板の背部にバ
ルブ等の発光源を必要としないため、該発光源を
支持するためのボデイを省略することができる。
このため、上記導光板を通気可能に成るグリル状
に構成することができ、導光板のエンジンルーム
に導通するエアダクトを確保することができる。
また、上記グリルの構成によれば、導光板を車
輌側に設けたヘツドランプ又は尾灯等の車輌用灯
具からの透過光によるエツジ効果によつて輝光す
る構造に成るため、グリルのパターンが鮮明に輝
光現出される。
〔実施例〕
以下、本考案に係る自動車用輝光グリルの実施
例を第1図乃至第6図に従つて説明する。
第1図及び第2図は第一の実施例を示す自動車
のヘツドグリルを示すものである。
図面において、1は、自動車のエンジンルーム
前面を構成するシヤシであり、該シヤシ1の両端
部にはヘツドランプ2、該ヘツドランプ2間には
本考案の輝光グリル3が設けられる。上記ヘツド
ランプ2は、バルブ4を被覆する透明のレンズ5
が内側側方まで廻り込んで側方投光部6を構成す
ると共に、反射板7の外周の一部側方が該投光部
6に対向した側方反射板8を構成し、バルブ4の
前方投光(矢印A)の一部を輝光グリル3方向に
側方分光(矢印B)を照射するように成つてい
る。
9は、前記シヤシ1に輝光グリル3を取付ける
ための支持枠であり、該支持枠9にはアクリル樹
脂等の透明或は透光性素材から成る通気孔部11
を有するグリル形状に成形した導光板10を固設
支持して成るもので、該導光板10の各グリル部
12,12……のヘツドランプ2側端部は、上記
支持枠9の裏面に隠蔽した導光連結部13を構成
すると共に、該導光連結部13の側端に構成した
受光端部14を前記ヘツドランプ2の側方投光部
6と対向位置するように構成する。また、上記導
光板10の各グリル部12は、両端の導光連結部
13側が厚く、中央部(矢印C)に向かつて徐々
に薄い平断面形状を呈するもので、該裏面には小
さい凹凸から成る散光構造15を構成し、受光端
部14から投入した側方分光Bが該散光構造15
の凹凸によつて拡散され、導光板10のグリル部
12前面から外部に散光する。この結果該グリル
部12は肉厚内を透過する光のエツジ効果によつ
てその外形が明確に輝光現出する。
なお、上記散光構造15は、円錐形の凹部を多
数形成して成る点刻式或いは発光源が遠くなるに
従つて階段状に薄く徐変させる構造又は反射蒸着
面を形成する等適宜手段により構成することでき
る。
また、上記輝光グリル3は導光板10のグリル
部12間が通気孔部11を構成するため、エンジ
ンルームに対する空気の流通を妨げることがな
い。
次に、第3図は、上記輝光グリル3において、
導光板10の暗部を解消し、全体を均一に輝光す
るための一実施例を示すものである。
即ち、ヘツドランプ2からの側方分光Bが届き
難い導光板10の暗部(矢印D)とヘツドランプ
2のバルブ4対向位置間を光フアイバー等の他の
導光素材17から成るバイパスを介して、光学的
に導通したものであり、この導光素材17を経て
導光板10に照射されるバルブ4の光成分によ
り、導光板10全体を均一に輝光することができ
る。
第4図は、前記ヘツドランプ2における側方分
光Bを確保するための、側方反射板8の他の実施
例を示すものであり、該側方反射板8は前方投光
Aのための反射板7と独立してヘツドランプ2の
基枠に取付けられており、反射板7の向きを変え
て前方投光A方向を調節しても、輝光グリル3の
導光板10に対する側方分光B成分に影響を及ぼ
すことがない。
また、第5図は、導光板10の他の実施例を示
すものであり、該実施例は前記実施例の散光構造
15を導光板10の肉厚内に構成したものであ
る。
20は、散光構造として導光板10の肉厚内に
散在せしめた極めて微細な気泡であり、該気泡2
0に対して肉厚内を透過する光が当突すると、該
部の屈折率の変化によつて散光され、前面方向の
照射光を得ることができる。
この散光構造15は、気泡に限らず金属等の鏡
等を有する小片を散在せしめても同様の効果を発
揮することができる。
更に、第6図は、前記光グリル3において、導
光板10の前面を特殊な形状にした光の照射方向
を規制したり、光影を規制するための実施例を示
すものである。
該導光板10の各グリル部12前面は、斜向面
21の下に後退して直向面22が構成されてお
り、斜向面21には車体色に合わせた遮光性塗料
23が塗着されている。したがつて、導光板10
内部からの輝光は直向面22からのみ照射し、斜
め上方への散光を阻止することができる。
〔考案の効果〕
本考案に係る自動車用輝光グリルは、以上のよ
うに構成したから、車輌に設けられている車輌用
灯具を発光源として、この発光源から導光板の肉
厚内に光を導入し、該導光板を輝光させるもので
あるため、導光板の背部にバルブ等の発光源を必
要とせず該発光源を支持するためのボデイも省略
する構造になり、該導光板を通気可能になるグリ
ル状に構成することができるものであり、自動車
のエンジンルームに導通するエアダクトを確保す
ることができる。
また、本考案の構成によれば、導光板を透過光
によるエツジ効果によつて輝光する構造であるた
め、グリルのパターンが鮮明に輝光現出し、グリ
ルの特徴を印象付ける格別の効果を発揮する等、
本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用輝光グリルの第
一の実施例を示すフロントグリル部の正面図、第
2図は同平断面図、第3図乃至第6図はそれぞれ
本考案の他の実施例を示す要部断面図、第7図は
従来の光るグリルを示す要部平断面図である。 2……ヘツドランプ、3……輝光グリル、4…
…バルブ、8……側方反射板、9……支持枠、1
0……導光板、11……通気孔部、12……グリ
ル部、14……受光端部、15……散光構造、1
7……導光素材、18……エンジンルーム灯、1
9……カラーフイルタ、20……気泡、23……
遮光性塗料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輌の前部或は後部グリルをアクリル樹脂等の
    透光性素材からなる導光板によつて成形し、 該導光板の一部端面をヘツドランプ又は尾灯等
    の車輌用灯具内に担持したバルブを被覆するレン
    ズの側方投光部に対向して設置すると共に、 上記車輌用灯具の反射板の一部側方が上記側方
    投光部に対向した側方反射板を構成し、上記バル
    ブの前方投光の一部を上記導光板方向へ照射する
    ように構成し、該照射光によるエツジ効果によつ
    てグリル全体を輝光することを特徴とする自動車
    用輝光グリル。
JP14055686U 1986-09-16 1986-09-16 Expired - Lifetime JPH0547005Y2 (ja)

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JP14055686U JPH0547005Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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JP14055686U JPH0547005Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6346263U JPS6346263U (ja) 1988-03-29
JPH0547005Y2 true JPH0547005Y2 (ja) 1993-12-09

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