JPH0546995B2 - - Google Patents

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JPH0546995B2
JPH0546995B2 JP6511586A JP6511586A JPH0546995B2 JP H0546995 B2 JPH0546995 B2 JP H0546995B2 JP 6511586 A JP6511586 A JP 6511586A JP 6511586 A JP6511586 A JP 6511586A JP H0546995 B2 JPH0546995 B2 JP H0546995B2
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JP
Japan
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JP6511586A
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JPS62221186A (ja
Inventor
Shinzo Suzaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
Original Assignee
Fujikura Ltd
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、2つの波長帯で発光することがで
きる半導体レーザに関する。
「従来の技術」 半導体レーザの多くは、1つの波長帯で発光す
るが、2つの波長帯で選択的に発光することがで
きると、極めて有利な場合が多い。
そこで、従来は2つの素子をハイブリツド構成
して選択的に発光させたり、あるいは、第2図に
示す断面図の如く素子内に特殊な段差構造を作製
し、各段差面にバンドギヤツプが異なる活性層2
5を2個設ける構造として、2つの波長帯で発光
させるようにしたものが開発されている。なお、
第2図中符号20,21,29は電極、21は
SiO2膜、23,27はクラツド層、24はガイ
ド層、28は基板である。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、上述した従来の半導体レーザに
おいては、各波長帯によつて光の出射位置が異な
つたり、あるいは、素子内の構造が極めて複雑に
なつて製造過程が繁雑になつたりする欠点があつ
た。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたも
ので、単一素子で2つの波長帯による発光を行う
ことができるとともに、出力光の出射位置を各波
長帯とも等しくすることができ、しかも、その構
造を極めて簡単とすることができる半導体レーザ
を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、上記問題点を解決するために、基
板またはバツフア層上の一側に設けられる第1活
性層と、前記基板またはバツフア層上の他側およ
び前記第1活性層の上面に設けられ、前記第1活
性層よりバンドギヤツプ波長が短い第2活性層
と、この第2活性層の上面に設けられ、第1、第
2活性層のバンドギヤツプ波長より短いバンドギ
ヤツプ波長の導波路層と、この導波路層の上面に
設けられるクラツド層と、前記基板および前記ク
ラツド層を介して前記第1および第2活性層に選
択的に電流注入を行う電極とを具備している。
「作用」 前記第1、第2の活性層が各々の組成波長によ
つて発光するとともに、前記導波路層が各波長の
光に対して共通の共振器として使用されるので、
出力光の出射位置が各波長とも等しくなる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。
図は、この発明の一実施例の構成を示す断面図
である。
図においては1は、p−InPによつて構成され
ている基板であり、下面に全面電極2が、上面に
p−InPによつて構成されているバツフア層BF
が設けられている。次に、3はバンドギヤツプ波
長λg=1.5μmのアンドープのInGaAsPからなつ
ている第1活性層であり、バツフア層BFの上面
の右側に積層されている。4はλg=1.3μmのアン
ドープのInGaAsPからなつている第2活性層で
あり、バツフアBFの上面の右側および第1活性
層の上面に積層されている。5はλg=1.1〜
1.2μmのn−InGaAsPからなつている導波路層で
あり、第2活性層4の上面に積層されている。6
はn−InPによつて構成されているクラツド層で
あり、導波路層5の上にその上端面が水平方向に
平坦となるように積層されている。7,8は、
各々クラツド層6の上面に設けられている電極で
あり、電極7は第2活性層4の左側の上方に対応
する部分に位置し、電極8は第1活性層3の上方
に対応する部分に位置している。
上記半導体レーザを製造する場合は、まず、基
板1上にバツフア層BFと第1活性層3を順次成
長させる。そして、フオトリソグラフイー、選択
エツチングにより第1活性層3の左側を除去し、
その後において、第2活性層4を第1活性層3に
被せるようにして成長させる。次いで、第2活性
層4の上面に導波路層5を成長させ、導波路層5
の上面にクラツド層6を成長させ、さらに、電極
2,7,8を取り付けると一連の製造工程が終了
する。
上記構成において、電極2と電極8との間に通
電を行うと、注入電流のほとんどが第1活性層3
を流れるため、この第1活性層3から波長1.5μm
の光が発生する。この場合、周知のように、ある
組成波長で発生した光は、同一組成波長の非励起
状態の媒質があると、この媒質に吸収されるとい
う性質があり、また、組成波長よりバンドギヤツ
プエネルギEgの大きい低損失な媒質が近傍にあ
ると、その媒質の方へ光が導波される性質があ
る。したがつて、上述のようにして発生された波
長1.5μmの光は、第2活性層(1.3μm)と、導波
路層5(1.1〜1.2μm)に導波され、これらの層の
両端面において、フアブリペローモードで共振
し、この結果、1.5μmのレーザ発振が行なわれ
る。
一方、電極2と電極7との間に通電を行うと、
注入電流の殆どが第2活性層4の左側を流れるた
め、上述した場合と同様にして、第2活性層から
1.3μmの光が発生する。そして、この発生光は第
2活性層4の右側と第1活性層5に若干吸収され
るが、そのほとんどは導波路層5に導波されてフ
アブリペローモードで共振し、波長1.3μmのレー
ザ発振を行う。そして、上述したところから判る
ように、波長1.5μmで発振を行う場合も、1.3μm
で発振を行う場合も、共に導波路層5を共通の共
振器として使用するので、レーザ出力光の出射位
置が各波長とも等しくなる。
なお、上記実施例において、第1活性層3と第
2活性層との間に、InP保護層を設けるようにし
てもよい。
また、バツフア層BFを省略して基板1を1層
によつて構成してもよい。さらに、p−nを逆転
した構造にも応用することができる。
また、本発明は、あくまで2波長レーザの導波
路構造についての発明であるため、上記実施例に
おいては、横モード制御及び低電流駆動のための
工程、構造を省略しているが、全ての構造(例え
ば、BH,PBH,VSB,BC,CSP)に適用でき
る。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、基板
またはバツフア層上の一側に設けられる第1活性
層と、前記基板またはバツフア層上の他側および
前記第1活性層の上面に設けられ、前記第1活性
層よりバンドギヤツプ波長が短い第2活性層と、
この第2活性層の上面に設けられ、第1、第2活
性層のバンドギヤツプ波長より短いバンドギヤツ
プ波長の導波路層と、この導波路層の上面に設け
られるクラツド層と、前記基板および前記クラツ
ド層を介して前記第1および第2活性層に選択的
に電流注入を行う電極とを具備したので、単一素
子で2つの波長帯による発光を行うことができる
とともに、出力光の出射位置を各波長帯とも等し
くすることができる利点が得られ、さらに、素子
構造を簡単化し得て製造を容易とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す断面
図、第2図は従来の2波長発光レーザの構成例を
示す断面図である。 1……基板、2……全面電極、3……第1活性
層、4……第2活性層、5……導波路層、6……
クラツド層、7,8……電極、BF……バツフア
層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板またはバツフア層上の一側に設けられる
    第1活性層と、前記基板またはバツフア層上の他
    側および前記第1活性層の上面に設けられ、前記
    第1活性層よりバンドギヤツプ波長が短い第2活
    性層と、この第2活性層の上面に設けられ、第
    1、第2活性層のバンドギヤツプ波長に設けら
    れ、第1、第2活性層のバンドギヤツプ波長より
    短いバンドギヤツプ波長の導波路層と、この導波
    路層の上面に設けられるクラツド層と、前記基板
    および前記クラツド層を介して前記第1および第
    2活性層に選択的に電流注入を行う電極とを具備
    することを特徴とする半導体レーザ。
JP6511586A 1986-03-24 1986-03-24 半導体レ−ザ Granted JPS62221186A (ja)

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JPS62221186A JPS62221186A (ja) 1987-09-29
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JPS62221186A (ja) 1987-09-29

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