JPH0546925A - 磁気ヘツド装置 - Google Patents

磁気ヘツド装置

Info

Publication number
JPH0546925A
JPH0546925A JP3200486A JP20048691A JPH0546925A JP H0546925 A JPH0546925 A JP H0546925A JP 3200486 A JP3200486 A JP 3200486A JP 20048691 A JP20048691 A JP 20048691A JP H0546925 A JPH0546925 A JP H0546925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
head
magnetic circuit
writing
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3200486A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Goto
哲 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3200486A priority Critical patent/JPH0546925A/ja
Publication of JPH0546925A publication Critical patent/JPH0546925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気回路を書込用と読出用として最適に設計
できるようにする。 【構成】 第1のヘッド1と第2のヘッド2とが記録媒
体の走行方向に前後して配置される。そしてヘッド1に
は2つの磁気ギャップが設けられ、この内の先行する磁
気ギャップ11のアジマス角が本来の角度から変更され
て形成される。またこの磁気ギャップ11の実効幅が例
えば255μmとされ、ヘッド1の後行する磁気ギャッ
プ12の実効幅が例えば120μmとされる。さらにヘ
ッド2の磁気ギャップ21の実効幅が例えば100μm
とされる。さらにヘッド1の磁気回路を形成するコア1
Cと、ヘッド2の磁気回路を形成するコア2Cとが設け
られ、コア1Cにコイル1Dが巻回され、コア2Cにコ
イル2Dが巻回される。そしてコイル1Dに書込データ
に応じた電流が流されることによってデータの書込が行
われ、またコイル2Dに流れる電流を検出してデータの
読出が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピーディ
スクの書込/読出に用いられる磁気ヘッド装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク(FD)の書込/読
出に用いられる磁気ヘッド装置は、従来は例えば図3の
Aに正面図を示すようになっていた。この図において、
消去用ヘッド31と書込/読出用ヘッド32とが記録媒
体の走行方向に前後して配置される。そしてヘッド32
にて書込/読出が行われると共に、この書込時にはヘッ
ド31にて以前の書込が消去されるようになっている。
【0003】さらに同図のBは側面図であって、この図
においてヘッド31の磁気回路を形成するコア31C
と、ヘッド32の磁気回路を形成するコア32Cとが設
けられる。そしてコア31Cに巻回されたコイル31D
に消去電流が流され、コア32Cに巻回されたコイル3
2Dに書込データに応じた電流が流されることによって
データの書込が行われる。またコア32Cに巻回された
コイル32Dに流れる電流を検出してデータの読出が行
われる。
【0004】ところがこの装置において、書込/読出を
1つのヘッド31(磁気回路)で兼用して行っている。
このためヘッドの特性を決めるギャップ長、ギャップ深
さ、材料、トラック幅、コイル巻数等について、書込用
と読出用のそれぞれとしては必ずしも最適のものにはな
っていなかった。
【0005】またこのような装置では、トラック密度
(TPI)の異なるフロッピーディスクに対応して、そ
の両方を書込/読出できるようにすることは不可能であ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の装置ではヘッドの特性が、書込用と読出用
のそれぞれとして必ずしも最適のものにはなっていなか
ったというものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1及び第2
の磁気回路(ヘッド1、2)が記録媒体の走行方向に前
後して配置され、上記第1及び第2の磁気回路の一方に
は2つの磁気ギャップ11、12が設けられると共に、
この2つの磁気ギャップの内の先行するもののアジマス
角が変更されてなり、上記一方の磁気回路が書込用の磁
気回路とされることを特徴とする磁気ヘッド装置であ
る。
【0008】
【作用】これによれば、それぞれの磁気回路を書込用と
読出用として最適に設計でき、ヘッドの特性の向上、歩
留りの向上、製造コストの低減等を実現することができ
る。
【0009】
【実施例】図1は例えば135TPIのフロッピーディ
スクに対応する装置の例を示す。ここで同図のAは正面
図を示し、この図において第1のヘッド1と第2のヘッ
ド2とが記録媒体の走行方向に前後して配置される。そ
して第1のヘッド1には2つの磁気ギャップが設けら
れ、この内の先行する磁気ギャップ11のアジマス角が
本来の角度から変更されて形成される。またこの磁気ギ
ャップ11の実効幅が例えば255μmとされ、第1の
ヘッド1の後行する磁気ギャップ12の実効幅が例えば
120μmとされる。さらに第2のヘッド2の磁気ギャ
ップ21の実効幅が例えば100μmとされる。
【0010】さらに同図のBは側面図であって、この図
においてヘッド1の磁気回路を形成するコア1Cと、ヘ
ッド2の磁気回路を形成するコア2Cとが設けられる。
またコア1Cにコイル1Dが巻回され、コア2Cにコイ
ル2Dが巻回される。そしてコイル1Dに書込データに
応じた電流が流されることによってデータの書込が行わ
れ、またコイル2Dに流れる電流を検出してデータの読
出が行われる。
【0011】すなわちこの装置において、ヘッド1の磁
気回路を形成するコア1Cに巻回されたコイル1Dに書
込データに応じた電流が流されることによってデータの
書込が行われる。ここでこの電流が流されることによっ
て、第1のヘッド1の磁気ギャップ11、12に書込デ
ータに応じた磁界が発生される。しかしこの場合に磁気
ギャップ11はアジマス角が本来の角度から変更されて
おり、このためこの磁気ギャップ11での書込は第2の
ヘッド2の磁気ギャップ21に対しては無効となり、消
去として機能される。そして磁気ギャップ12に発生さ
れた磁界でデータの書込が行われる。
【0012】こうしてこの装置において、255μmの
幅で消去された後に120μmの幅でデータの書込が行
われ、この差分がガードバンドとなって135TPIの
フロッピーディスクの仕様の書込が行われる。さらに読
出は第2のヘッド2の磁気ギャップ21にて従来と同様
に行われ、ここでヘッド位置にずれを生じた場合にも、
磁気ギャップ11での書込は磁気ギャップ21に対して
は無効であるので、ノイズの増加は少量である。
【0013】そしてこの装置において、書込が第1のヘ
ッド1で行われ、読出が第2のヘッド2で行われ、書込
/読出が異なるヘッドで行われるので、これらのヘッド
1、2をそれぞれの磁気回路を書込用と読出用として最
適に設計することができる。
【0014】こうして上述の装置によれば、それぞれの
磁気回路(ヘッド1、2)を書込用と読出用として最適
に設計でき、ヘッドの特性の向上、歩留りの向上、製造
コストの低減等を実現することができるものである。
【0015】さらに図2は他の例を示し、この例では上
述の例えば135TPIのフロッピーディスクと共に、
これとは異なるTPI、例えば542TPIのフロッピ
ーディスクに対応して、その両方を書込/読出できるよ
うにするものである。すなわちこの図において、上述の
第2のヘッド2の磁気ギャップ21の実効幅が例えば3
0μmとされる。他は上述の装置と同様に構成される。
【0016】従ってこの装置において、135TPIの
フロッピーディスクに対しては上述と同様に書込/読出
が行われる。なお磁気ギャップ21の実効幅が例えば3
0μmとされたために、読出時の出力が低下されるが、
この場合には読出回路が542TPIのフロッピーディ
スクに対応して設けられるので問題は生じない。
【0017】これに対して542TPIのフロッピーデ
ィスクに対しては、第2のヘッド2の磁気ギャップ21
のみを用いて書込/読出が行われる。この場合に第1の
ヘッド1の磁気ギャップ11での消去は行われないが、
542TPIのフロッピーディスクに対しては元々重記
録が採用され、消去を行わないことが仕様で定められて
いるものである。なお542TPIのフロッピーディス
クに対しては、ヘッドの位置は高精度に制御されるもの
である。さらに第2のヘッド2の磁気ギャップ21に
は、フリンジングギャップやメタルインギャップ型の構
成が用いられる。
【0018】従ってこの装置によれば、トラック密度
(TPI)の異なるフロッピーディスクに対応して、そ
の両方を書込/読出できる装置を容易に実現することが
できる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、それぞれの磁気回路
を書込用と読出用として最適に設計でき、ヘッドの特性
の向上、歩留りの向上、製造コストの低減等を実現する
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ヘッド装置の一例の構成図で
ある。
【図2】他の例の構成図である。
【図3】従来の装置の構成図である。
【符号の説明】
1 第1のヘッド 2 第2のヘッド 11 先行する磁気ギャップ 12 後行する磁気ギャップ 21 磁気ギャップ 1C、2C コア 1D、2D コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の磁気回路が記録媒体の走
    行方向に前後して配置され、上記第1及び第2の磁気回
    路の一方には2つの磁気ギャップが設けられると共に、
    この2つの磁気ギャップの内の先行するもののアジマス
    角が変更されてなり、上記一方の磁気回路が書込用の磁
    気回路とされることを特徴とする磁気ヘッド装置。
JP3200486A 1991-08-09 1991-08-09 磁気ヘツド装置 Pending JPH0546925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3200486A JPH0546925A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 磁気ヘツド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3200486A JPH0546925A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 磁気ヘツド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546925A true JPH0546925A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16425118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3200486A Pending JPH0546925A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 磁気ヘツド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546925A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6801379B2 (en) Multi-magnetic recording head, and magnetic recording method and magnetic recording apparatus using the same
JPH0916925A (ja) 誘導型・mr型複合磁気ヘッドおよびその製造方法
US5710673A (en) Azimuth record head for minimizing and equalizing crosstalk between tracks of opposite azimuths
JPH09305916A (ja) 2ギャップ磁気読取り/書込みヘッド
US4622614A (en) Magnetic erasing head
JPH10320720A (ja) 垂直記録用磁気ヘッド
EP0052392B1 (en) Magnetic head for high track density
JPH0546925A (ja) 磁気ヘツド装置
JP2000132891A (ja) 回転ドラム装置及び磁気記録再生装置
JP2513746B2 (ja) 垂直磁気記録媒体
JP2828673B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP3265778B2 (ja) 磁気ディスク装置
EP0572098B1 (en) Magnetic transducer head structure
JPS6331852B2 (ja)
KR870000043B1 (ko) 상호 방위각손실방식 다중 트랙복합 헤드
JPS5979411A (ja) 磁気ヘツド
JP2591009B2 (ja) 磁気ヘッド
JP3266589B2 (ja) 複合型磁気ヘッド
JPH0294009A (ja) 磁気ヘッド
JPS62185212A (ja) 磁気記録ヘツド
JPH0279205A (ja) 磁気ヘッド
JPS6028013A (ja) 磁気ヘツド
JPH0546924A (ja) 磁気ヘツド装置
JPH0546926A (ja) 磁気ヘツド装置
JPS62289908A (ja) 読出し・書込み分離形薄膜磁気ヘツド

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term