JPH0546907U - 胸付耐水ズボン - Google Patents

胸付耐水ズボン

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Publication number
JPH0546907U
JPH0546907U JP9704491U JP9704491U JPH0546907U JP H0546907 U JPH0546907 U JP H0546907U JP 9704491 U JP9704491 U JP 9704491U JP 9704491 U JP9704491 U JP 9704491U JP H0546907 U JPH0546907 U JP H0546907U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chest
leg
pants
water
surrounding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9704491U
Other languages
English (en)
Inventor
幸雄 岩田
Original Assignee
株式会社ハイビックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハイビックス filed Critical 株式会社ハイビックス
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Publication of JPH0546907U publication Critical patent/JPH0546907U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単にはくことができ、むれることのない胸
付耐水ズボンを提供する。 【構成】 胸当て部2と、同胸当て部2より下方に連続
して延出する両脚に沿って少なくとも脚前面を覆う脚当
て部3とよりなり、同脚当て部3には脚を巻回して包囲
する包囲部4を形成するようにした。これにより、胸付
耐水ズボンを簡単迅速にはくことができ、また従来品に
比べ非常にむれにくいものとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水仕事をする際に体の前面部を覆って水濡れを防止する胸付耐水ズ ボンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より例えば洗車をする場合に洗った水が車から跳ね返り洗車する者の衣服 にかかって衣服が濡れてしまうため、その防止として胸付耐水ズボンをはいて作 業をするようにしている。この胸付耐水ズボンは耐水性のある素材を縫着して胸 当て部と同胸当て部より連続するズボン部とより構成したものであって、体の前 面を広く覆うようになっている。この胸付耐水ズボンをはけば跳ね返る水は衣服 にまで達することがなく水仕事における作業者の水濡れが効果的に防止されるこ ととなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の胸付耐水ズボンはズボン部は足のくるぶし付近から臀部までの 全体を包むものであった。すなわち、ズボン部は腰骨の上まで達しているため、 作業者はこの胸付耐水ズボンをはく場合には通常のズボンをはくのと同様に高く 足をあげて足先を挿入しなければならず衣服を着たままの状態では非常にはきに くいものであった。
【0004】 更に、耐水性のある素材で構成されているにもかかわらずズボン部が腰骨の上 まで達しているためにズボン部内部がむれてしまうこととなり、特に夏場の作業 では跳ね返りの水で濡れることはなくともズボン部内面の溜まった水滴により衣 類が濡れてしまうようなことがあった。
【0005】 また、腰回りの大きさの違う者がはくためには種々のサイズを用意しなければ ならず汎用性がない。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単に はくことができ、むれることのない胸付耐水ズボンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、胸当て部と、同胸当て部より下方に連 続して延出する両脚に沿って少なくとも脚前面を覆う脚当て部とよりなり、同脚 当て部には脚を巻回して包囲する包囲部を形成したことをその要旨としている。
【0007】
【作用】
上記の構成によれば、脚当て部と、脚を巻回して包囲する包囲部とによる筒部 に脚を入れ、胸当て部を胸に当てれば体前面が覆われ水仕事により跳ね返る水は 衣服にまで達することがない。そして、脚当て部と、脚を巻回して包囲する包囲 部とにより胸付耐水ズボンは保持され、臀部全体が覆われることがないためにむ れることがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案にかかる胸付耐水ズボンの一実施例について図面に基づいて詳細 に説明する。
【0009】 胸付耐水ズボン1はターポリン加工をした塩化ビニール性の半透明の布を裁断 し縫着したものであって、胸当て部2と、脚当て部3及び包囲部4とよりなって いる。
【0010】 胸当て部2は台形形状に裁断され、上端部は内側に折り曲げられてウェルダ加 工にて溶着され補強部2aとされており、両側部は上下に沿って内側に折り曲げ られてやはりウェルダ加工にて溶着され補強部2bとされている。補強部2aの 両側寄りに紐通し孔5が透設されている。紐通し孔5は鳩目金具6にて補強され ており、両紐通し孔5には首掛け用の一本の紐7が挿通されて両端に形成された 結び目7aにより紐通し孔5からの抜け落ちが防止されている。
【0011】 胸当て部2より下方側に連続して両脚に沿って脚を覆う脚当て部3が延出され ている。脚当て部3は各々の脚毎に裁断した布を股部11より上方に延びる中央 線で溶着したものである。脚当て部3の上端は内側に折り曲げられて溶着され補 強部3aとされており、胸当て部2の下端部と重ねられて溶着されている。脚当 て部3の上端部幅は前記胸当て部2の下端幅よりも広く形成されており、胸当て 部2に対して脚当て部3は両側部がはみ出しすように形成されている。脚当て部 3の補強部3aの両端寄りには紐通し孔8が透設されている。紐通し孔8は鳩目 金具6にて補強されており、各々の紐通し孔8に1本づつ紐9が挿通されている 。そして、一端に形成された結び目9aにより紐通し孔8からの抜け落ちが防止 されている。
【0012】 脚当て部3のほぼ膝の位置から下端部にかけて包囲部4が脚当て部3の裏面側 に形成されている。包囲部4は脚当て部3下方の両側に張り出された布が巻回さ れてウェルダ加工にて溶着されたものであって、膝の位置より下方は脚当て部3 とにより一体的に形成された筒部10とされている。
【0013】 脚当て部3の外側部12は脚当て部3の上部側端より斜め下方に向かって内方 に巻き込まれており、外側部12の下部は包囲部4の上端中央部に連なるように なっている。
【0014】 また、脚当て部3の股下部13も股下よりより斜め下方に向かって内方に巻き 込まれており、股下部13の下部は包囲部4の上端中央部に連なるようになって いる。
【0015】 従って、脚当て部3の裏面側には外側部12と股下部13とによるV字状の切 れ込みが形成されていることとなり、筒部10より上方に向かって徐々にラッパ 状に広がった開口部が形成されている。
【0016】 尚、外側部12と股下部13の縁部は内側に折り曲げられてウェルダ加工にて 溶着され補強部12a,13aとされている。 次にこの胸付耐水ズボン1の使用方法について説明する。
【0017】 胸付耐水ズボン1をはく際にはまず、作業者はズボン1の中央両側付近を持っ て支持する。そして、いずれか一方の脚から筒部10に脚を挿入する。両脚が挿 入された状態で紐7を首に掛けてズボン1を支持するようにし、次いで、空いた 手により体の両側に垂れ下がる一対の紐9を背中側にて結ぶようにする。
【0018】 逆にズボン1を脱ぐ際には、紐9を解き、紐7を首から外し、次いでいずれか 一方の筒部10より脚を抜いていくようにする。 このような構成とすれば、筒部10は膝より下側のみに形成されているため従 来の胸付耐水ズボンのように足先を高くあげて筒部に脚を挿入する必要がなく、 衣服を着たままで無理なく、かつ素早く胸付耐水ズボン1を着脱することができ 、更に筒部10は上部に向かって徐々に広く開口しているため足先が挿入しやす く胸付耐水ズボン1の着脱はよりスムーズとなる。
【0019】 また、従来の胸付耐水ズボンのように腰骨の上位置までズボン部があって下半 身全体が覆われているものとは異なり胸付耐水ズボン1を装着した状態で膝から 臀部にかけては筒部10に覆われることはなく解放されているため蒸れることが ない。
【0020】 更に、腰回りが解放されているため体型に合わせて種々のサイズを用意する必 要がなく極めて汎用性が高い。 以上本考案の実施例について詳述したが本考案は他の態様で実施することも可 能である。
【0021】 例えば、上記実施例では包囲部4は脚当て部3と一体的に形成されて筒部10 が形成されていたが、これを包囲部4のみ別体で構成することも自由である。例 えば、包囲部4を紐を編み上げて構成し、脚当て部3に装着するようにしてもか まわない。
【0022】 更に、包囲部4は脚当て部3と一体的に形成されて筒部10とされていたがこ の筒部10に縦に切り込みを入れ面ファスナー部をこの切り込みに沿って設ける ことも可能である。このようにすれば筒部10の太さを調節でき、ズボンなどを 履いたまま筒部10に脚を挿入する場合に便利である。
【0023】 また、上記実施例では包囲部4は膝より下側に設けたが包囲部4の配置位置又 は長さは自由である。例えば膝の上側まで設けることも可能である。 る。
【0024】 また、この胸付耐水ズボン1は紐7を首に掛けて支持するようになっていたが 、首掛け式ではなく、背中でたすき掛けするようにして支持する方式でもかまわ ない。
【0025】 その他材質は不透明なものでもよく、また耐水性のあるものであれば必ずしも 実施例に限定はされない等本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更 して実施することが可能である。
【0026】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は胸付耐水ズボンにおいて、胸当て部と、同胸当 て部より下方に連続して延出する両脚に沿って少なくとも脚前面を覆う脚当て部 とよりなり、同脚当て部には脚を巻回して包囲する包囲部を形成するようにした ことで、脚当て部と包囲部とにより形成される筒部に脚を挿入してはくことがで きるため、胸付耐水ズボンを簡単迅速にはくことができ、また従来品に比べ非常 にむれにくいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である胸付耐水ズボンの裏面
図である。
【図2】本考案の一実施例である胸付耐水ズボンの斜視
図である。
【符号の説明】
2…胸当て部、3…脚当て部、4…包囲部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胸当て部(2)と、同胸当て部(2)よ
    り下方に連続して延出する両脚に沿って少なくとも脚前
    面を覆う脚当て部(3)とよりなり、同脚当て部(3)
    には脚を巻回して包囲する包囲部(4)を形成したこと
    を特徴とする胸付耐水ズボン。
JP9704491U 1991-11-26 1991-11-26 胸付耐水ズボン Pending JPH0546907U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9704491U JPH0546907U (ja) 1991-11-26 1991-11-26 胸付耐水ズボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9704491U JPH0546907U (ja) 1991-11-26 1991-11-26 胸付耐水ズボン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546907U true JPH0546907U (ja) 1993-06-22

Family

ID=14181613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9704491U Pending JPH0546907U (ja) 1991-11-26 1991-11-26 胸付耐水ズボン

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JP (1) JPH0546907U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734522B2 (ja) * 1974-06-20 1982-07-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734522B2 (ja) * 1974-06-20 1982-07-23

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