JPH0546863A - 高温の既製食品を供給する食品自動販売機 - Google Patents

高温の既製食品を供給する食品自動販売機

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JPH0546863A
JPH0546863A JP3305623A JP30562391A JPH0546863A JP H0546863 A JPH0546863 A JP H0546863A JP 3305623 A JP3305623 A JP 3305623A JP 30562391 A JP30562391 A JP 30562391A JP H0546863 A JPH0546863 A JP H0546863A
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JP
Japan
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food
vending machine
ready
cooking
storage container
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Application number
JP3305623A
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English (en)
Inventor
Marion Alessi
アレツシ マリオ
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T A TEKONOROJIE ARIMENTARI Srl
TA TECNOL ALIMENTARI Srl
Original Assignee
T A TEKONOROJIE ARIMENTARI Srl
TA TECNOL ALIMENTARI Srl
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Filing date
Publication date
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    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64—Heating using microwaves
    • H05B6/80—Apparatus for specific applications
    • H05B6/808—Microwave heating adapted for vending machines
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00—General constructional features
    • F25D23/12—Arrangements of compartments additional to cooling compartments; Combinations of refrigerators with other equipment, e.g. stove
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/04—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by conveyors
    • G—PHYSICS
    • G07—CHECKING-DEVICES
    • G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
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    • G07F9/105—Heating or cooling means, for temperature and humidity control, for the conditioning of articles and their storage
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D31/00—Other cooling or freezing apparatus
    • F25D31/005—Combined cooling and heating devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温の既製食品を供給する食品自動販売機を
提供する。 【構成】 冷却室（８）と少なくとも１つのレンジ（３
１）を有し、冷凍した既製食品は、回転可能なドラム形
貯蔵庫（１０）内部で円形軌道上に配置された筒状貯蔵
容器（１１）に貯蔵されている。レンジは、レンジ扉を
なすフロントパネル（３３）を付けた、水平方向に繰り
出せるスライドフレーム（３２）を有し、スライドフレ
ームには調理トレイ（３９）が昇降可能に支持されてお
り、調理トレイはレンジが開くと自動的に調理室（４
１）内部の下降した調理位置から上方の装てん位置に移
動し、スライドフレームが完全に引き出されるとさらに
上方の、供給室（４２）内部の供給位置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、操作要素が設けられた
正面部を備えたハウジングと、冷却されパックにされた
既製食品の在庫を貯蔵するための冷却室とを有する、高
温の既製食品を供給する食品自動販売機に関するもので
ある。冷却室の下方には、冷却された既製食品を収容す
るための調理室と、開閉機構をつけたレンジ扉と、この
レンジ扉と機械的に連動した可動な調理面とを備えた少
なくとも１つのレンジ、好ましくはマイクロ波レンジが
配置されている。冷却室の下側には、個々の既製食品を
冷却室から取り出し、レンジ扉を開けると調理面に到達
可能な電気機械式取り出し装置が設けられている。利用
者が接近できる供給室を介して、高温の既製食品が利用
者に供される。
【０００２】
【従来の技術】特に高温のピザおよびその他のイタリア
料理を供するためのこの種類の自動販売機は、同一の出
願人のＤＥ−Ａｌ−３７ ３８ ７０８により公知であ
る。
【０００３】公知の装置では、１人前以上の冷却された
食品が電気機械式フラップ機構によって貯蔵容器から取
り出される。次に、食品は自重により斜面を案内フラッ
プに滑る。案内フラップはレンジ扉が開くと電気機械装
置によって下降し、その上に載った食品は他の斜面を介
してレンジ内部に滑り込む。加熱プロセスが終了する
と、レンジ扉は再び開き、機械装置を介して連動した料
理加熱面が持ち上がり、加熱された食品は他の斜めの滑
動面を介して供給室に送られる。
【０００４】電気機械式フラップ滑動システムによる食
品の取り出しおよび供給は、適当ではないことが判明し
た。なぜならば、自動販売機内部での食品の円滑な運搬
を保証するには、重力だけでは不十分であることが分か
ったからである。特に、斜めの滑動面のみによる加熱さ
れた食品の供給には問題があることが明らかとなった。
なぜならば、一方では高温の食品は料理加熱面に付着す
る傾向があり、他方では滑り速度が大きく、かつ制御し
にくいために敏感な食品が破損する危険があるからであ
る。
【０００５】さらに、公知の装置は、特定の製品、たと
えば１種類の味のピザしか供給できない点が短所であ
る。しかし、近代的な自動販売機の利用者は種々の製品
から選択できることを期待している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、低温
または高温の既製食品の取り出しおよび運搬のための機
構を改善するとともに、種々の料理の中から選べるよう
にした食品自動販売機を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題の解決におい
て、冒頭に記載した種類の食品自動販売機を前提とす
る。本発明において上記の課題は、冷却室内部に垂直な
回転軸の回りを回転できるドラム形貯蔵庫が設けられて
おり、このドラム形貯蔵庫が冷却された既製食品のパイ
ルを収容するための、円形軌道上に配置された筒状貯蔵
容器を包含し、レンジが、レンジ扉をなしているフロン
トパネルを備えた水平に繰り出せるスライドフレームを
有し、水平調理面を有する調理トレイがスライドフレー
ム上に昇降可能に支持されており、スライドフレームを
繰り出す際には、調理トレイは調理室内部の下降した調
理位置から上方へ調理室外部の装てん位置に移動し、ス
ライドフレームが完全に繰り出されるとさらに上方へ供
給室内部の供給位置に移動し、かつ冷却室の可動な閉鎖
部材が筒状貯蔵容器の下方で、かつ装てん位置にある調
理トレイの上方に設けられ、供給室がハウジングの正面
部の供給口の後方に位置していることによって解決され
る。
【０００８】
【作用】ドラム形貯蔵庫の複数の筒状貯蔵容器には、種
々の既製食品を冷却または場合により冷凍された状態で
貯蔵できる。ハウジングの正面部に設けられた操作要素
によって、利用者は特定の筒状貯蔵容器を選択できる。
この貯蔵容器は、冷却室の固定された閉鎖部材の上方の
所定の位置に回転移動する。同時に、レンジ扉を形成す
るフロントパネルと一緒にスライドフレームが繰り出さ
れると、冷却室の下方に配置されたレンジが開く。この
とき、スライドフレーム上に配置された調理トレイは、
スライドフレームと同期して上方の装てん位置に移動す
る。遅くとも調理トレイが調理室外部の装てん位置に達
した時点で冷却室の閉鎖部材が開き、選択された筒状貯
蔵容器から取り出された製品が調理トレイの水平な調理
面に到達する。レンジ扉が閉まると、調理トレイは自動
的に再び調理室内部の下方の調理位置に戻る。加熱プロ
セスが終了すると、レンジ扉は再び開く。そして調理ト
レイは再び上方に移動する。しかし、今回はスライドフ
レームはやや大きく繰り出されるため、調理トレイもそ
れに応じてさらに上方へ供給室内部の供給室に移動す
る。利用者は、供給室前方にあるハウジングの正面部に
設けられた供給口を介して、所望の高温の既製食品を直
接調理トレイから取り出すことができる。本発明により
レンジ扉を水平に繰り出せるフロントパネル付きスライ
ドフレームとして形成し、レンジ扉が開くと自動的に上
昇する調理トレイをスライドフレーム上に配置すること
により、冷却された既製食品を調理室へ送り、高温の既
製食品を供給するための単純で確実に機能する運搬機構
が得られる。利用者に種々の料理から選択することを可
能にする回転可能なドラム形貯蔵庫とともに、本発明に
より、構造が単純で確実に機能し、利用者の希望を満足
させる、高温既製食品を供給する食品自動販売機を得る
ことができた。
【０００９】本発明により食品自動販売機の第１の構成
において、取り出し装置は冷却室の閉鎖部材として旋回
可能な閉鎖フラップを包含している。この閉鎖フラップ
は筒状貯蔵容器の円形軌道の下方で、かつ装てん位置に
ある調理トレイの上方に配置されている。閉鎖フラップ
が開くと、所望の製品が選択された筒状貯蔵容器から出
て調理トレイに滑り込む。
【００１０】食品自動販売機は２つの同一の並置された
レンジを包含できる。その際、閉鎖フラップは２つのレ
ンジの中間に配置され、その中心軸の回りをいずれの側
にも旋回できるようになっている。この場合、各々のレ
ンジには供給口を有する固有の供給室が割り当てられて
いる。したがって、同時に２人の利用者に異なる既製食
品を供給できる。この目的には、冷凍された料理でも迅
速に解凍し、飲食に適した温度に加熱できるマイクロ波
レンジが特に適している。
【００１１】食品自動販売機のこの構成において、筒状
貯蔵容器は対応する既製食品のパイルの受け板と、この
受け板を円周方向に送り出す放出穴と、それぞれ最下段
の既製食品を放出する側方放出口とを有している。そし
て閉鎖フラップの領域には可動な放出具が配置されてい
る。この放出具は放出位置で筒状貯蔵容器の１つの放出
穴とかみ合う。それぞれ最下段の既製食品は、放出具が
放出位置にある間にドラム形貯蔵庫が回転することによ
って筒状貯蔵容器から取り出される。通過する筒状貯蔵
容器と固定された放出具との相対運動に基づき、分離さ
れるべき既製食品は放出具から筒状貯蔵容器の放出口を
通って、側方のまだ閉じている閉鎖フラップ方向に押し
出される。
【００１２】放出具は、たとえば閉鎖フラップの上方に
旋回可能に支持された腕木に固定し、閉鎖フラップの上
側に摺動可能に載せることができる。それにより、放出
具は閉鎖フラップが開くと自動的に停止位置から上方の
放出位置に旋回する。その運動が閉鎖フラップの旋回運
動と連動している。このような受動的な放出機構の代わ
りに、独立に作動できる放出具を設けることも可能であ
る。
【００１３】本発明による食品自動販売機の第２の構成
において、取り出し装置は閉鎖部材として冷却室の底部
に設けられた引き蓋を包含している。この引き蓋は筒状
貯蔵容器の下方で、かつ装てん位置にある調理トレイの
上方に配置されている。この水平方向に可動な引き蓋
は、すでに既製食品が選択した筒状貯蔵容器から取り出
され、調理トレイに載せられるときに開く。
【００１４】冷却室の底部にこのような引き蓋を設ける
場合、筒状貯蔵容器は既製食品のパイルの受け板と、そ
れぞれ最下段の既製食品を放出するための半径方向外方
に向けられた放出口と、受け板のすぐ上に放出口と相対
して配置されたスリットとをそれぞれ１つ有することが
好都合である。さらに、可動な押し出し具が設けられて
いる。この押し出し具は、引き蓋が開くと筒状貯蔵容器
のスリットとかみ合い、最下段の既製食品を放出口を通
って半径方向に押し出す。その際、押し出し具は引き出
し枠を介して引き蓋と連動して、引き蓋が開くと選択さ
れた筒状貯蔵容器と自動的にかみ合い、最下段の既製食
品を押し出すことができる。そうすると、この既製食品
は重力によって下方の装てん位置にある調理トレイに下
降する。側方に押し出された既製食品が筒状貯蔵容器の
受け板の前縁部から転落するのを防ぐために、発明の他
の構成において、押し出し具はその前縁部に旋回可能に
連結された旋回板を付けている。この旋回板は冷却室の
底部に載り、引き蓋が完全に開くと垂直方向下方に旋回
する。これによって、筒状貯蔵容器内で水平に積み重ね
られた既製食品が、冷却室底部と平行な位置を維持しな
がら、調理トレイの上に水平に落下することが保証され
る。
【００１５】提案された食品自動販売機は、通常円形の
ピザの供給に適している。それゆえ、冷却または冷凍さ
れた既製食品を貯蔵するための筒状貯蔵容器の断面も円
形であることが合理的である。しかしながら、たとえば
イタリアのパスタ料理を冷凍したパックを収容するため
に、筒状貯蔵容器の断面は矩形、特に正方形とすること
もできる。
【００１６】レンジ扉が開く際に調理トレイを自動的に
昇降させる機構としては、レンジのスライドフレームが
２つの側方に配置された軸受け台を付けた構造が有効で
あることが分かった。これらの軸受け台には短いアーム
と長いアームとを有する旋回レバーが旋回可能に支持さ
れており、長いアームの端部には調理トレイが揺動可能
に吊り下げられている。少なくとも１つの短いアームは
ストッパと協働して、スライドフレームが繰り出される
際に所定の行程を通過すると旋回レバーが上方に旋回す
るようになっている。この純粋に機械的な構造は、固有
の駆動装置を必要とせず、調理トレイの運動はスライド
フレームの繰り出しと連動している。したがって、全食
品自動販売機は、ドラム形貯蔵庫の旋回と、冷却用器の
閉鎖フラップの開放と、レンジ扉の開放とのための３つ
の駆動装置だけで作動できる。
【００１７】本発明の他の有利な構成において、食品自
動販売機はさらにハウジング内部にパックにされた使い
捨て食器を収容するための食器貯蔵容器と、ハウジング
のフロントパネルにおいて対応する取り出し口とを少な
くとも１つ包含している。それによって自動販売機の利
用者は、所望の高温の料理と一緒に適当な食器も得るこ
とができる。それぞれ最下段の使い捨て食器を食器貯蔵
容器から取り出し口方向に移動させる電動押し出し具が
食器貯蔵容器に設けられていることが好都合である。
【００１８】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【００１９】図１に示す利用者の視点から見た食品自動
販売機は、全周が閉じたハウジング１を有する。その正
面部には、操作要素、すなわち２つの硬貨投入口３と選
択キーボード４が２つずつ設けられている。これらの操
作要素には、所望の既製食品の供給口５および５′と、
パックにされた食器を供給する２つの取り出し口６が対
応している。
【００２０】図２、３および４に示すように、ハウジン
グ１はラック７を包含している。ラック７の上部には冷
却室８が配置されている。資格のあるサービスマンは、
前方に開く扉９を通して冷却室８の内部に接近できる。
【００２１】冷却室８はドラム形貯蔵庫１０を包含して
いる。ドラム形貯蔵庫１０は、冷凍した既製食品１２の
パイルを１つずつ収容するための、円形軌道上に配置さ
れた筒状貯蔵容器１１を包含している。ドラム形貯蔵庫
１０は、上部ピボット軸受け１４と下部ピボット軸受け
１５により、垂直回転軸１３の回りを回転できるように
支持されている。回転軸１３に作用する駆動モータ１６
によりドラム形貯蔵庫１０を回転させることができる。
このとき、筒状貯蔵容器１１は円形軌道上を移動する。
個々の筒状貯蔵容器１１は、回転軸１３において半径方
向に固定された保持具１７に掛けられているため、保守
のために容易に取り外すことができる。断面が円形に形
成された筒状貯蔵容器１１の壁には、半径方向外方に向
いた切り抜き部１８が設けられている。正面部２と冷却
室８の扉９を開けると、この切り抜き部１８を通して既
製食品１２を貯蔵できる。
【００２２】筒状貯蔵容器１１の下端部には、既製食品
１２のパイルを載せた受け板１９がある。受け板１９に
は、筒状貯蔵容器１１が移動する円形軌道に対応して湾
曲した放出穴２０が設けられている。側方の放出口２１
は、それぞれ最下段の既製食品１２を放出するのに用い
られる。
【００２３】ラック７の最下部に配置された冷却装置２
２により、冷却室８内部は所要の低い保存温度に維持さ
れる。
【００２４】冷却室８の下側には、矩形開口部２３が設
けられている。矩形開口部２３の下方は取り出しシャフ
ト２４と接続している。閉鎖フラップ２５は取り出しシ
ャフト２４と、したがって冷却室８の下方とを冷気が逃
げないように閉鎖している。閉鎖フラップ２５は、中心
軸２６の回りを両側に旋回できる。閉鎖フラップ２５
は、サーボモータ２７によって時計方向または反時計方
向のいずれにも旋回できる。
【００２５】閉鎖フラップ２５の上方では、取り出しシ
ャフト２４の側壁に旋回腕木２８が旋回可能に支持され
ている。旋回腕木２８はほぼ中央に、ここでは矩形板と
して形成された放出具２９を付けている。放出具２９の
下側は、閉鎖フラップ２５の上側に摺動可能に載ってい
る。放出具２９は摩擦を少なくするために、下端部に小
さいローラ３０を付けている。
【００２６】ラック７の下端部には、２つの同一のレン
ジ３１および３１′が平行に併置されている。加熱は電
磁マイクロ波によって行われる。各々のレンジ３１およ
び３１′は、レンジ扉をなすフロントパネル３３を付け
た、水平方向に繰り出せるスライドフレーム３２を有す
る。スライドフレーム３２の駆動装置にはシリンダ３４
を用いる。スライドフレーム３２の左右には、側方に配
置された軸受け台３５が付いている。対応する軸受け台
３５には短いアーム３７と長いアーム３８とを有する旋
回レバー３６がそれぞれ１つ支持されている。長いアー
ム３８の端部には、平らな調理面が常に水平になるよう
に調理トレイ３９および３９′が揺動自在に吊り下げら
れている。レンジ３１の内部には、左右の側にそれぞれ
１つのストッパ４０が設けられている。ストッパ４０は
対応する短いアーム３７と協働する（図４参照）。
【００２７】したがって、レンジ３１が閉まるとフロン
トパネル３３付きスライドフレーム３２は完全に繰り入
れられ、調理トレイ３９は、図４に破線で示すように調
理室４１内部の下降した調理位置に置かれる。スライド
フレーム３２が前方に繰り出される際に、所定の行程を
通過すると固定されたストッパ４０が一緒に移動する短
いアーム３７に当たる。スライドフレーム３２がさらに
繰り出されると旋回レバー３６が旋回し、これに吊り下
げられた調理トレイ３９は上方に持ち上げられる。図４
に、装てん位置にある調理トレイ３９が実線で示されて
いる。冷却室８から取り出された既製食品１２が調理面
に載ると、レンジ３１のフロントパネル３３は再び閉じ
る。その際、調理トレイ３９は短いアーム３７とストッ
パ４０との協働に基づき、通過した行程に従って、再び
調理室４１内部の下降した調理位置に戻る。
【００２８】レンジ３１内部で既製食品１２を加熱した
後、スライドフレーム３２は繰り出される。その際、調
理トレイ３９は再び自動的に上昇する。スライドフレー
ム３２が図４に示す位置よりもう少し前方に繰り出され
ると、調理トレイ３９も矢印方向にもう少し上昇し、供
給室４２内部で閉鎖フラップ２５のすぐ下の供給位置に
達する。この（図示されない）供給位置で利用者は適当
な供給口５（図２参照）からそのすぐ下にある供給室４
２に手を入れ、上昇した調理トレイ３９の調理面４０か
ら直接高温の既製食品を取り出すことができる。
【００２９】さらに図２に示すように、ハウジング１内
部の左右にはパックにされた使い捨て食器のパイルを１
つずつ収容するための食器貯蔵容器４３が配置されてい
る。これらの食器貯蔵容器４３には、電気で作動する押
し出し具４４が設けられている。この押し出し具４４に
よって、それぞれ最下段の使い捨て食器が各々の食器貯
蔵容器４３から前方に押し出されるため、利用者はこれ
を正面部２の対応する取り出し口６から取り出すことが
できる。
【００３０】次に図５ａ〜ｆに基づき、冷凍した既製食
品１２の冷却室８からの分離と取り出し、および調理ト
レイ３９への装てんについて説明する。
【００３１】図５ａでは、閉鎖フラップ２５は水平停止
位置にあり、冷気が逃げないように取り出しシャフト２
４の下方を閉鎖している。閉鎖フラップ２５の上側に
は、ローラ３０を付けた放出具２９が固定されずに載っ
ている。放出具２９を付けた旋回腕木２８も水平停止位
置にある。筒状貯蔵容器１１は冷却室８の下側の開口部
２３の垂直上方位置に、したがって閉鎖フラップ２５の
真上にある。最下段の冷凍既製食品１２は、筒状貯蔵容
器１１のやや傾斜した受け板１９に載っている。その
際、受け板１９は側方がすでに放出口２１から少し飛び
出している。
【００３２】取り出し動作は、図５ｂに示すように、閉
鎖フラップ２５を時計方向に約２０度回転させることに
よって開始される。その際、放出具２９を付けた旋回腕
木２８も上方の筒状貯蔵容器１１の方向に押される。
【００３３】図５ｃに示す次の動作段階において、筒状
貯蔵容器１１はドラム形貯蔵庫１０を所定の円形軌道上
で回転させることにより、矢印方向にゆっくり移動す
る。それによって、放出具２９の上部は受け板１９の放
出穴２０と指状にかみ合う。筒状貯蔵容器１１と固定し
た放出具２９の相対運動に基づき、既製食品１２は放出
口２１から側方に押し出される。筒状貯蔵容器１１が矢
印方向に十分に大きく動くと、既製食品はついに受け板
１９から閉鎖フラップ２５の表面に落下する。
【００３４】次いで、閉鎖フラップ２５は再び水平停止
位置に戻る（図５ｄ参照）。取り出しシャフト２４の特
別な構造に基づき、また旋回フラップ２５の旋回を約２
０度に制限することにより、冷却室８から冷気が下方に
逃げることなく、筒状貯蔵容器１１から分離した既製食
品１２を取り出すことができた。
【００３５】選択した既製食品１２の冷却室８からの本
来の取り出しは、旋回フラップ２５がさらに旋回するこ
とによって行われる。ただしその場合、中心軸２６回り
の回転角度はより大きく、約３０度である。図５ｅに見
られるように、それによって取り出しシャフト２４の下
側と、旋回した旋回フラップ２５の上側との間に隙間が
生じる。この隙間を通って既製食品１２は斜め下方に滑
り抜けることができる。２つのレンジ３１と３１′の中
間に配置された旋回フラップ２５の旋回方向に応じて、
既製食品は右方（図５ｅ）または左方（図５ｆ）に滑
る。それゆえ、中心軸２６の回りを両方向に等しく旋回
できる旋回フラップ２５は、分離された既製食品１２を
左側レンジ３１の調理トレイ３９または右側レンジ３
１′（図３参照）の調理トレイ３９′に送り分ける切換
器の働きをする。
【００３６】前記の取り出しおよび供給サイクルが終了
すると、図５ａに示すように、旋回フラップは再び水平
閉鎖位置に戻る。
【００３７】ドラム形貯蔵庫１０を回転させる駆動モー
タ１６と、旋回フラップ２５を旋回させるサーボモータ
２７と、レンジ３１および３１′を開閉させるシリンダ
３４と、食器貯蔵容器４３における押し出し具４４との
制御および時間的調整は、（図面には示されていない）
電子制御装置によって行われる。この電子制御装置は正
確な加熱時間を守るための制御機能も有している。
【００３８】図６に、食品自動販売機の他の構成の閉じ
たハウジング１０１が示されている。この自動販売機
は、レンジを１つしか含まず、したがって所定の時点に
それぞれ１つの高温既製食品しか供給できない点で、上
記の自動販売機とは異なっている。それに応じて、正面
部１０２にも硬貨投入口１０３と選択キーボード１０４
も１つしか設けられていない。所望の既製食品の供給口
１０５と、その横の食器取り出し口１０６も１つしかな
い。
【００３９】図７、８および９に従い、ハウジング１０
１はラック１０７を含んでいる。ラック１０７の上部に
は前方に開く扉１０９を有する冷却室１０８が配置され
ている。
【００４０】冷却室１０８には、回転可能なドラム形貯
蔵庫１１０が配置されている。ドラム形貯蔵庫１１０
は、冷凍既製食品１１２を収容するための、円形軌道上
に配置された６つの筒状貯蔵容器１１１および１１１′
を含んでいる。断面が矩形に形成された筒状貯蔵容器１
１１および１１１′には、既製食品１１２を入れるため
の、半径方向外方に向いた切り抜き部１１８が設けられ
ている。筒状貯蔵容器１１１の裏面には、半径方向内方
に向いたスリット１２０がある。これと反対側の前面に
は、それぞれ最下段の既製食品１１２を放出するため
の、半径方向外方に向いた放出口１２１が設けられてい
る（図１１参照）。
【００４１】冷却室１０８の下側には、引き蓋１２４に
よって閉じられた矩形開口部１２３が設けられている
（図１０ｂ参照）。引き蓋１２４は側方に取り付けられ
たシリンダによって水平方向前方に繰り出され、開口部
１２３を開くことができる。可動押し出し具１２５は、
Ｕ形に形成された引き出し枠１２６を介して引き蓋１２
４と連動している。このために、引き出し枠１２６の自
由脚部には、引き蓋１２４の内側に配置された滑りボル
ト１２８および１２８′がかみ合う長穴１２７および１
２７′が設けられている。押し出し具１２５の前縁部に
は、この場合は矩形の、旋回可能に連結された旋回板が
付いている。
【００４２】食品自動販売機のこの変形例においては、
ラック１０７の下部に唯一のレンジ１３１が配置されて
いる。平行に配置された２つのレンジ３１および３１′
を有する前記の食品自動販売機（図３参照）と同じよう
に、レンジ１３１は、レンジ扉をなすフロントパネル１
３３の付いた、水平方向に繰り出せるスライドフレーム
１３２を有している。このスライドフレームの駆動装置
として、マイクロ波レンジ１３１の両側に配置された平
行なシリンダ１３４および１３４′を用いる。スライド
フレーム１３２は左右に側方に配置された軸受け台１３
５をそれぞれ１つ付けている。短いアーム１３７と長い
アーム１３８とを有するそれぞれ１つの旋回レバー１３
６が、対応する軸受け台１３５に旋回可能に支持されて
いる。長いアーム１３８の端部には、平らな調理面が常
に水平になるように調理トレイ１３９が揺動自在に吊り
下げられている。レンジ１３１の内部には左右の側にそ
れぞれ１つのストッパ１４０が設けられている。ストッ
パ１４０は対応する短いアーム１３７と協働する（図９
参照）。レンジ１３１の開閉およびこれと結合した調理
トレイ１３９の自動昇降は、食品自動販売機の上述した
構成と同様の仕方で行われる。レンジ１３１の調理室１
４１で加熱が行われた後、調理トレイ１３９は高温の既
製食品を供給口１０５の後方の供給室１４２に送る（図
６参照）。
【００４３】さらに、図７に見られるように、ハウジン
グ１０１内部の右側には使い捨て食器を収容する食器貯
蔵容器１４３が配置されている。高温の既製食品と一緒
に、その都度適当な使い捨て食器が正面部１０２の取り
出し口１０６から供給される。
【００４４】レンジ１３１内で均一な加熱が行われるよ
うに、調理トレイ１３９上には回転皿１４５が配置され
ている。回転皿１４５は、調理トレイ１３９の下側に共
軸に配置された、平らな駆動盤１４６と連結されてい
る。レンジ１３１の底部には、電動機１４７が設けられ
ている。調理トレイ１３９が調理位置に下降すると、駆
動盤１４６は電動機１４７とかみ合い、マイクロ波レン
ジ１３１の運転中に回転皿１４５は低速で回転する。こ
うして、既製食品は均一に加熱される。
【００４５】図１０ａおよび１０ｂに基づき、冷凍した
既製食品１１２の冷却室１０８からの分離と取り出し、
および調理トレイ１３９への装てんについて説明する。
【００４６】図１０ａでは、冷却室１０８の引き蓋１２
４は閉じている。押し出し具１２５は筒状貯蔵容器１１
１外部の停止位置にある。最下段の冷凍した既製食品１
１２は、筒状貯蔵容器１１１の受け板１１９に載ってい
る。押し出し具１２５の前縁部に付けた旋回板１２９
は、冷却室１０８の底部に載っている。
【００４７】取り出し動作は、引き蓋１２４が水平方向
に繰り出されることによって開始される。その際、押し
出し具１２５はまだ停止位置にある。なぜならば、引き
蓋１２４における滑りボルト１２８および１２８′は、
まず、押し出し具１２５と連接している引き出し枠１２
６の長穴１２７および１２７′内を滑動するからである
（図１２参照）。
【００４８】引き蓋１２４がさらに開くと、滑りボルト
１２８および１２８′は長穴１２７および１２７′の前
端部に達する（図１２参照）。したがって、この時点以
降、引き蓋１２４は連結された引き出し枠１２６を介し
て押し出し具１２５およびこれに連結された旋回板１２
９を一緒に動かす。その際、押し出し具１２５は半径方
向においてスリット１２０を通って筒状貯蔵容器１１１
の内部に進入し、最下段の既製食品１１２を前方に押し
出す。
【００４９】図１０ｂでは引き蓋１２４はほぼ完全に開
いている。押し出し具１２５はほぼ前端位置に達してい
る。この時点で、旋回板１２９は下方に９０度旋回し、
突然開口部１２３を開く。このとき、筒状貯蔵容器１１
１から押し出された既製食品１１２は、開口部１２３を
通って調理トレイ１３９の回転皿１４５上に落下でき
る。
【００５０】前記の取り出しサイクルが終了すると、図
１０ａに示すように、引き蓋１２４は再び水平閉鎖位置
に戻る。このとき、押し出し具１２５と、これに固定さ
れた旋回板１２９も出発位置に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図１】２つの高温の既製食品を同時に供給する食品自
動販売機の正面部である。
【図２】図１の食品自動販売機の原理を示す斜視図であ
る。
【図３】図１の食品自動販売機のハウジングのない、一
部切断した正面図である。
【図４】図３の食品自動販売機の一部切断した側面図で
ある。
【図５】食品自動販売機の冷却室からの既製食品の取り
出し装置である。
【図６】高温の既製食品を１つのみ供給する食品自動販
売機のハウジングの外面の斜視図である。
【図７】図６の食品自動販売機の原理を示す斜視図であ
る。
【図８】図７の食品自動販売機のハウジングのない、一
部切断した正面図である。
【図９】図８の食品自動販売機の一部切断した側面図で
ある。
【図１０】引き蓋が開いた、および閉じた図９の食品自
動販売機の冷却室と取り出し装置の部分の一部切断した
拡大側面図である。
【図１１】図７の食品自動販売機の筒状容器の斜視図で
ある。
【図１２】図９、１０ａおよびｂの食品自動販売機の取
り出し装置の斜視図である。
【符号の説明】
１、１０１ ハウジング ２、１０２ 正面部 ３、１０３ 硬貨投入口 ４、１０４ 選択キーボード ５、５′、１０５ 供給口 ６、１０６ 取り出し口 ７、１０７ ラック ８、１０８ 冷却室 ９、１０９ 扉 １０、１１０ ドラム形貯蔵庫 １１、１１′、１１１ 筒状貯蔵容器 １２、１１２ 既製食品 １３ 回転軸 １４ 上部ピボット軸受け １５ 下部ピボット軸受け １６ 駆動モータ １７ 保持具 １８、１１８ 切り抜き部 １９、１１９ 受け板 ２０ 放出穴 ２１、１２１ 放出口 ２２ 冷却装置 ２３、１２３ 開口部 ２４ 取り出しシャフト ２５ 閉鎖フラップ ２６ 中心軸 ２７ サーボモータ ２８ 旋回腕木 ２９ 放出具 ３０ ローラ ３１、３１′、１３１ レンジ ３２、１３２ スライドフレーム ３３、１３３ フロントパネル ３４、１３４、１３４′ シリンダ ３５、１３５ 軸受け台 ３６、１３６ 旋回レバー ３７、１３７ 短いアーム ３８、１３８ 長いアーム ３９、３９′、１３９ 調理トレイ ４０、１４０ ストッパ ４１、１４１ 調理室 ４２、１４２ 供給室 ４３、１４３ 食器貯蔵容器 ４４、１２５ 押し出し具 １２０ スリット １２４ 引き蓋 １２６ 引き出し枠 １２７、１２７′ 長穴 １２８、１２８′ 滑りボルト １２９ 旋回板 １４５ 回転皿 １４６ 駆動盤 １４７ 電動機

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 操作要素が設けられた正面部（２、１０
    ２）を備えたハウジング（１、１０１）と、 冷却されたパックの既製食品（１２、１１２）の在庫を
    貯蔵する冷却室（８、１０８）と、 冷却された既製食品（１２、１１２）を収容する調理室
    （４１、１４１）と、開閉機構を備えたレンジ扉と、該
    レンジ扉と機械的に連動した可動な調理面とを備え、冷
    却室（８、１０８）の下方に配置された少なくとも１つ
    のレンジ（３１、１３１）と、 個々の既製食品（１２、１１２）を冷却室（８、１０
    ８）から取り出し、レンジ扉を開けると調理面に到達で
    きる、冷却室（８、１０８）の下側に設けられた電気機
    械式取り出し装置と、 利用者が接近できる、高温の既製食品を供給する少なく
    とも１つの供給室（４２、１４２）とを有する、高温の
    既製食品を供給する食品自動販売機において、冷却室
    （８、１０８）内部に垂直な回転軸（１３）の回りを回
    転できるドラム形貯蔵庫（１０、１１０）が設けられて
    おり、該ドラム形貯蔵庫が冷却された既製食品（１２、
    １１２）のパイルを収容するための、円形軌道上に配置
    された筒状貯蔵容器（１１、１１′、１１１）を包含
    し、 レンジ（３１、１３１）が、レンジ扉をなしているフロ
    ントパネル（３３、１３３）を備えた、水平方向に繰り
    出せるスライドフレーム（３２、１３２）を有し、 水平な調理面を備えた調理トレイ（３９、１３９）が、
    スライドフレーム（３２、１３２）の繰り出しの際に調
    理室（４１、１４１）内部の下降した調理位置から上方
    へ調理室（４１、１４１）外部の装てん位置に移動し、
    スライドフレーム（３２、１３２）が完全に繰り出され
    るとさらに上方へ供給室（４２、１４２）内部の供給位
    置に移動するように、スライドフレーム（３２、１３
    ２）上に昇降可能に支持され、 冷却室（８、１０８）の可動な閉鎖部材が筒状貯蔵容器
    （１１、１１′、１１１）下方で、かつ装てん位置にあ
    る調理トレイ（３９、１３９）の上方に設けられ、 供給室（４２、１４２）がハウジング（１、１０１）の
    正面部（２、１０２）の供給口（５、１０５）の後方に
    位置していることを特徴とする食品自動販売機。
  2. 【請求項２】 取り出し装置が冷却室（８）の閉鎖部材
    として、旋回可能な閉鎖フラップ（２５）を包含し、該
    閉鎖フラップが筒状貯蔵容器（１１、１１′）の円形軌
    道下方で、かつ装てん位置にある調理トレイ（３９）の
    上方に設けられていることを特徴とする請求項１に記載
    の食品自動販売機。
  3. 【請求項３】 ２つの同一のレンジ（３１、３１′）が
    並置され、 閉鎖フラップ（２５）が２つのレンジ（３１、３１′）
    の中間に配置され、その中心軸（２６）の回りを両側に
    旋回することができ、 各々のレンジ（３１、３１′）に供給口（５、５′）を
    有する供給室（４２）が割り当てられていることを特徴
    とする請求項２に記載の食品自動販売機。
  4. 【請求項４】 筒状貯蔵容器（１１、１１′）が既製食
    品（１２）のパイルの受け板（１９）と、該受け板（１
    ９）を円周方向に送り出す放出穴（２０）と、それぞれ
    最下段の既製食品（１２）を放出する側方の放出口（２
    １）とをそれぞれ１つ有し、 閉鎖フラップ（２５）の領域に可動な放出具（２９）が
    配置されており、該放出具が放出位置で筒状貯蔵容器
    （１１、１１′）の１つの放出穴（２０）とかみ合うこ
    とを特徴とする請求項２または請求項３に記載の食品自
    動販売機。
  5. 【請求項５】 閉鎖フラップ（２５）の上方に放出具
    （２９）を付けた旋回腕木（２８）が可動に支持され、 放出具（２９）が閉鎖フラップ（２５）の上側に摺動可
    能に載り、該閉鎖フラップによって停止位置から上方の
    放出位置に旋回することを特徴とする請求項４に記載の
    食品自動販売機。
  6. 【請求項６】 取り出し装置が閉鎖部材として、冷却室
    （１０８）の底部に設けられた引き蓋（１２４）を包含
    し、該引き蓋が筒状貯蔵容器（１１１）の下方で、かつ
    装てん位置にある調理トレイ（１３９）の上方に配置さ
    れていることを特徴とする請求項１に記載の食品自動販
    売機。
  7. 【請求項７】 筒状貯蔵容器（１１１）が既製食品（１
    １２）のパイルの受け板（１１９）と、それぞれ最下段
    の既製食品（１１２）を放出するための半径方向外方に
    向けられた放出口（１２１）と、受け板（１１９）のす
    ぐ上に放出口（１２１）と相対して配置されたスリット
    （１２０）とをそれぞれ１つ有し、 可動な押し出し具（１２５）が設けられ、引き蓋（１２
    ４）が開くと該押し出し具が筒状貯蔵容器（１１１）の
    スリット（１２０）とかみ合い、最下段の既製食品（１
    １２）が放出口（１２１）を通って水平方向外方に押し
    出されることを特徴とする請求項６に記載の食品自動販
    売機。
  8. 【請求項８】 押し出し具（１２５）が引き出し枠（１
    ２６）を介して引き蓋（１２４）と連動していることを
    特徴とする請求項７に記載の食品自動販売機。
  9. 【請求項９】 押し出し具（１２５）がその前縁部に旋
    回可能に連結された旋回板（１２９）を付け、該旋回板
    が冷却室（１０８）の底部に載り、引き蓋（１２４）が
    完全に開くと垂直方向下方に旋回することを特徴とする
    請求項７または請求項８に記載の食品自動販売機。
  10. 【請求項１０】 レンジ（３１、３１′、１３１）のス
    ライドフレーム（３２、１３２）が側方に配置された２
    つの軸受け台（３５、１３５）を付けており、 短いアーム（３７、１３７）と長いアーム（３８、１３
    ８）とを有する旋回レバー（３６、１３６）が軸受け台
    （３５、１３５）に旋回可能に支持され、 長いアーム（３８、１３８）の端部に調理トレイ（３
    ９、１３９）が揺動可能に吊り下げられ、 少なくとも１つの短いアーム（３７、１３７）が固定さ
    れたストッパ（４０、１４０）と協働して、スライドフ
    レーム（３２、１３２）が繰り出される際に所定の行程
    を通過すると旋回レバー（３６、１３６）が上方に旋回
    することを特徴とする請求項１から請求項９までのいず
    れか１項に記載の食品自動販売機。
  11. 【請求項１１】 調理トレイ（１３９）の上に回転皿
    （１４５）が配置され、調理トレイ（１３９）の下側
    に、回転皿（１４５）と結合した平らな駆動盤（１４
    ６）が共軸に配置され、レンジ（１３１）に電動機（１
    ４７）が設けられており、調理トレイ（１３９）が調理
    位置に下降すると該電動機が駆動盤（１４６）と協働し
    て回転皿（１４５）を回転させることを特徴とする請求
    項１から請求項１０までのいずれか１項に記載の食品自
    動販売機。
  12. 【請求項１２】 ハウジング（１、１０１）内部にパッ
    クにされた使い捨て食器を収容する食器貯蔵容器（４
    ３、１４３）が少なくとも１つ配置され、ハウジング
    （１、１０１）のフロントパネル（２、１０２）に使い
    捨て食器の取り出し口（６、１０６）が少なくとも１つ
    設けられていることを特徴とする請求項１から請求項１
    １までのいずれか１項に記載の食品自動販売機。
  13. 【請求項１３】 食器貯蔵容器（４３）にそれぞれ最下
    段の使い捨て食器の電動押し出し具（４４）が設けられ
    ていることを特徴とする請求項１２に記載の食品自動販
    売機。
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