JPH08171674A - 加熱食品自動販売機 - Google Patents

加熱食品自動販売機

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JPH08171674A
JPH08171674A JP7188982A JP18898295A JPH08171674A JP H08171674 A JPH08171674 A JP H08171674A JP 7188982 A JP7188982 A JP 7188982A JP 18898295 A JP18898295 A JP 18898295A JP H08171674 A JPH08171674 A JP H08171674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マイクロ波調理過程を統制して
効率を改善するために、方向可変案内ベーンを制御する
特殊な高密度の電子レンジを装備した加熱食品自動販売
機を提供することにその目的がある。 【解決手段】 本発明は、電子レンジを内蔵した全自
動の標準大きさの自動販売機に関し、ピザなどの包装さ
れたこね物形の食品を食品貯蔵用冷凍庫から出して適当
な温度まで加熱するために電子レンジへ移送した後、商
業的に適する比較的に短い約1分またはそれ以下の時間
内に消費者に加熱調理された食品を販売することができ
るように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を加熱し販売
する装置に関し、特に加熱された食品を販売するための
自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】お金の投入によって作動が始まる、いわ
ゆる自動販売機は色々な種類の食品を自動販売すること
に長い間用いられてきた。初めには室温で保管可能なも
のや冷蔵が必要な食品を販売するように用いられた。し
かしながら、最近は温かかったり、熱くして食べられる
ように加熱しなければならない食品の販売が次第に大衆
化されてきつつある。
【0003】温かかったり加熱された食品を販売するよ
うに開発された機械の例は、米国特許番号4,838,455 、
4,398,651、3,620,341 、 3,534,676および3,245,581
等に開示されてる。これらの技術は、保管されている冷
凍食品を自動販売機の作動によって冷凍装置から加熱装
置へ移動させた後、この装置で加熱された食べ物を消費
者に引き渡すのに適当な場所へ移動させて販売する様々
な自動販売機を提示している。
【0004】これらの自動販売機は、様々な種類の加熱
された食品を自動販売するのに使用され、自動販売され
る食品の種類によってその形態および構造を適宜変更す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような一
般の自動販売機は特定の限界を有している。例えば、自
動販売機を介して食品を販売する場合、一番重要な事項
のうちの一つは便利性である。自動販売機から食べ物を
購買したいという購買力に決定的に影響を与えるものは
時間であるという事実は一般に知られている事実であ
る。
【0006】室温や少し低い温度で流通されるものであ
れば、要求する食品が自動販売機の貯蔵室から直接投出
し、販売することができるため時間はあまりかからな
い。しかしながら、食品を加熱し販売する時には、食品
が自動販売機から投出される前に、食品を販売するのに
適当な温度まで加熱するのにかかる時間を考慮しなけれ
ばならないため時間の概念がたいへん重要である。
【0007】実際に、食品が自動販売機から投出される
までに要する時間が2分ないし3分程度かかる場合に
は、加熱された食品を自動販売機から購買しようとする
一般大衆の購買意欲に大変重要な障害となるという事実
が、この産業に従事する大多数の人々の一般的な考えで
ある。従って、食品を完全に加熱してから消費者に提供
するまでに要する時間が、1分かそれ以下の時間になら
なければならないというのが支配的な意見である。
【0008】一方、他の重要な事項は自動販売機から販
売される食品に関するものである。ある種類の食品は色
々な種類のオーブン(すなわち、電気加熱、赤外線加
熱、対流加熱、マイクロ波加熱等)を用い、急速に加熱
する技術によく適している。このような例は前記の従来
技術を参考とすればよい。
【0009】しかしながら、ある食品は自動販売機で加
熱販売するには適していないものもある。ピザが正にこ
のような食品に属しており、前記で列挙した装置によっ
て取り扱うことが難しい食品である。これが正にピザが
米国内で広く消費される大衆的な食品として大きい市場
性を有している単一の消費食品であるにも関わらず、食
品会社が自動販売機により、急速な加熱調理技術に適す
る冷凍ピザが生産できない決定的な理由である。
【0010】明らかなことは現存する技術の中で、一番
素早い調理方法のうちの一つであるマイクロ波調理に適
するピザがまだ開発されておらず、このような結果とし
てピザ商品を取り扱う自動販売機が一つも出ていなかっ
た。
【0011】これに対する理由は主に二つの側面を挙げ
ることができる。一番目は、調理方法において、一番良
いといわれる”マイクロ波調理が可能である”ピザに均
一性がないということである。現在、自動販売機により
販売されているピザは大変まずく、パンも大変固かった
り不均一に焼かれているという色々な理由で消費者に背
かれてきた。
【0012】二番目は、”マイクロ波調理が可能な”ピ
ザは、最適の条件の下でも約3分以下の時間では調理で
きないため、自動販売機で、この種の食品を購入したい
という消費者の購買意欲を消失させるということであ
る。
【0013】このような理由で色々な自動販売機製造会
社が加熱調理された食品を提供する多様な自動販売機を
開発してきているが、すべての人々が楽しむ大衆的なピ
ザであるにも関わらず誰もが満足できるピザ(又は他の
同等なこね物形の食品)の自動販売機が開発できなかっ
た。
【0014】従って、本発明の基本目的はより効率的に
加熱調理された食品を販売する自動販売機を提供するこ
とである。
【0015】また、本発明の他の目的は自ら十分に貯蔵
した食品を加熱調理し自動で投出することができ、効果
的な独立動作ができる自動販売機を提供することであ
る。
【0016】また、本発明の他の目的は始めに食品を冷
凍状態で保管することができ、加熱し、より効率的に適
当な投出場所まで加熱調理された食品を移送し販売する
自動販売機を提供することである。
【0017】さらに、本発明の他の目的は消費者に望ま
しい時間の範囲内に、すなわち一般に1分またはそれ以
下の時間内に加熱調理された食品を準備し提供すること
のできる自動販売機を提供することである。
【0018】その上、本発明の他の目的は加熱媒体とし
てマイクロ波調理技術を用いて前記の改善点を成し遂げ
ることのできる自動販売機を提供することである。
【0019】加えて、本発明の他の目的は前記の改善点
を成し遂げることのできるように改善されたマイクロ波
調理システムを結合した自動販売機を提供することであ
る。
【0020】さらに本発明の他の目的はピザのようなこ
ね物形の食品を加熱調理し自動販売することのできる自
動販売機を提供することである。
【0021】また、本発明の他の目的はマイクロ波調理
技術を使用しながらも既存の方法によって調理した食品
程度の均質性を有するピザのようなこね物形の食品を加
熱調理し自動販売することのできる自動販売機を提供す
ることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】このような目的は、箱で
包装されたピザのようなこね物形の食品が食品を保管す
る冷凍庫から引き出され適当な温度で加熱されるために
電子レンジへ移送され、商業的に望ましい、比較的に短
い時間である1分またはそれ以内の時間に加熱調理され
た食品として消費者に引き渡されるように作動できる標
準規格の完全自動および自体貯蔵用の自動販売機を本発
明によって提供することによって成し遂げることができ
る。
【0023】そのような結果を得るため様々な改善され
た方法を統合した自動販売機が提供される。自動販売機
の作動制御は単純な操作によってできるように設計され
ているものの、コイン、札および/または信用カードの
支払いを収容するように設計された。
【0024】自動販売機の冷凍庫は商品補充などを含
み、装置の管理を考慮しながらもできるだけ多くの商品
が入れられるように設計された。より効率を高めるよう
にマイクロ波調理過程を調節する方向可変案内ベーン(d
irectionally variableguide vane) を用いた特殊な高
密度電子レンジを提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添えられた図面を参照しな
がら本発明をより詳しく説明する。図1および図2は、
本発明によって製作した自動販売機1の全体的な構成を
示す。自動販売機1は支持フレーム3にキャビネット2
を被せた形状で特定な食品をコイン入れによって自動販
売できるように色々な作動部品が内蔵される。
【0026】自動販売機1を構成する主要部品は下記の
ようなものを含む。冷凍庫5は消費者が自動販売機1を
作動させれば、最終的に投出される自動販売食品を貯蔵
するため提供される。このため冷凍庫の中に内蔵された
食品を、他の処理のため選択的に移送できるように移送
装置6が設置されている。
【0027】移送された食品は加熱および/または調理
するために電子レンジ7へ移送される(ここでは電子レ
ンジに特定したものの、対流熱、赤外線又はレーザー加
熱等のような如何なる他の形態の加熱装置も設置でき
る)。調理された食品は投出支点8から消費者に提供さ
れる。
【0028】自動販売機1のこのような主要部品が組み
合わせられ、食品は始めは冷凍されているものの、投出
時には調理された食品を下記のような方法によって消費
者に提供することになる。冷凍庫5は、従来の製品とは
異なって自動販売機1の外形を形成するキャビネット2
の底面内に設置された凝縮機/コンプレッサによって冷
却される密閉部10の形態を取る。
【0029】維持保守を容易にするために、できるだけ
凝縮機/コンプレッサ装置11は閉鎖回路の密封された装
置にし、凝縮機/コンプレッサ装置11の凝縮機を横切っ
て空気を引き入れて結局は導管13を通じて配出させる凝
縮機ファン(fan)12を制御する。
【0030】フィルター14は出来るだけ導管13の出口に
ぴったり合うように設置されており、このような一般形
の冷凍装置の公知の技術に対応する。凝縮機/コンプレ
ッサ装置11は、冷凍庫5の密閉部10内に装置された冷却
コイル15と疎通されている。このために密閉部10は、モ
ールディングされたポリスチレンのような適当な絶縁材
質18によって分離された外部壁16と内部壁17から形成さ
れている。
【0031】冷却コイル15が絶縁物質18中に内蔵され冷
凍庫5に貯蔵された食品を適当な温度で保存するのに必
要な冷蔵を行う。このような目的で冷却コイル15は、冷
凍庫5の密閉部10の内壁17に直接的に接触するように配
置されて内部ライナーを介して対流によって密閉部10の
内部を冷却させ、続いて放射によって冷凍庫5内に貯蔵
された食品を冷却する。
【0032】このような設計は、装置内に流氷や氷が出
来るのを避けるためにたいへん重要であり、食品移送シ
ステムを汚したり包装された食品が互いに粘り着くのを
防止することが出来る。この一般形の冷凍機の構造は、
最小温度が−15℃位の低い温度で食品を保存させること
ができ、相対的に長い間、食品を適切に保管することに
効果がある。
【0033】下記でより詳しく説明されるものの、自動
販売機1は独立に用いなければならないため本発明の自
動販売機1を構成する様々な部品の状態を監視するため
に多様な方法が採択される。
【0034】このような装置のうちの一つが冷凍機5の
密閉部10内の温度を決定するモニター20(例えば、サー
モカップル)である。モニター20は、今度はストリップ
レコーダー21と交信し、冷凍機5が許容温度(例えば、
−15℃以上)を超える場合、作動させることができる。
【0035】ストリップレコーダー21が作動し始める
と、時間と温度を記録して、冷凍庫5内に保管されてい
る食品が溶けて品質が落ちるおそれのある温度まで到達
しないように制御する。もしこのような手段を持たない
場合には、消費者を保護するために、自動販売機の管理
者が腐った食品を交換しなければならないものである。
【0036】冷凍庫5は、冷凍庫5に食品を投入し易く
する傾斜装置65を採用するのが有利である。冷凍庫5
は、普段の直立位置で図2の点線で示したような傾斜し
た位置へ傾けるように、自動販売機1のフレーム3と冷
凍庫5の密閉部10を連結する適当な連結台66の形態にな
っている。
【0037】傾斜する方法としては、機械的方式やまた
は電気モーター67を連結台66に設置する方法を用いるこ
とが出来る。冷凍庫5の規格(主に高さ)によって冷凍
庫5が外部へ傾斜する時、場合によってキャビネット2
の蓋22を後ろへ傾斜する必要がある。
【0038】傾斜装置65の作動は、特に管理中に自動販
売機1の他の装置の誤動作を防止するようにロックアウ
トシステム(lock-out system) (例えば、接触スイッチ
など)を作動させて自動販売機1に関連する他のシステ
ムの作動を中止させるようにすることが有利である。
【0039】下記でより詳しく説明するものの、本発明
の自動販売機1は、特にピザのようなこね物形の食品を
取り扱うのに適していて、自動販売機1の冷凍庫5はこ
のような一般形の食品に特に適する形態になっている。
【0040】このために密閉部10の蓋22は、密閉部10を
形成する円筒形シェル23に対応する構造として形成さ
れ、冷凍庫5の内部への通路を提供するように円筒形シ
ェル23から取り外すことができ、冷凍庫5の内部の空洞
部24は下記のように一般に垂直方向の貯蔵容器25を幾つ
も冷蔵することが出来る形状になっている。
【0041】図3を参照すれば、貯蔵容器25は冷凍庫5
の限定された密閉部10内に最大限多く入れることの出来
る方向へ積載する。本実施形態では、各貯蔵容器25はチ
ューブ形態であり、薄いアルミニウム(またはそれに相
当するもの)からなっており、販売する食品を収容する
のに適した直径を有する。
【0042】貯蔵容器25を支持するのは蓋板26であり、
一方これは冷凍庫5の密閉部10内で貯蔵容器25の組立体
の中心を位置決めするようになっている。このような方
法で貯蔵容器25の組立体が冷凍庫5の空洞部24内で動か
ないように支持されることによって、貯蔵容器5の列を
維持することになる。(そのように固定配置されていな
ければ冷凍庫5の貯蔵容器25から食品を出すのに用いら
れる投出装置の可動部品によって損傷の恐れがある)。
【0043】各貯蔵容器25の直径は、食品が冷凍庫5内
に一番多く入るように幾何学的に配列されて重ねられる
形態で冷凍包装食品を充分に受け貯蔵できる大きさでな
ければならず、後述する移送作業が便利であるように配
列する。
【0044】前述したように、自動販売機1は主に自動
販売用のピザに適した構造をしたものである。このよう
な形態の自動販売機の食品に対しては、冷凍庫5の貯蔵
容器25は、販売されるピザを収容する包装の形態に適す
るように円筒形チューブになる。
【0045】例えば、7インチピザの場合、円筒形チュ
ーブは7.125 インチ位の直径が適当なものである。チュ
ーブの長さ、即ち、収容器列の高さは、装置内に貯蔵で
きるピザの数によって決められ、収容器列を形成する最
下段の収容器によって効果的に支持できる重さを考慮し
なければならない。
【0046】このような目的に照らしてみれば、長さは
28インチ位が適当であり、長さが短かければ装置の用量
が小さくなり、長くなれば重ねられた最下段の収容器に
過度の荷重を持たせることになる。
【0047】このような規格の貯蔵容器25を用いる自動
販売機1に対しては、単一の密閉部10に7個の貯蔵容器
25を収容することが特に適している。これは、もちろん
自動販売機の大きさと販売される食品の特性によって決
定される。
【0048】冷凍庫5の底27には移送装置6が設置され
ており、冷凍庫5の貯蔵容器25内にある食品を次の処理
のため移送させる役割をする。移送装置6は基本的に選
択円板30によって作動する。選択円板30は回転できる作
動機軸31に設置され、モータ32によって作動される。
【0049】図4および図5を参照すれば、選択円板30
は、円板形態であり、冷凍庫5の貯蔵容器25から緊密に
食品を受けるのに適した直径と厚さを有する一つの移送
孔33を有する。
【0050】選択円板30の移送孔33は、モーター32の作
動によって回転し中立位置(図5(A)参照)から冷凍
庫5の所望貯蔵容器25の下の位置(図5(B)参照)に
選択的に移動して指定された貯蔵容器25から受けた食品
を、冷凍庫5の密閉部10の底27にある出口35へ移動させ
る(図5(C)参照)。
【0051】選択円板30のこのような運動は、図11に示
す8角形ギア37をDCモーター32に連結する歯付きベル
ト(Toothed belt; 歯がついているベルト)38の作動に
よってゼネヴァ(Geneva)運動をするように動作する8角
形ギア37に結合されたDCモーター32を用いて電気的に
効果的に制御される(時計方向または反時計方向に回
転)。このような制御装置は公知された技術であるた
め、ここではこれ以上、詳しい説明は省略する。
【0052】ゼネヴァ運動は、選択円板30が、指定され
る貯蔵容器25の下に正確に位置するようにするため採用
され、必要であれば他の手段(例えばサーボモータやこ
れと類似なもの)を採用することも出来る。
【0053】この一般的な形態のゼネヴァ機構は公知で
あるものの、図10に示したように、本発明のゼネヴァ機
構は、駆動ギアピンと受身ゼネヴァギアの噛み合いを変
更することによって改善された。
【0054】図示したように、引入と緩やかな離脱によ
って連動サイクルが修正されることにより駆動が柔らか
くなった。そして、食品を選択円板30の移送孔33の中へ
落とすのに必要な適当な停止制御が可能であれば、ギア
表面により大きい角度で、より直接的な圧力が加わるよ
うにし、より有効な力学的な効果を提供することにな
る。
【0055】このように修正をすることによって普通
の”V”字形の運動に比べて、ゼネヴァ駆動において
は、”8”字形の運動を実現することで作動効率が増大
される。
【0056】冷凍庫5からの食品の移送に役に立つよう
に、選択円板30の移送孔33に図4に示すように、光セン
サー40と重量センサー41が設けられている。これらセン
サー40,41は、指定された(選択された)貯蔵容器25か
ら移送装置6の選択円板30へ運ばれた食品を感知するよ
うに作動する。これによって、移送装置6の所定の動作
が始まり選択円板30が投出口へ回転することになる。
【0057】重要な点は重力を利用した移送装置の単純
性である。もう一つ重要な点は、冷凍庫5の他の貯蔵容
器25に他の種類の食品を貯蔵することによって、移送装
置6が一回の動作毎に冷凍庫5から一つずつ食品を投出
することは勿論、選択円板30の回転方向を制御し、所望
する他の種類の食品を取り出すことが出来るようにする
ものである(例えば、一種類は時計方向、もう一方の種
類は反時計方向)。
【0058】食品が投出されている間、冷凍庫5の空洞
部24内の温度を適当に維持させることが重要である。本
実施形態では、二つの構造を協働させてこれを解決する
ようになっている。即ち、第1の構造として、固体で構
成された選択円板30と、冷凍庫5の密閉部10の絶縁され
た底27との協働により、ある程度の隔離がされ、第2の
構造として、冷凍庫ドア42を出来るだけ密閉部10の底27
にぴったり合わせ、食品の移送動作が進行されない時に
密閉部10の投出口35を覆うことにより隔離して冷凍庫5
の空洞部24内の温度を適当に維持させるようになってい
る。
【0059】図5(A)に示したように、冷凍庫ドア42
は食品を冷凍庫5から移送しなければならない時にの
み、作動装置43によって選択的に開く。移送孔33は冷凍
庫ドア42が開く前に投出口35の上に位置し、冷凍庫ドア
42が作動装置43によって開く時冷凍庫5の空洞部24が選
択円板30によって隔離される。
【0060】そして、投出された食品は自重によって冷
凍庫ドア42を通って投出口35から落ちる。その後、投出
された食品は加熱のため投出された食品を電子レンジ7
に引き渡す移送ローラー装置45に落ちる。
【0061】図6に示されているように、投出口35から
食品を選択的に移送させるため他の実施形態の冷凍庫ド
ア42′を採用することも出来る。冷凍庫ドア42′は密閉
部10の底27と連結されたカラー(collar)111 に収容され
る。
【0062】一対のヒンジ110 によってソレノイドやモ
ーター(114 )によって駆動し、冷凍庫ドア42′が投出
口35を閉じる始めの位置112 から冷凍庫5の投出口35か
ら食品が落ちるようにする二番目の位置113 まで移動す
ることができる。
【0063】円板115 は冷凍庫ドア42′の上で回転自在
に設けられており、投出口35を効率的に密封するように
カラー111 に形成された入口116 にぴったり合うように
なっている。円板115 は、堅いプラスチックで形成し、
円板115 の外郭に添って柔らかい物質からなる密封用の
帯117 が接触面で効果的に密封できるように設けられ
る。
【0064】円板115 の回転はこの密封過程を容易にす
る。図5(A)の冷凍庫ドア42と連結された移送ローラ
ー装置45と同様に、電子レンジ7まで移送される食品を
案内するように冷凍庫ドア42′は滑降路を有する滑降装
置118 まで延長されている。
【0065】図5(A)〜図5(C)は、一実施形態と
しての移送装置6とその作動方法を示す。図に示されて
いるように、移送装置6は貯蔵容器25の組立体を支持す
る最下部の蓋板26、選択円板30および冷凍庫5の密閉部
10の底27から構成されている。
【0066】前述したように、食品を移送するため選択
円板30の移送孔33は、先ず中立位置から投出口35を経て
選択された貯蔵容器25へ動く(図5(A)参照)。この
運動は選択円板30の移送孔33が所望する貯蔵容器25の下
に置かれる時まで続き(図5(B)参照)、そこで食品
(収容器)が移送孔33に自重によって落ち、密閉部10の
底に置かれるようになる。
【0067】この時、選択円板30の移送孔33が空いてい
る貯蔵容器25を指定した場合、選択円板30の移送孔33は
自動的に次の貯蔵容器25へ移動し、追加の処理のため食
品収容器を受けるように動作する。選択円板30の厚さ
は、通常移送される食品の高さに合うように選定されて
いる(ピザの場合約3/4 インチ)ため、蓋板26と密閉部
10の底27の間にある空洞部44によって選択された食品の
収容器を引っ張り出すため選択円板30が連続して動き、
貯蔵容器25の中に残っている食品の収容器は選択円板30
の上に置かれることになる。
【0068】このような作用が、凍り付いた、収容器を
分離させることの出来る剪断作用を発生させる。選択さ
れた(分離された)食品は、密閉部10の底27に形成され
た投出孔35へ戻って選択された食品収容器が重力の作用
によって移送孔33から投出孔35に落ちるようにする。冷
凍庫ドア42′が開放され、前述のように、選択された食
品収容器を放出する。
【0069】留意すべき事項は、貯蔵容器25に他の種類
の食品を貯蔵すれば、選択円板30を用いて所望する食品
を需要者が選択できるようにするという点である。
【0070】図7ないし図10は、一つの自動販売機1か
ら色々な種類の食品を投出するのに用いられる他の実施
形態としての移送装置(投出機具)6′を示す。この実
施形態について図6と図7を参照すれば、多数列の貯蔵
容器25が色々な種類の食品を収容することの出来る円形
のグループを形成するように設置されている。このため
貯蔵容器の各円形グループには、一つの食品や他の種類
の食品を選択円板の時計方向および反時計方向に提供す
ることが出来る。
【0071】このような貯蔵容器の形状と連合作動する
ように、図9に示されたように移送装置6′は、提供さ
れた円形グループの貯蔵容器25の下で回転運動に合わせ
て三つの同心円をなすように配置された選択円板30′,
30″,30″′から構成されている。
【0072】図10に示されているように、一連の投出孔
35′,35″,35″′が選択円板30′,30″,30″′に対
応して設けられている。移送装置6′の作動は、提供さ
れた色々な貯蔵容器25から食品を選択するため選択円板
30′,30″,30″′のうちの一つを選択的に回転させる
以外には前記移送装置6の作動と略同様である。
【0073】一つの食品を取り扱う場合には、只一つの
選択円板があれば良く、色々な食品を取り扱う場合に
は、色々な選択円板がなければならない。いずれの場合
であっても、選択された食品は、適当な投出孔35′,3
5″,35″′から各投出孔の下を通過するように引き渡
された移送ローラー装置45に落ちるようになっている。
【0074】例示された実施形態においては、三つの同
心的な選択円板が示されているものの、貯蔵容器の数と
投出孔の数を変更することによって他の個数の選択円板
を採用することも出来る。
【0075】前述のように構成することにより、貯蔵容
器25の効果的な積載構造と、関連する移送装置の単純性
によって、冷凍庫5に最大量の食品を貯蔵することが出
来る。
【0076】望ましくはないものの、冷凍庫、貯蔵容
器、移送装置は、4角形や3角形等の他の形状の製品用
として開発することも出来る。しかし、機械の誤動作を
防止するためには円形が一番望ましい。
【0077】再び図1と図2を参照すれば、冷凍食品は
移送ローラー装置45から電子レンジ7のドア47に設けら
れている移送トレイ46上に載置される。移送トレイ46と
ドア47は、アーム48と連結された作動機軸49によって図
1に示す所定の位置に維持されており、これ等が連合し
て移送トレイ46とドア47を移送ローラー装置45の下の停
止位置から、移送トレイ46とドア47によって同時に囲ま
れた電子レンジ7の共同部50内に収容される図1に示す
作動位置へ移動させる。
【0078】作動機軸49の作動はDCモーター51によっ
て効果的に制御される。DCモーター51は、食品を移送
ローラー装置45から受け、移送トレイ46の上に置かれた
時を感知する光センサー52に反応し作動するように構成
することが有利である。
【0079】移送トレイ46を電子レンジ7に移動させ、
ドア47が閉じるようにすること以外にも光センサー52に
よって食品を感知することは、電子レンジ7を作動させ
るタイマーに始動をかけ冷凍庫ドア42を閉じるようにす
ることにも用いられる。
【0080】タイマーは、下記でより詳しく説明される
ものの、電子レンジ内の様々な加熱および/または調理
が出来るように作動する。調理が終わるとタイマーが止
まり、信号をモーター51に送ってドア47と移送トレイ46
を電子レンジ7から取り出して調理された食品を投出点
8へ移動する。この電気的な信号は、次の販売のために
自動販売装置を再設定することにも用いられる。
【0081】これらの特徴は、必要に応じて、移送トレ
イ46を、調理過程をより容易にすることにも用いること
が出来るということである。本発明の自動販売機1の重
要な特徴は、既に調理され冷凍包装された状態の食品を
(冷凍)貯蔵した後、短い時間内に完全に調理する能力
を有することである。この結果を得るために、色々な改
善点が組み合わせられており、下記でより詳しく説明す
る。
【0082】移送トレイ46は、この調理過程を容易にす
るのにも用いられ、一連の孔が空けられ、研かれたアル
ミニウムから製作される。研かれたアルミニウムは、マ
イクロ波エネルギーを反射させ食品を再び加熱すること
が出来る。
【0083】所定の間隔で間を置いた孔は、マイクロ波
の調理過程において生じた放出ガスと蒸気を調理食品の
底を通過させて凝縮の形成を防止し、収容器が裂けたり
食品が湿っぽくなるのを防止する。
【0084】前記孔の大きさは直径1/32インチが比較的
に良い。これはこの大きさの孔であれば水蒸気と水の分
子が移送トレイ46を通じて漏れて出ることが出来、マイ
クロ波がトレイ46を通過するのにはあまりにも小さいた
め損失を出来るだけ少なくすることも出来るからであ
る。
【0085】ドア47と移送トレイ46を停止位置に戻す
時、調理された食品が投出点8の前で停止して食品が消
費者に引き渡されることの出来るようにする。これは用
意された食品を投出するときにのみ開かれ自動販売機1
への進入がその外には防止され機械への干渉を避け、安
全に作動できるようにする投出ドア55を用いて構成され
るようにすることが望ましい。
【0086】このような技術は、移送トレイ46に熱い食
品が置かれたのが確認された時にのみ投出ドア55を開け
る作動装置56を投出ドア55に設けて構成することが出来
る。例えば、投出ドア55を制御するソレノイドを作動さ
せるように熱センサー57を用いることも出来、他の方法
も考え得る。
【0087】センサー57からの信号は、自動販売機1の
外部に視覚的な指示を提供し、消費者に食品が用意され
投出ドア55が開かれるという事実を知らせることも出来
るため有利である。消費者が食品を取り出せば、センサ
ー57は移送トレイ46の上で熱い食品をこれ以上感知でき
ないため、作動装置56の動作が解除され、これ以上、自
動販売機1の内部への進入が出来ないように投出ドア55
を再び閉じるようになる。
【0088】図12ないし図15は、前記で説明した動作を
実施する移送装置の他の実施形態を示している。移送装
置120 は、ドア47に対して旋回できるように構成した移
送トレイ121 を用い、食品を前述の移送装置6から受け
て調理をし、消費者に加熱された食品を提供するように
なっている。
【0089】移送トレイ121 は、該移送トレイ121 に連
結されたベアリング123 に結合され、電子レンジ7のド
ア47と結合された一対のベアリングブロック124 内に収
容された軸122 によって電子レンジ7のドア47に設けら
れている。
【0090】電子レンジ7のドア47にベアリングブロッ
ク124 を固着するために様々な技術が用いられるもの
の、例えば接着剤、加熱、または超音波熔接技術等も用
いることが出来る。しかし、このような連結は通常、電
子レンジのドア47の一部を形成する監視孔125 を直接通
じてベアリングブロック124 を形成するのに適当な射出
のプラスチックモールディングを採用することが特に有
利な手段である。
【0091】このような技術を用いて、ベアリングブロ
ック124 を形成する材料は、監視孔125 を通じてドア47
に突出して設けられ、内部部分を形成する。このように
して、以下に説明する動作を実施するためにドア47の内
部に作動部位の固定装着がなされる。重要なのは、必要
に応じて、電子レンジ7のドア47の内部に他の機具を付
けるのにも、このような技術を同様に用いることが出来
るということである。
【0092】移送トレイ121 の回転は、図13に示す駆動
装置126 によって制御される。駆動装置126 は、駆動ピ
ン127 がソレノイド130 によって回転するように、ピボ
ット129 でフレーム128 に固定される。フレーム128 の
一端は、駆動モーター132 の軸131 に固定される。
【0093】駆動ピン127 は移送トレイ121 の面の下で
水平方向に位置しており、駆動装置126 の作動時には、
垂直方向に後退する。駆動ピン127 は、ソレノイド130
の動作によって突出し、駆動ピン127 が垂直状態で移送
トレイ121 と係合するように構成される。
【0094】駆動ピン127 と係合した移送トレイ121
は、モーター132 の回転駆動によって回転される。モー
ター132 は、駆動装置126 のフレーム128 に連結された
リミットスイッチ133 によって回転が制御される。移送
装置120 は普通水平方向であり、図14に示す投出ドア5
5′の下端に沿って延長されたフィボット135 によって
自動販売機1のフレームに連結された投出ドア55′と関
連して作動する。
【0095】ソレノイド136 は、投出ドア55′の内部に
固着されたフレーム137 に作用し、加熱食品が投出され
る時、ソレノイド136 が作動することにより、投出ドア
55′を開けることが出来るようにする。
【0096】ここで、図15を参照して移送装置12O の動
作を説明すれば下記の通りである。投出孔35から移送さ
れ選択された食品は、図5(C)に示す移送ローラー装
置45や図6に示す滑降装置118 に収容される。移送ロー
ラー装置45或いは滑降装置118 により移送された食品
は、図15に示す移送トレイ121 の収容面138 の上に引き
渡される。この時、電子レンジ7のドア47は開いた位置
になっている。
【0097】そして、移送トレイ121 がドア47側へ後退
した後、電子レンジ7のドア47が閉じられ、食品は所望
する程度に加熱される。加熱した後、次の段階は消費者
に食品が移送される段階である。電子レンジ7のドア47
が開き、ソレノイド136 を作動させ投出ドア55′を開
け、ソレノイド130 を作動させて移送トレイ121 に駆動
ピン127 を係合させる。
【0098】そして、モーター132 が作動され、電子レ
ンジ7のドア47に接していた移送トレイ121 を、その位
置から、開いている投出ドア55′を通じて外部にスイン
グさせる。これによって調理された食品が消費者に直接
移送されるため、調理された食品を取り出すために消費
者が自動販売機1の内部に進入する必要がないものであ
る。
【0099】光センサー139 は、投出ドア55′の付近で
移送トレイ121 より高い位置に設置されており、食品が
収容面138 から除去されたかどうか(食品が消費者に引
き渡されたかどうか)を感知する。食品が収容面138 か
ら除去された場合には、図示しない制御部に電気信号を
送って移送装置120 を元の位置へ戻し、自動販売機1の
内部への出入を防止するように投出ドア55′を閉じる。
【0100】このような動作は、移送装置120 に連結さ
れたリミットスイッチ133 によって、または、必要であ
ればサーボモーターとマイクロプロセッサ制御を通じて
制御することが出来る。
【0101】以上で本発明の自動販売機1の全体的な構
造と機能を説明した。しかしながら、既に説明した多く
の基本的構造の特徴は、自動販売機1の機能をより便利
にするために追加的に改善して統合することが出来る。
【0102】例えば、本発明の自動販売機1の色々な相
互作用機能は、装置本体に設けられた論理回路によって
補強されることも出来るものである。しかしながら、こ
の制御機能は、柔軟性を提供する側面からマイクロプロ
セッサによって適当に補強することが望ましい。
【0103】これによって、所望する制御機能を提供す
ること以外に追加的(選択的)なシステム機能を構成す
ることができるという利点も有することになる。これは
色々な警報信号装置と、販売される食品に対する支払い
の方法に役に立つ機能と、自動販売機1を便利に使用す
る相互間の通信機能等を含ませることが出来る。
【0104】そのような特徴の一つの例は、前記で説明
した自動販売機1の冷凍庫5に連結されたモニター20が
停電や食品の損傷を感知することである。他の望ましい
特徴としては、自動販売機1に侵入予防警報装置を装備
することである。
【0105】このようなものは、投出ドア55を通じたり
して非関係者が自動販売機1に侵入することを感知する
接触スイッチを含ませることが出来る。また、この特性
には自動販売機1が尖っているものに刺されたり足で蹴
飛ばされたりしたかどうかを判断する適当な装置(それ
自体は公知されている)と結合した自動販売機1のキャ
ビネット2と連結された破損防止装置から警告信号を受
けることを含ませることも出来る。
【0106】自動販売食品にお金を払う方法としては、
一般に用いられる形態である自動販売機1にコインおよ
び/または札を受け取る制御パネル60を装備することが
出来る。また、必要であればクレジットカードで支払う
システムを制御パネル60で統合することが出来、この場
合、食品購買に当たり、現金を用いる代わりに現在広く
通用しているクレジットカードを用いた支払いが可能と
なる。
【0107】そのような取引は、システムのマイクロプ
ロセッサとこのような形態のクレジットカードの取引を
監視する遠隔の地の施設と通信が出来るようにする適当
な電話回線モデムなどと結合して構成することが出来
る。
【0108】電話回線モデムはまた、自動販売機1が遠
隔の地で操作できるようにし、色々なサービス機能を追
加することが出来る。従って、前記で説明した警報の伝
達に診断機能も追加でき、所望する統計情報も得られ
る。双方の交信可能性は、遠隔の地から伝達される自動
販売機1と関連する機能の監視が出来るように構成し、
必要に応じて、遠隔の地での自動販売機の特定の機能を
調査することが出来る。
【0109】自動販売機1のマイクロプロセッサによっ
て実施できるもう一つの性能は、消費者に調理されてい
る食品の現状態を知らせる機能である。この機能は、調
理中である食品の現在の状態を消費者に知らせる用途以
外にも食品を加熱するのに必要な一定の時間に待ちくた
びれた消費者の興味をそそることにも役に立つ。
【0110】これは、自動販売機1のキャビネット2の
前部分に漸進的なグラフで表現する形態を取って、移送
され調理される色々な過程を発光表示パターンの連続や
進行により表示し、まだ調理中である食品の現状態を消
費者に知らせることが望ましい。他のディスプレー方式
も可能であり、単純な指示等から複雑なメッセージ伝達
グラフおよび/または聴覚的な表現等様々なものがあ
る。
【0111】所望する調理過程を達成するために下記の
ようなことも考慮しなければならない。第一に、充分な
電力のマイクロ波エネルギーが電子レンジの調理室24に
照射されなければならず、効果的に所望する目標(すな
わち、食品の調理される地域)に集中されなければなら
ない。第二に、食品が腐ることなく、品質が落ちること
なくマイクロ波を受けることができなければならない。
【0112】制限された時間内に所望する食品を加熱す
るのに必要な加熱能力を得るため、電子レンジ7を色々
な点において改善しなければならない。例えば、電子レ
ンジ7の主な部品が既存の物と同じであれば、装置のパ
ワーを、容量が大きいマグネトロンガンを用いて特に12
00ないし1600W(ワット)で増加させる方法を取らなけ
ればならない。
【0113】マグネトロンガンのより大きい出力を得る
ためめには、より大きいマグネトロンガン冷却ファンを
装備しなければならない。これによって所望時間内に選
択され移送された食品を調理するのに充分である。
【0114】また、必要に応じて、従来の電磁気導波管
を下記でより詳しく説明される方向可変電磁気導波管に
代替することができ、これは結局調理される食品に対応
させて電子レンジ7の外形を成形することである。
【0115】従来の電子レンジは調理される食品の大き
さ、均質性および構成が様々であるため電磁気放射が密
閉部内で一定しなければならなかった。また、電子レン
ジ内の食品の位置が変われば、時々不均一であるという
ことも考慮しなければならなかった。
【0116】しかし、本実施形態の場合には加熱および
/または調理する食品が予め分かっているため、下記で
説明されるように制御がより簡単である。即ち、食品の
種類、大きさ、密度および電子レンジ内での位置等の詳
細を予め決定することが出来るため、調理時間を短縮す
るように、より効果的に制御することが出来る。
【0117】図16を参照して説明すれば、本発明の電子
レンジ7は、通常、加熱室71を形成する前述のドア47に
よって密閉される調理室71から構成されている。調理室
71を加熱する電磁気放射は、マグネトロンガン74によっ
て発振され、調理室71の上に設置された密閉部70の上段
部73を通って延長される導波管72から放射される。
【0118】前述したように、電子レンジ7の全体を構
成する密閉部70とドア47は、従来のような構造ではな
く、加熱過程で調理に効果的な形状からなる移送トレイ
46に対応させたものでる。
【0119】しかしこのような構造において、導波管72
は下記で詳しく説明される改良された構造であり、増加
された容量(少なくとも1,000 W(ワット)以上)のマ
グネトロンガン74から電磁気放射を受ける構造である。
導波管72は、電磁気放射の特定のパターンに適する形態
にすることが有利である。
【0120】例えば、ピザを加熱する場合においても導
波管72は、食品を覆う円(例えば、7インチピザを覆う
8インチの円)を発生させる円錐形のパターンを促進さ
せる形状が有利である。このような方式で96%までの効
率が得られる。
【0121】このような加熱は一つの形状に限定されて
はいるものの、これは自動販売機に適用する場合には、
満足できるものであり、これから開発される機械で他の
種類の食品を加熱するように加熱形状を容易に修正変更
することが出来る。
【0122】全体的な動作について図17を参照して説明
すれば、マグネトロンガン74から発振された電磁気放射
は、導波管72を通過して電子レンジ7の調理室71に向か
う。これは調理室71の電磁気放射の作用を調節するよう
に開閉することの出来るアイリス絞り(iris diaphram)7
5 によって制御される。
【0123】アイリス絞り75は電子レンジ7の調理室71
に設けられたセンサー76,77に反応して作動される。セ
ンサー76は、加熱されるにつれて食品の湿気を光学的に
感知することの出来る湿度センサーである。センサー77
は、加熱されるにつれて食品内の熱を感知することの出
来る赤外線センサーである。
【0124】これらセンサー76,77は、加熱する食品を
センサー76,77によって独立的に監視できる限定され
た地域を有する格子形態で分割することの出来るマイク
ロプロセッサに適用されるように電気的な信号を提供す
る。
【0125】また、センサー76,77は、アイリス絞り75
の動作制御に使われることは勿論、下記で詳しく説明す
る導波管72に連結された方向可変案内ベーン装置80を制
御する。
【0126】マイクロ波調理は、電磁気波(普通波長が
10メートル以下である)を生成させ、食品を通過する
時、熱を発生させるのに充分な振動数で水分子の振動を
引き起こす。結果的に、食品加熱は主に関数率と食品の
密度に左右される。このような理由で、マイクロ波加熱
技術による調理は均一にならず、正確に制御することも
難しい。
【0127】水分センサー76は、上記問題を解決するた
めに設置されたものであり、格子模様で分割された地域
内の加熱される食品の各々の水分含有量を感知し、水分
を多く含有した所は電磁気エネルギーの水準を低くし、
水分が少ない所は電磁気エネルギーの水準を高めて食品
の均等な加熱が得られる。
【0128】赤外線センサー77は、設定された色々な格
子領域内の熱を感知し、調理されるにつれて食品の温度
状態を指示する。これら変数は移送装置6に連結された
重量センサー41から既に受けた情報等と共に、加熱され
るにつれて食品を効果的に監視し、必要に応じて食品の
色々な地域に電磁気放射を集中させる。これによって食
品を均等に加熱するばかりでなく、食品を一番短い時間
内に精密に制御された温度に接近するようにする効果も
もたらす。
【0129】前記水分センサー76と赤外線センサー77
は、加熱される食品を格子形に区分した各領域を同時に
照射する。センサー76,77からの電気的な信号は、二進
法の信号変換器78に移されマイクロプロセッサ79(モデ
ル68HC11,Automatic Timing and Controls,Inc.,King o
f Prussia,Pennsylvania、またはそれと同等なもの)と
交信して加熱された食品について設定された格子パター
ンによってセンサー76,77から受けた情報をデジタル化
して貯蔵する。
【0130】マイクロプロセッサ79内でセンサー76,77
から受けた信号は加熱される特定の食品に適する比率で
結合し処理される。例えば、ピザを加熱する場合、赤外
線センサー77から受けた信号は、水分センサー76から受
けた信号値の2倍(70/30 に調合する)に計算する。こ
の比率は、加熱される食品および/または装置の加熱条
件によって異なり、約70/30 から約50/50 まで変化させ
ることが出来る。
【0131】これら信号は、加熱されるにつれて食品の
現状況を決定するように処理され、アイリス絞り75およ
び方向可変案内ベーン装置80を制御する信号を送って電
子レンジ7の調理室71への電磁気放射の放射量を修正す
るようになる。このために、マイクロプロセッサ79から
の信号はアイリス絞り75とインタフェースされ、必要な
程度にアイリス絞りを開閉させ、方向可変案内ベーン装
置80ともインタフェースされる。
【0132】図18を参照すれば、マグネトロンガン74か
ら発振された電磁気放射は導波管72の空洞部に放射され
衝突壁81に衝突する。このような放射は、一連の拡散器
82と停止している回転ベーン83に反射してマイクロ波放
射の同調(tuned) 形であり、収集器として用いられるチ
ャンバ(chamber) に集中させ、方向可変案内ベーン装置
80に向かうようにする。
【0133】方向可変案内ベーン装置80は稼働可能であ
り、可変的な一連の各々の案内ベーン85を制御してお
り、波の方向を変更させることは勿論、案内形態も変化
させることが出来る。このような方式で、マイクロ波放
射を、調理される食品の形状、温度および/または湿度
によって電子レンジ7の調理室71内で所望方向に調整す
ることが出来る。
【0134】図19と図21は方向可変案内ベーン装置80の
構造を例示する。例示されているように、一連の案内ベ
ーン85は300 系列ステンレス鋼のような適当な材質で造
り、2.75度の曲率からなっている。
【0135】この曲率はマイクロ波のエネルギーの反射
位置を取り出す制御能力が大きく、それによって、また
方向修正を制御するのにも良い。案内ベーン85は、マイ
クロプロセッサ79から受けた信号によって各案内ベーン
85が回転したり斜めになることが出来るようにベアリン
グ86を採用している。
【0136】更に、各案内ベーン85は、軸87によって前
後方向に回転できるようになっている。案内ベーン85の
左右方向の回転はトラニオン(trunnion)88によって実行
される。軸87とトラニオン88は、部分線形誘導モーター
(JOEL形又はこれと同等なもの)の形態を取る作動モー
ターと機械的に相互連結される。
【0137】このようなモーター等とこれらを作動させ
る制御装置は市中で販売しており、一般的な技術を用い
たマイクロプロセッサ79と容易に組み合わせることが出
来る。このようにして、色々な案内ベーン85が調理過程
中に食べ物の変化に合わせて個別的、且つ、選択的に回
転および/または傾斜するようになっている。
【0138】留意すべき点は、方向可変案内ベーン装置
80の案内ベーン85と導波管72によって囲まれている収集
器の底の溝は波の後方の散乱を防止するように、1/8 イ
ンチ以内で維持しなければならない。また、案内ベーン
85を支持するためのトラニオン支持部は、アーク放電を
消去する適切な減殺機能を有する繊維状の金属を用いて
確実に接地しなければならない。
【0139】前記実施形態では、本発明の方向可変案内
ベーン装置80を、(水分および/または熱含量に反応し
て)調理される食品の種々の条件が相違する領域に向か
うマイクロ波エネルギーを集中させてマイクロ波調理を
制御するように構成した場合について説明したが、方向
可変案内ベーン装置80を全体の目標領域に対して同一な
値の均一な波密度を提供するように案内ベーン85の位置
を調節するように用いることも出来ることに留意しなけ
ればならない。
【0140】このような多くの変化が本発明の方向可変
案内ベーン装置80を用いたため可能になったことが明ら
かである。上記のような構成は、前述した自動販売機1
のような自動販売機に用いられることは勿論であり、他
の色々な形態の食品を調理する従来の電子レンジにも適
用することが出来る。
【0141】後者の場合、即ち、他の色々な形態の食品
を調理する従来の電子レンジに適用する場合、”図表
化”の技術は加熱されるにつれて食品の状態をよく監視
し、均等に、そしてより素早く食品を加熱するように電
子レンジの開放された調理室に向かう電磁気エネルギー
を調節するために用いることが出来る。これについて以
下に2つの実験例を挙げて説明する。
【0142】(実験例1)前述した方向可変案内ベーン
装置80と4個の4分円SIY 120mm JFM センサーを装着し
たLitton 1000 W(ワット)形の修正された電子レンジ
7を用いてピザを加熱した。各センサーは、180mm 距離
で164mm の放射状(円形)パターンを読めるように設定
された。JOEL IR モニターは、外部から温度を監視する
ために用いられた。
【0143】図22に示されたように、格子パターンは3/
8 インチで設定され、7インチ直径の目標ピザに289 個
の格子を形成した。4個の4分円SIY センサーの組み合
わせにより、289 地域の全てが読めるように配列したも
のの、目標地域の外の格子は無視するようにした。
【0144】実験は7インチの円形のガラスのパイ容器
に入れてある1インチの厚さのパンケーキのこね物を用
いて実施された(標準マイクロ波エネルギーの吸収実験
方法)。
【0145】センサーは、大きいブロックの赤外線状
(約2インチの四角形)を抽出し、多重の案内ベーン85
の動作が2インチの四角形を覆うブロックに反応するよ
うにした。この作動装置と案内ベーン85の感知/反作用
は、”こね物”を通じて素早い熱分散を引き起こし、3/
8 インチの格子が食品を調理/加熱するには小さすぎた
り複雑であるという結論が得られた。
【0146】(実験例2)実験例2では、SIY 120mm セ
ンサーを2インチの観察地域に調整しており、マイクロ
プロセッサ79は、25個の地域にのみ設定されるように調
整され(前記実験例1の289 地域よりも少ない)、それ
以外には前記実験例1と同一にして実験した。
【0147】IR判読は5秒から始まって58秒で終えてお
り、その間にこの実験を追跡し監察した(図23参照) 。
結果は多くの問題が改善されて可変調節案内ベーン85が
大変均一に作動し、マイクロ波エネルギーを冷たい部分
にのみ集中させており、58秒の露出の間に加熱が大変均
等に維持された。この時の案内ベーン85は、1.75インチ
の各々の地域をほとんど重複なくカバーした。
【0148】尚、当該分野の熟練された技術者であれ
ば、本発明の特性を説明するために、前述の如く説明さ
れ、例示された部分の詳細な事項、材質および配列が添
えられた特許請求範囲の技術的な思想の範囲内で様々に
変更可能であることが分かるであろう。また、電子レン
ジ7とともに、ここで説明された多くの構成要素が本発
明の自動販売機1と関連し、またはそれと別で活用され
ることも出来るということが分かるであろう。
【0149】
【発明の効果】本発明に係る加熱食品自動販売機は、上
述の構成と作用とを有するので、より効率的に加熱調理
された食品を販売する自動販売機を提供することが出来
る。
【0150】また、自ら十分に貯蔵した食品を加熱調理
し自動で投出することができ、効果的な独立動作ができ
る自動販売機を提供することが出来る。
【0151】また、始めに食品を冷凍状態で保管するこ
とができ、加熱し、より効率的に適当な投出場所まで加
熱調理された食品を移送し販売する自動販売機を提供す
ることが出来る。
【0152】さらに、消費者に望ましい時間の範囲内
に、すなわち一般に1分またはそれ以下の時間内に加熱
調理された食品を準備し提供することのできる自動販売
機を提供することが出来る。
【0153】その上、加熱媒体としてマイクロ波調理技
術を用いて前記の改善点を成し遂げることのできる自動
販売機を提供することが出来る。
【0154】加えて、前記の改善点を成し遂げることの
できるように改善されたマイクロ波調理システムを結合
した自動販売機を提供することが出来る。
【0155】さらに、ピザのようなこね物形の食品を加
熱調理し自動販売することのできる自動販売機を提供す
ることが出来る。
【0156】また、マイクロ波調理技術を使用しながら
も既存の方法によって調理した食品程度の均質性を有す
るピザのようなこね物形の食品を加熱調理し自動販売す
ることのできる自動販売機を提供することが出来る。
【図面の詳細な説明】
【図1】本発明の自動販売機の内部を示す正断面図であ
る。
【図2】本発明の自動販売機の内部を側面で示す側断面
図である。
【図3】図1の線3-3 に沿って切断した自動販売機の冷
凍庫の断面図である。
【図4】自動販売機の移送装置のうち選択円板の平面図
である。
【図5】(A)〜(C)は自動販売機の冷凍庫から食品
の移送を概略的に示す断面図である。
【図6】自動販売機用の冷凍庫ドアの他の実施形態の側
面図である。
【図7】自動販売機用の冷凍庫の他の実施形態の部分断
面図である。
【図8】図7の冷凍庫で線8-8 に沿って切断した断面図
である。
【図9】図7に示された冷凍庫用の選択円板組立体の平
面図である。
【図10】食品投出口を示した図7の冷凍庫の底面図であ
る。
【図11】自動販売機の冷凍庫に結合された移送装置を作
動させるゼネヴァ(Geneva)機構の平面図である。
【図12】自動販売機用の移送装置の他の実施形態の斜視
図である。
【図13】図12の移送装置を駆動させる駆動装置の斜視図
である。
【図14】図12の移送装置から食品が投出される投出ドア
の斜視図である。
【図15】図12ないし図14に示した移送装置の動作を示す
平面概略図である。
【図16】自動販売機の電子レンジの部分側断面図であ
る。
【図17】図16の電子レンジの作動部品の概略図である。
【図18】図16の電子レンジ用の導波管の断面図である。
【図19】図18の導波管に結合された方向可変案内ベーン
装置の斜視図である。
【図20】図19の方向可変案内ベーン装置の案内ベーン部
分の支持構造を示す部分側断面図である。
【図21】図19の方向可変案内ベーン装置の平面図であ
る。
【図22】本発明の電子レンジで加熱したピザ製品の赤外
線熱分布の概略図である。
【図23】本発明の電子レンジで加熱したピザ製品の赤外
線熱分布の概略図である。
【符号の説明】
1…自動販売機、2…キャビネット、3…フレーム、4
…移送装置、5…冷凍庫、6…移送装置、7…電子レン
ジ、8…投出点、10…密閉部、11…凝縮機/コンプレッ
サ装置、12…凝縮機ファン、13…導管、14…フィルタ
ー、15…冷却コイル、16…外部壁、17…内部壁、20…モ
ニター、21…ストリップレコーダー、24…空洞部、25…
貯蔵容器、26…蓋板、27…底、30,30′,30″,30″′
…選択円板、32…モーター、33…移送孔、35,35′,3
5″,35″′…投出口、37…ギア、38…歯付きベルト、4
0…光センサー、41…質量センサー、42,42′…冷凍庫
ドア、45…移送ローラー装置、46…移送トレイ、47…ド
ア、48…アーム、49…作動軸、51…DCモーター、55,
55′…投出ドア、56…作動装置、65…傾斜装置、66…連
結台、67…電気モーター、70…密閉部、71…調理室、72
…導波管、74…マグネトロンガン、75…アイリス絞り、
76, 77 …センサー、78…信号変換器、79…マイクロプ
ロセッサ、80…方向可変案内ベーン、81…衝突壁、82…
拡散器、83…回転ベーン、85…案内ベーン、87…軸、11
0 …ヒンジ、115 …円板、121 …移送トレイ、123 …ベ
アリング、124 …ベアリングブロック、125 …監視孔、
126 …駆動装置、127 …駆動ピン、128 …フレーム、13
0 …ソレノイド、131 …軸、132 …モーター、133 …リ
ミットスイッチ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装容器内に冷凍され収容されたこね物
    形の食品を提供し、移送された食品を包装容器そのまま
    で加熱し食べられる形態で調理するための加熱食品自動
    販売機において、 食品が入っている多数の包装容器を幾重にも重ねて収容
    し、その底に開口を形成した多数の貯蔵容器と、 前記貯蔵容器の一つの開口から包装容器を受けるのに適
    合する大きさと形状を有する移送孔を有し、 前記移送孔が前記貯蔵容器の下で水平に動くことができ
    るように軸周囲に回転できると共に、前記多数の貯蔵容
    器の下に設置された選択円板を含む前記貯蔵容器内の一
    番下にある包装容器を、残りの貯蔵容器内の包装容器か
    ら伝達するための手段と、 投出口を内部に有し前記選択円板の下に設置された底
    と、 前記貯蔵容器の内の一つから選択された包装容器が多数
    の貯蔵容器の下にある前記選択円板の回転に対応して移
    送孔内に収容することができ、前記選択円板がもう少し
    回転して前記移送孔が前記投出口のすぐ上に位置すると
    き、包装容器を前記移送孔から前記投出口へ伝達できる
    ように前記貯蔵容器と前記投出口に対する前記選択円板
    の相対的な回転を制御する手段と、 マイクロ波調理手段と、前記包装容器内の食品をあらか
    じめ設定された方式によって調理するために前記マイク
    ロ波調理手段を制御する手段と、 前記投出口を塞いで選択された包装容器の選択された食
    品を調理するための手段と、 調理された食品を移動させて放出する手段と、 を有して構成された食品加熱機能を有する加熱食品自動
    販売機。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵容器は、冷凍庫の内部壁と直接
    接触する冷凍コイルを含む冷凍庫であることを特徴とす
    る請求項1に記載の加熱食品自動販売機。
  3. 【請求項3】 遠隔の地の施設と通信し、該遠隔の地の
    施設との間でデーターを交信する手段を含む請求項1に
    記載の加熱食品自動販売機。
  4. 【請求項4】 食品が内部にあるかどうかを感知するた
    めに、前記移送孔に設置された光センサーと重量センサ
    ーとを含む請求項1に記載の加熱食品自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記多数の貯蔵容器は、装置に対して静
    止状態に保持されていることを特徴とする請求項1に記
    載の加熱食品自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記貯蔵容器が多数の入れ子になったグ
    ループで配列され、各々の貯蔵容器グループのうちの一
    つの下部で独立的に回転できる多数の円形配列された同
    心の選択円板と、 前記各々の選択円板の一つと関連するベースに形成され
    た多数の投出口と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱食品自
    動販売機。
  7. 【請求項7】 前記投出口を塞ぐ手段が、該投出口のす
    ぐ下でスライディング(Sliding)できるように設置され
    たドアであることを特徴とする請求項1に記載の加熱食
    品自動販売機。
  8. 【請求項8】 前記包装容器を収容し、電子レンジ内に
    収容され得る移送トレイを含むことを特徴とする請求項
    7に記載の加熱食品自動販売機。
  9. 【請求項9】 前記包装容器が前記移送トレイの上に置
    いてあることを感知するセンサー手段を含むことを特徴
    とする請求項8に記載の加熱食品自動販売機。
  10. 【請求項10】 前記投出口を塞ぐ手段は、該投出口の
    すぐ下でヒンジ係合されたドアで構成したことを特徴と
    する請求項1に記載の加熱食品自動販売機。
  11. 【請求項11】 前記ドアが前記投出口を閉じ、密閉す
    るための円板を含むことを特徴とする請求項10に記載
    の加熱食品自動販売機。
  12. 【請求項12】 前記調理手段は、投入された包装容器
    を受け入れる調理室を塞ぐドアと、 包装容器を受け入れるためにドアに設けたトレイと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の加熱食品自動
    販売機。
  13. 【請求項13】 前記トレイの一部を前記ドアから突出
    して構成したことを特徴とする請求項12に記載の加熱
    食品自動販売機。
  14. 【請求項14】 前記トレイが、前記ドアにピボット
    (Pivot)軸を中心として回転できるように設けられたこ
    とを特徴とする請求項12に記載の加熱食品自動販売
    機。
  15. 【請求項15】 前記トレイと選択的に結合され、前記
    ドアのすぐ横の第1の位置から前記包装容器の出荷点で
    ある第2の位置へ移動させる手段を含むことを特徴とす
    る請求項14に記載の加熱食品自動販売機。
  16. 【請求項16】 前記包装容器が、前記トレイの上にあ
    るかどうかを感知するセンサー手段を含むことを特徴と
    する請求項15に記載の加熱食品自動販売機。
  17. 【請求項17】 約1分か、それ以下の時間内に食品を
    食べるのに適当な温度まで加熱するように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の加熱食品自動販売機。
  18. 【請求項18】 食品の水分含量を感知し、時間によっ
    て食品の水分含量を示す信号を発生させる水分センサー
    手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の加熱食品
    自動販売機。
  19. 【請求項19】 前記食品の温度を感知し、時間によっ
    て食品の温度を示す信号を発生させる熱センサー手段を
    含むことを特徴とする請求項18に記載の加熱食品自動
    販売機。
  20. 【請求項20】 前記水分センサー手段と、前記熱セン
    サー手段とが、マイクロ波調理手段を制御すると共に、
    あらかじめ設定された方法によって食品を調理するため
    に水分含量を示す信号と温度を示す信号の制御手段との
    間で交信するように構成したことを特徴とする請求項1
    9に記載の加熱食品自動販売機。
  21. 【請求項21】 前記加熱食品自動販売機が約1分また
    はそれ以下の時間内で食品が食べられる温度で加熱する
    ためのものであって、 独立的に設置されたコインで作動される構造に破損防止
    警報装置を含み、 貯蔵手段が貯蔵容器の上部分への通路を提供するための
    チルティング(Tilting)装置に設置された密閉部内の多
    数の貯蔵容器を収容し、該密閉部が傾斜する時、少なく
    とも装置の一部分が使用できないようにするロックアウ
    ト手段を有し、 前記密閉部は冷凍庫の内側壁に直接接触する冷却コイル
    を有する閉鎖回路の密封された装置である冷凍庫と前記
    貯蔵手段の温度を監視する記録手段を含み、 多数の貯蔵容器が円形で配列され選択円板に対して相対
    的に停止しており、選択円板は貯蔵容器の開口に対して
    相対的に移動し移送孔へ移送するため貯蔵容器内に残っ
    ている食品から該貯蔵容器内の一番底にある食品を剪断
    し、移送孔の形状は収容する食品と略同一であるもの
    の、大きさは少し大きく、食品の有無を感知するための
    光学感知手段及び質量感知手段を有し、 選択円板は8字形の軌道に沿って作動されるゼネヴァ(G
    ENEVA)運動によって移送孔に対して回転が制御され、投
    出された食品を、調理手段内に収容することのできる食
    品を収容するための移送トレイへ投出された食品を引き
    渡すための滑降手段によって投出された食品を移送する
    ために投出口の下に設置されたドアによって密閉され、
    食品が移送トレイの上にあるかどうかを感知するための
    センサー手段を含み、 調理手段は、投出された食品を受け入れる調理室を閉め
    るドアと、 滑降手段から滑って来た食品を受けるためのドアが突出
    され、ドアにピボット式で固定され、トレイに選択的に
    結合し、トレイをドアの近くの第1位置からトレイと食
    品を収容するために引き退くことのできる移送ドアと、 整列された第2位置に移動させるための手段と連合し作
    動するトレイと、 食品がトレイにあるかどうかを感知するためのセンサー
    手段と、 を含むことを特徴とする請求項20に記載の加熱食品自
    動販売機。
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