JP2004530257A - 食品を加熱するための装置、加熱手段、及びその供給組立体 - Google Patents

食品を加熱するための装置、加熱手段、及びその供給組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2004530257A
JP2004530257A JP2002568956A JP2002568956A JP2004530257A JP 2004530257 A JP2004530257 A JP 2004530257A JP 2002568956 A JP2002568956 A JP 2002568956A JP 2002568956 A JP2002568956 A JP 2002568956A JP 2004530257 A JP2004530257 A JP 2004530257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
heating
housing
microwave energy
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002568956A
Other languages
English (en)
Inventor
アシュフォード,ケン,ケヴィン
マクリーン,デヴィッド,ウィリアム
ブラウン,スチュワート
Original Assignee
アイピィヴィ ピィティワイ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイピィヴィ ピィティワイ リミテッド filed Critical アイピィヴィ ピィティワイ リミテッド
Publication of JP2004530257A publication Critical patent/JP2004530257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/80Apparatus for specific applications
    • H05B6/808Microwave heating adapted for vending machines
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F11/00Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
    • G07F11/46Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from movable storage containers or supports
    • G07F11/58Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from movable storage containers or supports the articles being supported on or by endless belts or like conveyors
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/0064Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for processing of food articles
    • G07F17/0078Food articles which need to be processed for dispensing in a hot or cooked condition, e.g. popcorn, nuts
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/10Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling
    • G07F9/105Heating or cooling means, for temperature and humidity control, for the conditioning of articles and their storage
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/70Feed lines
    • H05B6/701Feed lines using microwave applicators
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/78Arrangements for continuous movement of material
    • H05B6/782Arrangements for continuous movement of material wherein the material moved is food
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/14Cooking-vessels for use in hotels, restaurants, or canteens

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

食品(P)を加熱するための手段(22)。手段は(22)は、オーブン筐体(52)と、マイクロ波エネルギーを発するための少なくとも一本の磁電管(56,58,60,62,64,66)を備え、マイクロ波エネルギーを食品に集束するように構成されたマイクロ波エネルギー集束手段(68,70,72)を備える。磁電管は、筐体(52)の外部に配設され、マイクロ波エネルギー集束手段は、筐体(52)の内部に配設される。また、オーブン筐体の基部に隣接して位置するように構成された第1の大径基面(118)と食品(P)をオーブン筐体の基部から垂直に変位した定位置に支持するように構成された第2の小径の支持面(120)と、基面と支持面との間で斜め下方に傾斜する側面(122)を有する略円錐台形の食品支持手段(116)を開示している。食品(P)は、支持面(120)からオーブン筐体の開口に向けて押し出されると、側面(122)を摺動して落ちることによりオーブン筐体を出る。また、さらに、オーブン筐体の開口に向かって、また、離れる方向に往復運動するように構成された食品位置決め排出手段(138)も開示している。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、食品を加熱するための装置、加熱手段、及びその供給組立体に関する。
この装置、手段及び組立体は、主に、ホットパイ自動販売機に使用するために開発されたものであり、以降、この適用分野に関して説明する。ただし、この装置、手段及び組立体は、この適用分野に限定されるものではない。
【背景技術】
【0002】
食品自動販売機は、公共の駅、運動場、ショッピングセンターなどのような多くの公共の場では一般的に見られるものである。自動販売機は大きく分けて三つのタイプがある。すなわち、冷たい飲料やアイスクリームのような製品を冷蔵型、菓子やスナックのような製品のための常温型、そして、ホットチップや調理済み食品用の加熱型である。
【0003】
現存の加熱食品自動販売機の問題点は、操作が遅く、従来の方法で料理されたものより質的に劣る食品しか調理できないという点である。例えば、ほとんどの加熱食品自動販売機は、調理しすぎて歯ざわりが悪くなりがちな従来の電子レンジ型オーブンに頼っており、購買客が食品を自動販売機で購入し、別に設けられた電子レンジ型オーブンにそれを入れ、またそこから出すという作業を必要としていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、従来の技術の欠点を実質的に克服する、もしくは、少なくとも改良することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の形態では、食品を加熱するための手段を備えており、前記手段は、
オーブン筐体と、
少なくとも一本のマイクロ波エネルギー用磁電管と、
各磁電管に付随するとともにマイクロ波エネルギーを食品に向けて集束させるように構成されたマイクロ波エネルギー集束手段とを備え、
磁電管が筐体の外部に配設され、マイクロ波エネルギー集束手段が筐体の内部に配設されていることを特徴とする。
【0006】
好ましくは、マイクロ波エネルギー集束手段は、第1の端部が磁電管に隣接し、第2の端部が食品に向かっているホーン型である。好ましい実施形態では、ホーンの断面は略長方形である。もう一つの実施形態では、ホーンは略円錐形である。ある形態では、ホーンは小径の第1の端部から大径の第2の端部へ向かってテーパ状となっている。また、別の形態では、第1と第2の端部の寸法は同じであり、よって、ホーンは、平行四辺形の管の形態である。
【0007】
ある実施形態では、前記手段は第1(上側)の磁電管と、第2(下側)の磁電管を備え、それらは、好ましくは互いに略(垂直に)並んで対向している。好ましくは、第1の磁電管のホーンの長軸に、第2の磁電管の短軸の方向が合わせられている。前記手段は、好ましくは第2の磁電管と並列して略(水平に)並ぶ第3の(下側)磁電管を備える。また、前記手段は、第3の磁電管に望ましくは略(垂直に)並んで面する赤外線ヒータを備える。さらに、好ましくは、前記手段は、望ましくは第3の磁電管に対向する角度で配設された赤外線加熱器のいずれかの側に第4の(上側)磁電管と第5の(上側)磁電管を備える。前記手段は、任意で、望ましくは第3の磁電管と略(水平に)並列して並ぶ第6の(下側)磁電管を備える。
【0008】
赤外線加熱器は、単一もしくは一対のハロゲンランプであるのが望ましい。
【0009】
オーブンの筐体は、望ましくは入口ドアと、出口ドアとを備え、それらドアはいずれかのドアが開放されているときには磁電管/加熱器に通電されないようなインターロックを備えている。
【0010】
もう一つの実施形態では前記手段は、第1の(上側)磁電管と、望ましくは第2及び第3の(側方)磁電管を備える。
【0011】
オーブン筐体は、望ましくはドアを備え、前記ドアには、前記ドアが開放されている間は磁電管が通電されないようなインターロックを備える。
【0012】
前記手段は、望ましくはオーブン筐体内部の入口ドアと出口ドアの間にコンベヤを備える。好ましくは、前記コンベヤは入口ドアから第1と第2の磁電管の間の第1の加熱位置、さらに、第3、第4、及び第5の磁電管とヒータと第5の磁電管との間の第2の加熱位置、そして出口ドアまで食品を搬送できるように制御可能である。前記コンベヤは、任意で、第2の加熱位置から第6の磁電管の上方の第3の加熱位置、そして出口ドアまで搬送するように制御可能である。
【0013】
また、前記コンベヤは、好ましくは、食品を第1の加熱位置に固定して第1の所定の時間保持するように制御可能である。また、前記コンベヤは、好ましくは、食品を第2の加熱位置で第2の所定の時間、予め決められた距離を振動するように制御可能である。前記コンベヤは、任意で、食品を第3の加熱位置に第3の所定の時間保持するように制御可能である。
【0014】
本発明の第2の形態によると、食品を加熱するための手段のための食品供給組立体を備えており、前記組立体は、
可動密閉手段を備えた出口開口部を有する複数の食品保存用の機構と
密閉手段を内部に受容するように構成された第1の容器を有する搬送手段と、
内部に食品のうちの一つを受容するように構成された第2の容器とを備え、
第2の容器は、開放すると、第2の容器内の食品が、食品を加熱するための手段へ向けてすべて解放されるように構成された出口ドアを有し、第1の容器は、搬送手段が密閉手段を受容するための第1の位置に位置するときには出口開口部に隣接し、第2の容器は、搬送手段が食品を受容するための第2の位置に位置するときには出口開口部と隣接し、
第2の容器の出口ドアは、搬送手段が第2の位置にあるときにのみ開放可能であるため、出口開口部は、搬送手段が第1の位置に位置するときには第1の容器の密閉手段によって実質的に密閉された状態に保たれ、搬送手段が第2の位置に位置するときには第2の容器の出口ドアによって実質的に密閉された状態に保たれる。
【0015】
前記搬送手段は、好ましくは、第1の位置で密閉手段を第1の容器の中に受容し、第2の位置へ移動し、第2の容器の中の食品を受け取り、第1の位置へ戻って出口に密閉手段を戻すとともに出口ドアを開放して第2の容器から食品を解放するように構成されている。
【0016】
前記搬送手段は、好ましくは、第1と第2の位置の間を往復して摺動するように構成されている。
【0017】
実施形態において、保存機構は、好ましくは、内部の略垂直に積み重ねられた食品を受容するように構成された少なくとも一つの内部マガジンを備え、マガジンの底部は、前記装置の出口開口部と位置合わせ可能な開口端部を有する。前記保存機構は、好ましくは、内部に複数の前記マガジンを有する回転台を備えている。回転台は、望ましくは、略垂直な軸の周りを回転可能であり、前記マガジンの開口端部を装置の出口開口部と一直線上に並ぶ位置に位置を合わせて停止できるように構成されている。
【0018】
本発明の第3の形態では、食品を加熱するための装置を備えており、前記装置は、
電子レンジ型オーブン筐体と、
外形が略円錐台で、オーブン筐体の基部に隣接して位置する第1の大径の基面と、食品をオーブン筐体の基部から垂直方向に離した定位置に加熱できるように支持する第2の小径の支持面と、基面と支持面との間に延在する傾斜した側面を有するオーブン筐体内の食品支持手段とを備え、
食品は、支持面からオーブン筐体の開口に向かって押し出されると、側面を摺動してオーブン筐体から排出されることを特徴とする。
【0019】
前記装置は、好ましくは、
筐体の外部に配設されたマイクロ波エネルギーを発するための少なくとも一本の磁電管と、
筐体内部の各磁電管に付随して配設され、マイクロ波エネルギーを支持面上の食品に向かって集束させるマイクロ波エネルギー集束手段とを備える。
【0020】
前記手段は、好ましくは、基面と側面を有する中空のポリエチレン製基部と、支持面を有するテフロン製支持部を備える。テフロン支持面は、望ましくは、使用中、上方に食品が位置するダイポールアンテナを備え、前記アンテナは、マイクロ波エネルギーを食品に集束させるように構成されている。前記アンテナは、使用中は食品から離れたテフロン支持板の側面に螺合される金属製ねじの形態であるのが好ましい。
【0021】
本発明の第4の形態では、食品を加熱するための手段を備えており、前記装置は、
開口を有するオーブン筐体と、
後退位置と前進位置との間を開口へ向かう方向及び開口から離れる方向に往復運動するように構成された食品位置決め排出手段と、
開口を通って筐体内まで下方に傾斜するシュートとを備え、
前記手段が後退位置にあるときには、当接することによって食品が筐体内に移動しないように制限するように構成されているとともに、前進位置まで移動中に筐体から食品を押し出すように構成されていることを特徴とする。
【0022】
さらに、前記位置決め排出手段は、好ましくは、食品と略相補形状の前縁と、ヘッドを前進後退するように構成された摺動機構とを有する食品ヘッドを含む。摺動機構は、望ましくは、一対のガイドロッドと、前進及び後退可能な駆動ロッドとを有する。駆動ロッドは、好ましくは、油圧シリンダもしくは電気ソレノイドに取り付けられる。
【0023】
前記筐体は、好ましくは、開口上にドアを有し、シュートは、ドアが開くと、その下縁が開口に向くように下方向に回動するとともに、上方向に回動して、ドアが開閉できるように開口に向かう方向及び離れる方向に移動させることができるように構成されている。さらに、筐体は、望ましくは食品をシュートから後退した食品位置決め排出手段まで搬送するように構成されたスライドを備えている。
【0024】
実施の形態では、前記装置は、略垂直に積み重ねられた食品を受け取るように構成された少なくとも一つの内部マガジンを備え、マガジンの底には、シュートと位置合わせ可能な開口端部を有する。前記装置は、好ましくは、内部に複数の前記マガジンを有する回転台を備えている。前記回転台は、望ましくは略垂直な軸の周りを回転可能であり、前記マガジンそれぞれの開口端部を前記シュートと一直線上に並ぶ位置に位置を合わせて停止できるように構成されている。
【0025】
本発明の第5の形態では、食品を加熱する装置を備えており、前記装置は、本発明の第1の形態による食品を加熱するための手段、本発明の第3の形態による食品を加熱するための手段、及び本発明の第4の形態による食品を加熱するための手段を備える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながらあくまでも例示を目的として説明する。
まず、図1から図3を参照すると、本発明の第1の実施形態による、食品、すなわち、好ましい実施形態では、冷凍パイP(図8から図11及び図13から図14を参照)を加熱するための装置20が示してある。装置20は、参照番号22で全体を示すパイPを加熱するための手段と、参照番号24で全体を示す冷凍パイ供給組立体とを備える。手段22と組立体24それぞれについては、後に、個別にさらに詳しく説明する。
【0027】
図1から図11を参照すると、供給組立体24は、基本的に、ここで示す好ましい実施形態では、冷却され、断熱された密閉可能な保存機構26を備える。保存機構26は、それぞれが25個までの冷凍パイPを積載して保持できる、端部が開放された12個の円筒形マガジン30を設けた外輪を有する回転可能な回転台28を備える。マガジン30は、それぞれ、取り外し可能な摺動式の蓋(図示せず)を端部に有し、搬送、保存、及び設置中、さらには盗難防止のためにパイPを内部に保持する。蓋は、マガジン30を回転台28に設置している間は取り外す。
【0028】
保存機構26は、後にさらに詳しく説明するが、その下側端部に移動可能な密閉手段34(図8参照)を受容するように構成された出口開口部32を有する。回転台28は、垂直軸36の周りを回転可能であり、それぞれのマガジン30の下側開口端部がそれぞれ保存機構26の出口開口部32と一直線に並ぶ12の位置で位置を合わせて停止できるように構成されている。
【0029】
図4及び図5に最も明確に示すように、組立体24は、ブロック38の形態を有する搬送手段を備える。ブロック38は、内部に密閉手段34を受容するように構成された第1の円形容器40と、内部に冷凍パイPを一つ受容するように構成された第2の円形容器42を有する。
【0030】
図8から図11に最も明確に示すように、第2の容器42の下側には、矢印46の方向(図11参照)に回動可能で第2の容器42を開閉できる出口ドア44が設けてある。ブロック38は、第1の容器40が保存機構の出口開口部32と略垂直に一直線に並ぶ第1の位置(図8及び図9参照)と、第2の容器42が出口開口部32と略垂直に一直線に並ぶ第2の位置(図10参照)との間を往復摺動する。ブロックが第1の位置にあるときには、第2の容器42は、食品加熱手段22へと続く搬送コンベヤ50(図3参照)につながる搬送シュート48と略垂直に一直線上に並ぶ。これについて、図12から図17を参照しながら説明する。
【0031】
食品加熱手段22は、基本的に、第1と、第2と、第3と、第4と、第5と、任意で第6のマイクロ波エネルギー発射磁電管56、58、60、62、64及び66をそれぞれ装着した金属製のオーブン筐体52を備える。磁電管は、ここで示す好ましい実施形態によると、1から2KWの容量である。第1と、第2と、第3の磁電管56、58、60のマイクロ波エネルギーは、集束ホーン68、70、及び72それぞれによって誘導される。
【0032】
図16及び図17に最も明確に示すように、ホーン68、70、及び72は、磁電管に隣接する小径の端部74から大径の端部76に向かってテーパ状となっており、断面は長方形である。第1のホーン68の長軸Lに、第2のホーン70の短軸が合わせられている。
【0033】
図18及び図19は、代わりに装置20の食品加熱手段22で使用可能な平行四辺形の管の形状の集束ホーン68a、70a、及び72aの第2の実施形態を示す。
【0034】
図12から図15を再び参照すると、オーブン筐体52は、網目状のスクリーン80で覆われた一対のハロゲンランプ78の形態の赤外線ヒータ77と、入口及び出口ドア82,84それぞれを有する。電動モータ88によって駆動される制御可能なコンベヤ86が入口及び出口ドア82及び84の間に設けられている。図1及び図3に最もわかりやすく示すように、搬送コンベヤ50は、オーブン入口ドア82につながる。
【0035】
ここで示す好ましい形態では、第1と第2の磁電管56,58は、略垂直に並んでおり、第2、第3及び第6の磁電管58、60及び66は、略水平に並んでおり、第4及び第5の磁電管62,64は第3の磁電管60に対して角度を付けてあり、赤外線ヒータ77のいずれかの側に位置する。
【0036】
装置20には、制御装置(図示せず)、好ましくは、プログラマブル論理制御装置(PLC)が設けられている。これについては従来技術において周知であるため、説明は省略する。
【0037】
食品加熱装置20の操作について説明する。まず、回転台28に好ましくは−18℃〜−20℃に冷凍した冷凍パイPのマガジン30を搭載する。これにより、食品を凍らせる/冷やす必要がなく、配達時の冷却温度に維持すればよいだけなので、保存室26に設けた冷却手段に要求される冷却能力を低減することができる。異なるスタイルもしくは味のパイPを異なるマガジン30に搭載することが可能である。
【0038】
第2に、購買客が特定のスタイルもしくは味のパイPを指定し、適当な金額を装置20に投入する。さまざまな支払い受け取り機構があるが、これらもみな周知の技術であるため、説明を省略する。ここで、制御装置がステップモータ(図示せず)に通電し、図8から図11に最も明確に示すように回転台28を希望のパイPが入っているマガジン30が出口開口部32の上方に位置するまで回転させる。次に制御装置は、好ましくは油圧シリンダ(図示せず)によって密閉手段34を出口開口部32内部から第1の容器40内部まで駆動する。密閉手段34は、矢印89で示すように、隣接するパイPを重力によりマガジン30の底から出口開口部32まで一緒に搬送する。次に、制御装置は、好ましくはやはり油圧シリンダ(図示せず)によって、ブロック38を矢印92の方向に第1の位置(図8および図9参照)から第2の位置(図10参照)まで駆動し、パイを重力によって第2の容器42に落とす。第2の開口42に設けた出口ドア44は、ブロック38が第2の位置にいる間は閉じたままである。
【0039】
次に制御装置は、ブロック38を矢印94の方向に駆動して第1の位置(図11参照)まで戻し、別の油圧シリンダ(図示せず)に通電してドア44を回動させて矢印46に方向に開く。これにより、パイPは、搬送シュート48の中に落ちて矢印98で示す方向に進み、搬送コンベヤ50(図1参照)に向かう。同時に、密閉手段34は、駆動されて出口開口部32内へ戻って矢印100で示すように出口開口部32を閉鎖する。ブロック38の一往復サイクルは、約2〜3秒である。
【0040】
図12から図15を再び参照すると、入口ドア82が開放され、コンベヤ50(図1参照)が制御装置によって起動し、パイPをオーブン筐体52の中に入れてコンベヤ86上に載せる。さらに、制御装置は、駆動モータ88を起動してコンベヤ86を移動させ、パイPを第1と第2の磁電管56および58の間の第1の加熱位置(図12参照)まで移動させる。すると磁電管56および58が10から30秒間起動する。パイPの位置は、好ましくは制御装置と通信する電子ビーム(図示せず)によって拘束される。この位置ではホーン68および70(互いに90度の角度をなす)は第1と第2の磁電管56および58から発せられるマイクロ波エネルギー(よって互いに90度の角度で発せられる)をパイPの最も加熱を必要とする箇所へ向ける。上記の90度という角度は、磁電管同士のエネルギーの相互結合を阻止すると同時にパイPの中心の加熱の均一性を高めることができて有利である。
【0041】
パイPは、第3、第4、および第5の磁電管60、62、および64と赤外線ヒータ77の間の第2の加熱位置まで進み、さらに10から30秒間40mmの振幅で前後に振動する。この位置にある間、第3、第4および第5の磁電管60、62、および64は、先に解凍した中央部分も含むパイPの残りの部分の加熱を続け、赤外線ヒータ77が皮の最上層を加熱し、焼き目をつけ、パリパリにする。
【0042】
磁電管/赤外線ヒータへの電力供給が停止し、パイPが出口ドア84へ進んで通過し、購買客がそれを取り出す。すべての磁電管と赤外線ヒータが入口および出口ドア82と連動しているので、ドア82,84のいずれかが開いているときには意図的にも、また、不注意でも通電することができないことは理解できよう。
【0043】
さらに加熱が必要な場合は制御装置がパイを第6の任意の磁電管66上に置くように構成することもできる。
【0044】
上記の本発明の実施の形態は、従来の技術の装置に比べて次のような利点がある。まず、製品供給組立体24は、選択したパイを略密閉された保存および冷蔵構内から迅速にオーブン筐体まで2秒から3秒で送給できる。これに関連して、冷蔵保存機構26の密閉の完全性はブロックが第1の位置にあるときには密閉手段によって、またブロックが第2の位置にあるときには第2の容器出口ドアによって常に維持されており、よって温度損失が最低限に保たれることがわかる。また、本発明が冷蔵されていない食品に使用された場合、同様の密閉装置が食品保存室の略密閉性を有利に保つことができる。
【0045】
第2に、好ましい実施形態の二段階加熱過程(すなわち、高強度集束マイクロ波エネルギーおよび赤外線加熱)は、食品の劣化を最小限に保ちながら冷凍食品の解凍と加熱を迅速に行うことができる。
【0046】
第3に、パイを注文してから加熱したパイを受け取るまでにたった30から45秒しかかからず、購買客の補助も必要としない。
【0047】
図20から図24は、全体を参照番号100で示した、パイPを加熱するための手段の第2の実施の形態である。前記手段100は、一本(1000ワット)の上側磁電管104と、二本(800ワット)の側方磁電管106および108をそれぞれ有するオーブン筐体102を備えており、それら磁電管はオーブン筐体102の外側に位置している。磁電管104,106、および108は、それぞれ、オーブン筐体102内部に集束ホーン110,112、および114を備えている。ホーン110,112、および114は、それらの磁電管に隣接する小径端部から筐体102内部の大径端部へ向かってテーパ状になっており、磁電管104、106、および108からのマイクロ波エネルギーを加熱中、後にさらに詳しく説明する、全体を参照番号116で示す食品支持手段上に位置するパイPに集束する。
【0048】
オーブン筐体102は、先に述べた磁電管104,106とホーン110,112、および114が付加されていること以外は周知の家庭用電子レンジ型オーブンに類似している。
【0049】
支持手段116は、大径の環状基面118と、小径の円形支持面120と、それらの間に外側斜め下方向に傾斜した側面122を有する略円錐台の外形を有する。支持手段116は、二つの構成要素、すなわち、ポリエチレン製の中空基部124とテフロン製の上板126から形成されている。基部124は、オーブンの内部電動モータによって駆動される周知のベース回転台127上に戴置されるとともに使用中は回転される。上板126は、そこに螺合されたスチール製ねじ128の形態の短いダイポールアンテナを有する。ねじ128は、支持手段116の上に位置するパイPの(高架)加熱位置に向かって設置された集束ホーン110,112、および114から発せられたマイクロ波エネルギーの集束を助ける役割を果たす。図25に最も明確に示すように、上板126は、パイPがオーブン筐体102の中に摺動して入ったときにパイPをその上で位置決めするための中央リベート127を有する。リベート127の直径は、パイ台の寸法と同じである。
【0050】
筐体102の前部には、先に説明したPLCの制御によって開閉するように構成されたドア130を有している。筐体102の外部には、ドア130の上縁上に位置する遠位の端部を有する、回動式に取り付けたシュート132が設けてある。シュート132は、ドア130が閉じると、ドア130によって上方に押し上げられることによって上昇位置(図23参照)へ回動する。ドア130が開くと、シュート132が重力によって下降位置(図22および24参照)へ回動し、そこでシュート132の最下縁部がオーブン筐体102内に向けられる。下降位置では、シュート132の下縁が筐体102内部に垂下されたスライド134の上縁に略隣接する。矢印136で示すように、下降したシュート132とスライド134は、協働して、パイPがシュート132を介して落ち、スライド134を横切ってテフロン製上板126に乗るまでの通路が形成される。シュート132は、先に述べた回転台28から供給される。
【0051】
全体を参照番号138で示す食品位置決め排出手段もオーブン筐体102内に延在する。手段138は、前縁142がパイPのそれと相補形状であるポリエチレン位置決めヘッド140を備えている。ヘッド140は、前進/後退可能な油圧シリンダ146によって両方向矢印144で示す方向に前進後退できる。手段138は、ガイドロッド148を備え、ヘッド140を図示の方向に保つ。
【0052】
手段100の操作について説明する。まず、先に説明した回転台28の変形(図示せず)を冷凍パイPとともに搭載する。変形回転台は固定したガイドロッドを着脱式マガジン30の定位置に使用している。第2に、やはり先に述べたように、顧客が特定のスタイルまたは味のパイPを指定し、適当な金額を装置に投入する。制御装置は、これも先に述べたように、油圧シリンダ(図示せず)によって作動するラチェット型位置決めアーム(図示せず)に通電し、希望のパイPがシュート132の上方に来るまで回転台28を回転させる。制御装置は、可動密閉手段34と類似した手段(図示せず)を、シリンダ出口開口部32から離れる方向に駆動して隣接するパイPを重力により、シリンダ30の底からシュート132の上まで落下させる。
【0053】
シュート132に入ったパイPの準備のため、ドア130が開き、それによってシュート132が下方向に回動して図22に示す下降位置に移動する。すると、ヘッド140が図22に示す位置まで前進する。そして、パイPは、すべて矢印136で示すように、シュート132を摺動して落下し、スライド134を横切って、上板126に載る。パイPの動きはヘッド140の表面142に当接することによって停止し、パイPが上板126のリベート127に隣接する略中央、かつ、ここが重要なのであるが、ねじ128の上、且つホーン110,112および114の間に止まる。
【0054】
そして、ドア130が閉じると、シュート132が上方に回動し、図23に示す上昇位置まで移動する。この間、ヘッド140は、図23に示す位置まで後退し、利用できるすべてのマイクロ波エネルギーをパイPが受けることができるようになる。そして磁電管104,106、および108に通電され、パイPが解凍され加熱される。アンテナ(ねじ128)が、マイクロ波エネルギーのパイPの台へのさらなる集束および集中を補助する。
【0055】
加熱が完了すると、ドア130が開き、ヘッド140がパイPに向かって前進して上板126を横切り、調理済みのパイPが板から傾斜した側壁122に押し出される。パイPは、壁122から矢印146の方向に進んで購買客への送給シュートの中へ入る。ヘッドは、図22に示す位置まで後退し、別のパイをシュート132とスライド134から受け取る準備をする。
【0056】
上記の本発明の第2の実施形態は、第1に説明した実施形態と同様の利点を有する。第2の実施形態は、それに加え、入手が容易な国内の電子レンジ型オーブン筐体102を変形したものを使用することと、位置決め排出手段138が簡略化されているという点において構成コストが安いという利点を有する。もう一つの利点は、アンテナ(ねじ128)によってマイクロ波エネルギーをパイPの台に集束および集中できるという点である。
【0057】
本発明について、好ましい実施形態を参照しながら説明したが、本発明は、他のさまざまな形態をとることができるということは当業者にとって明らかであろう。例えば本発明は、ピザ、ペストリー、ソーセージロール、カルゾーネ、ターンオーバーなどの他の冷凍および非冷凍食品にも使用可能である。また、一つの装置で2種類以上の食品を供給することも可能である。例えば、図2を参照すると、パイを小さい円筒形小室である外側の列で供給して、ピザを大きい円筒型小室である内側の列で供給するようにできる。内側の列のマガジンは、上記の供給組立体に類似した第2の供給組立体(図示せず)に付随している。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の第1の実施形態による食品を加熱するための装置の略正面図である。
【図2】図1に示す装置の略上面図である。
【図3】図1に示す装置の略側面図である。
【図4】図1に示す装置に使用される、食品供給組立体に使用される搬送手段の一実施形態の略側面図である。
【図5】図4に示す搬送手段の略上面図である。
【図6】図4に示す搬送手段とともに使用する密閉手段の略側面図である。
【図7】図6に示す密閉手段の略上面図である。
【図8】図4に示す搬送手段を使用する食品供給組立体と、操作の段階における図6の密閉手段の実施形態の略断面側面図である。
【図9】図4に示す搬送手段を使用する食品供給組立体と、操作の段階における図6の密閉手段の実施形態の略断面側面図である。
【図10】図4に示す搬送手段を使用する食品供給組立体と、操作の段階における図6の密閉手段の実施形態の略断面側面図である。
【図11】図4に示す搬送手段を使用する食品供給組立体と、操作の段階における図6の密閉手段の実施形態の略断面側面図である。
【図12】図1に示す装置に使用する食品を加熱するための手段の実施形態の略側面図である。
【図13】図12に示す手段の略左端面図である。
【図14】図12に示す手段の略右端面図である。
【図15】図12に示す手段の略上面図である。
【図16】図12に示す食品加熱手段に使用するマイクロ波エネルギー集束手段の第1の実施形態の略側面図である。
【図17】図16に示す集束手段の略上面図である。
【図18】マイクロ波エネルギー集束手段の第2の実施形態の略側面図である。
【図19】図18に示す集束手段の略上面図である。
【図20】本発明による食品を加熱するための装置の第2の実施形態において使用される食品を加熱するための手段の第2の実施形態の略正面図である。
【図21】図20に示す手段の略上面図である。
【図22】図20に示す手段の、パイの送給中にオーブンのドアが開いた状態を示す略正面図である。
【図23】図20に示す手段の、パイの調理中にオーブンのドアを閉めた状態を示す略正面図である。
【図24】図20に示す手段の、オーブンのドアが開いて、パイを排出している様子を示す略正面図である。
【図25】図20に示す手段に使用する上板の拡大断面図である。
【符号の説明】
【0059】
20 食品加熱装置
22 食品加熱手段
24 供給組立体
26 保存機構
28 回転台
30 マガジン
32 出口開口部
34 密閉手段
36 垂直軸
38 ブロック
40 第一の円形容器
42 第二の円形容器
44 出口ドア
46、89、92、94、98、100、136、144、146 矢印
48 搬送シュート
50、86 コンベヤ
52 オーブン筐体
56、58、60、62、64、66 マイクロ波エネルギー発射磁電管
68、70、72 集束ホーン
74 小径の端部
76 大径の端部
77 赤外線ヒータ
78 ハロゲンランプ
82、84 入口ドア及び出口ドア
88 電動モータ、駆動モータ
102 オーブン筐体
104 上側磁電管
106、108 側方磁電管
110、112、114 集束ホーン
116 支持手段
118 大径の環状基面
120 小径の円形支持面
122 側面、側壁
124 中空基部
126 上板
127 ベース回転台
128 スチール製ねじ
130 ドア
132 シュート
134 スライド
138 食品位置決め排出手段
140 ヘッド
142 前縁
146 油圧シリンダ
148 ガイドロッド

Claims (22)

  1. オーブン筐体と、
    少なくとも一本のマイクロ波エネルギー用磁電管と、
    各磁電管に付随するとともにマイクロ波エネルギーを食品に向けて集束させるように構成されたマイクロ波エネルギー集束手段とを備え、
    前記磁電管が前記筐体の外部に配設され、前記マイクロ波エネルギー集束手段が前記筐体の内部に配設されていることを特徴とする、食品を加熱する手段。
  2. 前記マイクロ波エネルギー集束手段は、第1の端部が前記磁電管に隣接し、第2の端部が前記食品に向かっているホーン型であることを特徴とする、請求項1に記載の食品を加熱する手段。
  3. 前記ホーンの断面は略長方形であるか、もしくは略円錐形であることを特徴とする、請求項2に記載の食品を加熱する手段。
  4. 前記ホーンは小径の第1の端部から大径の第2の端部へ向かってテーパ状となっていることを特徴とする、請求項2または3に記載の食品を加熱する手段。
  5. 前記手段は第1(上側)の磁電管を備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段。
  6. 前記手段は、第2および第3(側方)の磁電管を備えることを特徴とする、請求項5に記載の食品を加熱する手段。
  7. 前記オーブン筐体がドアを含み、前記ドアには、前記ドアが開放されている間は前記磁電管が通電されないようなインターロックを備えることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段。
  8. 電子レンジ型オーブン筐体と、
    外形が略円錐台で、前記オーブン筐体の基部に隣接して位置する第1の大径の基面と、食品を前記オーブン筐体の基部から垂直方向に離した定位置で加熱できるように支持する第2の小径の支持面と、前記基面と前記支持面との間に延在する傾斜した側面とを有する前記オーブン筐体内の食品支持手段とを備え、
    前記食品は、前記支持面から前記オーブン筐体の開口に向かって押し出されると、前記側面を摺動して前記オーブン筐体から排出されることを特徴とする、食品を加熱するための手段。
  9. 前記筐体の外部に配設されたマイクロ波エネルギーを発するための少なくとも一本の磁電管と、
    前記筐体内部の各磁電管に付随して配設され、マイクロ波エネルギーを前記支持面に向かって集束させるマイクロ波エネルギー集束手段とを備えたことを特徴とする、請求項8に記載の食品を加熱する手段。
  10. 前記食品支持手段が、前記基面と前記側面を有する中空のポリエチレン製基部と、前記支持面を有するテフロン製支持部を備えたことを特徴とする、請求項8または9に記載の食品を加熱する手段。
  11. 前記テフロン支持面は、使用中、上方に前記食品が位置するダイポールアンテナを備え、前記アンテナは、マイクロ波エネルギーを前記食品に集束させるように構成されていることを特徴とする、請求項10に記載の食品を加熱する手段。
  12. 前記アンテナは、使用中は前記食品から離れた前記テフロン支持面に螺合される金属製ねじの形態であることを特徴とする、請求項11に記載の食品を加熱する手段。
  13. 開口を有するオーブン筐体と、
    後退位置と前進位置との間を前記開口へ向かう方向及び前記開口から離れる方向に往復運動するように構成された食品位置決め排出手段と、
    前記開口を通って前記筐体内まで下方に傾斜するシュートとを備え、
    前記手段が前記後退位置にあるときには、当接することによって前記食品が前記筐体内に移動しないように制限するように構成されているとともに、前記前進位置まで移動中に前記筐体から前記食品を押し出すように構成されていることを特徴とする、食品を加熱する手段。
  14. 前記位置決め排出手段は、食品ヘッドを有し、前記食品ヘッドは、前記食品と略相補形状の前縁と、前記ヘッドを前進後退するように構成された摺動機構と含むことを特徴とする、請求項13に記載の食品を加熱する手段。
  15. 前記摺動機構は、一対のガイドロッドと、前進及び後退可能な駆動ロッドとを有することを特徴とする、請求項14に記載の食品を加熱する手段。
  16. 前記駆動ロッドは、油圧シリンダもしくは電気ソレノイドに取り付けられることを特徴とする、請求項15に記載の食品を加熱する手段。
  17. 前記筐体は、前記開口上にドアを有し、前記シュートは、前記ドアが開くと、その下縁が前記開口に向くように下方向に回動するとともに、上方向に回動して、前記ドアが開閉できるように前記開口に向かう方向及び離れる方向に移動させることができるように構成されていることを特徴とする、請求項13から16のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段。
  18. 前記筐体は、前記食品を前記シュートから後退した前記食品位置決め排出手段まで搬送するように構成されたスライドを備えていることを特徴とする、請求項13から17のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段。
  19. 前記手段は、略垂直に積み重ねられた前記食品を受け取るように構成された少なくとも一つの内部マガジンを備え、前記マガジンの底には、前記シュートと位置合わせ可能な開放端部を有することを特徴とする、請求項13から18のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段。
  20. 前記手段は、内部に複数の前記マガジンを有する回転台を備えていることを特徴とする、請求項19に記載の食品を加熱する手段。
  21. 前記回転台は、略垂直な軸の周りを回転可能であり、前記マガジンそれぞれの前記開放端部を前記シュートと一直線上に並ぶ位置に位置を合わせて停止できるように構成されていることを特徴とする、請求項19に記載の食品を加熱する手段。
  22. 請求項1から7のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段と、請求項8から12のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段と、請求項13から21のいずれか一つに記載の食品を加熱する手段を含むことを特徴とする、食品を加熱する装置。
JP2002568956A 2001-03-01 2002-03-01 食品を加熱するための装置、加熱手段、及びその供給組立体 Pending JP2004530257A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPR3460A AUPR346001A0 (en) 2001-03-01 2001-03-01 An apparatus for heating a food product and a heating device and feed assembly therefor
PCT/AU2002/000228 WO2002069767A1 (en) 2001-03-01 2002-03-01 An apparatus for heating a food product and heating devices and a feed assembly therefor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004530257A true JP2004530257A (ja) 2004-09-30

Family

ID=3827475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002568956A Pending JP2004530257A (ja) 2001-03-01 2002-03-01 食品を加熱するための装置、加熱手段、及びその供給組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20060191918A1 (ja)
EP (1) EP1372443A4 (ja)
JP (1) JP2004530257A (ja)
AU (1) AUPR346001A0 (ja)
NZ (3) NZ536805A (ja)
WO (1) WO2002069767A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015506716A (ja) * 2012-02-17 2015-03-05 オーベンション、インコーポレイテッド コンベヤオーブン
WO2019143216A1 (ko) * 2018-01-22 2019-07-25 카길 인코포레이티드 마이크로웨이브를 이용한 음식 조리하는 방법 및 시스템

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10329412B4 (de) * 2003-07-01 2005-09-22 Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh Hochmodiger Mikrowellenresonator zur thermischen Prozessierung
DE10329411B4 (de) * 2003-07-01 2006-01-19 Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh Mikrowellenresonator, eine aus einem solchen Mikrowellenresonator modular aufgebaute Prozessstraße, ein Verfahren zum Betreiben und nach diesem Verfahren thermisch prozessierte Gegenstände/Werkstücke mittels Mikrowelle
WO2006083761A2 (en) * 2005-02-03 2006-08-10 Alza Corporation Solvent/polymer solutions as suspension vehicles
WO2006128212A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 Ipv Pty Limited Improvements in an apparatus for heating a food product
US8129665B2 (en) * 2007-05-15 2012-03-06 Appliance Scientific, Inc. Apparatus and method for heating or cooling an object using a fluid
US8134102B2 (en) * 2007-05-15 2012-03-13 Appliance Scientific, Inc. High-speed cooking oven with cooking support
US7435931B1 (en) 2007-05-15 2008-10-14 Appliance Scientific, Inc. High-speed cooking oven with optimized cooking efficiency
US8455797B2 (en) * 2007-05-15 2013-06-04 Appliance Scientific, Inc. High-speed cooking oven with optimized cooking efficiency
US8026463B2 (en) 2007-05-15 2011-09-27 Appliance Scientific, Inc. High-speed cooking oven with optimized cooking efficiency
US8022341B2 (en) 2007-05-15 2011-09-20 Appliance Scientific, Inc. High-speed cooking oven with optimized cooking efficiency
US20090038604A1 (en) * 2007-08-06 2009-02-12 Kenneth Neil Thompson Oven Flap
US8258440B2 (en) * 2008-12-08 2012-09-04 Duke Manufacturing Co. Rethermalizing apparatus
ITRE20100036A1 (it) * 2010-04-28 2010-07-28 Alter Srl Forno a microonde per distributore automatico
WO2011140258A1 (en) 2010-05-04 2011-11-10 Appliance Scientific, Inc. Oven circulating heated air
US8759731B2 (en) 2010-05-06 2014-06-24 Appliance Scientific, Inc. Plurality of accelerated cooking ovens with master-slave power assembly
CN103032906B (zh) * 2011-06-17 2016-05-11 深圳光启高等理工研究院 一种微波炉
US10959575B2 (en) 2013-03-11 2021-03-30 Jacobsen Innovations, Inc. Apparatus and method for roasting coffee beans
US9215884B2 (en) 2013-03-11 2015-12-22 Sterling L.C. Single mode microwave popping device
US8993946B2 (en) 2013-03-11 2015-03-31 Sterling, LLC Single-mode microwave popping device
US9179697B2 (en) 2013-03-11 2015-11-10 Sterling L.C. Vending machine for popping kernels
US10412988B2 (en) 2013-03-11 2019-09-17 Jacobsen Innovations, Inc. Apparatus and system for roasting coffee beans
US9179696B2 (en) 2013-03-11 2015-11-10 Sterling L.C. Apparatus and system for popping kernels
WO2016111984A1 (en) * 2015-01-07 2016-07-14 Rosenthal Jonathan Michael Baby bottle dispenser
CN104867240B (zh) * 2015-05-28 2017-04-05 汪爱群 一种智能烹饪食物机
ES2672149B1 (es) * 2016-12-09 2019-03-20 Bsh Electrodomesticos Espana Sa Aparato doméstico con un generador de microondas
US10713879B2 (en) * 2017-10-13 2020-07-14 Pen Chun Yu Cooking device for a food vending machine
CN108078366B (zh) * 2018-01-12 2023-06-30 陈善中 一种自动化智能煮食机
US11924953B2 (en) 2018-02-02 2024-03-05 Automated Retail Technologies, Llc Oven door for a vending machine
CN110477637B (zh) * 2019-09-10 2023-06-23 米技电子电器(上海)有限公司 支持多人相对操作的烹饪台及其控制方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA987392A (en) * 1973-07-13 1976-04-13 Modern Electronic Products Electronic cooking appliance
US4343979A (en) * 1977-08-04 1982-08-10 Electricite De France (Service National) Device for rapid defreezing of frozen or deep-frozen products
FR2482706A1 (fr) * 1980-05-16 1981-11-20 Applic Micro Ondes Ste Fse Appareil electrique de cuisson par application sequentielle d'infrarouges et de micro-ondes
FR2494562A1 (fr) * 1980-11-27 1982-05-28 Pavailler Four de cuisson pour la pate a pain
FR2548586B1 (fr) * 1983-07-08 1986-02-07 Saint Gobain Isover Procede et dispositif de traitement thermique de materiaux isolants
GB2187618B (en) * 1986-03-06 1989-11-15 Quindicum Ltd Microwave oven
AT410272B (de) * 1994-08-12 2003-03-25 M T T Maschinen Technik Thaler Erwärmungseinrichtung mit einem mikrowellenerzeuger
GB2306090B (en) * 1995-09-15 1999-10-06 English Country Furniture Limi Drying of timber
GB9523568D0 (en) * 1995-11-17 1996-01-17 Andrews Gordon T Microwave cooking apparatus
AUPO848297A0 (en) * 1997-08-08 1997-09-04 Illawarra Technology Corporation Limited Microwave bulk material melting apparatus
JP3293069B2 (ja) * 1999-05-28 2002-06-17 エリー株式会社 被加熱物の加熱方法及びその装置
JP3090657B1 (ja) * 1999-08-09 2000-09-25 伸子 蓮山 ゼオライト製造方法およびゼオライト製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015506716A (ja) * 2012-02-17 2015-03-05 オーベンション、インコーポレイテッド コンベヤオーブン
WO2019143216A1 (ko) * 2018-01-22 2019-07-25 카길 인코포레이티드 마이크로웨이브를 이용한 음식 조리하는 방법 및 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
NZ536805A (en) 2006-04-28
NZ528490A (en) 2005-01-28
AUPR346001A0 (en) 2001-03-29
EP1372443A4 (en) 2007-03-07
EP1372443A1 (en) 2004-01-02
NZ536804A (en) 2006-04-28
WO2002069767A1 (en) 2002-09-12
US20060191918A1 (en) 2006-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004530257A (ja) 食品を加熱するための装置、加熱手段、及びその供給組立体
JP3145719B2 (ja) 食品の温度及び表面組織を調節する方法及び装置
US5558793A (en) Quick-cooking oven
JPH01319893A (ja) 加熱された個別分配倉品の供給装置
JP4498131B2 (ja) 高温及び低温の自動販売装置
KR20070079768A (ko) 인스턴트식품용 자동판매기
KR102005990B1 (ko) 피자자판기
KR0131370B1 (ko) 가열 식품 자동 판매기
JP2004508618A5 (ja)
KR100966792B1 (ko) 즉석식품 자판기
KR101326617B1 (ko) 피자 자동판매기
CN210088930U (zh) 用于盒饭自动售卖机的微波加热系统
AU2002237102A1 (en) An apparatus for heating a food product and heating devices and a feed assembly therefor
JP4133122B2 (ja) 加熱調理装置
CN209803903U (zh) 一种可烹调食物的自动售卖机
CN113299010B (zh) 一种板栗机自动售卖控制方法及机器
JPS5847504Y2 (ja) 自動販売機
CA2153738A1 (en) Microwave heating and vending machine for pizzas or the like
CN110107929B (zh) 用于盒饭自动售卖机的微波加热系统
KR950009529B1 (ko) 냉동상품 가열 판매용 자판기의 마그네트론 냉각장치
JPH03109697A (ja) 自動販売機
JPH05290264A (ja) 商品加熱装置付き自動販売機および商品加熱装置
JPH06162343A (ja) 電子レンジ付き自動販売機
KR20200048177A (ko) 피자 벤딩 장치
JPH04357578A (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050118

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070912